JP2005119814A - Automatic document feeding device - Google Patents
Automatic document feeding device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005119814A JP2005119814A JP2003357262A JP2003357262A JP2005119814A JP 2005119814 A JP2005119814 A JP 2005119814A JP 2003357262 A JP2003357262 A JP 2003357262A JP 2003357262 A JP2003357262 A JP 2003357262A JP 2005119814 A JP2005119814 A JP 2005119814A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document
- roller
- sensor
- reading
- conveyance path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
Description
本発明は、原稿を搬送させながら、原稿搬送路の途中に配設された読取部において原稿画像を読取る所謂シートスルータイプの原稿読取装置における自動原稿送り装置(ADF)に関し、更に詳しくは、原稿供給トレイに異なるサイズの原稿が混載された場合でも、的確な読取を実施することができる自動原稿送り装置に関する。
BACKGROUND OF THE
上記シートスルータイプの原稿読取装置は、読取部のプラテンガラスの下方に読取スキャナを静止させておき、自動原稿送り装置により原稿をプラテンガラス上に連続給送させながら、その画像を読取るものである。このような原稿読取装置においては、拡大・縮小モードの場合に、画像品質の維持の為、読取時の原稿搬送速度の変更がなされることが多い。その為、原稿供給トレイから給送される原稿のサイズが読取り前に認識される必要がある。また、両面読取を1回の通紙で行う場合にも必要である。そこで、原稿供給トレイ上に、その搬送方向に沿って複数のセンサを設置し、その検出信号により原稿のサイズ判定を行うようにしている。しかし、このような原稿供給トレイ上に複数のセンサを設ける例では、原稿供給トレイ上にサイズの異なる原稿が混載された場合、最大サイズの原稿を検出することになるから、原稿毎の正確なサイズ情報は得られないと言う問題がある。また、上層原稿から繰出す場合は、原稿供給トレイ上には、大サイズの原稿が上になるようその堆積順序を揃える必要がある。 The sheet-through type document reading apparatus reads an image while keeping a reading scanner stationary below a platen glass of a reading unit and continuously feeding a document onto the platen glass by an automatic document feeder. . In such an original reading apparatus, in the enlargement / reduction mode, the original conveying speed at the time of reading is often changed in order to maintain image quality. Therefore, it is necessary to recognize the size of the document fed from the document supply tray before reading. It is also necessary when performing double-sided scanning with a single sheet passing. Therefore, a plurality of sensors are installed on the document supply tray along the conveyance direction, and the document size is determined based on the detection signal. However, in such an example in which a plurality of sensors are provided on the document supply tray, when documents of different sizes are mixedly loaded on the document supply tray, the maximum size document is detected. There is a problem that size information cannot be obtained. Further, when feeding from an upper-layer document, it is necessary to arrange the stacking order so that a large-sized document is placed on the document supply tray.
上記問題点を解消する為に、特許文献1に開示された原稿読取装置では、原稿供給トレイから原稿を繰出・分離して後、リードセンサまでの間の原稿搬送路に複数のセンサを配置して、搬送されて来る原稿毎の先端及び後端検出情報に基づき、各原稿についてのサイズ判定を行っている。また、特許文献2では、原稿搬送路の途中に退避路を設け、原稿が混載されている場合は、この退避路に原稿を一旦退避させて原稿の長さを検出するようにしている。
しかし、上記特許文献1の原稿読取装置では、リードセンサまでの原稿搬送路の長さを、最大原稿サイズの長さの1/2(例えば、最大原稿サイズがA3の場合、210mm)以上確保する必要がある為に、装置の小型化に限界があった。また、特許文献2の原稿読取装置では、途中に退避路を設ける為に、原稿搬送路のレイアウト構成が複雑となる上に、フラッパ等の付帯部材及びその作動機構を配置する必要があり、嵩高且つコスト高になることは予想されるところであった。
However, in the document reading apparatus described in
本発明は、上記のような実情に鑑みなされたものであり、原稿搬送路の長さを短くし、装置の小型化を図ることができる混載可能な自動原稿送り装置を提供するものである。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a mixed-loadable automatic document feeder capable of reducing the length of a document conveyance path and reducing the size of the device.
