JP2005108203A - 搬入出管理システム、方法、及び通信シート - Google Patents

搬入出管理システム、方法、及び通信シート Download PDF

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Abstract

【課題】複数の物品等の対象物を搬入出する際に、対象物それぞれに付された情報記憶媒体の読み取りを確実に行い、対象物に係わる工程の進捗状況を管理できるようにする。
【解決手段】対象物に付され且つ該対象物に関する識別情報を記憶した情報記憶媒体10と、情報記憶媒体10と電波を介して通信する通信装置1とを有する搬入出管理システムにおいて、通信装置1は、対象物の工程情報及び該工程の担当者情報を登録したDB6にアクセス可能とし、情報記憶媒体10に対して所定の周波数の電波を送信し、送信した電波に応じて情報記憶媒体10から対象物の識別情報を受信し、該対象物を搬入出する際に搬入出処理に関する情報を記憶する。通信装置1は、前記受信した識別情報に応じた対象物の工程情報をDB6から取得し、その工程情報と前記記憶した搬入出処理情報とを比較し、比較結果と共に前記識別情報及び搬入出処理情報を含む通知情報を担当者に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、搬入出管理システム、方法、及び通信シート、より詳細には、物品等の搬入出時に複数の物品等に各々付された情報記憶媒体(共振媒体)の読み取り及び書き込み処理を確実なものとし、さらにはその情報記憶媒体の交換時の作業を簡素化したシステム、方法、及び通信シートに関する。
従来、所定の施設や工場などにおいて、荷物などの対象物を搬入出する出入口にて、それらの対象物の搬入出を管理する必要がある場合、担当者がそれらの対象物に付された所定のコード情報を探し出し、コード情報の箇所にハンドスキャナをあてることで読み取りを行なうか、あるいは各施設あるいは工場の搬入出口に設置されるゲート式の識別管理システムにより識別管理を行なっていた。この従来の識別管理システムは、例えばハンドスキャナ,送受信装置,アンテナ,識別装置などにより構成され、ゲート式の識別管理システムの場合、搬入出される対象物に付される情報記憶媒体(共振媒体を含む)に対して送受信装置のアンテナから電波を発信し、その結果、情報記憶媒体から受信した電波によって搬入出される対象物を識別管理する(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−161885号公報
しかしながら、従来の識別管理システムでは、複数の対象物が一度に搬入出される場合などに、担当者はハンドスキャナを用いて個々の荷物などの対象物に付された情報記憶媒体を探し出し、さらにはその読み取りのセンサ部分を正しくあてがう必要があり、この確認作業が搬入出時の作業効率を悪化させていた。
また、例えば、ゲート式,マット式,暖簾式などの搬入出方式を備えた識別管理システムの場合であっても、荷台(搬入出用の台車など)を用いて様々な形状の荷物などが複数詰まれた状態、あるいは纏められて搬入出されるような状態では、各々の対象物に付された情報記憶媒体の位置や、送受信装置から送受信される電波の放射範囲などの問題から、確実に識別されないことがあり後工程に影響を及ぼすという問題があった。
また、情報記憶媒体を識別するための送受信装置、アンテナなどの断線や故障などの理由により情報記憶媒体を認識できないような場合であっても、それらの稼動状態について荷物を搬入出する担当者などが確認することができず、正確な搬入出を行うことができないという問題があった。さらには、断線や故障した送受信装置、アンテナなどが一体型の装置として構成されているような場合は、その交換作業に時間が掛かる、あるいは、一体型の装置全体を交換あるいは修理する必要がある。それらに掛かる費用が高価であり、また迅速かつ容易に交換することができなかった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであって、複数の物品等の対象物を搬入出する際に、対象物それぞれに付された情報記憶媒体の読み取りを確実に行い、対象物に係わる工程の進捗状況を管理できるようにすると共に、システムに係わる送受信装置などの動作状況を容易に確認できるようにし、さらには送受信装置などの交換作業の迅速化および簡素化を実現する搬入出管理システム、方法、及びそのシステムで使用する通信シートを提供すること、を目的としてなされたものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、対象物に付され且つ該対象物に関する識別情報を記憶した情報記憶媒体と、該情報記憶媒体と電波を介して通信する通信装置とを有する搬入出管理システムにおいて、前記通信装置は、対象物の工程に関する工程情報及び該工程の担当者に関する情報を登録したデータベースにアクセス可能とし、前記情報記憶媒体に対して所定の周波数の電波を送信する送信制御部と、該送信した電波に応じて前記情報記憶媒体から対象物に関する識別情報を受信する受信制御部と、前記情報記憶媒体