JP2005095164A - 貝類洗浄装置とそれに用いる洗浄部 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の貝類洗浄装置では、貝類を傷めたり、作業に手間がかかったりしていた。
【解決手段】 ロープに係止されて海中に吊るされている貝類をロープごと引き揚げる貝類引き揚げ機と、引き揚げられた貝類がロープごと通過可能な移送通路を備えた洗浄部と、洗浄部に海水又は真水を温水又は加熱蒸気として供給する温水等供給装置を備え、洗浄部内を通過する貝類に温水又は加熱蒸気を噴射して貝類に付着している海草等を洗浄する温水等噴射体とを備えたものである。更に、前記貝類引き揚げ機と、温水等供給装置とを船上に設置し、洗浄部を海上に突出させて船に設置した。前記洗浄部を筒状又はパイプ状とし、その洗浄部の周壁に貝が係止されたロープを出し入れ可能なガイド口を開通させた。温水等供給装置に海水を供給する海水供給装置を備えた。洗浄部内に温水等噴射用のノズルを複数個、移送通路を囲うように設けた。
【選択図】 図1


Description

本発明は、ロープに係止させて海中で養殖する貝類を洗浄可能な貝類洗浄装置と、それに用いる洗浄部に関するものである。
従来、牡蠣やほたて等の貝類を、ロープに係止させて海中で養殖する場合、養殖中の牡蠣やほたてに、海中で多くの海草や他の生き物やその他のごみ等が付着し、それらの付着物が原因の汚れや雑菌によって、貝類の成長が阻害される場合があった。従って、定期的に養殖中の貝類の前記付着物を取り除く必要があった。
前記の付着物を除去する装置としては、従来、図6に示すように船上に備えたクレーンAによって貝類Bを海中で係止する貝類養殖用ロープCを海中より引き揚げ、同じく船上に備えた、湯を張った水槽Dや塩素を入れた水等を入れた水槽Dに、貝類Bを係止した貝類養殖用ロープCを一本一本浸け入れて、熱や塩素の作用によって前記付着物を死滅させて剥離する貝類洗浄装置がある。
しかし、従来の貝類洗浄装置には、以下のような課題がある。
(1)貝類を係止した貝類養殖用ロープを、湯を張った水槽や塩素を入れた水等を入れた水槽に漬け入れてしまうので、熱や塩素の作用によって前記付着物を死滅させて剥離することは可能であるが、同時に養殖中の貝類も湯や塩素に浸け入れてしまうため、貝類が傷む。更に、甲板上に水槽を備えなければならず、甲板が狭くなって作業効率が悪くなる。
(2)貝類を係止した貝類養殖用ロープを、一本一本船の上まで揚げて洗浄するため、作業に手間がかかり、貝類養殖用ロープから貝類が脱落したり、貝類の付着物が落下する等して船内が汚れるおそれもある。また、貝類を係止した貝類養殖用ロープを一本洗浄するたびに、剥離した付着物が水槽中に残るため、剥離した付着物を掻き出したり、水槽内の湯や塩素入りの水等を入れ替えたりする必要があり、作業が煩雑である。
(3)湯を水槽に張る場合は特に、バーナーで一回一回水槽分の湯を沸かさなければならず、手間がかかるだけでなく、燃料コストも高くなっていた。
本発明の目的は、貝類を傷めることなく、簡易な作業によって、貝類の付着物を剥離して貝類を洗浄することが可能な貝類洗浄装置を提供するところにある。
本件出願の貝類洗浄装置は、ロープに係止されている貝類又はロープに係止されて海中に吊るされている貝類をロープごと引き揚げる貝類引き揚げ機と、貝類がロープごと通過可能な移送通路を備えた洗浄部と、洗浄部に温水又は加熱蒸気を供給する温水等供給装置を備え、洗浄部は移送通路内を通過する貝類に温水又は加熱蒸気を噴射して貝類に付着している海草、塵芥等を洗浄する温水等噴射体を備えたものである。更に、温水等供給装置が海水又は真水を加熱して温水等噴射体に供給するものとした。また、貝類引き揚げ機と、洗浄部と、温水等供給装置とを船上に設置した。