JP2005108032A - 筆跡処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 属性設定の煩雑さを解消し、ユーザーの意図した筆跡を容易に入力できる筆跡処理装置を提供する。
【解決手段】 タブレット1上に指示物が触れてから離れるまでの座標系列で表現される筆跡情報を筆跡取得手段2で取得し、このタブレット1に対応づけられた座標を有し、表現された筆跡情報を表示部5で表示し、この筆跡情報の始点及び終点の座標を取得して、当該始点及び終点それぞれが表示部5のどのオブジェクト上に位置しているかをオブジェクト判定手段6で判定する。このオブジェクト判定手段6で判定されたオブジェクトに基づいて、筆跡情報の属性を筆跡判定手段8で判定する。このため、筆跡の属性変更の煩雑さを感じることがなく、入力したい筆跡が、文字なのか、図形なのか、ジェスチャなのかを、入力位置によって簡単に書き分けることができるため、意図の通りの入力をすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンピュータや携帯情報端末、ワードプロセッサ等の情報処理装置の入力手段として用いられ、操作者が入力画面上で筆記する筆跡データについて、筆記者が意図する情報に変換する手書き入力装置に関する。
従来から、座標入力用タブレット等の座標入力装置を介して手書き入力される文字、あるいは文字列に関する筆跡情報から、文字コードあるいは文字コード列として認識結果を表示するオンライン文字認識装置が存在する。文字の切れ目が明示的に与えられない環境下において入力された文字列を、適宜文字を切り出しながら認識を行っている(例えば、特許文献1を参照)。また、1文字ごとの筆記情報が得られる場合に認識処理を行うこともなされている(例えば、特許文献2を参照)。
上記認識技術は、筆跡がすべて文字であるという前提である。文字だけではなく、例えば図形、コマンドを表すジェスチャなどを混在して筆記したい場合、これらの認識技術をそのまま使用することはできない。何らかの方法で、筆跡の種類を分類し、筆跡から文字の部分だけを抽出した後でこれらの手法を用いることになる。
ユーザーが文字、図形を混在して入力したい場合、従来からいくつかの方法が提案されている。まず、文字、図形、ジェスチャそれぞれに対応する入力モードを設け、入力モードを指定してから筆跡入力を行うモードを事前に切換える方法がある。ユーザーが文字を入力したい場合には、ユーザーが何らかのオペレーション(モード選択ボタンなどを押す)によって文字入力モードに指定した後で、文字を筆記することになる。その後で、図を筆記したい場合には、ユーザーは図形モードに変更するためのオペレーションを行わなければならない。この場合、ユーザーにとっては入力したい筆跡の種類が変わるたびに、入力モードを切換えるためのオペレーションを実行しなければいけないため、その操作は煩雑であった。また、筆跡を入力した後から、ユーザーが筆跡の種類を指定する事後選択方法があるが、この方法では、複数の画に対してユーザーが筆跡の種類をそれぞれ指定するオペレーションを行うため、あらかじめ入力モードを切換えてから筆記する方法に比べて作業が煩雑になってしまうことがあった。
そこで、ユーザーが入力する筆跡が何なのかを、自動的に判別する自動判別方法があれば、入力モードを切換えるための煩雑なオペレーションを行う必要がなくなる。従来、自動的に文字と図形を判別する方法としては、筆跡形状や大きさ等から文字と図形を判別する方法や、筆跡の長さなどから文字と図形を判別する方法があった。しかし、これら方法では文字と図形を完全に区別することは困難であり、例えば、「口」という漢字なのか、四角形を表す図形なのかをユーザーの意図を的確に判断することは難しかった。ユーザーが切換える方法では、ユーザーのオペレーションを通して、ユーザーの意図を確実に反映することができるのに対して、自動判別方法では入力筆跡の判定が誤る可能性がある。判定誤りが発生するとそれを訂正する作業が発生するため、逆にユーザーの作業効率は悪くなる可能性がある。
