JP2005103473A - 鳴子の塗装乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の鳴子の乾燥方法は、鳴子に棒を挿入して作業者が廻す方法であったが、この理由は塗料の流れ出しを防止するためであった。塗料の流れ出しは、乾燥後の表面に筋として残り商品価値を著しく損なう結果となるからである。そこで作業者の負担を軽減する簡易乾燥装置が期待されていた。
【解決手段】平盤を直立させ、平盤の中心に回転軸を設けてモータで低速回転させ、平盤の周辺部に等間隔に回転軸を設けて各回転軸はモータの動力をチェーンやベルトで一斉に駆動し、各回転軸に塗料を塗布した鳴子を装着すると、平盤はゆっくりと回転しながら平盤の周辺部で等間隔の並ぶ各回転軸に挿入された鳴子はそれ自体も回転することで塗料の流れを防止しながら乾燥させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、よさこい鳴子踊りに使う鳴子の塗装後の乾燥装置や、一般のワークに対する塗料の流れ出しを防止する乾燥装置に関するものである。
よさこい鳴子踊りで使われる鳴子の製造過程において、塗料を塗布した後の乾燥は、鳴子に棒を刺し回転させることで塗料の流れ出しを避ける手作業であった。塗料は速乾性塗料を使用するので乾燥時間は短いが、それでも一分程度は要する。乾燥するまでに鳴子を静止状態に置くと塗料が流れ出すこともあって乾燥後は塗料の筋を形成してしまう。この塗装斑は商品価値を消失させる原因となるので、作業者は鳴子を手に持って廻しながら乾燥させていた。しかし、生産量が多くなれば作業者にとっては作業量が増えることになり、作業者の負担増となってしまう。然も、健常者であっても高負担の作業を、身体障害者が作業をするとなれば、更に重労働を強いることになる。鳴子は需要が限定されるので自動化するほどの設備投資は必要ないが、近年全国的に鳴子踊りが広まるなか、鳴子の需要は伸びている。現状として鳴子の生産は身体障害者がリハビリを兼ねて取り組んでいる場合もある。
塗布均一化を計る様々な方法が考案されている。
特願平8−43170号公報
本発明は、鳴子の塗装後の乾燥装置に関するものである。
従来は、手作業で塗装し乾燥させていたが、方法は鳴子に棒を挿入して作業者が廻す方法であった。作業者が鳴子を廻す理由は、塗料の流れ出しを防止するためである。塗料の流れ出しは、乾燥後の表面に塗料斑の筋として残り、商品価値を著しく損なう結果となるからである。
健常の作業者にとっても、この乾燥方法は製造量が多くなれば重労働となるが、身体障害者にとっては更に過酷な作業になることもある。そこで、身体障害者にとって低負担を約束する乾燥装置を開発することが課題となっていた。
塗料を塗布した鳴子は、静止状態で乾燥させると、塗料が流れ出してしまって乾燥後には塗料斑を形成してしまう。その為、手作業で鳴子を塗布する場合は、作業者が鳴子を持って回していた。鳴子を回すことで、塗料の流れ出しを防ぎ、乾燥後の塗料斑を形成しないようにしていた。
しかし、作業量が多くなったり、作業者が身体障害者である場合は、作業苦を招くこともあった。すると、鳴子作りを機械化すればよいが、鳴子の需要量がそれ程には多くはないので機械化はされていない。
そこで、自動化は困難として半自動化の必要性から、乾燥装置の発明となった。本発明の乾燥装置は、低コストで製作することができる特徴を有する。
使用方法は、作業者が手作業で鳴子に塗料を塗布する。塗布の方法は、鳴子を棒に刺し、塗料を塗布する手作業である。次に、棒をチャック部に挿入する。チャック部にはボールプランジャーを設けてあるので、このボールプランジャーが適切な圧力で棒を押すので、棒が安易にチャック部から脱落するのを防止すると共に、作業者はチャック部の回転を止めることなく棒をチャック部に挿入することが容易になる。これは、チャック部及び平盤を停止させて棒を脱着させる必要はなく、チャック部及び平盤が回転中でありながら棒を連続的に脱着させることができるので、作業効率が非常に良い結果となった。
