JP2005119936A - 微生物と植物を応用したセラミックの製造方法及びそれを用いたマイナスイオン生成材 - Google Patents
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Abstract
【課題】 有機物を分解する能力のある微生物は、溶液で培養されただけでは、マイナスイオンを発生しない。この微生物を利用してマイナスイオンを発生させる方法及び製品を提供する。
【解決手段】 有機物を分解する能力のある微生物を溶液で培養し、水で薄めて粘土と混合して練る。それに微生物の栄養分や酵素、乳酸菌などを加えたのち発酵と熟成をさせる。こうして出来上った粘土を焼成させてセラミックを作る。セラミックは、マイナスイオンを増加させ、プラスイオンを減少させることが出来る。
【解決手段】 有機物を分解する能力のある微生物を溶液で培養し、水で薄めて粘土と混合して練る。それに微生物の栄養分や酵素、乳酸菌などを加えたのち発酵と熟成をさせる。こうして出来上った粘土を焼成させてセラミックを作る。セラミックは、マイナスイオンを増加させ、プラスイオンを減少させることが出来る。
Description
この発明は、有機物を分解する能力のある微生物と植物、果実、鉱物と陶器用粘土を混ぜ合せた後セラミックに加工する、微生物と植物を応用したセラミックの製造方法及びそれを用いたマイナスイオン生成材。
従来、セラミックは、陶器用粘土に数種類の鉱物を混ぜ合せ焼成し製造するものが多い。また、微生物を利用したものは、焼結前に微生物を殺菌除去するものである。
これは、次のような欠点があった。
イ.有機物を分解する微生物を含んだ培養液や粉末状のものを粘土と混合してセラミックに加工してもマイナスイオンの発生は得られない。
ロ.セラミックの効果が短時間で消滅するので使用用途が無い。
ハ.微生物を焼結前にオゾン等で殺菌除去する作業があり、工程が複雑である。
ニ.天然由来のセラミック、例えば、トルマリン、光触媒酸化チタン等はエネルギーを外部から供給されない限りマイナスイオンを発生させる事が出来ない。
ホ.電気を用いてマイナスイオンを発生させる装置も多々あるが、エネルギーを消費し、更にオゾン(活性酸素)も発生させてしまう。
本発明は以上の欠点を解決し、有用微生物群を水質改良や汚水処理に幅広く利用出来るとともに、外部エネルギーを用いずマイナスイオンを発生させる事が出来る。
イ.有機物を分解する微生物を含んだ培養液や粉末状のものを粘土と混合してセラミックに加工してもマイナスイオンの発生は得られない。
ロ.セラミックの効果が短時間で消滅するので使用用途が無い。
ハ.微生物を焼結前にオゾン等で殺菌除去する作業があり、工程が複雑である。
ニ.天然由来のセラミック、例えば、トルマリン、光触媒酸化チタン等はエネルギーを外部から供給されない限りマイナスイオンを発生させる事が出来ない。
ホ.電気を用いてマイナスイオンを発生させる装置も多々あるが、エネルギーを消費し、更にオゾン(活性酸素)も発生させてしまう。
本発明は以上の欠点を解決し、有用微生物群を水質改良や汚水処理に幅広く利用出来るとともに、外部エネルギーを用いずマイナスイオンを発生させる事が出来る。
有機物を分解する能力のある微生物、例えばEM菌に代表される光合成細菌(バチルス属)、乳酸菌(ラクトバチルス)、酵母真菌を含む微生物を複合培養により発酵させ、この発酵液を鉱物、例えば酸化チタン、二酸化珪素、ゼオライト、珪藻土、マイカ、セリサイト、サンゴ粉末、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化銅、塩化カリウム、塩化ナトリウム、酸化ジルコニウム、塩化マグネシウム、酸化カルシウムの混合粉末に加え、20℃〜35℃に保ち混練し、この時微生物培養液とハチミツ、ブドウ糖、オタネニンジン、ドクダミ、レイシ、ビワ、アガリクス、高麗人参、プロポリス、リンゴエキス、柑橘エキスを加え混合し培養すると同時に上記混合粉末と混ぜ合わせ15℃〜35℃で発酵及び熟成させ、そして2週間以上発酵と熟成させた混合粉末を1週間以上掛けて自然乾燥させた後800℃〜1,500℃の炉で焼成させることを特徴とする。以上の方法からなる微生物と植物を応用したセラミックの製造方法及びそれを用いたマイナスイオン生成材。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
第1工程 粘土に水分比率が重量に対して15%〜19%の水を加えて練る。
第2工程 上記の粘土に水質改良や汚水処理に利用されている嫌気性の微生物と好気性の微生物が同率で含まれている微生物の溶液を加える。混合比率は下記の通り。
粘土 90〜98%
微生物の溶液 2〜10%
第3工程 第2工程を経た粘土に微生物の栄養分である糖蜜と一般的な草木と薬草から抽出した酵素、牛乳と豆乳から選出した乳酸菌、ビール製造に使用する酵母菌、サンゴから取り出した天然ミネラル分及び海草から抽出した天然ミルラル分を加えて練る。
第4工程 第3工程でできた粘土に微生物を少し加えて練る。これを陶器製の容器に入れて、ヒーターで15℃〜35℃に保温し、2週間以上毎日練り、十分な酸素を微生物に送り込み繁殖を促がす。
第5工程 第4工程を経て十分に発酵と熟成をした微生物の入った粘土を適当なサイズに成型する。多孔性のセラミックを作るのであれば、おが屑を粘土の体積比で21%以上入れて練り合わせる。
第6工程 第5工程で出来た成型品を炉に入れて800〜1500℃で焼成してセラミックを作る。多孔性のセラミックを作る目的で入れたおが屑は、燃えつきてセラミックに孔が残り多孔性のセラミックが出来上る。
成型したセラミック以外にも粉末セラミックを生産することが出来る。粉末セラミックを生産するには、混合セラミック原料粉末を材料として使用し、4工程を経たのち成型せずに焼成する。この粉末セラミックもマイナスイオンを増加させ、プラスイオンを減少させる作用がある。
第1工程 粘土に水分比率が重量に対して15%〜19%の水を加えて練る。
