JP2005102389A - コアレスモータ - Google Patents

コアレスモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2005102389A
JP2005102389A JP2003331841A JP2003331841A JP2005102389A JP 2005102389 A JP2005102389 A JP 2005102389A JP 2003331841 A JP2003331841 A JP 2003331841A JP 2003331841 A JP2003331841 A JP 2003331841A JP 2005102389 A JP2005102389 A JP 2005102389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
motor
core
coreless
drive circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003331841A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4335628B2 (ja
Inventor
Tadashi Okabe
正 岡部
Hiroki Matsushita
裕樹 松下
Masato Uchida
誠人 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Copal Electronics Corp
Original Assignee
Nidec Copal Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Electronics Corp filed Critical Nidec Copal Electronics Corp
Priority to JP2003331841A priority Critical patent/JP4335628B2/ja
Publication of JP2005102389A publication Critical patent/JP2005102389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4335628B2 publication Critical patent/JP4335628B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

【課題】本発明は市販の駆動ICを用いても起動時間がのびるのを効率よく阻止できる、構造が簡単で、容易に実施することができるコアレスモータを得るにある。
【解決手段】市販の駆動ICを用いた駆動回路からモータコイル部へ電流を流して駆動させるコアレスモータにおいて、駆動回路とモータコイル部との間に外付コイルを介装してコアレスモータを構成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は市販の駆動ICを用いた駆動回路で駆動されるコアレスモータに関する。
従来の汎用コアレスモータは市販の駆動ICを用いた駆動回路を使用して構成している。
コアレスモータは、有鉄心タイプのモ−タと異なり、巻線部分にコア(
鉄心)がないので、コイルのインダクタンス値が小さくなりやすく、また、スロット数が多くなるにつれてインダクタンス値が小さくなる傾向があるが、市販の駆動ICは、インダクタンス値の小さいモ−タに使用することまでは考慮されていないため、このようなコアレスモータに使用すると、モータの起動時間が延びてしまうという欠点があり、また、専用の駆動ICを作成するには、非常にコストが高くなり、容易には実施できないという欠点があった。
なし
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、市販の駆動ICを用いてもモータの起動時間が延びるのを効率よく阻止でき、構造が簡単で、容易に実施することができるコアレスモータを提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は市販の駆動ICを用いた駆動回路からモータコイル部へ電流を流して駆動させるコアレスモータにおいて、駆動回路とモータコイル部との間に外付コイルを介装してコアレスモータを構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)市販の駆動ICを用いた駆動回路からモータコイル部へ電流を流して駆動させるコアレスモータにおいて、駆動回路とモータコイル部との間に外付コイルを介装したので、外付コイルによってコアレスコイルのインダクタンス値が小さくなるのを阻止することができる。
したがって、モータの起動時間が延びてしまう欠点の解消を図ることができる。
(2)前記(1)によって、外付コイルを取り付けるだけでよいので、容易で低コストで実施することができる。
(3)前記(1)によって、市販されている駆動ICを用いた駆動回路を用いても、モータの起動時間が延びるのを解消することができるので、駆動回路を特注で製作しなくてもよく、低コストで製造することができる。
(4)請求項2、3も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、外付コイルも容易に製造することができる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図11に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は本発明のコアレスモータで、このコアレスモータ1は市販されている駆動IC2を用いた駆動回路3が搭載された基台あるいは基板4と、この基台あるいは基板4に取り付けられた前記駆動回路3によって駆動されるコアレスモータ本体5と、前記駆動回路3から前記コアレスモータ本体5のモータコイル部6、6、6へ電流を流して駆動させる回路に介装させた前記基台あるいは基板4に取り付けられた外付コイル7とで構成されている。
前記コアレスモータ本体5は、図3ないし図5に示すように前記駆動回路3が搭載された基台あるいは基板4と、この基台あるいは基板4のほぼ中央部に下方
から上方に突出するように固定されたスリーブ13と、このスリーブ13の内周部に気体動圧軸受けを構成する気体空間12を介して配置されたシャフト11と、このシャフト11に固定されたハブ17と、このハブ17に固定されたバックヨーク16およびマグネットカバ−32 と、このマグネットカバ−32の内側に 固定され、内周部に着磁されたメインマグネット33と、前記バックヨーク16