本発明は、原稿載置部から原稿を1枚ずつ繰出し、原稿搬送路に沿って搬送しながらその画像を搬送路の途中に配設された読取手段によって読取るようにした自動原稿送り装置であって、上記原稿搬送路における読取手段の上流側にレジスト手段を配し、且つこのレジスト手段の上流側近傍の原稿搬送路に、搬送原稿を撓ませることが可能な空間部を形成したことを特徴とする。 The present invention is an automatic document feeder that feeds documents one by one from a document placing section and conveys the images along a document conveyance path while reading the image by reading means disposed in the middle of the conveyance path. The registration means is disposed upstream of the reading means in the document conveyance path, and a space portion in which the conveyance document can be bent is formed in the document conveyance path near the upstream side of the registration means. And
請求項2の発明は、上記空間部には、搬送される原稿先端部をレジスト手段の導入口にガイドさせると共に原稿の撓みに応じて弾性変形し得る弾性フィルムが装着されていることを特徴とする。 The invention according to claim 2 is characterized in that an elastic film capable of guiding the leading end of the conveyed document to the inlet of the resist means and elastically deforming according to the bending of the document is mounted in the space portion. To do.
請求項3の発明は、上記空間部の上流側の原稿搬送路には、搬送可能とされる原稿のうち、最大幅の原稿が通過する時にのみオンとなる第1センサと、最小幅の原稿より大きな原稿が通過するとオンとなる第2センサとが配設され、第1センサのオン・オフ信号と、第2センサのオン・オフ信号及びそのオンからオフへの経過時間とにより搬送原稿毎のサイズを判定し得るようにしたことを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, a first sensor that is turned on only when a document with a maximum width among documents that can be transported passes through a document transport path upstream of the space portion, and a document with a minimum width. A second sensor that is turned on when a larger document passes is disposed, and each conveyed document is determined by an on / off signal of the first sensor, an on / off signal of the second sensor, and an elapsed time from on to off. It is characterized in that the size of the can be determined.
本発明によれば、レジスト手段の上流側近傍の原稿搬送路に、搬送原稿を撓ませることが可能な空間部を形成しているので、レジスト手段の調整によって撓わんだ原稿を、この空間部に受容させることができる。従って、この空間部の上流側に、搬送原稿の長さを検出する手段を設け、原稿をこの空間部で撓ませるように搬送すれば、実質上読取部までの原稿搬送路の長さを、最大原稿長さの1/2以上確保することなく、原稿毎のサイズ特定を読取部前に確定させることができ、原稿載置部にサイズの異なる原稿が混載されても、原稿毎に的確な搬送・読取制御がなされる。 According to the present invention, the space where the transported document can be bent is formed in the document transport path in the vicinity of the upstream side of the registration unit. Can be accepted. Therefore, if a means for detecting the length of the conveyed document is provided on the upstream side of the space portion and the document is conveyed so as to be bent in the space portion, the length of the document conveyance path to the reading portion is substantially reduced. The size specification for each document can be determined before the reading unit without securing 1/2 or more of the maximum document length, and even if documents of different sizes are mixedly loaded on the document placement unit, each document can be accurately specified. Transport / reading control is performed.
