JP2005123794A - 無線基地局および無線チャネルの割当て方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】符号分割多重通信方式に対応した無線基地局において、隣接する無線基地局における無線チャネルの割当て状況に関する情報に基づいて、自局のセル内において割当てを許容する無線チャネル数を制御する制御手段を備えて構成される。
【選択図】 図1
Description
従来、このようなトラヒック制御は、例えば、特開平11−252640号公報に開示されるように、無線基地局毎に、種々の呼に割り付け可能な無線チャネルの数の上限値が設定され、その上限値を超えない範囲で無線チャネルの割り付けが行われることによって実現され、これらの割り付けられた無線チャネルの伝送品質の無用な劣化の抑制が図られていた。
一般に、スペクトラム拡散通信を適用する無線通信システムにおいては、隣接する他の無線基地局も同一の周波数を利用することでいわゆるソフトハンドオーバを可能とするが、無線ゾーンの境界付近等においては、この隣接セルからの同一周波数のスペクトラム拡散信号(拡散符号は異なる。)が干渉となる。
尚、明細書の各所に記載した従来技術では得られることができない各種効果を得ることも本発明の目的とする。
すなわち、自局のセルでは、隣接する無線基地局によって形成されるセルとの間で生じ得る干渉や妨害の余裕度が上述した無線チャネルの割り当て状況に関する情報に基づいて確保され、その余裕度の範囲において無線チャネルの割当てが行われる。
請求項2に記載の発明では、無線基地局に備えられた記憶手段には、自局のセル内において複数種類の通信のそれぞれについて割当てを許容するチャネル数の組み合わせを複数種類分記憶される。制御手段は、無線チャネルの割当て状況に応じて算出した値と該自局のセル内において割当てている無線チャネル数とが、上記の組み合わせのいずれかについての許容するチャネル数に収まるようにチャネル割当て制御を行う。
したがって、構成が複雑化することなく伝送品質およびサービス品質が高く維持される。
すなわち、自局のセルでは、隣接する無線基地局によって形成されるセルとの間で生じ得る干渉や妨害の余裕度が上述した無線チャネルの割り当て状況に関する情報に基づいて確保され、その余裕度の範囲において無線チャネルの割当てが行われる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の無線チャネルの割当て方法において、既述の制御は、取得された情報が隣接する無線基地局における無線チャネルの割当て数が増大する方向に変化する場合には、新たな呼に対する無線チャネル数を減ずる方向に制御する。
請求項5に記載の発明では、請求項3に記載の無線チャネルの割当て方式において、既述の加味において、隣接する無線基地局において割当てられている無線チャネル数の重みを自局において割当てている無線チャネル数の重みに対して軽く評価する。
請求項1ないし請求項5に記載の発明に関連した第二の発明では、記憶手段には、他の無線ゾーンに隣接し、またはその無線ゾーンの周辺に形成されると共に、これらの無線ゾーンと共通の周波数帯が共用される特定の無線ゾーンに、その周波数帯の共用に起因する干渉もしくは妨害が許容される呼の数の組み合わせがこれらの呼の種別毎に予め登録される。監視手段は、呼の種別毎に、特定の無線ゾーンに残存している呼の数を監視する。制御手段は、記憶手段に登録された組み合わせの内、監視手段によって監視された呼の数の組み合わせと、呼の種別毎にハンドオフの移行先となり、あるいは着信先が発信元と共通の無線ゾーンに位置し得る呼の数の組み合わせとの和集合を包含する組み合わせを取得し、特定の無線ゾーンに新規に生起した呼をその取得された組み合わせの範囲で受け付ける。
したがって、このような呼の通信路が確度高く確保され、かつサービス品質や通信品質が高められると共に、高く維持される。
すなわち、多数の音声系の呼が急激に消滅した場合であっても、これらの呼に割り付けられていた無線リソースがデータ系の呼に対して速やかに割り付けられることが回避される。
請求項1ないし請求項5に記載の発明に関連した第四の発明では、記憶手段に登録された組み合わせは、呼の種別毎に、他の無線ゾーンから到来し得る干渉波の最大のレベルに対して所望の伝送品質が確保される呼の数の組み合わせである。
したがって、ゾーン構成と、上述した特定の無線ゾーンおよび他の無線ゾーンにおける端末の分布やトラヒックの分布に対する柔軟な適応が可能となり、かつサービス品質や伝送品質が平均的に高く維持される。
すなわち、負荷率が頻繁に上限値を上回る期間には、新たに生起した何れの種別の呼についても、受け付けに際して割り付けられるべき無線リソースの余裕度が少なめに設定される。
請求項1ないし請求項5に記載の発明に関連した第六の発明では、負荷率監視手段は、特定の無線ゾーンの負荷率を監視する。制御手段は、特定の無線ゾーンについて、監視された負荷率と、呼の種別毎にハンドオフの移行先となり、あるいは着信先が発信元と共通の無線ゾーンに位置し得る呼の数の組み合わせに相当する増分との和が既定の閾値を超える頻度が所定の上限値を上回ったときに、取得された組み合わせに呼の種別毎に含まれる呼の数を少なめの値に補正する。
したがって、このような呼の通信路が確度高く確保され、かつサービス品質や通信品質が高められると共に、高く維持される。
したがって、特定の無線ゾーンだけではなく、上述した他の無線ゾーンについても、その特定の無線ゾーンにおいて新たに生起した呼に割り付けられた無線リソースによる干渉や妨害の加速的な増加が確度高く回避される。
したがって、上述したデータ系の完了呼の数が大きいほど、特定の無線ゾーンでは、新たに生起したデータ系の呼の受け付けが抑制され、かつ新たに生起した音声系の呼が優先的に受け付けられる。
すなわち、音声系の完了呼の伝送品質が劣化した期間には、新たに生起した何れの種別の呼についても、割り付けが許容されるべき無線リソースの余裕度が少なめに設定される。
