JP2005122944A - 車両用灯光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 LEDを用いてもLEDをはっきり見せずに良好に発光させることができる車両用灯光装置の提供。
【解決手段】 LED24の光を樹脂形成部26を介して樹脂形成部26の前部26dから発光させる車両用灯光装置11であって、LED24の指向方向への光を前部26dに対し隣り合う面26aから樹脂形成部26に導入し前部26dに対し反対側の後面26bで反射させて前部26dに導く。
【選択図】 図3
【解決手段】 LED24の光を樹脂形成部26を介して樹脂形成部26の前部26dから発光させる車両用灯光装置11であって、LED24の指向方向への光を前部26dに対し隣り合う面26aから樹脂形成部26に導入し前部26dに対し反対側の後面26bで反射させて前部26dに導く。
【選択図】 図3
Description
本発明は、車両用灯光装置に関し、特にその発光体としてLEDを用いた車両用灯光装置に関する。
車両用灯光装置においては、荷室スペースやエンジンルーム等の他のスペースを確保する目的等から小型化することが望まれており、このような小型化を例えばLEDを用いることで可能とした車両用灯光装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−54460号公報
上記のようにLEDを用いると灯光装置としての小型化は可能となるが、LED自体が外からはっきり見えてしまうと、配置する場所の周囲のデザインと合わないことがあり、造形上問題となってしまう場合があった。
したがって、本発明は、LEDを用いてもLEDをはっきり見せずに良好に発光させることができる車両用灯光装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、LED(例えば実施形態におけるLED24)の光を樹脂形成部(例えば実施形態における樹脂形成部26)を介して該樹脂形成部の前部(例えば実施形態における前部26d)から発光させる車両用灯光装置(例えば実施形態における車両用灯光装置11)であって、前記LEDの指向方向への光を前記前部に対し隣り合う面(例えば実施形態における下面26a)から前記樹脂形成部に導入し前記前部に対し反対側の後面(例えば実施形態における後面26b)で反射させて前記前部に導くことを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記後面には鏡面(例えば実施形態における鏡面27)が形成されていることを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記前部は全体として傾斜する階段状をなしていることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、LEDが発光すると、その指向方向に出た光は、樹脂形成部に前部に対し隣り合う面から導入され、前部に対し反対側の後面で反射して前部に導かれ前部から発光される。よって、LEDを用いてもLEDをはっきり見せずに樹脂形成部から良好に発光させることができる。しかも、上記のようにすることで樹脂形成部の前後方向に対し直交する方向にLEDを配置することができ、特に前後方向においてさらなる小型化を図ることができる。
請求項2に係る発明によれば、前部に対し反対側の後面に鏡面が形成されていることから、LEDの指向方向に出て樹脂形成部に導入された光は後面で良好に反射して前部に導かれ前部から発光されることになる。よって、樹脂形成部からの発光量を確保することができる。
請求項3に係る発明によれば、前部を全体として傾斜する形状としても階段状をなして傾斜させることで、後面で反射された光を前部から良好に発光させることができる。
本発明の一実施形態の車両用灯光装置を図面を参照して以下に説明する。
図1は、本実施形態の車両用灯光装置11が設けられた車両の前部を示すもので、この車両用灯光装置11は、車体10の前部の上面における前側ほど若干下方に位置するように傾斜する部分に車幅方向に延在するように設けられて車体前方に光を照射等するヘッドランプユニットである。
本実施形態の車両用灯光装置11は、図2に示すように車体10側に取り付けられるベース12と、ベース12の上側に被せられる透明なカバーレンズ13とを有している。ここで、カバーレンズ13は、車体10の前部上面を構成するもので前側ほど若干下方に位置するように傾斜している。
ベース12は、車幅方向の中央に前方の車両および障害物等を検出するためのミリ波レーダ15が取り付けられており、車幅方向における両端部には、それぞれに前方に赤外線を投光する赤外線投光器16と、車体前方に光を照射するとともにステアリングの角度等に応じて光の照射方向を車体左右方向に変更可能な補助ランプ17とが設けられている。ベース12の車幅方向における両端部分には上記した赤外線投光器16および補助ランプ17を覆うようにターンシグナルランプ18が配置されており、これらターンシグナルランプ18の間には、ランプレンズ20が配置されている。なお、赤外線投光器16および補助ランプ17はターンシグナルランプ18のレンズ18aを介して投光を行うようになっている。そして、ベース12に設けられたターンシグナルランプ18およびランプレンズ20を覆うようにカバーレンズ13が設けられている。
ここで、ランプレンズ20およびベース12のランプレンズ20の下側部分がヘッドランプ21を構成している。
ヘッドランプ21を構成するベース12のランプレンズ20の下側部分つまり車幅方向の中間部分には、図3に示すように、車体前側ほど下側に位置するように前下がりに傾斜しつつ下方に凹む凹部23が車体前後方向に複数具体的には3カ所形成されており、これら凹部23は車体前側のものほど下側に位置するように形成されている。各凹部23の底部にはそれぞれLED24が車幅方向に並べられて複数設けられている。ここで、各LED24は、その指向方向(主発光方向)を凹部23の凹方向に沿って車体後側ほど上側に位置するように後上がりに傾斜させている。