以下に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1はファクシミリ装置や複写機、或いはファクシミリと複写の両機能を備えた所謂複合機における自動原稿送り装置1の要部の縦断面図を示すものである。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a main part of an
図例の自動原稿送り装置(ADF)1は、シートものの原稿Dを1枚ずつ搬送しながら、その両面の画像を読み取って、それぞれデジタル信号として出力するための原稿読取装置として構成されている。ADF1の原稿供給口部2aには、原稿供給トレイ2bが該原稿供給口部2aに向かって下方に傾斜するよう着脱自在に装着され、この原稿供給口部2aと原稿供給トレイ2bにより原稿載置部2が構成されている。原稿供給口部2a上には、原稿供給トレイ2bに堆積された原稿Dを上層部より繰出すピックアップローラ3が配設され、このピックアップローラ3に引き続き、繰出された原稿を1枚ずつ分離して給送する原稿分離手段4が装備されている。該原稿分離手段4は、分離ローラ4aとこの分離ローラ4aの周体に弾接するよう付勢された分離パッド4bからなる。
An automatic document feeder (ADF) 1 shown in the figure is configured as a document reading device for reading images on both sides of a sheet document D while conveying the documents D one by one and outputting them as digital signals. A
ピックアップローラ3で繰出された原稿は、分離ローラ4aと分離パッド4bとの間に導入され、分離ローラ4aの回転に伴う両者の紙に対する摩擦係数の差により1枚ずつ分離され、下流側に給送される。圧縮スプリング4cは、分離パッド4bを分離ローラ4aの周体に弾接させる為のものである。尚、原稿分離手段4として、分離ローラ4aと分離パッド4bとよりなるものに代え、分離ローラとリタードローラとの組合わせによるもの等も採用可能であることは言うまでもない。
The document fed out by the
上記原稿分離手段4により1枚ずつ分離された原稿は、Uターン状に形成された原稿搬送路5に沿って順次配設された第1搬送ローラ6、レジストローラ(レジスト手段)7及び第2搬送ローラ8によりレジスト搬送されて第1の読取ポイント(読取部)P1に至り、更に、第3搬送ローラ9により第2の読取ポイントP2に給送され、排出ローラ10により排出トレイ11に排出される。第1の読取ポイントP1にはプラテン12が配置され、原稿が該プラテン12上を通過する際、このプラテン12の下部に待機された読取走査装置13により原稿表面の画情報が逐次読み取られ、上記のようにデジタル信号として出力される。
The originals separated one by one by the original separation means 4 are first transport rollers 6, registration rollers (registration means) 7 and second disposed sequentially along the
この読取走査装置13は、蛍光灯或いは冷陰極管からなる光源13aと、複数のミラー13b…と、集光レンズ13cと、CCD(電荷結合素子)13dとよりなり、これらがユニット化され、キャリッジ13e上に搭載されている。光源13aからの照射光は、プラテン12上の読取ポイントP1を通過する原稿により反射され、その後4個のミラー13b…で反射を繰り返し、集光レンズ13cで集光され、CCD13dに入光する(1点鎖線の光路参照)。CCD13dでは、原稿の表面上に描かれた画情報が電気信号に変換され、デジタル信号として出力される。
The
図例の読取走査装置13は、フラットベッドスキャナ(FBS)にも兼用するよう構成されている。即ち、図示を一部省略したが、図1における破断部分の右側にはFBS部14が連成されている。上記キャリッジ13eは、図例ではADF原稿の読取位置に静止された状態を示すが、FBS原稿の読取時には、FBS部14内に移動し、FBS部14内をプラテンガラス15の下面に沿って往復移動し、この往復移動の間、プラテンガラス15上に載置された原稿の画情報が、読取走査装置13によって上記同様に読み取られる。原稿読取装置1、原稿供給トレイ2b及び排出トレイ11は一体化されてプラテンカバーを構成し、紙面奥側をヒンジ部(不図示)として上下に開閉可能とされている。従って、FBS部14にて原稿読み取りを行う際は、このプラテンカバーを開け、露見したプラテンガラス15上に原稿を載置することによりなされる。
The
上記のように、第1の読取ポイントP1で表面画像が読み取られた原稿は、更に、第3搬送ローラ9により搬送されて第2の読取ポイントP2に至るが、この第2の読取ポイントP2は、搬送原稿の裏面側に配置された密着型イメージセンサ16と、これに接触的に配置されたプラテンローラ17との接触点とされる。即ち、密着型イメージセンサ16とプラテンローラ17との間に導入される原稿は、プラテンローラ17の回転により密着型イメージセンサ16の読取面を摺接しながら給送され、この間に原稿の裏面画像が密着型イメージセンサ16により読取られて、電気信号に変換されてデジタル信号として出力される。