前記洗浄部は、洗浄された海草、塵芥等が海中に落下するように、洗浄部が海上に突出して船に設置することもできる。また、前記洗浄部を筒状又はパイプ状とし、その洗浄部の周壁にその側方からロープを出し入れ可能なガイド口が開通されているか、又は開通されていないものとした。前記温水等供給装置に海水を供給する海水供給装置を備えることもできる。前記洗浄部内には、温水又は加熱蒸気噴射用の温水等噴射体を複数個設けることもできる。また、前記温水等噴射体を本体の内側に移送通路を囲んで多数形成した。また、洗浄部の本体の内側に緩衝材を備えることもできる。
本件出願の貝類洗浄装置に用いる洗浄部は、筒状又はパイプ状の本体の内側に、ロープに係止されている貝類又はロープに係止されて海中に吊るされている貝類をロープごと引き揚げて通過させる移送通路を下端から上端に貫通して形成し、本体の内側で、移送通路内を通過する貝類に温水又は加熱蒸気を噴射して貝類に付着している海草、塵芥などを移送通路内で洗浄する温水等噴射体を備えたものである。前記洗浄部を、本体の周壁にその側方から貝が係止されたロープを出し入れ可能なガイド口が開通されているか、又は開通されていないものとした。また、温水等噴射体を本体の内側に移送通路を囲んで多数形成した。また、本体の内側に緩衝材を備えることもできる。
本件出願の貝類洗浄装置には次のような効果がある。
(1)ロープに係止されて海中に吊るされている貝類をロープごと船上に引き揚げ、引き揚げられた貝類をロープごと移送通路内を通過させ、移送通路内の貝類に温水又は加熱蒸気を噴射して貝類に付着している海草とか塵芥などを洗浄することができるので、洗浄される貝類が傷むことがなくなる。また、引き揚げたロープが風で揺れること等もなく、洗浄によって掻き落とされる海草や塵芥の飛散も防ぐことができる。
(2)また、移送通路内を通過する貝類に温水又は加熱蒸気を噴射して貝類に付着している付着物を死滅させて剥離するため、従来のようにいちいち水槽内の湯や塩素を入れた水等を張り変える必要がなく、作業効率が良くなる。
(3)温水等供給装置が海水又は真水を加熱して温水等噴射体に供給するものであるため、洗浄に必要な分だけ、その都度海水又は真水を温水又は加熱蒸気にすることができ、温水又は加熱蒸気の無駄がなく、燃料コストを減らすこともできる。
(4)貝類引き揚げ機、洗浄部、温水等供給装置等が船上に設置されているので、地上のみならず海上でも貝類の洗浄を行うことができる。
(5)洗浄部が海上に突出して船に設置された場合は、貝類の洗浄を海上で行うことができ、船上に剥離させた付着物が落下して船上が汚れることがない。従って、従来必要だった剥離させた付着物の掃除の手間も省くことができ、作業効率が良くなる。
(6)洗浄部の周壁に、貝が係止されたロープを側方から出し入れ可能なガイド口が開通された場合には、貝類引き揚げ機によってロープごと引き揚げた貝類を、容易に洗浄部内に入れることができ、貝類の洗浄をより簡易に行うことができる。
(7)温水等供給装置に海水を供給する海水供給装置を備えた場合、海水を、洗浄に必要な分だけ吸収して温水又は加熱蒸気にして噴射することができるので、洗浄に必要な水を常時溜めておく必要がなくなる。
(8)温水又は加熱蒸気噴射用の温水等噴射体を洗浄部内に複数個、移送通路を囲んで多数形成したので、多方向から同時に温水又は加熱蒸気を噴射することができ、貝類の洗浄効率が上がる。
(9)洗浄部の本体の内側に緩衝材を備えた場合は、ロープが揺れたりして、貝類が洗浄部の本体の内側にぶつかっても、貝類が傷ついたり、ロープから脱落することを防ぐことができる。
本件出願の洗浄部には、次のような効果がある。
(1)筒状の本体の移送通路内に、ロープごと貝類を引き揚げて通過させ、移送通路内を通過する貝類に温水又は加熱蒸気を噴射して、移送空間内で貝類に付着している海草とか塵芥などを洗浄可能としたので、引き揚げたロープが風で揺れること等もなく、また、洗浄によって掻き落とされる海草や塵芥の飛散を防ぐことができる。
