JP2005107265A - 音楽作品記録データ、音楽作品記録媒体 - Google Patents

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健治 長命
Munehito Hamaya
宗人 浜屋
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Abstract

【課題】従来のハイブリッド型カラオケ装置の場合、MIDIタイプのカラオケデータに関しては、通信カラオケシステムで培われてきた前述のような各種応用機能を利用できるが、それら応用機能を生音録音タイプのカラオケデータに適用できないという問題があった。
【解決手段】この発明に係る音楽作品記録データは、録音された音楽作品が実時間再生可能な形式でデジタル表現された音楽録音データと、この音楽録音データに基づき実時間再生される音楽作品の拍節構造を当該音楽作品の実時間再生時系列と同期した時系列でデジタル表現した拍節符号データとを対応付けしたデータ構造を備えたものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、カラオケ装置などに利用される音楽作品記録データと音楽作品記録媒体に関し、とくに、通信カラオケとともに普及した電子楽譜形式(典型的にはMIDI形式)で音楽作品(カラオケ伴奏音楽)をデジタル表現したタイプと異なり、それ以前のレーザーカラオケ(商品名)やCDカラオケにて採用されていた音楽作品を録音するタイプに関するものである。
通信カラオケシステムにおいては、カラオケ伴奏音楽が電子楽譜形式でデジタル表現されているので、歌唱採点機能、ハモリ機能、重唱機能、簡易ギターやドラムの演奏支援機能、ダンス出題採点機能など、さまざまなカラオケ付加機能を実現することが容易であった。この種の技術の例として、特開2001−228866号公報にはカラオケ装置の電子打楽器装置が開示されている。特開2001−276291号公報にはダンスゲームシステムが開示されている。特開2002−734号公報には音楽療法支援装置が開示されている。特開2002−41065号公報には音楽療法における診断支援方法が開示されている。特開2002−41068号公報にはカラオケ歌唱採点方法が開示されている。特開2002−169576号公報にはカラオケ装置のスキャット入力式合奏システムが開示されている。通信カラオケシステムにおける電子楽譜形式の音楽作品記録データの場合、その音楽表現原理とデータ制作手法からして、拍節構造を表現したデータや主旋律データは電子楽譜形式のデータの一部として取り扱われ、これらデータを盛り込むことはきわめて容易である。
通信カラオケシステムで採用されている電子楽譜形式の音楽作品記録データ(MIDIタイプのカラオケデータ)では、カラオケ演奏装置のシンセサイザーを制御駆動することによって音楽の音響が創成されるものであり、一流の演奏家が実際に演奏して録音した音楽作品記録データ(生音録音タイプのカラオケデータ)と比較すると、音響として生み出される音楽作品の品位・品質については、一般的な評価として、後者の作品が優れているとされている。特許第3194884号公報や特許第3294526号公報には、MIDIタイプのカラオケデータと生音録音タイプのカラオケデータの両方を取り扱うハイブリッド型カラオケ装置が開示されている。
この種の従来のハイブリッド型カラオケ装置の場合、MIDIタイプのカラオケデータに関しては、通信カラオケシステムで培われてきた前述のような各種応用機能を利用できるが、それら応用機能を生音録音タイプのカラオケデータに適用できないという問題があった。
上記の問題を解決するために本発明が創作された。この発明に係る音楽作品記録データは、録音された音楽作品が実時間再生可能な形式でデジタル表現された音楽録音データと、この音楽録音データに基づき実時間再生される音楽作品の拍節構造(アクセントの周期的反復)を当該音楽作品の実時間再生時系列と同期した時系列でデジタル表現した拍節符号データとを対応付けしたデータ構造を備えたものである。この構成に加えて、音楽録音データに基づき実時間再生される音楽作品の主旋律を当該音楽作品の実時間時系列と同期した時系列で電子楽譜形式にてデジタル表現した主旋律データを対応付けしたデータ構造を備えることができる。
また、この発明に係る音楽作品記録媒体は、録音された音楽作品が実時間再生可能な形式でデジタル表現された音楽録音データと、この音楽録音データに基づき実時間再生される音楽作品の拍節構造を当該音楽作品の実時間再生時系列と同期した時系列でデジタル表現した拍節符号データとを対応付けしたデータ構造を備えて記録されたものである。この構成に加えて、音楽録音データに基づき実時間再生される音楽作品の主旋律を当該音楽作品の実時間時系列と同期した時系列で電子楽譜形式にてデジタル表現した主旋律データを対応付けしたデータ構造を備えることができる。
この発明によれば、音楽録音データに基づき音楽作品を実時間再生する際に、これに対応付けされている拍節符号データをコンピュータ等で読み取ることで、実時間再生される音楽作品の時系列的な拍節構造を簡単かつ正確に認知することができる。同様に、対応付けされている主旋律データをコンピュータ等で読み取ることで、実時間再生される音楽作品の時系列上における主旋律の構成を簡単かつ正確に認知することができる。これらの認知情報に基づいて、カラオケ装置における各種応用機能を利用することができる。
