JP2005094580A - カメラ付き携帯端末器 - Google Patents

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Abstract

【課題】赤目補正機能を持たない機器であっても、直接赤目補正画像を得ることを可能とする。
【解決手段】カメラ付き携帯端末器において、カメラが撮影した画像中に、赤目が発生しているか否かを自動的に判断する赤目画像自動判断手段と、外部の赤目自動補正機能を有する画像処理サーバと画像データの送受信をすることのできる通信手段と、を有し、前記撮影画像中に赤目が発生していると判断した場合に、該赤目が発生している画像を前記画像処理サーバに送信し、前記画像処理サーバで赤目補正処理を施した画像を前記通信手段で受け取るようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラ付き携帯電話等をはじめとするカメラ付き携帯端末器に係り、特に、携帯電話に付属のデジタルカメラで撮影した人物画像に赤目が発生しているか否かを判断する赤目画像自動判断機能を備えたカメラ付き携帯端末器に関する。
従来は、ネガフィルム、リバーサルフィルム等の写真フィルムに撮影された画像の、感光材料(印画紙)への焼き付けは、フィルムの画像を感光材料に投影して露光する、いわゆる直接露光が主流であった。
これに対し近年では、フィルムに記録された画像を光電的に読み取って、読み取った画像をデジタル信号とし、あるいはデジタルカメラで撮影したデジタルの画像データに対して、種々の画像処理(デジタル処理)を施して記録用の画像データとして、この画像データに応じて変調した記録光によって感光材料を露光してプリントとして出力する、デジタルフォトプリンタが実用化されている。
このように、画像処理をデジタル(信号)処理で行うようにしたため、非常に好適に色や濃度を補正できるばかりか、階調補正やシャープネス処理(鮮鋭度強調処理)等、通常の直接露光のプリンタでは基本的に不可能な画像処理を行って、高画質な画像を得ることができるようになった。
ところで、ポートレート等の人物を含む画像において、写真の画質を左右する最も重要な要素は人物の仕上がりである。従って、撮影時のストロボ発光の影響によって人物の目(瞳)が赤くなる赤目現象は、写真の品質を非常に損なうものであり問題となる。
この赤目現象は、特に、暗い場所や夜間に、ストロボで人物を正面から撮影するとよく発生するものであり、暗い場所で瞳孔が開いた状態の目に対してストロボの光を正面から入射することによって、ストロボの光が正反射され、この状態が画像に写り込むために起こる現象である。赤目には、瞳が赤く写る赤目と、瞳が金色に写る金目とがあるが、以後両方を含めて赤目という。
この赤目の発生を抑制するために、撮影前に予備的にストロボを発光させて赤目の原因となる瞳孔の開きを小さくして、その後ストロボ撮影をするという、ストロボの予備発光機能を備えたカメラも開発されている。しかしこのようにストロボを予備的に発光させても、被写体人物の個人差や撮影条件の違いによっては、必ずしも赤目の発生を防ぐことができない場合がある。
また、発生してしまった赤目画像を、上述したようなデジタルの画像処理により修正して赤目のない画像とする方法もいろいろ提案されている。
例えば、赤目補正等のために、画像中の人物の顔に相当すると推定される顔候補領域を抽出し、顔候補領域を複数のブロックに分割し、各ブロック毎に特徴量を求め、マッチングパターンと照合することにより顔領域である確度を評価することにより、被写体人物の顔領域を精度良く抽出する方法(例えば、特許文献1等参照)や、各画素毎に色相、彩度、明度から得られる色の値に基づいて画像の特徴量を算出し、得られる特徴量の値に基づいて被写体人物の瞳部分の画像抽出を行い、赤目処理を施す方法(例えば、特許文献2等参照)が知られている。
また、このようにカメラ外部の画像処理装置がカメラが撮影した画像を受け取って、赤目補正を行うばかりでなく、カメラ(デジタルカメラ)内部で赤目補正処理を行うようにしたものも開発されている。例えば、シーンの画像を捕捉するデジタルカメラであって、シーン中の顔を検出し、赤目検出アルゴリズムによって画像中の赤目の存在を確認し、画像を処理するようにしたものが知られている(例えば、特許文献3等参照)。
また一方、近年、移動体通信網を介しての画像データ通信が頻繁に行われるようになってきており、これに伴い、カメラ付き携帯端末器、例えばカメラ付きの携帯電話が普及しつつある。
これは、ユーザがシャッターキーを押下することにより、携帯電話本体に取り付けられたカメラで被写体を撮影し、撮影した画像を携帯電話の待ちうけ画面として利用したり、他の携帯電話に送信したりできるものである。
また、最近では、さらにカメラ付き携帯電話の性能が向上し、撮影画像をパソコンに取り込んで、画像処理を加え、ディスプレイに表示したり、プリンタからプリントとして出力しても良質な画像が得られるようになってきている。
特開2000−137788号公報 特開2000−76427号公報 特開2001−309225号公報
しかしながら、従来、高性能のCPUを搭載したメガピクセルデジタルカメラを備えたカメラ付き携帯電話はなく、カメラ付き携帯電話内部で赤目自動補正機能を実現することはできないと考えられており、また、赤目画像を補正する場合、外部の赤目補正機能を持った機器及びアプリケーションで赤目補正処理を行うしかなく、メガピクセルデジタルカメラ付きの携帯電話では、直接赤目補正をした画像を得ることができないという問題があった。カメラ付き携帯電話に限らず、モバイルPCやPDA(ポータブルデジタルアシスタンス)等のカメラ付き携帯端末器においても同様の問題が発生する。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであり、赤目補正機能を持たない機器であっても、直接赤目補正画像を得ることのできるカメラ付き携帯端末器を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、被写体を撮影してデジタル画像を得る撮影手段を備えたカメラ付き携帯端末器であって、前記撮影手段が撮影した画像中に、赤目が発生しているか否かを自動的に判断する赤目画像自動判断手段と、外部の赤目自動補正機能を有する画像処理サーバと画像データの送受信をすることのできる通信手段と、を有し、前記撮影画像中に赤目が発生していると判断した場合に、該赤目が発生している画像を前記画像処理サーバに送信し、前記画像処理サーバで赤目補正処理を施した画像を前記通信手段で受け取るようにしたことを特徴とするカメラ付き携帯端末器を提供する。
ここで、携帯端末器とは、携帯電話、モバイルPC、PDA(ポータブルデジタルアシスタンス)等の通信機能を有する端末器が含まれる。
また、同様に前記課題を解決するために、本発明の第2の態様は、被写体を撮影してデジタル画像を得る撮影手段を備えたカメラ付き携帯端末器であって、前記撮影手段が撮影した画像中に赤目が発生しているか否かを自動的に判断する赤目画像自動判断手段と、外部の赤目自動補正機能を有する画像処理サーバを介して、他の携帯端末器に画像データを送信することのできる通信手段と、を有し、前記撮影画像中に赤目が発生していると判断した場合に、該赤目が発生している画像を前記画像処理サーバに送信し、赤目補正処理を施した後、前記他の携帯端末器に該赤目補正処理済みの画像データを送信するようにしたことを特徴とするカメラ付き携帯端末器を提供する。
また、同様に前記課題を解決するために、本発明の第3の態様は、被写体を撮影してデジタル画像を得る撮影手段を備えたカメラ付き携帯端末器であって、前記撮影手段が撮影した画像中に赤目が発生しているか否かを自動的に判断する赤目画像自動判断手段と、外部の赤目自動補正機能を有する画像処理サーバとデータの送受信をすることのできる通信手段と、前記画像処理サーバから前記通信手段を介して、前記赤目自動補正機能をダウンロードすることのできる処理エリアと、を有し、前記撮影画像中に赤目が発生していると判断した場合に、前記画像処理サーバから前記通信手段を介して、前記赤目自動補正機能を前記処理エリアにダウンロードし、前記処理エリアにおいて赤目補正処理を行うようにしたことを特徴とするカメラ付き携帯端末器を提供する。
本発明によれば、赤目補正機能を有さないカメラ付き携帯端末器においても、自動で赤目補正が可能となり、また、赤目補正をした画像を他の携帯電話に送信することができ、さらに、カメラ付き携帯端末器に赤目自動補正機能を付加した場合には、他の赤目補正機能を有する機器を使用しなくとも赤目補正画像を取得することが可能となる。
以下、本発明のカメラ付き携帯端末器について、添付の図面に示される、本発明を実施するための最良の形態を基に詳細に説明する。
図1は、本発明に係るカメラ付き携帯端末機器の一形態であるカメラ付き携帯電話の第1実施形態の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態のカメラ付き携帯電話10は、メガピクセルデジタルカメラで構成される撮影部12、撮影画像中に赤目が発生しているか否かを自動判断する赤目画像自動判断機能を有する赤目判断部14、撮影画像を保存する画像メモリ16、撮影画像に対し各種画像処理を施す画像処理部18、画像やメッセージ等を表示する表示部20、携帯電話の主要機能である音声信号の制御処理を行う音声処理部22、データの送受信を行う送受信部24及び電話番号やメールを打ち込んだり、各種操作指示を入力するキー操作部26等を有して構成される。
また、音声処理部22には、音声を発するスピーカ30や音声を入力するマイク32が接続されており、送受信部24にはアンテナ34が接続されている。
撮影部12は、いわゆるデジタルカメラ(メガピクセルデジタルカメラ)を有して構成され、被写体を撮影してデジタル画像データを取得するものである。赤目判断部14は、撮影画像データ中に赤目が発生していないか否か判断するものであり、撮影された画像あるいは画像メモリ16中に格納されている画像の中からユーザによって指定された画像について赤目が発生している可能性を判断する赤目プレジャッジ処理(赤目発生条件のチェック)を行うものである。例えば、撮影の際にストロボ発光があったか否か、撮影モード、撮影シーン(例えば日中のシーンであるか否か)、被写体に人物は含まれているか否か等の撮影情報によってその画像に赤目が発生している可能性を判断する。撮影画像データは画像メモリ16に保存されるが、その際必要に応じて画像処理部18において、デフォルトの画像処理(オートセットアップ)等の画像処理が行われる。
音声処理部22は、スピーカ30及びマイク32に接続され、制御部28から入力した音声信号を増幅してスピーカ30から出力したり、マイク32から入力した音声信号を増幅して制御部28に出力するものである。
アンテナ34が接続される送受信部24は、移動通信端末における送受信処理を、CPUを内臓した制御部28によって制御される。送受信部24は、音声や文字メールまたは各種情報や制御信号等を変調してアンテナ34より送出したり、アンテナ34より受信した音声メールや文字メールまたは画像データを含む各種情報や制御信号等を復調して制御部28に出力するものである。
制御部28は、キー操作部26及び送受信部24からの制御信号により動作し、送受信部24、音声処理部22、表示部20及び撮影部12等のカメラ付き携帯電話10内の各部の制御を行うものである。
なお、本第1実施形態は、カメラ付き携帯電話10内で撮影画像中に赤目が発生しているいわゆる赤目画像の可能性があると判断された場合には、その赤目の可能性がある赤目候補画像を、赤目自動補正機能を有する外部の画像サーバに転送して、赤目補正処理を施してもらい赤目補正画像を返送してもらうことで、赤目補正の行われた画像データを取得するものである。
そこで、本実施形態では、カメラ付き携帯電話10が送受信を行う外部の画像処理サーバ36が存在する。
外部画像処理サーバ36は、赤目自動補正機能38を有し、カメラ付き携帯電話10から転送された画像データ(赤目候補画像)に対し、赤目自動補正機能38により赤目自動補正処理を行い、赤目補正画像をカメラ付き携帯電話10に返送するものである。赤目自動補正機能38は画像データに対して、自動で赤目補正処理を行う画像処理モジュールであり、図2に示すように、赤目自動検出を行う赤目自動検出(部)40と、赤目自動修正を行う赤目自動修正(部)42とから構成されている。なお、ここで行われる赤目自動検出処理及び赤目自動修正処理は、特に限定されるものではなく、公知の赤目検出方法及び赤目修正方法を適用することができる。
例えば、赤目検出方法としては、エッジ検出や形状パターン検出、あるいは色相抽出や肌色抽出による顔検出方法により、まず画像中の人物の顔領域を抽出し、抽出した顔領域から、また例えばエッジ検出や形状パターン検出、位置情報や色相情報等を用いた瞳抽出を行って、彩度や色相から赤目を検出する方法等が例示される。なお、赤目検出の結果としてその位置や個数を画像に添付して、次の赤目修正処理に用いるようにする。
また、赤目修正方法としては、例えば、検出した赤目の色変換や彩度低下することによって赤目を修正する方法や、検出した赤目領域で最小明度の画素に近づけるように、他の全画素の彩度や明度を補正する方法等が好適に例示される。
図3に、本発明の第1実施形態の作用をフローチャートで示す。以下、本実施形態の作用を図3のフローチャートに沿って説明する。
まず、図3のステップ100において、カメラ付き携帯電話10の撮影部12により画像を撮影する。以下、この画像について赤目判断を行い、赤目候補画像に対して、赤目補正を行うようにするものであるが、赤目判断の対象となるのは、このように今撮影された撮影画像ばかりでなく、すでに撮影されて画像メモリ16に保存されている画像の中からユーザがキー操作部26を介して選択した選択画像もその対象となる。
ステップ110において、撮影画像あるいは選択画像に対して、赤目判断部14において赤目プレジャッジ処理を行う。この判断は、撮影時の情報からストロボ発光の有無、撮影シーン(風景か、人物を撮影したものか)等の情報を得て行われる。ストロボを使用していなければ、まず赤目の発生の可能性はないため、また、風景撮影モードであれば、人物が被写体となっていることはなく、人物の顔が画像中になければ、赤目発生の可能性はないため、ただちに赤目なしと判断することができる。
ステップ120において、赤目判断部14における判断の結果、赤目発生の可能性がないと判断された場合には、本処理を終わる。
また、赤目発生の可能性ありと判断された場合には、次のステップ130において、送受信部24から赤目発生の可能性ありと判断された赤目候補画像の画像データを外部画像処理サーバ36に転送する。
ステップ140において、赤目候補画像データを受信した外部画像処理サーバ36では、赤目自動補正機能38において、赤目自動補正処理を行い、画像中の赤目を検出して、検出した赤目を修正する。そして、ステップ150において、赤目自動補正処理の施された赤目補正画像データは、外部画像処理サーバ36からカメラ付き携帯電話10の送受信部24に対して返送される。これにより、カメラ付き携帯電話10は、その内部に赤目補正機能を有していなくとも、赤目補正画像を取得することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態のカメラ付き携帯電話自体は、上で説明した第1実施形態と同じであり、本実施形態が第1実施形態と異なるのは、本実施形態のカメラ付き携帯電話が撮影した画像を他の携帯電話に送信する際、送信の途中で外部画像処理サーバを経由し、その外部画像処理サーバ上で赤目補正処理を行い、赤目補正画像を他の携帯電話に送信するようにしている点である。
図4に、第2実施形態のカメラ付き携帯電話及びこれを含む画像出力システムの概略を示す。図4に示すように、本実施形態のカメラ付き携帯電話10は、図1に示す第1実施形態のカメラ付き携帯電話10と全く同じである。
本実施形態は、カメラ付き携帯電話10が撮影した画像を、他の携帯電話44に画像を送信する際、カメラ付き携帯電話10内部で、その画像に赤目が発生している可能性があると判断した場合には、外部画像処理サーバ36を経由して赤目補正処理を施すことによって赤目補正処理を行った画像を送るようにするものである。
外部画像処理サーバ36も第1実施形態と同様であり、内部に赤目自動補正機能38を有している。赤目自動補正機能38は、図2に示すように、赤目自動検出(部)40および赤目自動修正(部)42という2つの機能を有し、画像中の赤目を自動補正するものである。
また、他の携帯電話44は、携帯端末器等の画像を受信できるものであればよく、特にカメラ付き携帯電話である必要はない。
図5に、本発明の第2実施形態の作用をフローチャートで示す。以下、本実施形態の作用を図5のフローチャートに沿って説明する。
まず図5のステップ200において、カメラ付き携帯電話10の撮影部12により画像を撮影する。撮影した画像は画像メモリ16に保存される。ユーザは他の携帯電話44に送信すべき画像を、撮影画像あるいは画像メモリ16に保存されている画像の中から適当な画像を選択し、他の携帯電話44に送信すべくキー操作部26から指示をだす。
ステップ210において、赤目判断部14は、撮影画像あるいは画像メモリ16から読み出した画像に対し、赤目判断部14において赤目プレジャッジ処理を行う。これは第1実施形態と同様、その画像の撮影の際にストロボ発光があったか否か、撮影モード、撮影シーン等の撮影情報によってその画像に赤目が発生している可能性を判断するものである。
ステップ220において、赤目プレジャッジ処理で赤目の可能性なしとされた場合には、ステップ260へ進み、その画像を他の携帯電話44に転送する。
また、ステップ220において、赤目の可能性ありと判断された場合には、次のステップ230において、その赤目の可能性のある赤目候補画像を送受信部24から外部画像処理サーバ36に転送する。
ステップ240において、外部画像処理サーバ36は、受信した赤目候補画像に対し赤目自動補正機能38において赤目自動補正処理を施す。
そしてステップ250において、赤目補正処理済みの赤目補正画像を外部画像処理サーバ36から、カメラ付き携帯電話10で指定された他の携帯電話44に転送する。
これにより、カメラ付き携帯電話10も他の携帯電話44ともに赤目補正機能を有していなくとも、赤目補正画像を得ることができる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態のカメラ付き携帯電話は、特にCPUの性能が高性能で高い処理性能を有している場合には、外部画像処理サーバから赤目自動補正機能をカメラ付き携帯電話側にダウンロードしてカメラ付き携帯電話内で赤目自動補正処理を行って赤目補正画像をカメラ付き携帯電話内で取得しようというものである。
本実施形態のカメラ付き携帯電話の概略を図6に示す。図6に示すように、本実施形態のカメラ付き携帯電話10も、基本的には図1(あるいは図4)のカメラ付き携帯電話10と同じである。本実施形態のカメラ付き携帯電話10が前述したものと異なるのは、その制御部28が高性能であり、その内に外部画像処理サーバ36から赤目自動補正機能38をダウンロードする処理エリア46を有している点である。そして、処理エリア46内にダウンロードした赤目自動補正機能48により、カメラ付き携帯電話10内部で赤目自動補正処理を行うようにしたものである。
図7に本実施形態の作用をフローチャートで示す。以下、図7のフローチャートに沿って本実施形態の作用を説明する。
まず、図7のステップ300において、カメラ付き携帯電話10の撮影部12により画像を撮影する。撮影で得られた画像は画像メモリ16に保存される。ユーザは、撮影画像あるいはすでに撮影されて画像メモリ16に保存されている画像の中から出力する画像を選択する。
ステップ310において、この画像に対して、赤目判断部14において赤目が発生している可能性があるか否か判断(赤目プレジャッジ処理)をする。
ステップ320において、赤目の可能性なしと判断された場合には、赤目自動補正処理は行わず、そのまま画像を出力して処理を終了する。
ステップ310において、赤目の可能性ありと判断された場合には、次のステップ330において、カメラ付き携帯電話10は、外部画像処理サーバ36から赤目自動補正機能38を制御部28内の処理エリア(ワークエリア)にダウンロードする。これにより、カメラ付き携帯電話10もその内部に赤目自動補正機能48を有することとなる。
ステップ340において、上でユーザが選択した画像に対して、処理エリア46内の赤目自動補正機能48において赤目自動補正処理を行う。
これにより、カメラ付き携帯電話10の処理性能が高い場合には、カメラ付き携帯電話10内で赤目自動補正処理を行い、赤目補正画像を取得することができる。なお、本実施形態においては、その都度外部画像処理サーバ36から赤目自動補正機能38をダウンロードする必要はなく、一度ダウンロードすればよいのはもちろんである。
以上説明したように、第1実施形態では、カメラ付き携帯電話から外部画像処理サーバに画像データを転送して外部画像処理サーバ内で赤目自動補正を施して、処理済みの赤目補正画像を再びカメラ付き携帯電話に返送することにより赤目補正画像を取得するようにし(これを赤目自動補正モードAということにする。)、また、第2実施形態では、カメラ付き携帯電話から他の携帯電話に画像を転送する際、外部画像処理サーバを経由し、外部画像処理サーバで赤目自動補正を施して赤目補正画像を他の携帯電話に転送することで赤目補正画像を取得するようにし(これを赤目自動補正モードBということにする。)、さらに、第3実施形態では、カメラ付き携帯電話のCPUが高性能の場合に、外部画像処理サーバからカメラ付き携帯電話に赤目自動補正機能をダウンロードしてカメラ付き携帯電話内で赤目自動補正を行い、赤目補正画像を得るようにしている(これを赤目自動補正モードCということにする。)。
以上の、それぞれ3つの実施形態に対応する赤目自動補正の3つのモード(モードA、B、C)は、別々の実施形態として説明したが、これらの3つのモードは必ずしも別々に独立して行われる必要はなく、カメラ付き携帯電話がこれら3つのモードをすべて有し、ユーザがこれらの3つのモードの中からいずれかのモードを選択し、カメラ付き携帯電話は選択された赤目自動補正モードを実行するようにしてもよい。
なお、以上いずれの赤目自動補正モードにおいても、上述した赤目プレジャッジ処理と同様に、撮影時にストロボ発光の無い場合等、赤目にならない条件の画像、あるいは風景撮影モード等で画像中に顔がない場合等、赤目が存在しないことが明らかとなった場合には、赤目候補画像としないようにすると、後の処理が簡単になるので好ましい。
また、赤目候補画像の判断においては、撮影シーンを解析することによって赤目候補画像の探索を行なうようにしてもよい。
また、赤目自動補正モードAにおいては、赤目の可能性ありと判断された赤目候補画像を画像フォーマット、サイズ、候補数に応じて、外部画像処理サーバへ一括転送、個別転送、圧縮処理などを自動的に判断して実行することが好ましい。
また、赤目自動補正モードBにおいては、携帯電話の個人情報(電話番号、メールアドレス)からデータベースを作成し、発信者、送信者別に赤目補正処理の有無の他、各種画像処理の条件をカスタマイズするようにしてもよい。例えば、データベースに記録された発信者から所定の送信者に画像が送信される場合、外部画像処理サーバにおいてデータベースでカスタマイズされた赤目補正処理および各種画像処理を行ない、この処理画像を送信者に送信するものであってもよい。
なお、画像処理の例としては、適正濃度補正、カラーバランス補正、周辺減光補正/収差補正、ハイパートーン/覆い焼き処理、及びモノトーン、ソフト処理、クロス処理やテンプレート合成等のバラエティ処理などが挙げられる。
これらの画像処理を行うために、必要に応じて画像処理ソフトをダウンロードするようにしてよい。カメラ付き携帯電話に赤目検出機能が搭載されている場合には、検出した赤目の位置情報から赤目部分の拡大表示、ワンクリックにより顔部分を順次表示するようにしてもよい。
また、カメラ付き携帯電話にGPS機能が搭載されている場合に、GPS機能を利用して撮影場所を特定し、その場所に特有の画像処理を施すようにしてもよい。例えば、撮影場所があるテーマパークの場合、そのキャラクタを画像に合成すること等が考えられる。また、これはGPS機能でなくとも携帯電話の通信機能からその位置を絞り込むようにすることで撮影場所を特定するようにしてもよい。
また、赤目自動補正(あるいは他の画像処理についても)を行った場合に、その赤目補正料金、あるいは赤目自動補正機能をダウンロードする際の料金などを電話料金と一緒に課金するようにしてもよい。
また、通信速度、携帯電話側のスペックに応じて、送信画像サイズ、画像数などを自動で判断し、サイズが大きい画像の場合には、縮小画像、サムネイル画像などを転送し、座標変換など行うようにしてもよい。
また、赤目自動補正機能をカメラやプリンタあるいはビューアー等の機器内部に搭載して、画像出力する際に、その外部機器において赤目自動補正を行うようにしてもよい。
このとき、例えば、画像処理チップ等に赤目自動補正機能を搭載し、この画像処理チップを外部機器に装着するようにしてもよい。
以上、本発明のカメラ付き携帯端末器について、詳細に説明したが、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのはもちろんである。
本発明に係るカメラ付き携帯端末器の第1実施形態であるカメラ付き携帯電話の概略構成を示すブロック図である。 図1における赤目自動補正機能の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態の作用を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態のカメラ付き携帯電話及びこれを含む画像出力システムの概略を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態の作用を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態のカメラ付き携帯電話の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態の作用を示すフローチャートである。
符号の説明
10 カメラ付き携帯電話
12 撮影部
14 赤目判断部
16 画像メモリ
18 画像処理部
20 表示部
22 音声処理部
24 送受信部
26 キー操作部
28 制御部
30 スピーカ
32 マイク
34 アンテナ
36 外部画像処理サーバ
38 赤目自動補正機能
40 赤目自動検出(部)
42 赤目自動修正(部)
44 他の携帯電話
46 処理エリア
48 (処理エリアにダウンロードされた)赤目自動補正機能

Claims (3)

  1. 被写体を撮影してデジタル画像を得る撮影手段を備えたカメラ付き携帯端末器であって、
    前記撮影手段が撮影した画像中に、赤目が発生しているか否かを自動的に判断する赤目画像自動判断手段と、
    外部の赤目自動補正機能を有する画像処理サーバと画像データの送受信をすることのできる通信手段と、
    を有し、前記撮影画像中に赤目が発生していると判断した場合に、該赤目が発生している画像を前記画像処理サーバに送信し、前記画像処理サーバで赤目補正処理を施した画像を前記通信手段で受け取るようにしたことを特徴とするカメラ付き携帯端末器。
  2. 被写体を撮影してデジタル画像を得る撮影手段を備えたカメラ付き携帯端末器であって、
    前記撮影手段が撮影した画像中に赤目が発生しているか否かを自動的に判断する赤目画像自動判断手段と、
    外部の赤目自動補正機能を有する画像処理サーバを介して、他の携帯端末器に画像データを送信することのできる通信手段と、
    を有し、前記撮影画像中に赤目が発生していると判断した場合に、該赤目が発生している画像を前記画像処理サーバに送信し、赤目補正処理を施した後、前記他の携帯端末器に該赤目補正処理済みの画像データを送信するようにしたことを特徴とするカメラ付き携帯端末器。
  3. 被写体を撮影してデジタル画像を得る撮影手段を備えたカメラ付き携帯端末器であって、
    前記撮影手段が撮影した画像中に赤目が発生しているか否かを自動的に判断する赤目画像自動判断手段と、
    外部の赤目自動補正機能を有する画像処理サーバとデータの送受信をすることのできる通信手段と、
    前記画像処理サーバから前記通信手段を介して、前記赤目自動補正機能をダウンロードすることのできる処理エリアと、
    を有し、前記撮影画像中に赤目が発生していると判断した場合に、前記画像処理サーバから前記通信手段を介して、前記赤目自動補正機能を前記処理エリアにダウンロードし、前記処理エリアにおいて赤目補正処理を行うようにしたことを特徴とするカメラ付き携帯端末器。
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