JP2005106400A - エリア別環境提供システム及び環境提供装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 エリア別環境提供システム1は、空間60a等それぞれに対して環境を提供する。エリア別環境提供システム1は、在席検出センサー群20と、算出装置群40と、パーソナル空調機群50とを備える。在席検出センサー20aは、空間60aに属する個人70aの在席を検出する。算出装置40aは、連続時間を算出する。連続時間は、在席検出センサー20aが在席を検出している連続的な時間である。パーソナル空調機50aは、空間60aに対して温度環境を提供する。パーソナル空調機50aは、連続時間が所定時間以上となった場合に、空間60aに属する個人70aに触れずに、温度環境を変化させる。
【選択図】 図1
Description
特許文献2の技術では、個人等の下肢の筋肉が動かされるが、個人等が離席する場合に比べて、エコノミークラス症候群が十分に予防されないおそれがある。また、個人等の下肢の筋肉が動かされるため、個人等が作業を行っている場合に、その作業が中断されるおそれがある。
なお、連続時間は、在席検出装置が在席を検出している時間と在席検出装置が不在を検出している時間とが混在したようなものを含まない。
このエリア別環境提供システムでは、環境提供装置が、それぞれのエリアに対して環境を提供する。環境提供装置が、連続時間が所定時間以上となった場合に、それぞれのエリアに属する個人等に触れずに、環境を変化させる。環境提供装置が、環境を徐々に不快にするように、環境を変化させる。
請求項3に係るエリア別環境提供システムは、請求項1又は2のいずれかに記載のエリア別環境提供システムであって、環境は、温度環境、湿度環境、気流環境、臭いの環境、照明環境、音響環境及び超音波の環境の少なくとも1つを含む。
したがって、温度環境、湿度環境、気流環境、臭いの環境、照明環境、音響環境及び超音波の環境の少なくとも1つの変化を個人等が徐々に体感することができる。このため、個人等の作業を中断させることなく、個人等に離席を促すことができる。
このエリア別環境提供システムでは、環境が、気流環境、臭いの環境、音響環境及び超音波の環境の少なくとも1つを含む。環境提供装置が、それぞれのエリアに対して環境を提供する。環境提供装置が、連続時間が所定時間以上となった場合に、それぞれのエリアに属する個人等に触れずに、環境を変化させる。環境提供装置が、気流、臭い、音響及び超音波の少なくとも1つを徐々に強めるように、環境を変化させる。
請求項5に係るエリア別環境提供システムは、請求項1から4のいずれかに記載のエリア別環境提供システムであって、算出装置は、それぞれのエリアに属する個人等の不在を在席検出装置が検出した場合に、連続時間をリセットする。
したがって、個人等が離席してから在席し始めたときも、算出装置が連続時間を計測することができる。このため、連続時間を正確に計測することができる。
なお、連続時間は、在席検出装置が在席を検出している時間と在席検出装置が不在を検出している時間とが混在したようなものを含まない。「在席検出装置が在席を検出し始めたとき」とは、在席検出装置が1番最初に在席を検出し始めたときだけでなく、在席検出装置が不在を検出したあとに在席を検出し始めたときを含む。また、在席検出装置と血流検出装置とは、別々の装置であってもいいし、1つの装置であってもいい。
このエリア別環境提供システムでは、算出装置が、血流低下量と連続時間との少なくとも一方を算出する。算出装置が、在席検出装置が不在を検出した場合に、血流低下量と連続時間との少なくとも一方をリセットする。
請求項8に係る環境提供装置は、受取部と、環境提供部とを備える。受取部は、算出装置から、連続時間の情報を受け取る。算出装置は、連続時間を計測する。連続時間は、在席検出装置が在席を検出している連続的な時間である。在席検出装置は、複数のエリアのそれぞれに属する個人等の在席を検出する。環境提供部は、それぞれのエリアに対して環境を提供する。環境提供部は、連続時間が所定時間以上となった場合に、それぞれのエリアに属する個人等に触れずに、環境を変化させる。
なお、連続時間は、在席検出装置が在席を検出している時間と在席検出装置が不在を検出している時間とが混在したようなものを含まない。
請求項2に係るエリア別環境提供システムでは、環境が不快になったことを個人等が徐々に体感することができる。このため、個人等の作業を中断させることなく、個人等に離席を促すことができる。
請求項4に係るエリア別環境提供システムでは、気流、臭い、音響及び超音波の少なくとも1つが強くなったことを個人等が徐々に体感することができる。このため、個人等の作業を中断させることなく、個人等に離席を促すことができる。