各鳴子は、棒と共に回転し、平盤もゆっくり回転する。塗布後に棒をチャック部に刺すと、鳴子は回転しながら平盤の回転と共に大きく回転する。平盤が一周する間に鳴子の塗料が乾燥するので、一回転後に棒を引き抜けばよい。
本発明は、鳴子の塗装乾燥装置として発明したものであるが、本装置は鳴子の乾燥装置に限定することなく、様々なワークに応用することができる。ワークの塗装後の塗料の流れを防止するために、回転を与えることは有効な乾燥手段である。
一度に固定する鳴子の数に応じた大きさの平盤を直立させる。この平盤は円形若しくは多角形が好ましい。平盤の中心に回転軸を設けてモータで低速回転させる。平盤の周辺部に回転軸を貫通配置する。この各回転軸はモータの動力をチェーンやベルトで一斉に駆動される。各回転軸に塗料を塗布した鳴子を装着すると、平盤はゆっくりと回転する。更に平盤の周辺部で等間隔の並ぶ各回転軸に挿入された鳴子は、それ自体も回転する。
平盤の回転速度は、限定することはないが、一回転中に十分塗料が乾燥するように回転速度を設定するとよい。
図1で説明する。
円形或いは多角形の平盤(1)を直立させる。この平盤(1)に、その中心点を貫通する平盤回転軸(2)を設け、モータ(3a)で駆動する。この平盤(1)の回転速度は、平盤(1)が一回転する間に乾燥するような低速回転である。それは、塗料によって異なるが、凡そ1rpm前後でよい。モータ(3a)の回転より平盤(1)の回転は遅いので、モータ(3)には減速機構を設けて回転数を下げている。
次に、平盤(1)の周辺部に数本の回転軸(4)を設ける。この回転軸(4)は、平盤(1)を貫通し、裏面にはスプロケット(5)が固着される。数本の各回転軸(4)を一斉同時に回転駆動させるので、各スプロケット(5b)を一本のチェーンで連結し、更に別のモータ(3b)に連結する。平盤(1)の表面の回転軸(4)には棒(6)を差し込むチャック機構(7)を設ける。
棒(6)の一先端は細くなっていて鳴子(8)を差し込むようにする。
鳴子(8)に棒(6)を刺し、塗料塗布後すぐに棒(6)をチャック機構(7)装着する。チャック機構(7)は、回転軸(4)に固着されるので、鳴子は回転運動を始める。そして次々と塗布後の鳴子を棒(6)に刺し込んで行く。
差し込まれた鳴子は回転運動をしながら平盤(1)の回転に合わせて大きく回転する。
ここで、モータ(3a)の駆動力を伝導するチェーンは、チェーンに限定する必要はなく、ベルトでもよい。
本発明の第1実施例を図1で説明する。
正八角形の平盤(1)を直立させ、平盤回転軸(2)をその中心に貫通固定する。平盤回転軸(2)は架台(9)を設けて軸受け(10a)で自在回転を得る。更に、平盤回転軸(2)の平盤裏面の一端にスプロケット(5a)を設ける。 平盤(1)を搭載する架台(9)にモータ(3a)を設けるが、このモータ(3a)は平盤(1)の回転速度を低くする必要があるので、減速機付がよい。そして、モータ(3a)とスプロケット(5a)をチェーン(11a)で連結する。
次に、平盤(1)の周辺部の数箇所に等間隔で回転軸(4)を貫通させる。この各回転軸(4)は平盤(1)に設けられた軸受け(10b)によって自在に回転運動ができる。回転軸(4)の先端で、平盤裏面側にスプロケット(5b)を設け、そして回転軸(4)の他端に棒(6)のチャック機構(7)を設ける。
平盤回転軸(2)に対して自在回転するスプロケット固定部(12)を同軸で設ける。このスプロケット固定部(12)に2つのスプロケット(5c)を設ける。
平盤(1)の周辺部に配置された各回転軸(4)を一括駆動するために、各回転軸(4)に固着されたスプロケット(5b)をチェーン(11b)で連結し、スプロケット固定部(12)の一つのスプロケット(5c)と連結する。
更に、他のスプロケット(5c)はモータ(3)とチェーン(11c)で連結駆動される。このモータ(3b)も、減速機を用いるとよい。