とメインマグネット33の間に配置され、前記基台あるいは基板4に固定された円筒状のコアレスコイル15と、前記シャフト11の軸心方向と直角方向に外方へ突出するポリゴンミラー20と、このポリゴンミラー20と共にネジ34で前記ハブ17の上部に締結されたミラー押え35および円板36と、前記シャフト11の下側に固定されたスラストマグネットIN23と、このスラストマグネットIN23に対向して配置し、前記スリーブ13に固定されたスラストマグネットOUT22とで構成されている。
前記コアレスモータ本体5はシャフト11の外周部に気体空間12を介して配置したスリーブ13の外周部に回転構造の永久磁石が配置されたロータ14と円筒状のコアレスコイル15を配置しているので、回転力を発生する磁気回路からシャフト11とスリーブ13に加えられるコギング等の有害な力は全くなくなる。
前記外付コイル7は図6ないし図8に示すように、外周部に3個のコイル収納凹部24、24、24および対応する外周部にコイル挿入溝25、25が形成されたフェライト材製のコア26と、このコア26のコイル収納凹部24、24、24にそれぞれ巻付け収納された一端部、前記コアレスモータ本体5のモータコイル部6、6、6に接続されるように、前記一方のコイル挿入溝25を通過して外方へ突出され、他端部が前記駆動回路3に接続されるように、前記他方のコイル挿入溝25を通過して外方へ突出された3個のコイル27、27、27と、この3個のコイル27、27、27の両端部を外方へ導くコイル挿入孔28、28が形成された、前記コア26が内部に収納される円筒状の磁性材のインダクタンスカバー29とで構成されている。
従来のコアレスモータは、市販されている駆動I
C2を用いた駆動回路3 を使用した場合、コイルのインダクタンス値が小さいと電気的な時定数が小さくなるため、モータ起動時の電流がPWM制御のONーOFFスイッチングの影響を受け、図10に示すようにモータコイル部6に流れる電流(コイル電流)波形の勾配が急峻となる。
モータを回転させるトルクはコイル電流に比例することから、起動時のトルクとして有効な部分(図10で斜線を施した部分の面積)は小さくなり、結果としてモータの起動時間が延びてしまうことになる。
これに対して、上記構成のコアレスモータ1は外付コイル7を駆動回路3とモータコイル部6との間に介装しているため、コイルのインダクタンス値が大きくなり、電気的な時定数が大きくなるため、モータ起動時の電流はPWM制御のONーOFFスイッチングの影響を受け難くなり、図11に示すようにモータコイル部6に流れる電流波形の勾配が穏やかとなる。
したがって、起動時のトルクとしては有効な部分(図11で斜線を施した部分の面積)が大きくなり、モータ起動時間が伸びるのを解消することができる。
(発明を実施するための異なる形態)
次に、図12ないし図15に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、この本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図12ないし図15に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、外付コイル7A
で、この外付コイル7A は円柱状の磁性材のコア26A と、このコア26Aの一端部を除く外周部に取り付けられた3個のコイル収納凹部24、24、24および対応する外周部にコイル挿入溝25、25が形成された絶縁材のコイル支持部材30と、このコイル支持部材30の3個のコイル収納凹部24、24、24に一端部がモータコイル部6、6、6に接続されるように、前記一方のコイル挿入溝25を通過し、他端部が駆動回路3に接続されるように前記他方のコイル挿入溝25を通過して外方へ突出するように巻付け収納された3個のコイル27、27、27と、この3個のコイル27、27、27および前記コア26Aの外周部を覆うように取り付けられる、一端部が閉塞された円筒状の絶縁材のインダクタンスカバー29A
と、このインダクタンスカバー29Aの開口端部と前記コア26Aの一端部との間を覆う絶縁材の蓋体31とで構成されている。
このような外付コイル7Aを用いて構成されたコアレスモータ1Aにしても前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明はコアレスモータを製造する産業およびコアレスモータを使用する産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の平面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の側面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態のコアレスモータ本体の正面図。 図3の4−4線に沿う断面図。 図3の5−5線に沿う断面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の外付コイルの正面図。 図6の7−7線に沿う断面図。 図6の8−8線に沿う断面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の概略回路図。 従来の起動状態を示す説明図。 本発明の起動状態を示す説明図。 本発明を実施するための第2の形態の平面図。 本発明を実施するための第2の形態の外付コイルの正面図。 図13の14−14線に沿う断面図。 図13の15−15線に沿う断面図。
符号の説明
1A:コアレスモータ、2:駆動IC、
3:駆動回路、 4:基台あるいは基板、
5:コアレスモータ本体、 6:モータコイル部、
7、7A:外付コイル、 11:シャフト、
12:気体空間、
13:スリーブ、 14:ロータ、
15:コアレスコイル、
16:バックヨーク、 17:ハブ、
18:カバー、 19:ホルダー、
20:ポリゴンミラー、 21:凹部、
22:スラストマグネットOUT、
23:スラストマグネットIN、
24:コイル収納凹部、 25:コイル挿入溝、
26、26A :コア、 27:コイル、
28:コイル挿入孔、 29、29A:インダクタンスカバー、
30:コイル支持部材、 31:蓋体、
32:マグネットカバ−、 33:メインマグネット、
34:ネジ、 35:ミラー押え、
36:円板。

