JP2005116120A - 情報記録方法及び情報記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 記録時毎に極力少ない試し書きで最適記録条件(最適なパルス長及び記録パワー)を容易に決定できるようにする。
【解決手段】 2値テスト記録により2値最適記録パワーPw’及び消去パワーPe’を求めるプロセスと(S1,S2)、求められた2値最適記録パワーPw’及び消去パワーPe’に基づき多値テスト記録パワーPws及びテスト消去パワーPesを設定するプロセスと(S3)、設定された多値テスト記録パワーPws及びテスト消去パワーPesを用いて多値テスト記録を行い、多値パルス長を決定するプロセスと(S4,S5)、を備え、2値記録の最適記録パワーを利用した記録パワーで、記録パルス長最適化を行うことにより、試し書きすることなくテスト記録パワーを決定できるようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 2値テスト記録により2値最適記録パワーPw’及び消去パワーPe’を求めるプロセスと(S1,S2)、求められた2値最適記録パワーPw’及び消去パワーPe’に基づき多値テスト記録パワーPws及びテスト消去パワーPesを設定するプロセスと(S3)、設定された多値テスト記録パワーPws及びテスト消去パワーPesを用いて多値テスト記録を行い、多値パルス長を決定するプロセスと(S4,S5)、を備え、2値記録の最適記録パワーを利用した記録パワーで、記録パルス長最適化を行うことにより、試し書きすることなくテスト記録パワーを決定できるようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、多値情報に応じて変調されたレーザ光を光情報記録媒体に照射し、多値情報を記録する情報記録方法及び情報記録装置に関する。
近年、情報を保存する手段として、CD,DVDなどの光情報記録媒体が普及しつつある。そして、さらなる記録密度の向上及び大容量化の要求が強い。この光情報記録媒体における記録密度の高密度化を図る方法のうち、光ピックアップとしては、光源の短波長化、対物レンズ開口数(NA)を大きくする手段等により光情報記録媒体上に形成されるスポット小径化が挙げられる。しかしながら、スポット小径化には限界がある。
そこで、情報の高密度化、さらには高速転送化を光ピックアップ以外で成し遂げる方法の一つとして、多値記録が挙げられる。相変化を用いた記録方法は、記録マークの有無で情報を記録する2値記録が一般的であるが、多値記録は一つの記録単位(セル)に複数の情報を記録する方法であり、一つのセル内に一つのマークを記録し、タンジェンシャル方向にマーク長を多段階に切り換えることにより、多値記録を行っている。つまり、一つのセル内のアモルファスマークと結晶状態のベースとの比率を変化させ、その反射光強度の変化を検出することによって、多値情報を再生する。
このような多値記録の方法は、矩形状の記録パルスと消去パルスからピットの面積を変調させる方法(例えば、特許文献1参照)やマルチパルス方式の記録パルスと消去パルスからピットの面積を変調させる方法(例えば、特許文献2参照)が提案されている。しかし、特許文献1は、熱拡散の影響でマークが半径方向に広がるという課題があり、特許文献2は記録パルス長が複雑となる。
このような課題を解決する方法として、特許文献3において、単純な記録パルス長による記録方法で、ビーム径以下のマークにおいても精度良く多値情報を提供できる方法が提案されている。記録パルス波形は、図3に示すように、矩形状の消去パルスと記録パルス(トップパルス)と冷却パルス(オフパルス)と矩形状の消去パルスにより構成されている。このような構成とすることにより、熱拡散の影響で半径方向に広がってしまうマークを消去し、所望の記録マークを精度良く提供している。
記録線速度、光情報記録媒体、光情報記録装置の個体差及び使用環境により記録時毎に記録条件(パルス長、パワー)が異なり、全ての要素において最適な記録条件を決定するには、多くの制御個所があるため、膨大なパラメータを変化させる必要性が出てくる。
従って、多値記録の場合、従来の2値記録と比較して、制御個所が多く複雑な過程が必要とされ、試し書き領域が多くなってしまう。
また、多値記録は従来の2値記録と比較して、記録線速度、光情報記録媒体、光情報記録装置の個体差及び使用環境の変化に伴う最適記録条件の変動も大きい。従って、任意の記録パワーでパルス長を設定し最適記録条件を設定しようとすると、マージンが狭い不安定な記録条件を最適記録条件と設定してしまうという恐れがある。
本発明の目的は、記録時毎に極力少ない試し書きで最適記録条件(最適なパルス長及び記録パワー)を容易に決定できるようにすることである。