(2)本体の周壁にその側方から貝が係止されたロープを出し入れ可能なガイド口を開通した場合は、ロープごと引き揚げた貝類を、容易に移送通路内に入れることができ、貝類の洗浄をより簡易に行うことができる。
(3)温水等噴射体を本体の内側に移送通路を囲んで多数形成したので、移送通路内において、至近距離で多方向から貝類に温水又は加熱蒸気を噴射することができ、貝類の洗浄効率が上がる。
(4)本体の内側に緩衝材を備えた場合は、ロープが揺れたりして、貝類が本体の内側にぶつかっても、貝類が傷ついたり、ロープから脱落することを防ぐことができる。
(貝類洗浄装置の実施形態1)
本発明の貝類洗浄装置の実施形態の一例について、図面を示して説明する。本発明の貝類洗浄装置は、図1に示すように、船1の船上に貝類引き揚げ機2と、温水等供給装置3とを備え、温水等噴射体4を備える洗浄部5を海上に突出させて備えてなる。また、船の右舷又は左舷には、ロープ係止ローラー6が二つ備えられている。
前記貝類引き揚げ機2は、図1に示すように船上の甲板部分に二機設置されている。ただし、本発明における貝類引き揚げ機の設置数は、二機には限られず、一機であっても三機以上であってもよい。貝類引き揚げ機2は、支柱7と、アーム8と、支持筒9と、ガイドローラー10と、ワイヤー11と、鈎針12と、ウインチ13とを備えてなる。図1に示すように支柱7は、細長棒状の部材を甲板上に立設させてなる柱である。図中に示すように、本実施形態では支柱7は二本立設されている。各支柱7には、支柱7より径の大きな支持筒9が回動自在に備えられており、各支持筒9には、夫々アーム8が、上下方向に俯仰可能に備えられている。アーム8は細長棒状の部材であって、アーム8の上側面に取り付けられたアーム俯仰用ワイヤー40と支柱7に備えられたアーム俯仰用ウインチ(図示しない)によって上下方向に自在に俯仰させることができ、また、前記支持筒9を回動させることによって、アーム8を様々な方向に自在に向けることができる。アーム8の先端部にはガイドローラー10が取り付けられている。また、アーム8の後端部付近には、ウインチ13が備えられている。ウインチ13には、ワイヤー11が、巻取り及び引出し可能に巻き付けられており、ワイヤー11はガイドローラー10に通されて、先端には鈎針12が取り付けられている。図1に示す鈎針12は、四つ又の鈎針であるが、鈎針は、四つ又のものには限られず、三つ又やフック状等、それ以外の形状のものであってもよい。ウインチ13は、ワイヤー11に取り付けた鈎針12を上下させることができる。なお、貝類引き揚げ機は、図1に示す型のものに限られず、貝類を引き揚げ可能であれば、任意の構成とすることができ、現存する又は新たに改良、開発されたいずれの船用クレーン等を用いることができる。
前記温水等供給装置3は、図1及び図2に示すように、海水供給装置15と、バーナー16と、循環パイプ17と、コイル状パイプ20と、接続パイプ14と、逃がし弁18とを備えてなる。前記海水供給装置15には、吸水ホース19と循環パイプ17とが接続されている。海水供給装置15は、吸水ホース19の先端を船外に出して海中に入れ、海水を吸い上げ、船内の循環パイプ17へと送り込むことができる。本実施形態では、海水供給装置15は、水圧1kg/cm2、毎分100リットルの海水を循環パイプ17へと送り込むことができる。ただし、水圧、水量はこれらの数値のものに限られるものではない。