請求項6に係るエリア別環境提供システムでは、連続時間が所定時間以上であるか血流低下量が所定量以上であれば、環境の変化を個人等が徐々に体感することができるため、個人等の作業を中断させることなく、個人等に離席を促すことができる。このため、個人等の作業を中断させることなくエコノミークラス症候群を予防することができる。
請求項8に係る環境提供装置では、環境の変化を個人等が徐々に体感することができるため、個人等の作業を中断させることなく、個人等に離席を促すことができる。このため、個人等の作業を中断させることなくエコノミークラス症候群を予防することができる。
本発明の第1実施形態に係るエリア別環境提供システム1の概念図を図1,図2に示す。また、本発明の第1実施形態に係るエリア別環境提供システム1の各構成要素の構成図を図3に示す。図1に示すエリア別環境提供システム1は、主として空間群60(60a,60b,・・・)それぞれに温度環境を提供するためのシステムである。なお、空間群60(60a,60b,・・・)は、パーソナル空調機群50(50a,50b,・・・)の近傍空間である。
図1,図2に示すように、このエリア別環境提供システム1は、主としてパーソナル空調機群50(50a,50b,・・・)と在席センサー群20(20a,20b,・・・)と算出装置群40(40a,40b,・・・)とを備える。在席センサー群20(20a,20b,・・・)は、パーソナル空調機群50(50a,50b,・・・)上において、個人群70(70a,70b,・・・)を認識できる場所に置かれる。算出装置群40(40a,40b,・・・)は、パーソナル空調機群50(50a,50b,・・・)付近に設置される。
図3に示すように、在席センサー20aは、主として検出部21aと通知部22aとを備える。
図3に示す検出部21aは、図2に示す空間60aに属する個人70aの在席を検出する。図3に示す通知部22aは、図2に示す個人70aの在席の情報を図3に示す検出部21aから受け取る。通知部22aは、図2に示す個人70aの在席の情報を算出装置40aに通知する。
<算出装置群40(40a,40b,・・・)の構成>
図3に示すように、算出装置40aは、主として第1受取部41aと算出部43aとを備える。
第1受取部41aは、図2に示す個人70aの在席の情報を在席センサー20aから受け取る。図3に示す第1受取部41aは、図2に示す個人70aの在席の情報を算出部43aに渡す。算出部43aは、図2に示す個人70aが在席している連続的な時間(以下、連続時間とする)を計測する。図3に示す算出部43aは、図2に示す個人70aの不在を在席センサー20aが検出した場合に、連続時間をリセットする。算出部43aは、連続時間の情報をパーソナル空調機50aへ渡す。
<パーソナル空調機群50(50a,50b,・・・)の構成>
図3に示すように、パーソナル空調機50aは、主として受取部51aと制御部53aと環境提供部52aとを備える。
受取部51aは、算出装置40aから連続時間の情報を受け取る。受取部51aは、連続時間の情報を制御部53aに渡す。制御部53aは、連続時間が所定時間以上であるか否か判断する。制御部53aは、連続時間が所定時間以上であると判断した場合、温度を徐々に上昇させる命令を環境提供部52aに渡す。環境提供部52aは、図3に示す空間60aに対して温度環境を提供する。環境提供部52aは、空間60aに属する個人70aに触れずに、温度を徐々に上昇するように温度環境を変化させる。
<環境提供部群52(52a,52b,・・・)の構成>
図3に示す環境提供部52aは、図2に示すように、主として圧縮機521a、凝縮器522a、蒸発器523a、クロスフローファン524a、プロペラファン525a、吹き出し口526a及び吸い込み口528aを備える。このうち、圧縮機521a、凝縮器522a、蒸発器523a、クロスフローファン524a及びプロペラファン525aは、パーソナル空調機50aの背面にある箱体527aの中に内蔵される。吹き出し口526aは、パーソナル空調機50aの前面パネルに設けられる。吸い込み口528aは、パーソナル空調機50aの背面パネルに設けられる。吸い込み口528a、圧縮機521a、凝縮器522a及び蒸発器523aを利用して生成された調和空気は、クロスフローファン524aによって吹き出し口526aを介して、空間60aに供給される。
<エリア別環境提供システム1が空間群60(60a,60b,・・・)それぞれに温度環境を提供する処理の流れ>