また、本発明の目的は、制御個所が非常に多い多値データの記録パルス長や記録パワー制御の煩雑化を防止し、狭いマージンしか確保できない記録条件を最適記録条件に設定してしまうことのないようにすることである。
上記の課題は、2値記録時の最適記録パワーを利用することにより解決する。情報記録装置はDVD又はCDとの互換性が望まれるが、従来のDVD,CDは2値記録である。従って、互換性のある装置には2値で記録再生するシステムが必要となる。この2値記録のシステムを利用することにより、複雑な多値記録条件を容易に設定できる。
請求項1記載の発明は、多値情報に応じて変調されたレーザ光を光情報記録媒体に照射し、多値情報を記録する情報記録方法であって、2値テスト記録により2値最適記録パワーPw’及び消去パワーPe’を求めるプロセスと、求められた2値最適記録パワーPw’及び消去パワーPe’に基づき多値テスト記録パワーPws及びテスト消去パワーPesを設定するプロセスと、設定された多値テスト記録パワーPws及びテスト消去パワーPesを用いて多値テスト記録を行い、多値パルス長を決定するプロセスと、を備える。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の情報記録方法において、多値パルス長を決定した後、多値記録パワーの最適化を行うことにより、最適な多値記録条件を選択するプロセスを備える。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の情報記録方法において、前記2値最適記録パワーPw’と前記多値テスト記録パワーPwsが、Pw’≧Pwsの関係を有する。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の情報記録方法において、前記2値最適記録パワーPw’と2値最適消去パワーPe’の比と、前記2値テスト記録パワーPwsと前記多値テスト消去パワーPesの比が、(Pe’/Pw’)/(Pes/Pws)≦1の関係を有する。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4の何れか一記載の情報記録方法において、多値パルス長を決定するプロセスでは、記録パルス幅Tonを一定にし冷却パルス幅Toffを逐次変化させてテスト記録を行い、多値再生信号レベルが略線形となるように多値パルス長を決定する。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の情報記録方法において、一定の記録パルス幅Tonを、レーザ光の反射強度が飽和する最短パルス幅に設定する。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし4の何れか一記載の情報記録方法において、多値パルス長を決定するプロセスでは、記録パルス幅Tonと冷却パルス幅Toffの比を一定にし、これらのパルス幅Ton及びToffを逐次変化させてテスト記録を行い、多値再生信号レベルが略線形となるように多値パルス長を決定する。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし4の何れか一記載の情報記録方法において、多値パルス長を決定するプロセスでは、多値情報に対して冷却パルス幅Toffが等間隔になるよう記録パルス幅Tonを調整しながらテスト記録を行い、多値再生信号レベルが略線形となるように多値パルス長を決定する。
請求項9記載の発明は、請求項2記載の情報記録方法において、最適な多値記録条件を選択するプロセスでは、記録パワーPwと消去パワーPeの比を一定にし、最適多値記録パワーを決定する。
請求項10記載の発明は、請求項2記載の情報記録方法において、最適な多値記録条件を選択するプロセスでは、記録パワーPwと消去パワーPeの比を可変にし、最適多値記録パワーを決定する。
請求項11記載の発明は、多値情報に応じて変調されたレーザ光を光情報記録媒体に照射し、多値情報を記録する情報記録装置であって、2値テスト記録により2値最適記録パワーPw’及び消去パワーPe’を求める手段と、求められた2値最適記録パワーPw’及び消去パワーPe’に基づき多値テスト記録パワーPws及びテスト消去パワーPesを設定する手段と、設定された多値テスト記録パワーPws及びテスト消去パワーPesを用いて多値テスト記録を行い、多値パルス長を決定する手段と、を備える。
請求項12記載の発明は、請求項11記載の情報記録装置において、多値パルス長を決定した後、多値記録パワーの最適化を行うことにより、最適な多値記録条件を選択する手段を備える。