請求項1ないし請求項5に記載の発明に関連した第十の発明では、伝送品質監視手段は、特定の無線ゾーンについて、データ系の完了呼の伝送品質を監視する。制御手段は、伝送品質が既定の下限値を下回る期間に、取得された組み合わせに呼の種別毎に含まれる呼の数を少なめの値に補正する。
したがって、上述した伝送品質の如何にかかわらず、新たに生起した呼が受け付けられる場合に比べて、個々の音声系の完了呼の伝送品質の低下が緩和され、かつ既述の他の無線ゾーンに対する干渉や妨害の程度が平均的に低く抑えられる。
すなわち、制御手段によって取得された最新の組み合わせであっても、データ系の完了呼の伝送品質が頻繁に劣化する場合には、その組み合わせが再び制御手段によって取得されることが回避される。
また、請求項2に記載の発明では、構成が複雑化することなく伝送品質およびサービス品質が高く維持される。
さらに、請求項4に記載の発明では、隣接する無線無線基地局における無線チャネルの割当て数の増加に起因する伝送品質やサービス品質の低下が抑制される。
さらに、請求項1ないし請求項5に記載の発明に関連した第一の発明では、隣接する無線ゾーンや周辺に形成された無線ゾーンにおけるトラヒックの分布が何ら考慮されることなく、新たに生起した呼に無線チャネルが割り付けられる従来例に比べて、伝送品質およびサービス品質が高められ、かつ高く維持される。
さらに、請求項1ないし請求項5に記載の発明に関連した第三の発明では、音声系の呼に割り付け可能な無線リソースの余裕度が安定に確度高く確保される。
さらに、請求項1ないし請求項5に記載の発明に関連した第五の発明では、負荷率が既述の上限値を上回る頻度の如何にかかわらず、新たに生起した呼が受け付けられる場合に比べて、特定の無線ゾーンに隣接し、あるいは周辺に形成された他の無線ゾーンに対する干渉や妨害の程度が平均的に低く抑えられる。
さらに、請求項1ないし請求項5に記載の発明に関連した第七の発明では、特定の無線ゾーンだけではなく、既述の他の無線ゾーンについても、その特定の無線ゾーンにおいて新たに生起した呼に割り付けられた無線リソースによる干渉や妨害の加速的な増加が確度高く回避される。
さらに、請求項1ないし請求項5に記載の発明に関連した第九の発明では、音声系の完了呼の伝送品質の如何にかかわらず、新たに生起した呼が受け付けられる場合に比べて、個々の音声系の完了呼の伝送品質の低下が緩和され、かつ既述の他の無線ゾーンに対する干渉や妨害の程度が平均的に低く抑えられる。
さらに、請求項1ないし請求項5に記載の発明に関連した第十一の発明では、特定の無線ゾーンおよび他の無線ゾーンの構成、地理的なプロフィール、これらの無線ゾーンにおける端末やトラヒックの分布その他に対する柔軟な適応が図られ、かつデータ系の完了呼の伝送品質が際限なく劣化することが回避される。
図1は、本発明の第一ないし第十一の実施形態を示す図である。
図において、アンテナ11の給電点はサーキュレータ12の第一の開口に接続され、そのサーキュレータ12の第二の開口は受信部13の入力に接続される。受信部13の出力には複数Nのセル対応部14-1〜14-Nの入力が接続され、これらのセル対応部14-1〜14-Nの「第一の出力」には個別に復号データが出力される。これらの復号データは信号処理部15およびプロセッサ16の対応する入力ポートに与えられ、かつセル対応部14-1〜14-Nの「第二の出力」は信号処理部15の対応する入力ポートに接続される。信号処理部15は、DMAチャネルその他の物理的なリンクを介してプロセッサ16に接続される。複数Nのセル対応部14-1〜14-Nの内、セル対応部14-1のみの「第二の出力」はTPCコマンド生成部17の入力に接続され、そのTPCコマンド生成部17の出力は多重化部18の特定の入力に接続される。多重化部18が有する他の複数の入力には個別に送信データ(ここでは、簡単のため、伝送路符号化およびインタリーブ処理が施されることによって生成されたベースバンド信号として与えられると仮定する。)が与えられ、その多重化部18の出力は送信部19を介してサーキュレータ12の第三の開口に接続される。なお、図1は、無線基地局へ適用した場合の図である。
・ 受信部13の出力に直列に接続された逆拡散部21-1
・ その逆拡散部21-1の入力と共に受信部13の出力に入力が接続され、かつ出力がこの逆拡散部21-1の拡散符号入力に接続されたパス検出部22-1
・ 逆拡散部21-1の出力に直列に接続されたRAKE合成部23-1
・ そのRAKE合成部23-1の入力と共に逆拡散部21-1の出力に入力が接続され、かつ出力(既述の「第二の出力」に相当する。)が既述のTPCコマンド生成部17の入力と、信号処理部15の対応する入力とに接続されたSIR測定部24-1
・ RAKE合成部23-1の出力に直列に接続されたデインタリーブ部25-1
・ そのデインタリーブ部25-1にさらに直列に接続され、かつ出力(既述の「第一の出力」に相当する。)に、上述した復号データが出力される誤り訂正復号化部26-1
なお、セル対応部14-2〜14-Nの構成については、「第二の出力」がTPCコマンド生成部17の入力に接続されない点を除いて、セル対応部14-1の構成と同じであるので、以下では、対応する構成要素に添え番号「1」に代わる添え番号「2」〜「N」が付加された同じ符号を付与し、ここではその説明および図示を省略する。
[第一の実施形態]
図2は、本発明の第一の実施形態のフローチャートである。
本実施形態の特徴は、プロセッサ16がセル対応部14-1〜14-Nと連係して行う下記の処理の手順にある。
以下、このような処理の前提となる各部の基本的な動作を説明する。
多重化部18は、所定のチャネル配置やチャネル制御の下で割り付けられた個々のチャネルを介して個々の端末宛に伝送されるべき伝送情報に下記の処理が予め施されることによって生成された送信データと、後述する「TPCコマンド」とを多重化することによって「送信ベースバンド信号」を生成する。
・ 所定の形式のフレームやスロットへの配分と、これらのフレームやスロットの適正なフィールドに対する配置
・ CRC(Cyclic Redundancy Check)コードの付加
・ 誤り訂正符号化(伝送路符号化)
・ レートマッチング処理
・ インタリーブ処理
送信部19は、このような「送信ベースバンド信号」に下記の処理を施すことによって無線周波信号(以下、「送信波」という。)を生成し、かつサーキュレータ12およびアンテナ11を介してその送信波を送信する。
・ 信号空間上における適正な信号点へのマッピング
・ ベースバンド領域における拡散処理
・ 直交変調
・ 所望の無線周波数帯への周波数変換
・ 電力増幅(所定の送信電力制御の下で行われる。)
また、アンテナ11を介して形成される無線ゾーンに位置する端末からそのアンテナ11に到来した受信波は、サーキュレータ12を介して受信部13に与えられる。受信部13は、その受信波をヘテロダイン(ホモダイン)検波し、その結果として得られた信号をA/D変換することによって「受信ディジタル信号」を生成すると共に、その「受信ディジタル信号」をセル対応部14-1〜14-Nに並行して与える。
セル対応部14-1〜14-Nには、既述の通りにCDMA方式の下で同じ無線周波数帯が共用されることによって形成される個々の無線ゾーンに対応づけられ、かつ互いに直交するユニークな拡散符号が予め、あるいは所定のチャネル制御(ここでは、簡単のため、プロセッサ16の主導の下で行われると仮定する。)の下で与えられる。
・ 該当する無線ゾーンにおいて、現在残存する「音声系の完了呼」の数であるカレント呼数x_c
・ 該当する無線ゾーンにおいて、現在残存する「第一のデータ系の完了呼」の数であるカレント呼数X1_c
・ 該当する無線ゾーンにおいて、現在残存する「第二のデータ系の完了呼」の数であるカレント呼数X2_c
また、プロセッサ16の主記憶の記憶領域には、図4に実線で示すように、特定の無線ゾーンに同時に存続し、かつ下りのリンクに対する送信が許容され得る「音声系の完了呼」、「第一のデータ系の完了呼」および「第二のデータ系の完了呼」のそれぞれの数(以下、「呼数」という。)x、X1、X2の全ての組み合わせに対応し、これらの呼数x、X1、X2がそれぞれ予め格納された個別のフィールドを有すると共に、これらの組み合わせ毎に「呼数x、X1、X2と既述の単位送信電力p_u、P1_u、P2_uとの積和(以下、「推定干渉量」という。)」の昇順にソーティングされたレコードの集合として構成された呼数組み合わせテーブル16T_comb が配置される。
(カレント呼数レジスタ16R_cの更新)
・ 特定の無線ゾーンにおいてチャネル割当て、またはチャネルの解放を行うと、これにより変化した後の「音声系の完了呼」の数n_local、「第一のデータ系の完了呼」の数N1_localおよび「第二のデータ系の完了呼」の数N2_localを算出し、かつカレント呼数レジスタ16R_cの対応するレコードおよびフィールドに、これらの数n_local、N1_local、N2_localを格納する。
・ 他の無線基地局(特定の無線ゾーンに隣接し、あるいは周辺に形成されたk個の周辺無線ゾーンをそれぞれ形成する。)と適宜連係することによって、これらの周辺無線ゾーンにそれぞれ並行して存続する「電話系の完了呼」の数n_other1〜n_otherk、「第一のデータ系の完了呼」の数N1_other1〜N1_otherkおよび「第二のデータ系の完了呼」の数N2_other1〜N2_otherkを取得し、カレント呼数レジスタ16R_cの対応するレコードおよびフィールドに、これらの数を格納する。
(カレントポインタの生成)
・ 特定の無線ゾーンに存続する「電話系の完了呼」の数n_localと、個々の周辺無線ゾーンに並行して存続する「電話系の完了呼」の数n_other1〜n_otherk(kは自然数)をカレント呼数レジスタ16R_cから読み出して、この特定の無線ゾーンに対してその特定の無線ゾーンと個々の周辺無線ゾーンとから到来する無線周波信号によって、「電話系の完了呼」に及ぼされ得る干渉や妨害の程度を示し、かつ後述する通りに設定される係数c_local、c_other1〜c_otherkとを含む下式(1) が成立する干渉量換算値x_ev を算出する(図2(1))。
ε=p_u・(x_ev−x)+P1_u・(X1_ev−X1)+P2_u・(X2_ev−X2) …(4)
・ 呼数組み合わせテーブル16T_comb のレコードの内、既述の「推定干渉量」の昇順にこのような「特定のレコード」に後続し、かつ「呼数x」フィールド、「呼数X1」フィールド、「呼数X2」フィールドの値x、X1、X2がそれぞれ上述した干渉量換算値x_ev 、X1_ev 、X2_ev 以上である「後続レコード」を特定し(図2(5))、その「後続レコード」を示すポインタ(以下、「カレントポインタ」という。)を保持する(図2(6))。例えば、ポインタとして、対応レコードにフラグ「1」を対応づけて記憶する。
(チャネル割当て制御)
・ 生起した呼の種別を識別する(図2(7))。
・ 上述した「後続レコード」の「呼数x」フィールド、「呼数X1」フィールド、「呼数X2」フィールドの各値x、X1、X2の内、このようにして識別された呼の種別に対応する値MAX(以下、「上限呼数」という。)を特定する(図2(8))。
・ その呼と種別が共通である既存の完了呼の数(カレント呼数レジスタ16R_cの対応するレコードおよびフィールドに格納されている数n_local、N1_local、N2_localの何れか)を特定する(図2(9))。
・ その完了呼の数が上述した「上限呼数MAX」未満か否か(すなわち、この生起した呼を受け入れるかどうか)を判別する(図2(10))。
・ この判別の結果が真である場合に限って該当する呼にかかわるその呼の種別に応じたチャネル割当て制御を開始する(図2(11))。
