JP4644095B2 - タグ通知方法、タグ通知プログラム、および、タグ通知装置 - Google Patents

タグ通知方法、タグ通知プログラム、および、タグ通知装置 Download PDF

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Description

本発明は、タグ通知方法、タグ通知プログラム、および、タグ通知装に関する。
近年、製造、流通、サービスなどの分野で、RFID(Radio Frequency Identification)タグを活用したアプリケーションの実証実験や実用化が先行して既に始まっており、普及に向けた準備が進みつつある。最近の事例では、アパレル産業などの製販一体型の業態や、自動車や家電などの単価が高い分野のほかに、比較的商品単価の安いスーパーマーケット店舗での個品管理まで実証実験が行われてきている。
タグの応用技術として、例えば、次のようなものが挙げられる。特許文献1は、無線IDタグを移動体に付して、施設内を移動する移動体の正確な動線情報を生成する技術を開示する。特許文献2は、非接触ICタグをソフト製品に付して、リース店、レンタルショップにおけるソフト製品の流通管理を正確かつ簡単にする技術を開示する。特許文献3は、ICタグに個人情報を格納し、その個人情報に含まれる認証用のコードが盗用されることを防ぐために、通信の安全性を高める技術を開示する。
特許文献1は、買物カゴや買物カートにRFIDタグを付し、店舗内にRFIDリーダを張り巡らせ、RFIDリーダがRFIDタグを読み取ると、RFIDリーダの識別情報、RFIDタグの識別情報、そのときの時刻を関連付けた情報をDBに送信、蓄積させる。そして、蓄積された情報をもとに、買物カゴや買物カートの動線情報、ひいては買物カゴや買物カートを使って買物をしている人の動線情報を表示するシステムが提案されている。しかし、買物カゴや買物カートにRFIDタグを付すことにより、人の動線情報を把握することは、プライバシー問題の懸念がある場合がある。
また、RFIDタグを商品に付した応用例として、スマートシェルフが挙げられる。スマートシェルフは、万引き防止や在庫管理、流通過程で発生する紛失の責任者の明確化などを目的に、シェーバと関連商品にRFIDタグを貼り付け、商品棚にRFIDリーダを搭載したものである。スマートシェルフを店舗に設置し、RFIDタグの情報を読み取らせる事例も報告されている。
特開2005−71252号公報 特開2002−74501号公報 特開2003−317044号公報
しかし、従来のスマートシェルフは、商品が所定のスマートシェルフの近傍を移動中にもかかわらず、所定のスマートシェルフの上に商品が陳列されたと誤検出することがあった。つまり、商品の移動中に、その商品の陳列されるべきスマートシェルフとは別のスマートシェルフに設置されたタグリーダが、移動中の商品のRFIDタグから商品情報を読み取ることにより、別のスマートシェルフにその商品が陳列されていると誤認識してしまう。その結果、誤認識に基づく誤ったイベント通知が、商品を管理するシステムへと送信されてしまい、業務に支障をきたす可能性がある。
なお、商品の移動中とは、例えば、多数の商品にRFIDタグを貼り付け、多数のスマートシェルフを店頭に設置するスーパーマーケットシステムを考えると、RFIDタグが貼り付けられた商品を倉庫から店頭の陳列されるべきスマートシェルフに品出しするとき、その逆に店頭の陳列されるべきスマートシェルフから倉庫に品戻しするとき、または、消費者がRFIDタグ付きの商品を購入するために買物カゴに入れるなどして持ち歩くときなどが挙げられる。
そこで、本発明は、商品に付されたRFIDタグの読み取りに関して、誤検出を抑制することを主な目的とする。
本発明は、リーダIDにより特定されるリーダがタグから読み取ったタグIDを通知するタグ通知方法であって、
コンピュータが、
状態遷移データとその状態遷移データの状態のうちの現在の状態を示す現状態タグIDごとに対応づけて記憶手段に記憶し、
前記状態遷移データは、状態遷移を構成する状態ごとにその状態において読み取り可能なリーダの前記リーダIDと、その読み取り可能なリーダがタグIDを読み取ったときに次に遷移する先の次状態と、を対応づけるデータであり、
リーダがタグを読み取ると、当該タグのタグIDおよび当該リーダのリーダIDを入力するタグ入力手順と、
前記タグ入力手順で入力されたタグIDから、そのタグIDに対応する前記状態遷移データと前記現状態とを前記記憶手段から読み取り、前記読み取った現状態を検索キーとして前記読み取った状態遷移データから状態遷移を構成する状態を検索し、検索された前記状態に対応する前記リーダIDを取得し、前記タグ入力手順で入力されたリーダIDと前記取得したリーダIDとが一致すれば、現状態を前記状態遷移データが示す前記次状態へと遷移させるとともに、前記タグ入力手順で読み取ったタグIDを正常陳列データとして通知することを許可する正常陳列判定手順と、
前記タグ入力手順で読み取ったタグIDのうちの前記正常陳列判定手順により通知を許可されなかったタグIDについて、前記リーダがタグから前記タグIDを読み取る回数が指定回数以上のときに、前記タグ入力手順で読み取ったタグIDを誤陳列データとして通知することを許可する誤陳列判定手順と、
前記正常陳列判定手順または前記誤陳列判定手順により通知を許可されたタグIDを通知するイベント通知手順と、
を実行することを特徴とする。
その他の手段は、後記する。
本発明によれば、読み取られたタグIDについて、指定スケジュールと照合することにより、商品に付されたRFIDタグの読み取りに関して、誤検出を抑制することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明を実施するための最良の形態に係るシステムの全体構成図である。システムは、読み取りリーダスケジュール装置100と、読み取りリーダスケジュール装置100に1つ以上つながるリーダ制御装置200と、リーダ制御装置200に1つ以上つながるリーダ300と、リーダ300が読み取る1つ以上のタグ400と、から構成される。