請求項1ないし4、11,12記載の発明によれば、2値記録の最適記録パワーを利用した記録パワーで、記録パルス長最適化を行うので、試し書きすることなくテスト記録パワーを決定することができ、記録速度、光情報記録媒体、光情報記録装置の個体差及び使用環境の変化の影響により変動する最適記録条件を容易に設定することができ、かつ、記録速度、光情報記録媒体、光情報記録装置の個体差及び使用環境の変化の影響を抑制でき、常に安定した情報を提供することができる。
請求項5又は6記載の発明によれば、反射光強度が飽和値に達するのに必要最小限のトップパルス幅を最適パルス幅と設定するようにしたので、熱拡散の影響を抑えることができ、正確に多値データを再生させることができる。
請求項7記載の発明によれば、記録パルス幅と冷却パルス幅の比を一定にし、最適パルス幅を設定するようにしたので、マージンの広い多値データを提供することができる。
請求項8記載の発明によれば、前後多値データを含めたパターン単位で記録パルス幅を設定する場合、初期パルス幅設定は多値データに対してオフパルス幅を等間隔にするように記録パルス幅Tonを設定するようにしたので、マージンの広い多値データを提供することができる。
請求項9又は10記載の発明によれば、2値記録の最適記録パワーを利用した記録パワーで、記録パルス最適化を行った後、改めて試し書きを行い、信号レベル偏差が最小になる記録パワーを最適記録パワーとして決定するようにしたので、多値情報の正確な再生を可能にすることができる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<発明の背景>
パルス幅設定時の記録パワーPw及び消去パワーPeの違いにより、記録パワーPwのマージンや最小σ/DRの値は大きく変化する(ここで、σは再生結果から計算した多値データ別の反射光強度の偏差を平均した値、DRは最大反射光強度と飽和反射光強度の差=ダイナミックレンジである)。その様子を図13に示す。光情報記録媒体に記録してある初期記録パワーでパルス幅設定した場合[■初期]と、本発明の2値記録の最適記録パワーを出発点とする方法でパルス幅を設定した場合[◆本発明]の結果である。
パルス幅設定時の記録パワーPw及び消去パワーPeの違いにより、記録パワーPwのマージンや最小σ/DRの値は大きく変化する(ここで、σは再生結果から計算した多値データ別の反射光強度の偏差を平均した値、DRは最大反射光強度と飽和反射光強度の差=ダイナミックレンジである)。その様子を図13に示す。光情報記録媒体に記録してある初期記録パワーでパルス幅設定した場合[■初期]と、本発明の2値記録の最適記録パワーを出発点とする方法でパルス幅を設定した場合[◆本発明]の結果である。
ちなみに、図14は従来の初期記録パワーを出発点として記録条件を最適化する手順を示す概略フローチャートであり、初期記録パワーに基づき多値テスト記録のパワーを設定し(ステップS11,S12)、設定された記録パワーで多値記録で試し書きを行い(S13)、その結果に基づき多値記録パルス長を設定し(S14)、設定されたパルス長を用いて再び多値記録で試し書きを行い(S15)、多値記録のパワーを設定し(S16)、設定された条件が最小σ/DRなる条件を満たすまで(S17のY)、設定動作を繰返すようにしている。この図14に示すように初期記録パワーを出発点にして記録条件を最適化していくと、最小σ/DRの値は小さくなるが、マージンが狭くるような記録条件に収束したり、さらに周辺環境によっては正確な情報を提供できなくなるという問題が生じる。
従って、パルス幅設定時のテスト用記録パワー及び消去パワーは、安定した記録を行うために非常に重要なパラメータである。本実施の形態では、このパルス幅設定時のテスト用記録パワー及び消去パワーの設定方法を提案するものである。
<多値記録条件の設定方法の概要>
本実施の形態の情報記録方法における最適な多値記録条件の選択方法は、2値記録の最適記録パワー、消去パワーを出発点とすることを特徴とする。情報記録装置が備えるマイクロコンピュータにより実行されるその手順を図1に示す。
本実施の形態の情報記録方法における最適な多値記録条件の選択方法は、2値記録の最適記録パワー、消去パワーを出発点とすることを特徴とする。情報記録装置が備えるマイクロコンピュータにより実行されるその手順を図1に示す。
まず、2値記録で試し書きし(ステップS1)、2値最適記録条件(2値最適記録パワーPw’,消去パワーPe’,バイアスパワーPb’)を求める(S2)。これらのステップS1,S2が、値最適記録パワーPw’及び消去パワーPe’を求めるプロセス又は手段として実行される。
次に、求められたこれらのパワーPw’,Pe’,Pb’を基準にして、多値テスト記録用の記録パワーPws,消去パワーPes,冷却パワーPbsを設定する(S3)。このステップS3が、多値テスト記録パワーPws及びテスト消去パワーPesを設定するプロセス又は手段として実行される。