図1に示すエリア別環境提供システム1が空間群60(60a,60b,・・・)それぞれに温度環境を提供する処理の流れを、図4,図5に示すフローチャートを用いて説明する。ここでは、エリア別環境提供システム1が空間60aに温度環境を提供する場合について説明する。エリア別環境提供システム1が他の空間60b,・・・に温度環境を提供する場合についても同様である。
図4に示すステップS2では、通常制御される。すなわち、図2に示す個人70aによりパーソナル空調機50aに対して設定温度が入力され、その設定温度になるようにパーソナル空調機50aが制御される(図4で示す(1))。
図4に示すステップS5では、連続時間がリセットされる。すなわち、図3に示す算出部43aにより、連続時間がリセットされて、連続時間が0分に戻される(図4で示す(1))。
図4に示すステップS7では、連続時間が算出される。すなわち、図3に示す算出部43aにより、タイマー(図示せず)が参照され、連続時間が算出される。算出部43aにより、連続時間の情報がパーソナル空調機50aへ渡される。パーソナル空調機50aの受取部51aにより、算出装置40aから連続時間の情報が受け取られる。受取部51aにより、連続時間の情報が制御部53aに渡される。
図5に示すステップS10では、電源がOFFされるべきか否かが判断される。OFFされるべきであると判断された場合は、処理が終了され、OFFされるべきでないと判断された場合は、ステップS3(図5,図4に示す(1))へ進められる。
(1)
ここでは、図2に示す在席検出センサー20aが、空間60aに属する個人70aの在席を検出する。算出装置40aが、在席の情報を在席検出センサー20aから受け取る。算出装置40aが、連続時間を算出する。環境提供装置が、連続時間の情報を算出装置40aから受け取ることができる。パーソナル空調機50aが、空間60aに対して温度環境を提供する。パーソナル空調機50aが、連続時間が所定時間(例えば、60分)以上となった場合に、空間60aに属する個人70aに触れずに、温度環境を変化させる。
(2)
ここでは、図2に示すパーソナル空調機50aが、連続時間が所定時間(例えば、60分)以上となった場合に、空間60aに属する個人70aに触れずに、温度環境を変化させる。パーソナル空調機50aが、温度を徐々に上昇させるように、すなわち温度環境を徐々に不快にするように、温度環境を変化させる。
(3)
ここでは、図2に示す算出装置40aが、連続時間を計測する。算出装置40aが、空間60aに属する個人70aの不在を在席検出センサー20aが検出した場合に、連続時間をリセットする。
<第1実施形態の変形例>
(A)連続時間は、図2に示す在席検出センサー20aが在席を検出している時間と在席検出センサー20aが不在を検出している時間とが混在したようなものを含まない。すなわち、連続時間は、個人70aが離席することなく在席していた連続的な時間である。温度環境を徐々に不快にするためには、温度が徐々に上昇させられるように温度環境が変化させられる代わりに、温度が徐々に低下させられるように温度環境が変化させられてもよい。温度環境の提供方法は、冷房であってもいいし、暖房であってもいい。在席センサー20aは、空間60aに属する個人70aの代わりに、空間60aに属する団体の在席を検出してもよい。その場合、パーソナル空調機50aは、空間60aに属する団体に触れずに、温度を徐々に上昇するように温度環境を変化させて、空間60aに対して温度環境を提供することになる。在席センサー20aは、空間60aに属する個人70aの代わりに、空間60aに属する個人70a及び団体の在席を検出してもよい。その場合、パーソナル空調機50aは、空間60aに属する個人70a及び団体に触れずに、温度を徐々に上昇するように温度環境を変化させて、空間60aに対して温度環境を提供することになる。
図6に示すステップS12では、血流が検出される。すなわち、図3に示す検出部81aにより、図2に示す空間60aに属する個人70aの血流が検出される。図3に示す通知部82aにより、図2に示す個人70aの血流の情報が図3に示す検出部81aから受け取られる。通知部82aにより、図2に示す個人70aの血流の情報が図3に示す検出部81aから受け取られる。通知部82aにより、図2に示す個人70aの血流の情報が算出装置40aに通知される。