As described above, the original whose surface image has been read at the first reading point P1 is further conveyed by the third conveying roller 9 to the second reading point P2, and this second reading point P2 is The contact point between the
上記分離ローラ4a、第1搬送ローラ6、レジストローラ7、第2、第3搬送ローラ8、9、プラテンローラ17及び排出ローラ10は、1個のモーター(不図示)を駆動源とし、適宜ギヤ或いはベルト等の伝達手段(同)を介し駆動伝達がなされ、また適宜電磁クラッチ(同)により個々にオン・オフ制御がなされるよう構成されている。
The separation roller 4a, the first transport roller 6, the registration roller 7, the second and
ピックアップローラ3は、分離ローラ4aの駆動軸4dから駆動伝達されるよう構成される。これを略述すれば、該駆動軸4dにはトルクリミッタ(不図示)を介しフレーム3aが上下揺動可能に取付けられ、このフレーム3aの先側には支軸3bが軸回転可能に支持されている。上記駆動軸4dに取付けられたプーリー4eと、支軸3bに取付けられたプーリー3cとの間にベルト3dが張設されており、駆動軸4dの回転がプーリー4e、ベルト3d及びプーリー3cを介して支軸3bに伝達され、更にこの支軸3bの回転はワンウェイクラッチ(不図示)を介してピックアップローラ3に伝達されるようになされている。
The
斯く構成されたピックアップローラ3は、待機状態ではフレーム3aをして上方に位置し、上記駆動軸4dが正回転(A方向)すると、上記トルクリミッタの作用によりフレーム3aが駆動軸4dを支点として下方に揺動する。この揺動はピックアップローラ3が原稿供給トレイ2上に堆積された原稿Dの最上層部に押当した時に停止するが、駆動軸4dの引続く回転により、上記伝達系(プーリー4e、ベルト3d及びプーリー3c)を介しピックアップローラ3が回転する。このように、駆動軸4dが正回転している間、ピックアップローラ3は堆積原稿Dの最上層部に押当されながら回転するので、原稿Dは最上層部より逐次繰出されて行く。そして、駆動軸4dが一旦停止し逆回転(反A方向)すると、フレーム3aがトルクリミッタの作用により上方に揺動し、その後の駆動軸4dの停止により、待機状態に静止保持される。
The
分離ローラ4aは不図示のワンウェイクラッチを介し駆動軸4dから駆動伝達される。従って、駆動軸4dの正回転により、上記のようにピックアップローラ3から原稿Dが繰出され、繰出された原稿Dは分離ローラ4aと分離パッド4bとの間に導入され、前記のように1枚ずつ分離されて下流側に給送される。分離ローラ4aから給送された原稿Dは、第1搬送ローラ6によりレジストされて更に下流側に搬送されるが、この第1搬送ローラ6以降の各ローラ7、8、9、17、10の周速は、分離ローラ4a及びピックアップローラ3の周速より大とされ、分離ローラ4aと第1搬送ローラ6との間で原稿のページ間隔を確保するようになされている。従って、分離ローラ4aから給送された原稿Dの先端が、第1搬送ローラ6に差し掛かると、その周速度差により、原稿に搬送負荷(引張力)が掛かるが、分離ローラ4a及びピックアップローラ3には上述のように不図示のワンウェイクラッチが組み込まれており、これにより両ローラ4a、3が空回転し、上記搬送負荷が緩和される。
The separation roller 4a is driven and transmitted from the
第1搬送ローラ6、レジストローラ7、第2、第3搬送ローラ8、9及び排出ローラ10には、夫々プレッシャーローラ6a、7a、8a、9a及び10aが対設され、原稿はこれらローラにニップされて搬送される。上記分離ローラ4aとこれに連関するピックアップローラ3及びプレッシャーローラ6a、7aは、ヒンジピン18aを支点として上下に開閉可能に枢着されたジャムアクセスカバー18の内側に取付けられている。従って、第2搬送ローラ8に至るまでの原稿搬送路5で原稿ジャムが発生した場合は、このジャムアクセスカバー18を開けることにより、分離パッド4b、第1搬送ローラ6、レジストローラ7との間が開放されるので、ジャム原稿の取出しが容易に行える。
また、第2搬送ローラ8、第3搬送ローラ9、これらと対をなすプレッシャーローラ8a、9a、プラテンローラ17及び排出ローラ10は、ADF1を含む前記プラテンカバーの機枠をなす機体フレーム19及びこれに固定された筒状の中間インナーガイドフレーム20に取付けられている。更に、分離パッド4b、密着型イメージセンサ16及びプレッシャーローラ10aは、第1搬送ローラ6の駆動軸6bに対し該駆動軸6bを支点として上下に開閉可能に枢着された中間フレーム21に取付けられている。第3搬送ローラ9以降でのジャム時には、上記ジャムアクセスカバー18を開けた上で中間フレーム21を開ければ、密着型イメージセンサ16とプラテンローラ17との間、及び排出ローラ10とプレッシャーローラ10aとのニップ関係が開放されるから、この部分でのジャム原稿の取出しが容易に行える。
The second conveying
