JP2005119728A - シート収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】折畳まれたシートを1枚ずつ収納箱から順次取出すことができるシート収納箱を提供する。また、商品を運搬、販売する過程で取出口用として形成されている裂開用ミシン目が裂開することの無いシート収納箱を提供する。
【解決手段】内部に複数の折畳まれたシートの積層体を収納すると共に、その上面に各シートを順次取出すシート取出用長穴開口部を長穴開口部の長辺とシート折畳方向とを平行に形成してなる筐体形状のシート収納箱において、前記長穴開口部の形状に沿って裂開用ミシン目が形成されており、該ミシン目の垂直荷重による裂開強度が特定の範囲である収納箱。長穴開口部からシートを取出す際にシートが長穴開口部と摺接する部分の形状を弧状に形成すると共に前記弧状部分の中央部に切欠部を設けてなるシート収納箱が好ましい。
【選択図】図1


Description

本発明は、折畳まれたシートの収納箱に関する。更に詳述すれば、折畳まれた不織布シート、織布シート、紙シート等のシートを1枚ずつ収納箱から順次取出すことができ、裂開により開口可能な開口部を設けたシート収納箱に関する。
シート積層体収納箱は、例えばティッシュペーパーの収納箱として広く利用されている。これらの収納箱では、ティッシュペーパーを1枚ずつ順次取出せるものが種々提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5)。
しかしながら、これら提案の収納箱は、シート同士の滑り角度試験法における滑り角度の低いもの(例えば、20度未満)の収納に対しては有効であるが、シート同士の滑り角度試験法における滑り角度が大きいものの収納に対してはうまく機能しない。即ち、これら提案のような従来の収納箱では、シートを1枚だけ取出そうとしても2枚以上連なって取出されてしまい、使用上不具合が生じる。
また、内部にシートを収納した収納箱を商品として運搬、販売する過程で収納箱に形成されている取出口用ミシン目の一部が裂開して開封されてしまうことがあり、商品価値を損ずる。
:実開昭57−110081号公報 :実開平04−054294号公報 :実開平04−080878号公報 :特開平09−323770号公報 :実開昭48−087227号公報
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、折畳まれたシートを1枚ずつ確実に収納箱から順次取出すことができるシート収納箱を提供することにある。また、本発明の他の目的は内部にシートを収納した収納箱を商品として運搬、販売する過程で取出口用として形成されている裂開用ミシン目が裂開することの無いシート収納箱を提供することにある。
上記課題を解決する本発明は以下に記載するものである。
〔1〕 内部に複数の折畳まれたシートの積層体を収納すると共に、その上面に各シートを順次取出すシート取出用長穴開口部を形成する裂開用ミシン目を長穴開口部の長軸とシート折畳方向とを平行に形成してなるシート収納箱において、該ミシン目の垂直荷重による裂開強度が4.90〜24.52Nの範囲であることを特徴とするシート収納箱。
〔2〕 長穴開口部を形成する裂開用ミシン目の形状が略菱形であり、該ミシン目の長対角線とシート折畳方向とを平行に形成してなる〔1〕に記載のシート収納箱。
〔3〕 長穴開口部を形成する裂開用ミシン目の形状が略楕円形であり、該長穴開口部の長軸とシート折畳方向とが平行に形成されてなり、該長穴開口部からシートを取出す際にシートが長穴開口部と摺接する部分の形状を弧状に形成すると共に前記弧状部分の中央部に切欠部を設けてなる〔1〕に記載のシート収納箱。
〔4〕 裂開用ミシン目が裂開方向に沿って順次下記(1)から(3)の各部、
(1)長穴開口部の長軸方向の開口長さが裂開方向に沿って漸増する拡大部、
(2)長穴開口部の長軸方向の開口長さが裂開方向に沿って漸増から漸減に変わる遷移部、
(3)長穴開口部の長軸方向の開口長さが裂開方向に沿って漸減する縮小部、
により形成されている〔3〕に記載のシート収納箱。
〔5〕 裂開方向と裂開用ミシン目の裂開方向に向けた接線とのなす角度(θ)が、下記(4)から(6)、
(4)拡大部において角度(θ)が30〜90度、
(5)遷移部において角度(θ)が0〜30度、
(6)縮小部において角度(θ)が30〜90度、
に示す範囲である〔4〕に記載のシート収納箱。
〔6〕 拡大部において裂開用ミシン目が裂開強度9.80〜19.62Nの二重ミシン目及びそれに続くカギ型ミシン目であり、遷移部において裂開用ミシン目が裂開強度11.76〜24.52Nの二重ミシン目であり、縮小部において裂開用ミシン目が裂開強度9.80〜19.62Nのカギ型ミシン目である〔4〕に記載のシート収納箱。
〔7〕 開口部の一端に裂開開始用のつまみ部が形成され、他端にヒンジ部が形成されている〔4〕に記載のシート収納箱。
〔8〕 ヒンジ部の形状に沿って一重のミシン目が施されている〔7〕に記載のシート収納箱。
本発明のシート収納箱は、上述のように裂開用ミシン目の垂直荷重による裂開強度を特定の範囲としているので、内部にシートを収納した収納箱を商品として運搬、販売する過程で取出口用として形成されている裂開用ミシン目が裂開し開封されることを防止できる。
また、本発明のシート収納箱は、シート取出用長穴開口部を所定の形状に構成しているので、収納箱中の不織布シートや織布シート、紙シートを1枚ずつ確実に取出せる。
また、本発明のシート収納箱は従来、収納箱の取出し口に設けられていたシート取出しスリットを形成した樹脂フィルム等を用いる必要が無く、製造コストを低減でき、使用する資源量を低減できる。また、使用後廃棄する際に分別処理を不要となるので、資源の再使用性に優れる。
本発明のシート収納箱は、清掃用シート等の不織布シート、調理用シート等の織布シート、ティッシュペ−パー等の紙シートの収納箱として有用である。特に、不織布シートや織布シートのように滑り角度が高い(例えば30度以上)シートの収納箱として有用である。
本発明のシート収納箱は、一旦取出したシートを収納箱に容易に戻せる。
以下、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明のシート収納箱1の上面形状の一例を示す平面図である。図1で、11はシートの取出用長穴開口部(開口後は開口蓋となる)で略楕円形の長軸を収納箱1の長さ方向と一致させて形成されている。この開口部は後述するように開口部11の形状に沿って予め形成した裂開用ミシン目66を裂開することにより形成できる。13は収納されているシートである。15、17はそれぞれシート13を取出す際にシート13が長穴開口部と摺接する弧状部分である。前記弧状部分15,17には収納箱1の幅方向外方に向って切欠部21、23がそれぞれ形成されている。前記弧状部分15、17に切欠部21、23を形成することにより、弧状部分15、17に肩部31、33、35、37が形成される。この肩部31、33、35及び37はそれぞれシートを取出す際にシート13と長穴開口部11との摺接抵抗を増す。
BLは収納箱1の長手方向の長さ(285mm)、BWは収納箱1の幅方向の長さ(126mm)、CLは二つ折りにされたシート13の折畳部19の長手方向の長さ(276mm)、CWは二つ折りにされたシート13の幅方向の長さ(120mm)、MLは開口部11の長手方向の最大長さ(210mm)、MWは開口部11の幅方向の最大長さ(85mm)、SL1は開口部11の一方の切欠部21の長手方向長さ(70mm)、SL2は他方の切欠部23の長手方向長さ(65mm)、DW1は開口部11の一方の切欠部21の幅方向長さ(15mm)、DW2は開口部11の他方の切欠部23の幅方向長さ(15mm)である。