Claims (3)

  1. 市販の駆動ICを用いた駆動回路からモータコイル部へ電流を流して駆動させるコアレスモータにおいて、駆動回路とモータコイル部との間に外付コイルを介装したことを特徴とするコアレスモータ。
  2. 外付コイルは外周部に3個のコイル収納凹部が形成されたコアと、このコアのコイル収納凹部にそれぞれ巻付け収納された一端部がモータコイル部に接続されるように、他端部が駆動回路に接続されるように外方へ突出された3個のコイルと、前記コアが内部に収納される円筒状のカバーとで構成され、前記コアあるいは前記カバーのどちらか一方あるいは両方が磁性材からなることを特徴とする請求項1記載のコアレスモータ。
  3. 外付コイルは円柱状の磁性材のコアと、このコアの外周部に取り付けられた3個のコイル収納凹部が形成された絶縁材からなるコイル支持部材と、このコイル支持部材の3個のコイル収納凹部に一端部がモータコイル部に接続されるように、他端部が駆動回路に接続されるように外方へ突出するように巻付け収納された3個のコイルと、この3個のコイルおよび前記コイル支持部材の外周部を覆うように取り付けられるカバーとで構成されていることを特徴とする請求項1記載のコアレスモータ。
JP2003331841A 2003-09-24 2003-09-24 コアレスモータ Expired - Fee Related JP4335628B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003331841A JP4335628B2 (ja) 2003-09-24 2003-09-24 コアレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003331841A JP4335628B2 (ja) 2003-09-24 2003-09-24 コアレスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005102389A true JP2005102389A (ja) 2005-04-14
JP4335628B2 JP4335628B2 (ja) 2009-09-30

Family

ID=34460380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003331841A Expired - Fee Related JP4335628B2 (ja) 2003-09-24 2003-09-24 コアレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4335628B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP4335628B2 (ja) 2009-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0132424B1 (ko) 낮은 코깅 토오크를 갖는 디스크 드라이브 스핀들 모터
US6157112A (en) Brushless DC motor structure
JP3607697B2 (ja) 電気モータ
JP5778349B1 (ja) ブラシレスdcモータの駆動回路
JPH0714295A (ja) ディスク駆動装置
JP2006230176A (ja) モーターの構造
JP2007104875A (ja) 回転機
US9214849B2 (en) Hybrid step motor
US8421298B2 (en) Motor
JP4335628B2 (ja) コアレスモータ
JPS61189160A (ja) 小型電動機
KR100447603B1 (ko) 단상 브러시리스 직류 모터
KR100455306B1 (ko) 이중 권선형 2상 브러시리스 직류 모터
JPH0686523A (ja) 無整流子モータ
KR101171590B1 (ko) 모터 및 기록 디스크 구동장치
KR200334725Y1 (ko) 이련 권선 브러시리스 직류모터
JP2575353B2 (ja) 直流モ−タ
KR200212480Y1 (ko) 비엘디씨 모터
JP2023151336A (ja) スピンドルモータ及びハードディスク装置
JPH03277157A (ja) スピンドルモータ
JPH06245462A (ja) モータ
JPH0837770A (ja) 二相モータ
JP2008104290A (ja) 磁性部材、モータ装置、及び記憶装置
KR100400575B1 (ko) 스켈리턴 타입 무정류자 전동기
JPH10146034A (ja) インナーロータ型ブラシレスdcモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090625

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4335628

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees