JP2005107026A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザにとってより親切である等設定操作をより好適に実施しえる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像データに基づいて用紙上に画像形成を行う画像形成装置であって、前記用紙に対する前記画像形成の態様の設定を行う画像形成態様設定手段と、前記設定に係る項目をマップ状に表示する表示部とを備えている。
【選択図】 図6
【解決手段】 画像データに基づいて用紙上に画像形成を行う画像形成装置であって、前記用紙に対する前記画像形成の態様の設定を行う画像形成態様設定手段と、前記設定に係る項目をマップ状に表示する表示部とを備えている。
【選択図】 図6
Description
本発明は、例えばコピー機、ファクシミリ機及びプリンタ、或いはこれらの機能を併せ持ついわゆる複合機等の画像形成装置の技術分野に属する。
従来、コピー機等の画像形成装置では、例えば画像形成すべき用紙のサイズをどうするか(例えば、A4サイズにするか、B5サイズにするか等)、あるいは画像形成後の用紙に対して所定の処理(以下、「特別処理」という。)を実施するかどうか(例えば、パンチングを実施するかどうか、或いはステープリングを実施するかどうか等)、また実施するとしてその具体的態様をどうするか(例えば、パンチングの位置を用紙上のどこにするか等)等の設定が可能なものが知られている。このような設定は、通常、ユーザの設定操作にかからしめられている。すなわち、ユーザは、例えば当該画像形成装置に設けられたタッチパネル、ハードボタン、或いはスイッチ等の操作部を適当に操作することによって、前記の各種の設定を行い得るようになっているのである。なお、前記操作部には、ユーザの設定操作の便宜に適うように、或いは設定した内容を確認するためなどに、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部が併設されている。このような画像形成装置としては、例えば特許文献1に開示されているようなものが知られている。
特開平2003−29944号公報
しかしながら、従来における画像形成装置には、次のような問題点がある。すなわち、従来の画像形成装置では、前記表示部には、設定項目の種類ごとに予め用意された、いわゆるダイアログボックスの表示が行われている。ユーザは、このダイアログボックスを視認することで、設定操作や設定内容の確認を容易に行うことができる。
しかし、かかるダイアログボックスの表示は、ユーザに不便をかけさせるおそれがある。例えば画像形成を実行する上で設定可能な項目は一般的に多数に上るから、ユーザとしては、その複数について設定(或いは、設定内容の確認又は参照等)を実行したい場合がある。この場合、前記表示部に、ダイアログボックスを順次切り替えて、或いは重ね合わせるように表示させていくようなことになるが、これでは、設定操作が煩雑になり、また操作時間もかかるという問題点があるのである。また、表示部の表示面積が限られているため、例えば設定内容の参照を一時に行うことができないという問題点もある。ちなみに、このようなことは、前記のように、特別処理を実施し、且つ、その具体的態様を設定しなければならない場合にもあてはまる。
また、設定可能な項目は前記のように一般に複数存在するが、かかる複数の設定項目は、相互に関連性を有している場合がある。例えば、ある一つの設定項目を選択すると、別の設定項目を選択することが禁止されたり、或いは当該選択につき一定の制限が課せられたりする。このような場合において、前記のようなダイアログボックスの表示が行われるのでは、その禁止、或いは制限された設定項目の確認することが困難となり、ユーザに小さくない負担をかけることになる。この点、前記の特許文献1では、選択不能となった設定項目を非表示にすることで、ユーザには、設定可能な項目だけが呈示されるといった手段が開示されている。したがって、ユーザが選択不能な設定項目を選択するという不具合は生じない。しかし、ユーザにしてみれば、設定操作を行う途中で、この選択を行えば選択不能となるべき設定項目が何か、或いは当該選択を行った結果選択不能となった設定項目が何かが当該ユーザに知らされるようになっている方が断然好ましい。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザにとってより親切である等設定操作をより好適に実施しえる画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明の画像形成装置は、上記課題を解決するため、画像データに基づいて用紙上に画像形成を行う画像形成装置であって、前記用紙に対する前記画像形成の態様の設定を行う画像形成態様設定手段と、前記設定に係る項目をマップ状に表示する表示手段とを備えている。
