JP2005113914A - ガスタービンエンジンを作動させるための方法及び装置 - Google Patents

ガスタービンエンジンを作動させるための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ガスタービンエンジン(10)の通気式サンプ(200)内のサンプ空気流反転を検出するための装置(250)を提供する。
【解決手段】 本装置(250)は、サンプ通気ベント(254)におけるサンプ圧力を検知するように該サンプ通気ベント(254)に流れ連通状態で結合された第1の圧力センサ(256)を含む。第1の圧力センサ(256)は、検知圧力を表す第1の信号を発生するように構成される。第2の圧力センサ(258)が、サンプ(200)内のサンプ圧力を検知するように該サンプ(200)内部に配置される。第2の圧力センサ(258)は、検知圧力を表す第2の信号を発生するように構成される。出力装置(260)が、第1及び第2の圧力センサ(256、258)に結合され、第1及び第2の信号に基づいて圧力指示値を受信しかつ表示するように構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、総括的にはガスタービンエンジンに関し、より具体的にはサンプ装置内の空気流反転を検出するための方法及び装置に関する。
少なくとも一部の公知のガスタービンエンジンは、シャフトを回転可能に支持する少なくとも1つの軸受組立体を含む。軸受組立体は、オイルで潤滑され、該オイルはさらに、軸受及び他のエンジン構成部品から熱を吸収しかつその熱を放散する。軸受組立体は、サンプ内部に収納され、該サンプは、圧力下で潤滑オイルを軸受組立体に供給する供給ポンプと使用済みオイルをサンプから除去する排出ポンプと含む。シール組立体が、ロータシャフトに沿うサンプからのオイル漏れを最小にするのを可能にする。
サンプからのオイル漏れを低減するのをさらに可能にするために、少なくとも一部の公知の軸受組立体サンプは、ロータシャフトの周りで延びるシールを備えた与圧空洞内部に配置される。作動時、加圧空気を供給して、サンプ空洞を与圧する。サンプはまた、該サンプを通る連続的な空気流を可能にしかつサンプシールからのオイル漏れを防止するために通気される。少なくとも一部の公知のエンジンでは、通気圧力がサンプの下流の通気ベント出口において監視される。しかしながら、通気空気流が阻止された状態になった場合、サンプシールを越える流れ反転(逆流)を引き起こすほど大きい過剰与圧状態が発生するまで、サンプ内の圧力上昇が検出されないままになる可能性がある。これらの状態のいずれの場合にも、オイルが漏出してロータ装置内に溜まり、重大なエンジン損傷をもたらす可能性がある分同期振動が発生するおそれがある。
特開2003−013703号公報
1つの態様では、ガスタービンエンジンのサンプ装置内の空気流反転を検出する方法を提供する。本方法は、サンプ通気ベントに第1の圧力センサを配置してサンプ装置内のサンプからの吐出流圧力を検出する段階と、サンプ内に第2の圧力センサを配置してサンプ内の圧力を検知する段階と、第1及び第2の圧力センサから得られた検知圧力を比較して圧力差を求める段階と、この圧力差を予め定めた最大許容圧力差と比較する段階とを含む。
別の態様では、ガスタービンエンジンの通気式サンプ内のサンプ空気流反転を検出するための装置を提供する。本装置は、サンプ通気ベントにおけるサンプ圧力を検知するように該サンプ通気ベントに流れ連通状態で結合された第1の圧力センサを含む。第1の圧力センサは、検知圧力を表す第1の信号を発生するように構成される。第2の圧力センサが、サンプ内のサンプ圧力を検知するように該サンプ内部に配置される。第2の圧力センサは、検知圧力を表す第2の信号を発生するように構成される。出力装置が、第1及び第2の圧力センサに結合され、第1及び第2の信号に基づいて圧力指示値を受信しかつ表示するように構成される。
さらに別の態様では、圧縮機と、タービンと、圧縮機とタービンとを結合するシャフト組立体と、該シャフト組立体を回転可能に支持する支持組立体とを備えたガスタービンエンジンを提供する。支持組立体からオイルを回収するサンプ装置は、該サンプ装置内の作動圧力を検出するための検出システムを含む。エンジン監視システムが、サンプ装置内の空気流反転を検出するように検出システムに結合される。
