JP2005115921A - 音声情報管理方法,音声情報管理システム,音声情報管理プログラム及び音声データ管理装置 - Google Patents

音声情報管理方法,音声情報管理システム,音声情報管理プログラム及び音声データ管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 大量の被管理者が発した大量の音声が蓄積されている場合、蓄積された音声を単独の管理者がすべて聞き取るためには、多大な時間を要し限界があった。
【解決手段】 音声データ管理装置は、受信した音声データと該音声データの音声を発した被管理者の被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する(S111〜S114)。記憶手段に音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報の取得を要求する閲覧要求情報を受け付ける(S201)。閲覧要求情報を送信した管理者を特定する管理者識別情報と特定の関連をもつ被管理者識別情報を被管理者情報登録手段から抽出し、該抽出した被管理者識別情報と対応する音声データについての音声蓄積情報を送信する(S202〜S203)。音声データの提供を要求する音声情報要求信号を受信したことに基づいて音声データを出力する(S303)。
【選択図】 図3

Description

本発明は音声情報管理方法,音声情報管理システム,音声情報管理プログラム及び音声データ管理装置に係り、特に通常の商業形態において、顧客を管理する必要のある業態、多くの人間から情報を収集することを目的とするアンケート等調査業務の分野、または臨床試験のように人に由来する情報を人から収集することが求められる業態で、IP接続電話、携帯電話を含む電話を媒介して音声情報を収集しようとする産業分野で用いられる音声情報管理方法,音声情報管理システム,音声情報管理プログラム及び音声データ管理装置に関する。
従来、アンケート調査の対象者、観察が必要な管理対象者、臨床試験等において医薬品等を服用している被験者、臨床試験等に参加している医師等の被管理者から電子的に情報を収集しようとする場合、管理者側から被管理者に電話をかけ、逐次情報を収集する方法がある。
このような方法において、被管理者が発した音声を、コンピュータシステムに保存しておいて、後に管理者がその音声を聞くようにする技術があった(例えば特許文献1)。
特開2002−175401号公報(第5−6頁、図1−8)
従来の方法では、例えばコンピュータが備える留守番電話機能を使って被管理者が発した音声をコンピュータシステムの記憶装置内に蓄積すると、被管理者が大量に存在するような場合には、蓄積した音声を単独の管理者が順番に聞く必要があった。この方法によると、大量の被管理者が発した大量の音声が蓄積されている場合、蓄積された音声を単独の管理者がすべて聞き取るためには、多大な時間を要し限界があった。
また、上記のような課題を克服することができない場合、音声をそのまま蓄積する方法を避けて、被管理者からの情報を複数項目の質問に答えさせる方法が採られることもあった。しかし、この方法では、被管理者が有するあいまいな情報を、複数項目の質問で無理に分類せざるを得ないので、あいまいな情報の中に埋もれている重要な情報を脱落させてしまうという課題があった。
また、複数の管理者がそれぞれ異なる被管理者を担当して管理する場合には、担当以外の被管理者の情報は不要であるため、また被管理者のプライバシーを保護するために、管理者が担当以外の被管理者の音声にのみ簡便にアクセスできる仕組が求められていた。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の音声情報管理方法は、被管理者を特定する被管理者識別情報(被管理者ID)に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報(管理者ID)を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段を備えた音声データ管理装置と、前記管理者が操作する管理者情報端末とで、前記被管理者の発した音声を管理する音声情報管理方法であって、前記音声データ管理装置が、前記被管理者が発した音声の音声データを当該被管理者の操作する音声情報発生装置から受信する音声情報収集手順(S110)と、該音声情報収集手順で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手順(S111〜S114)と、前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報の取得を要求する閲覧要求情報を前記管理者情報端末から受け付ける閲覧要求受信手順(S201)と、前記閲覧要求情報を送信した管理者を特定する管理者識別情報と前記特定の関連をもつ被管理者識別情報を前記被管理者情報登録手段から抽出し、該抽出した被管理者識別情報と対応する音声データを前記記憶手段において検索し、前記音声データに関する音声蓄積情報を前記管理者情報端末へ送信する通知手順(S202〜S203)と、前記管理者情報端末から前記音声データの提供を要求する音声情報要求信号を受信したことに基づいて該管理者情報端末に対して前記音声データを提供する音声情報提供手順(S303)と、を行うことを特徴とする。
また、請求項9に記載の音声情報管理システムは、音声データを管理する音声データ管理装置(サーバコンピュータ11)と、複数の管理者の操作する複数の管理者情報端末(端末コンピュータ31,端末コンピュータ41,端末コンピュータ51)と、被管理者が前記音声データ管理装置に対して音声データを送信する音声情報発生装置(端末コンピュータ21)と、を備え、前記音声データ管理装置と前記複数の管理者情報端末との間で情報の送受信を行う音声情報管理システムであって、前記音声データ管理装置は、前記被管理者を特定する被管理者識別情報(被管理者ID)に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報(管理者ID)を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段(登録情報データベースDB0)と、前記被管理者が発した音声の音声データを当該被管理者の操作する音声情報発生装置から受信する音声情報収集手段(S110)と、該音声情報収集手段で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手段(S111〜S114)と、前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報の取得を要求する閲覧要求情報を前記管理者情報端末から受け付ける閲覧要求受信手段(S201)と、該閲覧要求情報を送信した管理者を特定する管理者識別情報と前記特定の関連をもつ被管理者識別情報を前記被管理者情報登録手段から抽出し、該抽出した被管理者識別情報と対応する音声データを前記記憶手段において検索し、前記音声データに関する音声蓄積情報を前記管理者情報端末へ送信する通知手段(S202〜S203)と、前記管理者情報端末から前記音声データの提供を要求する音声情報要求信号を受信したことに基づいて該管理者情報端末に対して前記音声データを提供する音声情報提供手段(S303)と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項17に記載の音声情報管理プログラムは、被管理者を特定する被管理者識別情報(被管理者ID)に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報(管理者ID)を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段を備えた音声データ管理装置に、前記被管理者の発した音声を管理させる音声情報管理プログラムであって、前記音声データ管理装置に、前記被管理者が発した音声の音声データを受信する音声情報収集手順(S110)と、該音声情報収集手順で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手順(S111〜S114)と、前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報の取得を要求する閲覧要求情報を受け付ける閲覧要求受信手順(S201)と、前記閲覧要求情報を送信した管理者を特定する管理者識別情報と前記特定の関連をもつ被管理者識別情報を前記被管理者情報登録手段から抽出し、該抽出した被管理者識別情報と対応する音声データを前記記憶手段において検索し、前記音声データに関する音声蓄積情報を送信する通知手順(S202〜S203)と、前記音声データの提供を要求する音声情報要求信号を受信したことに基づいて前記音声データを出力する音声情報提供手順(S303)と、を実行させることを特徴とする。
また、請求項22に記載の音声データ管理装置は、被管理者の発した音声を管理する音声データ管理装置であって、前記被管理者を特定する被管理者識別情報(被管理者ID)に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報(管理者ID)を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段(登録情報データベースDB0)と、前記被管理者が発した音声の音声データを受信する音声情報収集手段(S110)と、該音声情報収集手段で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手段(S111〜S114)と、前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報の取得を要求する閲覧要求情報を受け付ける閲覧要求受信手段(S201)と、該閲覧要求情報を送信した管理者を特定する管理者識別情報と前記特定の関連をもつ被管理者識別情報を前記被管理者情報登録手段から抽出し、該抽出した被管理者識別情報と対応する音声データを前記記憶手段において検索し、前記音声データに関する音声蓄積情報を送信する通知手段(S202〜S203)と、前記音声データの提供を要求する音声情報要求信号を受信したことに基づいて前記音声データを出力する音声情報提供手段(S303)と、を備えたことを特徴とする。
このような構成を備えることで、被管理者に対して特定の関連をもつ管理者にのみ音声蓄積情報を送信することが可能となるため、管理者は自己と特定の関連をもつ被管理者の情報にのみ容易にアクセスすることが可能となる。
請求項2に記載の音声情報管理方法は、請求項1に記載の音声情報管理方法において、前記管理者情報端末が、前記音声データ管理装置から前記音声蓄積情報を受信する記録通知受信手順と、該記録通知受信手順で受信した前記音声蓄積情報にに基づいて前記管理者情報端末の表示装置に音声データの蓄積状態を示すアイコンを表示する報知手順を行うことを特徴とする。
請求項10に記載の音声情報管理システムは、請求項9に記載の音声情報管理システムにおいて、前記管理者情報端末は、画像を表示する管理者情報端末表示装置と、前記音声データ管理装置から前記音声蓄積情報を受信する記録通知受信手段と、を備え、該記録通知受信手段で受信した前記音声蓄積情報に基づいて前記管理者情報端末表示装置に音声データの蓄積状態を示すアイコンを表示させることを特徴とする。
このような構成を備えることで、管理者は音声蓄積情報を管理者情報端末表示装置の表示で容易に確認することが可能となる。
請求項3に記載の音声情報管理方法は、請求項2に記載の音声情報管理方法において、前記音声情報提供手順を、前記アイコンが前記管理者情報端末表示装置の画面で選択操作されることに基づいて行うことを特徴とする。
請求項11に記載の音声情報管理システムは、請求項10に記載の音声情報管理システムにおいて、前記音声情報提供手段は、前記アイコンが前記管理者情報端末表示装置の画面で選択操作されることに基づいて前記音声情報要求信号を送信することを特徴とする。
