JP2005110888A - 吸引器及び吸引・洗浄器 - Google Patents

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Abstract

【課題】不用な体液や廃液が外に漏れることがなく作業を衛生的に行うことができる吸引器及び吸引・洗浄器を提供すること。
【解決手段】弾力性を有する筒体(2)の前方と後方に逆止弁(3)を配置し、当該筒体(2)の上流側に体内挿入チューブ(4)を装着し、前記筒体(2)の下流側に空バッグ(6)を装着した吸引器(1)。洗浄ルーメン(14W)と連通する分岐チューブ(14a)を介して、前方と後方に開口部(3O)を上流側に向けた逆止弁(3)を配置した筒体(2)を接続し、当該筒体(2)の下流側に瓶針(8、18)とクランプ(7、17)を装着したチューブ(15)を接続し、廃液ルーメン(14D)と連通する分岐チューブ(14b)を介して、前方と後方に開口部(3O)を下流側に向けた逆止弁(3)を配置した筒体(2)を接続し、当該筒体(2)の下流側に空バッグ(6)を装着した吸引・洗浄器(11)。
【選択図】図1

Description

本発明は不用な体液を吸引して排出するための吸引器と、外科手術で患部の洗浄及び洗浄後の廃液を排出するための吸引・洗浄器器具の改良に関する。
特許文献1(実開昭59−119836号)では、胆汁抽出チューブに第一の一方弁(逆止弁)を介して圧縮可能な胆汁リザーバーを接続し、当該リザーバーに第二の一方弁を介して胆汁送出チューブが接続した胆汁誘導器の発明が開示されている。
特許文献2(実開昭53−83888号)では、球状のゴム状弾性体からなるフラッシュバルブの先端入口側に逆止弁を配置し、当該フラッシュバルブの後端出口側に、逆止弁を配置した導管を接続した腹腔静脈バイパスシャントの発明が開示されている。
実開昭59−119836号 実開昭53−83888号
特許文献1及び2では不用な体液、廃液を体外に排出する場合、排出チューブ(出口側導管)の先端に、不用な体液等を受ける容器を配置して、当該容器に排出チューブ(出口側導管)を固定しなければならない。
このため不用な体液等が排出チューブ(出口側導管)から漏れることがあり、衛生状好ましくない。また容器と排出チューブ(出口側導管)を固定する手段を準備しなければならないので、これらの部品の調達コストや操作の手間がかかっていた。
そこで本発明者は鋭意検討を重ねた結果、次の発明に到達した。
[1]本発明は、弾力性を有する筒体(2)の前方と後方に逆止弁(3)を配置し、当該筒体(2)の上流側に体内挿入チューブ(4)を装着し、前記筒体(2)の下流側に空バッグ(6)を装着した吸引器(1)を提供する。
[2]本発明は、洗浄ルーメン(14W)と廃液ルーメン(14D)を有するカテーテル(14)の下流側に、
前記洗浄ルーメン(14W)と連通する分岐チューブ(14a)を介して、前方と後方に開口部(3O)を上流側に向けた逆止弁(3)を配置した筒体(2)を接続し、当該筒体(2)の下流側に瓶針(8、18)とクランプ(7、17)を装着したチューブ(15)を接続し、
前記廃液ルーメン(14D)と連通する分岐チューブ(14b)を介して、前方と後方に開口部(3O)を下流側に向けた逆止弁(3)を配置した筒体(2)を接続し、当該筒体(2)の下流側に空バッグ(6)を装着した吸引・洗浄器(11)を提供する。
本発明の吸引器1は、不用な体液を容易に排出することができ、空バッグ6にそのまま採集することができるので、不用な体液が外に漏れることがなく作業を衛生的に行うことができる。
本発明の吸引・洗浄器11は、外科手術で患部に洗浄液を注入するとともに患部を同時に洗浄することができ、洗浄後の廃液を空バッグ6にそのまま採集することができるので、廃液が外に漏れることがなく作業を衛生的に行うことができる。さらに洗浄後ないし廃液後に、薬剤を患部に注入することもできる。
本発明の吸引器1、吸引・洗浄器11は、空バッグ6が既に装着されているので、容器を固定する手段が不用で、これらの調達コストや操作の手間がかからない。
図1は本発明の吸引器1の一例を示す概略図で、図2は本発明の吸引・洗浄器11の一例を示す概略図である。
本発明の吸引器1は、弾力性を有する筒体2の前方と後方に逆止弁3が配置されている。前記筒体2の上流側に体内挿入チューブ4を装着し、該筒体2の下流側にチューブ5を介して空バッグ6が装着されている。
[筒体]
筒体2は、弾力性を有する材料により形成されている。筒体2の前方と後方に逆止弁3が配置されている。逆止弁3は図1に例示するように、筒体2の内空2a内に配置しても良いし、筒体2と体内挿入チューブ4(チューブ5)の境界部に配置しても良い。
[逆止弁]
逆止弁3は「一方弁」または「アヒルのくちばし状弁」ともいわれ、開口部3Oが外側から加圧または内側から吸引されると閉じ(液体流路が遮断される)、開口部3Oが内側から加圧または外側から吸引されると開く(液体流路が開通される)ように形成され、液体が一方向に流れるように形成されている。逆止弁3の形態は図1に例示するものに限定されず、前記機能を有するものであれば何でも良い。