また、図形とジェスチャについても同様で、図形は図形、ジェスチャはジェスチャと、それぞれに適した処理を行うためには、まず、筆跡の種類を適切に分類する必要がある。ところが、ジェスチャと図形についても、文字と図形の場合と同様に、ジェスチャに類似した図形を入力する場合には、入力した図形をジェスチャと判別してしまう可能性があった。更に、文字とジェスチャが混在する場合については、文字とは類似しない形状の筆跡をジェスチャとして割り当てることで、判別誤りをある程度回避することができる。しかし、ユーザーは文字の形状と区別することを意識してジェスチャを筆記しなければいけないため、必ずしも使い勝手がよいわけではなかった。
特開2002−203208号公報([0028]〜[0046]、図1) 特開平9−269974号公報([0018]〜[0024]、図1) 特開平8−180135号公報 「木マッチングによる英字署名識別に関する研究」、信学技報D−2,Vol.J75−D−2,No.1,pp31−38,1992年1月
従来技術では、ユーザーの筆跡入力に基づいてペンコンピュータ等への文字入力、図形入力、操作を行う機器では、筆跡の属性(例えば、文字、図形、操作(コマンド)を意味するジェスチャなど)をユーザーにより設定しながら入力する場合には、作業の煩雑さがあるといった問題があった。一方、筆跡の属性を自動判定する場合でも、従来技術では誤判定される可能性があり、それに伴いユーザーは修正しなければならない問題があった。
本発明は、上記問題を考慮してなされたものであり、ユーザーが入力した筆跡情報の始点及び終点に位置する画面上のオブジェクトを判定し、この判定されたオブジェクトに基づいて筆跡の属性を判定することにより、属性設定の煩雑さを解消し、ユーザーの意図した筆跡を容易に入力できる筆跡処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る筆跡処理装置は、座標入力部上に指示物が触れてから離れるまでの座標系列で表現される筆跡情報を取得する筆跡取得手段と、前記座標入力部に対応づけられた座標を有し、前記筆跡情報を表示する表示部と、前記筆跡情報の始点及び終点の座標を取得して、当該始点及び終点それぞれが前記表示部のどのオブジェクト上に位置しているかを判定するオブジェクト判定手段と、前記オブジェクト判定手段で判定されたオブジェクトに基づいて、前記筆跡情報の属性を判定する筆跡判定手段とを具備することを特徴とする。
また、前記オブジェクト判定手段は、オブジェクトと当該オブジェクトの位置情報とを対応付けて予め記憶させたオブジェクトデータベースに基づいて判定していることを特徴とする。
また、前記筆跡判定手段は、オブジェクトと当該オブジェクトの属性情報とを対応づけて予め記憶させた筆跡判定データベースを用いて判定していることを特徴とする。
更に、前記筆跡判定手段で前記筆跡情報の属性が文字情報と判定された筆跡情報に対して、文字認識処理を行う文字認識処理手段を具備したことを特徴とする。
更に、前記筆跡判定手段で前記筆跡情報の属性が図形情報と判定された筆跡情報に対して、図形認識処理を行う図形認識処理手段を具備したことを特徴とする。
更に、前記筆跡判定手段で前記筆跡情報の属性がジェスチャ情報と判定された筆跡情報に対して、前記オブジェクト判定手段で判定されたオブジェクトから当該ジェスチャ情報の種類を判定し、当該ジェスチャ情報の種類に対応するコマンドを実行するジェスチャ処理手段を具備することを特徴とする。
更に、前記筆跡判定手段で前記筆跡情報の属性がジェスチャ情報と判定された筆跡情報に対して、前記オブジェクト判定手段で判定されたオブジェクトと当該筆跡情報の形状からジェスチャ情報の種類を判定し、このジェスチャ情報の種類に対応するコマンドを実行するジェスチャ処理手段を具備することを特徴とする。
更に、前記文字認識処理により文字認識処理した結果を前記オブジェクトとして追加するオブジェクト追加手段を具備したことを特徴とする。
更に、前記図形認識処理により図形認識処理した結果を前記オブジェクトとして追加するオブジェクト追加手段を具備したことを特徴とする。