このような構成を備えることで、管理者は音声データ管理装に対して、音声データの提供を簡便に要求することが可能となる。
請求項4に記載の音声情報管理方法は、請求項1乃至請求項3のうちいずれか1つに記載の音声情報管理方法において、前記被管理者情報登録手段での特定の関連とは、前記被管理者識別情報と、当該被管理者識別情報で特定される被管理者の情報を閲覧することが許される管理者を特定する管理者識別情報との関連であることを特徴とする。
請求項12に記載の音声情報管理システムは、請求項9乃至請求項11のうちいずれか1つに記載の音声情報管理システムにおいて、前記被管理者情報登録手段での特定の関連とは、前記被管理者識別情報と、当該被管理者識別情報で特定される被管理者の情報を閲覧することが許される管理者を特定する管理者識別情報との関連であることを特徴とする。
請求項18に記載の音声情報管理プログラムは、請求項17に記載の音声情報管理プログラムにおいて、前記被管理者情報登録手段での特定の関連とは、前記被管理者識別情報と、当該被管理者識別情報で特定される被管理者の情報を閲覧することが許される管理者を特定する管理者識別情報との関連であることを特徴とする。
請求項23に記載の音声データ管理装置は、請求項22に記載の音声データ管理装置において、前記被管理者情報登録手段での特定の関連とは、前記被管理者識別情報と、当該被管理者識別情報で特定される被管理者の情報を閲覧することが許される管理者を特定する管理者識別情報との関連であることを特徴とする。
このような構成を備えることで、被管理者の情報を閲覧することが許される管理者にのみ音声蓄積情報を送信することが可能となるため、被管理者のプライバシーを保護することが可能となる。
上記課題を解決するために、請求項5に記載の音声情報管理方法は、音声データ管理装置で被管理者の発した音声を管理する音声情報管理方法であって、前記音声データ管理装置が、前記被管理者が発した音声の音声データを当該被管理者の操作する音声情報発生装置から受信する音声情報収集手順(S110)と、該音声情報収集手順で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手順(S111〜S114)と、前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報とともに前記音声データの音声を聞くための電話番号の情報を管理者の利用する管理者情報端末に対して送信する通知手順と、を行うことを特徴とする。
請求項13に記載の音声情報管理システムは、音声データ管理装置で被管理者の発した音声を管理する音声情報管理システムであって、前記音声データ管理装置は、前記被管理者が発した音声の音声データを当該被管理者の操作する音声情報発生装置から受信する音声情報収集手段(S110)と、該音声情報収集手段で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手段(S111〜S114)と、前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報とともに前記音声データの音声を聞くための電話番号の情報を管理者の利用する管理者情報端末に対して送信する通知手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項19に記載の音声情報管理プログラムは、音声データ管理装置に、被管理者の発した音声を管理させる音声情報管理プログラムであって、前記音声データ管理装置に、前記被管理者が発した音声の音声データを受信する音声情報収集手順(S110)と、該音声情報収集手順で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手順(S111〜S114)と、前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報とともに前記音声データの音声を聞くための電話番号の情報を送信する通知手順と、を実行させることを特徴とする。
請求項24に記載の音声データ管理装置は、被管理者の発した音声を管理する音声データ管理装置であって、前記被管理者が発した音声の音声データを受信する音声情報収集手段(S110)と、該音声情報収集手段で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手段(S111〜S114)と、前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報とともに前記音声データの音声を聞くための電話番号の情報を送信する通知手段と、を備えたことを特徴とする。
このような構成を備えることで、音声蓄積情報とともに送信される電話番号に電話をかけることによって、管理者は音声データの音声を容易に聞くことが可能となる。
請求項6に記載の音声情報管理方法は、請求項5に記載の音声情報管理方法において、前記音声データ管理装置は、前記被管理者を特定する被管理者識別情報(被管理者ID)に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報(管理者ID)を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段を備え、前記通知手順を、蓄積された音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者情報及び当該音声データの音声データ識別番号を前記記憶手段から抽出し、当該抽出した被管理者情報に対して前記特定の関連がある管理者識別情報を抽出し、当該抽出した管理者識別情報で特定される管理者の利用する管理者情報端末に対して前記音声蓄積情報とともに前記電話番号の情報を送信することで行うことを特徴とする。
請求項14に記載の音声情報管理システムは、請求項13に記載の音声情報管理システムにおいて、前記音声データ管理装置は、前記被管理者を特定する被管理者識別情報(被管理者ID)に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報(管理者ID)を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段を備え、前記通知手段は、蓄積された音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者情報及び当該音声データの音声データ識別番号を前記記憶手段から抽出し、当該抽出した被管理者情報に対して前記特定の関連がある管理者識別情報を抽出し、当該抽出した管理者識別情報で特定される管理者の利用する管理者情報端末に対して前記音声蓄積情報とともに前記電話番号の情報を送信する手段であることを特徴とする。
請求項20に記載の音声情報管理プログラムは、請求項19に記載の音声情報管理プログラムにおいて、前記音声データ管理装置は、前記被管理者を特定する被管理者識別情報(被管理者ID)に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報(管理者ID)を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段を備え、前記通知手順を、蓄積された音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者情報及び当該音声データの音声データ識別番号を前記記憶手段から抽出させ、当該抽出した被管理者情報に対して前記特定の関連がある管理者識別情報を抽出させ、当該抽出した管理者識別情報で特定される管理者の利用する管理者情報端末に対して前記音声蓄積情報とともに前記電話番号の情報を送信させることで実行させることを特徴とする。
請求項25に記載の音声データ管理装置は、請求項24に記載の音声データ管理装置において、前記被管理者を特定する被管理者識別情報(被管理者ID)に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報(管理者ID)を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段を備え、前記通知手段は、蓄積された音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者情報及び当該音声データの音声データ識別番号を前記記憶手段から抽出し、当該抽出した被管理者情報に対して前記特定の関連がある管理者識別情報を抽出し、当該抽出した管理者識別情報で特定される管理者の利用する管理者情報端末に対して前記音声蓄積情報とともに前記電話番号の情報を送信する手段であることを特徴とする。
このような構成を備えることで、被管理者に対して特定の関連をもつ管理者にのみ電話番号の情報を送信することが可能となるため、管理者は自己と特定の関連をもつ被管理者の音声データのみに容易にアクセスすることが可能となる。
請求項7に記載の音声情報管理方法は、請求項1乃至請求項6のうちいずれか1つに記載の音声情報管理方法において、前記音声データ管理装置は、前記被管理者の声紋を特徴づける声紋情報と、当該被管理者を特定する被管理者識別情報とを対応づけて予め登録しておく声紋登録手段(情報データベースDB0)を備え、前記音声データ管理装置が、被管理者の発する音声情報、該被管理者を特定する被管理者識別情報、及び該被管理者の発する音声キー情報を前記音声情報発生装置から受信する音声情報受信手順(S102)と、前記音声情報発生装置から受信した音声キー情報から当該音声キー情報を発した被管理者の声紋を特徴づける受信声紋情報を生成する受信声紋発生手順(S103)と、前記音声情報受信手順で受信した被管理者識別情報に対応づけて前記声紋登録手段に登録されている声紋情報と、前記声紋発生手順で生成した前記受信声紋情報とを比較する声紋判定手順(S104〜S106)と、を前記音声情報蓄積手順の前に行い、前記声紋判定手順の結果を反映させて、前記音声情報蓄積手順を行うことを特徴とする。
請求項15に記載の音声情報管理システムは、請求項9乃至請求項14のうちいずれか1つに記載の音声情報管理システムにおいて、前記音声データ管理装置は、被管理者の発する音声情報、該被管理者を特定する被管理者識別情報、及び該被管理者の発する音声キー情報を前記音声情報発生装置から受信する音声情報受信手段(S102)と、前記被管理者の声紋を特徴づける声紋情報と、当該被管理者を特定する被管理者識別情報とを対応づけて予め登録しておく声紋登録手段(情報データベースDB0)と、前記音声情報発生装置から受信した音声キー情報から当該音声キー情報を発した被管理者の声紋を特徴づける受信声紋情報を生成する受信声紋発生手段(S103)と、前記音声情報受信手段で受信した被管理者識別情報に対応づけて前記声紋登録手段に登録されている声紋情報と、前記声紋発生手段で生成した前記受信声紋情報とを比較する声紋判定手段(S104〜S106)と、を備え、前記音声情報蓄積手段は、前記声紋判定手段の比較結果を反映させて前記音声データと前記被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積することを特徴とする。
請求項21に記載の音声情報管理プログラムは、請求項17乃至請求項20のうちいずれか1つに記載の音声情報管理プログラムにおいて、前記音声データ管理装置は、前記被管理者の声紋を特徴づける声紋情報と、当該被管理者を特定する被管理者識別情報とを対応づけて予め登録しておく声紋登録手段(情報データベースDB0)を備え、被管理者の発する音声情報、該被管理者を特定する被管理者識別情報、及び該被管理者の発する音声キー情報を受信する音声情報受信手順(S102)と、受信した音声キー情報から当該音声キー情報を発した被管理者の声紋を特徴づける受信声紋情報を生成する受信声紋発生手順(S103)と、前記音声情報受信手順で受信した被管理者識別情報に対応づけて前記声紋登録手段に登録されている声紋情報と、前記声紋発生手順で生成した前記受信声紋情報とを比較する声紋判定手順(S104〜S106)と、を前記音声情報蓄積手順の前に実行させ、前記声紋判定手順の結果を反映させて、前記音声情報蓄積手順を実行させることを特徴とする。
