JP2005108337A - 光ディスク装置及びその情報記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
光ディスク装置において、書き込み時における光ディスクの欠陥検出の信頼性と再生可否判定の信頼性とを確保できる技術の提供。
【解決手段】
書き込み動作中に、書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるか否かを、光ディスクからの反射光に基づく再生信号により判別し、該判別の結果、該書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがないとき、さらに、交替情報に基づき、該書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるか否かを判別する。該判別の結果、該セクタ範囲内に該欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるとき、試し読みの結果をみて交替領域への書き込みを行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光ディスク装置において欠陥セクタを管理しながら情報記録を行う技術に関する。
本発明に関連した技術としては、例えば、特開2002−334431号公報(特許文献1)に記載されたものがある。該公報には、光ディスク装置において、データ転送速度の劣化を回避し、簡易な構成によりデータの正しい再生か否かを確認できるようにするために、主ビームスポットの走査に対して先行する側に形成されるトラッキング制御用の副ビームスポットの戻り光の受光結果より、レーザービームの光量の立ち上げによる信号レベルの変化を抑圧して光ディスクの欠陥を検出するとともに、主ビームスポットの走査に対し後行する側に形成されるトラッキング制御用の副ビームスポットの戻り光の受光結果より、書き込みによる信号レベルの変化を抑圧し正しくデータを再生できるか否かを判別する技術が記載されている。
特開2002−334431号公報
例えば上記背景技術の特開2002−334431号公報記載の技術は、ビームスポットの戻り光の受光結果だけによって光ディスクの欠陥検出と再生可否の判定とを行う構成のため、欠陥の検出精度や再生可否の判定精度に限界がある。このため、例えば、書き込んだ情報が実際は再生不可能な状態にあったとしても交替領域への交替処理が行われず、そのために記録情報が失われてしまう場合も起こり得る。
本発明の課題点は、上記背景技術の状況に鑑み、光ディスク装置において、書き込み時における光ディスクの欠陥検出の信頼性と再生可否判定の信頼性とを確保できるようにするとともに、短時間での書き込みを行えるようにすることである。
本発明の目的は、かかる課題点を解決できる技術の提供にある。
上記課題点を解決するために、本発明では、光ディスク装置において、(1)書き込み動作中に、書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるか否かを、光ディスクからの反射光(戻り光)に基づく再生信号により判別するとともに、該判別の結果、該書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがないとされる場合、さらに、上記書き込み要求されたセクタ情報と記憶手段から読み出した交替情報とを比較することで該書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるか否かを判別する。該判別の結果、該書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるとき、または上記判別の結果、該書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるとき、書き込み処理を一旦停止して試し読み(ベリファイリード)を行い、その結果をみて交替領域への書き込みを行う。また、(2)書き込み動作中に、要求信号により書き込みを要求されたセクタ情報と記憶手段から読み出した交替情報とを比較することで、該書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるか否かを判別し、該判別の結果、該セクタ範囲内に該近傍位置のセクタが含まれるときは、欠陥セクタの判別基準を引き上げ、該引き上げた判別基準に基づき、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるか否かを判別する。該判別の結果、該書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるときは、書き込み処理を一旦停止して試し読み(ベリファイリード)を行い、その結果で交替領域への書き込みを行う。
本発明によれば、光ディスク装置において、書き込み時における光ディスクの欠陥検出と再生可否の判定の信頼性を確保することができる。短時間での書き込み動作も可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態につき、図面を用いて説明する。