この発明に係る音楽作品記録データの根源となるデータは、典型的な例としては、磁気テープ装置やハードディスク装置にPCM録音されたデータとして存在する。この発明の一実施例としては、磁気テープ装置やハードディスク装置に記録されているPCM音楽録音データを、代表的な標準規格の1つであるMP3形式のデジタルデータにエンコードする。このMP3形式のデータが、前述した録音された音楽作品が実時間再生可能な形式でデジタル表現された音楽録音データである。当然ながら、MP3音楽録音データをMP3デコーダーで再生すれば、CDプレーヤーで音楽CDを再生するのと同様に、記録されている音楽作品が実時間で再生されて音響として出力される。もちろん、MP3データをデコードして再生プロセスには、音楽CDに記録されているのと同様なPCMデータが現れる。
音楽録音データに基づき実時間再生される音楽作品は、最初から最後まで一定の拍節構造になっていることは通常あり得ない。音楽作品の拍節構造は、少なくとも、実演家段階での緩やかなテンポ変化が含まれている。また、テンポの緩急が作曲家段階で指定されていたり、途中でリズム形式が変わる楽曲構成であったりすると、1曲中の拍節構造が複雑化する。
この発明を実施するにあたり、音楽録音データに基づき実時間再生される音楽作品の個々について、データをコンピュータに取り込んで拍節構造を解析し、音楽作品の時系列に対応付けした時系列の拍節符号データを作成する。典型例としては、デジタルパフォーマ(商品名)のような音楽編集用ソフトウエアを実装したパソコンを用い、解析対象となる音楽録音データを読み込む。
音楽編集用ソフトウエアは、読み取った音楽録音データを音声信号波形で表現し、横軸を時間軸、縦軸を振幅としてパソコン画面に表示する。時間軸は伸縮自在である。編集者が音楽を聴きながら、音声信号波形の表示画面(再生点がカーソルで指示されている)を目視観察することで、時間軸上の拍の位置を容易に見いだすことができ、それら拍位置にマーク(これをビートマークと称する)を付加することができる。ビートマーク付加作業を進めることで、強拍および弱拍の周期的反復が理解できる。一定のアクセントパターンで一定の周期的反復がなされている区間を検出してビートマークを付加する作業は、音声信号波形上に電子メトロノーム機能によりマークを付していくことで能率良く行える。その作業により、一定の周期的反復が崩れる個所を容易に見いだすことができる。このように周期性が変化する点を、拍節構造の変節点とする。
音声信号波形上で、拍節構造の変節点が検出されたならば、それ以降の周期的反復のあり方を上記と同様な作業で解析してビートマークを付していき、そして、つぎの変節点に遭遇することになる。このようにして、1つの音楽作品の最初から最後までにはいくつかの変節点が現れ、それら変節点の間の区間にはそれぞれ、一定の周期でビートマークが付されることになる。
音楽編集用ソフトウエアは、音楽作品の音声信号波形上に付加されたビートマークの個々について、それぞれ時間軸上の位置を示す時刻データの順列を所定形式でデジタル表現した拍節符号データを生成してメモリに記録し、適宜に出力する。拍節符号データの概念を図1に例示している。時間軸の原点は、音楽録音データにおいて、音楽開始点以前の適宜位置に付されたデータ開始基準符号であり、この符号位置を時刻ゼロとする。
以上のように、MP3音楽録音データと、このデータを解析して作成した拍節符号データとを対応付けして同一楽曲のセットデータとして取り扱い、サーバーコンピュータにて適宜な媒体に記録して楽曲データベースとして管理し、またサーバーコンピュータからクライアントコンピュータに通信し、クライアントコンピュータにてハードディスク装置などに保存し、利用者のリクエストに応じてMP3音楽録音データを再生して音楽の音響として出力する。そのときクライアントコンピュータにおいて、対応付けされている拍節符号データを読み取り、音楽録音データの時系列と同期して処理することで、音響出力されている音楽の拍節に同期したデータ処理を実行することができる。このデータ処理によってなし得る機能としては、典型的には、特開2001−228866号公報に開示されているような電子打楽器装置や、特開2001−276291号公報に開示されているダンスゲームシステムなどである。
この発明においては、音楽録音データと拍節符号データのセットに、主旋律データや歌詞字幕生成データを対応付けすることができる。主旋律データは、音楽録音データに基づき実時間再生される音楽作品の主旋律を当該音楽作品の実時間時系列と同期した時系列で電子楽譜形式にてデジタル表現したデータであり、通信カラオケシステムのMIDIタイプのカラオケデータにおいては伴奏音楽を構成している複数の楽器の演奏データの1パートのデータとして存在しているデータであり、これを音楽録音データの時系列に同期させた時系列のMIDIデータとして構成し、音楽録音データに対応付けしたデータ構造とする。MIDI形式の主旋律データの時系列を音楽録音データの時系列に同期させるには、前記のように作成した拍節符号データを有効活用することができる。つまり、デジタルパフォーマ(商品名)のような音楽編集ソフトウエアは、基本的にMIDI形式の音楽データを取り扱うものであり、前記のように音楽作品の音声信号波形上に付加したビートマーク情報によってMIDIデータを組み立てることができるようになっているので、単純に電子楽譜形式で入力した主旋律の時系列を作成済みの拍節符号データの時系列に転写することができる。
歌詞字幕生成データは、音楽録音データに基づき実時間再生される音楽作品の進行に同期して歌詞字幕を表示・色変え・消去するためのデータであり、そのデータ表現原理およびデータ構造はいくつかの方式が知られているが、これ単独で独立した論理構成の歌詞字幕生成データであれば、この発明の音楽録音データと拍節符号データのセットに付加して活用することができる。
この発明の一実施例における拍節符号データの概念図である。