請求項26に記載の音声データ管理装置は、請求項22乃至請求項252のうちいずれか1つに記載の音声データ管理装置において、被管理者の発する音声情報、該被管理者を特定する被管理者識別情報、及び該被管理者の発する音声キー情報を受信する音声情報受信手段(S102)と、前記被管理者の声紋を特徴づける声紋情報と、当該被管理者を特定する被管理者識別情報とを対応づけて予め登録しておく声紋登録手段(情報データベースDB0)と、受信した前記音声キー情報から当該音声キー情報を発した被管理者の声紋を特徴づける受信声紋情報を生成する受信声紋発生手段(S103)と、前記音声情報受信手段で受信した被管理者識別情報に対応づけて前記声紋登録手段に登録されている声紋情報と、前記声紋発生手段で生成した前記受信声紋情報とを比較する声紋判定手段(S104〜S106)と、を備え、前記音声情報蓄積手段は、前記声紋判定手段の比較結果を反映させて前記音声データと前記被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積することを特徴とする。
このような構成を備えることで、登録された被管理者が発した音声の音声データか否かの判定の結果を反映させて音声データを記憶手段に蓄積することが可能となる。
請求項8に記載の音声情報管理方法は、請求項1乃至請求項7のうちいずれか1つに記載の音声情報管理方法において、前記音声情報収集手順を、予め登録された時期に前記音声情報発生装置に対して被管理者の音声による回答を求めることに基づいて行うことを特長とする。
請求項16に記載の音声情報管理システムは、請求項9乃至請求項15のうちいずれか1つに記載の音声情報管理システムにおいて、前記音声データ管理装置は、予め登録された時期に前記音声情報発生装置に対して被管理者の音声による回答を求める質問手段(S109)を備えることを特長とする。
このような構成を備えることで、定期的に被管理者から音声データを受信することが可能となる。
複数の管理者が同時に音声データ管理装置にアクセスして、音声データ管理装置に蓄積される被管理者の音声データを再生させることができるため、被管理者の音声データを大量に蓄積させても、複数の管理者で音声データの内容を同時期に確認でき、管理労力が削減できる。また、被管理者の肉声を音声データとして蓄積保持する方法で情報を収集できるので、被管理者に存在するあいまいな情報をそのまま管理者に伝えることが可能となり、これまでの方法では埋もれてしまうような情報を管理者側に伝達することができるようになる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する構成は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
なお、本明細書中で「コンピュータ」とは、演算装置を備えた情報端末すべてを含む意味である。例えば、スーパーコンピュータ、汎用コンピュータ、オフィスコンピュータ、制御用コンピュータ、ワークステーション、パソコンのほか、携帯情報端末、演算装置を備えた携帯電話、ウェアラブルコンピュータ等をも含む。また、臨床試験とは、治験と同義に用いる。
本実施形態では、音声情報管理システムSを、医薬品の服薬試験に適用している。はじめに、本実施形態の音声情報管理システムSが、医薬品の服薬試験でどのように運用されるか、その概略を図1,図2,図3で説明する。本実施形態の音声情報管理システムSは、概ね次のように運用されるものである。
図1は、音声情報管理システムSの全体構成を示す。図2は、音声情報管理システムSを、医薬品の服薬試験に適用した場合の運用例を説明する説明図である。図3は、端末コンピュータ31,41,51の表示装置で表示される画面例を示す。
医薬品の服薬試験は、特定の医薬品を多数の被験者に服用等してもらい、一定期間その被験者の様子を観察する試験である。この服薬試験では、定期的に被験者が対象の医薬品を服用したか、また健康状態に変化がないかを調査する必要がある。また、ときには被験者の体調の急変があれば、服薬の中止等の措置をとることが必要になる。
被管理者2(被験者や医師等が含まれる)は、システム運営会社1のサーバコンピュータ11と通信回線6を介して接続された端末コンピュータ21を用いて、システム運営会社1と情報のやり取りを行う。例えば、システム運営会社側から「薬を飲みましたか?」等の質問を受ける(ステップS01)。被管理者2は、端末コンピュータ21の操作ボタンを操作して、この問いに回答する。例えば、対象となる医薬品を服用したなら「1」の操作ボタンを操作し、医薬品を服用していなければ「0」の操作ボタンを操作する等して回答する。このボタン操作による回答は、その操作の種別を表す端末操作情報として、端末コンピュータ21からサーバコンピュータ11に送信される(ステップS02)。サーバコンピュータ11は、端末操作情報に応じて、被験者が対象の医薬品を服用したか否かの情報(以下「服薬履歴情報」という)を、服薬履歴情報として、サーバコンピュータ11の記憶装置内の服薬履歴データベースDB1に蓄積する。なお、本実施携帯の服薬履歴情報は、被験者が対象の医薬品を服用したか否かの情報であるが、これに限定されるものではない。医薬品の服用量や、服用した時間等の情報であってもよい。
サーバコンピュータ11は、さらに、「何かお変わりありませんか?特になければ、お切りください。」等の問いかけを、端末コンピュータ21に対して送信する(ステップS03)。被管理者2は、この問いに対して自らの肉声で回答する。例えば、「なんとなく・・・」,「・・・あのー・・・」,「少し気分が・・・」等と回答する。回答しない場合は、サーバコンピュータ11と端末コンピュータ21との接続を切る。
ステップS04で被管理者2が肉声で回答すると、その音声が音声データとしてサーバコンピュータ11に送信される(ステップS04)。音声データを受信したサーバコンピュータ11は、受信した音声データを、メッセージデータベースDB2に蓄積する。以上のステップS01〜ステップS04によって、サーバコンピュータ11は、調査情報としての服薬履歴情報及び音声データを被管理者2から収集する。なお、ステップS01〜ステップS04は、調査情報収集処理として後述する。
サーバコンピュータ11は、サーバコンピュータ11の記憶手段に服薬履歴情報、音声データが蓄積されている状態を示す情報(以下「音声蓄積情報」という)、後述の対処情報を、通信回線6を介して接続された管理者3,4,5(製薬会社3,医療機関4,CRC5を総称して管理者3,4,5と呼ぶ)の端末コンピュータ31,41,51に送信する。このとき、どの被管理者2についての音声データが蓄積されているかが、ウェッブブラウザーによって、端末コンピュータ31,41,51の表示装置で管理一覧画面100として表示される。端末コンピュータ31,41,51の表示装置には、他のファイルと音声データのファイルとを区別させるために、音声データのファイルが蓄積されているという情報が、これを明示するためのアイコンである音声ファイルアイコンVで表示される。なお、この服薬履歴情報や、音声蓄積情報の送信については、進捗情報提供処理として後述する。
管理者3,4,5側の複数の者が、このように表示された管理一覧画面100を、管理者3,4,5としての権限に基づいて閲覧できる。管理者3,4,5が、画面上に表示された音声ファイルアイコンVをクリックすると、当該音声データが、サーバコンピュータ11から端末コンピュータ31,41,51へ送信される。管理者3,4,5は、送信された音声データを再生することで、被管理者2の肉声を聞くことができる。こうすることで、管理者側の複数の者が蓄積された被管理者2の音声データを聞き取ることができ、大量に蓄積された音声データを、従来よりもはるかに短時間で処理することが可能となる。また、被管理者2からの情報を、リアルタイムに管理することも可能になる。なお、サーバコンピュータ11から端末コンピュータ31,4,51への音声データの送信については、音声情報提供処理として後述する。
管理一覧画面100を閲覧した管理者3,4,5や、端末コンピュータ31,4,51へ送信された音声データで被管理者2の肉声を聞いた管理者3,4,5は、被管理者2へ確認のために連絡をして、医療機関4へ来院するように伝えたりする等の処置をとる。また、医療機関4では、被管理者2の検査を行ったり、問診を行ったりする。さらに、その被験者に対する服薬試験をそのまま継続するか、中止するか等が管理者3,4,5によって決定される。管理者3,4,5は、これらの、管理者3,4,5による対処を対処情報として端末コンピュータ31,41,51に入力する。入力された対処情報は、端末コンピュータ31,41,51からサーバコンピュータ11へ送信され、対処情報データベースDB3に蓄積される。なお、この対処情報の対処情報データベースDB3への蓄積については、対処情報収集処理として後述する。
以上、概要を説明した本発明の音声情報管理システムは、具体的には以下に説明する構成をもって、運用される。
本実施形態の音声情報管理システムSは、図1に示すように、システム運営会社1と、調査を依頼した被管理者2と、製薬会社3と、医療機関4と,CRC5との間で構築されている。製薬会社3と、医療機関4と,CRC5は、本実施形態において、管理者となる。
システム運営会社1は、製薬会社3からの依頼を受けて音声情報管理システムSを運営する組織である。システム運営会社1は製薬会社3とは異なる組織である。システム運営会社1には、音声情報管理システムSを統括するサーバコンピュータ11が設置されている。サーバコンピュータ11は、本発明の音声データ管理装置に相当する。
被管理者2は、調査の対象となる医薬品(対照調査のための偽薬も含む)を服用する者(「被験者」という)や、患者に調査の対象となる医薬品(対照調査のための偽薬も含む)を服用させる医師、又は患者が診察,相談等をした医師である。なお、医師は医療機関4に属する者であるが、本実施形態では、医師も服薬試験における情報の発信元として、被管理者2にも属する者として扱われる。被管理者2は、システム運営会社1からの問合せに対する回答をシステム運営会社1に送信するために、本発明の音声情報発生装置に相当する端末コンピュータ21を利用する。なお、端末コンピュータ21には、被管理者2が利用する携帯電話や、固定電話,公衆電話等も含まれる。なお、本実施形態では、被管理者2を予めシステム運営会社1で登録しておくことが行われるが、被管理者2の一部が、登録されていない場合もある。
製薬会社3は、調査の対象となる医薬品を開発する組織であって、開発した医薬品についての調査をシステム運営会社1、医療機関4に依頼している。製薬会社3には、端末コンピュータ31が設置されている。端末コンピュータ31には、音声情報管理システムSを運用するために必要なプログラムが格納されている。なお、端末コンピュータ31は、製薬会社3ではなく、CRO(Contract Research Organization:開発業務受託機関)に設置されてもよい。製薬会社3(又はCRO)が、ユーザ登録することにより端末コンピュータ31から、サーバコンピュータ11に登録された情報を利用可能となる。製薬会社3の社員や、治験モニターが、端末コンピュータ31を操作することとなる。端末コンピュータ31は、本発明の管理者情報端末の1つに相当する。
医療機関4は、病院、歯科医院、接骨院、矯正歯科医院、診療所、救急センター、保健所、エステティックサロン、美容院、老人保健施設等で、患者が自己の健康状態などについて相談,診察などに訪れる場所である。医療機関4には、端末コンピュータ41が設置されている。端末コンピュータ41には、音声情報管理システムSを運用するために必要なプログラムが格納されている。なお、端末コンピュータ41は、SMO(Site Management Organization:治験施設支援機関)に設置されてもよい。医療機関4(又はSMO)が、ユーザ登録することにより端末コンピュータ41から、サーバコンピュータ11に登録された情報を利用可能となる。医療機関4の医師等が、端末コンピュータ41を操作することとなる。端末コンピュータ41は、本発明の管理者情報端末の1つに相当する。