ついで、設定されたこれらのパワーPws,Pes,Pbsを用いて多値記録で試し書きし(S4)、多値再生信号レベルが略線形となるよう多値記録パルス長を決定する(S5)。これらのステップS4,S5が、多値パルス長を決定するプロセス又は手段として実行される。
多値記録パルス長を決定した後、多値記録で試し書きし(S6)、多値記録時のパワーPw及び消去パワーPeを最適化し、記録条件を設定する(S7)。これらのステップS6,S7が、最適な多値記録条件を選択するプロセスとして実行される。
以下にさらに具体的な手順を示す。
2値記録最適条件の設定方法(ステップS1,S2)
2値データのテストパターンを記録し、記録パルス長及び記録パワーを最適化する。図2に2値記録パルス列の一例を示す。2値記録のパルス列の設定として、各々のマークデータ長nT(Tは基本クロック周期、nは自然数)に対する記録パルス列を構成するパルス数(n−1)又は(n−2)や、基本クロック周期Tに対する先頭加熱パルス幅の比Ttopと、後続するマルチパルス部分の加熱パルスのデュ−ティ比Tmpがある。また、記録パワーの設定として、記録パワーPw’,消去パワーPe’,バイアスパワーPb’がある。これらの設定は、多値記録を行う場合と同様の線速度Vwにて行い、例えばジッタが最小になるよう、又は、アシンメトリが所望の値の範囲になるように設定する。
2値データのテストパターンを記録し、記録パルス長及び記録パワーを最適化する。図2に2値記録パルス列の一例を示す。2値記録のパルス列の設定として、各々のマークデータ長nT(Tは基本クロック周期、nは自然数)に対する記録パルス列を構成するパルス数(n−1)又は(n−2)や、基本クロック周期Tに対する先頭加熱パルス幅の比Ttopと、後続するマルチパルス部分の加熱パルスのデュ−ティ比Tmpがある。また、記録パワーの設定として、記録パワーPw’,消去パワーPe’,バイアスパワーPb’がある。これらの設定は、多値記録を行う場合と同様の線速度Vwにて行い、例えばジッタが最小になるよう、又は、アシンメトリが所望の値の範囲になるように設定する。
多値記録最適条件の設定方法(ステップS3〜S7)
2値記録時の最適記録パワーPw’,Pe’,Pb’から求められた記録パワーPws,Pes,Pbsを用いて、一定の長さを持つ記録セル毎に、多値データのテストパターンを記録し、多値記録のパルス長を設定する。ただし、PwsはPws=Pw’又はPws<Pw’(即ち、Pw’≧Pws)であり、記録パワーと消去パワーの比は、(Pe’/Pw’)/(Pes/Pws)≦1となる。これは、2値記録マークに比べて多値記録マークは小さいため(例えば、2値記録の最小マークに相当する大きさが、多値記録においては最大マーク)、熱拡散による半径方向の広がりを抑制するためである。
2値記録時の最適記録パワーPw’,Pe’,Pb’から求められた記録パワーPws,Pes,Pbsを用いて、一定の長さを持つ記録セル毎に、多値データのテストパターンを記録し、多値記録のパルス長を設定する。ただし、PwsはPws=Pw’又はPws<Pw’(即ち、Pw’≧Pws)であり、記録パワーと消去パワーの比は、(Pe’/Pw’)/(Pes/Pws)≦1となる。これは、2値記録マークに比べて多値記録マークは小さいため(例えば、2値記録の最小マークに相当する大きさが、多値記録においては最大マーク)、熱拡散による半径方向の広がりを抑制するためである。
(テストパターン)
試し書きのテストパターンとして、表1に示す前後多値データが対称の(XYX)パターンを準備した。8値記録の場合では、64通りになる。
試し書きのテストパターンとして、表1に示す前後多値データが対称の(XYX)パターンを準備した。8値記録の場合では、64通りになる。
(記録パルス…ステップS4,S5)
多値記録のパルス列は、図3に示すように、1セルTc内の記録パルス立上りTa,記録パルス立下りTb,消去パルス立上りTcで定義している。多値記録のパルス列の設定としては、トップパルス幅(記録パルス幅)Ton=Tb−Ta、オフパルス幅(消去パルス幅)Toff=Tc−Tbである。トップパルス幅Tonに相当するレーザ照射で、記録膜が加熱されて記録マークが形成され、熱拡散の影響でオフパルス幅Toffの領域にも記録マークが広がる。オフパルス後方に配置した消去パルスにより、広がったマークが消去されることで、記録マークが形成される。
多値記録のパルス列は、図3に示すように、1セルTc内の記録パルス立上りTa,記録パルス立下りTb,消去パルス立上りTcで定義している。多値記録のパルス列の設定としては、トップパルス幅(記録パルス幅)Ton=Tb−Ta、オフパルス幅(消去パルス幅)Toff=Tc−Tbである。トップパルス幅Tonに相当するレーザ照射で、記録膜が加熱されて記録マークが形成され、熱拡散の影響でオフパルス幅Toffの領域にも記録マークが広がる。オフパルス後方に配置した消去パルスにより、広がったマークが消去されることで、記録マークが形成される。
(記録パルス設定方法…ステップS4,S5)
多値テストパターンの再生は、図4に示すように所定の周波数で再生信号をサンプリング(例えば、記録セルの中心位置)し、サンプリングした信号レベルから多値データを判別する。このパターンを再生した時、多値データに対して再生信号レベルが略線形になるように、パルス幅Ton及びToffを設定する。再生信号レベルが線形になっているかどうかを示す指標として、以下の式で表される量Σδ2を定義する。
多値テストパターンの再生は、図4に示すように所定の周波数で再生信号をサンプリング(例えば、記録セルの中心位置)し、サンプリングした信号レベルから多値データを判別する。このパターンを再生した時、多値データに対して再生信号レベルが略線形になるように、パルス幅Ton及びToffを設定する。再生信号レベルが線形になっているかどうかを示す指標として、以下の式で表される量Σδ2を定義する。
Σδ2=Σ{Vm′−V(m)}2
m=1,2,…,7
Vm′:サンプリングした多値データmの再生信号レベル
V(m)={m×(V7′−V0′)/7}+V0:多値データmの目標信号レベル
このΣδ2が最小となるパルス幅Ton及びToffを設定すればよい。
m=1,2,…,7
Vm′:サンプリングした多値データmの再生信号レベル
V(m)={m×(V7′−V0′)/7}+V0:多値データmの目標信号レベル
このΣδ2が最小となるパルス幅Ton及びToffを設定すればよい。
(記録パワー設定方法…ステップS6,S7)
Σδ2が最小となるパルス幅Ton及びToffを設定したら、記録パワーを変化させながら、既知の多値ランダムパターンを記録再生する。σ/DRが最小となるPw,Peを最適記録パワーと決定する。
Σδ2が最小となるパルス幅Ton及びToffを設定したら、記録パワーを変化させながら、既知の多値ランダムパターンを記録再生する。σ/DRが最小となるPw,Peを最適記録パワーと決定する。
このような実施の形態に基づく幾つの実施例を以下に説明する。
<実施例1>
本実施例では、用いる光情報記録媒体は、波長405nmで記録可能な相変化型記録媒体とした。基板は直径120mm,厚さ0.6mmのポリカーボネードからなり、基板表面上には射出成形によりグルーブが形成されている。トラックピッチは0.46μmである。この基板上に、誘電体膜、Ge−Sb−Teからなる相変化記録膜、誘電体膜、反射膜を順次積層して光情報記録媒体を作成した。
本実施例では、用いる光情報記録媒体は、波長405nmで記録可能な相変化型記録媒体とした。基板は直径120mm,厚さ0.6mmのポリカーボネードからなり、基板表面上には射出成形によりグルーブが形成されている。トラックピッチは0.46μmである。この基板上に、誘電体膜、Ge−Sb−Teからなる相変化記録膜、誘電体膜、反射膜を順次積層して光情報記録媒体を作成した。
本実施例で用いる情報記録装置の構成例を図5に示す。スピンドルモータ(図示せず)により回転駆動される光情報記録媒体1に対して、光源としての半導体レーザ2から出射されたレーザ光がコリメートレンズ3、偏光ビームスプリッタ4、偏向プリズム5、λ/4板6、対物レンズ7を介して集光されることにより、記録情報の形成、再生がされる。光情報記録媒体1からの反射光は対物レンズ7、λ/4板6、偏向プリズム5を通過した後、偏光ビームスプリッタ4により入射光と分離偏向され、検出レンズ8により4分割受光素子9上に導かれ、再生信号、フォーカス誤差信号、トラック誤差信号等が検出される。記録再生波長は405nm、対物レンズ7の開口数NA=0.65,光情報記録媒体1上のスポット径は約0.52μmである。記録再生の線速度は6m/s,記録クロック周期T=0.28ns,セルの円周方向の長さは0.32μm(16T)である。
本実施例のパルス長の設定について説明する。2値記録のジッタが最小となる最適記録パワーは、Pw’=8.6mW,Pe’=4.3mW,Pb’=0.1mWであった。テスト用パワーは、Pws=8.6mW,Pes=5.4mW,Pbs=0.1mW{Pws=Pw’,(Pe’/Pw’)/(Pes/Pws)<1}に設定し、多値記録のパルス長を設定する。本実施例では、パルス幅Tonを一定にしパルス幅Toffを変化させることで、各多値情報に対応した記録マークを形成するようにした。
