JP2005115800A - 個人認証方法及びそのシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 生体情報が漏洩しても悪用されることのない個人認証システムを提供する。
【解決手段】 ICカード利用者から生体情報を取得し、ICカード1に格納された前半側の生体情報を読み出して送信する個人認証装置11と、分割された利用者の生体情報のうち後半側の生体情報が格納されたデータベース22を有し、個人認証装置11からの前半側の生体情報が受信されたとき、この生体情報と関連する後半側の生体情報がデータベース22に存在するか否かを検索し、存在するときはその後半側の生体情報を個人認証装置11に送信するデータサーバ21とを備え、個人認証装置11は、後半側の生体情報が受信されたとき、ICカード1から読み出した前半側の生体情報と結合して先に取得したICカード利用者の生体情報と比較し、認証判定を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 ICカード利用者から生体情報を取得し、ICカード1に格納された前半側の生体情報を読み出して送信する個人認証装置11と、分割された利用者の生体情報のうち後半側の生体情報が格納されたデータベース22を有し、個人認証装置11からの前半側の生体情報が受信されたとき、この生体情報と関連する後半側の生体情報がデータベース22に存在するか否かを検索し、存在するときはその後半側の生体情報を個人認証装置11に送信するデータサーバ21とを備え、個人認証装置11は、後半側の生体情報が受信されたとき、ICカード1から読み出した前半側の生体情報と結合して先に取得したICカード利用者の生体情報と比較し、認証判定を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、生体情報を用いてICカード利用者を認証する個人認証方法及びそのシステムに関するものである。
従来の個人認証システムには、本人の生体情報が格納されたICカードを用いたものと、利用者全員の生体情報が登録された認証サーバを用いたものとがある。前者の場合は、個人認証装置を備え、この個人認証装置によって、ICカードに格納されている生体情報と、そのICカード利用者の生体情報とが読み込まれて、それら二つの生体情報が照合されている。後者の場合は、前記の認証サーバの他に個人認証装置を備え、この個人認証装置によって読み込まれた生体情報が認証サーバに転送されて、登録されている利用者全員の生体情報と照合される。
しかしながら、前述した従来の個人認証システムでは、ICカードや認証サーバに登録されている生体情報が漏洩した場合、その人の例えば指紋、顔、虹彩、音声等の何れかの完全な生体情報であるため、成り済ましに使用される危険性があった。また、悪意のある人間の生体情報とすりかえられる改竄の危険性もあった。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、生体情報が漏洩しても悪用されることのない個人認証方法及びそのシステムを提供することを目的とする。
本発明に係る個人認証方法は、利用者から取得した生体情報が分割されて、一方が電子カードに、もう一方がデータベースにそれぞれ格納されており、認証の際、電子カード利用者から生体情報を取得し、前記電子カードから一方の生体情報を読み出し、その後、この一方の生体情報と関連するもう一方の生体情報が前記データベースに存在するか否かを検索し、存在するときはそれらの生体情報を結合して先に取得した電子カード利用者の生体情報と比較し、認証判定を行う。
本発明の個人認証方法によれば、電子カードから読み出した一方の生体情報と関連するもう一方の生体情報がデータベースに存在するか否かを検索し、存在するときはそれらの生体情報を結合し、先に取得した電子カード利用者の生体情報と比較して認証判定を行うようにしたので、電子カード又はデータベースの一方から生体情報が漏洩したとしても、その生体情報は一部分であるため、成り済ましによる電子カードの不正な使用を防止でき、さらに、利用者の両方の生体情報が漏れたとしても、その生体情報の結合の仕方が分からなければ同様に成り済ましによる電子カードの使用を防止できる。また、電子カード或いはデータベースに登録されている正当な生体情報が不正な者によって改竄された場合でも、重複生体情報が無くなったり異なったするので、その電子カードによる認証が不可能になり、成り済ましや改竄によるリスクを抑えることができる。
実施の形態1.