図1は、低圧(LP)圧縮機12、高圧(HP)圧縮機14及び燃焼器組立体16を備えたガスタービンエンジン10の概略図である。 エンジン10はさらに、直列の軸流関係で配置された高圧(HP)タービン18及び低圧(LP)タービン20を含む。LP圧縮機12とLPタービン20とは、第1のすなわちLPシャフト24によって結合され、また圧縮機14とタービン18とは、第2のすなわちHPシャフト26によって結合される。1つの実施形態では、エンジン10は、オハイオ州シンシナチ所在のゼネラル・エレクトリック社から市販されているGE90型エンジンである。
作動中、空気はエンジン10の上流側32から低圧圧縮機12を通って流れ、加圧された空気が、低圧圧縮機12からコアダクト13を通って高圧圧縮機14に供給される。次ぎに、加圧空気は、燃焼器組立体16に送給され、そこで空気は燃料と混合され点火される。燃焼ガスは、燃焼器16から流れてそれぞれHP及びLPタービン18及び20を駆動する。次いでLP圧縮機12は、LPシャフト24を介してLPタービン20によって駆動される。同様に、HP圧縮機14は、HPシャフト26を介してHPタービン18によって駆動される。
図2は、図1のガスタービンエンジンに用いるサンプ装置40の断面図である。LP圧縮機12及びHP圧縮機14は、サンプ装置40を備えた移行ダクトすなわちコアダクト13によって相互接続される。LPシャフト24及びHPシャフト26は、上流端44に前部LPシャフト軸受50を備えた軸受支持装置42によって支持される。第2LPシャフト軸受52は、前部軸受50の下流に設置される。HPシャフト26は、上流端において第3軸受56及び第4軸受58によって支持される。例示的な実施形態では、第3軸受56は、中間ギヤボックスハウジング(図示せず)の一部となっている組合せ軸受である。
サンプ装置40は、前部軸受50から第4軸受58まで延び、軸受52及び56と該軸受52及び56間で延びるスパナナットシール62とを含む。サンプ装置40は、上流空洞70、下流空洞72及び補機ギヤボックス(AGB)通路(図示せず)を含む。LPシャフト24の回転部分74は、上流サンプ空洞70の内壁を形成する。固定コーン部76は、上流空洞70の外壁を形成し、上流空洞70は、空気及びオイルシール78及び80並びにスパナナットシール62と共にサンプ装置40に閉込め部を形成する。上流空洞70、下流空洞72及びAGB通路は全て、互いに流れ連通状態になっており、ベント装置84を通して大気に通気した収容ボリュームを画成する。空気空洞90は、通気空気流をサンプ装置40に供給する加圧空気回路92の一部である。
サンプ装置40は、オイル回収装置であって、空洞70、72及びAGB通路はオイルぬれ領域内に設置されるようなっている。サンプ装置40は、オイル漏れを最小にするのを可能にするように与圧され、かつ過剰与圧状態になるのを防止するのを可能にするようにベント装置84を使用して通気される。ベント装置84が閉塞状態になった場合、サンプ装置40内の圧力が上昇することになる。
サンプ装置40を与圧及び通気する場合、ガス通路空気94が、ダクト壁96に形成した孔(図示せず)を通って矢印Aで示す方向に空洞90の加圧空気回路92に流入する。続いて加圧空気98は、矢印B及びCで示すように空洞90から構造部材99を貫通して流れてチャンバ100内に入る。次に、加圧空気98は、軸受50に隣接したシール78におけるシール歯(図示せず)を越えて矢印Dの方向に空洞70内に流入し、矢印Eで示すように軸受52に向かって流れる。加圧空気98は、軸受52を越えて空洞72に流入し、その後空気98は、ベント装置84を介してサンプ装置40から流出する。
加圧空気98はまた、軸受58のHP圧縮機側からサンプ装置40に入る。ダクト壁96の部分102は、ガス通路空気94が矢印Hで示すように流入する別の孔(図示せず)を有する。加圧空気98は次ぎに、矢印Gの方向にシール80を越えて軸受58の周りを通り空洞72内に流れ、その後空気は、矢印Jで示すようにベント装置84を介してサンプ装置40から流出する。加圧空気98はまた、矢印Lで示すようにHP圧縮機ロータ108内の孔106を通って流れて、軸受56及びスパナナットシール62まで前向きに延びる空洞110に入る。