第1搬送ローラ6とレジストローラ7との間の搬送路5におけるジャムアクセスカバー18側のガイド壁部が凹まされ、これにより搬送原稿の撓みを許容する空間部22が形成されている。また、レジストローラ7の原稿導入部近傍のガイド壁部には、搬送原稿の先端をこの導入部にガイドすると共に、空間部22において撓もうとする原稿の動きに追随して弾性変形する弾性フィルム23が、空間部22に臨むよう固着されている。
A guide wall portion on the jam access cover 18 side in the
上記原稿供給口2aには原稿有無センサ2cが、分離ローラ4aと第1搬送ローラ6との間に第1及び第2センサ24、25(図2参照)が、また、第2搬送ローラ8の上流側近傍にはリードセンサ26が、夫々配設されている。図例では、これらセンサを、フィラー型のセンサとして示している。第1センサ24は、自動原稿送り装置1により搬送可能とされる原稿のうち、最大幅の原稿が通過する時にのみオンとなる位置に、また、第2センサ25は、最小幅の原稿より大きな原稿が通過するとオンとなる位置に夫々設けられており、これら両センサ24、25の主たる機能については後記する。リ−ドセンサ26は、搬送原稿の先端検出により、第2搬送ローラ8を作動(前記電磁クラッチをオン)して、原稿を読取ポイントP1にレジスト搬送すべく制御すると共に読取走査装置13(両面読取モードの時は密着型イメージセンサ16も)をこの原稿の給送に同期させて動作制御するための信号を導出する。
The
上記第1センサ24及び第2センサ25は、搬送原稿のサイズ検出手段を構成する。以下図2及び図3を参照して、この原稿サイズ検出手段について述べる。図2は、搬送原稿のサイズと第1及び第2センサ24、25との位置関係を示す図であり、図3は両センサの検出情報と原稿サイズとの関係を示す図である。図2において、原稿搬送方向をBとした場合、原稿搬送方向Bに向かって右辺側に各原稿を揃える例を示しているが、センタ揃え或いは左辺側揃えも除外するものではない。また、図2及び図3において、(T)は上記原稿搬送方向Bに沿った縦置きを、(Y)は原稿給送方向Bに直交する横置きを、夫々意味する。第1センサ24は、最大幅の原稿が通過する時にのみオンとなる位置に設けられ、また、第2センサ25は最小幅の原稿より大きな原稿が通過するとオンとなる位置に夫々設けられる。本実施例では、最大原稿サイズをA3(T)、最小原稿サイズをA5(T)としており、したがって、前記第1センサ24は、B4(T)の外側でA3(T)内に、第2センサ25は、A5(T)より外側でB5(T)より内側に、夫々配置されることになる。
The
第2センサ25により検出される原稿先端検出(オン)信号及び後端検出(オフ)信号は、後記する主制御部(CPU)27に導出される。主制御部27は、このオン・オフ信号間の経過時間を計測し、第1搬送ローラ6の周速度から搬送される原稿毎の長さLを算出する。即ち、第2センサ25がオンとされてから第1搬送ローラ6に至るまでは分離ローラ4aの周速度で搬送され、第1搬送ローラ6に導入されてからはその周速度で搬送されることになるから、上記長さLは、
式、L=〔第2センサ25のオン・オフ間時間−原稿先端が第2センサ25をオンしてから第1搬送ローラ6に至るまでの時間(予め設定されている)〕×第1搬送ローラ6の周速度(同)+分離ローラ4aの周速度(同)×第2センサ25がオンしてから第1搬送ローラ6に至るまでの時間(同)、
で算出される。
The document leading edge detection (ON) signal and the trailing edge detection (OFF) signal detected by the
Formula, L = [time between ON and OFF of the
Is calculated by
上記第1センサ24及び第2センサ25のオン・オフ信号及び原稿長さLの算出情報に基づき、原稿サイズは図3のように確定される。即ち、第1センサ24がオンの場合、図2で明らかなように、原稿サイズはA3(T)かA4(Y)に限られるから、第2センサ25の検出情報に基づく長さLが、210mmより大きければA3(T)と確定し、210mmに等しいか小さければA4(Y)と確定する。また、第1センサ24がオフで、第2センサ25がオフの場合は、A5(T)以下であることが確定する。更に、第1センサ24がオフで第2センサ25がオンの場合は、A5(Y)、B5(T)、B5(Y)、A4(T)及びB4(T)のいずれかのサイズである。そこで、この場合には、第2センサ25の検出情報に基づく長さLが、297mmより大きければB4(T)と確定し、257mmより大きく297mmに等しいか小さければA4(T)と確定し、210mmより大きく257mmに等しいか小さければB5(T)と確定し、148mmより大きく182mmに等しいか小さければB5(Y)と確定し、148mmに等しいか小さければA5(Y)と、夫々確定する。
Based on the on / off signals of the
このように、搬送される原稿のサイズが個々に確定するから、原稿供給トレイ2bに異なるサイズの原稿Dが混載されても、原稿毎の搬送・読取制御がなされ、特に個別に拡大・縮小或いは両面読取制御等も可能となり、混載時での読取モードの選択肢が広くなる。しかも、2個のセンサによりなされるから、センサの数を少なくすることができ、低コスト化に大きく寄与する。