本発明の画像形成装置によれば、まず、画像データに基づいて用紙上に画像形成を行うことができる。ここで「画像データ」とは「画像情報」に基づいて作成されるが、この「画像情報」とは、例えば当該画像形成装置に付設され得るスキャナ部から読み取られた原稿面上の画像、或いは当該画像形成装置に接続されたパソコン等のユーザ端末から送信された画像、或いは更に、当該画像形成装置に搭載され得るファクシミリ機能によって外部から送信されてきた画像等を構成するために必要な情報をいう。画像データは、かかる画像情報を、画像形成装置における画像形成に使用するために適した形に加工したものである。なお、「画像」とは、文書、図画などのあらゆる象形を含む。
また、本発明では特に、前記画像形成の態様の設定を行う画像形成態様設定手段が備えられている。ここで「画像形成の態様」とは、例えば、当該画像形成をどの大きさの用紙に実施するか、当該画像形成をカラーで行うかモノクロで行うか、前述した特別処理(ないしは後処理)を行うかどうか、更には該特別処理を行うとしてその具体的態様をどうするか、等の各種を包含する意義をもつ。したがって、この画像形成の態様の「設定」とは、A4サイズの用紙に、カラーで、パンチング孔を用紙の左端に沿って二つ打ちながら画像形成を行う、といった画像形成の具体的態様を確定するという意義を有する。この確定にあたっては、ユーザの意思を当該画像形成装置に伝達するために、前記設定に係る項目の選択をユーザが行う操作手段が備えられていると好ましい。
そして、本発明では特に、前記設定に係る項目を、マップ状に表示するのである。ここでまず、「設定に係る項目」とは、具体的には例えば、「用紙サイズ」、「カラー印刷」、「モノクロ印刷」、「パンチング処理」及び「ステープリング処理」等々によって表現し得る、画像形成の態様を選択可能な単位に区分けした個々の概念を意味している。このような「設定に係る項目」には、前記の他、画像形成終了後の用紙をどのようにして画像形成装置外に排出するか、例えば「フェイスアップ出力」、「フェイスダウン出力」等々も含まれ得る。また、「マップ状に表示」とは、これらの設定に係る項目が、例えば、前記の「用紙サイズ」をルートとして、その次に前記「フェイスアップ出力」及び「フェイスダウン出力」なる二つの項目が枝分かれして表示され、その次に前記フェイスダウン出力から「パンチング処理」、「ステープリング処理」が枝分かれして表示される、などということが意味されている。なお、このような「マップ状」なる概念は「ツリー状」なる概念の一部を包含すると考え得るとともに、かかる「ツリー状」なる概念は「マップ状」なる概念の一部を包含すると考えることができる。かかる関係を前提に、本発明にいう「マップ状」という用語は、「ツリー状」と置換してもよい。この具体的態様については、後述する実施の形態を参照されたい。
いずれにせよ、このような表示が行われることにより、ユーザは、前記設定に係る項目に関する設定操作をより好適になしうる。というのも、設定に係る項目がマップ状又はツリー状に表示されているから、ユーザは、それらの項目を一覧することができるとともに、各項目の関連性を正確に把握した上で、設定操作を行うことができるからである。
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、設定操作が煩雑にならず、またその手間がかかるということもないのである。設定操作をより好適に行いうる。
本発明のこのような作用及び効果その他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされる。
以下では、本発明の実施の形態について図1を参照しつつ説明する。ここに図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図1において、画像形成装置は、制御部1、プリンタ部2、記憶装置3、ファックスインターフェイス(以下、「FAX I/F」という。)4、ネットワークI/F5、スキャナ部6及び表示・操作部7から構成されている。
このうちプリンタ部2は、例えば図示しないパソコンから送られた、或いはスキャナ部6により読み取られ、更にはFAX I/F4により受信されるなどした画像情報に基づいて、これに基づき設定された印刷ジョブを処理する。なお、印刷ジョブの処理とは、主として、プリンタ部2に予め蓄積された用紙等に、前記画像情報に基づく文字・図画等を印刷することをいう。なお、プリンタ部2には、印刷後の用紙等を排出するための図示しない複数段のトレイ(後述する「上トレイ」、「トレイA」及び「トレイB」)を備えている。また、本実施形態の画像形成装置には、印刷後の用紙等に対してパンチング、ステープリング等を実施するための図示しないフィニッシャも付設されている。記憶装置3は、実行予定、或いは実行中の印刷ジョブや、エラーの発生した印刷ジョブ等を記憶する。FAX I/F4は、図示しないネットワーク外の機器と電話回線を介して接続され、FAX機能により画像情報の送受信を行う。ネットワークI/F5は、ネットワークに接続され、ネットワーク内でデータの送受信を行う。例えば、前記パソコンから送られてくる画像情報は、このネットワークI/F5を介して画像形成装置内に取り込まれる。スキャナ部6は、図示しないプラテン、光源部、CCDカメラ等を備え、前記プラテン上に載置された原稿面をスキャンして画像情報を読み取る。