図1〜図2は、本発明の第1の実施形態の説明図である。図1は、本発明の実施形態としての光ディスク装置の構成例図、図2は、図1の構成における光ディスクへの情報の書き込み動作の説明図である。
図1において、1は、光ディスク装置に装填された光ディスク、2は光ディスク1を回転駆動するディスクモータ、3は光ピックアップ、4は、光ピックアップ3を光ディスク1の半径方向に移動(アクセス移動)させるピックアップスライド機構、5はピックアップスライド機構4中のリードスクリュー部材(図示なし)を回転駆動するスライダモータ、6は、ディスクモータ2やスライダモータ5を制御駆動するモータ駆動回路、7は、光ピックアップ内で、記録再生動作用のレーザー光を発生するレーザーダイオード、8は、光ディスク1の記録面から反射したレーザー光を受光する受光部、9は、レーザーダイオード7を駆動するレーザー駆動回路、10は、対物レンズを有し光ディスク1の記録面に対し入出射するレーザー光を光学処理する光学系、11は、光学系10の位置や姿勢を変えるアクチュエータ、12は、光ディスク1へ記録する記録信号を生成する記録信号生成部、13は、受光部8からの再生信号を、RF信号や、トラッキング誤差信号や、フォーカス誤差信号として処理する再生/誤差信号処理部、14は、アクチュエータ11を駆動する駆動信号を生成するフォーカス/トラッキング制御部、20は、モータ駆動回路6に供給するサーボ信号を生成したり、記録信号生成部を制御する信号を生成したり、再生/誤差信号処理部13からの信号に基づき、再生信号(RF信号)を復調したり、トラッキング誤差信号やフォーカス誤差信号に基づき、フォーカス/トラッキング制御部14に供給するフォーカス制御信号やトラッキング制御信号を生成したり、上記サーボ信号のレベルを制御したりするDSP(Digital Signal Processor)、30はDSP20を制御するマイコン、40は、書き込みの要求信号を取入れるインターフェース、50は、光ディスク装置に対し書き込み要求信号を出力して書き込み要求を行うホストコンピュータである。マイコン30中には、該マイコン30に本発明の書き込み動作の手順を実行させるためのプログラムが保存されている。また、DSP20内のメモリ等の記憶手段には光ディスク1の管理情報領域から読み出される欠陥セクタに関する交替情報が記憶される。
上記構成において、マイコン30からの指示によりDSP20がモータ駆動回路6にディスクモータ駆動用のサーボ信号を出力すると、該サーボ信号を受けてモータ駆動回路6は、ディスクモータ駆動用信号を形成して出力し、ディスクモータ2を所定速度で回転させる。ディスクモータ2はターンテーブル60を介して光ディスク1を所定速度で回転させる。記録時、ホストコンピュータ50から出力された書き込み要求信号がインターフェース40から取入れられると、マイコン30はDSP20に対し記録を指示する信号を送出する。記録信号生成部12は、マイコン30からの指示によるDSP20からの制御信号に従い、記録用信号を生成してレーザー駆動回路9に入力する。レーザー駆動回路9は、該記録用信号に基づきレーザーダイオード7を駆動し、該記録用信号に対応するレーザー光を発生させる。該レーザー光は光学系10を通って、回転する光ディスク1の記録面に照射され、情報記録が行われる。また、再生時は、光ディスク1の記録面からの反射レーザー光が光学系10を通って受光部8に入り、ここで再生信号として電気信号に変換される。該再生信号は再生/誤差信号処理部13に入力され、RF信号や、トラッキング誤差信号や、フォーカス誤差信号として増幅処理等される。再生/誤差信号処理部13から出力された信号はDSP20に入力され、該DSP20内で、RF信号は復調され、トラッキング誤差信号、フォーカス誤差信号からはそれぞれ、トラッキング制御信号、フォーカス制御信号が形成される。トラッキング制御信号、フォーカス制御信号は、DSP20から出力されてフォーカス/トラッキング制御部14に供給される。フォーカス/トラッキング制御部14では、トラッキング制御信号によってはトラッキング制御用のアクチュエータ駆動信号が形成され、フォーカス制御信号によってはフォーカス制御用のアクチュエータ駆動信号が形成され、それぞれがアクチュエータ11に供給される。アクチュエータ11は、各アクチュエータ駆動信号によって駆動され、光学系中の対物レンズを変位させてトラッキング制御やフォーカス制御を行う。記録動作内で行う試し読み(ベリファイリード)の場合も上記再生の場合と同様である。