In this way, since the sizes of the originals to be conveyed are individually determined, even if the originals D of different sizes are mixedly loaded on the
次に、上記構成の自動原稿送り装置1における原稿搬送及び読取動作について、図4の制御システムのブロック図も参照して説明する。図4は複写機能或いはプリンタ機能も備えたファクシミリ装置を例に採った制御システムのブロック図を示す。主制御部27はCPUからなり、ファクシミリ装置としての全ての機能の動作制御を司る。NCU28及びモデム29は、外部ファクシミリ装置と回線接続し、この通信回線を介した送信及び受信に伴う各種伝送信号を変調及び復調するべく機能するものである。画像メモリー30は、前記読取走査装置13或いは密着型イメージセンサ16からなる読取部(読取手段)31により読取った画像データ、或いは受信した画像データを一時的に記憶するものである。また、RAM32は、ワンタッチダイヤル番号、その他の各種機能に関係するあらゆるデータを記憶する。ROM33は、ファクシミリ装置の各種動作プログラムを格納するものである。
Next, document conveyance and reading operations in the
表示部34は、液晶パネル等からなり、操作手順やエラー表示等の各種情報を、視覚的に操作者に知らせる為のものである。操作部35は、不図示のテンキーや各種機能キー(片面・両面読取モード設定キーを含む)の他に、混載モード設定手段等の、操作者によって操作される各種操作手段からなる。記録部36は、読取部31で読取られた画像データや、NCU28を介し受信した画像データ更にはパソコン等の外部端末機から受信した画像データを印字出力するものであり、電子写真方式、インクリボン方式或いはインクジェット方式等、公知の記録手段が採用される。レジストローラ7は不図示のモータから駆動伝達されるものであり、後記するように原稿の搬送に伴い、電磁クラッチ等により駆動制御されるが、その他の搬送系も個々に駆動制御されることは言うまでもない。第1センサ24、第2センサ25は、原稿搬送に伴う上記検出信号を主制御部27に導出する。
The
図1において、操作者は原稿供給トレイ2bの上に原稿束Dを上向きページ順にセットする。異なるサイズの原稿Dが混載される場合は、操作者により上記混載モード設定手段が操作される。上記のように、操作者によって混載モード設定手段の操作がなされ、更に、片面・両面読取モード等の選択キー、画質設定キーその他の機能キーの設定操作(ファクシミリ送信の場合は、相手先番号の入力や各種送信モード設定等を含む)がなされた後、操作スイッチ(不図示)がオンされると、ピックアップローラ3が下降して原稿供給トレイ2b上に載置された原稿束Dの上面に押当すると共にピックアップローラ3、分離ローラ4a及び第1搬送ローラ6の回転が開始する。これに伴い、最上層の原稿Dが繰出され、分離ローラ4aと分離パッド4bの作用により重送が阻止された状態で1枚の原稿Dが装置内に給送される。原稿Dの幅サイズに応じて上記第1センサ24或いは第2センサ25がオンとされ、この検出信号が主制御部27に導出される。
In FIG. 1, the operator sets the document bundle D on the
装置内に給送された原稿Dは、引続き第1搬送ローラ6によって搬送され、その先端が図1の1点鎖線で示すようにレジストロー7に導入される。この場合、レジストローラ7の原稿導入部近傍のガイド壁部には、弾性フィルム23が、空間部22に臨むよう固着されているから、原稿Dの先端は、多少上向きに反り返っていたりしても、この弾性フィルム23によってガイドされ、空間部22に突入することなくレジストローラ7とプレッシャーロー7aとの間に確実に導入される。そして、レジストローラ7は停止状態に維持され、その先端部の給送は阻止されるから、引き続く第1搬送ローラ6の搬送作用を受けて、原稿Dは図1の2点鎖線で示すように空間部22内で、山形に撓むことになる。この時、弾性フィルム23も図1の2点鎖線で示すように、空間部22において撓もうとする原稿Dの動きに追随して弾性変形して、原稿Dの撓みを許容する。
The document D fed into the apparatus is continuously transported by the first transport roller 6 and the leading end thereof is introduced into the register row 7 as indicated by a one-dot chain line in FIG. In this case, since the
主制御部27は、原稿Dが空間部22内で十分に撓むに要する時間(予め設定されている)経過後、レジストローラ7 以降の搬送系の作動を開始させる。拡大・縮小モードが選択されている場合は、これらのモードに応じて第2搬送ローラ8以降の搬送系の周速度が適宜設定される。これにより、画像品質の優れた拡大・縮小読取が可能となる。そして、レジストローラ7 以降の搬送系の作動の開始に伴い、原稿Dは先端部からレジストローラ7によってレジストされ、リードセンサ26をオンして、第2搬送ローラ8により第1読取ポイントP1に導入される。リードセンサ26のオン信号により、読取走査装置13(両面読取モードの時には密着型イメージセンサ16も)が起動態勢に入り、第1読取ポイントP1に至った原稿Dの第1面(表面)の画像が読取走査装置13によって順次読取られて行く。