上記収納箱1の上面には予め開口部11の形状に沿って裂開強度が4.90〜24.52Nの範囲の裂開用ミシン目66が施されている。但し、前記切欠部23の外方向ヒンジ部25にはヒンジ用ミシン目68が施されている。使用するに当っては、裂開用ミシン目66を切開いて(『裂開』ともいう)、前記ヒンジ部25で上方に折返すことにより、開口部11を形成すると共に、切開いた部分を後述する開口蓋27として利用できる。
図1における、a−a線に沿った断面図の一例(シートを二つ折りに折畳んで収納した例)を図2及び図3に示す。図2において、40aは収納箱1から取出されつつあるシートである。40bは40aの次に取出されるべきシートである。シート40aは、収納箱1の開口部11の肩部35、37と摺接している。この肩部35、37は、シートを取出す際にシート40aと長穴開口部11との摺接抵抗を増すために機能する。
図3において、40aは既に取出されたシートであり、40bはシート40aの次に取出されるべきシートである。シート40bは、収納箱1の開口部11の肩部31、33と摺接している。この肩部31、33がシートを取出す際にシート40bと長穴開口部11との摺接抵抗を増すために機能する。この機能により、シート40bは、シート40aに引づられて取出されること無く、収納箱1内に留まることができる。
尚、図2、図3におけるBHは収納箱の高さ(65mm)である。また、シートは、シート同士の滑り角度が41.2度のものである。
尚、本発明の一例を上記の通り説明したがこれに限らず、本発明は下記するものであることができる。
本発明において、開口部11の長手方向の最大長さMLは、シート折畳部19の長手方向の長さCLの60〜80%であることが好ましい。この割合が80%を超えると収納箱1からシート13を1枚ずつ取出そうとした際に、シートが2枚以上連なって取出されてしまうことがある。一方、この割合が60%未満であると、収納箱1からシート13を1枚ずつ取出す際に、シートが取出し難い。
本発明において、開口部11の切欠部の長手方向長さSL1及び./又はSL2は、シート折畳部19の長手方向の長さCLの10〜60%であることが好ましい。この割合が60%を超えると、若しくは10%未満であると、収納箱1からシート13を1枚ずつ取出そうとする際に、シートが2枚以上連なって取出されてしまうことがある。
本発明において、開口部の幅方向の最大長さMWは、シート折畳部の幅方向の長さCWの15〜70%であることが好ましい。この割合が70%を超えると収納箱からシートを1枚ずつ取出そうとした際に、シートが2枚以上連なって取出されてしまうことがある。一方、この割合が15%未満であると、収納箱からシートを1枚ずつ取出そうとした際に、シートが取出し難い。また、この割合が15%未満であると、一旦取出したシートを開口部から収納箱内に収納することが難しくなる。特に、開口部を切開いた部分を開口蓋として使用する場合、シートを開口部から収納箱内に収納することが難しくなる。上記理由から、開口部の幅方向の最大長さMWは、シート折畳部の幅方向の長さCWの30〜70%であることが特に好ましい。
本発明において、開口部の切欠部の幅方向の長さDW1及び/又はDW2は、シート折畳部の幅方向の長さCWの5〜30%であることが好ましい。この割合が30%を超えると収納箱からシートを1枚ずつ取出そうとした際に、シートをスムースに取出せないことがある。一方、この割合が5%未満であると、収納箱からシートを1枚ずつ取出そうとした際に、シートが2枚以上連なって取出されてしまうことがある。