ランプレンズ20は、透明なアクリル樹脂からなるもので、車幅方向に延在する三つの樹脂形成部26を有している。ここで、各樹脂形成部26は互いに隙間をあけて配置されており、車体前側のものほど下側に位置するように配置された状態で例えば車幅方向の両端部において互いに連結されている。ここで、各樹脂形成部26は、各凹部23に設けられたLED24の指向方向前方となる上側に配置されている。
各樹脂形成部26は、それぞれの略水平延在する下面26aをLED24の指向方向前方に位置させており、車体後側となる後面26bがLED24の指向方向とは逆方向、つまり上側ほど前側に位置するように前上がりで傾斜している。この後面26bには、アルミ蒸着により鏡面27が形成されている。
また、各樹脂形成部26は、上面26cが略水平延在している。そして、樹脂形成部26は、車体前側つまりヘッドランプ21としての発光方向の前側となる発光部である前部26dが、全体として前側ほど下側に位置するように前下がりで傾斜する階段状をなしている。つまり、前部26dはほぼ水平に沿う面28とほぼ鉛直に沿う面29とを交互に配置した階段状をなしている。
以上により、LED24を発光させると、その指向方向への光Lは、前部26dに対し隣り合う下面26aから樹脂形成部26に導入され、下面26aでより後面26b方向に向かうよう屈折して後面26bの鏡面27で反射され、前部26dから車体前方に向けて発光されることになる。つまり、LED24の光を樹脂形成部26を介して樹脂形成部26の前部26dから発光させることになり、その際に、LED24の指向方向への光Lを前部26dに対し隣り合う下面26aから樹脂形成部26に導入し前部26dに対し反対側の後面26bで反射させて前部26dに導くことになる。
以上に述べた本実施形態の車両用灯光装置11によれば、LED24が発光すると、その指向方向に出た光Lは、樹脂形成部26にその発光部である前部26dに対し隣り合う下面26aから導入され、前部26dに対し反対側の後面26bで反射して前部26dに導かれ前部26dから発光される。よって、LED24を用いてもLED24をはっきり見せずに樹脂形成部26から良好に発光させることができる。しかも、上記のようにすることで樹脂形成部26の前後方向に対し直交する下方向にLED24を配置することができ、特に前後方向においてさらなる小型化を図ることができる。
しかも、前部26dに対し反対側の後面26bに鏡面27が形成されていることから、LED24の指向方向に出て樹脂形成部26に導入された光Lは後面26bで良好に反射して前部26dに導かれ前部26dから発光されることになる。よって、樹脂形成部26からの発光量を確保することができる。
加えて、前部26dを全体として傾斜する形状としても階段状をなして傾斜させることで、後面26cで反射された光を前部26dから良好に前方に発光させることができる。
なお、本実施形態の車両用灯光装置11における樹脂形成部26およびLED24を有するヘッドランプ21の構造は、ヘッドランプ以外のフォグランプ、ターンシグナルランプ、テールランプ、ストップランプおよびバックランプのいずれの車両用灯光装置にも適用可能であり、各場合において樹脂形成部26の前とは光の発光方向を示すことになる。
11 車両用灯光装置
24 LED
26 樹脂形成部
26a 下面(隣り合う面)
26b 後面
26d 前部
27 鏡面
L 光
24 LED
26 樹脂形成部
26a 下面(隣り合う面)
26b 後面
26d 前部
27 鏡面
L 光
Claims (3)
- LEDの光を樹脂形成部を介して該樹脂形成部の前部から発光させる車両用灯光装置であって、
前記LEDの指向方向への光を前記前部に対し隣り合う面から前記樹脂形成部に導入し前記前部に対し反対側の後面で反射させて前記前部に導くことを特徴とする車両用灯光装置。 - 前記後面には鏡面が形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用灯光装置。
- 前記前部は全体として傾斜する階段状をなしていることを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003354214A JP2005122944A (ja) | 2003-10-14 | 2003-10-14 | 車両用灯光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003354214A JP2005122944A (ja) | 2003-10-14 | 2003-10-14 | 車両用灯光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005122944A true JP2005122944A (ja) | 2005-05-12 |
Family
ID=34612254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003354214A Withdrawn JP2005122944A (ja) | 2003-10-14 | 2003-10-14 | 車両用灯光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005122944A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007103210A (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Honda Motor Co Ltd | 車両用方向指示灯 |
-
2003
- 2003-10-14 JP JP2003354214A patent/JP2005122944A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007103210A (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Honda Motor Co Ltd | 車両用方向指示灯 |
JP4594205B2 (ja) * | 2005-10-05 | 2010-12-08 | 本田技研工業株式会社 | 車両用方向指示灯 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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