図2で説明する。本図は平盤回転軸の周辺を表す断面図である。
平盤(1)の中心を貫通し固定する平盤回転軸(2)を設け、架台(9)で自在回転させる。この平盤回転軸(2)にスプロケット(5a)を固定する。このスプロケット(5a)は、平盤(1)を駆動するためである。
平盤回転軸(2)にスプロケット固定部(12)を設ける。これには2つのスプロケット(5c)が取り付き、軸受け(10c)によって、平盤回転軸(2)に対して自由回転が可能である。スプロケット(5c)は、図1におけるモータ(3b)にチェーン(11c)で連結され、他のスプロケット(5c)は各回転軸(4)のスプロケット(5b)にチェーン(11b)で連結される。
図3で説明する。本図は、平盤の周辺部に配置された回転軸周辺の断面図である。
平盤(1)の周辺部に配置された平盤(1)を貫通する回転軸(4)を架台(9)で自由回転できるように固定する。回転軸(4)の一端にスプロケット(5b)を取り付け、他端にチャック機構(7)を設ける。チャック機構(7)は鳴子(8)の孔(15)に刺した棒(6)を挿入して固定する機構である。チャック機構(7)は棒(6)が挿入される穴(13)を有し、手早く容易に脱着でき、且つ安易にには脱落しないためにボールプランジャー(14)を設ける。各回転軸(4)に取り付くスプロケット(5b)は、図1のおけるチェーン(11b)で連結され、更にスプロケット(5c)に連結される。
図4で説明する。本図は背面から見た全体図である。
平盤(1)の中心に平盤回転軸(2)を設け、架台(9)で架台(9)に取り付ける。平盤回転軸(2)にスプロケット(5a)を設け、架台(9)に固定されたモータ(3a)の駆動力をチェーン(11a)で伝導する。このモータ(3a)が平盤(1)を低速度で回転させる。平盤回転軸(2)に、図2におけるスプロケット固定部(12)を取り付ける。スプロケット固定部(12)には2つのスプロケット(5c)が固定されるが、1つはチェーン(11c)でモータ(3b)に連結される。各回転軸(4)の固定された各スプロケット(5b)は、チェーン(11b)で連結され、更にスプロケット固定部(12)に固定されたスプロケット(5c)に連結される。
モータ(3a)は平盤(1)を低速度で回転させ、モータ(3b)は各回転軸(4)を一斉に回転させる。すると、回転軸(4)のチャック機構(7)に挿入された棒(6)が回転し、鳴子(8)が回転する。
本発明は、鳴子の塗装装置であるが、他に様々な対象物に対して塗料塗布後の未乾燥時に塗料の流れ出しを防止する手段として利用可能である。
本発明の実施例を上部から見た図である。 本発明の実施例の平盤回転軸周辺の拡大断面図である。 本発明の実施例の平盤の周辺部に配置された回転軸周辺の断面図である。 本発明の実施例の背面を示す図である。
符号の説明
1 平盤
2 平盤回転軸
3a モータ
3b モータ
4 回転軸
5a スプロケット
5b スプロケット
5c スプロケット
6 棒
7 チャック機構
8 鳴子
9 架台
10a 軸受け
10b 軸受け
10c 軸受け
11a チェーン
11b チェーン
11c チェーン
12 スプロケット固定部
13 穴
14 ボールプランジャー
15 孔

Claims (2)

  1. ワークの塗装乾燥装置において、直立する平盤をモータで回転駆動し、更に概平盤の周辺部に回転軸を貫通配置させ、各回転軸は単一モータでチェーン駆動され、各回転軸の先端部にワークを取り付けた棒を挿入するチャック部を設け、ワークに回転を与えることで未乾燥塗料の流れ出しを防止しながら乾燥させるワークの塗装乾燥装置。
  2. ワークを鳴子とし、鳴子の孔に刺した棒をチャック部に挿入してなる請求項1のワークの塗装乾燥装置。
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Cited By (4)

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