上記記録時、ホストコンピュータ50から書き込み要求信号が出力されたとき、光ディスク1の記録面上への情報の書き込みは、欠陥セクタの検出と並行して行う。欠陥セクタの検出は、書き込み動作中に、書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるか否かを、マイコン30が光ディスク1からの反射光(戻り光)に基づく再生信号(RF信号)に基づき判別する。光ディスク1の記録面上の傷や汚れなどによる欠陥位置への書き込み中の場合、光ディスク1からの反射光(戻り光)に基づく再生信号レベルは時間的に連続して低下した状態となる。このため、該判別では、例えば、該再生信号レベルの変化量(低下量)または該再生信号レベル低下が連続する時間長を、設定した閾値と比較し、該変化量または該時間長が該設定閾値を超える場合は、該書き込み中のセクタ及びその近傍のセクタに傷や汚れなどによる欠陥のある可能性があると判別する。該判別の結果、該書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがない場合も、マイコン30は、上記書き込み要求されたセクタ情報と、DSP20内の記憶手段から読み出した交替情報とを比較し、該書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるか否かを判別する。該判別の結果、該書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるときは、マイコン30は、DSP20や光ピックアップ3などによる光ディスク1への情報の書き込み処理を一旦停止させて、試し読み(ベリファイリード)や交替書き込みを行わせる。記録時におけるこれら一連の動作は全て、マイコン30内の保存されたプログラムに従って行われる。
図2は、上記図1の光ディスク装置の記録時における一連の書き込み動作の説明図である。光ディスクとしては例えばCDフォーマットディスク(CD−RW)を用いるとして説明する。図2中で用いる構成要素には図1におけると同じ符号を付す。
図2において、
(1)ホストコンピュータ50からの書き込み要求信号がインターフェース40から取入れられ、書き込み要求が発生する(ステップS201)。
(2)光ディスク装置内で光ディスク1への書き込み処理が開始され、並行して光ディスク1の欠陥セクタの検出処理も開始される(ステップS202)。
(3)書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるか否かを、書き込み処理動作中にマイコン30が、光ディスク1からの反射光(戻り光)による再生信号(RF信号)に基づき判別する(ステップS203)。
(4)上記判別の結果、書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがないとされる場合、マイコン30は、書き込み要求されたセクタ情報と、DSP20内の記憶手段から読み出した交替情報とを比較し、該書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるか否かを判別する(ステップS204)。
(5)上記ステップS204における判別の結果、書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれる場合は、マイコン30は、書き込み処理及び欠陥セクタの検出処理を一旦停止させる(ステップS205)。
(6)書き込み処理及び欠陥セクタ検出処理の停止後、マイコン30は、当該近傍位置のセクタの試し読み(ベリファイリード)処理を行わせる(ステップS206)。
(7)マイコン30は、上記試し読み(ベリファイリード)の結果、再生信号中にC1エラー(リードエラーやデコードエラーなど)が多くあるか否かを判別する(ステップS207)。
(8)上記ステップS207の判別の結果、C1エラーが多くあって実用上問題となるレベルのときは、マイコン30は、当該近傍位置のセクタを欠陥セクタと判断し、当該近傍位置のセクタに書き込むべきであった情報は光ディスク1の交替領域に書き込む(=交替書き込み処理)(ステップS208)。
(9)上記交替書き込み処理後、マイコン30は、要求された全セクタについての書き込みが終了しているか否かを判別する(ステップS209)。
(10)上記判別の結果、全セクタについての書き込みが終了している場合は、書き込み動作を終了させる(ステップS210)。
(11)上記ステップS203の判別の結果、書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるとされる場合は、マイコン30は、動作を上記ステップS205に移行させて、書き込み処理と欠陥セクタの検出処理を一旦停止させる。停止後は、上記ステップS206〜ステップS210の動作を行わせる。
(12)上記ステップS204の判別の結果、書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれない場合は、マイコン30は、動作をステップS209の動作に移行させる。
(13)上記ステップS207の判別の結果、再生信号中にC1エラーが多くは含まれておらず実用上問題ないレベルの場合は、マイコン30は、動作をステップS209の動作に移行させる。
(14)上記ステップS209の判別の結果、要求された全セクタの書き込みが終了していないときは、マイコン30は、書き込み処理と欠陥セクタの検出処理とを継続させる(ステップS211)。
上記第1の実施形態によれば、書き込み動作中の欠陥セクタの検出を、光ディスク1からの反射光(戻り光)に基づく再生信号(RF信号)に基づく判別と、該光ディスク1から得た交替情報に基づく判別とにより行う構成のため、書き込み時における光ディスクの欠陥セクタ検出の信頼性と再生可否の判定の信頼性とを向上させることができる。また、書き込み中に試し読みを行う構成のため、書き込みを終えてから試し読みを行う構成の場合に比べ、短時間での書き込み動作が可能となる。
図3は、本発明の第2の実施形態としての光ディスク装置の記録時における書き込み動作の説明図である。本第2の実施形態も、光ディスクとしては例えばCDフォーマットディスク(CD−RW)を用いるとして説明する。本第2の実施形態において、光ディスク装置のハード基本構成は図1の構成と同様である。本第2の実施形態では、マイコン30内に保存されるプログラムとして、マイコン30が、交替情報に基づく判別の結果、書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれる場合には、当該書き込み要求されたセクタは欠陥である可能性が高いため、該欠陥を見逃さないように、光ディスク1からの反射光(戻り光)に基づく再生信号(RF信号)による欠陥判別において、欠陥セクタの判別基準を引き上げて新たな判別基準を設定した後、該新たな判別基準の下で、光ディスク1への書き込み処理と光ディスク1の欠陥セクタの検出処理を開始するようにしてある。ここで、欠陥セクタの判別基準とは、例えば、ディスク1からの反射光(戻り光)に基づく再生信号の信号レベルの変化量(低下量)の設定閾値や、該信号レベルの変化が継続している時間長の設定閾値などである。新たな判別基準としては、上記信号レベル変化量(低下量)を一層小さくした閾値や、上記継続時間を一層短くした閾値などを設定する。なお、本図3の説明中で用いる構成要素には図1におけると同じ符号を付すとする。
本第2の実施形態における書き込み動作は以下のようになる。すなわち、
図3において、
(1)ホストコンピュータ50からの書き込み要求信号がインターフェース40から取入れられ、書き込み要求が発生する(ステップS301)。
(2)マイコン30は、書き込み要求されたセクタ情報と、DSP20内の記憶手段から読み出した交替情報とを比較し、該書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるか否かを判別する(ステップS302)。
(3)上記ステップS302における判別の結果、書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれる場合は、マイコン30は、欠陥セクタの判別基準を引き上げて新たな判別基準を設定する(ステップS303)。
(4)上記設定した新たな判別基準により、マイコン30は、光ディスク1への書き込み処理と、光ディスク1の欠陥セクタの検出処理とを開始させる(ステップS304)。
(5)書き込み処理動作中にマイコン30は、書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるか否かを上記新たな判別基準により、光ディスク1からの反射光(戻り光)による再生信号(RF信号)に基づき判別する(ステップS305)。
(6)上記ステップS305において上記新たな判別基準による判別の結果、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがある場合は、マイコン30は、書き込み処理及び欠陥セクタの検出処理を一旦停止させる(ステップS306)。
(7)書き込み処理及び欠陥セクタ検出処理の停止後、マイコン30は、当該近傍位置のセクタの試し読み(ベリファイリード)処理を行わせる(ステップS307)。
(8)マイコン30は、上記試し読み(ベリファイリード)の結果、再生信号中にC1エラー(リードエラーやデコードエラーなど)が多くあるか否かを判別する(ステップS308)。
(9)上記ステップS308の判別の結果、C1エラーが多くあって実用上問題となるレベルのときは、マイコン30は、当該近傍位置のセクタを欠陥セクタと判断し、当該近傍位置のセクタに書き込むべきであった情報を光ディスク1の交替領域に書き込むように制御する(=交替書き込み処理)(ステップS309)。
(10)上記交替書き込み処理後、マイコン30は、要求された全セクタについての書き込みが終了しているか否かを判別する(ステップS310)。
(11)上記ステップS310における判別の結果、全セクタについての書き込みが終了している場合は、書き込み動作を終了させる(ステップS311)。
(12)上記ステップS302における判別の結果、書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれない場合は、マイコン30は、動作をステップS304に移行させ、光ディスク1の書き込み処理と欠陥セクタの検出処理とを開始させる。
(13)上記ステップS305における判別の結果、書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがない場合は、マイコン30は、動作をステップS310の動作に移行させ、要求された全セクタについての書き込みが終了しているか否かを判別する。
(14)上記ステップS308における判別の結果、再生信号中にC1エラーが多くは含まれておらず実用上問題ないレベルの場合も、マイコン30は、動作をステップS310の動作に移行させる。
(15)上記ステップS310における判別の結果、要求された全セクタについての書き込みが終了していない場合は、マイコン30は、書き込み処理と欠陥セクタの検出処理とを継続させる(ステップS312)。
上記第2の実施形態によっても、書き込み時における光ディスクの欠陥検出の信頼性と再生可否の判定の信頼性とを向上させることができる。また、短時間での書き込み動作も可能となる。
図4は、本発明の効果を説明するための図であって、上記図2におけるステップS204及び上記図3におけるステップS302、ステップS303がない場合の動作図である。この場合も、光ディスクとしては例えばCDフォーマットディスク(CD−RW)を用いるとする。また、本図4の説明で用いる構成要素には図1中の符号と同じものを付すとする。
図4において、
(1)ホストコンピュータ50からの書き込み要求信号がインターフェース40から取入れられ、書き込み要求が発生する(ステップS401)。
(2)光ディスク装置内で光ディスク1への書き込み処理が開始され、並行して光ディスク1の欠陥セクタの検出処理も開始される(ステップS402)。
(3)書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるか否かを、書き込み処理動作中にマイコン30が、光ディスク1からの反射光(戻り光)による再生信号(RF信号)に基づき判別する(ステップS403)。
(4)上記判別の結果、書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがある場合は、マイコン30は、書き込み処理及び欠陥セクタの検出処理を一旦停止させる(ステップS404)。
(5)書き込み処理及び欠陥セクタ検出処理の停止後、マイコン30は、当該近傍位置のセクタの試し読み(ベリファイリード)処理を行わせる(ステップS405)。
(6)マイコン30は、上記試し読み(ベリファイリード)の結果、再生信号中にC1エラー(リードエラーやデコードエラーなど)が多くあるか否かを判別する(ステップS406)。
(7)上記ステップS406の判別の結果、C1エラーが多くあって実用上問題となるレベルのときは、マイコン30は、当該近傍位置のセクタを欠陥セクタと判断し、当該近傍位置のセクタに書き込むべきであった情報は光ディスク1の交替領域に書き込む(=交替書き込み処理)(ステップS407)。
(8)上記交替書き込み処理後、マイコン30は、要求された全セクタについての書き込みが終了しているか否かを判別する(ステップS408)。
(9)上記判別の結果、全セクタについての書き込みが終了している場合は、書き込み動作を終了させる(ステップS409)。
(10)上記ステップS403における判別の結果、書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがないとされる場合は、マイコン30は、動作を上記ステップS408に移行させる。
(11)上記ステップS406における判別の結果、再生信号中にC1エラーが多くは含まれておらず実用上問題ないレベルの場合は、マイコン30は、動作をステップS408の動作に移行させる。
(12)上記ステップS408の判別の結果、要求された全セクタの書き込みが終了していないときは、マイコン30は、書き込み処理と欠陥セクタの検出処理とを継続させる(ステップS410)。
図4の動作は、上記のように、ステップS403の判別の結果、書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがない場合は、欠陥セクタはないものとされ、動作が上記ステップS408に移行される。このため、例えば、書き込んだ情報が実際は再生不可能な状態にあったとしても、該情報の交替領域への書き込み処理が行われず、そのために記録情報が失われてしまうことになる。本発明は、この点を改善できるようにしたもので、例えば上記第1の実施形態の場合は、反射光に基づく再生信号による判別の結果、書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがない場合にも、さらに、書き込み要求されたセクタ情報と交替情報とを比較することで該書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるか否かを判別し、該判別の結果、該書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるときに、交替領域への書き込みを行う。また、上記第2の実施形態の場合も、交替情報を利用して該書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるか否かを判別するとともに、反射光に基づく再生信号により、欠陥セクタの判別基準を引き上げた新たな判別基準で、書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるか否かを判別し、該判別の結果、欠陥の可能性のあるセクタがある場合に交替領域への書き込みを行う。すなわち、本発明では、上記第1、第2の実施形態に示すように、書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるか否かを判別することに加えさらに、交替情報を用いて、書き込み要求されたセクタ範囲内に欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるか否かを判別したり、欠陥の可能性のあるセクタの判別基準を引き上げたりする。このため、本発明では、例えば光ディスクに書き込んだ情報が実際は再生不可能な状態にある場合には、これが正確に判別され、該情報の交替領域への書き込み処理が確実に行われる。この結果、記録情報が失われることが防止される。
なお、上記第1の実施形態における図2の動作及び上記第2の実施形態における図3の動作は、光ディスクが例えばCDフォーマットディスクである場合として説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、光ディスクとしてDVD等を用い、図2のステップS207や、図3のステップS308におけるエラー判別をそれぞれに対応した方法で行うようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態としての光ディスク装置の構成例図である。 図1の構成における情報の書き込み動作の説明図である。 本発明の第2の実施形態としての光ディスク装置の書き込み動作の説明図である。 本発明の効果を説明するための動作説明図である。
符号の説明
1…光ディスク、
2…ディスクモータ、
3…光ピックアップ、
4…ピックアップスライド機構、
5…スライダモータ、
6…モータ駆動回路、
7…レーザーダイオード、
8…受光部、
9…レーザー駆動回路、
10…光学系、
11…アクチュエータ、
12…記録信号生成部、
13…再生/誤差信号処理部、
14…フォーカス/トラッキング制御部、
20…DSP、
30…マイコン、
40…インターフェース、
50…ホストコンピュータ。

Claims (5)

  1. 試し読みにより光ディスクの書き込み状態を検知しながら情報を記録可能な光ディスク装置であって、
    書き込みの要求信号を取入れるインターフェースと、
    上記光ディスクの管理情報領域から読み出した欠陥セクタに関する交替情報を記憶する記憶手段と、
    書き込み動作中に、上記光ディスクからの反射光に基づく再生信号により、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるか否かを判別する第1の判別手段と、
    書き込み動作中に、上記要求信号により書き込みを要求されたセクタ情報と、上記記憶手段から読み出した交替情報とを比較し、該書き込みを要求されたセクタ範囲内に、上記欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるか否かを判別する第2の判別手段と、
    を備え、上記第1の判別手段及び第2の判別手段による判別結果に基づき、上記書き込み動作の継続、停止及び上記試し読みの実行を制御する構成としたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 試し読みにより光ディスクの書き込み状態を検知しながら情報を記録可能な光ディスク装置であって、
    書き込みの要求信号を取入れるインターフェースと、
    上記光ディスクの管理情報領域から読み出した欠陥セクタに関する交替情報を記憶する記憶手段と、
    書き込み動作中に、上記光ディスクからの反射光に基づく再生信号により、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるか否かを判別する第1の判別手段と、
    上記第1の判別手段による判別の結果、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがないとされるとき、上記要求信号により書き込みを要求されたセクタ情報と、上記記憶手段から読み出した交替情報とを比較し、該書き込みを要求されたセクタ範囲内に、上記欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるか否かを判別する第2の判別手段と、
    上記第1の判別手段による判別の結果、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるとされるとき、または上記第2の判別手段による判別の結果、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に、上記欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるとされるとき、上記書き込み処理を一旦停止して試し読みを行う手段と、
    上記試し読みの結果に基づき上記光ディスクに対し交替書き込みを行う手段と、
    を備え、上記第1の判別手段及び第2の判別手段による判別結果に基づき、上記交替書き込みの実行を制御して情報記録を行う構成としたことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 試し読みにより光ディスクの書き込み状態を検知しながら情報を記録可能な光ディスク装置であって、
    書き込みの要求信号を取入れるインターフェースと、
    上記光ディスクの管理情報領域から読み出した欠陥セクタに関する交替情報を記憶する記憶手段と、