(F)図1に示すエリア別環境提供システム1に血流センサー群80(80a,80b,・・・)がさらに備えられている場合に、図3に示す在席センサー20aと血流センサー80aとは、1つの検出装置であってもよい。この場合、例えば、検出部21aは、検出装置の電源がONされたことにより、図2に示す空間60aに属する個人70aの在席を検出するようにしてもよい。あるいは、例えば、検出部21aは、図2に示す空間60aに属する個人70aに装着されたことを検出装置が受ける圧力などを検出することにより、図2に示す空間60aに属する個人70aの在席を検出するようにしてもよい。また、この場合、図6に示すステップS11で、血流低下量のみがリセットされるようにしてもよい。図6に示すステップS13で、血流低下量のみが算出されるようにしてもよい。図7に示すステップS14が省略されてもよい。このような場合でも、温度環境の変化を個人70aが徐々に体感するため、個人70aの作業を中断させることなく、個人70aに離席が促される。このため、個人70aの作業を中断させることなくエコノミークラス症候群が予防される。
本発明の第2実施形態に係るエリア別環境提供システム100を図8に示す。また、エリア別環境提供システム100の各構成要素の構成図を図9に示す。図8,図9において、図1,図2,図3のエリア別環境提供システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。図8に示すエリア別環境提供システム100は、主として空間群60(60a,60b,・・・)それぞれに温度環境を提供するためのシステムである。
<第2実施形態の変形例>
(A)照明装置150aは、明るさを徐々に低下するように音響環境を変化させる代わりに、明るさを徐々に上昇するように照明環境を変化させてもよい。この場合でも、照明が不快になったことを個人70aが徐々に体感する。このため、個人70aの作業を中断させることなく、個人70aに離席が促される。
本発明の第3実施形態に係るエリア別環境提供システム200を図10に示す。また、エリア別環境提供システム200の各構成要素の構成図を図11に示す。図10,図11において、図1,図2,図3のエリア別環境提供システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。図10に示すエリア別環境提供システム200は、主として空間群60(60a,60b,・・・)それぞれに音響環境を提供するためのシステムである。
<第3実施形態の変形例>
(A)音響装置250aが提供するのは、音響環境の代わりに、超音波の環境であってもよい。この場合、音響装置250aが、超音波の環境を徐々に不快にするように、超音波の環境を変化させる。したがって、超音波の環境が不快になったことを個人70aが徐々に体感する。このため、個人70aの作業を中断させることなく、個人70aに離席が促される。超音波の周波数は、可聴域の周波数よりも高くてもいいし、可聴域の周波数よりも低くてもいい。また、超音波の環境を徐々に不快にするように超音波の環境を変化させる代わりに、超音波を徐々に強くするように超音波の環境を変化させてもよい。この場合でも、超音波が強くなったことを個人70aが徐々に体感する。このため、個人70aの作業を中断させることなく、個人70aに離席が促される。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態に係るエリア別環境提供システム300を図12に示す。また、エリア別環境提供システム300の各構成要素の構成図を図13に示す。図12,図13において、図1,図2,図3のエリア別環境提供システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。図12に示すエリア別環境提供システム300は、主として空間群60(60a,60b,・・・)それぞれに臭いの環境を提供するためのシステムである。
<第4実施形態の変形例>
(A)発臭装置350aは、臭いの環境を徐々に不快にするように臭いの環境を変化させる代わりに、臭いを徐々に強くするように臭いの環境を変化させてもよい。この場合でも、臭いが強くなったことを個人70aが徐々に体感する。このため、個人70aの作業を中断させることなく、個人70aに離席が促される。
10 端末装置群
20 在席センサー群
40 算出装置群
50 パーソナル空調機群
60 空間群
70 個人群
80 血流センサー群
150 照明装置群
190 デスク群
250 音響装置群
350 発臭装置群
Claims (8)
- 複数のエリア(60a,60b,・・・)それぞれに対して環境を提供するためのエリア別環境提供システム(1,100,200,300)であって、
それぞれの前記エリア(60a,60b,・・・)に属する個人(70a,70b,・・・)及び団体の少なくとも一方の在席を検出する在席検出装置(10a,10b,・・・,20a,20b,・・・)と、
前記在席検出装置(10a,10b,・・・,20a,20b,・・・)が前記在席を検出している連続的な時間である連続時間を算出する算出装置(40a,40b,・・・)と、
それぞれの前記エリア(60a,60b,・・・)に対して環境を提供する環境提供装置(50,150,250,350)と、
