JP2005119188A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録ヘッドの紫外線の被照射に関する履歴の管理を容易に行う。
【解決手段】記録媒体Sに対してノズルの吐出口からインクを吐出する記録ヘッド11と、記録媒体Sに着弾したインク滴に紫外線を照射する紫外線照射部12と、記録ヘッドを着脱自在に搭載するキャリッジ2とを備えるインクジェット記録装置100である。紫外線照射部から記録ヘッドのノズル面11aに照射された紫外線の積算量に関する紫外線積算照射量データd1を算出する照射量情報算出手段(例えば、CPU20)を備える。算出された紫外線積算照射量データd1を記憶するICタグ11bを備える。ICタグに紫外線積算照射量データd1を書き込むRFIDリーダ/ライタ7を備える。ICタグに記憶された紫外線積算照射量データd1を読み取るRFIDリーダ/ライタ7を備える。ICタグは、記録ヘッドに設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェット記録装置に関する。
従来より、記録媒体に対してノズルからインクを吐出する記録ヘッドと、記録媒体に着弾したインク滴に紫外線を照射する紫外線照射部とをキャリッジに搭載し、所定の画像を記録する動作を行うインクジェット記録装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
上記のインクジェット記録装置は、画像記録を行う際にノズルから吐出されたインクがミスト状になってノズル面に付着してしまう。そして、付着したインクに紫外線が照射されることによりインクが硬化して、ノズルの吐出不良を引き起こすといった問題がある。特に、インクとしてカチオン硬化型インクを用いた場合には、このインクの有する光蓄積性のためにノズル面のインクが硬化し易くなってしまう。
そこで、紫外線照射部から照射された紫外線が記録ヘッドのノズル面に照射されないように、記録ヘッドと紫外線照射部との間隔を空けて配設することが考えられるが、この場合、装置サイズが大きくなり装置のコストアップを引き起こすこととなる。
従って、記録ヘッドのメンテナンスを所定のタイミングで適正に行う必要がある。
特開2001−310454号公報
ところで、記録ヘッドは、キャリッジに着脱自在に搭載されており、画像記録に使用されるインクの種類や色等に応じて交換自在となっている。
しかしながら、使用途中の記録ヘッドをキャリッジに搭載した場合には、メンテナンスのタイミングを特定する上で、新たに搭載された記録ヘッドのこれまでの使用状態、即ち、紫外線が照射された積算量を把握しておく必要があり、その作業が煩雑となっている。
本発明の課題は、記録ヘッドの紫外線の被照射に関する履歴の管理を容易に行うことができるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、記録媒体に対してノズルの吐出口からインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドから吐出され、前記記録媒体に着弾したインク滴に紫外線を照射する紫外線照射部と、前記紫外線照射部を搭載するとともに前記記録ヘッドを着脱自在に搭載するキャリッジとを備えるインクジェット記録装置であって、
前記紫外線照射部から前記記録ヘッドの前記吐出口が設けられたノズル面に照射された紫外線の積算量に関する紫外線積算照射量情報を算出する照射量情報算出手段と、
前記照射量情報算出手段により算出された前記紫外線積算照射量情報を記憶する照射量情報記憶部と、
前記照射量情報記憶部に前記紫外線積算照射量情報を書き込む照射量情報書込手段と、
前記照射量情報記憶部に記憶されている前記紫外線積算照射量情報を読み取る照射量情報読取手段と、を備え、
前記照射量情報記憶部は、前記記録ヘッドに設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、記録ヘッドには、紫外線照射部から記録ヘッドのノズルの吐出口が設けられたノズル面に照射された紫外線の積算量に関する紫外線積算照射量情報が照射量情報書込手段により書き込まれ、また、紫外線積算照射量情報が照射量情報読取手段により読み取られる照射量情報記憶部が設けられているので、記録ヘッドを交換しても、交換された記録ヘッドに設けられた照射量情報記憶部から紫外線積算照射量情報を読み取ることができ、読み取られた紫外線積算照射量情報に基づいて、記録ヘッドのノズル面にこれまでに照射された紫外線の積算量を把握することができる。従って、記録ヘッドの紫外線の被照射に関する履歴の管理を照射量情報記憶部を利用して容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェット記録装置において、
前記照射量情報算出手段は、
照射される紫外線量に応じて色の濃度が変化するUVラベルと、前記UVラベルの色の濃度を検知して検知信号を出力する色濃度検知手段と、を備え、前記色濃度検知手段から出力された前記検知信号に基づいて、前記紫外線積算照射量情報を算出することを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、照射量情報算出手段は、照射される紫外線量に応じて色の濃度が変化するするUVラベルと、UVラベルの色の濃度を検知して検知信号を出力する色濃度検知手段と、を備え、色濃度検知手段から出力された検知信号に基づいて、紫外線積算照射量情報を算出するので、色濃度検知手段を利用して紫外線積算照射量情報の算出を容易に且つ適正に行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェット記録装置において、
前記照射量情報算出手段は、
前記ノズル面に照射された紫外線を検知して検知信号を出力する紫外線検知手段を備え、前記紫外線検知手段から出力された前記検知信号に基づいて、前記紫外線積算照射量情報を算出することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、照射量情報算出手段は、記録ヘッドのノズル面に照射された紫外線を検知して検知信号を出力する紫外線検知手段を備え、紫外線検知手段から出力された検知信号に基づいて、紫外線積算照射量情報を算出するので、紫外線検知手段を利用して紫外線積算照射量情報の算出を容易に且つ適正に行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記照射量情報記憶部は、前記紫外線積算照射量情報を記憶するICタグであり、
前記照射量情報書込手段は、RFID方式により前記ICタグに前記紫外線積算照射量情報を書き込むRFIDライタであり、
前記照射量情報読取手段は、前記ICタグからRFID方式により前記紫外線積算照射量情報を読み取るRFIDリーダであることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、照射量情報記憶部は、紫外線積算照射量情報を記憶するICタグであり、照射量情報書込手段は、RFID方式によりICタグに紫外線積算照射量情報を書き込むRFIDライタであり、照射量情報読取手段は、ICタグからRFID方式により紫外線積算照射量情報を読み取るRFIDリーダであるので、ICタグに対する紫外線積算照射量情報の書き込み及び紫外線積算照射量情報の読み取りをRFID方式により適正に行うことができる。また、ICタグを駆動用の電源を必要としない構成とすることにより、記録ヘッドの交換作業を簡便に行うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドをメンテナンスするメンテナンスユニットと、
前記メンテナンスユニットによる前記記録ヘッドのメンテナンス回数に関する回数情報を記憶する回数情報記憶部と、
前記メンテナンスユニットにより前記記録ヘッドがメンテナンスされたか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記記録ヘッドのメンテナンスがされたと判定された場合に、前記回数情報記憶部に記憶されている前記回数情報のメンテナンス回数を更新する回数情報更新手段と、
前記回数情報記憶部に記憶されている前記回数情報を読み取る回数情報読取手段と、
を備え、
前記回数情報記憶部は、前記記録ヘッドに設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、回数情報更新手段は、判定手段によってメンテナンスユニットにより記録ヘッドのメンテナンスがされたと判定された場合に、回数情報記憶部に記憶されている回数情報のメンテナンス回数を更新し、回数情報読取手段は、回数情報記憶部に記憶されている回数情報を読み取るので、記録ヘッドを交換しても、交換された記録ヘッドに設けられた回数情報記憶部から回数情報を読み取ることができ、読み取られた回数情報に基づいて、記録ヘッドのこれまでのメンテナンス回数を把握することができる。従って、記録ヘッドの紫外線の被照射に関する履歴の管理を回数情報記憶部を利用して容易に行うことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のインクジェット記録装置において、
前記回数情報記憶部は、前記回数情報を記憶するICタグであり、
前記回数情報更新手段は、RFID方式により前記ICタグに記憶されている前記回数情報のメンテナンス回数を更新するRFIDライタであり、
前記回数情報読取手段は、前記ICタグからRFID方式により前記回数情報を読み取るRFIDリーダであることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、回数情報記憶部は、回数情報を記憶するICタグであり、回数情報更新手段は、RFID方式によりICタグに記憶されている回数情報のメンテナンス回数を更新するRFIDライタであり、回数情報読取手段は、ICタグからRFID方式により回数情報を読み取るRFIDリーダであるので、ICタグに対する回数情報の更新及び回数情報の読み取りをRFID方式により適正に行うことができる。また、ICタグを駆動用の電源を必要としない構成とすることにより、記録ヘッドの交換作業を簡便に行うことができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記紫外線照射部は、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、熱陰極管及び冷陰極管のうちの何れか一を備えることを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、紫外線照射部は、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、熱陰極管及び冷陰極管のうちの何れか一を備える構成であっても、この紫外線照射部から記録ヘッドのノズル面に照射された紫外線の積算量の把握を容易に行うことができ、請求項1〜6に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
インクは、カチオン硬化型インクであることを特徴としている。
請求項8に記載の発明によれば、カチオン硬化型インクは、ラジカル硬化型インクに比べて、紫外線に対する感度が高く、また活性種である酸が失活しづらく光エネルギーを蓄積する性質のため、記録ヘッドのノズル面にて紫外線の影響を受け易くなっている。このため、記録ヘッドのメンテナンス等を所定のタイミングで適正に行う必要があるが、記録ヘッドに紫外線積算照射量情報を記憶する照射量情報記憶部が設けられているので、この照射量情報記憶部を利用して記録ヘッドの紫外線の被照射に関する履歴の管理を容易に行うことができ、記録ヘッドのメンテナンス等のタイミングを適正なものとすることができる。
請求項1に記載の発明によれば、記録ヘッドを交換しても、交換された記録ヘッドに設けられた照射量情報記憶部から紫外線積算照射量情報を読み取ることができ、読み取られた紫外線積算照射量情報に基づいて、記録ヘッドのノズル面にこれまでに照射された紫外線の積算量を把握することができる。従って、記録ヘッドの紫外線の被照射に関する履歴の管理を照射量情報記憶部を利用して容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、色濃度検知手段を利用して紫外線積算照射量情報の算出を容易に且つ適正に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、紫外線検知手段を利用して紫外線積算照射量情報の算出を容易に且つ適正に行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、ICタグに対する紫外線積算照射量情報の書き込み及び紫外線積算照射量情報の読み取りをRFID方式により適正に行うことができる。また、ICタグを駆動用の電源を必要としない構成とすることにより、記録ヘッドの交換作業を簡便に行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、記録ヘッドを交換しても、交換された記録ヘッドに設けられた回数情報記憶部から回数情報を読み取ることができ、読み取られた回数情報に基づいて、記録ヘッドのこれまでのメンテナンス回数を把握することができる。従って、記録ヘッドの紫外線の被照射に関する履歴の管理を回数情報記憶部を利用して容易に行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、ICタグに対する回数情報の更新及び回数情報の読み取りをRFID方式により適正に行うことができる。また、ICタグを駆動用の電源を必要としない構成とすることにより、記録ヘッドの交換作業を簡便に行うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、紫外線照射部から記録ヘッドのノズル面に照射された紫外線の積算量の把握を容易に行うことができ、請求項1〜6に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、インクがカチオン硬化型インクであっても、照射量情報記憶部を利用して記録ヘッドの紫外線の被照射に関する履歴の管理を容易に行うことができ、記録ヘッドのメンテナンス等のタイミングを適正なものとすることができる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
ここで、図1は、本発明を適用した好適な一実施の形態として例示するインクジェット記録装置を模式的に示した図であり、図2は、図1のインクジェット記録装置に備わる画像記録部の要部構成を模式的に示した拡大図である。また、図3は、図1のインクジェット記録装置の要部構成を示す機能ブロック図である。