図1における、a−a線に沿った断面図の他の例(シートを三つ折りに折畳んで収納した例)を図4及び図5に示す。図4において、50aは収納箱1から取出されつつあるシートである。50bはシート50aの次に取出されるべきシートである。シート50aは、収納箱1の開口部11の肩部31、33で図示したように摺接している。この肩部31、33は、シートを取出す際にシートと長穴開口部11との摺接抵抗を増すために機能する。
図5において、50aは既に取出されたシートであり、50bはシート50aの次に取出されるべきシートを示す。シート50bは、収納箱1の開口部11と肩部31、33で図示したように摺接している。この肩部31、33がシートを取出す際にシートと長穴開口部11との摺接抵抗を増すために機能する。この機能により、シート50bは、シート50aに引張られて取出されること無く、収納箱1内に留まることができる。
シートが三つ折(Z折りともいう)の場合は、シートを取出す際の収納箱1の開口部11とシートとの摺接箇所は常時収納箱の片側のみになる。従って、収納されるシート積層体が三つ折の場合は、開口部の切欠が長辺方向の片方のみでも良い。図6、7にシートが三つ折の場合の収納箱の開口部11の形状の他の例を示す。
図8は、図1の収納箱1の裂開用ミシン目66を切開する前の平面図、図9は裂開用ミシン目66を切開して開口蓋27をヒンジ部25で上方に折返した平面図を示す。図10は、図8中のb−b線に沿った断面図を示す。尚、ヒンジ部25には折返しを容易にするための粗いミシン目が施されていてもよい。
図8において、裂開用ミシン目66を切開して開口蓋27をヒンジ部25で折返すことにより、収納箱1に開口部11が形成される。開口蓋27のヒンジ部25と対向する側には、略半円状の摘み部61が形成されている。前記摘み部61には、外方に突出して小径半円状に切抜かれ、これにより掛止片63が形成されている。半円状の掛止片63の直径に沿う折曲部64で摘み部61を上方に折曲げることにより、前記掛止片63が開口蓋25の下方に突出される。図9において、81は収納箱1の糊代部79に半円状に打抜いて形成した掛止口である。前記掛止片63を掛止口81に係合させることにより、開口蓋27を収納箱1に固定できる。図10は、掛止片63を掛止口81に係合させた状態を示している。
更に、本発明の他の一例を詳細に説明する。
図11は、本発明のシート収納箱1の上面に形成されたミシン目の形状の一例を示す平面図である。図11で、11は長穴開口部、25はヒンジ部、27は開口蓋、31及び33は肩部、61は摘み部、63は掛止片、64折曲部、66裂開用ミシン目、68ヒンジ用ミシン目である。
図11で裂開用ミシン目66の裂開を長穴開口部の摘み部61からヒンジ部25の方向(裂開方向)に沿って行う際に、(1)長穴開口部の長軸方向の開口長さが裂開方向に沿って漸増する拡大部、(2)長穴開口部の長軸方向の開口長さが裂開方向に沿って漸増から漸減に変わる遷移部、(3)長穴開口部の長軸方向の開口長さが裂開方向に沿って漸減する縮小部の各部分が裂開方向に沿って開口蓋27に順次形成されている。
上記裂開方向と裂開用ミシン目66の裂開方向に向けた接線とのなす角度(θ)は、開口蓋の拡大部において30〜80度、遷移部において0〜30度、縮小部において30〜80度である。
裂開用ミシン目は拡大部の前半(裂開開始から肩部31、33迄)において平均裂開強度17.65Nの二重ミシン目であり、拡大部の後半において平均裂開強度17.65Nのカギ型ミシン目である。遷移部のミシン目は、平均裂開強度20.59Nの二重ミシン目である。縮小部のミシン目は、平均裂開強度18.63Nのカギ型ミシン目である。
図11におけるP(拡大部前半の一部)、Q(拡大部後半の一部)、R(遷移部の一部)及びS(縮小部の一部)の各部の裂開用ミシン目形状を示す拡大図を、図12、図13、図14及び図15に示す。図12、図13図14及び図15で、Cはミシン目カット部分長さ、Tはミシン目タイ部分長さである。図12及び図14でCo、Toはそれぞれ二重ミシン目の外側ミシン目のカット部分長さ、タイ部分長さである。
拡大部前半の二重ミシン目は、Tが2mm、Cが7mm(タイ:カット比(T:C)2:7)、Toが8mm、Coが1mm、(タイ:カット比(To:Co)8:1)の千鳥配置である。拡大部後半のカギ型ミシン目は、Tが2mm、Cが7mm(タイ:カット比(T:C)2:7)である。遷移部の二重ミシン目は、Tが1.5mm、Cが3mm(タイ:カット比(T:C)1:2)、Toが3mm、Coが1.5mm、(タイ:カット比(To:Co)2:1)の千鳥配置である。縮小部のカギ型ミシン目は、Tが1.5mm、Cが13.5mm(タイ:カット比(T:C)1:9)である。ヒンジ部は、折り曲げ易く裂開しない程度のものとするため、Tが10mm、Cが10mmのミシン目が施されている。
尚、本発明の一例を上記の通り説明したがこれに限らず、本発明は下記するものであることができる。
拡大部において前半は、裂開方向とミシン目の裂開方向に向けた接線とのなす角度(以下、『θ』という)が30〜60°程度でθが比較的小さい。このため裂開がミシン目から逸れる傾向が少なく、図12に示した形状の二重ミシン目とすることが好ましい。二重ミシン目は、内側にカット長の長いミシン目、外側にカット長の短いミシン目を形成させることが裂開の逸脱を防止できるので好ましい。拡大部前半のミシン目の裂開強度(以下、単に『裂開強度』という)はやや強めの9.80〜19.62Nにすることが好ましい。拡大部前半における裂開強度が9.80N未満であると、内部にシートを収納した収納箱を商品として運搬、販売する過程でミシン目の裂開が生じることがある。一方、拡大部前半における裂開強度が19.62Nを超えると裂開のミシン目からの逸脱が生じることがある。上記理由により、拡大部前半の裂開強度は、15.69〜19.62N程度が特に好ましい。裂開強度の調節はミシン目のタイ:カット比及び/又はタイ・カットの長さを変えることにより実施できる。拡大部前半における二重ミシン目は、Tが2±0.5mm、Cが7±0.7mm、Toが8±0.8mm、Coが1±0.2mmであることが好ましい。
拡大部の後半は、θが60〜80°程度でθが大きい。このため、裂開がミシン目から逸れる傾向が大きく、図13に示した形状のカギ型ミシン目とすることが好ましい。カギ型ミシン目のカギは、ミシン目の裂開方向手前側端に内側に向って形成されていることが裂開の逸脱を防止できるので好ましい。拡大部後半の裂開強度はやや強めの9.80〜19.62Nにすることが好ましい。拡大部後半の裂開強度が9.80N未満であると、内部にシートを収納した収納箱を商品として運搬、販売する過程でミシン目の裂開が生じることがある。一方、拡大部後半の裂開強度が19.62Nを超えると裂開のミシン目からの逸脱が生じ易い。上記理由により、拡大部の裂開強度は16.67〜19.62Nが特に好ましい。拡大部後半におけるカギ型ミシン目は、Tが2±0.5mm、Cが7±0.7mmであることが好ましい。カギの長さは3±1mmが好ましい。
遷移部においては、θが0から30°で裂開方向とミシン目接線とがほぼ同方向になる。このため、裂開がミシン目から逸れることは少なく、図14に示した形状の二重ミシン目とすることが好ましい。二重ミシン目は、内側にカット長の長いミシン目、外側にカット長の短いミシン目を形成させることが好ましい。遷移部は、内部にシートを収納した収納箱を商品として運搬、販売する過程でミシン目の裂開が最も生じ易い箇所であり、ミシン目の裂開強度は最も強めの11.76〜24.52Nとすることが好ましい。遷移部の裂開強度が11.76N未満であると、内部にシートを収納した収納箱を商品として運搬、販売する過程でミシン目の裂開が生じることがある。一方、遷移部の裂開強度が24.52Nを超えると裂開のミシン目からの逸脱が生じることがある。上記理由により、遷移部の裂開強度は裂開強度18.63〜22.56Nが特に好ましい。遷移部における二重ミシン目は、Tが1.5±0.5mm、Cが3±0.3mm、Toが3±0.3mm、Coが1.5±0.2mmであることが好ましい。
縮小部においては、θが60〜80°程度でθが大きい。また裂開方向に開口部の幅が縮小するので裂開がミシン目から最も逸れ易く、図15に示した形状のカギ型ミシン目として逸れを防ぐことが好ましい。カギ型ミシン目のカギは、ミシン目の裂開方向手前側端に外側に向って形成されていることが裂開の逸脱を防止できるので好ましい。縮小部の裂開強度は、強すぎると裂開に逸脱が生じるので、裂開強度はやや弱めの8.82〜14.71Nにすることが好ましい。縮小部の裂開強度が8.82N未満であると、内部にシートを収納した収納箱を商品として運搬、販売する過程でミシン目の裂開が生じることがある。一方、縮小部の裂開強度が14.71Nを超えると裂開のミシン目からの逸脱が生じることがある。上記理由により、縮小部の裂開強度は裂開強度8.82〜14.71Nが特に好ましい。縮小部におけるカギ型ミシン目は、Tが2±0.5mm、Cが7±0.7mmであることが好ましい。カギの長さは3±1mmが好ましい。
ヒンジ部は、折り曲げ易く裂開しない程度のものとするため、Tが3〜12mm、Cが3〜12mm、(タイ:カット比(T:C)1:1)の一重ミシン目であることが好ましい。
更に、本発明の他の例を詳細に説明する。
図16は、本発明のシート収納箱の上面形状の一例を示す平面図である。図16で、11は菱形形状のシートの取出用長穴開口部、25はヒンジ部、27は開口蓋、61は開口部の摘み部、66は裂開用ミシン目である。
図17は、本発明のシート収納箱の上面形状の更に他の例を示す平面図である。図17で、11は菱形形状のシートの取出用長穴開口部、25はヒンジ部、27は開口蓋、61は開口部の摘み部、66は裂開用ミシン目である。
本発明におけるシートは不織布シートであることが好ましい。不織布シートは、例えば、ポリオレフィン繊維やポリエステル繊維とレーヨン繊維とを構成成分として含むものであることが、シートを清掃用に用いた際に、清掃機能が良好となるため好ましい。
本発明において、収納箱の材質は、紙であることが好ましい。特に、厚みが0.2〜1.0mm(米坪が200〜600g/m2 )の板紙であることが好ましい。収納箱の外側には、印刷が施されていても良い。
(裂開強度)
収納箱を水平な面に設置し、収納箱上面に施された裂開用ミシン目から内側に向って1cm離れた箇所(開口蓋となる箇所)に、上方から底面の断面積が1.77cm2 の円柱を押しあて垂直に荷重を加え、ミシン目が裂開を開始した際の荷重をミシン目の垂直荷重による裂開強度(単位:N)とする。測定箇所は、収納箱上面の拡大部前半、拡大部後半、遷移部及び縮小部の各部において、各部裂開方向に向かった中央部とした。また、各部について開口蓋短軸の左右各1箇所づつ裂開強度を測定し、その測定値の平均を各部の平均裂開強度とする。
本発明において、シートは、シート同士の滑り角度試験法における滑り角度(以下、単に『滑り角度』と略記する)が30度以上のものであることが好ましい。本発明における不織布シートの滑り角度上限は試験法における55度であることが好ましい。滑り角度が55度を超えると、収納箱から不織布シートを1枚ずつ取出そうとした際に、不織布シートが2枚以上連なって取出されてしまうことがある。一方、不織布シートの滑り角度が30度未満であると、不織布シートを清掃用に用いた際に、清掃機能が不足することがある。