しかし、これらの係数c_local、C1_local、C2_local、c_other1〜c_otherk、C1_other1〜C1_otherk、C2_other1〜C2_otherkの値は、特定の無線ゾーンと周辺無線ゾーンとの配置だけではなく、これらの無線ゾーンにかかわる下記の事項に適合する限り、如何なる定数または変数として設定されてもよい。
・ 特定の無線ゾーンと周辺無線ゾーンとの地理的なプロフィール(地形や地物の配置および分布を含む。)
・ これらの無線ゾーンにおける「完了呼が生起した端末」の位置および分布
また、上述した係数c_local、C1_local、C2_local、c_other1〜c_otherk、C1_other1〜C1_otherk、C2_other1〜C2_otherkの値は、例えば、該当する無線ゾーンに存続する種別毎の完了呼の数が大きいほど、小さめに設定されることによって、『このような完了呼の数の増加に応じて、干渉の要因となる無線周波信号のレベルの分散が減少する「大数の定理」』に対する考慮が図られてもよい。
Δ≧p_u・(x_ev−x)+P1_u・(X1_ev−X1)+P2_u・(X2_ev−X2) …(5)
[第二の実施形態]
以下、図1および図2を参照して本発明の第二の実施形態の動作を説明する。
プロセッサ16は、既述の「特定のレコード」を特定する処理(図2(1)〜(4)) に並行して、下記の処理を行う。
・ 「音声系の完了呼」の数n_localの履歴をとり、その数n_localの変化率δn_localを求める。
・ その変化率δn_localが既定の閾値th(<0)を下回るか否かの判別を行う。
x_ev′ =x_ev+A …(6)
すなわち、「音声系の完了呼」の数n_localが急激に減少しても、その数n_localの減少分の一部は、疑似的に存続する音声系の呼として見なされる。
[第三の実施形態]
以下、図1および図2を参照して本発明の第三の実施形態の動作を説明する。
・ 周辺無線ゾーンから干渉波が到来し得る最大のレベルでその干渉波が到来している状態であっても、「音声系の完了呼」の伝送品質の劣化が許容されるために、並行して存続する「音声系の完了呼」の数が超えてはならない閾値x_th
・ 周辺無線ゾーンから同様の干渉波が到来し得る最大のレベルでその干渉波が到来している状態であっても、「第一のデータ系の完了呼」の伝送品質の劣化が許容されるために、並行して存続する「第一のデータ系の完了呼」の数が超えてはならない閾値X1_th
・ 周辺無線ゾーンから同様の干渉波が到来し得る最大のレベルでその干渉波が到来している状態であって、「第二のデータ系の完了呼」の伝送品質の劣化が許容されるために、並行して存続する「第二のデータ系の完了呼」の数が超えてはならない閾値X2_th
また、プロセッサ16は、既述の上限呼数MAXを特定した(図2(8))後には、下記の手順に基づいて該当する呼にかかわるチャネル制御の開始の許否を判別する。
・ 閾値レジスタ16R_thに格納された3つの閾値x_th、X1_th、X2_thの内、該当する上限呼数MAXが特定された呼の種別に対応する閾値THを特定する(図2(a))。
・ その呼と種別が共通である既存の完了呼の数(カレント呼数レジスタ16R_cの対応するレコードおよびフィールドに格納されている数n_local、N1_local、N2_localの何れか)を特定する(図2(9))。
・ その完了呼の数が上述した上限呼数MAX未満であり、かつその「上限呼数MAX」が閾値TH以下であるか否かを判別する(図2(10)、(b))。
・ この判別の結果が真である場合に限って該当する呼にかかわるチャネル制御を開始する(図2(11))。
したがって、本実施形態によれば、ゾーン構成や特定の無線ゾーンおよび周辺無線ゾーンにおける端末の分布やトラヒックの分布に対する柔軟な適応の下で、サービス品質や伝送品質が平均的に高く維持される。
[第四の実施形態]
以下、図1および図2を参照して本発明の第四の実施形態の動作を説明する。
プロセッサ16は、カレント呼数レジスタ16R_cのレコードの内、特定の無線ゾーンに対応するレコードに格納されている「音声系の完了呼」の数n_local、「第一のデータ系の完了呼」の数N1_localおよび「第二のデータ系の完了呼」の数N2_localと、これらの完了呼の単位送信電力p_u、P1_u、P2_uと、送信部19がサーキュレータ12およびアンテナ11を介して下りのリンクに送信することが許容される最大の送信電力P_maxとに対して下式(7) で示される負荷率Lrを所定の周期または頻度で監視する(図2(A))。
Lr=(p_u・n_local+P1_u・N1_local+P2_u・N2_local)/P_max…(7)
また、プロセッサ16は、その負荷率Lrが所定の上限値Lr_ul を上回る頻度fを求め、その頻度fが所定の閾値f_th を上回る第一の期間を特定する(図2(B))。
・ 既述の「推定干渉量」の昇順に「特定のレコード」に後続する。
・ 頻度fと閾値f_thとの差δfに対して呼の種別毎に定義された単調非減少関数m(δf)、M1(δf)(>m(δf))、M2(δf)(>M1(δf))と、既述の干渉量換算値x_ev 、X1_ev 、X2_evとに対して、「呼数x」フィールド、「呼数X1」フィールド、「呼数X2」フィールドの値x、X1、X2がそれぞれ(x_ev−m(δf)) 、(X1_ev−M1(δf)) 、(X2_ev−M2(δf)) 以上である。
したがって、負荷率Lrが上限値Lr_ul を上回る頻度の如何にかかわらず、新たに生起した呼に対して送信電力が割り付けられる場合に比べて、周辺無線ゾーンに対する干渉や妨害の程度が平均的に低く抑えられる。
しかし、これらの単調非減少関数m(δf)、M1(δf)、M2(δf)の値は、下記の事項の全てまたは一部との関連性において定まる限り、如何なる値であってもよく、かつ最も単純には、呼の種別の如何にかかわらず全て「1」に設定されてもよい。
・ 上述した負荷率Lrまたは頻度fの時間軸上におけるの分布(負荷率Lrが上限値Lr_ul を上回る時間率、もしくは頻度fが閾値f_th を上回る時間率であってもよい。)