CRC(Clinical Research Coordinator:治験コーディネーター)5は、医薬品の調査業務が円滑に行われるように調査業務の支援を行う者である。CRC5は、端末コンピュータ51を操作する。端末コンピュータ51には、音声情報管理システムSを運用するために必要なプログラムが格納されている。なお、CRC5が、ユーザ登録することにより端末コンピュータ51から、サーバコンピュータ11に登録された情報を利用可能となる。端末コンピュータ51は、本発明の管理者情報端末の1つに相当する。
上記のサーバコンピュータ11は、端末コンピュータ21、端末コンピュータ31、端末コンピュータ41、端末コンピュータ51と、通信回線6を介して通信することができる。通信回線6は、例えばインターネット、VPN(Virtual Private Network)、専用線網、電話網(携帯電話網、IP電話網等を含む)等から構成されるものである。
次に、各コンピュータ(上記のサーバコンピュータ11、端末コンピュータ21、端末コンピュータ31、端末コンピュータ41、端末コンピュータ51)について説明する。
図4は、サーバコンピュータ11のハード構成を示す説明図である。サーバコンピュータ11は、データの演算・制御処理装置(中央演算処理装置)としてのCPU72、記憶装置としてのRAM73、ROM74、HDD75、記憶媒体装置76を備えるものである。また、通信装置77、キーボード78、マウス79、表示装置80、プリンタ81、音声入力装置としてのマイク82、音声出力装置としてのスピーカ83、を備える。なお、サーバコンピュータ11の構成の一部、例えば記憶装置は、システム運営会社1の施設内に必ずしも設置されている必要はなく、より高度の安全管理が可能な第三者機関の施設内に設置してもよい。
CPU72は、記憶装置や入力装置から受け取った情報を用いて演算し、演算した結果を記憶装置や出力装置に渡す役目をはたすもので、ROM74又はHDD75などに記憶されているプログラムにしたがって、各種の処理を実行する。CPU72は、本発明の音声情報収集手段,音声情報蓄積手段,閲覧要求受信手段,通知手段,音声情報提供手段,音声情報受信手段,受信声紋発生手段,声紋判定手段,質問手段に相当する。
記憶装置は各種の処理を実行するためのプログラム等を記憶するものである。記憶装置のうち、記憶媒体装置76は外付のHDDや、MO、CD−RW、DVDなどの媒体装置により構成され、通信装置77を介して送信されてきたデータや、キーボード78やマウス79から入力される各種データを適宜記憶し、またこれを読み出すことができる。
RAM73には、CPU72が各種の処理を実行するにあたって必要なデータなどが適宜記憶される。例えば、各種の処理を実行する際に取得する情報を各処理のために設けた記憶領域に記憶する。キーボード78とマウス79は、CPU72に各種指令を入力するとき適宜操作される。
マイク82は、コンピュータを操作する者が音声を入力するために設けられている。スピーカ83は、コンピュータから音声を出力するために設けられている。表示装置80は、CPU72がROM74又はHDD75などに記憶されているプログラムにしたがって作成した画像等を表示する装置である。プリンタ81は各コンピュータから所定の情報を紙面上に出力する。
通信装置77はインターネットや他のコンピュータに対してデータを送信し、インターネットや他のコンピュータからデータを受信する。
また、本実施形態ではデータの送受信が音声によっても行われるため、通信装置77にはコンバータ77aが設けられ、このコンバータ77aにより、音声信号とデジタル信号の変換が行われるように構成されている。
端末コンピュータ21、端末コンピュータ31、端末コンピュータ41、端末コンピュータ51のハード構成は、サーバコンピュータ11のハード構成と同様であるため、説明を省略する。もっとも、端末コンピュータ31が携帯電話や、固定電話,公衆電話等の場合には、キーボード78の代わりにダイヤルボタン等を備え、マウス79や、プリンタ81を備えない。なお、端末コンピュータ31,41,51の表示装置は、本発明の管理者情報端末表示装置に相当し、端末コンピュータ31,41,51のCPUは、本発明の記録通知受信手段に相当する。
次に、本実施形態の音声情報管理システムSにおける処理について説明する。
音声情報管理システムSは、各コンピュータに予め格納された各種のプログラムに従って運用される。本実施形態の音声情報管理システムSの運用において、サーバコンピュータ11では、登録処理、調査情報収集処理、進捗情報提供処理、音声情報提供処理、対処情報収集処理が行われる。これらの処理を、以下で順に説明する。
登録処理について説明する。
登録処理は、サーバコンピュータ11における記憶手段の登録情報データベースDB0に登録情報を登録するための処理であり、通常被験者の服薬が開始されるまえに行われる処理である。サーバコンピュータ11における記憶手段の登録情報データベースDB0は、本発明の被管理者情報登録手段,声紋登録手段に相当する。登録情報は、音声情報管理システムSを運用するうえで、予めサーバコンピュータ11に登録しておくことが必要な情報である。本実施形態では、登録情報として被管理者情報と、権限情報とがある。
図5は、登録情報データベースDB0に登録する被管理者情報を説明する説明図である。図5に示した被管理者情報は、「被管理者ID」,「治験番号」,「登録施設」,「担当医師」,「担当CRC」,「イニシャル」,「性別」,「生年月日」,「身長」,「体重」,「連絡先」,「登録端末番号」,「登録パスワード」,「登録声紋データ」である。
「被管理者ID」は、音声情報管理システムS内で被管理者を一意に特定するための識別情報であり、本発明の被管理者識別情報に相当する。登録情報の各項目は、すべてこの被管理者IDに紐付けられて登録される。「治験番号」は、医薬品の服薬試験を特定するための番号(アルファベット等の数字以外の文字も含むことがある識別標識)である。例えば、対象となる医薬品毎に割振られる。「登録施設」は、医薬品の服薬試験のために被管理者2(特に被験者)が通院,入院,又は相談する医療機関4を示すものである。
「担当医師」は、被管理者2(特に被験者)を担当する医師を示すものである。「担当CRC」は、被管理者2の管理を担当するCRC5を示すものである。「担当医師」,「担当CRC」は、担当医師や担当CRCを一意に特定するための識別情報で登録される。担当医師を特定するための識別情報や担当CRCを特定するための識別情報(以下「管理者ID」という)は、本発明の管理者識別情報に相当する。なお、管理者IDに対しては、管理者のパスワードが登録されている。管理者IDとパスワードは、一対一で対応して、予めサーバコンピュータ11の記憶装置に管理者情報リストとして登録されている。
「イニシャル」,「性別」,「生年月日」,「身長」,「体重」は、それぞれ各被験者のイニシャル,性別,生年月日,身長,体重を示すものである。「連絡先」は、被管理者2の連絡先であり、携帯電話,固定電話,メールアドレス又は勤務先の電話番号,被管理者の家族の連絡先等が登録されている。「登録端末番号」は、被管理者2が、サーバコンピュータ11との通信で使用する端末コンピュータ21を特定する番号(アルファベット等の数字以外の文字も含むことがある識別標識)である。本実施形態では、この登録端末番号は、端末コンピュータ固有の製造番号である。なお、被管理者2はこの登録された端末コンピュータ21以外の端末コンピュータ21を介してサーバコンピュータ11と通信することも可能である。「登録パスワード」は、被管理者2がサーバコンピュータ11(システムシステム運営会社)と通信する際に、本人であることを示す情報の1つである。
「登録声紋データ」は、サーバコンピュータ11と通信している通信相手が被管理者2本人であるか否かを、通信相手の声に基づいて照合するために予め登録しておく声紋のデータである。本実施形態の登録声紋データは、予め被管理者2本人からサンプリングした肉声から照合用に作成する。例えば、被管理者2が発音した当該被管理者2の名前などの予め定められた言葉から、登録声紋データを作成して登録しておく。
登録情報のうち権限情報は、被管理者2と、当該被管理者2の登録情報,服薬履歴情報,音声蓄積情報,音声データ及び対処情報にアクセスして閲覧することができる管理者3,4,5の関連付けを定める情報である。本実施形態では、各管理者3,4,5は、各管理者3,4,5を一意に特定するための識別情報である被管理者IDで特定される。権限情報は、被管理者IDに対応付けた管理者IDとして、情報データベースDB0に登録されている。管理者3,4,5は、この権限情報によって自己の管理者IDと関連付けられている被管理者IDで特定される被管理者2の上記情報に対してのみアクセスすることが許される。
なお、権限情報を登録情報データベースDB0に特別に登録しないようにすることもできる。上述のように登録情報データベースDB0の被管理者情報では、「担当医師」は被管理者2(特に被験者)を担当する医師を示すものであるという関連をもって登録され、「担当CRC」は被管理者2の管理を担当するCRCを示すものであるという関連をもって登録されている。したがって、医師やCRCが、自己の担当する総ての被管理者の情報にアクセスできるという場合においては、登録情報データベースDB0に登録されている「担当医師」や「担当CRC」を権限情報の代わりに用いることができる。
次に、調査情報収集処理について説明する。
図6は、サーバコンピュータ11のCPU72で実行される調査情報収集処理を示すフローチャートである。
任意のタイミング(時期)で、端末コンピュータ21からサーバコンピュータ11に対して接続要求(例えば電話の呼び出し)があると、サーバコンピュータ11と端末コンピュータ21との間の通信が開始される。もっとも、この通信の開始は、端末コンピュータ21からサーバコンピュータ11に対して接続要求があった場合に限らず、サーバコンピュータ11が端末コンピュータ21に対して予め登録されたタイミング(時期)に接続要求を行ったことに基づいて行われてもよい。例えば、サーバコンピュータ11に計時機能を設け、10日に一度所定の時間に接続要求を行うようにすることができる。
サーバコンピュータ11と端末コンピュータ21との間の通信が可能となると、サーバコンピュータ11は、端末コンピュータ21の製造番号の取得を試みる。また、端末コンピュータ21に対して被管理者ID及び登録パスワードの送信を求める。そして、製造番号、又は被管理者ID及び登録パスワードのいずれかを取得できた場合には、ステップS101からの処理を開始する。一方で、製造番号が取得できず、かつ被管理者ID,登録パスワードのいずれかが取得できない場合には、ステップS101からの処理を行わずに処理を終了する。
ステップS101では、音声キー情報としての声紋キーの入力を端末コンピュータ21に対して要求する。本実施形態の声紋キーは、被管理者2の名前を、被管理者が発音したときの音声のデータである。したがって、音声ガイダンスで、「あなたの名前を言って下さい」とのメッセージを端末コンピュータ21に対して送信する。
ステップS102では、端末コンピュータ21から声紋キーを受信したかを判定する。ステップS102によって、本発明の音声情報受信手順が行われる。被管理者2が自分の名前を発音して端末コンピュータ21に当該音声を入力することで、端末コンピュータ21からサーバコンピュータ11へ声紋キーが送信されることになる。サーバコンピュータ11が、所定時間(例えば10秒)経過しても声紋キーを受信しない場合(ステップS102:NO)には、端末コンピュータ21で通話している者が、これ以上処理を進める意思がないか、又は通信状態がよくないものとして、通信を切断し、処理を終了する。
声紋キーを受信した場合(ステップS102:YES)には、ステップS103で、受信声紋データの作成を行う。受信声紋データは、S102で受信した声紋キーから作成する声紋のデータである。受信声紋データは、本発明の受信声紋情報に相当する。ステップS103を行うことで、本発明の受信声紋発生手順が実行されることになる。