The
原稿Dは引続き第3搬送ローラ9により搬送され、第2読取ポイントP2に導入され、両面読取モードの場合は、密着型イメージセンサ16により、その第2面(裏面)の画像が読取られる。その後、排出ローラ10により排出トレイ11上に第1面が下向きになるよう排出される。次原稿Dも同様にして搬送・読取がなされ、排出トレイ11上に排出堆積される。このように、各原稿Dは、その第1面が下向きとなるよう排出トレイ11上に排出されるから、ページ順に堆積されることになり、爾後のページ揃えを行うことを必要としないことになる。
The document D is continuously conveyed by the third conveyance roller 9 and introduced to the second reading point P2. In the double-sided reading mode, the image on the second surface (back surface) is read by the
上記のように、装置内に給送された原稿Dは、第1搬送ローラ6により連続的に給送されるが、その先側部分は、レジストローラ7以降の搬送系の作動が開始するまでは、空間部22内で撓むから、第2センサ25で原稿の後端が検出(オフ)され、その長さLが上記のように算出され確定された時点における先端部の搬送路5内での搬送パス長さは、実質上このLより短くなる。従って、第2センサ25からリードセンサ26までの距離を、最大原稿長さの1/2以上に確保する必要がなく、装置のコンパクト化を図ることができる。
As described above, the document D fed into the apparatus is continuously fed by the first conveyance roller 6, but the front side portion is until the operation of the conveyance system after the registration roller 7 starts. Is bent in the
このように、原稿Dの先端がリードセンサ26に至るまでにそのサイズが確定するから、原稿供給トレイ2bに異なるサイズの原稿が混載されている場合でも、原稿D毎の読取制御が的確になされる。また、原稿搬送路5に空間部22を確保するだけで、そのコンパクト化が図られるから、設計上の大幅な変更を要さず、コストの増大を伴わずに実施できるから極めて実用性は大である。
As described above, since the size of the document D is determined before the leading edge of the document D reaches the
尚、上記実施形態では、原稿有無センサ2c、第1、第2センサ24、25及びリードセンサ26として、フィラー型のセンサを採用した例を示したが、これに限らず、その他の同様の機能を奏するセンサも採用可能である。また、ADF1として、両面読取用の例を示したが、片面読取のADFにも本発明が適用され得ることは言うまでもない。
In the above-described embodiment, an example in which filler-type sensors are employed as the document presence /
1 ADF(自動原稿送り装置)
2 原稿載置部
5 原稿搬送路
7 レジストローラ(レジスト手段)
22 空間部
23 弾性フィルム
24 第1センサ
25 第2センサ
31 読取部(読取手段)
D 原稿
1 ADF (Automatic Document Feeder)
2
22
D Manuscript
Claims (3)
上記原稿搬送路における読取手段の上流側にレジスト手段を配し、且つこのレジスト手段の上流側近傍の搬送路に、搬送原稿を撓ませることが可能な空間部を形成したことを特徴とする自動原稿送り装置。 An automatic document feeder that feeds documents one by one from a document placement section and conveys the images along a document conveyance path by a reading means disposed in the middle of the document conveyance path,
An automatic printing apparatus characterized in that a registration unit is disposed upstream of the reading unit in the document conveyance path, and a space portion in which the conveyance document can be bent is formed in a conveyance path near the upstream side of the registration unit. Document feeder.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003357262A JP2005119814A (en) | 2003-10-17 | 2003-10-17 | Automatic document feeding device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003357262A JP2005119814A (en) | 2003-10-17 | 2003-10-17 | Automatic document feeding device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005119814A true JP2005119814A (en) | 2005-05-12 |