を備え、
前記環境提供装置(50,150,250,350)は、前記連続時間が所定時間以上となった場合に、それぞれの前記エリア(60a,60b,・・・)に属する前記個人(70a,70b,・・・)及び団体の少なくとも一方に触れずに、前記環境を変化させる、
エリア別環境提供システム(1,100,200,300)。 - 前記環境提供装置(50,150,250,350)は、前記環境を徐々に不快にするように、前記環境を変化させる、
請求項1に記載のエリア別環境提供システム(1,100,200,300)。 - 前記環境は、温度環境、湿度環境、気流環境、臭いの環境、照明環境、音響環境及び超音波の環境の少なくとも1つを含む、
請求項1又は2のいずれかに記載のエリア別環境提供システム(1,100,200,300)。 - 前記環境は、気流環境、臭いの環境、音響環境及び超音波の環境の少なくとも1つを含み、
前記環境提供装置(50,150,250,350)は、気流、臭い、音響及び超音波の少なくとも1つを徐々に強めるように、前記環境を変化させる、
請求項1に記載のエリア別環境提供システム(1,100,200,300)。 - 前記計測装置(40a,40b,・・・)は、それぞれの前記エリア(60a,60b,・・・)に属する前記個人(70a,70b,・・・)及び団体の少なくとも一方の不在を前記在席検出装置(10a,10b,・・・,20a,20b,・・・)が検出した場合に、前記連続時間をリセットする、
請求項1から4のいずれかに記載のエリア別環境提供システム(1,100,200,300)。 - 複数のエリア(60a,60b,・・・)それぞれに対して環境を提供するためのエリア別環境提供システム(1,100,200,300)であって、
それぞれの前記エリア(60a,60b,・・・)に属する個人(70a,70b,・・・)及び団体の少なくとも一方の在席を検出する在席検出装置(10a,10b,・・・,20a,20b,・・・)と、
それぞれの前記エリア(60a,60b,・・・)に属する前記個人(70a,70b,・・・)及び団体の少なくとも一方の血流を検出する血流検出装置と、
前記血流検出装置が検出する前記血流の値が、前記在席検出装置(10a,10b,・・・,20a,20b,・・・)が前記在席を検出し始めたときにおいて前記血流検出装置が検出した前記血流の値である血流初期値に対して、低下している量である血流低下量と、前記在席検出装置(10a,10b,・・・,20a,20b,・・・)が前記在席を検出している連続的な時間である連続時間と、の少なくとも一方を算出する算出装置(40a,40b,・・・)と、
それぞれの前記エリア(60a,60b,・・・)に対して環境を提供する環境提供装置(50,150,250,350)と、
を備え、
前記環境提供装置(50,150,250,350)は、前記血流低下量が所定値以上となった場合、又は前記連続時間が所定時間以上となった場合に、それぞれの前記エリア(60a,60b,・・・)に属する前記個人(70a,70b,・・・)及び団体の少なくとも一方に触れずに、前記環境を変化させる、
エリア別環境提供システム(1,100,200,300)。 - 前記算出装置(40a,40b,・・・)は、前記在席検出装置(10a,10b,・・・,20a,20b,・・・)が前記不在を検出した場合に、前記血流低下量と前記連続時間との少なくとも一方をリセットする、
請求項6に記載のエリア別環境提供システム(1,100,200,300)。 - 複数のエリア(60a,60b,・・・)のそれぞれに属する個人(70a,70b,・・・)及び団体の少なくとも一方の在席を検出する在席検出装置(10a,10b,・・・,20a,20b,・・・)が前記在席を検出している連続的な時間である連続時間を算出する算出装置(40a,40b,・・・)から、前記連続時間の情報を受け取る受取部(51a,51b,・・・)と、
それぞれの前記エリア(60a,60b,・・・)に対して環境を提供する環境提供部(52a,52b,・・・,152a,152b,・・・,252a,252b,・・・,352a,352b,・・・)と、
を備え、
前記環境提供部(52a,52b,・・・,152a,152b,・・・,252a,252b,・・・,352a,352b,・・・)は、前記連続時間が所定時間以上となった場合に、それぞれの前記エリア(60a,60b,・・・)に属する前記個人(70a,70b,・・・)及び団体の少なくとも一方に触れずに、前記環境を変化させる、
環境提供装置(50,150,250,350)。
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