店員は、倉庫にある商品を取り出し、店内を移動し、売り場の棚の上に商品を設置する。商品には、タグID401により特定されるタグ400が付されている。売り場の棚は、リーダID301により特定されるリーダ300が付されている。リーダ300は、近傍または接触するタグ400と通信を行うことにより、タグID401を読み取る。リーダ制御装置200は、管理サーバ(図示省略)からの要求に応じて、リーダ300が読み取ったタグID401を管理サーバに通知する。これにより、管理サーバは、売り場の棚に商品が陳列された旨を、管理者に知らせることができる。
まず、比較例の形態では、リーダ制御装置200は、リーダ300が通信可能なタグ400を発見すると、無条件に全てのタグID401を取得して、管理サーバに通知していた。その方式では、商品が所定のスマートシェルフの近傍を移動中にもかかわらず、所定のスマートシェルフの上に商品が陳列されたと誤検出することがあった。
そこで、本実施形態は、リーダ300が取得した全てのタグID401のうち、管理サーバに通知するタグID401を選択するために、2つの条件を設定することを特徴とする。1つめの条件は、商品の流通業務をもとに設定された指定スケジュールである。2つめの条件は、商品の配置期間をもとに設定された指定条件である。リーダ制御装置200は、1つめの条件を満たすタグID401を、管理サーバに通知してもよい。または、リーダ制御装置200は、1つめの条件を満たさず、2つめの条件を満たすタグID401について、管理サーバに通知してもよい。
管理サーバに通知するタグID401を選択するための2つの条件について、条件を満たすか否かの判定は、リーダ制御装置200ではなく、読み取りリーダスケジュール装置100が代行する。なお、リーダ制御装置200は、読み取りリーダスケジュール装置100を内包した、タグ通知装置として構成してもよい。
1つめの条件の概要を説明する。読み取りリーダスケジュール装置100は、読み取りリーダスケジュールDB111に格納された指定スケジュールをもとに、タグID401を通知するためのイベントを発生させるか否かを判定する。指定スケジュールは、タグ400の読み取りに関する状態および状態間の遷移を規定した状態遷移表(詳細は図2参照)である。
2つめの条件の概要を説明する。読み取りリーダスケジュール装置100は、強制読み取りイベント生成条件DB112(詳細は図3参照)に格納された指定条件をもとに、タグIDを通知するためのイベントを発生させるか否かを判定する。
タグ400は、例えばRFIDタグやICカード、バーコードなど、少なくともそのタグ400のIDであるタグID401を含む媒体である。リーダ300は、タグ400のタグID401を同時に1つ以上読み取る装置であり、少なくともそのリーダ300のIDであるリーダID301を含む。
リーダ制御装置200は、1つ以上のリーダ300を制御する装置であり、少なくともCPU(Central Processing Unit)201と、メモリ202と、記憶装置203と、通信インタフェース204と、1つ以上のリーダインタフェース205と、時計206と、から構成される。リーダインタフェース205は、リーダ300のインタフェース方式に対応したインタフェースであり、リーダ300と通信する。
通信インタフェース204は、例えば有線LAN(Local Area Network)カードや無線LANカードなどといったインタフェースであり、少なくとも読み取りリーダスケジュール装置100と通信する。記憶装置203は、例えばハードディスクドライブやフラッシュメモリなど、プログラムやデータを記憶する装置であり、プログラムとして少なくともタグ読み取りイベント生成プログラム210を含む。
タグ読み取りイベント生成プログラム210は、1つ以上のリーダ300から、リーダ300のそれぞれが1つ以上のタグID401を読み取って、タグID401のそれぞれとそのリーダ300のリーダID301とを関連付けた1つ以上のタグID401−リーダID301のペアを受信する。
そして、タグ読み取りイベント生成プログラム210は、タグID401−リーダID301のペアのそれぞれについて、そのタグID401のタグ400がそのときにそのリーダID301のリーダ300に読み取られるスケジュール通りであったかスケジュール管理プログラム110に問い合わせる。スケジュール通りであればスケジュール通りの読み取りとしてイベントを生成する。一方、スケジュール通りでなく、スケジュール管理プログラム110が指定した時間、読み取られ続ければ強制読み取りとしてイベントを生成する。
タグ読み取りイベント生成プログラム210は、CPU201に実行されることにより、リーダ300がタグ400を読み取ると、当該タグのタグID401および当該リーダ300のリーダID301を入力するタグ入力部と、タグ入力部に入力されたタグIDに関する指定スケジュールの現状態からの遷移が、タグ入力部に入力されたリーダID301と一致すれば、現状態を遷移させるとともにタグID401の通知を許可するイベント判定部と、イベント判定部により許可されたタグID401を通知するイベント通知部と、を実現する。
また、イベント通知部が、タグ入力手順で入力されたタグID401に関する指定スケジュールの現状態からの遷移が、タグ入力部に入力されたリーダID301と一致しないタグID401について、指定条件に合致すれば、タグID401の通知を許可する。
タグ読み取りイベント生成プログラム210は、メモリ202に読み込まれ、CPU201に実行されることにより、それぞれの処理が実行される。なお、タグ読み取りイベント生成プログラム210は、実行時にメモリ202にデータとして少なくともタグ読み取りバッファ211を生成する。
タグ読み取りバッファ211は、タグ読み取りイベント生成プログラム210が受信したタグID401−リーダID301のペアのうち、タグID401のタグ400がそのときにリーダID301のリーダ300に読み取られるスケジュール通りでないものを、その読み取りが開始された時刻と、その読み取りが指定時間続行するときには、強制読み取りとしてイベントを生成する指定時間と、を関連付けてその読み取りが続行する限り、指定時間が過ぎるまでバッファリングするためのデータである(詳細は、図4参照)。