続いて、ステップS104では、登録情報データベースDB0を検索して、通信の開始時に取得した製造番号、又は被管理者ID及び登録パスワードに基づいて、被管理者ID及び登録声紋データの取得を試みる。すなわち、通信の開始時に製造番号のみを取得していた場合には、登録情報データベースDB0から当該製造番号と一致する登録端末コンピュータ番号を検索して、これに対応して登録されている被管理者ID,登録声紋データの取得を試みる。また、通信の開始時に被管理者ID及び登録パスワードを取得していた場合には、登録情報データベースDB0から当該被管理者ID及び登録パスワードの組み合わせと一致する被管理者ID及び登録パスワードの組み合わせを検索して、これに対応して登録されている被管理者ID,登録声紋データの取得を試みる。
そして、ステップS105では、ステップS104の検索の結果、登録声紋データを取得できたかを確認する。登録声紋データを取得できた場合(ステップS105:YES)には、ステップS106へ進む。一方、登録声紋データを取得できない場合(ステップS105:NO)には、ステップS108へ進む。
ステップS106では、ステップS103で作成した受信声紋データが、ステップS104で取得した登録声紋データと一致するかを判定する。一致すると判定した場合(ステップS106:YES)には、ステップS107へ進む。一方、一致しないと判定した場合(ステップS106:NO)には、ステップS108へ進む。ステップS104〜S106を行うことで、本発明の声紋判定手順が実行されることになる。
ステップS107では、ステップS104で取得した被管理者IDを調査情報として登録するための被管理者IDとして取得する。ステップS108では、不明時の被管理者IDを調査情報として登録するための被管理者IDとして取得する。不明時の被管理者IDとは、通信相手が特定できないときのために予め定められている被管理者IDである。
ステップS107,ステップS108に続いて、S109では、服薬試験で定められた質問項目についての質問を端末コンピュータ21に送信する。本実施形態では、選択回答式質問と、自由音声回答式質問の2種類の質問を用意している。
選択回答式質問は、質問に対する回答を選択肢として用意しておいて、被験者が用意された選択肢から自らの回答を端末コンピュータ21のボタン操作で選択するものである。選択回答式質問としては、例えば、「薬を飲みましたか?」等の質問と、これに続く、「薬を飲んだ場合には『1』を、薬を飲んでいない場合には『0』を押して下さい。」等のガイダンスで構成するものである。この選択回答式質問を受けた被管理者2は、自らの回答に沿う『1』又は『0』をボタン操作することで、回答を端末コンピュータ21からサーバコンピュータ11に送信する。
自由音声回答式質問は、被管理者2の有する曖昧な情報を取得するために、被験者に対して音声による自由な回答を求めるものである。自由音声回答式質問としては、例えば、「何かお変わりありませんか?特になければ、お切りください。」等のガイダンスを送信するものである。この自由音声回答式質問を受けた被管理者2は、自らの肉声で自由に回答することができるし、全く回答しないこともできる。回答する場合には、被管理者2の回答が、音声データとして端末コンピュータ21からサーバコンピュータ11に送信される。
続くステップS110では、ステップS109での質問に対する回答を受信する。ステップS110を行うことで、本発明の音声情報収集手順が実行されることになる。上記選択回答式質問に対して、端末コンピュータ21の操作が行われていれば、端末コンピュータ21の操作の種別を示す端末操作情報を端末コンピュータ21から受信して、これを回答として取得する。自由音声回答式質問に対して、被管理者2が音声を入力していれば、その音声の音声データを端末コンピュータ21から受信して、これを回答として取得する。
続くステップS111では回答の有無を確認する。すなわち、上記選択回答式質問に対して端末操作情報を受信しているか、又は、上記自由音声回答式質問に対して音声データを受信しているか、を確認する。この確認の結果、何れも受信しておらず、回答が無いと確認された場合(ステップS111:無し)には、端末コンピュータ21との通信を切断して、処理を終了する。一方、回答があると確認された場合(ステップS111:有り)には、ステップS112へ進む。
ステップS112では、受信した回答を服薬履歴データベースDB1へ記録(蓄積)することが行われる。S112では、図7に示す服薬履歴情報が、服薬履歴データベースDB1へ記録される。図7に、ステップS112で服薬履歴データベースDB1に記録される情報を示す。図7に示すように、本実施形態では、服薬履歴データベースDB1に、服薬履歴情報として、「服薬履歴番号」,「被管理者ID」,「服薬年月日」,「交信年月日」が記録される。
「服薬履歴番号」は、本調査情報収集処理がおこなわれて、被管理者2から回答を受信する度に発行される番号(アルファベット等の数字以外の文字も含むことがある識別標識)であり、被管理者2の回答毎に異なる番号が発行され、回答を一意に表すものである。本実施形態では、ステップS111の後、ステップS112の前に1つ発行され、この発行された「服薬履歴番号」を登録する。
服薬履歴データベースDB1に記録される「被管理者ID」は、ステップS107又はステップS108で取得した被管理者IDであり、上記「服薬履歴番号」に対応付けられて記録される。
服薬履歴データベースDB1に記録される「服薬年月日」は、上記選択回答式質問で、例えば「何日に薬を飲みましたか?その年月日を入力してください。」というような質問をした場合に、その入力に基づいて送信されてきた端末操作情報に応じた年月日が入力される。」に対応付けられて記録される。この「服薬年月日」は、上記「服薬履歴番号」に対応付けられて記録される。「服薬年月日」の代わりに、「服薬の有無」(ステップS111の回答に基づくデータ)としてもよい。
服薬履歴データベースDB1に記録される「交信年月日」は、本調査情報収集処理を開始したときの年月日が記録される。この「交信年月日」は、上記「服薬履歴番号」に対応付けられて記録される。
ステップS112に続いて、S113では、音声データの有無を確認する。すなわち、上記自由音声回答式質問に対して音声データを受信しているかを確認する。この確認の結果、音声データを受信しておらず、回答が無いと確認された場合(ステップS113:無し)には、端末コンピュータ21との通信を切断して、処理を終了する。一方、回答があると確認された場合(ステップS113:有り)には、ステップS114へ進む。
ステップS114では、受信した音声データをメッセージデータベースDB2へ記録(蓄積)することが行われる。S114では、図8に示す情報が、メッセージデータベースDB2へ記録される。図8に、ステップS114でメッセージデータベースDB2に記録される情報を示す。図8に示すように、本実施形態では、メッセージデータベースDB2に、「服薬履歴番号」,「被管理者ID」,「交信年月日」,「音声データ」が記録される。
メッセージデータベースDB2に記録される「服薬履歴番号」,「被管理者ID」,「交信年月日」は、上記服薬履歴データベースDB1に記録される「服薬履歴番号」,「被管理者ID」,「交信年月日」と同じである。メッセージデータベースDB2に記録される「音声データ」は、ステップS110で受信した音声データである。この「音声データ」は、上記「服薬履歴番号」に対応付けられて記録される。
ステップS114を終了すると本調査情報収集処理を終了する。ステップS111〜ステップS114を行うことで、本発明の音声情報蓄積手順が実行されることになる。
本実施形態では、上述のように、ステップS105やS106の結果が反映されてステップS112やS114が行われる。すなわち、ステップS105やS106でNOと判定された場合には、ステップS108で不明時の被験者IDを発行し、ステップS112やS114では、回答や音声データが不明時の被験者IDとともに服薬履歴データベースDB1やメッセージデータベースDB2に記録される。このため、万が一ステップS105やS106の処理で誤りがあったとしても、貴重な情報を記録しないで処理してしまうという不都合を回避できる。また、登録されていない第三者からの貴重な情報を収集することもできる。
なお、ステップS105やS106でYESと判定さた場合に限って、ステップS112やS114を行なうように改変することもできる。
次に、進捗情報提供処理について説明する。
図9は、サーバコンピュータ11のCPU72で実行される進捗情報提供処理を示すフローチャートである。
本進捗情報提供処理は、ステップS201で、管理者3,4,5の端末コンピュータ31,41,51から管理一覧画面100(図3参照)の閲覧、すなわち、音声蓄積情報の取得を要求する閲覧要求情報を受信することで開始される。ステップS201を行うことで、本発明の閲覧要求受信手順が実行されることになる。閲覧要求情報には、管理者IDと管理者パスワードが含まれる。受信した管理者IDと管理者パスワードの組み合わせが、上記管理者情報リストにおける管理者IDと管理者パスワードの組み合わせと一致しなければ、本進捗情報提供処理は、エラー表示をして終了する。
一方、ステップS201で受信した管理者IDと管理者パスワードの組み合わせが、上記管理者情報リストにおける管理者IDと管理者パスワードの組み合わせと一致すると、ステップS202で送信進捗データの作成をする。送信進捗データは、管理一覧画面100の各欄101a〜101iに表示させるデータである。
サーバコンピュータ11は、権限情報,登録情報データベースDB0,服薬履歴データベースDB1,メッセージデータベースDB2、及び詳細を後述する対処情報データベースDB3に基づいて、送信進捗データを作成する。すなわち、次の手順で、送信進捗データを作成する。
権限情報に基づいて、ステップS201で受信した管理者IDに対してアクセス権限が認められている被管理者IDを抽出する。この抽出した被管理者IDに対応して記録されている服薬履歴番号を、服薬履歴データベースDB1から抽出する。この抽出した服薬履歴番号と、管理一覧画面100の各欄101a〜101iに表示させるための服薬履歴番号に対応したデータが、送信進捗データである。送信進捗データは、各服薬履歴番号に対してレコード形式となっており、管理一覧画面100では、1レコード1行として一覧表示される。
抽出した服薬履歴番号に対応した被管理者ID,交信年月日を、服薬履歴データベースDB1,メッセージデータベースDB2から抽出する。ここで抽出した被管理者ID,交信年月日は、それぞれ、管理一覧画面100の被管理者IDの欄101c、年月日の欄101dに表示させるデータとなる。
抽出した服薬履歴番号に対応した音声データの有無が、メッセージデータベースDB2で確認される。ここで音声データが有ると、当該服薬履歴番号に対応付けられた音声蓄積情報が、管理一覧画面100の患者連絡の欄101fに音声ファイルアイコンVを表示させるためのデータとなる。
被管理者IDの欄101cに表示させる被管理者IDに対応する治験番号,登録施設,担当CRCを、登録情報データベースDB0から抽出する。ここで抽出した治験番号,登録施設,担当CRCは、それぞれ、管理一覧画面100の試験種類の欄101a,施設名の欄101b,担当CRCの欄101gに表示させるためのデータとなる。
管理一覧画面100の被験者情報の欄101eには、被管理者IDの欄101cに表示させる被管理者IDに対応する被管理者情報(図5参照)を表示させるための詳細情報アイコンDを表示させる。ただし、ステップS201で受信した管理者IDに対して、被管理者の個人情報(「イニシャル」,「性別」,「生年月日」,「身長」,「体重」)にアクセス権が無い場合には、詳細情報アイコンDを表示させるための情報は送信進捗データに含まれない。
管理一覧画面100の処置の欄101h,結果の欄101iに表示させるためのデータは、詳細を後述する対処情報データベースDB3から抽出される。すなわち、上記抽出した服薬履歴番号に対応して、対処情報データベースDB3に記録されている処置,結果の情報が、それぞれ、処置の欄101h,結果の欄101iに表示させるためのデータとなる。