更に、前記ジェスチャ処理手段によりコマンドを実行した結果を前記オブジェクトとして追加するオブジェクト追加手段を具備したことを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、筆跡の位置と画面上のオブジェクトとの位置関係に基づいて、入力された筆跡を判別することによって、ユーザーは、筆跡の属性変更の煩雑さを感じることがなく、入力したい筆跡が、文字なのか、図形なのか、ジェスチャなのかを、入力位置によって簡単に書き分けることができるため、意図の通りの入力ができる。
また、ユーザーは他の種類の筆跡の形状を意識することなく筆跡を入力することができる。そのため、ユーザーにとって使いやすい入力環境を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る構成図である。座標入力を行うタブレット1から、ユーザが指示物(例えば、ペン、指等、図示しない)で手書きした筆跡に基づく座標点列が時系列的に筆跡取得手段2に入力される。筆跡取得手段2は、入力された筆跡を筆跡バッファ3に蓄積する。筆跡バッファ3は、図2に示すように、タブレット1から得られる筆跡の座標データの時系列(筆跡情報)を、1画(画番号)ごとに追加記憶する。筆跡表示手段4は、筆跡バッファ中の筆跡情報について表示部5に表示を行う。タブレット1の座標と表示部5の座標はそれぞれ対応しており、表示部5の画面上にタブレット1が設置された表示一体型のタブレットであってもよい。
オブジェクト判定手段6は、筆跡バッファ3中の筆跡情報について始点と終点の座標を取得し、オブジェクトDB(データベース)7を用いて、それぞれの点が表示部5画面上のどのオブジェクト上に位置するか判定を行う。オブジェクトDB7は図3(a)に示したように、多角形で表現された各オブジェクトについて、番号、種類(領域、アイコン、文字(列)、図形、画像等)及び多角形の頂点を座標とした位置が予め記録されている。図3(b)に示すように、オブジェクトの種類として、文字(列)や図形の位置はそれを外接する四角形の頂点で位置を表してもよいし、図形の位置は表示される多角形の各頂点で表してもよい。
座標点が多角形内に位置するかどうかを判定する方法について、図4を参照して説明する。筆跡情報の始点又は終点をPとし、判定対象とされる多角形の頂点をQ〜Qn−1としたとき、QPQi+1がなす角をαとする(但し、符号を含む)。図4(a)に示すように、閉曲線の外側にある場合には、Σαは360度よりも小さくなり、その場合には多角形の外側にあるものと判定する。一方、図4(b)に示すように、閉曲線の内側にある場合には、Σαは360度となり、その場合には多角形の内側にあるものと判定する。
オブジェクトの種類には、領域、アイコン、文字(列)(テキスト)、文字(列)を表す筆跡、図形、図形を表す筆跡、画像、サインを表す筆跡等がある。また、これらを組み合わせて1つのオブジェクトとしてもよい。
筆跡判定手段8は、図5に示したような筆跡判定DB9の中から、始点と終点がそれぞれの判定されたオブジェクト(番号、或いはその種類)をキーとして検索を行い、当てはまる筆跡の属性を判定する。筆跡判定DBに基づき判定する筆跡の属性を文字、図形、ジェスチャの3種類に分類しても良いし、さらに細かく分類しても良い。図5では、文字とジェスチャをそれぞれ複数に分類している。図中の文字1、文字2は、文字種の区別(例えば、文字1はすべての文字種、文字2はひらがなのみ)、文字属性の区別(例えば、文字1は任意の文字列、文字2は日付)などに分類する。また、筆跡の属性を文字、図形、ジェスチャのうちの2つに分類しても良いし、個人認証に用いるサイン用の筆跡をその分類に加えて文字、図形、ジェスチャ、サインの4分類としても良い。
ところで、オブジェクト判定手段6は、始点か終点のどちらか一方だけについて判定を行ってもよい。例えば、図6は始点だけを用いた場合の筆跡判定DB9であり、始点が位置するオブジェクト(番号、或いはその種類)をキーとして検索する。また、オブジェクト判定手段6は、筆跡を囲む多角形の位置を判定に用いてもよい。例えば、筆跡を外接する四角形とすると、図7に示すように外接四角形は、筆跡のすべての座標点について、x座標、y座標それぞれの最大値、最小値(Xmin,Ymin,Xmax,Ymax)を求めることで、判定できる。