加圧空気98の第3の源が、スパナナットシール62に設けられる。加圧空気は、矢印Kで示すようにスパナナットシール62を越えて空洞72に入り、上述のようにベント装置84を介して空洞から流出する。上述のように、サンプ装置40を通る通気空気流を維持することにより、特に限定されないが、例えば圧縮機空洞104のような望ましくない領域内へのオイル漏れを防止するのを可能にする。
多すぎる空気がサンプ装置40に入った場合及び/又は空気がサンプ装置40から充分に早く通気されない場合に、サンプ装置40内の空気圧が上昇する可能性がある。さらに、このような状態は、ベント装置84が閉塞状態になった場合に発生する可能性がある。サンプ装置40内の圧力が過度に高くなりかつこの状態が検出されないままである場合、最後には1つ又はそれ以上のシール62、78、80の破損が発生することになる。破損は一般的に、シールにわたる圧力降下が最小の状態で作動するシール62、78又は80及び/又は最小の直径をもつシールにおいて発生することになる。単なる例示であるが、エンジン10内ではスパナナットシール62がより小さい直径をもつシールの1つであり、過剰与圧状態による破損を受けやすいと言える。シール破損が発生した場合、破損したシールを越える空気流が反転(逆流)し、つまり、シールを越えてサンプ装置40内に流入する通気空気ではなく、オイルを随伴した空気が破損したシールを越えてサンプ装置40から漏出する。この種シール破損の早期検出により、エンジン10の損傷を回避することが可能になる。
図3は、エンジン10に使用することができるサンプ空気流反転検出システムの例示的な実施形態の概略図である。図4は、エンジン10に使用することができるサンプ空気流反転検出システムの別の実施形態の概略図である。サンプ装置200は、主空洞210及び補機空洞220を含む。主空洞210は、軸受及びシール(図示せず)によって分離されているが互いに流れ連通状態になった2つ又はそれ以上の個別領域(図示せず)を含む。補機空洞220は、通路230を介してサンプ主空洞210と流れ連通状態になっている。1つの実施形態では、補機空洞220は、ギヤボックス(図示せず)を収納する。別の実施形態では、補機空洞220は、特に限定されないが、例えばエンジン速度のような様々なエンジン作動状態を検知及び監視するための一連のポート(図示せず)を含むことができる。
検出システム250は、サンプ空気流反転を検出するために用いられ、サンプ装置200に結合される。検出システム250は、サンプ通気ベント254と、該ベント254に結合された第1の圧力センサ256と、主空洞210内に配置された第2の圧力センサ258とを含む。制御装置260が、センサ256及び258から圧力信号を受信する。ベント254における第1の圧力センサ256は、ベント254内の圧力を検知する。第2の圧力センサ258は、サンプ装置200内の圧力を検知するように配置される。
サンプ装置200は、オイルぬれ環境であり、センサ258は、サンプ装置200内のほぼ任意の場所に配置することができる。1つの実施形態では、センサ258は、主空洞210内部に直接配置される。別の実施形態では、センサ258は、空洞220内部に直接に又は検知ポートが設けられている場合にはその検知ポートにおいて補機空洞220内に配置される。さらに別の実施形態では、センサ258は、サンプ装置200からの圧力管路を介してサンプ装置200に結合される。しかしながら、圧力管路は、正確な読取りを保証するために、圧力を検知するのに先立って空気でパージすべきである。さらに別の実施形態では、サンプ装置200には、その中の圧力を検知するセンサ258を備えた第2のサンプ通気ベント262を設けることができる。
作動中、サンプ装置200を通る空気流量は、サンプ装置200の与圧及び通気によって制御される。空気は、前述のように軸受及びシール(図4には図示せず)を越えてサンプ200に入る。ベント装置254は、サンプ装置200を通気して、過度の圧力に起因してシールが損傷するのを防止することを可能にする。ベント254が制限(閉塞)された状態になった場合、サンプ200内における過剰与圧状態が発生するおそれがある。
センサ256及び258からの圧力信号が制御装置260に送信されて、制御装置260において信号は比較される。ベント254が制限されていない場合、センサ256及び258からの圧力読取り値は同一のものになる。しかしながら、ベント254内に閉塞が存在する場合、センサ258は、センサ256よりも高い圧力を示すことになる。従って、圧力差が生じたとき、この圧力差が監視され、最大許容値と比較される。この最大許容値は、予め定められており、オイルがサンプ装置200から漏出するのを許すような空気流反転を引き起こす損傷を生じることなく、シールが耐えることができる最大圧力差を表す。