以上のようにステップS202で送信進捗データが作成される。続く、ステップS203では、閲覧要求情報を送信してきた端末コンピュータ31,41,51に対して、ステップS202で作成した送信進捗データを送信して、本進捗情報提供処理を終了する。ステップS202〜ステップS203を行うことで、本発明の通知手順が実行されることになる。
送信進捗データを受信することで、本発明の記録通知受信手順を行った端末コンピュータ31,41,51は、表示装置の画面上に、受信した送信進捗データに基づく管理一覧画面100を表示させる。端末コンピュータ31,41,51の記憶手段には、音声蓄積情報に対応するアイコンを表示するためのデータが記憶されている。端末コンピュータ31,41,51が受信したデータに、音声蓄積情報が存在すれば、音声ファイルアイコンVが表示される。端末コンピュータ31,41,51が、表示装置の画面上に音声ファイルアイコンVを表示することにより、本発明の報知手順が行われる。なお、音声蓄積情報に対応する音声ファイルアイコンVを表示する代わりに、文字を表示することもできる。
次に、音声情報提供処理について説明する。
図10は、サーバコンピュータ11のCPU72で実行される音声情報提供処理を示すフローチャートである。
本音声情報提供処理は、ステップS301で、管理者3,4,5の端末コンピュータ31,41,51から音声データのダウンロードを要求する音声要求情報を受信することで開始される。音声要求情報は、本発明の音声情報要求信号に相当する。音声要求情報は、管理一覧画面100に表示された音声ファイルアイコンVが、画面上で選択操作(クリック)されることで、端末コンピュータ31,41,51から送信される情報である。端末コンピュータ31,41,51が、音声要求情報を送信することで、本発明の音声情報要求手順が行われる。音声要求情報には、クリックされた当該音声ファイルアイコンVを表示させるための音声蓄積情報に対応した服薬履歴番号が含まれる。
続くステップS302では、送信音声データを作成する。送信音声データは、ステップS301で受信した服薬履歴番号に対応して、メッセージデータベースDB2に記録されている音声データである。
ステップS303では、音声要求情報を送信してきた端末コンピュータ31,41,51に対して、ステップS302で作成した送信音声データを送信することで、本発明の音声情報提供手順を行い、本音声情報提供処理を終了する。
送信音声データを受信した端末コンピュータ31,41,51は、音声出力装置から、受信した送信音声データに基づく音声を出力させる。
次に、対処情報収集処理について説明する。
図11は、サーバコンピュータ11のCPU72で実行される対処情報収集処理を示すフローチャートである。
本対処情報収集処理は、ステップS401で、管理者3,4,5の端末コンピュータ31,41,51から対処情報の登録を要求する対処情報登録要求信号を受信することで開始される。ステップS401で、端末コンピュータ31,41,51から対処情報登録要求信号を受信すると、続くステップS402では、対処情報を対処情報データベースDB3に記録(蓄積)して、本対処情報収集処理を終了する。
図12に、ステップS402で対処情報データベースDB3に記録される対処情報を示す。図12に示すように、本実施形態では、対処情報データベースDB3に、対処情報として、「服薬履歴番号」,「被管理者ID」,「交信年月日」,「処置」,「結果」が記録される。
管理者3,4,5は、管理一覧画面100に表示された被管理者IDで特定される被管理者2に対して、何らかの処置をとった場合には、端末コンピュータ31,41,51を操作して、「処置」,「結果」のデータを入力する。管理者3,4,5は、管理一覧画面100に表示された各レコードから、「処置」,「結果」を入力したいレコードを選択し、当該レコードに対する「処置」,「結果」を入力する。なお、レコードの選択は、管理者3,4,5が、管理一覧画面100に表示される各レコードに対応して設けられたデータ入力ボタン(図3において不図示)を選択操作(クリック)することで行う。
「処置」のデータは、具体的には、「連絡中」,「来院予定」,「来院済」,「誤操作」等を示す情報である。「連絡中」とは、当該被管理者2に対して連絡を試みている最中であることを示す。「来院予定」とは、当該被管理者2が医療機関4に来院する予定であることを示す。「来院済」とは、当該被管理者2医療機関4に来院したことを示す。「誤操作」とは、当該レコードが被管理者2による端末コンピュータ21の誤操作であることを示す。
「結果」のデータは、具体的には、「継続」,「中止」,「検査」,「観察」等を示す情報である。「継続」とは、当該被管理者2に対して服薬試験を継続することを示す。「中止」とは、当該被管理者2に対して服薬試験を中止することを示す。「検査」とは、当該被管理者2に対して検査を行うことを示す。「観察」とは、当該被管理者2の体調等の経過を、服薬を一端中断して観察することを示す。
管理者3,4,5が、端末コンピュータ31,41,51を操作して入力した各レコードの「処置」のデータ、「結果」のデータは、当該レコードに対応する「服薬履歴番号」とともに対処情報登録要求信号に含めて、端末コンピュータ31,41,51からサーバコンピュータ11へ送信される。
ステップS401では、このように送信されてきた対処情報登録要求信号を受信する。そして、ステップS402では、この対処情報登録要求信号に含まれる服薬履歴番号,「処置」のデータ,「結果」のデータを、当該対処情報登録要求信号を受信したときの年月日とともに、対処情報として、対処情報データベースDB3に記録する。そして、本対処情報収集処理を終了する。
以上、本実施形態の音声情報管理システムSにおける処理について説明したが、上述の実施形態は、例えば以下の(a)〜(e)に示すように改変することもできる。
(a) 上述の実施形態における進捗情報提供処理(図9参照)は、ステップS201で、管理者3,4,5の端末コンピュータ31,41,51から管理一覧画面100(図3参照)の閲覧を要求する閲覧要求情報を受信することで開始され、音声情報提供処理(図10参照)は、管理一覧画面100に表示された音声ファイルアイコンVが、画面上で操作(クリック)されることで開始されていた。しかし、進捗情報提供処理や音声情報提供処理を例えば次の(a−1)や(a−2)に示すように改変することができる。
(a−1) 例えば、端末コンピュータ51として電子メール機能を備えたものを用いた場合には、進捗情報提供処理を行うに際して、サーバコンピュータ11から端末コンピュータ51への電子メールの送信を利用することができる。
サーバコンピュータ11は、定期的に、または音声データの入力があったときに、メッセージDB2を検索して、メッセージDB2へ新規に蓄積された音声データの「被管理者ID」を抽出する。メッセージDB2には「新着フラグ」を登録するフィールドを設ける。新規に音声データを蓄積する際には、この「新着フラグ」がセットされる。このように構成することで、「新着フラグ」がセットされているレコードの「被管理者ID」を、新規に蓄積された音声データの「被管理者ID」として抽出することができる。
そして、抽出した「被管理者ID」をキーとして、登録情報データベースDB0を検索して、対応する「担当CRC」を抽出する。抽出した担当CRCの端末コンピュータ51へ新規の音声データが蓄積された旨を知らせる電子メールを送信する。各CRCの端末コンピュータの電子メールアドレスは、サーバコンピュータ11の記憶手段に予め登録しておく。この電子メールを送信したときに、上記の「新着フラグ」をリセットする。
電子メールを見たCRCが管理一覧画面100の閲覧を要求する閲覧要求情報をサーバコンピュータ11に送信することで、サーバコンピュータ11は、上述のステップS201以降の進捗情報提供処理を行う。
(a−2) 例えば、端末コンピュータ51として電子メール機能を備えた携帯電話を用いた場合には、進捗情報提供処理を行うに際して、サーバコンピュータ11から端末コンピュータ51への電子メールの送信を利用し、音声情報提供処を行うに際して、電話機能を利用するようにすることができる。
サーバコンピュータ11は、定期的に、または音声データの入力があったときに、メッセージDB2を検索して、メッセージDB2へ新規に蓄積された音声データの「被管理者ID」,「服薬履歴番号」を抽出する。この場合の「服薬履歴番号」は、本発明の音声データ識別番号に相当するものとなる。メッセージDB2には「新着フラグ」を登録するフィールドを設ける。新規に音声データを蓄積する際には、この「新着フラグ」がセットされる。このように構成することで、「新着フラグ」がセットされているレコードの「被管理者ID」,「服薬履歴番号」を、新規に蓄積された音声データの「被管理者ID」,「服薬履歴番号」として抽出することができる。
そして、抽出した「被管理者ID」をキーとして、登録情報データベースDB0を検索して、対応する「担当CRC」を抽出する(抽出した「被管理者ID」と関連付けられている管理者IDを権限情報に基づいて抽出するようにすることもできる。)。続いて、抽出した「担当CRC」(管理者ID)で特定されるCRCの端末コンピュータへ新規の音声データが蓄積された旨を知らせる電子メールを送信する。なお、各CRCの端末コンピュータの電子メールアドレスは、サーバコンピュータ11の記憶手段に予め登録しておく。この電子メールを送信したときに、上記の「新着フラグ」をリセットする。
電子メールには、抽出した「服薬履歴番号」の情報と、当該「服薬履歴番号」で特定される音声データの音声を聞くための電話番号の情報も含ませる。すなわち、サーバコンピュータ11が端末コンピュータ51へ、新規の音声データが蓄積された旨と、「服薬履歴番号」と、当該「服薬履歴番号」で特定される音声データの音声を聞くための電話番号の情報とを含む電子メールを送信することで、進捗情報提供処理を行う。なお、この実施形態では、端末コンピュータ51へ新規の音声データが蓄積された旨等を知らせる電子メールを送信する手順によって、本発明の通知手順が実行されることになる。
そして、進捗情報提供処理によって電子メールを受信したCRCが、電子メールに含まれる電話番号へ電話による返信を行うと、電子メールに含まれていた「服薬履歴番号」で特定される音声データの再生を要求する信号が端末コンピュータ51からサーバコンピュータ11へ送信される。サーバコンピュータ11は、受信した「服薬履歴番号」で特定される音声データをメッセージデータベースDB2から読み出す。サーバコンピュータ11は、読み出した音声データを、端末コンピュータ51を介して再生し、電話をかけてきたCRCに対して音声で聞かせる。このように、端末コンピュータ51の電話機能を利用して、音声情報提供処を行う。
(b) 図13は、被管理者2が特に医師である場合における、音声情報管理システムSを、医薬品の服薬試験に適用した場合の運用例を説明する説明図である。
上記図2におけるステップS01〜S04の代わりに、ステップS11〜S15のような情報のやり取りが、被管理者2(医師)とシステム運営会社1との間で行われる。図示は省略するが、図13においても、図2と同様に、進捗情報提供処理、音声情報提供処理、対処情報収集処理が行われる。
システム運営会社1側に、被管理者2側に「もしもし、有害事象報告です。」等の報告が入る(ステップS11)。システム運営会社1側は、「被管理者IDを言って下さい」等の問いかけを行う(ステップS12)。被管理者2は、端末コンピュータ21の操作ボタンを操作して、この問いに回答する。例えば、被験者の被管理者IDを端末コンピュータ21からサーバコンピュータ11に送信する(ステップS13)。
サーバコンピュータ11は、被管理者IDを音声データとして受信した場合には、当該音声データをメッセージデータベースDB2’に蓄積するとともに、受信した音声データを音声解析して、解析した結果から得られる被管理者IDもメッセージデータベースDB2’へ蓄積する。メッセージデータベースDB2’は、上記実施形態のメッセージデータベースDB2を改変したものである。メッセージデータベースDB2’に記憶される「被管理者ID」は、メッセージデータベースDB2における「被管理者ID」とは異なり、ステップS13で受信する被管理者ID(端末コンピュータ21を操作する医師ではなく、被験者の被管理者ID)である。メッセージデータベースDB2’に、端末コンピュータ21を操作する医師の被管理者IDも蓄積するようにしてもよい。なお、被管理者番号を端末操作情報で受信した場合には、当該端末操作情報に応じた被管理者IDをメッセージデータベースDB2’に蓄積する。