例えば図1に例示する筒体2は、例えば指で押圧すると圧縮され、内空2a内が加圧される。
これにより下流側の逆止弁3の開口部3Oは内側から加圧されるので開き、上流側の逆止弁3の開口部3Oは外側から加圧されるので閉じる。
押圧した指を離すと圧縮された筒体2が元の形状に戻るので、内空2a内は陰圧となる。
これにより、下流側の逆止弁3の開口部3Oは内側から吸引されるので閉じ、上流側の逆止弁3の開口部3Oは外側から吸引されるので開く。
以上のように筒体2の押圧と押圧解除を繰り返すことにより(「ポンピング」ともいう)、二つの逆止弁3を交互に開いたり閉じたりすることができる。
本発明の吸引器1の使用例として、咽頭付近に溜まった痰を吸引する場合について説明する。
(1)体内挿入チューブ4の先端を口または鼻から挿入して喉頭付近に配置する。
(2)筒体2を加圧すると、下流側の逆止弁3が開いて、上側の逆止弁3が閉じる。加圧を解除すると、下流側の逆止弁3が閉じて、上流側の逆止弁3が開く。これにより、痰は体内挿入チューブ4を経て(矢印Aの方向)、筒体2内に貯瘤される。
再び筒体2を加圧すると、上流側の逆止弁3が閉じて下流側の逆止弁3が開く。これにより、筒体2内の痰は、チューブ5を経て空バッグ6に採集される。
以上のように、筒体2のポンピングを繰り返すことにより、喉頭付近に溜まった痰を吸引して、空バッグ6に採集することができる。
図2の吸引・洗浄器11は、図1の吸引器1の体内挿入チューブ4を(ダブルルーメン)カテーテル14に置換するとともに(ダブルルーメン)カテーテル14の下流側に前記筒体2を二個配置したものである。
(ダブルルーメン)カテーテル14は、例えば術中の患部を洗浄する洗浄液(生理食塩液等)、薬剤等が流通する洗浄ルーメン14Wと、洗浄した後の廃液が流通する廃液ルーメン14Dを有する。
前記洗浄ルーメン14Wと連通する分岐チューブ14aを介して、前方と後方に開口部3Oを上流側に向けた逆止弁3を配置した筒体2を接続し、当該筒体2の下流側に瓶針8、18とクランプ7、17を装着したチューブ15を接続している。逆止弁3の開口部3Oを上流側に向けることにより洗浄液(生理食塩液等)、薬剤等を下流側から上流側に流すことができる。
さらに詳述すれば、筒体2の下流後端に二つに分かれる分岐チューブ15を接続し、それぞれのチューブの途中にクランプ7、17を装着し、端部に瓶針8、18を装着している。
前記廃液ルーメン14Dと連通する分岐チューブ14bを介して、前方と後方に開口部3Oを下流側に向けた逆止弁3を配置した筒体2を接続し、当該筒体2の下流側に空バッグ6を装着している。逆止弁3の開口部3Oを下流側に向けることにより廃液を上流側から下流側に流すことができる。
また前記分岐チューブ14a、14bの途中に着脱可能な接続コネクター16a、16bを装着し、既存のカテーテル14と筒体2等を着脱できるようにすることができる。
吸引・洗浄器11の使用方法の一例として、術中の患部の洗浄及び洗浄後の廃液を吸引して廃液バッグ6に捕集する場合について説明をする。
(1)カテーテル14の先端を患部に挿入する。
(2)クランプ7、17を閉じ、瓶針8、18を洗浄液(例えば生理食塩液等)が封入された容器の口部に穿刺する。
(3)クランプ7、17を開き、筒体2を加圧すると、下流側の逆止弁3が閉じ、上流側の逆止弁3が開く。筒体2の加圧を解除すると、下流側の逆止弁3が開いて、上流側の逆止弁3が閉じる。これにより洗浄液が矢印(B)方向のように、分岐チューブ15を経て、筒体2に貯溜される。さらに筒体2を加圧すると、下流側の逆止弁3が閉じ、上流側の逆止弁3が開く。これにより筒体2に溜まった洗浄液が分岐チューブ14a、洗浄ルーメン14Wを経て患部に注入される。これにより看部の洗浄を行うことができる。
(4)洗浄終了後、分岐チューブ14bに装着した筒体2を指で加圧する。下流側の逆止弁3が開き、上流側の逆止弁3が閉じる。筒体2の加圧を解除すると、下流側の逆止弁3が閉じて、上流側の逆止弁3が開く。これにより洗浄後の廃液が廃液ルーメン14D、分岐チューブ14bを経て、筒体2に貯溜される。
(5)さらに筒体2を加圧すると、上流側の逆止弁3が閉じ、下流側の逆止弁3が開く。これにより、廃液が矢印(C)方向のようにチューブ5を経て廃液バッグ6に採集することができる。
また前記(2)において、分岐チューブ15の少なくとも一方の瓶針8、18を薬剤が封入された容器の口部に接続することにより、洗浄ないし廃液後後、前記(1)から(3)と同様の操作により、薬剤を患部に注入することができる。
本発明の吸引器1の一例を示す概略図 本発明の吸引・洗浄器11の一例を示す概略図
符号の説明
1 吸引器
2 筒体
2a 内空
3 逆止弁
3O 開口部
4 体内挿入チューブ
5 チューブ
6 空バッグ
7、17 クランプ
8、18 瓶針
11 吸引・洗浄器
14 カテーテル
14a、14b 分岐チューブ
14D 廃液ルーメン
14W 洗浄ルーメン
15 チューブ
16a、16b 接続コネクター