制御装置260は、センサ256及び258から圧力信号を受信する。制御装置260は、個々の圧力信号値又は差異値のいずれかを表示するようにプログラムされることができる。1つの実施形態では、制御装置260は、センサ256及び258からの圧力信号に基づいて圧力差を求めかつその圧力差を表示するように構成されたソフトウエアを含むエンジン監視システムの一部分である。
上述の監視装置及び監視方法は、サンプ装置内の空気流反転を検出するための費用効果がありかつ高い信頼性がある装置を提供する。圧力差に対する適切な限界値を設定することにより、本装置は、サンプ内の過圧状態を検知して、重大な二次エンジン損傷が発生する前にシール劣化問題についてエンジンオペレータに警告することができ、従って大規模なエンジン修理のコストを軽減することができる。
以上、サンプ装置内の空気流反転を監視する装置の例示的な実施形態を、詳細に説明している。サンプ空気流反転検出装置は、本明細書に記載した特定の実施形態に限定されるものではなく、むしろ各構成要素は、本明細書に記載した他の構成要素から独立してかつ別個に利用することができる。各構成要素はまた、他のサンプ監視装置と組合せて使用することもできる。
本発明を様々な特定の実施形態に関して説明してきたが、本発明が特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内の変更で実施することができる。なお、特許請求の範囲に記載された符号は、理解容易のためであってなんら発明の技術的範囲を実施例に限縮するものではない。
例示的なガスタービンエンジンの概略図。 図1に示すガスタービンエンジンに用いるサンプ装置の断面図。 図2のサンプ装置に使用することができる例示的なサンプ空気流検出システムの概略図。 図2のサンプ装置に使用することができるサンプ空気流検出システムの別の実施形態の概略図。
符号の説明
12 低圧圧縮機
13 コアダクト
14 高圧圧縮機
24 LP軸
40 サンプ装置
42 軸受支持装置
50 前部低圧軸軸受
52 第2LP軸軸受
56 第3軸受
58 第4軸受
62 スパナナットシール
70 上流空洞
72 下流空洞
76 固定コーン部
78、80 オイルシール
84 ベント装置
90 空気空洞
92 加圧空気回路
100 チャンバ
104 圧縮機空洞

Claims (6)

  1. ガスタービンエンジン(10)の通気式サンプ(200)におけるサンプ空気流反転を検出するための装置(250)であって、
    サンプ通気ベント(254)におけるサンプ圧力を検知するように該サンプ通気ベント(254)に流れ連通状態で結合され、前記検知圧力を表す第1の信号を発生するように構成された第1の圧力センサ(256)と、
    前記サンプ(200)内のサンプ圧力を検知するように該サンプ(200)内部に配置され、前記検知圧力を表す第2の信号を発生するように構成された第2の圧力センサ(258)と、
    前記第1及び第2の圧力センサ(256、258)に結合され、前記第1及び第2の信号に基づいて圧力指示値を受信しかつ表示するように構成された出力装置(260)と、
    を含む装置。
  2. 前記第2の圧力センサ(258)が、オイルぬれ環境内に配置されている、請求項1記載の装置。
  3. 前記サンプ(200)が第2のサンプ通気ベント(262)を含み、前記第2の圧力センサ(258)が、前記第2のサンプ通気ベント(262)を通してサンプ圧力を検知するように該第2のサンプ通気ベント(262)に流れ連通状態で結合されている、請求項1記載の装置。
  4. 前記第2のサンプ通気ベント(262)が、前記サンプ(200)のドレン通路(262)を形成する、請求項3記載の装置。
  5. 前記出力装置(260)がさらに、
    前記第1及び第2の圧力信号間の圧力差を求め、かつ
    前記圧力差の指示値を表示する、
    ように構成されている、請求項1記載の装置。
  6. 前記出力装置(260)がさらに、前記圧力差を所定の最大許容圧力差と比較するように構成されている、請求項5記載の装置。
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