サーバコンピュータ11は、さらに、「状況をお話ください」等の問いかけ(自由音声回答式質問)を行う(ステップS14)。被管理者2(医師)は、この問いに対して自らの肉声で回答する。例えば、「どうも、*薬で胃腸障害が発生しているよう」等と回答する(ステップS15)。回答しない場合は、サーバコンピュータ11と端末コンピュータ21との接続を切る。
ステップS15で被管理者2(医者)が肉声で回答すると、その音声が音声データとしてサーバコンピュータ11に送信される。音声データを受信したサーバコンピュータ11は、受信した音声データをメッセージデータベースDB2’に蓄積する。
(c) 上記の実施形態では、本発明の音声情報管理システムを、医薬品の服薬試験について被管理者から音声による情報を収集して管理する場合を説明したが、この場合の医薬品は、製造承認を受ける前の臨床試験の対象となっている医薬品であっても、すでに市販が開始されている医薬品であってもよい。また、本発明の音声情報管理システムは、医薬品の服薬試験について被管理者から音声による情報を収集して管理する場合に限らず、健康食品,特定保健用食品,機能性食品,化粧品等の効果を確認するための試験等、ある程度の期間継続的にヒトに物質を投与して検査する試験において、その被験者から音声による情報を収集して管理する場合にも適用できる。
また、物質を投与する場合に限らず、治療装置、医療機器の効果を確認するための試験において、その被験者から音声による情報を収集して管理する場合にも適用できる。また、本発明の音声情報管理システムは、例えば、アレルギー、小児喘息、腎臓疾患などの長期治療が必要な疾患、遺伝病などの患者の病状、生活状況に関する調査に用いてもよい。すなわち、各患者へのアンケート調査、医師による各患者の評価を音声データとして収集する場合に、本発明の音声情報管理システムを適用してもよい。
(d) 上記実施形態の音声情報管理システムSを、食品、治療装置、医療機器の効果を確認するための試験に適用することができる。この場合は、食品会社、医療機器メーカー等が、製薬会社3の代わりとなる。また、上記実施形態の音声情報管理システムSを、患者の病状、生活状況の調査に適用することができる。この場合は、国民の健康増進を図ることを目的とする公的機関、公的機関から調査を受注した者等が製薬会社3の代わりとなる場合もある。
さらに、本発明の音声情報管理システムを、上記の医薬品・医療等の分野に限らず、多くの被管理者から音声による情報を収集する調査、すなわち、商品等を使用した顧客が被管理者(被験者)となって、顧客に対してアンケート等の調査を行う場合にも適用することができる。この場合、その商品を製造したメーカーや、アンケート調査会社等が製薬会社3の代わりとなる。
(e) ステップS110で電子メールによる回答を被管理者2から受信可能な構成としてもよい。この場合、音声ファイルアイコンVの代わりに、電子メールによる回答が存在する旨を示すメールアイコンMを管理一覧画面100に表示するようにするとよい。
音声情報管理システムの全体構成を示す。 音声情報管理システムを、医薬品の服薬試験に適用した場合の運用例を説明する説明図である。 端末コンピュータの表示装置で表示される画面例を示す。 サーバコンピュータのハード構成を示す説明図である。 登録情報データベースに登録する被管理者情報を説明する説明図である。 調査情報収集処理を示すフローチャートである。 服薬履歴データベースに記録される情報を示す。 メッセージデータベースに記録される情報を示す。 進捗情報提供処理を示すフローチャートである。 音声情報提供処理を示すフローチャートである。 対処情報収集処理を示すフローチャートである。 対処情報データベースに記録される対処情報を示す。 音声情報管理システムを、医薬品の服薬試験に適用した場合の運用例を説明する説明図である。
符号の説明
1 システム運営会社
2 被管理者
3 製薬会社
4 医療機関
5 CRC
6 通信回線
11 サーバコンピュータ
21,31,41,51 端末コンピュータ
72 CPU
73 RAM
74 ROM
75 HDD
76 記憶媒体装置
80 表示装置
83 スピーカ
DB0 登録情報データベース
DB1 服薬履歴データベース
DB2,DB2’ メッセージデータベース
DB3 対処情報データベース
S 音声情報管理システム
V 音声ファイルアイコン

Claims (26)

  1. 被管理者を特定する被管理者識別情報に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段を備えた音声データ管理装置と、前記管理者が操作する管理者情報端末とで、前記被管理者の発した音声を管理する音声情報管理方法であって、
    前記音声データ管理装置が、
    前記被管理者が発した音声の音声データを当該被管理者の操作する音声情報発生装置から受信する音声情報収集手順と、
    該音声情報収集手順で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手順と、
    前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報の取得を要求する閲覧要求情報を前記管理者情報端末から受け付ける閲覧要求受信手順と、
    前記閲覧要求情報を送信した管理者を特定する管理者識別情報と前記特定の関連をもつ被管理者識別情報を前記被管理者情報登録手段から抽出し、該抽出した被管理者識別情報と対応する音声データを前記記憶手段において検索し、前記音声データに関する音声蓄積情報を前記管理者情報端末へ送信する通知手順と、
    前記管理者情報端末から前記音声データの提供を要求する音声情報要求信号を受信したことに基づいて該管理者情報端末に対して前記音声データを提供する音声情報提供手順と、を行うことを特徴とする音声情報管理方法。
  2. 前記管理者情報端末が、
    前記音声データ管理装置から前記音声蓄積情報を受信する記録通知受信手順と、
    該記録通知受信手順で受信した前記音声蓄積情報にに基づいて前記管理者情報端末の表示装置に音声データの蓄積状態を示すアイコンを表示する報知手順を行うことを特徴とする請求項1に記載の音声情報管理方法。
  3. 前記音声情報提供手順を、前記アイコンが前記管理者情報端末表示装置の画面で選択操作されることに基づいて行うことを特徴とする請求項2に記載の音声情報管理方法。
  4. 前記被管理者情報登録手段での特定の関連とは、前記被管理者識別情報と、当該被管理者識別情報で特定される被管理者の情報を閲覧することが許される管理者を特定する管理者識別情報との関連であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1つに記載の音声情報管理方法。
  5. 音声データ管理装置で被管理者の発した音声を管理する音声情報管理方法であって、
    前記音声データ管理装置が、
    前記被管理者が発した音声の音声データを当該被管理者の操作する音声情報発生装置から受信する音声情報収集手順と、
    該音声情報収集手順で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手順と、
    前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報とともに前記音声データの音声を聞くための電話番号の情報を管理者の利用する管理者情報端末に対して送信する通知手順と、を行うことを特徴とする音声情報管理方法。
  6. 前記音声データ管理装置は、前記被管理者を特定する被管理者識別情報に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段を備え、
    前記通知手順を、
    蓄積された音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者情報及び当該音声データの音声データ識別番号を前記記憶手段から抽出し、
    当該抽出した被管理者情報に対して前記特定の関連がある管理者識別情報を抽出し、
    当該抽出した管理者識別情報で特定される管理者の利用する管理者情報端末に対して前記音声蓄積情報とともに前記電話番号の情報を送信することで行うことを特徴とする請求項5に記載の音声情報管理方法。
  7. 前記音声データ管理装置は、
    前記被管理者の声紋を特徴づける声紋情報と、当該被管理者を特定する被管理者識別情報とを対応づけて予め登録しておく声紋登録手段を備え、
    前記音声データ管理装置が、
    被管理者の発する音声情報、該被管理者を特定する被管理者識別情報、及び該被管理者の発する音声キー情報を前記音声情報発生装置から受信する音声情報受信手順と、
    前記音声情報発生装置から受信した音声キー情報から当該音声キー情報を発した被管理者の声紋を特徴づける受信声紋情報を生成する受信声紋発生手順と、
    前記音声情報受信手順で受信した被管理者識別情報に対応づけて前記声紋登録手段に登録されている声紋情報と、前記声紋発生手順で生成した前記受信声紋情報とを比較する声紋判定手順と、を前記音声情報蓄積手順の前に行い、
    前記声紋判定手順の結果を反映させて、前記音声情報蓄積手順を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちいずれか1つに記載の音声情報管理方法。
  8. 前記音声情報収集手順を、予め登録された時期に前記音声情報発生装置に対して被管理者の音声による回答を求めることに基づいて行うことを特長とする請求項1乃至請求項7のうちいずれか1つに記載の音声情報管理方法。
  9. 音声データを管理する音声データ管理装置と、複数の管理者の操作する複数の管理者情報端末と、被管理者が前記音声データ管理装置に対して音声データを送信する音声情報発生装置と、を備え、前記音声データ管理装置と前記複数の管理者情報端末との間で情報の送受信を行う音声情報管理システムであって、
    前記音声データ管理装置は、
    前記被管理者を特定する被管理者識別情報に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段と、
    前記被管理者が発した音声の音声データを当該被管理者の操作する音声情報発生装置から受信する音声情報収集手段と、
    該音声情報収集手段で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手段と、
    前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報の取得を要求する閲覧要求情報を前記管理者情報端末から受け付ける閲覧要求受信手段と、
    該閲覧要求情報を送信した管理者を特定する管理者識別情報と前記特定の関連をもつ被管理者識別情報を前記被管理者情報登録手段から抽出し、該抽出した被管理者識別情報と対応する音声データを前記記憶手段において検索し、前記音声データに関する音声蓄積情報を前記管理者情報端末へ送信する通知手段と、
    前記管理者情報端末から前記音声データの提供を要求する音声情報要求信号を受信したことに基づいて該管理者情報端末に対して前記音声データを提供する音声情報提供手段と、を備えたことを特徴とする音声情報管理システム。
  10. 前記管理者情報端末は、画像を表示する管理者情報端末表示装置と、
    前記音声データ管理装置から前記音声蓄積情報を受信する記録通知受信手段と、を備え、
    該記録通知受信手段で受信した前記音声蓄積情報に基づいて前記管理者情報端末表示装置に音声データの蓄積状態を示すアイコンを表示させることを特徴とする請求項9に記載の音声情報管理システム。