以下、本発明の個人認証方法を適用した個人認証システムについて説明する。
図1は本発明の実施の形態1を示す個人認証システムの構成図、図2は認証に用いられる生体情報の説明図である。
実施の形態1における個人認証システムは、使用者の生体情報が格納されたメモリ2を有する例えばICカード1と、生体情報取得装置12、ICカードリーダ13、生体情報結合部14及び生体情報比較部15を備えた個人認証装置11(下位装置)と、この個人認証装置11に通信線31を介して接続され、ICカード1の各利用者の生体情報がそれぞれ格納されたデータベース22及び生体情報検索部23を有するデータサーバ21(上位装置)とからなっている。
以下、本発明の個人認証方法を適用した個人認証システムについて説明する。
図1は本発明の実施の形態1を示す個人認証システムの構成図、図2は認証に用いられる生体情報の説明図である。
実施の形態1における個人認証システムは、使用者の生体情報が格納されたメモリ2を有する例えばICカード1と、生体情報取得装置12、ICカードリーダ13、生体情報結合部14及び生体情報比較部15を備えた個人認証装置11(下位装置)と、この個人認証装置11に通信線31を介して接続され、ICカード1の各利用者の生体情報がそれぞれ格納されたデータベース22及び生体情報検索部23を有するデータサーバ21(上位装置)とからなっている。
ICカード1のメモリ2に格納された生体情報は、登録時に取得されたICカード利用者の指紋や虹彩等の生体情報のうち前半側の生体情報であり、データサーバ21のデータベース22に格納されている生体情報は、ICカード利用者の生体情報のうち後半側の生体情報であり、これらの生体情報には、相互に重複する重複生体情報がそれぞれ設けられている。例えば、図2(a)に示す生体情報を登録用とした場合、ほぼ中央部の生体情報「BB153867」を重複生体情報として前半側と後半側とに分割し(同図(b)参照)、前半側の生体情報がICカード1のメモリ2に、後半側の生体情報がデータサーバ21のデータベース22に格納されている(同図(c)参照)。
前述した生体情報結合部14は、ICカードリーダ13により読み込まれたICカード1内の前半側の生体情報と生体情報検索部23により検索された後半側の生体情報とを結合するもので、これらの生体情報を結合するときは、予め定められた重複部分(重複生体情報の存在する部分)が重なるようにする。生体情報比較部は、結合された生体情報と生体情報取得装置12によって取得されたICカード利用者の生体情報とを比較して認証判定を行う。認証失敗の場合は、その旨のメッセージをディスプレイ上(図示せず)に表示し、認証成功の場合は、前記と同様にその旨のメッセージを表示する。
データサーバ21の生体情報検索部23は、ICカードリーダ13により読み込まれた前半側の生体情報が通信線31を介して受信されたとき、その生体情報に設けられた重複生体情報を検索キーとして、データベース21に同一の重複生体情報を有する後半側の生体情報が存在するか否かを検索する。存在するときはその後半側の生体情報を個人認証装置11に送信し、存在しないときはその旨を知らせる情報を個人認証装置11に送信して前記のディスプレイ上に表示させる。
次に、実施の形態1の個人認証システムの動作を図3を用いて説明する。図3は実施の形態1に係る個人認証システムの動作を示すフローチャートである。
個人認証装置11の生体情報取得装置12がICカード利用者の完全な生体情報を取得し(S1)、ICカードリーダ13が、セットされたICカード1のメモリ2から前半側の生体情報を読み込むと、その前半側の生体情報が通信線31を介してデータサーバ21へ送信される(S2)。この時、データサーバ21の生体情報検索部23は、受信された前半側の生体情報を取り込んで、その生体情報に含まれる重複生体情報を検索キーとして、データベース22に同じ重複生体情報を有する後半側の生体情報が格納されているかどうかを検索する(S3)。同じ重複生体情報を有する後半側の生体情報がデータベース22にないときは、未登録のICカード、或いはICカード1やデータサーバ21内の生体情報が改竄されていると判断して(S4、S5)、認証失敗を知らせる情報を個人認証装置11に送信し、また、同じ重複生体情報を有する後半側の生体情報を確認したときは、その生体情報をデータベース22から読み出して、個人認証装置11に通信線31を介して送信する(S4、S6)。
個人認証装置11の生体情報取得装置12がICカード利用者の完全な生体情報を取得し(S1)、ICカードリーダ13が、セットされたICカード1のメモリ2から前半側の生体情報を読み込むと、その前半側の生体情報が通信線31を介してデータサーバ21へ送信される(S2)。この時、データサーバ21の生体情報検索部23は、受信された前半側の生体情報を取り込んで、その生体情報に含まれる重複生体情報を検索キーとして、データベース22に同じ重複生体情報を有する後半側の生体情報が格納されているかどうかを検索する(S3)。同じ重複生体情報を有する後半側の生体情報がデータベース22にないときは、未登録のICカード、或いはICカード1やデータサーバ21内の生体情報が改竄されていると判断して(S4、S5)、認証失敗を知らせる情報を個人認証装置11に送信し、また、同じ重複生体情報を有する後半側の生体情報を確認したときは、その生体情報をデータベース22から読み出して、個人認証装置11に通信線31を介して送信する(S4、S6)。