・ チャネル構成
・ ゾーン構成(各ゾーンの地理的なプロフィールを含む。)
・ 周波数配置
・ 伝送品質の劣化が許容される程度
また、本実施形態では、既述の第一の実施形態と同様に、例えば、式(5) で示される余裕度Δが確保されるレコードとして「特定のレコード」が特定されることによって、これらの「流入呼」や「折り返し呼」に割り付けられ得る送信電力が別途確保されてもよい。
[第五の実施形態]
以下、図1および図2を参照して本発明の第五の実施形態の動作を説明する。
プロセッサ16は、カレント呼数レジスタ16R_cのレコードの内、特定の無線ゾーンおよび全ての周辺無線ゾーンに対応するレコードに格納されている「音声系の完了呼」の数n_local、n_other1〜n_otherk(kは既知の自然数iの最大値)、「第一のデータ系の完了呼」の数N1_local、N1_other1〜N1_otherkおよび「第二のデータ系の完了呼」の数N2_local、N2_other1〜N2_otherkと、これらの完了呼の単位送信電力p_u、P1_u、P2_uと、送信部19がサーキュレータ12およびアンテナ11を介して下りのリンクに送信することが許容される最大の送信電力P_maxとに対して下式(8) で示される負荷率Lrを所定の周期または頻度で監視する(図2(A))。
さらに、プロセッサ16は、このような第二の期間に限って、上述した第四の実施形態と同様の手順に基づいて、既述の「後続レコード」を特定する(図2(C))。
したがって、上述した第四の実施形態に比べて、特定の無線ゾーンだけではなく、周辺無線ゾーンについても、その特定の無線ゾーンにおいて新たに生起した呼に割り付けられる送信電力による干渉や妨害の加速的な増加が確度高く回避される。
しかし、本発明はこのような構成に限定されず、上述した負荷率Lrに代えて、例えば、下式(9) で示される他セル干渉比Irが頻繁に所定の上限値を上回る期間に限って、既述の第四の実施形態に示された手順に準じた手順に基づいて「後続レコード」が特定されてもよい。
以下、図1を参照して本発明の第六の実施形態の動作を説明する。
本実施形態の特徴は、負荷率Lrが下記の通りに求められる点で、既述の第四および第五の実施形態と異なる。
以下、図1を参照して本発明の第七の実施形態の動作を説明する。
本実施形態の特徴は、プロセッサ16がセル対応部14-1および信号処理部15と連係することによって下記の処理を行う点にある。
プロセッサ16は、特定の無線ゾーンにおいて存続している「音声系の完了呼」をチャネル制御の手順に基づいて適宜識別する。
さらに、プロセッサ16は、このような第三の期間に限って、下記の条件が成立するレコードとして、呼数組み合わせテーブル16T_comb のレコードの内、既述の「後続レコード」を特定する。
・ 既述の「推定干渉量」の昇順に「特定のレコード」に後続する。
・ 平均値qavと下限値qav_lとの差δqに対して呼の種別毎に定義された単調非減少関数m(δq)、M1(δq)(>m(δq))、M2(δq)(>M1(δq))と、既述の干渉量換算値x_ev 、X1_ev 、X2_evとに対して、「呼数x」フィールド、「呼数X1」フィールド、「呼数X2」フィールドの値x、X1、X2がそれぞれ(x_ev−m(δq)) 、(X1_ev−M1(δq)) 、(X2_ev−M2(δq)) 以上である。
したがって、上述した伝送品質の平均値qavの如何にかかわらず、新たに生起した呼に対して送信電力が割り付けられる場合に比べて、個々の「音声系の完了呼」の伝送品質の低下が緩和され、かつ周辺無線ゾーンに対する干渉や妨害の程度が平均的に低く抑えられる。
しかし、本発明はこのような構成に限定されず、例えば、「後続レコード」が下記の条件が成立するレコードとして選定されることによって、個々の「音声系の完了呼」の伝送品質の低下がさらに緩和され、かつ周辺無線ゾーンに対する干渉や妨害の程度がさらに低く抑えられてもよい。
・ 既述の「推定干渉量」の昇順に「特定のレコード」に後続する。
・ 「第一のデータ系の完了呼」と「第二のデータ系の完了呼」との双方もしくは何れか一方の伝送品質の平均値Qavと、規定の下限値Qav_lとの差δQに対して呼の種別毎に定義された単調非減少関数m(δQ)、M1(δQ)(>m(δQ))、M2(δQ)(>M1(δQ))と、既述の干渉量換算値x_ev 、X1_ev 、X2_evとに対して、「呼数x」フィールド、「呼数X1」フィールド、「呼数X2」フィールドの値x、X1、X2がそれぞれ(x_ev−m(δQ)) 、(X1_ev−M1(δQ)) 、(X2_ev−M2(δQ)) 以上である。
[第八の実施形態]
以下、図1および図2を参照して本発明の第八の実施形態の動作を説明する。
本実施形態の特徴は、プロセッサ16によって行われる下記の処理の手順にある。
・ 始動時には、呼数組み合わせテーブル16T_comb の全てのレコードの「フラグ」フィールドに、初期値として論理値「0」を書き込む。
・ 呼数組み合わせテーブル16T_comb のレコードの内、「フラグ」フィールドに格納された論理値が「0」であるレコードに限って、「後続レコード」として特定する(図2(5)、(C))。
・ このような「特定レコード」を特定する度に、その「後続レコード」と、先行して特定された「後続レコード」とをそれぞれ示すカレントポインタY_c、Y_pとを保持する(図2(D))。
・ 「第一のデータ系の完了呼」と「第二のデータ系の完了呼」との双方もしくは何れか一方の伝送品質の平均値Qavが規定の下限値Q本発明の第一、第三〜第五、第八および第九の実施形態の動作フローチャートav_lを下回る頻度を計測する。
・ その頻度が所定の上限値を上回ったときに限って、呼数組み合わせテーブル16T_comb のレコードの内、上記のカレントポインタY_cに代えて、先行するカレントポインタY_pで示されるレコードを「後続レコード」として特定し直し、そのカレントポインタY_cで示されるレコードの「フラグ」フィールドの論理値を「1」に設定する。