次に、読み取りリーダスケジュール装置100は、PCなどの装置であり、少なくともCPU101と、メモリ102と、記憶装置103と、通信インタフェース104と、から構成される。通信インタフェース104は、例えば有線LANカードや無線LANカードなどといったインタフェースであり、1つ以上のリーダ制御装置200と通信する。
記憶装置103は、例えばハードディスクやフラッシュメモリなど、プログラムやデータを記憶する装置であり、プログラムとして少なくともスケジュール管理プログラム110を含み、データとして少なくとも読み取りリーダスケジュールDB111と、強制読み取りイベント生成条件DB112と、を含む。スケジュール管理プログラム110は、記憶装置103からメモリ102に読み込まれ、CPU101に実行されることにより、それぞれの処理が実行される。
スケジュール管理プログラム110は、タグ読み取りイベント生成プログラム210から、1つ以上のタグID−リーダIDのペアを含む読み取りリーダスケジュール確認要求を受信し、タグID−リーダIDのペアのそれぞれについて、読み取りリーダスケジュールDB111の内容に従って、そのタグIDのタグ400がそのときにそのリーダIDのリーダ300に読み取られるスケジュール通りであったか確認する。
そして、スケジュール管理プログラム110は、スケジュール通りであればそのタグIDのタグ400が次にどのリーダIDのリーダ300に読み取られるかの状態を遷移させ、スケジュール通りの読み取りだとタグ読み取りイベント生成プログラム210に応答する。一方、スケジュール通りの読み取りでなければ強制読み取りイベント生成条件DB112の内容に従って、そのタグIDのタグ400がそのリーダIDのリーダ300に指定時間、読み取られ続けていれば強制読み取りとしてイベントを生成する指定時間をタグ読み取りイベント生成プログラム210に応答する。
読み取りリーダスケジュールDB111は、それぞれのタグIDのタグ400について、どのリーダIDのリーダ300に読み取られていくかのスケジュールを管理し、スケジュール通りに読み取られればそのタグIDのタグ400が次にどのリーダIDのリーダ300に読み取られるかの状態を遷移させるためのデータである(詳細は、図2参照)。なお、読み取りリーダスケジュールDB111は、事前にそのシステムの運用管理者などによって、読み取りリーダスケジュール装置100の図示しない入力装置に入力されるなどにより設定される。
強制読み取りイベント生成条件DB112は、それぞれのリーダIDのリーダ300について、スケジュール通りの読み取りでないどのタグIDのタグ400であっても、指定時間、読み取り続けていれば強制読み取りとしてイベントを生成する指定時間を管理するためのデータである(詳細は、図3参照)。なお、強制読み取りイベント生成条件DB112は、事前にそのシステムの運用管理者などによって、読み取りリーダスケジュール装置100に図示しない入力装置に入力されるなどにより設定される。
図2は、読み取りリーダスケジュールDB111の構成図であり、レコードのフィールドとして少なくともタグID111aと、読み取りリーダ状態遷移表111bと、現状態111cと、を含む。タグID111aは、そのシステムに含まれるタグ400のタグID401のすべて(T56,T57,T78,...)が、列挙されている。
読み取りリーダ状態遷移表111bは、そのレコードのタグID111aに示すタグ400について、どのリーダIDのリーダ300に読み取られていくかのスケジュールを管理するフィールドである。初めの状態である状態0において読み取りを許可するリーダ300のリーダIDを読み取り許可リーダID111b0aに列挙し、読み取り許可リーダID111b0aに列挙されたリーダIDのそれぞれについて、状態0においてそのリーダIDのリーダ300に読み取られれば遷移させる次の状態を次状態111b0bに指定する。
読み取りリーダ状態遷移表111bにおいて、状態1以降においても、状態0においてと同様に読み取り許可リーダID111b1aと、次状態111b1bと、を設定する。なお、読み取り許可リーダIDに任意のリーダ300を示す「any」を設定すれば、その状態においてどのリーダIDのリーダ300の読み取りであっても許可し、読み取り許可リーダIDに何も設定しなければ、その状態においてどのリーダIDのリーダ300の読み取りであっても許可しない。
現状態111cには、そのレコードのタグID111aに示すタグ400について、読み取りリーダ状態遷移表111bの内容に従って遷移しているそのときの状態を記憶させる。例えば、タグID「T57」において、現状態111cが「状態0」であり、次状態111b0bの「状態1」に遷移するためには、読み取り許可リーダID111b0aに示される「R01」または「R02」のリーダにタグが読み取られる必要がある。
指定スケジュールを活用することにより、店員が商品を移動中に通りかかった棚について、その棚のリーダ300が商品のタグID401を読み取っても、指定スケジュールの状態遷移に登録されていないので、タグID401は通知されない。これにより、店の管理者は、移動中の商品ではなく、陳列された商品の位置を把握することができる。
図3は、強制読み取りイベント生成条件DB112の構成図であり、レコードのフィールドとして少なくともリーダID112aと、強制読み取りイベント生成時間112bと、を含む。リーダID112aには、そのシステムに含まれるリーダ300のリーダID301のすべてを列挙する。
強制読み取りイベント生成時間112bには、そのレコードのリーダID112aに示すリーダ300について、スケジュール通りの読み取りでないどのタグIDのタグ400であっても、その強制読み取りイベント生成時間112bの間、読み取り続けていれば強制読み取りとしてイベントを生成する時間を指定する。
なお、強制読み取りイベント生成時間112bに0秒を設定すれば、そのレコードのリーダID112aに示すリーダ300が、スケジュール通りの読み取りでないどのタグIDのタグ400を読み取っても、待たずにそのまま強制読み取りとしてイベントを生成する。また、強制読み取りイベント生成時間112bに∞を設定すれば、そのレコードのリーダID112aに示すリーダ300が、スケジュール通りの読み取りでないどのタグIDのタグ400を読み取っても、イベントを生成しない。
このように、強制読み取りイベント生成条件DB112に記述された指定条件は、商品が所定の場所に配置された期間をもとに、あらかじめ用意したしきい値との比較によって、配置された商品のタグIDを通知するか否かを判定するために使用される。なお、図3では、指定条件がリーダIDごとに設定されていたが、リーダIDおよびタグIDの組ごとに、あるいは、リーダIDおよびタグIDの組、ならびに、指定スケジュールの現状態ごとに設定されていてもよい。また、強制読み取りイベント生成時間112bの代わりに、指定回数を設定してもよい。
指定条件を活用することにより、客が誤って商品を別の棚に移動させてしまったときなど、その商品の陳列されるべきものとは別の商品棚に陳列されている状態(誤陳列の状態)を、イベントとして通知することにより、店の管理者は、各商品の正確な現在位置を把握することができる。
次に、図4は、タグ読み取りバッファ211の構成図であり、レコードのフィールドとして少なくともタグID211aと、リーダID211bと、読み取り開始時刻211cと、強制読み取りイベント生成時間211dと、を含む。
タグID211aと、リーダID211bと、には、タグ読み取りイベント生成プログラム210が受信したタグID401−リーダID301のペアのうち、タグID401のタグ400がそのときにリーダID301のリーダ300に読み取られるスケジュール通りでないものを記憶させる。なお、記憶されたレコードは、タグID211aを通知する候補となるレコードである。一方、読み取られるスケジュール通りのものは、タグID211aを通知することが確定するため、記憶する必要がない。
読み取り開始時刻211cは、レコードのタグID211aに示すタグ400が、レコードのリーダID211bに示すリーダ300に読み取られ始めた時刻である。
強制読み取りイベント生成時間211dは、レコードのタグID211aに示すタグ400が、レコードのリーダID211bに示すリーダ300に、強制読み取りイベント生成時間211dの間、連続して読み取られれば、強制読み取りとしてイベントを生成する時間である。
次に、図5は、スケジュール管理プログラム110による読み取りリーダスケジュール確認処理のフローチャートである。以下、図5の概要を説明する。
スケジュール管理プログラム110は、タグ読み取りイベント生成プログラム210から、1つ以上のタグID−リーダIDのペアを含む読み取りリーダスケジュール確認要求を受信し、タグID−リーダIDのペアのそれぞれについて、読み取りリーダスケジュールDB111の内容に従って、そのタグIDのタグ400がそのときにそのリーダIDのリーダ300に読み取られるスケジュール通りであったか確認する。
まず、スケジュール管理プログラム110は、スケジュール通りであれば、そのタグIDのタグ400が次にどのリーダIDのリーダ300に読み取られるかの状態を遷移させ、スケジュール通りの読み取りだとタグ読み取りイベント生成プログラム210に応答する。
一方、スケジュール管理プログラム110は、スケジュール通りでなければ、強制読み取りイベント生成条件DB112の内容に従って、そのタグIDのタグ400がそのリーダIDのリーダ300に指定時間、読み取られ続ければ強制読み取りとしてイベントを生成する指定時間をタグ読み取りイベント生成プログラム210に応答する。以上、図5の概要を説明した。
図6は、読み取りリーダスケジュール確認要求500の構成を示す。まず、スケジュール管理プログラム110は、タグ読み取りイベント生成プログラム210から、読み取りリーダスケジュール確認要求500を受信することにより(図5のS111)、処理を開始する。なお、読み取りリーダスケジュール確認要求500は、1つ以上のタグID500a−リーダID500bのペアを含むデータである。
そして、スケジュール管理プログラム110は、受信した読み取りリーダスケジュール確認要求500に含まれるタグID500a−リーダID500bのペアのそれぞれについて、S112、S113、S114のステップの処理を行う。
スケジュール管理プログラム110は、タグID−リーダIDのペアによる現状態での読み取りの可否を判定する(S112)。つまり、スケジュール管理プログラム110は、タグID500aとタグID111aとが一致するときに、読み取りリーダスケジュールDB111におけるタグID111aを含むレコードについて、読み取りリーダ状態遷移表111bの現状態111cに対応する読み取り許可リーダIDに、リーダID500bが含まれるかチェックする。
読み取りが可能なとき(S112,Yes)、スケジュール管理プログラム110は、レコードの、読み取りリーダ状態遷移表111bの現状態111cに対応する次状態を、現状態111cに記憶させるように読み取りリーダの状態遷移を行い(S113)、S115に移る。
読み取りが不可能なとき(S112,No)、スケジュール管理プログラム110は、リーダID500bとリーダID112aとが一致する際の、強制読み取りイベント生成条件DB112におけるリーダID112aを含むレコードについて、強制読み取りイベント生成時間112bを取得し(S114)、S115に移る。
そして、スケジュール管理プログラム110は、S111で受信した読み取りリーダスケジュール確認要求500に含まれるタグID500a−リーダID500bのペアのすべてが確認済みかチェックする(S115)。すべてが確認済みのときは(S115,Yes)、S116に移り、すべてが確認済みではないときは(S115,No)、S112に移る。
さらに、スケジュール管理プログラム110は、タグ読み取りイベント生成プログラム210に、読み取りリーダスケジュール確認要求応答501を送信し(S116)、以上で読み取りリーダスケジュール確認処理は完了する。
図7は、読み取りリーダスケジュール確認要求応答501の構成を示す。読み取りリーダスケジュール確認要求応答501は、少なくともタグID501a−スケジュール確認結果501bのペアを含む。タグID501aには、S111で受信した読み取りリーダスケジュール確認要求500に含まれるタグID500aのすべてが設定される。スケジュール確認結果501bには、タグID501aのそれぞれについて、S112のチェックでリーダID500bが含まれていればOKが、含まれていなければS114で取得した強制読み取りイベント生成時間112bが設定される。