尚、本発明におけるシートの滑り角度は、JIS P 8174(1994)の紙及び板紙の摩擦係数測定方法に準じて、下記に示す方法で測定した。
(1)滑り角度試験機
試験機本体には、水準器を取付けた固定台に平行になるような蝶番で取付けられた傾斜板が装備されている。傾斜板には傾斜角を1度単位で指示できる目盛板がついている。傾斜板の上端には試験片を固定するつかみが取付けられ、下端にはストッパーが付いている。傾斜板の材質は平滑な金属製であり、寸法はおもりの幅より25mm以上広く、おもりを15mm以上動かせる長さを持っている。
おもりは、長方形の平らな底面を持つ金属製ブロックで、試験片を固定するつかみが付いている。おもりの底面の寸法は、幅60mm、長さ100mmであり、質量は1000gである。おもりの底面にかかる圧力は、1.64kPa(16.7gf/cm2 )である。
(2)試験片
(a)試料調製
試料には、試験規格A29『試験用紙の採取規格』によって採取したものを用いる。全幅試料1枚を流れ方向が平行になるように、ほぼ等間隔に5つ折りにし、その中央部を米坪板で仕切り、試験試料にする。
(b)試験片
試験片供試料から、すきむら・折り目・すき入れ・曲がり・くせ・しわ等異常な部分を避け、正しく縦方向に錘用試験片と平板用試験片とを次の寸法に裁断する。
錘用試験片は、60mm×190mmとし、縦方向に5枚裁断する。平板用試験片は、100mm×250mmとし、縦方向に5枚裁断する。
試験回数は1試料につき、縦5回とする。
操作は試験規格A30『試験用紙の前処理規格』の条件に従い前処理を行った後、標準条件に一致する試験室内で行う。
(3)滑り角度の測定
機器のセッティング
試験機本体の水準器を見ながら4本の調節脚で本体を水平にしてロックナットで固定する。傾斜板を0度の位置に設定する。錘用試験片と平板用試験片とそれぞれ傾斜板及び移動ブロックにセットする。電源を入れ傾斜板を所定の速度で上昇させる。セットした試料間の摩擦が限界になり、移動ブロックが滑り始めると同時に傾斜板の上昇が停止する。この時の傾斜板の角度を指針の指示値で読み取り滑り角度とする。5回の測定値の平均値を不織布シートの滑り角度とする。
上記例においては、不織布シートを用いて本発明を説明したが、これに限らず織布シート(例えば調理用シート)、紙シート(例えば、ティッシュペーパー)の積層体を収納することもできる。
このように、本発明におけるシートは、その表面に凹凸や毛羽立ち(起毛)のある不織布シート、織布シート、紙シート等であり、洗剤や水分を含むものであっても良い。シートが紙シートの場合の滑り角度は45度以下、好ましくは20度以上30度未満であっても良い。滑り角度を45度以下にすることにより、紙シートが連続的に取出されることを防止できる。特に20度以上30度未満とすることにより、紙シートが連続的に取出されることを確実に防止できる。
本発明のシート収納箱上面の一例を示す平面図である。 収納されるシートが二つ折の場合のシート取出状態の一例を説明する図である。 収納されるシートが二つ折の場合のシート取出状態の一例を説明する図である。 収納されるシートが三つ折の場合のシート取出状態の一例を説明する図である。 収納されるシートが三つ折の場合のシート取出状態の一例を説明する図である。 シートが三つ折の場合の収納箱の開口部形状の一例を示す図である。 シートが三つ折の場合の収納箱の開口部形状の一例を示す図である。 図1の収納箱1のミシン目を裂開する前の形状の一例を示す平面図である。 図1の収納箱1のミシン目を裂開して開口蓋をヒンジ部で上方に折返した形状の一例を示す平面図である。 図8の収納箱1のb−b線に沿った断面図である。 収納箱のミシン目の形状の一例を示す平面図である。 図11のP部の拡大図である。 図11のQ部の拡大図である。 図11のR部の拡大図である 図11のS部の拡大図である。 収納箱のミシン目の形状の他の例を示す平面図である。 収納箱のミシン目の形状の更に他の例を示す平面図である。