しかし、本発明はこのような構成に限定されず、例えば、その最新の「後続レコード」の選定が無効化されるべき契機は、「音声系の完了呼」のみの伝送品質の平均値、あるいは「音声系およびデータ系の全ての完了呼」の伝送品質の平均値が規定の下限値を下回った時点、あるいはこれらの伝送品質が所定の下限値を下回る頻度が規定の上限値を上回った時点に設定されてもよい。
[第九の実施形態]
以下、図1を参照して本発明の第九の実施形態の動作を説明する。
・ 所定の周期(または頻度)で「特定の無線ゾーンにおいて存続する第一および第二のデータ系の完了呼に割り付けられた送信電力の総和」を把握し、その送信電力の総和が規定の上限値を上回る(あるいはその上限値を頻繁に上回る)状態を監視する。
・ 始動時には、呼数組み合わせテーブル16T_comb の全てのレコードの「フラグ」フィールドに、初期値として論理値「0」を書き込む。
・ 呼数組み合わせテーブル16T_comb のレコードの内、「フラグ」フィールドに格納された論理値が「0」であるレコードに限って、「後続レコード」として特定する(図2(5)、(C))。
・ このような「特定レコード」を特定する度に、その「後続レコード」と、先行して特定された「後続レコード」とをそれぞれ示すカレントポインタY_c、Y_pとを保持する(図2(D))。
・ 上述した状態が識別されたときに限って、呼数組み合わせテーブル16T_comb のレコードの内、上記のカレントポインタY_cに代えて、先行するカレントポインタY_pで示されるレコードを「後続レコード」として特定し直し、そのカレントポインタY_cで示されるレコードの「フラグ」フィールドの論理値を「1」に設定する。
[第十の実施形態]
以下、図1を参照して本発明の第十の実施形態の動作を説明する。
プロセッサ16は、下記の処理を所定の周期で反復して行う。
・ 信号処理部15と、多重化部18と送信部19との双方もしくは何れか一方と連係することによって、アンテナ11を介して下りのリンクに実際に送信されている送信電力の総和P_mを所定の周期で監視する。
・ 呼数組み合わせテーブル16T_comb のレコードの内、既述のカレントポインタの値で示されるレコードの「平均送信電力」フィールドの値P_typを特定し、その値P_typを上述した総和P_mが上回る頻度fP を監視する。
・ その頻度fP が規定の下限値fP_l を上回る第四の期間を特定する。
・ 既述の「推定干渉量」の昇順に「特定のレコード」に後続する。
・ 頻度fP と上述した下限値fP_l との差δfP に対して呼の種別毎に予め設定された単調非減少関数m(δfP )、M1(δfP )(>m(δfP ))、M2(δfP )(>M1(δfP ))と、既述の干渉量換算値x_ev 、X1_ev 、X2_evとに対して、「呼数x」フィールド、「呼数X1」フィールド、「呼数X2」フィールドの値x、X1、X2がそれぞれ(x_ev−m(δq)) 、(X1_ev−M1(δq)) 、(X2_ev−M2(δq)) 以上である。
したがって、上述した送信電力の総和P_mの如何にかかわらず、新たに生起した呼に対して送信電力が割り付けられる場合に比べて、何れの種別の完了呼についても伝送品質の低下が緩和され、かつ周辺無線ゾーンに対する干渉や妨害の程度が平均的に低く抑えられる。
[第十一の実施形態]
以下、図1を参照して本発明の第十一の実施形態の動作を説明する。
プロセッサ16の主記憶の記憶領域には、後述する呼数x、X1、X2の個々の保持に供される3つのフィールドから構成された最大呼数レジスタ16R_mncが配置される。
また、プロセッサ16は、既述のカレントポインタが更新される度に、下記の処理を行う。
・ 最大呼数レジスタ16R_mncの各フィールドと、カレント呼数レジスタ16R_cのレコードの内、特定の無線ゾーンに対応した(ゾーン識別子「0」で示される。)レコード(以下、「特定レコード」という。)とに、呼数組み合わせテーブル16_comb のレコードの内、そのカレントポインタで示されるレコードの「呼数x」フィールド、「呼数X1」フィールド、「呼数X2」フィールドの各値x、X1、X2を格納する。
・ この時点から所定のインターバル(ここでは、簡単のため、「カレントポインタが更新され得る平均的な周期の長さ以上である時間」として定義されると仮定する。)毎の計時を反復するタイマを起動する。
また、プロセッサ16は、このようなタイマによって上述したインターバルに亘る計時が完了する度に、下記の処理を行う。
・ 「第一の頻度の平均値」と「第二の頻度の平均値」とが共に既定の下限値を下回るか否かの判別を行う。
・ その判別の結果が真である場合には、カレント呼数レジスタ16R_cのレコードの内、特定のレコードの全てのフィールドの値x、X1、X2を並行してインクリメントする。
・ この判別の結果が偽である場合には、カレント呼数レジスタ16R_cのレコードの内、特定のレコードの対応するフィールドに、上述した最大呼数レジスタ16R_mncの各フィールドに保持されている呼数x、X1、X2を書き込む。
しかし、このような判別は、例えば、上りのリンクまたは下りのリンクの伝送品質の低下が通信手順その他の下で許容され、もしくは回避され、または通信路がこれらのリンクの何れか一方のみとして形成される場合には、『「第一の頻度の平均値」と「第二の頻度の平均値」との何れか一方が既定の下限値を下回るか否かの判別』として行われてもよい。
しかし、本発明はこのような構成に限定されず、例えば、上述した特定のレコードの全てのフィールドの値x、X1、X2は、既定の値域を超えることがない限りにおいてインクリメントされてもよい。
しかし、本発明は、このようなCDMA方式が適用された移動通信システムに限定されず、複数の無線ゾーンにおいて共通の帯域が共用され得る多元接続方式(スペクトラム拡散通信方式等)が適用される限り、周波数配置、ゾーン構成、チャネル構成の如何にかかわらず、多様な無線通信システムや無線応用システムにも適用可能である。