図1〜図3に示すように、インクジェット記録装置100は、記録ヘッド11及び紫外線照射部12を有し、記録媒体Sに画像を記録する画像記録部1と、画像記録部1を搭載するキャリッジ2と、記録媒体Sを搬送方向Yに搬送する搬送機構3と、搬送機構3により搬送される記録媒体Sを支持するプラテン4と、記録ヘッド11内のインクを保湿する保湿ユニット5と、記録ヘッド11のメンテナンス作業を行うメンテナンスユニット6と、記録ヘッド11に設けられたICタグ11bとRFID方式により情報の通信を行うRFIDリーダ/ライタ7と、表示部8と、RAM9と、ROM10と、CPU20とを備えている。
搬送機構3は、例えば、図示しない搬送モータ及び搬送ローラ等を備えており、搬送モータの駆動に基づいて搬送ローラを回転させることによって、記録媒体Sを記録領域Bを通過させながら搬送方向Yに搬送するようになっている。また、搬送機構3は、画像記録時において、キャリッジ2の動作に合わせて、記録媒体Sの搬送と停止とを繰り返し記録媒体Sを間欠的に搬送する。
キャリッジ2は、画像記録部1を搭載して、記録媒体Sの搬送方向Yに直交する主走査方向Xに延在するキャリッジレール21に案内されながら、保湿ユニット5が設けられたホームポジション領域Aからメンテナンスユニット6が設けられたメンテナンス領域Cに亘って主走査方向Xに移動自在となっている。
また、キャリッジ2の移動方向は、駆動源(図示略)の回転方向に従って変更され、これによりキャリッジ2が主走査方向Xに往復移動する。また、画像記録時には、キャリッジ2は、記録媒体Sが停止している際に主走査方向Xに往動、復動又は往復移動する。このとき、画像記録部1によって記録媒体Sに画像が記録される。
画像記録部1は、記録媒体Sに対してノズルからインクを吐出する記録ヘッド11と、記録ヘッド11から吐出され、記録媒体Sに着弾したインク滴に紫外線を照射する紫外線照射部12と、紫外線照射部12から照射された紫外線を捕捉する光トラップ13と、記録ヘッド11のノズル面11a(後述)に照射された紫外線量に応じて色の濃度が変化するUVラベル14とを搭載している。
記録ヘッド11は、インクジェット記録装置100で使用される4色(ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C))のインクに対応させて4つ設けられており、主走査方向Xに並んで配設されている。
また、各記録ヘッド11は、その下面が画像記録時においてプラテン4上を搬送される記録媒体Sの記録面(上面)に対向するように配置されている。そして、記録ヘッド11の下面には、記録ヘッド11の複数のノズル(図示略)の吐出口(図示略)が配設されたノズル面11aが設けられている。
さらに、各記録ヘッド11は、その内部にピエゾ素子(圧電素子)といった吐出手段(図示略)が設けられており、吐出手段の作動により各吐出口からインク滴を別個に吐出する。
また、記録ヘッド11の所定位置には、紫外線照射部12から記録ヘッド11のノズル面11aに照射された紫外線の積算量に関する紫外線積算照射量データd1及び記録ヘッド11のメンテナンスユニット6による記録ヘッド11のこれまでのメンテナンス回数に関する回数データd2を記憶するICタグ(照射量情報記憶部、回数情報記憶部;図2参照)11bが設けられている。
さらに、各記録ヘッド11は、インクを貯蔵するインクタンク15にインク供給管16を介して連通されており、インクタンク15から記録ヘッド11までインクが供給されるようになっている。
ここで、本実施の形態に用いられるインクについて説明する。
本実施の形態に用いられるインクは、紫外線の被照射により硬化する紫外線硬化型インクであり、主成分として、重合性化合物(公知の重合性化合物を含む。)、光開始剤及び色材を少なくとも含むものである。
紫外線硬化型インクは、重合性化合物として、ラジカル重合性化合物を含むラジカル重合系インクとカチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インクとに大別されるけれども、その両系のインクが本実施形態に用いられるインクとしてそれぞれ適用可能であり、ラジカル重合系インクとカチオン重合系インクとを複合させたハイブリッド型インクを本実施形態に用いられるインクとして適用してもよい。ここで、ラジカル重合系インクに比べてカチオン重合系インクは、紫外線に対する感度が高く且つ酸素による重合反応の阻害が少ないためインクの硬化に必要な照度を低減できる。このようなことから本実施の形態ではインクとしてカチオン重合系の紫外線硬化型インクを用いている。
なお、カチオン重合系の紫外線硬化型インクは、紫外線エネルギーを蓄積する性質を有しているために紫外線照射でインクが増粘しやすい。そのため、記録ヘッド11のノズル面11a等に付着したインクが紫外線照射で硬化しやすいということになるが、UVラベル14の変色度合いを監視することにより、ノズル面11a等でのインク硬化を防止することができる。
紫外線照射部12は、4つの記録ヘッド11、…を挟むようにキャリッジ2の主走査方向Xの両端に2つ設けられている。
各紫外線照射部12は、図2に示すように、紫外線を照射する紫外線光源12aと、紫外線光源12aから照射された紫外線が記録ヘッド11のノズル面11a及び吐出口のインクを硬化させないように、紫外線の照射方向を規制する遮光板12bとを備えている。
紫外線光源12aとしては、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、熱陰極管並びに冷陰極管のうち、少なくともいずれか一つが適用される。
紫外線照射部12とこの紫外線照射部12に隣合う記録ヘッド11との間には、紫外線照射部12から照射され記録媒体S等に当たって反射された紫外線が記録ヘッド11のノズル面11aに当たることを防止する光トラップ13が各々設けられている。具体的には、一方の光トラップ13は図2における左端に配置された記録ヘッド11の更に左側に、他方の光トラップ13は図2における右端に配置された記録ヘッド11の更に右側にそれぞれキャリッジ2に搭載されている。
また、光トラップ13は、例えば、搬送方向Yに沿って延在する長尺な部材であり、その長さは少なくとも紫外線照射部12の搬送方向Yの長さと略等しくなっている。さらに、光トラップ13は、記録媒体Sに向かって開口するような凹型の部材であり、例えば開口した端縁が記録媒体Sと略平行となるように配設されている。そして、光トラップ13の内面が、紫外線照射部12から照射された紫外線が記録媒体S等で反射した反射光を受ける紫外線受光面となっている。
なお、光トラップ13は、その紫外線受光面に紫外線が入射可能な形状であれば如何なる形状であっても良い。
さらに、記録ヘッド11のノズル面11aの近傍、例えば光トラップ13とその光トラップ13に隣り合う記録ヘッド11との間には、UVラベル14が貼り付けられている。
UVラベル14は、一旦取り込んだ紫外線エネルギーを放出せずに蓄積する性質を有しており、本実施の形態では、UVラベル14として、照射される紫外線量が増加するにつれて白色から赤色となるように色の濃度が変化していく特性を有する「日油技研工業株式会社製 UVラベル14 紫外線インジケータ 品種:S(超高感度)」が使用されている。
キャリッジ2の下方には、プラテン4が設けられている。
プラテン4は、例えば略水平に配置されており、プラテン4の上面で所定範囲の記録媒体Sの下面(記録面の側と反対側となる面)を図示しない吸引手段の駆動により吸引して支持する。
保湿ユニット5は、キャリッジ2及び画像記録部1が記録動作に関わらない未使用状態の時に、このキャリッジ2及び画像記録部1が待機する。そして、保湿ユニット5には、例えば、キャリッジ2及び画像記録部1の待機中において、記録ヘッド11のノズル面11aを覆って各記録ヘッド11内のインクを密閉保湿する4つの保湿キャップ51、…が設けられている。
保湿ユニット5とプラテン4との間には、UVラベル14の色の濃度を検知して検知信号を出力するセンサ部(色濃度検知手段)30が設けられている。
センサ部30は、赤色LED31と光の反射率を測定する反射センサ32とを備えて構成されており、キャリッジ2が所定位置に移動してきた際に、赤色LED31から照射された赤色光がUVラベル14で反射し、反射光を反射センサ32で受光して反射率を測定することにより、UVラベル14の変色度合い(色の濃度)を検出するようになっている。そして、検出されたUVラベル14の色の濃度はCPU20に信号として送信されるようになっている。
なお、センサ部30の位置は、キャリッジ2がキャリッジレール21に沿って移動するホームポジション領域Aからメンテナンス領域Cの間の位置であれば良く、適宜変更しても良い。
メンテナンスユニット6は、各記録ヘッド11に対応して設けられ、そのノズル面11aを覆ってノズル内のインクを吸引するための複数の吸引キャップ61と、ノズル面11aに付着したインクを拭き取る清掃ブレード62と、記録ヘッド11から空吐出されたインクを受けるインク受器63と、吸引ポンプ64と、廃インクタンク65とが設けられている。
吸引キャップ61は、吸引ポンプ64を介して廃インクタンク65と連通されており、メンテナンス動作の際には上昇して記録ヘッド11のノズル面11aを覆うようになっている。
吸引ポンプ64は、シリンダーポンプやチューブポンプを有して構成されていて、吸引キャップ61がノズル面11aを覆った状態で作動することにより、吐出口(図示省略)から記録ヘッド11内部のインクを異物とともに吸引するための吸引力を発生するようになっている。
RFIDリーダ/ライタ7は、ICタグ11bとRFID方式により通信可能な所定の位置に配設されている。このRFIDリーダ/ライタ7は、CPU20の制御下にて実行される画像記録動作の所定のタイミングにて、ICタグ11bに紫外線積算照射量データd1を書き込む照射量情報書込手段を構成しているとともに、回数データd2のメンテナンス回数を更新する回数情報更新手段を構成している。また、RFIDリーダ/ライタ7は、CPU20の制御下にて実行される画像記録動作の所定のタイミングにて、ICタグ11bに記憶されている紫外線積算照射量データd1を読み取る照射量情報読取手段を構成しているとともに、回数データd2を読み取る回数情報読取手段を構成している。
ここで、RFID(Radio Frequency Identification)方式とは、リーダ/ライタを直接的に通さずに電磁誘導波により非接触型のICタグ11bからデータを読み取り又は書き込みする方式のことである。
表示部8は、例えばLCDにより構成された表示画面を備え、この表示画面上にCPU20から入力される表示データに基づいて、紫外線積算照射量データd1や回数データd2等の各種データの内容等を表示する。
RAM(Random Access Memory)9は、例えば、揮発性の半導体メモリであり、CPU20が処理中のプログラムやデータ等の作業領域、各種データ等を一時的に格納する格納領域等を有している。
ROM(Read Only Memory)10は、読み出し専用のメモリであり、CPU20により実行されるインクジェット記録装置100としての各種の処理にかかるアプリケーションプログラムや、各種動作に使用するデータ等を記憶する。具体的には、ROM10は、照射量情報算出プログラム10aと、判定プログラム10bとを記憶している。
CPU(Central Processing Unit)20は、ROM10に記憶されているインクジェット記録装置100としての各種機能に関る各種のアプリケーションプログラムを読み出してRAM9内の作業領域に展開し、当該プログラムに従って当該インクジェット記録装置100を統括的に制御する。具体的には、CPU20は、照射量情報算出手段として、照射量情報算出プログラム10aに従って、紫外線照射部12から記録ヘッド11のノズル面11aに照射された紫外線の積算量に関する紫外線積算照射量データd1を算出する。具体的には、CPU20は、照射される紫外線量に応じて色の濃度が変化するUVラベル14の色の濃度を検知する反射センサ32から出力された検知信号に基づいて、紫外線積算照射量データd1を算出するようになっている。
また、CPU20は、判定手段として、判定プログラム10bに従って、メンテナンスユニット6により記録ヘッド11がメンテナンスされたか否かを判定する。
次に、CPU20の制御下におけるインクジェット記録装置100による画像記録動作について説明する。
CPU20は、所定の入力手段を介して入力された画像データに基づいて、画像記録部1、キャリッジ2、搬送機構3、プラテン4等を制御して、記録媒体Sに対して所定の画像を記録させる。
このとき、紫外線照射部12から照射された紫外線が、図2に示す矢印U1、U2、U3のように、記録媒体Sに当たって反射してしまうことがある。このうち、矢印U1のような角度で反射した紫外線は、光トラップ13で吸収されるが、矢印U2のように光トラップ13を越えて記録ヘッド11のノズル面11aに当たったり、矢印U3のように光トラップ13に当たっても吸収されずにさらに反射を繰り返して記録ヘッド11のノズル面11aに当たってしまう。
これにより、矢印U2及び矢印U3のように記録ヘッド11のノズル面11aに当たる紫外線が一定量を超えると、ノズル面11aに付着したインクが硬化してインク吐出に不具合を生じさせてしまう。そのため、CPU20は、画像記録動作の所定のタイミングにて、ROM10から照射量情報算出プログラム10aを読み出してRAM9に展開し、この照射量情報算出プログラム10aに従って、UVラベル14の変色度合いをセンサ部30で検知する。そして、CPU20は、センサ部30から出力された検知信号に基づいて、紫外線照射部12から記録ヘッド11のノズル面11aに照射された紫外線の積算量に関する紫外線積算照射量データd1を算出するようになっている。
続けて、CPU20は、RFIDリーダ/ライタ7を制御して、算出された紫外線積算照射量データd1をRFID方式によりICタグ11bに書き込むようになっている。
また、CPU20は、センサ部30により検出されたUVラベル14の変色度合いが所定数値に達した場合は、記録ヘッド11のノズル面11aへ照射された紫外線量が、インクが硬化する一定量に近い所定量に達したとみなして、インクが完全に硬化する前にノズル面11aに付着したインクを取り除くように、メンテナンスユニット6に記録ヘッド11のメンテナンスを行わせる指示信号を出力する。
指示信号が出力されると、この指示信号に基づいて、CPU20は、ROM10から判定プログラム10bを読み出してRAM9に展開し、この判定プログラム10bに従って、記録ヘッド11のメンテナンスが行われると判定する。そして、CPU20は、ROM10から読み出した所定のプログラムに従って、RFIDリーダ/ライタ7を制御して、ICタグ11bに記憶されている回数データd2のメンテナンス回数を更新させる。
また、CPU20は、画像記録動作の所定のタイミングにて、記録ヘッド11が交換された場合には、RFIDリーダ/ライタ7を制御して、交換された記録ヘッド11のICタグ11bに記憶されている紫外線積算照射量データd1及び回数データd2を読み取って、他のインクジェット記録装置100によりこれまでに紫外線照射部12から記録ヘッド11のノズル面11aに照射された紫外線の積算量及びメンテナンスが行われた回数を取得するようになっている。そして、CPU20は、紫外線積算照射量データd1及び回数データd2に係る表示データを表示部8に出力し、この表示部8に所定の画像を表示するようになっている。
以上のように、本実施の形態のインクジェット記録装置100によれば、記録ヘッド11には、紫外線照射部12から記録ヘッド11のノズル面11aに照射された紫外線の積算量に関する紫外線積算照射量データd1がRFIDリーダ/ライタ7により書き込まれ、また、紫外線積算照射量データd1がRFIDリーダ/ライタ7により読み取られるICタグ11bが設けられているので、記録ヘッド11を交換しても、交換された記録ヘッド11に設けられたICタグ11bから紫外線積算照射量データd1を読み取ることができ、読み取られた紫外線積算照射量データd1に基づいて、記録ヘッド11のノズル面11aにこれまでに照射された紫外線の積算量を容易に把握することができる。
また、RFIDリーダ/ライタ7によって、ICタグ11bに記憶されている回数データd2の記録ヘッド11のメンテナンス回数が更新され、また、ICタグ11bから回数データd2が読み取られるので、ICタグ11bを利用して記録ヘッド11のこれまでのメンテナンス回数を容易に把握することができる。
このように、RFIDリーダ/ライタ7を用いて、ICタグ11bに対する紫外線積算照射量データd1及び回数データd2の書き込み並びに紫外線積算照射量データd1及び回数データd2の読み取りをRFID方式により適正に行うことができる。従って、ICタグ11bを利用して記録ヘッド11の紫外線の被照射に関する履歴の管理を容易に行うことができる。
また、UVラベル14とUVラベル14の色の濃度を検知して検知信号を出力するセンサ部30とを備え、センサ部30から出力された検知信号に基づいて、CPU20が紫外線積算照射量データd1を算出するので、紫外線積算照射量データd1の算出を容易に且つ適正に行うことができる。
さらに、ICタグ11bは、駆動用の電源を備えない構成であるので、記録ヘッド11の交換作業を簡便に行うことができる。
また、本実施の形態にあっては、ラジカル硬化型インクに比べて、紫外線に対する感度が高く、また活性種である酸が有する光エネルギーを蓄積する性質のため、記録ヘッド11のノズル面11aにて紫外線の影響を受け易いカチオン硬化型インクを用いても、ICタグ11bを利用して記録ヘッド11の紫外線の被照射に関する履歴の管理を容易に行うことができ、記録ヘッド11のメンテナンスのタイミングを適正なものとすることができる。
<変形例>
上記実施の形態では、UVラベル14と色濃度検知手段としてのセンサ部30とを備え、センサ部30から出力された検知信号に基づいて、CPU20が紫外線積算照射量データd1を算出するような構成としたが、これに限られるものではなく、例えば、記録ヘッド11のノズル面11aに照射された紫外線を検知して検知信号を出力する光センサ(紫外線検知手段)を備え、光センサから時系列的に出力された検知信号に基づいて、CPU20が紫外線積算照射量データd1を算出するような構成であっても良い。このような構成であっても、光センサを利用して紫外線積算照射量データd1の算出を容易に且つ適正に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、ICタグ11bが配設される場所は記録ヘッド11であれば如何なる場所であっても良いし、RFIDリーダ/ライタ7は、ICタグ11bとRFID方式により通信可能な位置に配設されていれば、その場所も如何なる場所であっても良い。
また、ICタグ11bに対する紫外線積算照射量データd1及び回数データd2の書き込み及びICタグ11bからの紫外線積算照射量データd1及び回数データd2の読み取りは、RFID方式に限られず、有線による通信方式等の他の手段を用いて行っても良い。
さらに、照射量情報記憶部及び回数情報記憶部としてICタグ11bを例示したが、照射量情報記憶部と回数情報記憶部とを別個に設けても良い。
本発明を適用した好適な一実施の形態として例示するインクジェット記録装置を模式的に示した図である。 図1のインクジェット記録装置に備わる画像記録部の要部構成を模式的に示した拡大図である。 図1のインクジェット記録装置の要部構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
100 インクジェット記録装置
11 記録ヘッド
11a ノズル面
11b ICタグ(照射量情報記憶部、回数情報記憶部)
12 紫外線照射部
12a 紫外線光源
14 UVラベル(照射量情報算出手段)
2 キャリッジ
6 メンテナンスユニット
7 RFIDリーダ/ライタ(照射量情報書込手段、照射量情報読取手段、回数情報更新手段、回数情報読取手段)
20 CPU(照射量情報算出手段、判定手段)
30 センサ部(色濃度検知手段、照射量情報算出手段)

Claims (8)

  1. 記録媒体に対してノズルの吐出口からインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドから吐出され、前記記録媒体に着弾したインク滴に紫外線を照射する紫外線照射部と、前記紫外線照射部を搭載するとともに前記記録ヘッドを着脱自在に搭載するキャリッジとを備えるインクジェット記録装置であって、
    前記紫外線照射部から前記記録ヘッドの前記吐出口が設けられたノズル面に照射された紫外線の積算量に関する紫外線積算照射量情報を算出する照射量情報算出手段と、
    前記照射量情報算出手段により算出された前記紫外線積算照射量情報を記憶する照射量情報記憶部と、
    前記照射量情報記憶部に前記紫外線積算照射量情報を書き込む照射量情報書込手段と、
    前記照射量情報記憶部に記憶されている前記紫外線積算照射量情報を読み取る照射量情報読取手段と、を備え、
    前記照射量情報記憶部は、前記記録ヘッドに設けられていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記照射量情報算出手段は、
    照射される紫外線量に応じて色の濃度が変化するUVラベルと、前記UVラベルの色の濃度を検知して検知信号を出力する色濃度検知手段と、を備え、前記色濃度検知手段から出力された前記検知信号に基づいて、前記紫外線積算照射量情報を算出することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記照射量情報算出手段は、
    前記ノズル面に照射された紫外線を検知して検知信号を出力する紫外線検知手段を備え、前記紫外線検知手段から出力された前記検知信号に基づいて、前記紫外線積算照射量情報を算出することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記照射量情報記憶部は、前記紫外線積算照射量情報を記憶するICタグであり、
    前記照射量情報書込手段は、RFID方式により前記ICタグに前記紫外線積算照射量情報を書き込むRFIDライタであり、
    前記照射量情報読取手段は、前記ICタグからRFID方式により前記紫外線積算照射量情報を読み取るRFIDリーダであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記記録ヘッドをメンテナンスするメンテナンスユニットと、
    前記メンテナンスユニットによる前記記録ヘッドのメンテナンス回数に関する回数情報を記憶する回数情報記憶部と、
    前記メンテナンスユニットにより前記記録ヘッドがメンテナンスされたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記記録ヘッドのメンテナンスがされたと判定された場合に、前記回数情報記憶部に記憶されている前記回数情報のメンテナンス回数を更新する回数情報更新手段と、
    前記回数情報記憶部に記憶されている前記回数情報を読み取る回数情報読取手段と、
    を備え、
    前記回数情報記憶部は、前記記録ヘッドに設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記回数情報記憶部は、前記回数情報を記憶するICタグであり、
    前記回数情報更新手段は、RFID方式により前記ICタグに記憶されている前記回数情報のメンテナンス回数を更新するRFIDライタであり、
    前記回数情報読取手段は、前記ICタグからRFID方式により前記回数情報を読み取るRFIDリーダであることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記紫外線照射部は、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、熱陰極管及び冷陰極管のうちの何れか一を備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
  8. インクは、カチオン硬化型インクであることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014208623A1 (ja) * 2013-06-26 2014-12-31 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェットプリンター、インクジェット印刷方法およびインクジェット印刷システム

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