    書き込み動作中に、上記要求信号により書き込みを要求されたセクタ情報と、上記記憶手段から読み出した交替情報とを比較し、該書き込みを要求されたセクタ範囲内に、上記欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるか否かを判別する第1の判別手段と、
    上記第1の判別手段による判別の結果、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に、上記欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるとき、上記欠陥セクタの判別基準を引き上げて新たな判別基準を設定する設定手段と、
    書き込み動作中に、上記光ディスクからの反射光に基づく再生信号により、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるか否かを上記新たに設定した判別基準で判別する第2の判別手段と、
    上記第2の判別手段による判別の結果、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるとされるとき、上記書き込み処理を一旦停止して試し読みを行う手段と、
    上記試し読みの結果に基づき交替書き込みを行う手段と、
    を備え、上記第1の判別手段及び第2の判別手段による判別結果に基づき、上記交替書き込みの実行を制御する構成としたことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 光ディスクの書き込み状態を検知しながら情報記録を行う光ディスク装置の情報記録方法であって、
    書き込みの要求信号を取入れる第1のステップと、
    上記光ディスクの管理情報領域から読み出した欠陥セクタに関する交替情報を記憶手段に記憶する第2のステップと、
    書き込み動作中に、上記光ディスクからの反射光に基づく再生信号により、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるか否かを判別する第3のステップと、
    上記判別の結果、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがないとされるとき、上記要求信号により書き込みを要求されたセクタ情報と、上記記憶手段から読み出した交替情報とを比較し、該書き込みを要求されたセクタ範囲内に、上記欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるか否かを判別する第4のステップと、
    上記第3のステップにおける判別の結果、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるとされるとき、または上記第4のステップにおける判別の結果、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に、上記欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるとされるとき、上記書き込み処理を一旦停止して試し読みを行う第5のステップと、
    上記試し読みの結果に基づき、交替領域への書き込みの要否を判別する第6のステップと、
    を経て、情報記録を行うことを特徴とする光ディスク装置の情報記録方法。
  5. 光ディスクの書き込み状態を検知しながら情報記録を行う光ディスク装置の情報記録方法であって、
    書き込みの要求信号を取入れる第1のステップと、
    上記光ディスクの管理情報領域から読み出した欠陥セクタに関する交替情報を記憶手段に記憶する第2のステップと、
    書き込み動作中に、上記要求信号により書き込みを要求されたセクタ情報と、上記記憶手段から読み出した交替情報とを比較し、該書き込みを要求されたセクタ範囲内に、上記欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるか否かを判別する第3のステップと、
    上記第3のステップにおける判別の結果、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に、上記欠陥セクタの近傍位置のセクタが含まれるとき、上記欠陥セクタの判別基準を引き上げて新たな判別基準を設定する第4のステップと、
    書き込み処理及び欠陥セクタの検出処理を開始する第5のステップと、
    書き込み動作中に、上記光ディスクからの反射光による再生信号により、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるか否かを上記新たに設定した判別基準で判別する第6のステップと、
    上記第5のステップにおける判別の結果、上記書き込みを要求されたセクタ範囲内に欠陥の可能性のあるセクタがあるとき、上記書き込み処理を一旦停止して試し読みを行う第7のステップと、
    上記試し読みの結果に基づき交替書き込みを行う第8のステップと、
    を経て、情報記録を行うことを特徴とする光ディスク装置の情報記録方法。
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