前記循環パイプ17は、金属製又は耐熱樹脂製のパイプ状部材であって、図2に示すように一端が海水供給装置15に接続され、他端が前記コイル状パイプ20の入口側に接続されている。コイル状パイプ20は、金属製のパイプ状部材であって、コイル状に複数周に巻かれている。また、前記接続パイプ14は、金属製又は耐熱樹脂製のパイプ状部材であって、図2に示すように一端が前記コイル状パイプ20の出口側に接続され、他端が前記温水等噴射体4に接続されている。コイル状パイプ20の側方には、バーナー16が設置されている。バーナー16は、バーナー16が発生させる炎21がコイル状パイプ20の内部空間内で燃焼するような位置に設置されている。前記コイル状パイプ20は、バーナー16が発生させる炎21の熱を逃がさないように、パイプ状部材を隙間なく巻いてコイル状とすることが望ましい。さらに、コイル状パイプ20の外周には、筒状に断熱壁23を備え、熱を逃がさず確保するとともに、コイル状部分20の隙間から漏れる炎21とその熱によって船内に被害が及ぶのを防いでいる。従って、前記海水供給装置15より送り出された海水は、コイル状パイプ20内を循環する間に、バーナー16の炎21によって加熱されて50〜80℃の温水となり、接続パイプ14を通って温水等噴射体4に送られる。本発明では、パイプ状部材の巻き方は図2に示すコイル状には限られず、その他の巻き方とすることもでき、例えばパイプ状部材を幾重にもコ字型に折り畳むように曲げたものを筒状に形成し、筒の内部空間にバーナー16の炎21を当てること等もできる。また、前記コイル状パイプ20は、パイプ状部材を、隙間を設けて巻いてコイル状とし、その隙間のあるコイル状パイプ20の外周を別途銅板等を筒状に形成して(図示しない)覆い包んで、さらにその外周に筒状に断熱壁23を備え、コイル状パイプ20の全長を短くし、また、熱を逃がさず確保するとともに、コイル状パイプ20の隙間から漏れる炎21とその熱によって船内に被害が及ぶのを防ぐこともできる。なお、温水の温度はこれには限られない。また、バーナー16は、任意のものを用いることができるが、エネルギー消費量が12万kcal以上のものを用いるのが望ましい。また、図2においては、循環パイプ17と、コイル状パイプ20と、接続パイプ14とは、夫々を別個に成形して接続していたが、これには限られず、1本の金属製パイプの中間部分を複数周に巻いて、一端を海水供給装置15に接続し、他端を温水等噴射体4に接続することもできる。
前記逃がし弁18は、図2に示すように、循環パイプ17から枝分かれした枝パイプ22中に備えられている。逃がし弁18を開けると、海水供給装置15が循環パイプ17へと送り出した海水の一部又は全部を枝パイプ22から船外へ排出することができる。従って、逃がし弁18によって、加熱されるコイル状パイプ20へと送りこまれる海水の量を調節することができ、温水等噴射体4へ送られる温水の温度と量を調節することができる。逃がし弁18は、手動で開閉させることも、サーモセンサを備えて温水等噴射体4へ送られる温水の温度を感知し、温水が所望温度になるように自動的に開閉させるようにすることもできる。
また、水温の調節は、この他にも、海水供給装置15の回転数を制御して、海水の水量を調節したり、バーナー16の熱出力を制御したりすることによって行うこともできるが、いずれの方法も、手動、自動いずれによっても可能であり、サーモセンサ等を用いて温水等噴射体4へ送られる温水の温度を感知し、所望温度になるように海水供給装置15又はバーナー16を自動で制御して調節すること等も可能である。また、枝パイプ22を設けずに、循環パイプ17に直接絞り弁を備え、絞り弁によってコイル状部分20へと送りこまれる海水の量を調節することによって水温及び水量の調節を行うことも可能である。
前記温水等供給装置3は、温水に限らず、海水を加熱して加熱蒸気を発生させ、温水等噴射体4に供給することもできる。また、温水等供給装置3は、海水に限らず、真水を加熱して温水又は加熱蒸気を作ることもできる。