データサーバ21から送信された後半側の生体情報が個人認証装置11に受信されると、個人認証装置11の生体情報結合部14が、その生体情報を取り込んで、ICカードリーダ13により読み込まれたICカード1内の前半側の生体情報と結合し(S7)、生体情報比較部15に送出する。この結合は、前述したようにそれぞれの生体情報の重複生体情報を重ね合わせた状態となる。一方、生体情報比較部15は、生体情報結合部14により結合された生体情報が入ってくると、生体情報取得装置12によって取得されたICカード利用者の完全な生体情報と比較する(S8)。これらの生体情報が一致しないときは認証失敗と判断して(S9、S11)、その旨のメッセージをディスプレイ上(図示せず)に表示し、結合された生体情報とICカード利用者から取得した完全な生体情報とが一致するときは認証成功と判断して(S9、S10)、その旨のメッセージをディスプレイ上に表示する。
以上のように実施の形態1によれば、ICカード利用者の生体情報を重複生体情報を持たせて分割し、その内、前半側の生体情報をICカード1に、後半側の生体情報をデータサーバ21にそれぞれ登録するようにしたので、ICカード1又はデータサーバ21の一方から生体情報が漏洩したとしても、その生体情報は一部分であるため、成り済ましによるICカード1の不正な使用を防止できる。さらに、利用者の両方の生体情報が漏れたとしても、その生体情報の結合の仕方が分からなければ同様に成り済ましによるICカード1の使用を防止できる。
また、ICカード1或いはデータサーバ21に登録されている正当な生体情報が不正な者によって改竄された場合でも、重複生体情報が無くなったり異なったするので、そのICカード1による認証が不可能になり、成り済ましや改竄によるリスクを抑えることができる。
また、データベース22から後半側の生体情報を読み出す際、重複生体情報を検索キーとして用いるようにしたので、登録者毎にユーザIDを割り振る必要がなくなる。
実施の形態2.
前述した実施の形態1では、分割された生体情報の結合及び比較を個人認証装置で行うようにしたが、本実施の形態2は、図4に示すようにデータサーバに代えて認証サーバを用意し、このサーバにて前記の生体情報の結合と比較を行うようにしたものであり、以下、この図4を用いて説明する。
図4は本発明の実施の形態2を示す個人認証システムの構成図である。なお、図1で説明した実施の形態1と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
前述した実施の形態1では、分割された生体情報の結合及び比較を個人認証装置で行うようにしたが、本実施の形態2は、図4に示すようにデータサーバに代えて認証サーバを用意し、このサーバにて前記の生体情報の結合と比較を行うようにしたものであり、以下、この図4を用いて説明する。
図4は本発明の実施の形態2を示す個人認証システムの構成図である。なお、図1で説明した実施の形態1と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
実施の形態2の個人認証システムは、ICカード利用者の前半側の生体情報がメモリ2に格納されたICカード1と、生体情報取得装置12及びICカードリーダ13を備えた個人認証装置41(下位装置))と、生体情報結合部14、生体情報比較部15、ICカード1の各利用者の後半側の生体情報がそれぞれ格納されたデータベース22及び生体情報検索部23を有する認証サーバ51(上位装置)とからなっている。前記の個人認証装置41と認証サーバ51は、実施の形態1と同様に通信線31を通じて相互に接続されている。
次に、実施の形態2の個人認証システムの動作を図5を用いて説明する。図5は実施の形態2に係る個人認証システムの動作を示すフローチャートである。
個人認証装置41の生体情報取得装置12がICカード利用者の完全な生体情報を取得し(S21)、ICカードリーダ13が、セットされたICカード1のメモリ2から前半側の生体情報を読み込むと、取得された完全な生体情報と前半側の生体情報とが通信線31を介して認証サーバ51へ送信される(S22)。この時、認証サーバ51の生体情報検索部23は、受信された前半側の生体情報を取り込んで、その生体情報に含まれる重複生体情報を検索キーとして、データベース22に同じ重複生体情報を有する後半側の生体情報が格納されているかどうかを検索する(S23)。同じ重複生体情報を有する後半側の生体情報がデータベース22にないときは、実施の形態1と同様に、認証失敗を知らせる情報を個人認証装置41に送信する(S24、S25)。また、同じ重複生体情報を有する後半側の生体情報を確認したときは、その生体情報を生体情報結合部14に送出する。