次に、図8は、タグ読み取りイベント生成処理のフローチャートである。以下、図8のフローチャートの概要を説明する。タグ読み取りイベント生成プログラム210は、1つ以上のリーダ300から、リーダ300のそれぞれが1つ以上のタグID401を読み取って、タグID401のそれぞれとそのリーダ300のリーダID301とを関連付けた1つ以上のタグID401−リーダID301のペアを受信する。
タグ読み取りイベント生成プログラム210は、タグID401−リーダID301のペアのそれぞれについて、タグID401のタグ400がそのときにリーダID301のリーダ300に読み取られるスケジュール通りであったかスケジュール管理プログラム110に問い合わせ、スケジュール通りであればスケジュール通りの読み取りとしてイベントを生成し、スケジュール通りでなく、スケジュール管理プログラム110が指定した時間、読み取られ続けていれば強制読み取りとしてイベントを生成する。以上、図8のフローチャートの概要を説明した。
まず、タグ読み取りイベント生成プログラム210は、1つ以上のリーダ300から、1つ以上のタグID401−リーダID301のペアを時計206から取得した時刻と関連付けて受信することにより(S211)、処理を開始する。
そして、タグ読み取りイベント生成プログラム210は、スケジュール管理プログラム110に読み取りリーダスケジュール確認要求500を送信し(S212)、読み取りリーダスケジュール確認要求500を受信したスケジュール管理プログラム110は、図5の説明で記載した方法に従って、読み取りリーダスケジュール確認要求500に含まれるタグID500a−リーダID500bのペアのそれぞれについて、スケジュール通りの読み取りであったか確認し、タグ読み取りイベント生成プログラム210に読み取りリーダスケジュール確認要求応答501を返信する。
タグ読み取りイベント生成プログラム210は、読み取りリーダスケジュール確認要求応答501を受信し、読み取りリーダスケジュール確認要求応答501に含まれるタグID501a−スケジュール確認結果501bのペアのそれぞれについて、S213、S214、S215、S216のステップの処理を行う。なお、読み取りリーダスケジュール確認要求500のタグID500a−リーダID500bのペアには、S211で受信したタグID401−リーダID301のペアのすべてが設定される。
S213では、タグ読み取りイベント生成プログラム210は、スケジュール確認結果501bがOKであるかチェックする。
まず、スケジュール確認結果501bがOKのとき(S213,Yes)、読み取りイベント生成プログラム210は、タグID501aや、タグID501aに対応するS211で受信したタグID401−リーダID301のペア、ならびにペアに関連付けられている時刻から判明する、タグID501aを読み取ったリーダ300のリーダID301、ならびに読み取り時刻などをもとに、スケジュール通りの読み取りとしてイベントを生成し(S214)、業務への活用につなげ、S217に移る。
一方、スケジュール確認結果501bがOKではないとき(S213,No)、タグ読み取りイベント生成プログラム210は、タグ読み取りバッファ211に、タグID501aに対応するS211で受信したタグID401−リーダID301のペアに一致するタグID211a−リーダID211bのペアを参照できるかチェックする(S215)。ペアを参照できるときは(S215,Yes)、S217に移り、ペアを参照できないときは(S215,No)、S216に移る。
そして、タグ読み取りイベント生成プログラム210は、タグ読み取りバッファ211に、タグID211a−リーダID211bのペア、読み取り開始時刻211c、強制読み取りイベント生成時間211dのそれぞれが、タグID501aに対応するタグID401−リーダID301のペア、ペアに関連付けられている時刻、スケジュール確認結果501bである行を追記し(S216)、S217に移る。
さらに、タグ読み取りイベント生成プログラム210は、S213で受信した読み取りリーダスケジュール確認要求応答501に含まれるタグID501a−スケジュール確認結果501bのペアのすべてが確認済みかチェックする(S217)。すべてが確認済みのときは(S217,Yes)、S218に移り、すべてが確認済みではないときは(S217,No)、S213に移る。
そして、タグ読み取りイベント生成プログラム210は、S213で受信した読み取りリーダスケジュール確認要求応答501に含まれるタグID501a−スケジュール確認結果501bのペアのすべてについてS213、S214、S215、S216のステップの処理を行った結果、参照、追記されなかったタグ読み取りバッファ211の行(レコード)を削除する(S218)。なお、タグ読み取りバッファ211のどの行が参照、追記されなかったものなのかは、例えば、タグ読み取りイベント生成プログラム210が、参照、追記された行(レコード)の図示しないIDを記憶しておくことにより判別できる。
さらに、タグ読み取りイベント生成プログラム210は、時計206からそのときの時刻を取得し、タグ読み取りバッファ211に、強制読み取りイベント生成時間211dを過ぎている、すなわち時刻が読み取り開始時刻211cに強制読み取りイベント生成時間211dを足した時刻を過ぎている行のそれぞれについて、レコードのタグID211aや、リーダID211b、読み取り開始時刻211cなどをもとに、強制読み取りとしてイベントを生成し(S219)、業務への活用につなげ、行のすべてを削除する。以上でタグ読み取りイベント生成処理は完了して受信待機に移行する(S220)。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、図1のシステムの構成を以下に示すように、変形実施してもよい。
タグ読み取りイベント生成プログラム210は、実行時にメモリ202にデータとしてタグ読み取りバッファ211を1つ生成していたが、そのリーダ制御装置200につながるリーダ300ごとに複数生成するリーダ制御装置200の構成であってもよい。リーダ制御装置200では、タグ読み取りバッファ211にバッファリングするデータのうち、リーダIDを省略してもよい。
リーダ300がタグ400を読み取った時刻は、リーダ制御装置200の時計206によるものであったが、リーダ300に時計を含むシステムの構成であれば、リーダ300がタグ400を読み取った時刻は、リーダ300に含まれる時計によるものであってもよい。システムで、そのリーダ制御装置200につながるリーダ300のすべてが時計を含めば、そのリーダ制御装置200の時計206を省略してもよい。
リーダID301がリーダ300に含まれていたが、リーダID301がリーダ300に含まれないシステムの構成であってもよい。システムでは、リーダ300がつながるリーダインタフェース205のそれぞれに対しIDを割り振り、IDを記憶装置203にデータとして含ませたものをリーダIDとする。
それぞれのタグIDのタグ400について、どのリーダIDのリーダ300に読み取られていくかのスケジュールを管理していたが、リーダ300に1つ以上アンテナがつながるシステムの構成であれば、どのIDのアンテナに読み取られていくかのスケジュールを管理してもよい。つまり、図1のシステムでは、リーダIDで管理していたものを、アンテナのIDであるアンテナIDで管理することになる。
それぞれのリーダIDのリーダ300について、スケジュール通りの読み取りでないどのタグIDのタグ400であっても、指定時間、読み取り続けていれば強制読み取りとしてイベントを生成していたが、指定回数、読み取り続けていれば強制読み取りとしてイベントを生成するシステムの構成であってもよい。
強制読み取りイベント生成条件DB112が指定時間で管理していたものを、指定回数で管理することになり、タグ読み取りバッファ211も指定時間で管理していたものを、指定回数で管理することになり、また、タグ読み取りバッファ211にバッファリングするデータのうち、その読み取りの開始時刻を省略してもよく、ひいては時計206を省略してもよい。
読み取りリーダスケジュール装置100と、読み取りリーダスケジュール装置100に1つ以上つながるリーダ制御装置200と、を含んでいたが、読み取りリーダスケジュール装置100と、リーダ制御装置200と、を統合した統合装置を1つ以上含むシステムの構成であってもよい。図1のシステムでは、読み取りリーダスケジュールDB111と、強制読み取りイベント生成条件DB112と、が統合装置それぞれの記憶装置に記憶され、前記統合装置間でミラーリングされ、データの同期(duplicate)が取られる。
スケジュール管理プログラム110は、読み取りリーダスケジュール装置100の記憶装置103に記憶されており、メモリ102に読み込まれ、CPU101に実行されることにより、読み取りリーダスケジュール装置100において処理が実行されていたが、スケジュール管理プログラム110が、リーダ制御装置200の記憶装置203に記憶されており、メモリ202に読み込まれ、CPU201に実行されることにより、リーダ制御装置200において処理が実行されるシステムの構成であってもよい。
スケジュール管理プログラム110は、記憶装置103に記憶される読み取りリーダスケジュールDB111と、強制読み取りイベント生成条件DB112とにアクセスするシステムの構成のほか、スケジュール管理プログラム110が、記憶装置103に記憶される読み取りリーダスケジュールDB111と、強制読み取りイベント生成条件DB112と、がメモリ202ないし記憶装置203にミラーリングないしキャッシュされたものにアクセスするシステムの構成であってもよい。
スケジュール管理プログラム110は、読み取りリーダスケジュールDB111の内容に従って、そのタグIDのタグ400がそのときにそのリーダIDのリーダ300に読み取られるスケジュール通りであったか確認していた。ここで、読み取りリーダスケジュールDB111の内容は、様々な表現形式でスケジュールを記述することができる。
読み取りリーダスケジュールDB111の内容をもとに、そのリーダIDのリーダ300がそのときに読み取るスケジュール通りのタグIDのリストを、それぞれのリーダ300につながるリーダ制御装置200にリアルタイムに配信することで、リストが配信されるリーダ制御装置200のタグ読み取りイベント生成プログラム210が、そのタグID401のタグ400がそのときにそのリーダID301のリーダ300に読み取られるスケジュール通りであったか、スケジュール管理プログラム110に問い合わせるのではなく、リストを参照することにより確認し、その確認結果をスケジュール管理プログラム110に通知し、確認結果を読み取りリーダスケジュールDBに反映させるシステムの構成であってもよい。
強制読み取りイベント生成条件DB112が読み取りリーダスケジュール装置100の記憶装置103に記憶されていたが、それぞれのリーダ制御装置200に、強制読み取りイベント生成条件DB112のレコードのうち、そのリーダ制御装置200につながるリーダ300のリーダID301に一致するもののみからなるDBを記憶装置203に記憶させ、タグ読み取りイベント生成プログラム210がDBから、強制読み取りとしてイベントを発生させる条件を取得するシステムの構成であってもよい。
図2の読み取りリーダスケジュールDB111は、レコードのフィールドとして現状態111cを含んでいたが、タグ400がデータを読み書きできる領域を持つとき、現状態111cを読み取りリーダスケジュールDB111に持つのではなく、タグ400がデータを読み書きできる領域に持つDBの構成であってもよい。
図3の強制読み取りイベント生成条件DB112は、リーダID112aごとに、強制読み取りイベント生成時間112bを管理していたが、それぞれのリーダIDのリーダ300が、それぞれのタグIDのタグ400を読み取ったペア、すなわちリーダIDとタグIDとのペアごとに、強制読み取りイベント生成時間112bを管理するDBの構成であってもよい。または、それぞれのリーダIDのリーダ300が、それぞれの現状態に、それぞれのタグIDのタグ400を読み取った組合せ、すなわちリーダIDと現状態とタグIDとの組合せごとに、強制読み取りイベント生成時間112bを管理するDBの構成であってもよい。