符号の説明
1 収納箱
11 シートの取出用長穴開口部
13 シート
15、17 弧状部分
19 シート折畳部
21、23 切欠部
25 ヒンジ部
27 開口蓋
31、33、35及び37 肩部
40a 収納箱から取出されつつあるシート
40b 40aの次に取出されるべきシート
50a 収納箱から取出されつつあるシート
50b 50aの次に取出されるべきシート
61 摘み部
63 掛止片
64 折曲部
66 裂開用ミシン目
68 ヒンジ用ミシン目
79 糊代部
81 掛止口
BL 収納箱の長手方向の長さ
BW 収納箱の幅方向の長さ
BH 収納箱の高さ
CL シート折畳部の長手方向の長さ
CW シート折畳部の幅方向の長さ
ML 開口部の長手方向の最大長さ
MW 開口部の幅方向の最大長さ
SL1 切欠部の長手方向長さ
SL2 切欠部の長手方向長さ
DW1 切欠部の幅方向長さ
DW2 切欠部の幅方向長さ
R 拡大部前半の一部
Q 拡大部後半の一部
R 遷移部の一部
S 縮小部の一部
T ミシン目タイ部分の長さ
C ミシン目カット部分の長さ
To 外側ミシン目タイ部分の長さ
Co 外側ミシン目カット部分の長さ

Claims (8)

  1. 内部に複数の折畳まれたシートの積層体を収納すると共に、その上面に各シートを順次取出すシート取出用長穴開口部を形成する裂開用ミシン目を長穴開口部の長軸とシート折畳方向とを平行に形成してなるシート収納箱において、該ミシン目の垂直荷重による裂開強度が4.90〜24.52Nの範囲であることを特徴とするシート収納箱。
  2. 長穴開口部を形成する裂開用ミシン目の形状が略菱形であり、該ミシン目の長対角線とシート折畳方向とを平行に形成してなる請求項1に記載のシート収納箱。
  3. 長穴開口部を形成する裂開用ミシン目の形状が略楕円形であり、該長穴開口部の長軸とシート折畳方向とが平行に形成されてなり、該長穴開口部からシートを取出す際にシートが長穴開口部と摺接する部分の形状を弧状に形成すると共に前記弧状部分の中央部に切欠部を設けてなる請求項1に記載のシート収納箱。
  4. 裂開用ミシン目が裂開方向に沿って順次下記(1)から(3)の各部、
    (1)長穴開口部の長軸方向の開口長さが裂開方向に沿って漸増する拡大部、
    (2)長穴開口部の長軸方向の開口長さが裂開方向に沿って漸増から漸減に変わる遷移部、
    (3)長穴開口部の長軸方向の開口長さが裂開方向に沿って漸減する縮小部、
    により形成されている請求項3に記載のシート収納箱。
  5. 裂開方向と裂開用ミシン目の裂開方向に向けた接線とのなす角度(θ)が、下記(4)から(6)、
    (4)拡大部において角度(θ)が30〜90度、
    (5)遷移部において角度(θ)が0〜30度、
    (6)縮小部において角度(θ)が30〜90度、
    に示す範囲である請求項4に記載のシート収納箱。
  6. 拡大部において裂開用ミシン目が裂開強度9.80〜19.62Nの二重ミシン目及びそれに続くカギ型ミシン目であり、遷移部において裂開用ミシン目が裂開強度11.76〜24.52Nの二重ミシン目であり、縮小部において裂開用ミシン目が裂開強度9.80〜19.62Nのカギ型ミシン目である請求項4に記載のシート収納箱。
  7. 開口部の一端に裂開開始用のつまみ部が形成され、他端にヒンジ部が形成されている請求項4に記載のシート収納箱。
  8. ヒンジ部の形状に沿って一重のミシン目が施されている請求項7に記載のシート収納箱。

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