前記洗浄部5は、図3(a)(b)に示すように、円筒形の本体25の周壁にガイド口26を形成し、本体25の内側に温水等噴射体4を複数個備えたものである。本体25の内側には、下端から上端に貫通させて移送通路27が形成され、貝係止ロープ33を通過させられるようにしてある。本体25は、図3(a)(b)に示すように、筒状の部材である。本体25の形状は、図に示す筒状には限られず、パイプ状、角筒状等、任意の形状とすることもできる。本体25の周壁には、図3(a)に示すように、下方広がりで、斜め方向にガイド口26が開通されている。また、本体25及びガイド口26の下端部は、貝係止ロープ33を誘導できるように外周方向へ開いて成形されている。従って、図3(a)に一点鎖線で示すように、本体25の周壁の側方から、貝係止ロープ33を移送通路27内へ通すことができる。本体25の内側には、例えば、ナイロン製のブラシや、ウレタン等の緩衝材を備えることができる。
前記温水等噴射体4には、温水等噴射ノズルが用いられている。温水等噴射体4は、前記温水等供給装置3から送られてきた温水又は加熱蒸気を噴射することができるものである。温水等噴射体4には、温水又は加熱蒸気を噴射できるものであれば、温水等噴射ノズルには限られず、任意のものを用いることができる。また、温水等噴射体4によって、温水を加熱蒸気にして噴射することも可能である。図に示すように、本実施形態においては、各温水等噴射体4は、図3(b)に示すように周方向に等間隔に四つ配置され、同図(a)に示すようにそれが長手方向に二列分備えられている。従って、図3(b)に示す矢印方向に温水又は加熱蒸気を噴射することができる。また温水等噴射体4の数は、図3に示すものより多くすることも少なくすることもできる。また、温水等噴射体4の配列も、図3に示すもの以外の配列であってもよく、例えば温水等噴射体4の長手方向の設置位置をずらして配置すること等もできる。
前記ロープ係止ローラー6は、通称「手ぼよけローラー」ともいい、図1に示すように、船の右舷又は左舷に二つ備えられた二枚の板からなるローラーである。ロープ係止ローラー6は、図4(a)(b)に示すように、外周に凹凸を設けた傘型の凹凸回転盤28と、外周が円形の傘型の円形回転盤29とを、凹凸回転盤28及び円形回転盤29の傘の頂点同士を対向させて固定したものであり、円形回転盤29を船側にして、軸30によって船の右舷又は左舷の船縁31に回動可能に固定されたものである。凹凸回転盤28と円形回転盤29との間には、ロープ係止部32が形成される。従って、図1に示すように、貝類を係止している縦方向のロープ33(以下「貝係止ロープ」とする)をまとめて係止している横方向のロープ34(以下「連結ロープ」とする)を、海中より引き揚げてロープ係止部32に係止させて、連結ロープ34を海上に引き揚げた状態で保持することができる。この時、連結ロープ34に係止された貝係止ロープ33がロープ係止ローラー6に当たる場合であっても、貝係止ロープ33は凹凸回転盤の凹部に入って係止されるため、連結ロープ34を海上に引き揚げた状態で安定させて保持することができる。なお、本実施形態ロープ係止ローラー6は、図4(a)(b)に示すように凹凸回転盤28及び円形回転盤29の二枚の板からなるローラーとしたが、凹凸回転盤部及び円形回転盤部を一体成型したものを用いることもできる。また、図1では、ロープ係止ローラー6は船の右舷又は左舷に二つ備えられているが、ロープ係止ローラーの設置数は、一つであっても、三つ以上であってもよい。
(使用例1)
図1〜図4に示す貝類洗浄装置を使用する場合は、以下のようにする。
1.貝類を係止している貝係止ロープ33を複数本所定の間隔で係止している連結ロープ34を、貝類引き揚げ機2の鈎針12を連結ロープ34に掛けて海上に引き上げ、二つのロープ係止ローラー6のロープ係止部32に係止して、海上に引き揚げた状態で保持する。鈎針12を連結ロープ34に掛ける際は、手作業によって掛けることも、貝類引き揚げ機2を操作して掛けることもできる。以下同様とする。