図8のフローチャートでは、S211で受信したタグID401−リーダID301のペアのすべてを読み取りリーダスケジュール確認要求500に設定していたが、ペアのうち、タグ読み取りバッファ211に参照できるものは読み取りリーダスケジュール確認要求500に設定しないように動作してもよい。図8のフローチャートでは、S213の結果、OKでなければ、S215を省いて、S216に移る。また、図8のフローチャートでは、S218を省き、その代わりにS212において、タグ読み取りバッファ211の行のうち、S211で受信したタグID401−リーダID301のペアに含まれないものを削除する。
図8のフローチャートでは、S219はS220の直前に行っていたが、そのフローチャートにおいてどのタイミングで行ってもよい。さらに、図8では、S216において、強制読み取りイベント生成時間211dが0秒であれば、タグ読み取りバッファ211への追記は行わず、直接、強制読み取りとしてイベントを生成し、業務への活用につなげてもよい。
図9は、図2の状態遷移表の一部(タグID111aがT56のデータ)を状態遷移図にしたものである。各状態(現状態111c、次状態111b0b)は、丸で囲まれたノードで示される。状態間の遷移は、ノード間の矢印で示され、状態が遷移するための入力は、読み取り許可リーダID111b0aである。例えば、現状態111cが「状態0」で、読み取り許可リーダID111b0aの「R12」が入力されると、次状態111b0bの「状態1」に遷移する。
このように、状態が遷移する読み取り許可リーダID111b0aからタグID111aが入力された時には、そのタグID111aを通知するためのイベントを発生させる。一方、状態が遷移しないリーダID301からタグID111aが入力された時には、タグIDを通知するためのイベントを発生させない。
本発明の一実施形態に関するシステムを示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する読み取りリーダスケジュールDBを示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する強制読み取りイベント生成条件DBを示す構成図である。 本発明の一実施形態に関するタグ読み取りバッファを示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する読み取りリーダスケジュール確認処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する読み取りリーダスケジュール確認要求を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する読み取りリーダスケジュール確認要求応答を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関するタグ読み取りイベント生成処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する読み取りリーダスケジュールDBを示す状態遷移図である。
符号の説明
100 読み取りリーダスケジュール装置
110 スケジュール管理プログラム
111 読み取りリーダスケジュールDB
112 強制読み取りイベント生成条件DB
200 リーダ制御装置
210 タグ読み取りイベント生成プログラム
211 タグ読み取りバッファ
300 リーダ
301 リーダID
400 タグ
401 タグID
500 読み取りリーダスケジュール確認要求
501 読み取りリーダスケジュール確認要求応答

Claims (11)

  1. リーダIDにより特定されるリーダがタグから読み取ったタグIDを通知するタグ通知方法であって、
    コンピュータが、
    状態遷移データとその状態遷移データの状態のうちの現在の状態を示す現状態タグIDごとに対応づけて記憶手段に記憶し、
    前記状態遷移データは、状態遷移を構成する状態ごとにその状態において読み取り可能なリーダの前記リーダIDと、その読み取り可能なリーダがタグIDを読み取ったときに次に遷移する先の次状態と、を対応づけるデータであり、
    リーダがタグを読み取ると、当該タグのタグIDおよび当該リーダのリーダIDを入力するタグ入力手順と、
    前記タグ入力手順で入力されたタグIDから、そのタグIDに対応する前記状態遷移データと前記現状態とを前記記憶手段から読み取り、前記読み取った現状態を検索キーとして前記読み取った状態遷移データから状態遷移を構成する状態を検索し、検索された前記状態に対応する前記リーダIDを取得し、前記タグ入力手順で入力されたリーダIDと前記取得したリーダIDとが一致すれば、現状態を前記状態遷移データが示す前記次状態へと遷移させるとともに、前記タグ入力手順で読み取ったタグIDを正常陳列データとして通知することを許可する正常陳列判定手順と、
    前記タグ入力手順で読み取ったタグIDのうちの前記正常陳列判定手順により通知を許可されなかったタグIDについて、前記リーダがタグから前記タグIDを読み取る回数が指定回数以上のときに、前記タグ入力手順で読み取ったタグIDを誤陳列データとして通知することを許可する誤陳列判定手順と、
    前記正常陳列判定手順または前記誤陳列判定手順により通知を許可されたタグIDを通知するイベント通知手順と、
    を実行することを特徴とするタグ通知方法。
  2. 前記誤陳列判定手順では、前記コンピュータが、リーダIDごとに設定された前記指定回数を前記記憶手段から読み取ることを特徴とする請求項1に記載のタグ通知方法。
  3. 前記誤陳列判定手順では、前記コンピュータが、リーダIDおよびタグIDの組ごとに設定された前記指定回数を前記記憶手段から読み取ることを特徴とする請求項1に記載のタグ通知方法。
  4. 前記誤陳列判定手順では、前記コンピュータが、リーダIDおよびタグIDの組、ならびに、前記現状態ごとに設定された前記指定回数を前記記憶手段から読み取ることを特徴とする請求項1に記載のタグ通知方法。
  5. リーダIDにより特定されるリーダがタグから読み取ったタグIDを通知するタグ通知方法であって、