しかし、本発明はこのような構成に限定されず、例えば、特定の無線ゾーンおよび周辺無線ゾーンにかかわるチャネル制御を主導的に行う基地局制御局において、これらの無線ゾーンを形成する無線基地局の連係の下で実現される等価な処理が並行して行われてもよい。
しかし、本発明はこのような構成に限定されず、例えば、カレント呼数レジスタ16R_cと呼数組み合わせテーブル16T_comb との各フィールドに、呼の種別毎の呼の数と単位送信電力p_u、P1_u、P2_uのそれぞれとの積として与えられる送信電力として無線リソースの量が格納され、このような送信電力の単位に既述の処理と等価な処理が施されてもよい。
以下、上述した各実施形態として開示された発明を階層的・多面的に整理し、付記項として列記する。
(付記1)
符号分割多重通信方式に対応した無線基地局において、
隣接する無線基地局における無線チャネルの割当て状況に関する情報に基づいて、自局のセル内において割当てを許容する無線チャネル数を制御する制御手段を備えた
ことを特徴とする無線基地局。
(付記2)
前記無線基地局は、
自局のセル内において複数種類の通信のそれぞれについて割当てを許容するチャネル数の組み合わせを複数種類分記憶する記憶手段を更に備え、
前記制御手段は、前記無線チャネルの割当て状況に応じて算出した値と該自局のセル内において割当てている無線チャネル数とが、前記組み合わせのいずれかについての前記許容するチャネル数に収まるようにチャネル割当て制御を行う
ことを特徴とする請求項1記載の無線基地局。
(付記3)
符号分割多重通信方式に対応した無線基地局における無線チャネルの割当て方法において、
隣接する無線基地局における無線チャネルの割当て状況に関する情報を取得し、
自局のセル内における無線チャネルの割当て状況に該取得した情報を加味して新たな呼に対する無線チャネルの割当て制御を行う
ことを特徴とする無線基地局における無線チャネルの割当て方法。
(付記4)
前記無線チャネルの割当て方法において、
前記制御は、前記取得した情報が隣接する無線基地局における無線チャネルの割当て数が増大する方向に変化する場合には、前記新たな呼に対する無線チャネル数を減ずる方向に制御する
ことを特徴とする請求項3記載の無線チャネルの割当て方法。
(付記5)
前記加味において、隣接する無線基地局において割当てている無線チャネル数の重みを自局において割当てている無線チャネル数の重みに対して軽く評価する
ことを特徴とする請求項3記載の無線チャネルの割当て方法。
(付記6)
他の無線ゾーンに隣接し、またはその無線ゾーンの周辺に形成されると共に、これらの無線ゾーンと共通の周波数帯が共用される特定の無線ゾーンに、その周波数帯の共用に起因する干渉もしくは妨害が許容される呼の数の組み合わせがこれらの呼の種別毎に予め登録された記憶手段と、
前記呼の種別毎に、前記特定の無線ゾーンに残存している呼の数を監視する監視手段と、
前記記憶手段に登録された組み合わせの内、前記監視手段によって監視された呼の数の組み合わせを包含する組み合わせを取得し、前記特定の無線ゾーンに新規に生起した呼をその取得された組み合わせの範囲で受け付ける制御手段と
を備えたことを特徴とするトラヒック制御装置。
(付記7)
他の無線ゾーンに隣接し、またはその無線ゾーンの周辺に形成されると共に、これらの無線ゾーンと共通の周波数帯が共用される特定の無線ゾーンに、その周波数帯の共用に起因する干渉もしくは妨害が許容される呼の数の組み合わせがこれらの呼の種別毎に予め登録された記憶手段と、
前記呼の種別毎に、前記特定の無線ゾーンに残存している呼の数を監視する監視手段と、
前記記憶手段に登録された組み合わせの内、前記監視手段によって監視された呼の数の組み合わせと、前記呼の種別毎にハンドオフの移行先となり、あるいは着信先が発信元と共通の無線ゾーンに位置し得る呼の数の組み合わせとの和集合を包含する組み合わせを取得し、前記特定の無線ゾーンに新規に生起した呼をその取得された組み合わせの範囲で受け付ける制御手段と
ことを特徴とするトラヒック制御装置。
(付記8)
付記6または付記7に記載のトラヒック制御装置において、
前記制御手段は、
前記残存する音声系の呼が減少したときに、前記取得された組み合わせに含まれる音声系の呼の数を段階的に減じる
ことを特徴とするトラヒック制御装置。
(付記9)
付記6ないし付記8の何れか1項に記載のトラヒック制御装置において、
前記記憶手段には、
前記呼の種別毎に、前記他の無線ゾーンから到来し得る干渉波の最大のレベルに対して所望の伝送品質が確保される呼の数の組み合わせが予め登録される
ことを特徴とするトラヒック制御装置。
(付記10)
付記6ないし付記9の何れか1項に記載のトラヒック制御装置において、
前記特定の無線ゾーンの負荷率を監視する負荷率監視手段を備え、
前記制御手段は、
前記監視された負荷率が既定の閾値を超える頻度が所定の上限値を上回ったときに、前記取得された組み合わせに前記呼の種別毎に含まれる呼の数を少なめの値に補正する
ことを特徴とするトラヒック制御装置。
(付記11)
付記6ないし付記9の何れか1項に記載のトラヒック制御装置において、
前記特定の無線ゾーンの負荷率を監視する負荷率監視手段を備え、
前記制御手段は、
前記特定の無線ゾーンについて、前記監視された負荷率と、前記呼の種別毎にハンドオフの移行先となり、あるいは着信先が発信元と共通の無線ゾーンに位置し得る呼の数の組み合わせに相当する増分との和が既定の閾値を超える頻度が所定の上限値を上回ったときに、前記取得された組み合わせに呼の種別毎に含まれる呼の数を少なめの値に補正する
ことを特徴とするトラヒック制御装置。
(付記12)
付記6ないし付記9の何れか1項に記載のトラヒック制御装置において、
前記特定の無線ゾーンの負荷率を監視する負荷率監視手段と、
前記他の無線ゾーンにおけるトラヒックの分布を監視するトラヒック監視手段とを備え、
前記制御手段は、