が付された対象物を搬入出する際に搬入出処理に関する情報を取得する搬入出処理情報取得部と、前記受信した識別情報に応じた対象物の工程情報を前記データベースから取得し、該取得した工程情報と前記搬入出処理情報とを比較する情報比較部と、該情報比較部による比較結果を少なくとも含む通知情報を生成し、該生成した通知情報を前記データベースから取得される担当者情報に応じた送信先に送信する通知情報送信部とを備えていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記送信制御部及び受信制御部を少なくとも備えた通信装置を着脱可能に配設するためのシート部材を備え、該シート部材は、前記対象物が接触したときに搖動可能に垂設されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記シート部材は、暖簾状に形成され、前記通信装置を出し入れ可能に格納するための袋状の格納部を複数箇所に設けていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1の発明において、前記通信装置は、前記情報記憶媒体と通信を行う電波の送受信状態を識別し、その識別結果を出力する出力部を備えていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1の発明におて、前記データベースは、対象物及びその搬入出に関する設定情報を登録して有し、前記通信装置は、搬入出する対象物の設定情報を前記データベースから取得し、該取得した設定情報に基づいて周波数の変調処理を行う変調処理部を備え、前記送信制御部は、前記変調処理部で変調された周波数の電波を所定のタイミングで前記情報記憶媒体に送信することを特徴とする。
請求項6の発明は、対象物に関する識別情報を記憶した記憶領域と該対象物の工程に関する情報を可視情報として書き換え可能に表示するための表示領域とを有する情報記憶媒体と、該情報記憶媒体と電波を介して通信する通信装置と、前記表示領域の可視情報を書き換えするための書き換え可能装置と、各工程に設けられた演算処理装置とを有し、前記通信装置と演算処理装置とが接続された搬入出管理システムにおいて、前記通信装置は、対象物の工程に関する工程情報を登録したデータベースにアクセス可能とし、前記情報記憶媒体に対して所定の周波数の電波を送信する送信制御部と、該送信した電波に応じて前記情報記憶媒体から対象物に関する識別情報を受信する受信制御部と、前記対象物を搬入出する際に搬入出処理に関する情報を取得する搬入出処理情報取得部と、前記受信した識別情報に応じた対象物の工程情報を前記データベースから取得し、該取得した工程情報と前記搬入出処理情報とを比較する情報比較部と、該情報比較部による比較結果を少なくとも含む通知情報を生成し、該生成した通知情報を前記演算処理装置に送信する通知情報送信部とを備え、前記演算処理装置は、前記書き換え可能装置と接続され、前記通知情報送信部から送信された通知情報に基づいて前記表示領域を書き換えるように前記書き換え可能装置に指示することを特徴とする。
請求項7の発明は、対象物に付され且つ該対象物に関する識別情報を記憶した情報記憶媒体と、該情報記憶媒体と電波を介して通信する通信装置とを有し、これら情報記憶媒体及び通信装置を用いて搬入出管理を行うための搬入出管理方法において、対象物の工程に関する工程情報及び該工程の担当者に関する情報を登録したデータベースをアクセス可能に有し、前記情報記憶媒体に対して所定の周波数の電波を送信する送信ステップと、該送信した電波に応じて前記情報記憶媒体から対象物に関する識別情報を受信する受信ステップと、前記情報記憶媒体が付された対象物を搬入出する際に搬入出処理に関する情報を取得する搬入出処理情報取得ステップと、前記受信した識別情報に応じた対象物の工程情報を前記データベースから取得し、該取得した工程情報と前記搬入出処理情報とを比較する情報比較ステップと、該比較結果を少なくとも含む通知情報を生成し、該生成した通知情報を前記データベースから取得される担当者情報に応じた送信先に送信する通知情報送信ステップとを有することを特徴とする。
請求項8の発明は、前記情報記憶媒体に対して所定の周波数の電波を送信する送信制御部と、該送信した電波に応じて前記情報記憶媒体から対象物に関する識別情報を受信する受信制御部とを少なくとも備えた通信装置を着脱可能に配設するためのシート部材を、前記対象物が接触したときに搖動可能に垂設していることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8の発明において、前記シート部材は、暖簾状に形成され、前記通信装置を出し入れ可能に格納するための袋状の格納部を複数箇所に設けていることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項7乃至9のいずれか1の発明において、前記情報記憶媒体と通信を行う電波の送受信状態を識別し、その識別結果を出力する出力ステップを有することを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項7乃至10のいずれか1の発明において、前記データベースは、対象物及びその搬入出に関する設定情報を登録して有し、搬入出する対象物の設定情報を前記データベースから取得し、該取得した設定情報に基づいて周波数の変調処理を行う変調処理ステップを有し、前記送信ステップにおいて、前記変調された周波数の電波を所定のタイミングで前記情報記憶媒体に送信することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項2又は3の発明の搬入出管理システムにおける前記通信装置及びシート部材を有してなることを特徴とする通信シートである。
本発明によれば、複数の物品等の対象物を搬入出する際に、対象物それぞれに付された情報記憶媒体の読み取りを確実に行って、対象物に係わる工程の進捗状況を管理できると共に、システムに係わる送受信装置などの動作状況を容易に確認することができるため、搬入出処理に係わる作業効率の向上を図ることができる。
さらには、送受信装置などの交換作業の迅速化および簡素化を実現したため、交換作業の効率化、コストの低減を図ることができる。
本発明の実施の一形態を図1乃至図8に基づいて説明する。
図1は、本発明の搬入出管理システム全体の概略構成例を示すブロック図で、図中、1a〜1nはRF(Radio Frequency)通信装置、2は搬入出口(ゲート)近傍に設けられた制御装置、3はインタフェイス(I/F)部、4はLAN制御装置、5はホストコンピュータ、6は対象物の工程に関する工程情報及びその工程の担当者情報を登録したデータベース(DB)、7a〜7nは各工程を管理するために各工程に設けられたコンピュータユニット(演算処理装置)、8a〜8nは上位システム、10は情報記憶媒体(共振タグ)である。制御装置2はCPU及びメモリを備えた制御部2aを有している。尚、本例では、上位システム8a〜8nとして、工程管理システム8a,生産管理システム8b,・・・,入出庫管理システム8nが接続されている。コンピュータユニット7a〜7nは、図示しないCPU及び記憶装置などを備え、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)や、より簡単な構成のマイコンユニットなどで構成されている。
本実施形態に示すシステムにおいて、RF通信装置1a〜1nは、制御部2aの制御に基づいて情報記憶媒体10との間でデータ等の読み書きなどを行う。このRF通信装置1a〜1nは、制御装置2(制御部2a)及びI/F部3を内蔵する構成としてもよい。制御部2aは、I/F部3及びLAN制御装置4を介してホストコンピュータ5及びコンピュータユニット7a〜7nと接続されており、RF通信装置1a〜1nによって読み書きされる情報記憶媒体10に格納されるデータ等の送受信などを行う。ホストコンピュータ5にはDB6が外部接続あるいは内蔵されており、DB6は、対象物の工程に関する工程情報及び担当者情報に加えて、例えば、対象物に関する情報、その対象物を使用する工程管理システム8a,生産管理システム8b,あるいは入出庫管理システム8nなどに関する各種のデータ等が、DB6の各情報フィールドに設定される各格納項目と対応付けて格納されている。
コンピュータユニット7a〜7nは、工程管理システム8a,生産管理システム8b,あるいは入出庫管理システム8nと接続され、RF通信装置1a〜1nにより受信した受信情報に基づいて、各システムの工程への指示などを行う。これは、例えば、予定されていた搬入出のスケジュールが遅れたり、早まったりの変更などが生じた場合には、その状態を次工程の担当者に通知したり、あるいは、スケジュールに反映させるなどすることにより、正確なライン制御を可能とする。
而して、本発明のシステムにおいて、RF通信装置1a〜1nは、対象物の搬入出を行う時に当該対象物に付された情報記憶媒体10と通信し、情報記憶媒体10から対象物に関する識別情報(対象物に対応したID情報など)を受信する。制御装置2は、対象物の搬入出時にその搬入出処理に関する情報(例えば、搬入出ゲート情報,搬入出日時情報など)を取得してメモリに蓄積する。さらに、制御装置2は、上記識別情報により識別される対象物の工程情報をDB6から抽出し、予定(工程情報)と実績(搬入出処理情報)とを比較し、比較した結果(例えば、正常/異常、異常の場合は遅延,前倒し,未確認など)を少なくとも含む通知情報を当該工程の担当者に送信するようにしたものである。
図2は、情報記憶媒体(共振タグ)10の概略構成例を示すブロック図で、情報記憶媒体10は、RF回路11,制御回路12,EEPROM13を有している。情報記憶媒体10は、例えばRF−IDの素子であり、データ等を格納可能な小型の記憶媒体である。ここで、上記RF−IDとは、「Radio Frequency Identification」の略称である。
RF回路11及びEEPROM13は、各々制御回路12に接続される。RF回路11は、図1に示したRF通信装置1a〜1nからの電波を受信するためのアナログ回路であり、制御回路12はRF回路11を介して変調処理及び復調処理するなどのデータ処理を行うデジタル回路である。EEPROM13には、物品などの対象物を識別するためのIDコードなど識別情報が記録保持されている。