2.連結ロープ34に係止されている複数本の貝係止ロープ33のうち、貝類35を洗おうとする貝係止ロープ33の上端を、二機の貝類引き揚げ機2のうちの一方の鈎針12に掛ける。
3.貝類引き揚げ機2を操作して、貝係止ロープ33を海上に引き揚げる。引き揚げた貝係止ロープ33を移動させて、洗浄部5のガイド口26から移送通路27内に搬入させる。
4.海水供給装置15を始動させ、海水を圧力1kg/cm2、毎分100リットルで汲み上げて循環パイプ17へ送り込む。必要に応じて逃がし弁18より、過剰な海水を船外へ排出する。
5.温水等供給装置3を作動させ、コイル状部分20へと送りこまれる海水をバーナー16によって30〜80℃の温水として、洗浄部5中の温水等噴射体4に送り込む。
6.洗浄部5内の各温水等噴射体4より、30〜80℃の温水を、圧力1kg/cm2、毎分30〜70リットルで噴出させて、貝係止ロープ33自身及び貝係止ロープ33に係止された貝類35に付着した付着物を温水の熱と水勢によって死滅させ、洗い落とす。この時、貝引き揚げ機2を操作して、貝係止ロープ33を、洗浄部5内で毎分4〜5mの速度で引き揚げ、貝係止ロープ33に係止された貝類35を順番に洗浄していく。なお、温水の温度、圧力、水量は、夫々上記の数値には限られない。また、温水等供給装置3は、温水に限らず、加熱蒸気を発生させ、温水等噴射体4に供給することもできる。各温水等噴射体4からは、温水に限らず、加熱蒸気を噴射させることもできる。
7.貝引き揚げ機2を一番上まで揚げたとき、すなわちワイヤー11を、鈎針12がガイドローラー10の所まで巻き上げた場合に、まだ貝係止ロープ33の中途までしか洗浄出来ていない場合には、他方の貝引き揚げ機2の鈎針12を貝係止ロープ33の中途部分に掛けて、残りの貝係止ロープ33を引き揚げて、残りの貝係止ロープ33及び貝係止ロープ33に係止した残りの貝類35を全部洗浄する。
8.洗浄が終わったら、貝引き揚げ機2を操作して洗浄の終わった貝係止ロープ33を連結ロープ34に再度係止し、貝係止ロープ33を海中へ戻す。
9.連続して他の貝係止ロープ33の貝類35を洗おうとする場合には、前記1〜8までの工程を繰り返す。すべての貝係止ロープ33を洗浄し終えた場合は、連結ロープ34に貝類引き揚げ機2の鈎針12を掛けて、貝係止ロープ33から連結ロープ34を外して連結ロープ34を海中に戻し、洗浄が完了する。
(貝類洗浄装置の実施形態2)
本発明の貝類洗浄装置の実施形態の他の例について説明する。本実施形態の貝類洗浄装置は、基本的な構成については前記実施形態1の貝類洗浄装置と共通するが、温水供給装置の構成において異なる。前記実施形態1では、温水等供給装置3は、海水供給装置15と、循環パイプ17と、バーナー16とを備えて、海水供給装置15によって供給した海水を循環パイプ17中でバーナー16で温水にし、温水等噴射体4に送り出していたが、温水等供給装置は、船内にタンクとバーナーを備えて、タンク中に海水供給装置で供給した海水や真水を満たし、バーナーで温水にして、タンク内に温水として貯蔵しておき、必要な時に必要量だけ、ポンプ等を用いて温水等噴射体に温水を供給出来るようにすることができる。
(貝類洗浄装置のその他の実施形態)
前記各実施形態においては、温水等噴射体より噴射されるのは、海水を加熱した温水又は加熱蒸気であったが、温水又は加熱蒸気は、海水には限られず、水道水等の真水であってもよいし、また必要に応じて、塩素を入れた塩素水とすることも可能である。
前記各実施形態においては、洗浄部5は、図1に示すように、船の左舷部分に取り付けられているが、洗浄部5は、船の舳先や右舷、船内等、いずれの箇所に備えることも可能である。