更に、オブジェクト判定手段6は、筆跡の始点から終点に至るすべての座標点が位置するオブジェクトを判定してもよい。そしてこれらの位置情報に基づきに筆跡判定処理を行う。筆跡判定手段8で用いる筆跡判定DB9は、例えば図8のようになる。このときには表1のキーを組み合わせて検索を行う。
Figure 2005108032
オブジェクト判定手段6で、更に筆跡で囲まれたオブジェクトを判定してもよい。このときには、筆跡判定手段8は、表1に「筆跡で囲まれたオブジェクト」を加えて筆跡判定DB9の検索を行う。筆跡を囲むオブジェクトの検出方法は以下の通りである。
1.閉曲線判定処理を行い、筆跡が閉曲線を構成しているか判定する。筆跡が複数の閉曲線から成る場合、すべての閉曲線について、それぞれ2の処理を行う。
2.表示部の画面中すべてのオブジェクトについて、オブジェクトを構成する多角形の点をオブジェクトDB7から取得し、オブジェクトを構成するすべての点が、1で求められた閉曲線の内部にあるか判定を行う(上述図4の説明参照)。すべての点が内部にある場合、そのオブジェクトは筆跡が構成する閉曲線で囲まれていると判定する。
閉曲線判定処理とは、折れ線の各線分をLi=Pi+1で表されるとき、LとL(i<j)が交差しているかどうかを調べ、交差している場合、P[i]・・・P[j+1]が閉曲線を構成していると判定する。例えば、図9に示すように、線分L[2]とL[7]が交差していて、P[2]・・・P[8]が閉曲線を構成している。
本実施例では、入力された筆跡情報から、始点や終点などの位置情報を求め、その位置情報に基づいてオブジェクト判定処理を行っていたが、手書きした筆跡に対して以下のような変形処理を施した筆跡情報を用いてオブジェクト判定処理を行ってもよい。
例えば、タブレット1上を手書きした筆跡が近似してなめらかになるようにスムージング処理で変形する。入力された筆跡情報が(X[1],Y[1]),(X[2],Y[2]),...(X[n],Y[n])としたとき、
Figure 2005108032
とする。また、手書きした筆跡(図10(a))の座標点をいくつか間引き(図10(b))点の数を減らした筆跡で判定してもよい。筆跡をB−スプライン曲線で近似した筆跡情報を用いてオブジェクト判定処理してもよい。
このように、実施例1の構成により、筆跡の属性変更の煩雑さを感じることがなく、入力したい筆跡が、文字なのか、図形なのか、ジェスチャなのかを、入力位置によって簡単に書き分けることができるため、意図通りの入力ができる。
次に、図11は他の実施例に係る構成図である。上記実施例1と同じ構成要素については同じ番号を付し、この後の説明を省略する。
筆跡判定手段8で判定された筆跡の属性について、筆跡分類手段10で各属性毎に分類する。この分類された筆跡情報について、それぞれ該当する筆跡処理手段を行う。
文字(列)と判定された筆跡情報については、文字筆跡処理手段11により文字筆跡処理を行う。この文字筆跡処理は、例えば、文字認識コマンドに対応するジェスチャが入力されたタイミングで文字認識を行い、文字認識した結果の文字列(テキスト)ともとの筆跡情報とを入れ換えて筆跡バッファ3に蓄積させ、蓄積された筆跡バッファ3の筆跡情報が筆跡表示手段4を介して表示部5に表示される。文字認識処理は特許文献2等を用いてもよい。
図形と判定された筆跡情報については、図形筆跡処理手段12により図形筆跡処理を行う。この図形筆跡処理は、筆跡情報を最初に筆跡バッファ3に蓄積されたデータでもよく、或いは特許文献3等に記載された図形認識処理により、図形を整形してもよい。
サインと判定された筆跡情報については、サイン筆跡処理手段13によりサイン筆跡処理をおこなう。サイン筆跡処理では、筆跡情報をそのまま筆跡バッファ3に蓄積して後で目視による筆者確認のために用いる。あるいは筆跡情報に対してサイン照合処理(例えば、非特許文献1)を行ってもよい。
ジェスチャと判定された筆跡情報については、ジェスチャ筆跡処理手段14によりジェスチャ筆跡処理を行う。このジェスチャ筆跡処理では、ジェスチャの種類と対応したコマンドを予め記憶しておいたジェスチャDB15に基づいて、筆跡判定手段8で判定されたジェスチャに対応するコマンドを実行する。ジェスチャは、図12に示したように、判定結果のジェスチャの種類を対応させたコマンドを実行させてもよいし、図13に示したように形状情報等を用いて更に細かく分類してもよい。
図13ではジェスチャと判定された筆跡情報が回転(閉曲線を形成)しているかどうかで細分類している。筆跡情報が回転しているかどうかは図9で説明した閉曲線判定方法を用いてもよい。判定されたジェスチャに文字筆跡消去コマンドが割り当てられている場合には、筆跡バッファ3に蓄積されている筆跡情報に対して消去を行う。また、ジェスチャには複数のコマンドを割り当ててもよい。
このように、本発明の実施例2の構成により、他の種類の筆跡の形状を意識することなく筆跡を入力することができ、意図した筆跡情報の変換を自動的に行えるので、ユーザーにとって使いやすい入力環境を提供することができる。
更に、図14は他の実施例に係る構成図である。上記実施例1、2と同じ構成要素については同じ番号を付し、この後の説明を省略する。
判定された筆跡情報、または判定された筆跡情報を変換した変換情報を新たなオブジェクトとしてオブジェクト追加手段16によりオブジェクトDB7に追加する。
これにより、一度手書き入力した筆跡情報、または筆跡を変換した変換情報をオブジェクトとして利用できるので、繰り返し利用するような場面では、ユーザーにとって更に使いやすい入力環境を提供することができる。
上述した実施例1乃至3について、以下の通り具体的な動作を、図15乃至図18を用いて説明する。
例えば、画像(地図)データに対する手書きコメントを筆跡した場合について説明する。
筆跡判定DB9を図15(a)のように設定する。このとき、図15(b)の(1)画像A(地図)の周りに書かれた(2)筆跡を判定すると、矢印の部分が図形で、「ここが家」という部分が文字と判定される。文字部分の筆跡について、認識処理を行うと(3)のように「ここが家」がテキスト表示に変換され、図形部分の筆跡について、認識処理(整形)を行うと(4)のように、矢印が整形された表示に変換される。
また、地図をはじめから手書きしたい場合、筆跡判定DBを図16(a)のように設定する。例えば、領域1に地図を手書きしたい場合は、図16(b)の(1)領域1が白紙の状態で、手書きにより地図を筆跡する(2)。筆跡された地図に矢印およびコメント(3)を記入し、筆跡を判定すると、地図と矢印の部分が図形で、「ここが家」という部分が文字と判定される。文字部分の筆跡について認識処理を行うと「ここが家」がテキスト表示(4)に変換され、図形部分の筆跡について。認識処理(整形)を行うと、地図と矢印が整形された表示(5)に変換される。
サイン欄の場合には、図8に示した筆跡判定DBを図17(a)のように条件を「筆跡の一部が領域1にある」といった設定をすれば、図17(b)に示すように筆跡がサイン欄(領域1)からはみ出しても、サインであると判定することができる。
ジェスチャの場合は、例えば領域から領域に直接移動をする転送ジェスチャでは、ジェスチャDB15のコマンドを「始点の位置する領域A内にある筆跡及びオブジェクトを終点の位置する領域Bに転送する」と設定する。このため、図18に示したように、領域A内の筆跡を領域Bへ転送したい場合、領域Aから領域Bへ線を書くという直感的な動作で実現できる。
アイコンを使った別のウィンドウ中の領域への移動をする転送ジェスチャでは、図19(a)で示された筆跡判定DBが設定されており、ジェスチャDBのコマンドがジェスチャ1を領域1に転送、ジェスチャ2を領域2に転送するように設定されている。そのため、始点が領域A位置し、終点がアイコン1に位置するジェスチャの筆跡により、領域A内にある筆跡等が領域1に転送することができる。この場合、特に別のウィンドウが直接ペンでポインティングできない場合に、有用である。(例えば、手が届かない位置にある/ペンデバイスが使えない別の画面上にある)