図3は、RF通信装置1a〜1nの概略構成例を示すブロック図で、RF通信装置1a〜1n(以下、RF通信装置1で代表する)は、出力部20,変調回路21,送信制御部22,受信制御部23,復調回路24,アンテナ25,制御部26,I/F部27を備えている。RF通信装置1は、対象物30に付される情報記憶媒体10との間でデータ等の送受信を行い、ホストコンピュータ5とLAN制御装置4を介して通信を行うためのI/F部27と、送受信するデータ等を記憶したり、情報記憶媒体10に対する電波の送受信の制御を行ったり、さらには出力部20に対する制御を行う制御部26と、制御部26からの制御に基づいてRF通信装置1の稼動状態を表す指示に応じてランプあるいは音による出力を行う出力部20と、送信データに対する所定の変調処理を行う変調回路21と、外部に変調された変調電波を送信する送信制御部22と、RF反応に応じて情報記憶媒体10から返信されるデータ等を受信する受信制御部23と、受信した変調電波に対する所定の復調処理を行う復調回路24と、外部とのデータ等の送受信を送信制御部22及び受信制御部23を介して行うためのアンテナ25からなる。
本実施形態に示すRF通信装置1は、図1に示した制御装置2(制御部2a)及びI/F部3を内蔵したものであって、すなわち、制御部26及びI/F部27を内蔵することにより、情報記憶媒体10とホストコンピュータ5の間でデータ通信を可能とする。本実施形態の場合、制御装置2の機能はRF通信装置1により実現される。すなわち、制御部26は、対象物30の搬入出時にその搬入出処理に関する情報(搬入出ゲート情報,搬入出日時情報など)を取得して図示しないメモリに蓄積する。さらに、制御部26若しくは制御部2aは、情報記憶媒体10からの識別情報により識別される対象物30の工程情報をDBから抽出し、予定(工程情報)と実績(搬入出処理情報)とを比較し、比較した結果(例えば、正常/異常、異常の場合は遅延,前倒し,未確認など)を少なくとも含む通知情報を当該工程の担当者に送信する。
図4及び図5は、本発明が適用される搬入出管理方法の一例を説明するためのフロー図である。図5は、図4に示すフローの続きである。本例において、搬入出される複数の対象物(荷物)に各々付される情報記憶媒体10がRF通信装置1に近づいた場合の識別処理について図1及び図2に示した構成に基づいて説明する。
図4において、まず、ホストコンピュータ5は、RF通信装置1での識別処理に関する設定情報として、DB6の所定の情報フィールドに格納されている識別処理に関する設定情報,対象物情報,搬入出情報,スケジュール情報などを抽出し、抽出した各種の設定情報をLAN制御装置4及びI/F部3を介して制御装置2に送信する。
詳述すると、ホストコンピュータ5は、DB6に格納されている搬入出に関する設定情報(例えば、物品等を搬入出するゲートの大きさ,幅,搬入出される物品等の形状,個数,搬入出の頻度,担当者の有無などを含む)を抽出し、抽出した設定情報を対応するゲートを制御する制御装置2の制御部2aに送信する。対応する制御装置2に備わる制御部2aはホストコンピュータ5からの設定情報をLAN制御装置4及びI/F部3を介してデータ入力を行い、入力したデータを制御部2aのメモリに格納する(ステップS1)。
制御部2aは、メモリに格納した設定情報に基づいて、各々接続されるRF通信装置1a〜1nに応じた送信電波を生成すべく、上記設定情報に応じて必要な変調処理を行うようにRF通信装置1の変調回路21に指示する(ステップS2)。次に、送信制御部22は、制御部2aのメモリに格納された設定情報に含まれる送信タイミングに関する情報(例えば、同一周波数の時間差送信、複数周波数の時間差/同期送信など)を取得し(ステップS3)、取得した送信タイミング情報に基づいて送信電波を送信するか否かを判断する(ステップS4)。
上記ステップS4において、送信電波を送信する場合(YESの場合)、上記ステップS3で取得した送信タイミング時において変調処理された送信電波をアンテナ25を介して情報記憶媒体10に対して送信する(ステップS5)。また、上記ステップS4において、送信電波を送信しない場合(NOの場合)、ステップS4において所定の送信タイミングまで待機状態となる。なお、制御部2aは、メモリに格納した設定情報に基づいて各々接続される複数のRF通信装置1a〜1nに対して、送信電波の送信に関する排他及び/又は同期処理を行う。
次に、受信制御部23は、送信制御部22による送信電波の送信に応じて、情報記憶媒体10からアンテナ25を介して受信電波(変調データ信号)を受信したかどうか判断し(ステップS6)、受信電波(変調データ信号)を受信した場合(YESの場合)、復調回路24にて受信した受信電波の復調処理を行う。また、受信電波(変調データ信号)を受信しない場合(NOの場合)、上記ステップS4に戻り送信処理を再度行うかどうか判断する。