第2工程 上記の粘土に水質改良や汚水処理に利用されている嫌気性の微生物と好気性の微生物が同率で含まれている微生物の溶液を加える。混合比率は下記の通り。
粘土 90〜98%
微生物の溶液 2〜10%
第3工程 第2工程を経た粘土に微生物の栄養分である糖蜜と一般的な草木と薬草から抽出した酵素、牛乳と豆乳から選出した乳酸菌、ビール製造に使用する酵母菌、サンゴから取り出した天然ミネラル分及び海草から抽出した天然ミルラル分を加えて練る。
第4工程 第3工程でできた粘土に微生物を少し加えて練る。これを陶器製の容器に入れて、ヒーターで15℃〜35℃に保温し、2週間以上毎日練り、十分な酸素を微生物に送り込み繁殖を促がす。
第5工程 第4工程を経て十分に発酵と熟成をした微生物の入った粘土を適当なサイズに成型する。多孔性のセラミックを作るのであれば、おが屑を粘土の体積比で21%以上入れて練り合わせる。
第6工程 第5工程で出来た成型品を炉に入れて800〜1500℃で焼成してセラミックを作る。多孔性のセラミックを作る目的で入れたおが屑は、燃えつきてセラミックに孔が残り多孔性のセラミックが出来上る。
成型したセラミック以外にも粉末セラミックを生産することが出来る。粉末セラミックを生産するには、混合セラミック原料粉末を材料として使用し、4工程を経たのち成型せずに焼成する。この粉末セラミックもマイナスイオンを増加させ、プラスイオンを減少させる作用がある。
有機物を分解する能力のある微生物をセラミック粉末と同時に焼結させる事により、マイナスイオン増加、プラスイオン減少が簡単に出来、外部エネルギーや放射線の心配なく、安全且つ安心して使用する事ができる。その為にセラミックを土中に埋めたり水中に入れて使用出来るので庭、畑や田んぼなどの土壌改良と魚の養殖槽や金魚ばちに入れておけば水は抗酸化力の強い、免疫力がある、蘇生回帰力を持った水となり魚の生育を促がし長生きする様になる。又、建築材料や土木工事用材料と一緒に使用すればアレルギー予防や水質汚染の解消にもなる。又、このセラミックで処理した水を人間が飲料すれば、動植物から得られた効果が人間にも適用出来る。水にセラミックを入れると、マイナスイオン効果により還元水が得られる。また、化粧品や繊維、紙、樹脂、ゼリー状消臭材、扇子、エアコン用フィルター等に配合または、接着させる事により、マイナスイオンを増加させ、プラスイオンを減少させる商品が出来る。
Claims (1)
- 有機物を分解する能力のある微生物、例えばEM菌に代表される光合成細菌(バチルス属)、乳酸菌(ラクトバチルス)、酵母真菌を含む微生物を複合培養により発酵させ、この発酵液を鉱物、例えば酸化チタン、二酸化珪素、ゼオライト、珪藻土、マイカ、セリサイト、サンゴ粉末、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化銅、塩化カリウム、塩化ナトリウ厶、酸化ジルコニウム、塩化マグネシウム、酸化カルシウ厶の混合粉末に加え、20℃〜35℃に保ち混練し、この時微生物培養液とハチミツ、ブドウ糖、オタネニンジン、ドクダミ、レイシ、ビワ、アガリクス、高麗人参、プロポリス、リンゴエキス、柑橘エキスを加え混合し培養すると同時に上記混合粉末と混ぜ合わせ15℃〜35℃で発酵及び熟成させ、そして2週間以上発酵と熟成させた混合粉末を1週間以上掛けて自然乾燥させた後800℃〜1,500℃の炉で焼成させることを特徴とする、微生物と植物を応用したセラミックの製造方法及びそれを用いたマイナスイオン生成材。
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JP2003389945A JP2005119936A (ja) | 2003-10-17 | 2003-10-17 | 微生物と植物を応用したセラミックの製造方法及びそれを用いたマイナスイオン生成材 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101214006B (zh) * | 2008-01-03 | 2010-08-04 | 陕西恒兴食品科技有限公司 | 利用em原露发酵苹果渣生产蛋白质饲料的方法 |
WO2011007794A1 (ja) * | 2009-07-17 | 2011-01-20 | Rapas株式会社 | ゼオライトとセリサイトを配合してなる医療用又は医療補助組成物 |
WO2018157953A1 (de) * | 2017-03-03 | 2018-09-07 | Sarah Yanik | Zusammensetzung enthaltend propolis, verwendung zur behandlung von huf- und klauenerkrankungen bei tieren, und deren herstellung |
-
2003
- 2003-10-17 JP JP2003389945A patent/JP2005119936A/ja active Pending
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CN101214006B (zh) * | 2008-01-03 | 2010-08-04 | 陕西恒兴食品科技有限公司 | 利用em原露发酵苹果渣生产蛋白质饲料的方法 |
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JP5759894B2 (ja) * | 2009-07-17 | 2015-08-05 | Rapas株式会社 | ゼオライトとセリサイトを配合してなる医療用又は医療補助組成物 |
JP2015143242A (ja) * | 2009-07-17 | 2015-08-06 | Rapas株式会社 | ゼオライトとセリサイトを配合してなる医療用又は医療補助組成物 |
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