前記特定の無線ゾーンについて、前記監視された負荷率と、前記トラヒックの分布に基づいて定まるその負荷率の増分との和が既定の閾値を超える頻度が所定の上限値を上回ったときに、前記取得された組み合わせに前記呼の種別毎に含まれる呼の数を少なめの値に補正する
ことを特徴とするトラヒック制御装置。
(付記13)
付記12に記載のトラヒック制御装置において、
前記トラヒック監視手段は、
前記他の無線ゾーンにおいて生起した音声系とデータ系とのそれぞれの完了呼の数を前記トラヒックの分布として監視し、
前記制御手段は、
前記データ系の完了呼の数が大きいほど大きく、かつ前記音声系の完了呼の数が小さいほど小さい重みで前記負荷率の増分を重み付けして適用する
ことを特徴とするトラヒック制御装置。
(付記14)
付記6ないし付記13の何れか1項に記載のトラヒック制御装置において、
前記特定の無線ゾーンについて、音声系の完了呼の伝送品質を監視する伝送品質監視手段を備え、
前記制御手段は、
前記伝送品質が既定の下限値を下回る期間に、前記取得された組み合わせに前記呼の種別毎に含まれる呼の数を少なめの値に補正する
ことを特徴とするトラヒック制御装置。
(付記15)
付記6ないし付記13の何れか1項に記載のトラヒック制御装置において、
前記特定の無線ゾーンについて、データ系の完了呼の伝送品質を監視する伝送品質監視手段を備え、
前記制御手段は、
前記伝送品質が既定の下限値を下回る期間に、前記取得された組み合わせに前記呼の種別毎に含まれる呼の数を少なめの値に補正する
ことを特徴とするトラヒック制御装置。
(付記16)
付記6ないし付記13の何れか1項に記載のトラヒック制御装置において、
前記特定の無線ゾーンについて、データ系の完了呼の伝送品質を監視する伝送品質監視手段を備え、
前記制御手段は、
前記伝送品質が劣化する頻度が所定の下限値を下回ったときに、前記取得された最新の組み合わせを再度の取得の対象から除外されるべき組み合わせと識別する
ことを特徴とするトラヒック制御装置。
12 サーキュレータ
13 受信部
14 セル対応部
15 信号処理部
16 プロセッサ
16R_c カレント呼数レジスタ
16R_mnc 最大呼数レジスタ
16R_th 閾値レジスタ
16T_comb 呼数組み合わせテーブル
17 TPCコマンド生成部
18 多重化部
19 送信部
21 逆拡散部
22 パス検出部
23 RAKE合成部
24 SIR測定部
25 デインタリーブ部
26 誤り訂正復号化部
Claims (5)
- 符号分割多重通信方式に対応した無線基地局において、
隣接する無線基地局における無線チャネルの割当て状況に関する情報に基づいて、自局のセル内において割当てを許容する無線チャネル数を制御する制御手段を備えた
ことを特徴とする無線基地局。 - 前記無線基地局は、
自局のセル内において複数種類の通信のそれぞれについて割当てを許容するチャネル数の組み合わせを複数種類分記憶する記憶手段を更に備え、
前記制御手段は、前記無線チャネルの割当て状況に応じて算出した値と該自局のセル内において割当てている無線チャネル数とが、前記組み合わせのいずれかについての前記許容するチャネル数に収まるようにチャネル割当て制御を行う
ことを特徴とする請求項1記載の無線基地局。 - 符号分割多重通信方式に対応した無線基地局における無線チャネルの割当て方法において、
隣接する無線基地局における無線チャネルの割当て状況に関する情報を取得し、
自局のセル内における無線チャネルの割当て状況に該取得した情報を加味して新たな呼に対する無線チャネルの割当て制御を行う
ことを特徴とする無線基地局における無線チャネルの割当て方法。 - 前記無線チャネルの割当て方法において、
前記制御は、前記取得した情報が隣接する無線基地局における無線チャネルの割当て数が増大する方向に変化する場合には、前記新たな呼に対する無線チャネル数を減ずる方向に制御する
ことを特徴とする請求項3記載の無線チャネルの割当て方法。 - 前記加味において、隣接する無線基地具において割当てている無線チャネル数の重みを自局において割当てている無線チャネル数の重みに対して軽く評価する
ことを特徴とする請求項3記載の無線チャネルの割当て方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003355186A JP2005123794A (ja) | 2003-10-15 | 2003-10-15 | 無線基地局および無線チャネルの割当て方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2003355186A JP2005123794A (ja) | 2003-10-15 | 2003-10-15 | 無線基地局および無線チャネルの割当て方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP2003355186A Pending JP2005123794A (ja) | 2003-10-15 | 2003-10-15 | 無線基地局および無線チャネルの割当て方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005123794A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010183612A (ja) * | 2010-03-23 | 2010-08-19 | Kyocera Corp | 無線通信システム及び無線通信方法 |
| JP2012060682A (ja) * | 2011-12-22 | 2012-03-22 | Kyocera Corp | 無線通信システム及び無線通信方法 |
-
2003
- 2003-10-15 JP JP2003355186A patent/JP2005123794A/ja active Pending
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