本実施例のテスト記録として、まず、Ton=Ton(1)としてテストデータを記録再生し、再生信号をサンプリングする。テストパターンは表1において、前後多値データが同様の(XYX)パターンを用いる。そして、図6に示すように多値データmにオフパルス幅Toff(1,m)(1はTon(1)の意味である)を対応させ、オフパルス幅Toffに対する反射光強度の変化を調べる。その結果を図7に示す。Toff(1,m)で記録したときの反射光強度をI(1,m)としている(m=0,1,2,…,7)。I(1,m)を記憶する。次に、この試し書き及び反射光強度の測定をトップパルス幅Ton(2)として行う。これを所定の回数繰返すことにより、図8に示す結果が得られる。
本実施例の最適トップパルス幅の決定として、まず、図8に示す結果から,反射光強度が飽和するレベルIsを検出する。次に、I(i,j)が飽和レベルIsに達するToff(i,j)を求める。図8では、Toff(1.6T,12T),Toff(2.4T,10T),Toff(3.2T,6T)である。この3条件のうち、飽和レベルIsに達するオフパルス幅が長いパルス条件,即ち、最も短いトップパルス幅Tonを最適記録トップパルス幅と決定する。これは熱干渉を抑えるためである。
最適トップパルス幅Tonを決定する第2の方法は、Toff−反射光強度曲線を3次関数で近似し、1次の係数の絶対値が最小になるトップパルス幅条件、即ち、曲線の傾きが小さい条件を最適トップパルス幅Tonと決定する。図8の場合,近似式は、
Ton=1.6T
:y=0.00003x3+0.0021x2−0.0775x+0.9897
Ton=2.4T
:y=0.0004x3−0.0017x2−0.085x+1.02
Ton=3.2T
:y=−0.0005x3+0.0174x2−0.1845x+1.0143
となり、Ton=1.6Tが最適記録パルス幅として決定される。
Ton=1.6T
:y=0.00003x3+0.0021x2−0.0775x+0.9897
Ton=2.4T
:y=0.0004x3−0.0017x2−0.085x+1.02
Ton=3.2T
:y=−0.0005x3+0.0174x2−0.1845x+1.0143
となり、Ton=1.6Tが最適記録パルス幅として決定される。
本実施例の多値データに対応した反射光強度の割り付けとしては、反射光強度が最大及び最小となるレベルI0及びIsの範囲で,多値データに対応した反射光強度を決定する。M値記録の場合(M:2以上の整数)、多値データmの反射光強度L(m)を(多値データ0,7の反射光強度は、各々I0,I7である)、以下の式を使って計算する(図8のL(1)からL(6))。
L(m)=I0−(I0−Is)/(M−1)
また、本実施例のオフパルス幅Toffの設定としては、トップパルス幅Tonの試し書きの結果を用いて、オフパルス幅Toffを決定する。
また、本実施例のオフパルス幅Toffの設定としては、トップパルス幅Tonの試し書きの結果を用いて、オフパルス幅Toffを決定する。
(a) 線形で内挿する場合
L(m)が、I(n)とI(n+1)との間にある場合、
Toff(m)
={I(n)−L(m))/{I(n+1)−I(n))/{Toff(n+1)−Toff(n))
+Toff(n)
(b) 近似式を使ってToff(m)を設定する場合
前述の近似式を使ってL(m)となるToff(m)を求める。(a)の方法より精度良くパルス幅Toffを設定することができる。
L(m)が、I(n)とI(n+1)との間にある場合、
Toff(m)
={I(n)−L(m))/{I(n+1)−I(n))/{Toff(n+1)−Toff(n))
+Toff(n)
(b) 近似式を使ってToff(m)を設定する場合
前述の近似式を使ってL(m)となるToff(m)を求める。(a)の方法より精度良くパルス幅Toffを設定することができる。
本実施例の記録パワーの設定としては、パワーPw,Peの比を一定(Pe/Pw=0.63)にし、これらのパワーPw,Peを変化させながら、既知の多値ランダムデータを記録再生した。図9にσ/DRのPw依存性を示す。σ/DRが最小となるPwを最適記録パワーに決定する。本実施例によれば、図13に示した初期記録パワーを出発点として最適条件を設定した結果と比べて、マージンが広く良好な信号品質が安定して得られることがわかる。
パワーPw,Peの比を変化させて既知の多値ランダムデータを記録再生し、σ/DRが最小となるパワーPw,Peを最適記録パワーに決定してもよい。
<実施例2>
本実施例では、実施例1と同様の光情報記録媒体及び情報記録装置を用いる。実施例1と同様に2値記録のジッタが最小となる最適記録パワーは、Pw’=8.6mW,Pe’=4.3mW,Pb’=0.1mWであった。
本実施例では、実施例1と同様の光情報記録媒体及び情報記録装置を用いる。実施例1と同様に2値記録のジッタが最小となる最適記録パワーは、Pw’=8.6mW,Pe’=4.3mW,Pb’=0.1mWであった。