次に、制御部2aでは、復調したデータを制御部2a内のメモリに格納し、他のRF通信装置1a〜1nで読み取り重複が生じていないか否かの比較を行い(ステップS7)、その結果、重複する受信データが存在する場合(YESの場合)、当該重複データの削除を行う(ステップS8)。また、上記ステップS7において、重複する受信データがない場合(NOの場合)、受信データが予め対象物として搬入出の予定があったものであるか否かの比較を行う(ステップS9)。
図5において、上記ステップS9の比較処理において対象物が一致したかどうか判定し(ステップS10)、対象物が一致した場合(YESの場合)、確認情報(例えば、ゲート情報,RF通信装置に関する情報,アンテナの稼動情報,搬入出を行った日時情報などを含む)を当該受信データに付加し(ステップS11)、その確認情報の内容に応じて情報記憶媒体10のメモリへの確認情報の書き込みを行う。また、上記ステップS10において、対象物が一致しない受信データであった場合(NOの場合)、搬入出ミスである可能性が高いと判断し、当該対象物に類似する、あるいは相当する情報に基づいて、未確認情報を付加し(ステップS12)、制御部2aは、確認情報あるいは未確認情報の有無に応じて、DB6から対応する送信先情報(担当者情報)、あるいは工程に関する工程情報を抽出し、その送信先情報で特定される送信先を設定し(ステップS13)、復調処理された上記受信データ(確認情報あるいは未確認情報を付加)を送信する(ステップS14)。このように、送信された情報はホストコンピュータ5のDB6に格納され、以後、コンピュータユニット7a〜7nによって制御される上位システム(工程管理システム8a,生産管理システム8b,入出庫管理システム8nなど)の各工程システムに反映されることとなる。
ところで、RF通信装置1の出力部20における出力形態は、LEDなどを用いた表示が可能であるが、例えば、稼動中(例えば、青系色)/停止中(例えば、赤系色)の表示で稼動状態、あるいは識別の可否を通知することができる。また、音や音声を利用する形態としてもよく、この場合、稼動中(例えば、短音)/停止中(例えば、連続音)の出力で稼動状態、あるいは識別の可否を通知することができる。また、ゲート付近に設置されるカメラ(図示せず)を用いて通過する対象物について画像判別を行うことで、対象物に添付されている情報記憶媒体10がRF通信装置1を通過したにも関わらず、識別されなかった場合の処理を行うようにしても良い。
さらに、出力部20は、LEDと音声による出力例について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、復調処理された情報記憶媒体のデータや関連する情報を表示板(図示せず)に表示するような構成としても良い。
図6は、ゲートに設けられた暖簾状シート部材の一例について示した図で、図中、40は暖簾状シート部材で、該暖簾状シート部材40には、制御部45と、RF通信装置1を出し入れ可能に格納するための包袋部42a〜44cが各列41a〜41cに設けられている。このように、暖簾状シート部材40にRF通信装置1を格納した通信シートによって、暖簾状シート部材40を通過する対象物に付された情報記憶媒体10を識別するような構成としてもよい。本実施形態の場合、制御部45が、暖簾状シート部材40の各列41a〜41cの各包袋部42a〜44cに格納されるRF通信装置1の送受信制御を統合的に行うことで、排他処理及び/又は同期処理などを行う。また、各包袋部42a〜44cは、袋状になっており、この中にRF通信装置1がそれぞれ格納される。そのため、例えば、RF通信装置1による認識処理が断線や故障により正常に行えない場合であって、交換作業が必要な場合には、交換対象となるRF通信装置1のみを交換することが可能となる。
尚、本実施形態では複数の包袋部42a〜44cを備えた暖簾状シート部材40を代表例として説明したが、RF通信装置1を着脱可能に配設できるシート部材であればよく、このシート部材は対象物が接触したときに搖動可能に垂設されていればよい。
図7は、本発明の搬入出管理システム全体の概略構成の他の例を示すブロック図で、図中、1a〜1nはRF通信装置、2は搬入出口(ゲート)近傍に設けられた制御装置、3はI/F部、4はLAN制御装置、5はホストコンピュータ、6は対象物の工程に関する工程情報及びその工程の担当者情報を登録したDB、7a〜7nは各工程を管理するために各工程に設けられたコンピュータユニット(例えば、PC、マイコンユニットなど)、8a〜8nは上位システム、9a〜9nは各工程のコンピュータユニット7a〜7nに接続されたリライタブル装置、50は情報記憶媒体である。制御装置2はCPU及びメモリを備えた制御部2aを有している。
上位システム8a〜8nとしては、図1と同様に、工程管理システム8a,生産管理システム8b,・・・,入出庫管理システム8nが接続され、工程管理システム8aには工程1〜工程4、生産管理システム8bには工程5〜工程9、入出庫管理システム8nには工程10〜工程14をそれぞれ下位工程として有し、各下位工程(工程1〜工程14)には図示しないコンピュータユニット及びリライタブル装置が設けられている。尚、本実施形態において、図1と同様の機能を有する部分には、同じ符号を付け、その繰り返しの説明は省略するものとする。