なお、上述してような本発明のジェスチャ判定処理を用いると、PC上でマウスを操作して実行するドラッグ&ドロップと類似したオペレーションになる場合がある。しかし、すべて筆跡に基づいたオペレーションでありペンコンピュータなどの機器に適している点、ドラッグ&ドロップ以外にもさまざまなオペレーションを筆跡入力に適したジェスチャ機能によって実現することができる点、文字や図形など他の筆跡入力の入力を同じモード中で実現できる点、という以上の点でマウスベースのオペレーションにはない優れた特長を持っている。
また、本発明のジェスチャに関する判定方法を用いることで、ジェスチャの種類が、入力した筆跡の始点や終点に位置するオブジェクトと関連付けられるため、筆記者は直感的なコマンド操作を行うことができる。
本発明の実施例1に係る構成を示す図。 筆跡バッファに蓄積されるデータを示す図。 オブジェクトDBのデータ構成の一例を示す図。 閉曲線の内外判定する方法を説明する図。 筆跡判定DBのデータ構成の一例を示す図。 筆跡判定DBのデータ構成の他の例を示す図。 筆跡を囲む多角形の位置を判定する方法を説明する図。 筆跡判定DBのデータ構成の他の例を示す図。 閉曲線判定方法を説明する図。 筆跡情報の間引き処理を説明する図。 本発明の実施例2に係る構成を示す図。 ジェスチャDBのデータ構成の一例を示す図。 ジェスチャDBのデータ構成の他の例を示す図。 本発明の実施例3に係る構成を示す図。 本発明の動作の一例を示す図。 本発明の動作の他の例を示す図。 本発明の動作の他の例を示す図。 本発明の動作の他の例を示す図。 本発明の動作の他の例を示す図。
符号の説明
1・・・表示部
2・・・筆跡取得手段
3・・・筆跡バッファ
4・・・筆跡表示手段
5・・・表示部
6・・・オブジェクト判定手段
7・・・オブジェクトDB
8・・・筆跡判定手段
9・・・筆跡判定DB
10・・・筆跡分類手段
11・・・文字筆跡処理手段
12・・・図形筆跡処理手段
13・・・サイン筆跡処理手段
14・・・ジェスチャ筆跡処理手段
15・・・ジェスチャDB
16・・・オブジェクト追加手段

Claims (17)

  1. 座標入力部上に指示物が触れてから離れるまでの座標系列で表現される筆跡情報を取得する筆跡取得手段と、
    前記座標入力部に対応づけられた座標を有し、前記筆跡情報を表示する表示部と、
    前記筆跡情報の始点及び終点の座標を取得して、当該始点及び終点それぞれが前記表示部のどのオブジェクト上に位置しているかを判定するオブジェクト判定手段と、
    前記オブジェクト判定手段で判定されたオブジェクトに基づいて、前記筆跡情報の属性を判定する筆跡判定手段とを具備したことを特徴とする筆跡処理装置。
  2. 前記オブジェクト判定手段は、オブジェクトと当該オブジェクトの位置情報とを対応付けて予め記憶させたオブジェクトデータベースに基づいて判定していることを特徴とする請求項1記載の筆跡処理装置。
  3. 前記筆跡判定手段は、オブジェクトと当該オブジェクトの属性情報とを対応づけて予め記憶させた筆跡判定データベースを用いて判定していることを特徴とする請求項1記載の筆跡処理装置。
  4. 更に、前記筆跡判定手段で前記筆跡情報の属性が文字情報と判定された筆跡情報に対して、文字認識処理を行う文字認識処理手段を具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の筆跡処理装置。
  5. 更に、前記筆跡判定手段で前記筆跡情報の属性が図形情報と判定された筆跡情報に対して、図形認識処理を行う図形認識処理手段を具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の筆跡処理装置。
  6. 更に、前記筆跡判定手段で前記筆跡情報の属性がジェスチャ情報と判定された筆跡情報に対して、前記オブジェクト判定手段で判定されたオブジェクトから当該ジェスチャ情報の種類を判定し、当該ジェスチャ情報の種類に対応するコマンドを実行するジェスチャ処理手段を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の筆跡処理装置。