個人認証装置41の生体情報取得装置12がICカード利用者の完全な生体情報を取得し(S21)、ICカードリーダ13が、セットされたICカード1のメモリ2から前半側の生体情報を読み込むと、取得された完全な生体情報と前半側の生体情報とが通信線31を介して認証サーバ51へ送信される(S22)。この時、認証サーバ51の生体情報検索部23は、受信された前半側の生体情報を取り込んで、その生体情報に含まれる重複生体情報を検索キーとして、データベース22に同じ重複生体情報を有する後半側の生体情報が格納されているかどうかを検索する(S23)。同じ重複生体情報を有する後半側の生体情報がデータベース22にないときは、実施の形態1と同様に、認証失敗を知らせる情報を個人認証装置41に送信する(S24、S25)。また、同じ重複生体情報を有する後半側の生体情報を確認したときは、その生体情報を生体情報結合部14に送出する。
この生体情報結合部14は、後半側の生体情報が入力されると、先に受信された前半側の生体情報と結合し(S24、S26)、生体情報比較部15に送出する。この結合は、前述したようにそれぞれの生体情報の重複生体情報を重ね合わせた状態となる。一方、生体情報比較部15は、生体情報結合部14により結合された生体情報が入ってくると、先に受信された生体情報取得装置12からのICカード利用者の完全な生体情報と比較する(S27)。これらの生体情報が一致しないときは認証失敗と判断して(S28、S30)、その旨のメッセージをディスプレイ上(図示せず)に表示し、結合された生体情報とICカード利用者から取得した完全な生体情報とが一致するときは認証成功と判断して(S28、S29)、その旨のメッセージをディスプレイ上に表示する。
以上のように実施の形態2によれば、ICカード利用者の生体情報を重複生体情報を持たせて分割し、その内、前半側の生体情報をICカード1に、後半側の生体情報を認証サーバ51にそれぞれ登録するようにしたので、ICカード1又は認証サーバ51の一方から生体情報が漏洩したとしても、その生体情報は一部分であるため、成り済ましによるICカード1の不正な使用を防止できる。さらに、利用者の両方の生体情報が漏れたとしても、その生体情報の結合の仕方が分からなければ同様に成り済ましによるICカード1の使用を防止できる。
また、ICカード1或いは認証サーバ51に登録されている正当な生体情報が不正な者によって改竄された場合でも、重複生体情報が無くなったり異なったするので、そのICカード1による認証が不可能になり、成り済ましや改竄によるリスクを抑えることができる。
また、認証サーバ51のデータベース22から後半側の生体情報を読み出す際、重複生体情報を検索キーとして用いるようにしたので、登録者毎にユーザIDを割り振る必要がなくなる。
なお、前述した各実施の形態では、ICカード利用者の生体情報のうち、前半側の生体情報をICカード1に、後半側の生体情報をデータサーバ21或いは認証サーバ51にそれぞれ格納したことを述べたが、ICカード1に後半側の生体情報を、データサーバ21或いは認証サーバ51に前半側の生体情報を格納するようにしてもよい。また、ICカード利用者の生体情報のほぼ中央部を重複生体情報としたが、これに限定されることなく何れの位置でもよい。さらに、電子カードの一例としてICカードを用いたことを述べたが、メモリのみが内蔵されたメモリカードであってもよい。
1 ICカード、2 メモリ、11,41 個人認証装置、12 生体情報取得装置、
13 ICカードリーダ、14 生体情報結合部、15 生体情報比較部、21 データサーバ、22 データベース、23 生体情報検索部、31 通信線、51 認証サーバ。
13 ICカードリーダ、14 生体情報結合部、15 生体情報比較部、21 データサーバ、22 データベース、23 生体情報検索部、31 通信線、51 認証サーバ。
Claims (5)
- 利用者から取得した生体情報が分割されて、一方が電子カードに、もう一方がデータベースにそれぞれ格納されており、認証の際、電子カード利用者から生体情報を取得し、前記電子カードから一方の生体情報を読み出し、その後、この一方の生体情報と関連するもう一方の生体情報が前記データベースに存在するか否かを検索し、存在するときはそれらの生体情報を結合して先に取得した電子カード利用者の生体情報と比較し、認証判定を行うことを特徴とする個人認証方法。
- 前記電子カードに格納された一方の生体情報と前記データベースに格納されたもう一方の生体情報に、相互に重複する重複生体情報がそれぞれ設けられており、前記電子カードから読み出した一方の生体情報と関連するもう一方の生体情報を前記データベースから検索するとき、前記の重複生体情報を検索キーとすることを特徴とする請求項1記載の個人認証方法。
- 分割された利用者の生体情報のうち一方の生体情報が格納された電子カードと、
電子カード利用者から生体情報を取得し、前記電子カードに格納された一方の生体情報を読み出して送信する下位装置と、
分割された利用者の生体情報のうちもう一方の生体情報が格納されたデータベースを有し、前記下位装置からの一方の生体情報が受信されたとき、この一方の生体情報と関連するもう一方の生体情報が前記データベースに存在するか否かを検索し、存在するときはそのもう一方の生体情報を前記下位装置に送信する上位装置とを備え、
前記下位装置は、もう一方の生体情報が受信されたとき、前記電子カードから読み出した一方の生体情報と結合して先に取得した電子カード利用者の生体情報と比較し、認証判定を行うことを特徴とする個人認証システム。 - 分割された利用者の生体情報のうち一方の生体情報が格納された電子カードと、
電子カード利用者から生体情報を取得し、前記電子カードに格納された一方の生体情報を読み出して、電子カード利用者の生体情報と共に送信する下位装置と、
分割された利用者の生体情報のうちもう一方の生体情報が格納されたデータベースを有し、前記下位装置からの一方の生体情報と電子カード利用者の生体情報とが受信されたとき、その一方の生体情報と関連するもう一方の生体情報が前記データベースに存在するか否かを検索し、存在するときはそれらの生体情報を結合して先に受信した電子カード利用者の生体情報と比較し、認証判定を行う上位装置と
を備えたことを特徴とする個人認証システム。 - 前記電子カードに格納された一方の生体情報と前記データベースに格納されたもう一方の生体情報に、相互に重複する重複生体情報がそれぞれ設けられており、前記上位装置は、前記下位装置からの一方の生体情報が受信されたとき、この一方の生体情報に含まれている重複生体情報を検索キーとして、前記データベースに同じ重複生体情報を有するもう一方の生体情報が存在するか否かを検索することを特徴とする請求項3又は4記載の個人認証システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003351520A JP2005115800A (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | 個人認証方法及びそのシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003351520A JP2005115800A (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | 個人認証方法及びそのシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005115800A true JP2005115800A (ja) | 2005-04-28 |
Family
ID=34542737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003351520A Withdrawn JP2005115800A (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | 個人認証方法及びそのシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005115800A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008065605A (ja) * | 2006-09-07 | 2008-03-21 | Toppan Printing Co Ltd | 生体認証装置及び方法 |
JP2008070931A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Fujitsu Ltd | 生体認証方法、個人認証用媒体及び生体認証装置 |
CN103997504A (zh) * | 2014-06-13 | 2014-08-20 | 谭知微 | 身份验证系统及身份验证方法 |
KR101514153B1 (ko) * | 2013-12-04 | 2015-04-21 | 사단법인 금융결제원 | 바이오 정보 분산 처리 방법과 이를 위한 서버 |
-
2003
- 2003-10-10 JP JP2003351520A patent/JP2005115800A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8423786B2 (en) | 2006-09-12 | 2013-04-16 | Fujitsu Limited | Biometrics authentication method, media for individual authentication, and biometrics authentication device |
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CN103997504B (zh) * | 2014-06-13 | 2017-11-10 | 谭知微 | 身份验证系统及身份验证方法 |
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