本実施形態の情報記憶媒体50は、第1の表示領域51、第2の表示領域52、及び記憶領域53を有し、第1の表示領域51あるいは第2の表示領域52を書き換え可能なリライタブルペーパであり、対象物に添付され、複数の工程において各工程の生産担当者又は生産管理者によって持ち回りで使用される。第1の表示領域51及び/又は第2の表示領域52は、対象物の工程に関する情報を可視情報として書き換え可能に表示するための領域である。一方、記憶領域53は、図2に示した構成と同様に、図示しないRF回路,制御回路,EEPROMなどを有したRF−ID素子で、各種データ等を格納可能とする。
記憶領域53において、RF回路及びEEPROMは各々制御回路に接続され、RF回路は図7に示したRF通信装置1a〜1nからの電波を受信するためのアナログ回路であり、制御回路はRF回路を介して変調処理及び復調処理するなどのデータ処理を行うデジタル回路である。EEPROMには物品などの対象物を識別するためのIDコードなど識別情報が記録保持されている。
リライタブル装置9a〜9n、及び各下位工程(工程1〜工程14)に設けられたリライタブル装置は、情報記憶媒体50の第1の表示領域51、第2の表示領域52を書き換えるためのプリンタである。第1の表示領域51及び第2の表示領域への印字/消去は、例えば、光や熱を利用した公知の書き換え技術により実現することができる。上記各リライタブル装置は、情報記憶媒体50が給紙トレイにセットされると、給紙トレイの給紙口近傍のセンサにより情報記憶媒体50の有無を判定し、トレイの裏面等に設けられているアンテナが記憶領域53からデータを受信する。その後、情報記憶媒体50は、リライタブル装置の給紙トレイから装置内部に給紙され、第1の表示領域51あるいは第2の表示領域52の書き換え処理後に排紙される。
図8は、DB6あるいは制御部2aのメモリに格納される工程管理情報テーブル及び表示領域管理テーブルの一例を示す図である。図8(A)は各工程を管理するための工程管理情報テーブルの一例を示した図で、この工程管理情報テーブルにより、印刷出力する各工程の帳票種毎に属性情報が管理される。図8(B)は情報記憶媒体50の各表示領域を管理するための表示領域管理テーブルの一例を示した図である。各リライタブル装置は、上記工程管理情報テーブル及び表示領域管理テーブルに従って、情報記憶媒体50の各表示領域(第1の表示領域51あるいは第2の表示領域52)を書き換える。
図8(A)において、工程管理情報テーブルには、例えば部品登録情報、加工指示情報、納品情報などの工程管理に関する情報が工程毎に登録されている。この工程管理情報は、工程(本例では、第1工程、第2工程、第3工程)毎に、例えば、工程内容(A処理,B処理,C処理など)、工程の識別情報(工程固有の工程番号など)、第1の表示領域51及び第2の表示領域52に表示させる情報の種類(例えば、第1の表示領域51には予定と実績の比較結果を含む通知情報を表示させ、第2の表示領域52には日時、担当者情報等を表示させる)、各リライタブル装置に割り当てられた固有番号などを含むものとする。
また、工程管理情報テーブルに含まれる属性情報は、印刷出力する帳票の種類(本例では、登録帳票,加工帳票,納品帳票)に応じて、指示情報の有無、通知先(担当者,管理者,配送先など)、連絡手段(電子メール,電話,FAXなど)、関連処理の有無、統合処理の有無などを含むものとする。ここで、幾つかの異なる工程が、その後の別の工程で統合されるような場合、具体的には、例えば、複数の部品を組み立てて新たな1部品(製品)を生産するような統合化工程を有する場合には、前記複数部品の工程に応じた複数の帳票(情報記録媒体)が1枚の情報記録媒体50に統合処理される。統合処理を必要とするかどうかは、属性情報の「統合処理」により判断することができる。本例では、加工帳票及び納品帳票に対して統合処理する必要があることがわかる。
図8(B)において、表示領域管理テーブルには、表示領域に応じた書き換え可否制御情報や、レイアウト情報などを含む表示領域に関する管理情報が登録されている。上記書き換え可否制御情報は、情報記録媒体50の表示領域を同一面上に複数箇所設けた場合に、各表示領域について書き換えの可否を制御するためのもので、本例では、第1の表示領域51は書き換え可能で、第2の表示領域52は書き換え不可であることがわかる。このように、書き換え可能領域と書き換え不可領域とをソフトウェアにより制御することができる。
また、上記レイアウト情報は、表示領域に表示させる領域数,表示位置,表示面積のいずれか1又は複数を含むもので、このレイアウト情報に従って通知情報などを表示領域に書き換えることができる。ここで、通知情報の情報量、例えば、可視情報として表示される内容に応じたデータ量に応じてレイアウト情報を変更するようにしてもよい。表示させる可視情報は、例えば、文字,アルファベット,数字,記号,コードなどを含み、各リライタブル装置により印字出力される。