  11. 前記音声情報提供手段は、前記アイコンが前記管理者情報端末表示装置の画面で選択操作されることに基づいて前記音声情報要求信号を送信することを特徴とする請求項10に記載の音声情報管理システム。
  12. 前記被管理者情報登録手段での特定の関連とは、前記被管理者識別情報と、当該被管理者識別情報で特定される被管理者の情報を閲覧することが許される管理者を特定する管理者識別情報との関連であることを特徴とする請求項9乃至請求項11のうちいずれか1つに記載の音声情報管理システム。
  13. 音声データ管理装置で被管理者の発した音声を管理する音声情報管理システムであって、
    前記音声データ管理装置は、
    前記被管理者が発した音声の音声データを当該被管理者の操作する音声情報発生装置から受信する音声情報収集手段と、
    該音声情報収集手段で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手段と、
    前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報とともに前記音声データの音声を聞くための電話番号の情報を管理者の利用する管理者情報端末に対して送信する通知手段と、を備えたことを特徴とする音声情報管理システム。
  14. 前記音声データ管理装置は、前記被管理者を特定する被管理者識別情報に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段を備え、
    前記通知手段は、
    蓄積された音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者情報及び当該音声データの音声データ識別番号を前記記憶手段から抽出し、
    当該抽出した被管理者情報に対して前記特定の関連がある管理者識別情報を抽出し、
    当該抽出した管理者識別情報で特定される管理者の利用する管理者情報端末に対して前記音声蓄積情報とともに前記電話番号の情報を送信する手段であることを特徴とする請求項13に記載の音声情報管理システム。
  15. 前記音声データ管理装置は、
    被管理者の発する音声情報、該被管理者を特定する被管理者識別情報、及び該被管理者の発する音声キー情報を前記音声情報発生装置から受信する音声情報受信手段と、
    前記被管理者の声紋を特徴づける声紋情報と、当該被管理者を特定する被管理者識別情報とを対応づけて予め登録しておく声紋登録手段と、
    前記音声情報発生装置から受信した音声キー情報から当該音声キー情報を発した被管理者の声紋を特徴づける受信声紋情報を生成する受信声紋発生手段と、
    前記音声情報受信手段で受信した被管理者識別情報に対応づけて前記声紋登録手段に登録されている声紋情報と、前記声紋発生手段で生成した前記受信声紋情報とを比較する声紋判定手段と、を備え、
    前記音声情報蓄積手段は、前記声紋判定手段の比較結果を反映させて前記音声データと前記被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積することを特徴とする請求項9乃至請求項14のうちいずれか1つに記載の音声情報管理システム。
  16. 前記音声データ管理装置は、予め登録された時期に前記音声情報発生装置に対して被管理者の音声による回答を求める質問手段を備えることを特長とする請求項9乃至請求項15のうちいずれか1つに記載の音声情報管理システム。
  17. 被管理者を特定する被管理者識別情報に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段を備えた音声データ管理装置に、前記被管理者の発した音声を管理させる音声情報管理プログラムであって、
    前記音声データ管理装置に、
    前記被管理者が発した音声の音声データを受信する音声情報収集手順と、
    該音声情報収集手順で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手順と、
    前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報の取得を要求する閲覧要求情報を受け付ける閲覧要求受信手順と、
    前記閲覧要求情報を送信した管理者を特定する管理者識別情報と前記特定の関連をもつ被管理者識別情報を前記被管理者情報登録手段から抽出し、該抽出した被管理者識別情報と対応する音声データを前記記憶手段において検索し、前記音声データに関する音声蓄積情報を送信する通知手順と、
    前記音声データの提供を要求する音声情報要求信号を受信したことに基づいて前記音声データを出力する音声情報提供手順と、を実行させることを特徴とする音声情報管理プログラム。
  18. 前記被管理者情報登録手段での特定の関連とは、前記被管理者識別情報と、当該被管理者識別情報で特定される被管理者の情報を閲覧することが許される管理者を特定する管理者識別情報との関連であることを特徴とする請求項17に記載の音声情報管理プログラム。
  19. 音声データ管理装置に、被管理者の発した音声を管理させる音声情報管理プログラムであって、
    前記音声データ管理装置に、
    前記被管理者が発した音声の音声データを受信する音声情報収集手順と、
    該音声情報収集手順で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手順と、
    前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報とともに前記音声データの音声を聞くための電話番号の情報を送信する通知手順と、を実行させることを特徴とする音声情報管理プログラム。
  20. 前記音声データ管理装置は、前記被管理者を特定する被管理者識別情報に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段を備え、
    前記通知手順を、
    蓄積された音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者情報及び当該音声データの音声データ識別番号を前記記憶手段から抽出させ、
    当該抽出した被管理者情報に対して前記特定の関連がある管理者識別情報を抽出させ、
    当該抽出した管理者識別情報で特定される管理者の利用する管理者情報端末に対して前記音声蓄積情報とともに前記電話番号の情報を送信させることで実行させることを特徴とする請求項19に記載の音声情報管理プログラム。
  21. 前記音声データ管理装置は、前記被管理者の声紋を特徴づける声紋情報と、当該被管理者を特定する被管理者識別情報とを対応づけて予め登録しておく声紋登録手段を備え、
    被管理者の発する音声情報、該被管理者を特定する被管理者識別情報、及び該被管理者の発する音声キー情報を受信する音声情報受信手順と、
    受信した音声キー情報から当該音声キー情報を発した被管理者の声紋を特徴づける受信声紋情報を生成する受信声紋発生手順と、
    前記音声情報受信手順で受信した被管理者識別情報に対応づけて前記声紋登録手段に登録されている声紋情報と、前記声紋発生手順で生成した前記受信声紋情報とを比較する声紋判定手順と、を前記音声情報蓄積手順の前に実行させ、
    前記声紋判定手順の結果を反映させて、前記音声情報蓄積手順を実行させることを特徴とする請求項17乃至請求項20のうちいずれか1つに記載の音声情報管理プログラム。
  22. 被管理者の発した音声を管理する音声データ管理装置であって、
    前記被管理者を特定する被管理者識別情報に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段と、
    前記被管理者が発した音声の音声データを受信する音声情報収集手段と、
    該音声情報収集手段で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手段と、
    前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報の取得を要求する閲覧要求情報を受け付ける閲覧要求受信手段と、
    該閲覧要求情報を送信した管理者を特定する管理者識別情報と前記特定の関連をもつ被管理者識別情報を前記被管理者情報登録手段から抽出し、該抽出した被管理者識別情報と対応する音声データを前記記憶手段において検索し、前記音声データに関する音声蓄積情報を送信する通知手段と、
    前記音声データの提供を要求する音声情報要求信号を受信したことに基づいて前記音声データを出力する音声情報提供手段と、を備えたことを特徴とする音声データ管理装置。
  23. 前記被管理者情報登録手段での特定の関連とは、前記被管理者識別情報と、当該被管理者識別情報で特定される被管理者の情報を閲覧することが許される管理者を特定する管理者識別情報との関連であることを特徴とする請求項22に記載の音声データ管理装置。
  24. 被管理者の発した音声を管理する音声データ管理装置であって、
    前記被管理者が発した音声の音声データを受信する音声情報収集手段と、
    該音声情報収集手段で受信した前記音声データと該音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積する音声情報蓄積手段と、
    前記記憶手段に前記音声データが蓄積されている状態を示す音声蓄積情報とともに前記音声データの音声を聞くための電話番号の情報を送信する通知手段と、を備えたことを特徴とする音声データ管理装置。
  25. 前記被管理者を特定する被管理者識別情報に対応付けて管理者を特定する管理者識別情報を特定の関連をもたせて登録した被管理者情報登録手段を備え、
    前記通知手段は、
    蓄積された音声データの音声を発した被管理者を示す被管理者情報及び当該音声データの音声データ識別番号を前記記憶手段から抽出し、
    当該抽出した被管理者情報に対して前記特定の関連がある管理者識別情報を抽出し、
    当該抽出した管理者識別情報で特定される管理者の利用する管理者情報端末に対して前記音声蓄積情報とともに前記電話番号の情報を送信する手段であることを特徴とする請求項24に記載の音声データ管理装置。
  26. 被管理者の発する音声情報、該被管理者を特定する被管理者識別情報、及び該被管理者の発する音声キー情報を受信する音声情報受信手段と、
    前記被管理者の声紋を特徴づける声紋情報と、当該被管理者を特定する被管理者識別情報とを対応づけて予め登録しておく声紋登録手段と、
    受信した前記音声キー情報から当該音声キー情報を発した被管理者の声紋を特徴づける受信声紋情報を生成する受信声紋発生手段と、
    前記音声情報受信手段で受信した被管理者識別情報に対応づけて前記声紋登録手段に登録されている声紋情報と、前記声紋発生手段で生成した前記受信声紋情報とを比較する声紋判定手段と、を備え、
    前記音声情報蓄積手段は、前記声紋判定手段の比較結果を反映させて前記音声データと前記被管理者識別情報とを対応づけて記憶手段に蓄積することを特徴とする請求項22乃至請求項25のうちいずれか1つに記載の音声データ管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008152489A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Bandai Networks Co Ltd 治験モニタリングシステム及び治験モニタリングサーバ
JP2015184563A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 シャープ株式会社 対話型家電システム、サーバ装置、対話型家電機器、家電システムが対話を行なうための方法、当該方法をコンピュータに実現させるためのプログラム
JP2019510248A (ja) * 2017-02-16 2019-04-11 平安科技(深▲せん▼)有限公司 声紋識別方法、装置及びバックグラウンドサーバ

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