表示・操作部7は、ユーザが当該画像形成装置に対して各種の指令を送信するためのユーザインターフェイスである。この表示・操作部7として、本実施形態では、LCDを用いたタッチパネル方式が採用されている。これにより、画像形成装置がユーザに対して何らかの情報を伝達するときには、LCDの画面上に当該情報の表示を行うことにより、また、ユーザが画像形成装置に対して何らかの指令を送信するときには、LCDの画面上に表示されたボタンを指で触れること、或いは当該LCDに隣接して設けられるマウスないしはマウスパッドを操作すること等により、ユーザ及び画像形成装置間の各種の情報・指令の授受が行われるようになっている。なお、表示・操作部7としては、この他にも、ハードボタン、或いはスイッチ等が併せて設けられていてもよい。また、本実施形態では特に、この表示・操作部7は、用紙サイズ、用紙出力態様、パンチング処理、ステープリング処理等の各種の印刷態様の設定を行う際に利用されるようになっているが、この点については後に詳述することとする。
最後に、制御部1は、前記の各要素を通じて画像形成装置全体を制御する。また、制御部1は、制御指令を行うCPU、制御プログラム等が格納されたROM、一時的な記憶場所のRAM、不揮発データを格納するNVRAMから構成されている。
なお、前記では、ユーザから画像形成装置への意思伝達として、表示・操作部7が使用される構成について説明したが、本発明は、このような形態に限定されない。例えば、これに加えて又は代えて、前記ネットワークI/F5に接続されたパソコンを使用することによって、前記したようなユーザ及び画像形成装置間の各種の情報・指令の授受が行われるようになっていてもよい。この場合、当該パソコンに付随するディスプレイ等が表示部に、また当該パソコンに付随するキーボード、マウス等が操作部にそれぞれ該当することになる。
かかる構成となる画像形成装置は、例えば図2及び図3に示すように運用され、その結果以下に記す作用効果を得ることができる。ここに図2及び図3は、前記表示・操作部7における、ユーザが印刷態様を設定するための設定画面表示例の一例を示す説明図であるとともに、設定操作例を説明するための説明図でもある。
まず、図2において、表示・操作部7には、印刷態様設定に係る項目がマップ状に表示されている。図2では特に、ルート(図2中最も左列)として、印刷が行われるべき用紙サイズの設定に係る項目、「A4」、「A3」、「B5」等々が表示されている。次の段(図2中真ん中の列)では、印刷後の用紙をどのようにして画像形成装置外に排出するか、即ち出力態様に関する項目、「上トレイ」、「トレイA(フェイスアップ)」、「トレイB(フェイスダウン)」等々が表示されている。更に次の段(図2中最も右列)では、印刷後の用紙に対する特別処理(図では「後処理」となっている。)に関する項目、「パンチング」、「ステープリング」、「振り分け処理」等々が表示されている。これにより、ユーザは設定に係る項目を一覧することができる。
このような設定画面表示例では、例えば次のような手順を踏んで、各種の設定が行われるようになっている。まず、その説明の前提として、図2では特にポインタPが表示されている。このポインタPは、例えば図2に示す表示画面に隣接して設けられるマウスないしはマウスパッドを操作することによって画面上を移動可能とされている。また、ポインタPを所望のボタンの上に位置させた上で、前記マウス等に付設されているボタンをクリック等することによって当該ボタンの選択・設定が可能となっている。
このような構成例において、ユーザはポインタPを画面上で自由に移動させることが可能であるが、本実施形態では、このポインタPの移動に伴い次のような設定画面表示が行われる。すなわち、まず、図2中最も左列に示されている用紙サイズの設定を行う場合を考えると、この用紙サイズに関する各項目、「A4」、「A3」、「B5」等々の上にポインタPを移動させていくと、それに応じて、これら各項目「A4」、「A3」、「B5」と、次の段の「出力態様」に関する項目との関連性が破線でもって示される。ここで「関連性」とは、一般にある系列に属する項目a(1),a(2),…,a(n)があり、別の系列に属する項目b(1),b(2),…,b(m)があるとして、項目a(s)(但し、s=1,2,…or n)が選択・設定されると、項目b(k1),b(k2),…,b(kl)(但し、kl≦mで、且つk1,k2,…,klのそれぞれは、1,2,…,mのいずれか一つの値をとる。)の選択・設定が、禁止、或いは制限されるという関係(或いは逆に、「禁止されない、或いは制限されないという関係」と言い換えてもよい。)にあることをさす。
具体的には、図2(a)に示すようにポインタPを、項目「A4」の上に位置させると、この項目「A4」と次の段の出力態様に関する項目「上トレイ」、「トレイA(フェイスアップ出力)」、「トレイB(フェイスダウン出力)」との間に破線が表示される。この破線は即ち、項目「A4」を選択・設定するとすれば、「上トレイ」、「トレイA(フェイスアップ出力)」、「トレイB(フェイスダウン出力)」の各項目の選択・設定が可能であることをユーザに伝達している。続いて、図2(b)に示すように、ポインタPを項目「A3」の上に位置させると、この項目「A3」と出力態様に関する項目「トレイA(フェイスアップ出力)」、「トレイB(フェイスダウン出力)との間に破線が表示される。この破線も同様に、項目「A3」を選択・設定するとすれば、「上トレイ」を除く、「トレイA(フェイスアップ出力)」、「トレイB(フェイスダウン出力)」の各項目の選択・設定が可能であることをユーザに伝達している。そして、この図2(b)の場合では、項目「A3」の選択・設定が、項目「上トレイ」の選択・設定の禁止を導くことが同時に伝達されてもいるのである。
このようにして、ユーザは、ある項目を選択・設定すると、当該項目で禁止ないしは制限される項目と、そうでない項目とを一目瞭然に確認することができるようになっているのである。
次に、ユーザが、ポインタPを、例えば項目「A4」の上に位置させ、且つ、前記マウス等に付設されているボタンをクリック等すると、その項目は図3(a)に示すように反転表示される。また、この反転表示と同時に、前記で述べた関連性を示す破線が実線に変えられる。これにより、ユーザは、自らの選択・設定を自らの目で確認することができる。
後は、基本的に前記と同様な手続により各種の設定を行っていく。すなわち、用紙サイズの設定が上記のようにして完了したら次に、ユーザは、出力態様に関する選択・設定を行うべく、ポインタPを移動させる。この際、前記と同様に、関連性を示す破線が表示される。ただし、この場合には、出力態様に関する項目(図3(a)及び(b)の真ん中の列参照)と後処理態様に関する項目(図3(a)及び(b)の最も右列参照)との間の関連性が示される。図3(a)では、ポインタPが項目「トレイA(フェイスアップ出力)」の上にあるとき、当該項目と項目「パンチング」のみが破線で結ばれているのが示されているのに対して、図3(b)では、ポインタPが項目「トレイB(フェイスダウン出力)」の上にあるとき、当該項目と項目「パンチング」、「ステープリング」、「振り分け処理」とが破線で結ばれているのが示されている。即ち、前者では、図に示す限りにおいて「ステープリング」及び「振り分け処理」とが選択・設定禁止とされているのである。以下、同様な設定操作を行っていけばよい。
このように、本実施形態によれば、ユーザにとってより親切である等設定操作がより好適に実施しえるようになっているのである。この点、従来においては、例えば図4に示すようなダイアログボックスの表示が利用されており、これにより複数の項目を選択・設定するにあたっては、ダイアログボックスを順次切り替えて、或いは重ね合わせるように表示させていくようなことが行われていた。したがって、この場合では、本実施形態のように設定に係る項目を一覧することができなかったし、また、禁止又は制限される項目が何であるかをユーザに伝達することも行われていなかった。本実施形態では、かかる不具合を被らなくて済むのである。
なお、上記の図2及び図3では、説明の都合上、用紙サイズ、出力態様及び後処理態様の三つに関する項目が表示されている例を示したが、本発明は、このような形態に勿論限定されるわけではない。二つ以下、或いは四つ以上に関する設定に係る項目が表示されてもよい。このうち四つ以上の表示を行う場合であって、表示・操作部7の大きさ等の物理的制約等によって、設定に係る項目の全部を一挙に表示することができない場合には、例えば図5に示すようにスクロールバーSBを併せて表示するようにしてもよい。このような場合も、図4に比べれば、ユーザにとって格段に便利であることは言うまでもない。
また、上記では、図2及び図3の最左列、真ん中の列、最右列の順に選択・設定を行っていくような説明をしたが、この順番にこだわらなくてもよい。例えば、最初に真ん中の列、即ち「出力態様」について選択・設定を行う、などという設定操作を行ってもよい。このような場合でも、設定に係る項目を一覧しながら設定操作を行うことができるし、前記と同様、関連性を示す破線の表示を行うこともできるから、前述の作用効果は同様に享受される。また、設定操作に関連しては、上述したような手順に代えて、例えば図6に示すような手順を踏んでもよい。すなわち第1に、ユーザは、図6(a)に示すように用紙サイズ、出力態様及び後処理態様の中でそれぞれ設定しようとする各項目をなぞるようにポインタPを移動させる(図6(a)中矢印参照)。この場合でも破線表示は行い、ユーザに設定禁止等に該当する項目が何であるかを知らせる。ただし、この破線は実線(図3(a)参照)に変わることはない。各段にわたる各項目は破線のまま連結されて表示されるのである。なお、ある一段の中のある項目から他の一段の中のある項目へポインタPを移動させるときには、これらの項目間を結ぶ破線表示は行う(いわば「仮確定」する)が、他の破線表示は図6(b)に示すように行わないようにしておくとよい(図6(a)中の×印も参照。)。最後に、項目「パンチング」の部分で選択・設定を行うことで、図6(a)でなぞった各項目のすべてについて、言い換えると前記の仮確定したつながりをもつ項目のすべてについて選択・設定を確定する。この場合、図3(a)と同様、図6(c)に示すように各項目間を結んでいた破線表示を実線表示にするとともに、被設定項目を反転表示させる。このような設定操作方法によれば、ユーザは、より簡便に各種の設定が行えることになる。
さらに、上記実施形態において、図2及び図3の変形形態として、例えば図7に示すような形態を採用してもよい。すなわち、図2及び図3に示した「トレイA(フェイスアップ)」等の各項目(以下、図7の説明に関する限り、「大項目」ということにする。)の中でも更に、印刷態様の詳細を設定可能な細項目が存在するような場合には、当該大項目につき当該細項目をプルダウンメニューPMで表示可能に構成しておくとよい。図7では、図2及び図3において「トレイA(フェイスアップ)」及び「トレイB(フェイスダウン)」とされていた項目が、大項目「トレイA」及び「トレイB」とされており、且つ、これらそれぞれに細項目「フェイスアップ」及び「フェイスダウン」が付随されていることが示されている。そして、この場合でも、図7(a)及び(b)の差異として示すように、プルダウンメニューPM中の細項目のうちのどの部分にポインタPが存在するかに応じて、破線表示が行われるようになっているとよい。このような考え方は、既に図2及び図3を参照して説明したところのものと同じである。このような形態によれば、より多くの情報を比較的小さな画面に集約することができ、ユーザに取得可能な情報量の全体は格段に飛躍することになるから、前記の作用効果がより確実に得られることになる。
加えて、上記実施形態においては、破線表示によって各項目の関連性が示され、また、選択・設定された項目の表示は、反転表示されるようになっているが、本発明は、このような形態に限定されない。例えば、関連性の表示を破線によって示すのに代えて又は加えて、色別の表示を行うようにしてもよい(例えば、設定可能な項目は「青」で表示し、そうでない項目は「赤」で表示する等)。これは、本発明にいう「関係(本実施形態でいう「関連性」)が視認可能なように」に当然に含まれる。また、このようなことは、選択・設定された項目を表示する場合についても同様に当てはまる。つまり、選択・設定された項目については、その他の項目との関係において、別の色による表示を行うようにしてもよい。これは、本発明にいう「異なる態様で表示する」に当然に含まれる。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像形成装置もまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。
1…制御部
2…プリンタ部
3…記憶装置
4…FAX I/F
5…ネットワークI/F
6…スキャナ部
7…表示・操作部
2…プリンタ部
3…記憶装置
4…FAX I/F
5…ネットワークI/F
6…スキャナ部
7…表示・操作部
Claims (5)
- 画像データに基づいて用紙上に画像形成を行う画像形成装置であって、
前記用紙に対する前記画像形成の態様の設定を行う画像形成態様設定手段と、
前記設定に係る項目をマップ状に表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記表示手段は、前記項目のうち前記画像形成態様設定手段によって設定が行われた項目とそうでない項目とを異なる態様で表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記項目は、第1項目と、該第1項目が選択されることによりその選択が禁止又は制限される第2項目とからなり、
前記表示手段は、前記第1項目及び前記第2項目間の関係が視認可能なように、当該第1項目及び当該第2項目を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記項目の全部又は一部は、前記画像形成の態様の詳細を定める細項目を含み、
前記表示手段は、前記項目に併せて前記細項目を表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記設定に係る項目の選択をユーザが行う操作手段が更に備えられており、
前記表示手段は、前記操作手段を兼ねていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003338400A JP2005107026A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005107026A true JP2005107026A (ja) | 2005-04-21 |
Family
ID=34533930
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2005107026A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008269058A (ja) * | 2007-04-17 | 2008-11-06 | Canon Inc | 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム |
-
2003
- 2003-09-29 JP JP2003338400A patent/JP2005107026A/ja active Pending
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071029 |