Claims (2)

  1. 弾力性を有する筒体(2)の前方と後方に逆止弁(3)を配置し、当該筒体(2)の上流側に体内挿入チューブ(4)を装着し、前記筒体(2)の下流側に空バッグ(6)を装着した、ことを特徴とする吸引器(1)。
  2. 洗浄ルーメン(14W)と廃液ルーメン(14D)を有するカテーテル(14)の下流側に、
    前記洗浄ルーメン(14W)と連通する分岐チューブ(14a)を介して、前方と後方に開口部(3O)を上流側に向けた逆止弁(3)を配置した筒体(2)を接続し、当該筒体(2)の下流側に瓶針(8、18)とクランプ(7、17)を装着したチューブ(15)を接続し、
    前記廃液ルーメン(14D)と連通する分岐チューブ(14b)を介して、前方と後方に開口部(3O)を下流側に向けた逆止弁(3)を配置した筒体(2)を接続し、当該筒体(2)の下流側に空バッグ(6)を装着した、ことを特徴とする吸引・洗浄器(11)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010517680A (ja) * 2007-02-09 2010-05-27 ケーシーアイ ライセンシング インコーポレイテッド 組織部位に減圧を適用するシステムおよび方法
JP2014168704A (ja) * 2005-12-06 2014-09-18 Kci Licensing Inc 創傷の浸出液を除去および隔離するシステム
CN105125392A (zh) * 2015-07-02 2015-12-09 青岛市市立医院 呼吸辅助胸腔球囊反搏引流器及方法

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