Claims (4)

  1. 録音された音楽作品が実時間再生可能な形式でデジタル表現された音楽録音データと、この音楽録音データに基づき実時間再生される音楽作品の拍節構造を当該音楽作品の実時間再生時系列と同期した時系列でデジタル表現した拍節符号データとを対応付けしたデータ構造を備えた音楽作品記録データ。
  2. 請求項1において、音楽録音データに基づき実時間再生される音楽作品の主旋律を当該音楽作品の実時間時系列と同期した時系列で電子楽譜形式にてデジタル表現した主旋律データを対応付けしたデータ構造を備えた音楽作品記録データ。
  3. 録音された音楽作品が実時間再生可能な形式でデジタル表現された音楽録音データと、この音楽録音データに基づき実時間再生される音楽作品の拍節構造を当該音楽作品の実時間再生時系列と同期した時系列でデジタル表現した拍節符号データとを対応付けしたデータ構造を備えて記録された音楽作品記録媒体。
  4. 請求項3において、音楽録音データに基づき実時間再生される音楽作品の主旋律を当該音楽作品の実時間時系列と同期した時系列で電子楽譜形式にてデジタル表現した主旋律データを対応付けしたデータ構造を備えて記録された音楽作品記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007033851A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Sony Corp ビート抽出装置および方法、音楽同期画像表示装置および方法、テンポ値検出装置および方法、リズムトラッキング装置および方法、音楽同期表示装置および方法
JP2007264190A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Daiichikosho Co Ltd カラオケ作品に歌唱旋律データを付加する方法、歌唱旋律データの生成方法

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