また、前記各実施形態においては、本発明の貝類洗浄装置は船上に設置されているが、貝類洗浄装置の設置場所は、船上には限られず、地上等、任意の場所に備えることもできる。
(洗浄部の実施形態1)
本発明の洗浄部の実施形態の一例を、図面を示して説明する。本発明の洗浄部51は、図5(a)(b)に示すように、円筒形の本体52の内側に下端から上端に貫通させて移送通路53が形成され、本体52の周壁にはガイド口54が開通され、前記移送通路53の内側には温水等噴射体55が複数個備えてられたものである。前記本体52は、図5(a)に示すように筒状の部材であって、下端部が貝係止ロープ33を誘導できるように外周方向へ開いて成形されたものである。本体52の形状は、図に示す筒状には限られず、パイプ状、角筒状等、任意の形状とすることができる。本体52の周壁には、同図に示すように、下方広がりで、斜め方向にガイド口54が開通されている。本体52及びガイド口54の下端部は、貝係止ロープ33を誘導できるように広くしてある。従って、図5(a)に一点鎖線で示すように、側方から貝係止ロープ33を移送通路53内へ通過させることができる。また、本体52の内側には、例えば、ナイロン製のブラシや、ウレタン等の緩衝材を備えることもできる。
前記温水等噴射体55には、温水等噴射ノズルが用いられている。温水等噴射体55は、温水等供給装置から送られてきた温水を噴射することができるものであり、温水又は加熱蒸気を噴射できるものであれば、温水等噴射ノズルには限られず、任意のものを用いることができる。また、温水等噴射ノズルは、温水を加熱蒸気にして噴射することも可能である。図に示すように、温水等噴射体55は、本体52の内壁に配置され、本体52内に備えられている。従って、移送通路53内を通過する貝類35に温水又は加熱蒸気を噴射して、移送通路53内で貝類に付着している海草とか塵芥などを洗浄することができる。図に示すように、本実施形態においては、各温水等噴射体55は、図5(b)に示すように周方向に等間隔に四つ配置され、同図(a)に示すようにそれが長手方向に二列分備えられている。従って、図5(b)に示す矢印方向に温水又は加熱蒸気を噴射することができる。また温水等噴射体55の数を図5に示すものより多くすることも少なくすることもできる。また、温水等噴射体55の配列も、図5に示すもの以外の配列であってもよく、例えば温水等噴射体55の長手方向の設置位置をずらして配置すること等もできる。
本発明の洗浄部51は、船縁に海上に突出させた状態で固定して用いることが望ましいが、船の舳先や右舷、船内等、いずれの箇所に備えることも可能である。
(洗浄部のその他の実施形態)
本発明の洗浄部は、前記実施形態1記載のガイド口を開通させずに形成することもできる。その場合は、貝係止ロープは、本体の上端又は下端から導入する。
また、本体の内壁に温水等噴射体を配置せず、温水等噴射体を、本体の外方に、洗浄部と別個に備えることもできる。その場合は、本体の外方に備えられた温水等噴射体によって、移送通路内を通過する貝類に温水又は加熱蒸気を噴射して、移送通路内で貝類に付着している海草とか塵芥などを洗浄することができるようにする。
本発明の貝類洗浄装置は、貝類のみに限らず、ロープや網に係止させて海中に沈める種々のもの(例えば、藻類等)の洗浄にも応用することができる。
本発明の貝類洗浄装置の実施形態の一例を示す斜視説明図。 図1に示す貝類洗浄装置の温水供給装置を示す説明図。 (a)は、図1に示す貝類洗浄装置の洗浄部を示す斜視図。(b)は、(a)に示す洗浄部の平面図。 (a)は図1に示す貝類洗浄装置のロープ係止ローラーを示す斜視図。(b)は、(a)に示すロープ係止ローラーの平面図。 (a)は、本発明の洗浄部の実施形態の一例を示す斜視図。(b)は、(a)に示す洗浄部の平面図。 従来の貝類洗浄装置を示す斜視説明図。