  7. 更に、前記筆跡判定手段で前記筆跡情報の属性がジェスチャ情報と判定された筆跡情報に対して、前記オブジェクト判定手段で判定されたオブジェクトと当該筆跡情報の形状からジェスチャ情報の種類を判定し、このジェスチャ情報の種類に対応するコマンドを実行するジェスチャ処理手段を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の筆跡処理装置。
  8. 更に、前記文字認識処理により文字認識処理した結果を前記オブジェクトとして追加するオブジェクト追加手段を具備したことを特徴とする請求項4記載の筆跡処理装置。
  9. 更に、前記図形認識処理により図形認識処理した結果を前記オブジェクトとして追加するオブジェクト追加手段を具備したことを特徴とする請求項5記載の筆跡処理装置。
  10. 更に、前記ジェスチャ処理手段によりコマンドを実行した結果を前記オブジェクトとして追加するオブジェクト追加手段を具備したことを特徴とする請求項6または請求項7記載の筆跡処理装置。
  11. 座標入力部上に指示物が触れてから離れるまでの座標系列で表現される筆跡情報を取得する筆跡取得手段と、
    前記座標入力部に対応づけられた座標を有し、前記筆跡情報を表示する表示部と、
    前記筆跡情報の始点座標を取得して、当該始点が前記表示部のどのオブジェクト上に位置しているかを判定するオブジェクト判定手段と、
    前記オブジェクト判定手段で判定されたオブジェクトに基づいて、前記筆跡情報の属性を判定する筆跡判定手段とを具備したことを特徴とする筆跡処理装置。
  12. 座標入力部上に指示物が触れてから離れるまでの座標系列で表現される筆跡情報を取得する筆跡取得手段と、
    前記座標入力部に対応づけられた座標を有し、前記筆跡情報を表示する表示部と、
    前記筆跡情報の終点座標を取得して、当該終点が前記表示部のどのオブジェクト上に位置しているかを判定するオブジェクト判定手段と、
    前記オブジェクト判定手段で判定されたオブジェクトに基づいて、前記筆跡情報の属性を判定する筆跡判定手段とを具備したことを特徴とする筆跡処理装置。
    オブジェクト判定処理を、筆跡の始点だけについて行うことを特徴とする筆跡処理装置
  13. 前記オブジェクト判定手段は、前記筆跡情報を囲む多角形の頂点位置に対して、オブジェクトの位置を判定することを特徴とする請求項1記載の筆跡処理装置。
  14. 座標入力部上に指示物が触れてから離れるまでの座標系列で表現される筆跡情報を取得する筆跡取得手段と、
    前記座標入力部に対応づけられた座標を有し、前記筆跡情報を表示する表示部と、
    前記筆跡情報の始点から終点までの座標を取得して、当該始点から終点までが前記表示部のどのオブジェクト上に位置しているかを判定するオブジェクト判定手段と、
    前記オブジェクト判定手段で判定されたオブジェクトに基づいて、前記筆跡情報の属性を判定する筆跡判定手段とを具備したことを特徴とする筆跡処理装置。
  15. 前記筆跡情報が閉曲線を構成するか判定する閉曲線判定手段と、前記閉曲線判定手段で閉曲線と判定された場合に、前記オブジェクト判定手段は閉曲線の内側にオブジェクトが位置しているかを判定することを特徴とする請求項1記載の筆跡処理装置。
  16. 更に、前記筆跡情報を近似した近似筆跡情報に変換する筆跡近似手段を具備し、前記オブジェクト判定手段は当該近似筆跡情報に基づいて判定することを特徴とする請求項14記載の筆跡処理装置。
  17. 更に、前記筆跡判定手段で前記筆跡情報の属性がサイン情報と判定された筆跡情報に対して、サイン認証処理を行うサイン認証処理手段を具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の筆跡処理装置。
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