図7において、制御装置2は、対象物の搬入出時にその搬入出処理に関する情報(例えば、搬入出ゲート情報,搬入出日時情報など)を取得してメモリに蓄積する。さらに、制御装置2は、情報記憶媒体50からの識別情報により識別される対象物の工程情報をDB6から抽出し、予定(工程情報)と実績(搬入出処理情報)とを比較し、比較した結果(例えば、正常/異常、異常の場合は遅延,前倒し,未確認など)を少なくとも含む通知情報を当該工程のコンピュータユニットに送信する。当該工程のコンピュータユニットは、接続されたリライタブル装置に対して、上記通知情報に基づいて情報記憶媒体50の第1の表示領域51又は第2の表示領域52を書き換えるように指示し、リライタブル装置は書き換え指示に従って第1の表示領域51又は第2の表示領域52の書き換えを行う。
具体例として、工程管理システム8a配下の工程2に設けられたコンピュータユニットは、別の工程4に対して新たな情報記憶媒体を発行するかどうかを、工程2の進捗状況に基づいて判定し、新たな情報記憶媒体を発行すると判定した場合、その結果を工程4のコンピュータユニットに送信する。工程4のコンピュータユニットは、接続されたリライタブル装置に対して、工程2の情報記憶媒体50aを情報記憶媒体50bに書き換えるように指示し、当該リライタブル装置は書き換え指示に従って第1の表示領域51又は第2の表示領域52の書き換えを行う。
また、生産管理システム8b配下の工程6に設けられたコンピュータユニットは、別の工程8に対して新たな情報記憶媒体を発行するかどうかを、工程6の進捗状況に基づいて判定し、新たな情報記憶媒体を発行すると判定した場合、その結果を工程8のコンピュータユニットに送信する。工程8のコンピュータユニットは、接続されたリライタブル装置に対して、工程6の情報記憶媒体50cを情報記憶媒体50dに書き換えるように指示し、当該リライタブル装置は書き換え指示に従って第1の表示領域51又は第2の表示領域52の書き換えを行う。さらに、工程7において、工程6の情報記憶媒体50cと、工程8の情報記憶媒体50dとを統合して情報記憶媒体50eを発行するようにしてもよい。
さらに、工程7に設けられたコンピュータユニットは、入出庫管理システム8n配下の工程10に対して新たな情報記憶媒体を発行するかどうかを、工程7の進捗状況に基づいて判定し、新たな情報記憶媒体を発行すると判定した場合、その結果を工程10のコンピュータユニットに送信する。工程10のコンピュータユニットは、接続されたリライタブル装置に対して、工程7の情報記憶媒体50eを情報記憶媒体50fに書き換えるように指示し、当該リライタブル装置は書き換え指示に従って第1の表示領域51又は第2の表示領域52の書き換えを行う。以下同様にして、工程11から、工程13(情報記憶媒体50g)、工程14(情報記憶媒体50h)、工程12(情報記憶媒体50i)まで一連の書き換え処理を行う。
本発明の搬入出管理システム全体の概略構成例を示すブロック図である。 情報記憶媒体(共振タグ)の概略構成例を示すブロック図である。 RF通信装置の概略構成例を示すブロック図である。 本発明が適用される搬入出管理方法の一例を説明するためのフロー図である。 本発明が適用される搬入出管理方法の一例を説明するためのフロー図で、図4に示すフローの続きである。 ゲートに設けられた暖簾状シート部材の一例について示した図である。 本発明の搬入出管理システム全体の概略構成の他の例を示すブロック図である。 DBあるいは制御部のメモリに格納される工程管理情報テーブル及び表示領域管理テーブルの一例を示す図である。
符号の説明
1(1a〜1n)…RF通信装置、2…制御装置、2a…制御部、3…I/F部、4…LAN制御装置、5…ホストコンピュータ、6…DB、7a〜7n…コンピュータユニット(演算処理装置)、8a〜8n…上位システム、9a〜9n…リライタブル装置、10,50…情報記憶媒体、11…RF回路、12…制御回路、13…EEPROM、20…出力部(表示板)、21…変調回路、22…送信制御部、23…受信制御部、24…復調回路、25…アンテナ、26…制御部、27…I/F部、30…対象物、40…暖簾状シート部材、41a〜41c…各列、42a〜44c…包袋部、45…制御部、51…第1の表示領域、52…第2の表示領域、53…記憶領域。

Claims (12)

  1. 対象物に付され且つ該対象物に関する識別情報を記憶した情報記憶媒体と、該情報記憶媒体と電波を介して通信する通信装置とを有する搬入出管理システムにおいて、前記通信装置は、対象物の工程に関する工程情報及び該工程の担当者に関する情報を登録したデータベースにアクセス可能とし、前記情報記憶媒体に対して所定の周波数の電波を送信する送信制御部と、該送信した電波に応じて前記情報記憶媒体から対象物に関する識別情報を受信する受信制御部と、前記情報記憶媒体が付された対象物を搬入出する際に搬入出処理に関する情報を取得する搬入出処理情報取得部と、前記受信した識別情報に応じた対象物の工程情報を前記データベースから取得し、該取得した工程情報と前記搬入出処理情報とを比較する情報比較部と、該情報比較部による比較結果を少なくとも含む通知情報を生成し、該生成した通知情報を前記データベースから取得される担当者情報に応じた送信先に送信する通知情報送信部とを備えていることを特徴とする搬入出管理システム。