本実施例のパルス長の設定としては、Pws=7.8mW,Pws=4.9mW,Pbs=0.1mW(Pws<Pw’,{Pe’/Pw’}/(Pes/Pws)<1)とし、多値記録のパルス長を設定するようにした。パルス長設定方法は実施例1と同様に行い、パルス幅Tonを一定にしパルス幅Toffを変化させることで、各多値情報に対応した記録マークを形成した。
本実施例の記録パワーの設定としては、実施例1と同様にパワーPw,Peの比を一定(Pe/Pw=0.63)にし、これらのパワーPw,Peを変化させながら、既知の多値ランダムデータを記録再生した。図10にσ/DRのPw依存性を示す。σ/DRが最小となるPwを最適記録パワーに決定するようにした。本実施例によれば、図13の初期パワーでパルス幅設定時に比べて、マージンが広く良好な信号品質が安定して得られることがわかる。
パワーPw,Peの比を変化させて既知の多値ランダムデータを記録再生し、σ/DRが最小となるPw,Peを最適記録パワーに決定してもよい。
<実施例3>
本実施例では、実施例1と同様の光情報記録媒体及び情報記録装置を用いる。実施例1と同様に2値記録のジッタが最小となる最適記録パワーは、Pw’=8.6mW,Pe’=4.3mW,Pb’=0.1mWであった。
本実施例では、実施例1と同様の光情報記録媒体及び情報記録装置を用いる。実施例1と同様に2値記録のジッタが最小となる最適記録パワーは、Pw’=8.6mW,Pe’=4.3mW,Pb’=0.1mWであった。
本実施例のパルス長の設定は、実施例2と同様に、Pws=7.8mW,Pws=4.9mW,Pbs=0.1mWとし、多値記録のパルス長を設定するようにした。パルス長設定方法はパルス幅Toffに対して多値データに対応する反射光強度の変化が線形になるように、パルス幅Tonを設定するようにした。
実施例1と同様に、テスト記録を行い、図8に示すような結果を得る。レベルIsに達するオフパルス幅が長い時のToffを多値データ7のToffに設定する。図8ではToff=12Tである。図8においてI0とIsを結ぶ直線(図8の点線)とL(m)との交点が、多値データmのオフパルス幅Toff(m)である。図8の結果をパルス幅Tonの関数として近似しておき、Toff(m)の時、L(m)になるようトップパルス幅Tonを計算する。
この方法で設定した記録パルス条件を図11に示す。横軸が多値データ、縦軸がパルス幅である。トップパルス幅を調整することにより、多値データに対してオフパルス幅を等間隔に設定できる。
実施例2,3の記録パルス条件について、各々記録補正を行い、多値ランダムデータを記録したときのσ/DRを記録補正前後で比較した結果を表2に示す。「記録補正」とは、前後多値データを含めたパターン(YXY)単位で記録パルス幅を設定する方法である。8値記録の場合は前後多値データを含めた512通りのパルス幅を設定する。記録補正前(8通りのパルス幅)では実施例1の記録パルスのほうがσ/DRは小さいが、記録補正後で比較すると実施例2の記録パルスのほうがσ/DRを低減できる。再生マージンを広げるために記録補正を必要とする場合、補正前の8通りの初期パルス幅設定方法としては、多値データに対してオフパルス幅を等間隔に設定するほうが好ましい。
<実施例4>
本実施例では、実施例1と同様の光情報記録媒体及び記録装置を用いる。2値記録のジッタが最小となる最適記録パワーは、Pw’=8.6mW,Pe’=4.3mW,Pb’=0.1mWであった。
本実施例では、実施例1と同様の光情報記録媒体及び記録装置を用いる。2値記録のジッタが最小となる最適記録パワーは、Pw’=8.6mW,Pe’=4.3mW,Pb’=0.1mWであった。
本実施例のパルス長の設定としては、Pws=8.6mW,Pws=4.3mW,Pbs=0.1mWとし、多値記録のパルス長を設定するようにした。パルス長設定方法はTon/Toffを一定にして、多値データに対応する反射光強度の変化が線形になるように、これらのパルス幅Ton,Toffを設定するようにした。
また、記録パワーの設定としては、パワーPw,Peの比を一定{Pe/Pw=0.5}にし、パワーPwを変化させながら、既知の多値ランダムデータを記録再生した。図12にσ/DRのPw依存性をTon=4.4ns,Ton/Toff=0.5,Ton/Toff=1における結果を示す。本実施例で示すようにTon/Toffが一定にしてパルス長を設定すると、パワーマージンが非常に大きくなり、信号品質が安定して得られることがわかる。
1 光情報記録媒体
Claims (12)
- 多値情報に応じて変調されたレーザ光を光情報記録媒体に照射し、多値情報を記録する情報記録方法であって、
2値テスト記録により2値最適記録パワーPw’及び消去パワーPe’を求めるプロセスと、
求められた2値最適記録パワーPw’及び消去パワーPe’に基づき多値テスト記録パワーPws及びテスト消去パワーPesを設定するプロセスと、