Family
ID=34614196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003357262A Pending JP2005119814A (en) | 2003-10-17 | 2003-10-17 | Automatic document feeding device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005119814A (en) |
-
2003
- 2003-10-17 JP JP2003357262A patent/JP2005119814A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4516894B2 (en) | Automatic document feeder, image forming apparatus having the same, and image reading apparatus | |
EP2541889B1 (en) | Image reading apparatus | |
JP3978612B2 (en) | Document reader | |
JP2010259059A (en) | Image processing apparatus | |
KR20080075672A (en) | Image scanning unit and image forming apparatus having the same | |
JPH07323966A (en) | Manuscript handler | |
US20040140606A1 (en) | Original transport apparatus, original transport method and image reading apparatus | |
JP4132555B2 (en) | Double-sided reading apparatus and image forming apparatus | |
JP4165541B2 (en) | Automatic document feeder and image reading apparatus | |
US8286965B2 (en) | Automatic document feeder with jam determination control | |
US7324781B2 (en) | Automatic document transportation device | |
JP3452841B2 (en) | Document feeder and image forming apparatus | |
JP4477652B2 (en) | Automatic document feeder, image reading apparatus including the same, and image forming apparatus | |
JP4284654B2 (en) | Image reading device | |
JP2005123918A (en) | Document carrier | |
JP2002077516A (en) | Image reader | |
JP4284920B2 (en) | Image reading device | |
JP2005119814A (en) | Automatic document feeding device | |
JP3888235B2 (en) | Image reading device | |
JP5689625B2 (en) | Document feeder | |
JP5508902B2 (en) | Document feeder | |
JP2001013740A (en) | Automatic document feeder | |
JP2006206247A (en) | Automatic manuscript transporting device and image forming device | |
JP3849677B2 (en) | Automatic document feeder | |
JP4300943B2 (en) | Paper feeder |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060818 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080604 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081104 |