  2. 前記送信制御部及び受信制御部を少なくとも備えた通信装置を着脱可能に配設するためのシート部材を備え、該シート部材は、前記対象物が接触したときに搖動可能に垂設されていることを特徴とする請求項1に記載の搬入出管理システム。
  3. 前記シート部材は、暖簾状に形成され、前記通信装置を出し入れ可能に格納するための袋状の格納部を複数箇所に設けていることを特徴とする請求項2に記載の搬入出管理システム。
  4. 前記通信装置は、前記情報記憶媒体と通信を行う電波の送受信状態を識別し、その識別結果を出力する出力部を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の搬入出管理システム。
  5. 前記データベースは、対象物及びその搬入出に関する設定情報を登録して有し、前記通信装置は、搬入出する対象物の設定情報を前記データベースから取得し、該取得した設定情報に基づいて周波数の変調処理を行う変調処理部を備え、前記送信制御部は、前記変調処理部で変調された周波数の電波を所定のタイミングで前記情報記憶媒体に送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の搬入出管理システム。
  6. 対象物に関する識別情報を記憶した記憶領域と該対象物の工程に関する情報を可視情報として書き換え可能に表示するための表示領域とを有する情報記憶媒体と、該情報記憶媒体と電波を介して通信する通信装置と、前記表示領域の可視情報を書き換えするための書き換え可能装置と、各工程に設けられた演算処理装置とを有し、前記通信装置と演算処理装置とが接続された搬入出管理システムにおいて、前記通信装置は、対象物の工程に関する工程情報を登録したデータベースにアクセス可能とし、前記情報記憶媒体に対して所定の周波数の電波を送信する送信制御部と、該送信した電波に応じて前記情報記憶媒体から対象物に関する識別情報を受信する受信制御部と、前記対象物を搬入出する際に搬入出処理に関する情報を取得する搬入出処理情報取得部と、前記受信した識別情報に応じた対象物の工程情報を前記データベースから取得し、該取得した工程情報と前記搬入出処理情報とを比較する情報比較部と、該情報比較部による比較結果を少なくとも含む通知情報を生成し、該生成した通知情報を前記演算処理装置に送信する通知情報送信部とを備え、前記演算処理装置は、前記書き換え可能装置と接続され、前記通知情報送信部から送信された通知情報に基づいて前記表示領域を書き換えるように前記書き換え可能装置に指示することを特徴とする搬入出管理システム。
  7. 対象物に付され且つ該対象物に関する識別情報を記憶した情報記憶媒体と、該情報記憶媒体と電波を介して通信する通信装置とを有し、これら情報記憶媒体及び通信装置を用いて搬入出管理を行うための搬入出管理方法において、対象物の工程に関する工程情報及び該工程の担当者に関する情報を登録したデータベースをアクセス可能に有し、前記情報記憶媒体に対して所定の周波数の電波を送信する送信ステップと、該送信した電波に応じて前記情報記憶媒体から対象物に関する識別情報を受信する受信ステップと、前記情報記憶媒体が付された対象物を搬入出する際に搬入出処理に関する情報を取得する搬入出処理情報取得ステップと、前記受信した識別情報に応じた対象物の工程情報を前記データベースから取得し、該取得した工程情報と前記搬入出処理情報とを比較する情報比較ステップと、該比較結果を少なくとも含む通知情報を生成し、該生成した通知情報を前記データベースから取得される担当者情報に応じた送信先に送信する通知情報送信ステップとを有することを特徴とする搬入出管理方法。
  8. 前記情報記憶媒体に対して所定の周波数の電波を送信する送信制御部と、該送信した電波に応じて前記情報記憶媒体から対象物に関する識別情報を受信する受信制御部とを少なくとも備えた通信装置を着脱可能に配設するためのシート部材を、前記対象物が接触したときに搖動可能に垂設していることを特徴とする請求項7に記載の搬入出管理方法。
  9. 前記シート部材は、暖簾状に形成され、前記通信装置を出し入れ可能に格納するための袋状の格納部を複数箇所に設けていることを特徴とする請求項8に記載の搬入出管理方法。
  10. 前記情報記憶媒体と通信を行う電波の送受信状態を識別し、その識別結果を出力する出力ステップを有することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1に記載の搬入出管理方法。
  11. 前記データベースは、対象物及びその搬入出に関する設定情報を登録して有し、搬入出する対象物の設定情報を前記データベースから取得し、該取得した設定情報に基づいて周波数の変調処理を行う変調処理ステップを有し、前記送信ステップにおいて、前記変調された周波数の電波を所定のタイミングで前記情報記憶媒体に送信することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1に記載の搬入出管理方法。
  12. 請求項2又は3に記載の搬入出管理システムにおける前記通信装置及びシート部材を有してなることを特徴とする通信シート。
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