符号の説明
1 船
2 貝類引き揚げ機
3 温水供給装置
4 温水噴射体
5 洗浄部
15 海水供給装置
27 移送通路

Claims (13)

  1. ロープに係止されている貝類又はロープに係止されて海中に吊るされている貝類をロープごと引き揚げる貝類引き揚げ機と、貝類がロープごと通過可能な移送通路を備えた洗浄部と、洗浄部に温水又は加熱蒸気を供給する温水等供給装置を備え、洗浄部は移送通路内を通過する貝類に温水又は加熱蒸気を噴射して貝類に付着している海草、塵芥等を洗浄する温水等噴射体を備えたことを特徴とする貝類洗浄装置。
  2. 請求項1記載の貝類洗浄装置において、温水等供給装置が海水又は真水を加熱して温水等噴射体に供給するものであることを特徴とする貝類洗浄装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の貝類洗浄装置において、貝類引き揚げ機と、洗浄部と、温水等供給装置とが船上に設置されたことを特徴とする貝類洗浄装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の貝類洗浄装置において、洗浄部内で洗浄された海草、塵芥等が海中に落下するように、洗浄部が海上に突出して船に設置されたことを特徴とする貝類洗浄装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の貝類洗浄装置において、洗浄部が筒状又はパイプ状であり、その洗浄部の周壁にその側方からロープを出し入れ可能なガイド口が開通されているか、又は開通されていないことを特徴とする貝類洗浄装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の貝類洗浄装置において、温水等供給装置に海水を供給する海水供給装置を備えたことを特徴とする貝類洗浄装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の貝類洗浄装置において、温水又は加熱蒸気噴射用の温水等噴射体が洗浄部内に複数個設けられたことを特徴とする貝類洗浄装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の貝類洗浄装置において、温水等噴射体が本体の内側に移送通路を囲んで多数形成されたことを特徴とする貝類洗浄装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の洗浄部において、洗浄部の本体の内側に緩衝材が備えられたことを特徴とする貝類洗浄装置。
  10. 筒状又はパイプ状の本体の内側に、ロープに係止されている貝類又はロープに係止されて海中に吊るされている貝類をロープごと引き揚げて通過させる移送通路が下端から上端に貫通して形成され、本体の内側で、移送通路内を通過する貝類に温水又は加熱蒸気を噴射して貝類に付着している海草、塵芥などを移送通路内で洗浄する温水等噴射体を備えたことを特徴とする貝類洗浄装置に用いる洗浄部。
  11. 請求項10記載の洗浄部において、本体の周壁にその側方から貝が係止されたロープを出し入れ可能なガイド口が開通されているか、又は開通されていないことを特徴とする貝類洗浄装置に用いる洗浄部。
  12. 請求項10又は請求項11記載の洗浄部において、温水等噴射体が本体の内側に移送通路を囲んで多数形成されたことを特徴とする貝類洗浄装置に用いる洗浄部。
  13. 請求項10乃至請求項12のいずれかに記載の洗浄部において、本体の内側に緩衝材が備えられたことを特徴とする貝類洗浄装置に用いる洗浄部。
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