設定された多値テスト記録パワーPws及びテスト消去パワーPesを用いて多値テスト記録を行い、多値パルス長を決定するプロセスと、
を備えることを特徴とする情報記録方法。 - 多値パルス長を決定した後、多値記録パワーの最適化を行うことにより、最適な多値記録条件を選択するプロセスを備えることを特徴とする請求項1記載の情報記録方法。
- 前記2値最適記録パワーPw’と前記多値テスト記録パワーPwsが、
Pw’≧Pws
の関係を有することを特徴とする請求項1又は2記載の情報記録方法。 - 前記2値最適記録パワーPw’と2値最適消去パワーPe’の比と、前記2値テスト記録パワーPwsと前記多値テスト消去パワーPesの比が、
(Pe’/Pw’)/(Pes/Pws)≦1
の関係を有することを特徴とする請求項1又は2記載の情報記録方法。 - 多値パルス長を決定するプロセスでは、記録パルス幅Tonを一定にし冷却パルス幅Toffを逐次変化させてテスト記録を行い、多値再生信号レベルが略線形となるように多値パルス長を決定する、ことを特徴とする請求項1ないし4の何れか一記載の情報記録方法。
- 一定の記録パルス幅Tonを、レーザ光の反射強度が飽和する最短パルス幅に設定することを特徴とする請求項5記載の情報記録方法。
- 多値パルス長を決定するプロセスでは、記録パルス幅Tonと冷却パルス幅Toffの比を一定にし、これらのパルス幅Ton及びToffを逐次変化させてテスト記録を行い、多値再生信号レベルが略線形となるように多値パルス長を決定する、ことを特徴とする請求項1ないし4の何れか一記載の情報記録方法。
- 多値パルス長を決定するプロセスでは、多値情報に対して冷却パルス幅Toffが等間隔になるよう記録パルス幅Tonを調整しながらテスト記録を行い、多値再生信号レベルが略線形となるように多値パルス長を決定する、ことを特徴とする請求項1ないし4の何れか一記載の情報記録方法。
- 最適な多値記録条件を選択するプロセスでは、記録パワーPwと消去パワーPeの比を一定にし、最適多値記録パワーを決定する、ことを特徴とする請求項2記載の情報記録方法。
- 最適な多値記録条件を選択するプロセスでは、記録パワーPwと消去パワーPeの比を可変にし、最適多値記録パワーを決定する、ことを特徴とする請求項2記載の情報記録方法。
- 多値情報に応じて変調されたレーザ光を光情報記録媒体に照射し、多値情報を記録する情報記録装置であって、
2値テスト記録により2値最適記録パワーPw’及び消去パワーPe’を求める手段と、
求められた2値最適記録パワーPw’及び消去パワーPe’に基づき多値テスト記録パワーPws及びテスト消去パワーPesを設定する手段と、
設定された多値テスト記録パワーPws及びテスト消去パワーPesを用いて多値テスト記録を行い、多値パルス長を決定する手段と、
を備えることを特徴とする情報記録装置。 - 多値パルス長を決定した後、多値記録パワーの最適化を行うことにより、最適な多値記録条件を選択する手段を備えることを特徴とする請求項11記載の情報記録装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003351976A JP2005116120A (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | 情報記録方法及び情報記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003351976A JP2005116120A (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | 情報記録方法及び情報記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005116120A true JP2005116120A (ja) | 2005-04-28 |
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JP2003351976A Pending JP2005116120A (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | 情報記録方法及び情報記録装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005116120A (ja) |
-
2003
- 2003-10-10 JP JP2003351976A patent/JP2005116120A/ja active Pending
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