    コンピュータが、
    状態遷移データとその状態遷移データの状態のうちの現在の状態を示す現状態タグIDごとに対応づけて記憶手段に記憶し、
    前記状態遷移データは、状態遷移を構成する状態ごとにその状態において読み取り可能なリーダの前記リーダIDと、その読み取り可能なリーダがタグIDを読み取ったときに次に遷移する先の次状態と、を対応づけるデータであり、
    リーダがタグを読み取ると、当該タグのタグIDおよび当該リーダのリーダIDを入力するタグ入力手順と、
    前記タグ入力手順で入力されたタグIDから、そのタグIDに対応する前記状態遷移データと前記現状態とを前記記憶手段から読み取り、前記読み取った現状態を検索キーとして前記読み取った状態遷移データから状態遷移を構成する状態を検索し、検索された前記状態に対応する前記リーダIDを取得し、前記タグ入力手順で入力されたリーダIDと前記取得したリーダIDとが一致すれば、現状態を前記状態遷移データが示す前記次状態へと遷移させるとともに、前記タグ入力手順で読み取ったタグIDを正常陳列データとして通知することを許可する正常陳列判定手順と、
    前記タグ入力手順で読み取ったタグIDのうちの前記正常陳列判定手順により通知を許可されなかったタグIDについて、前記リーダがタグから前記タグIDを読み取る時間が指定時間以上のときに、前記タグ入力手順で読み取ったタグIDを誤陳列データとして通知することを許可する誤陳列判定手順と、
    前記正常陳列判定手順または前記誤陳列判定手順により通知を許可されたタグIDを通知するイベント通知手順と、
    を実行することを特徴とするタグ通知方法。
  6. 前記誤陳列判定手順では、前記コンピュータが、リーダIDごとに設定された前記指定時間を前記記憶手段から読み取ることを特徴とする請求項5に記載のタグ通知方法。
  7. 前記誤陳列判定手順では、前記コンピュータが、リーダIDおよびタグIDの組ごとに設定された前記指定時間を前記記憶手段から読み取ることを特徴とする請求項5に記載のタグ通知方法。
  8. 前記誤陳列判定手順では、前記コンピュータが、リーダIDおよびタグIDの組、ならびに、前記現状態ごとに設定された前記指定時間を前記記憶手段から読み取ることを特徴とする請求項5に記載のタグ通知方法。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のタグ通知方法を、前記コンピュータに実行させるためのタグ通知プログラム。
  10. リーダIDにより特定されるリーダがタグから読み取ったタグIDを通知するタグ通知装置であって、
    前記タグ通知装置が、
    状態遷移データとその状態遷移データの状態のうちの現在の状態を示す現状態タグIDごとに対応づけて記憶手段に記憶し、
    前記状態遷移データは、状態遷移を構成する状態ごとにその状態において読み取り可能なリーダの前記リーダIDと、その読み取り可能なリーダがタグIDを読み取ったときに次に遷移する先の次状態と、を対応づけるデータであり、
    リーダがタグを読み取ると、当該タグのタグIDおよび当該リーダのリーダIDを入力するタグ入力手順と、
    前記タグ入力手順で入力されたタグIDから、そのタグIDに対応する前記状態遷移データと前記現状態とを前記記憶手段から読み取り、前記読み取った現状態を検索キーとして前記読み取った状態遷移データから状態遷移を構成する状態を検索し、検索された前記状態に対応する前記リーダIDを取得し、前記タグ入力手順で入力されたリーダIDと前記取得したリーダIDとが一致すれば、現状態を前記状態遷移データが示す前記次状態へと遷移させるとともに、前記タグ入力手順で読み取ったタグIDを正常陳列データとして通知することを許可する正常陳列判定手順と、
    前記タグ入力手順で読み取ったタグIDのうちの前記正常陳列判定手順により通知を許可されなかったタグIDについて、前記リーダがタグから前記タグIDを読み取る回数が指定回数以上のときに、前記タグ入力手順で読み取ったタグIDを誤陳列データとして通知することを許可する誤陳列判定手順と、
    前記正常陳列判定手順または前記誤陳列判定手順により通知を許可されたタグIDを通知するイベント通知手順と、
    を実行することを特徴とするタグ通知装置
  11. リーダIDにより特定されるリーダがタグから読み取ったタグIDを通知するタグ通知装置であって、
    前記タグ通知装置が、
    状態遷移データとその状態遷移データの状態のうちの現在の状態を示す現状態タグIDごとに対応づけて記憶手段に記憶し、
    前記状態遷移データは、状態遷移を構成する状態ごとにその状態において読み取り可能なリーダの前記リーダIDと、その読み取り可能なリーダがタグIDを読み取ったときに次に遷移する先の次状態と、を対応づけるデータであり、
    リーダがタグを読み取ると、当該タグのタグIDおよび当該リーダのリーダIDを入力するタグ入力手順と、
    前記タグ入力手順で入力されたタグIDから、そのタグIDに対応する前記状態遷移データと前記現状態とを前記記憶手段から読み取り、前記読み取った現状態を検索キーとして前記読み取った状態遷移データから状態遷移を構成する状態を検索し、検索された前記状態に対応する前記リーダIDを取得し、前記タグ入力手順で入力されたリーダIDと前記取得したリーダIDとが一致すれば、現状態を前記状態遷移データが示す前記次状態へと遷移させるとともに、前記タグ入力手順で読み取ったタグIDを正常陳列データとして通知することを許可する正常陳列判定手順と、
    前記タグ入力手順で読み取ったタグIDのうちの前記正常陳列判定手順により通知を許可されなかったタグIDについて、前記リーダがタグから前記タグIDを読み取る時間が指定時間以上のときに、前記タグ入力手順で読み取ったタグIDを誤陳列データとして通知することを許可する誤陳列判定手順と、
    前記正常陳列判定手順または前記誤陳列判定手順により通知を許可されたタグIDを通知するイベント通知手順と、
    を実行することを特徴とするタグ通知装置
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