JP2005094398A - 小型撮像モジュール - Google Patents

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Yasuaki Kayanuma
安昭 萱沼
Akito Watanabe
明人 渡辺
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Citizen Electronics Co Ltd
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Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd
Citizen Electronics Co Ltd
Kawaguchiko Seimitsu KK
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Abstract

【課題】 従来のMID構成による小型撮像モジュールは、微細なパターン形成が出来ないため、画素数の多い高解像度な撮像センサの搭載が出来なかった。また、樹脂成形されたケースに直接、立体回路パターンを形成するため製造価格が高くなるという問題がある。
【解決手段】 小型撮像モジュールを、樹脂成形されたケース部と、該ケース部のセンサ収納部に接着された回路基板とにより構成し、前記回路基板に撮像センサを実装するとともに、この回路基板を前記ケース部のセンサ収納部より外部まで延在させて外部接続端子とした。
【選択図】 図1

Description

本発明はCMOSセンサやCCDセンサ等の撮像センサを備えた小型撮像モジュールの改良に関し、さらに詳しくは樹脂成形のケースと既存の回路基板技術とを組み合わせることにより、低価格で高密度実装を可能とした小型撮像モジュールに関する。
最近、携帯電話やPHS等で撮像した画像をそのままメールに添付して送ることが出来るような、デジタルカメラ機能内蔵の電話機が販売されている。これら携帯電話のカメラ機能の多くはデジタルカメラと同じく、CMOSセンサやCCDセンサ等の固体撮像センサと、レンズや絞り部材等の光学系部材を1つのケースに組み込んで一体化した小型撮像モジュールが用いられている。
上記CMOSセンサを用いた小型撮像モジュールの従来例として、特許文献1に示すものがあり、以下図面により、その基本構成を説明する。
図4は従来のCMOSセンサを用いた小型撮像モジュールの構成を示す外観斜視図、図5は断面図である。図4、図5において51は樹脂成形されたケースであり、該ケース51には光学系部材を収納する鏡胴部51aと、その下面側に設けられたセンサ収納部51bが設けられ、さらに前記鏡胴部51aとセンサ収納部51bとの間にはセンサ窓51cが設けられている。
52は回路基板であり、該回路基板52には撮像センサであるCMOSセンサ1がワイヤーボンディングにより実装されており、CMOSセンサ1の受光部1bが前記ケース51のセンサ窓51cに対向している。2と3はレンズ、4は絞り部材、5はIRカットフィルタであり、これらの光学系部材である、レンズ2,3、絞り部材4、IRカットフィルタ5が前記鏡胴部51aに設けられた位置決め部に収納され、また前記センサ収納部51bにCMOSセンサ1を実装した回路基板52が収納されることにより小型撮像モジュール50が構成されている。
前記小型撮像モジュール50の構成は、構造が単純で、製造し易い等の理由により広く普及している。しかし小型撮像モジュールを利用する携帯電話等の機器に対する軽薄短小の要望が強く、結果として小型撮像モジュールに対するさらなる小型化の期待が強まっている。
上記期待に答えるものとして、特許文献2に示す構成の小型撮像モジュールが開発されており、以下その基本構成を説明する。
図6は第2の従来例である小型撮像モジュールの断面図、図7は組立て状態を示す展開斜視図であり、図5と同一要素には同一番号を付し、説明を省略する。図7はケース61を下面側より見た展開図であり、ケース61のセンサ収納部61bの内面には配線パターン62が形成されている。そして前記配線パターン62には、前記CMOSセンサ1を実装するための実装用端子部62aと前記センサ収納部61bの下面に引き出した外部接続端子部62bとが一体的に形成されている。
そして、前記CMOSセンサ1に設けられたバンプ1aを前記実装用端子部62aにフェースダウン・ボンディングすることにより前記ケース61に前記CMOSセンサ1を実装する。(図7においては、前記CMOSセンサ1を反転させてボンディングする)
図6は前記ケース61に前記CMOSセンサ1を実装した状態を示す断面図であり、ケース61の鏡胴部61aには図5と同様にレンズ2,3、絞り部材4、IRカットフィルタ5が収納されている。
そして前記センサ収納部61bには、その内面に形成された配線パターン62の実装用端子部62aにCMOSセンサ1がフェースダウン・ボンディングされることにより小型撮像モジュール60が構成される。この状態において、前記CMOSセンサ1の受光部1bは前記ケース61のセンサ窓61cに対向しており、前記レンズ等の光学系部材を通過した信号光を受光するよう構成されている。そして前記CMOSセンサ1によって処理された信号光は前記配線パターン62を介して外部接続端子部62bより外部へ出力される。
上記図5,図6に示す構成はMID(Molded Interconnect Device)と云われる構造であり、図4に示す前記回路基板52を使用せずに、前記ケース61を構成する樹脂成形体上に立体的な導電性回路を形成し、この立体的な導電性回路によって前記CMOSセンサ1の実装と外部接続端子の形成を同時に行なうものである。
前記樹脂成形体に対する立体的な導電性回路の形成方法としては、樹脂成形体の表面に転写により導電パターンを形成する1回成形法や、パターン形成部分をメッキグレード樹脂で一次成形し、パターン非形成部分を非メッキグレード樹脂で二次成形し、このメッキグレードの差を利用して部分的にメッキパターンを形成する2回成形法等がある。
特開2001−245217号公報 特開2001−333332号公報
上記MID構成による小型撮像モジュールは図4に示す回路基を
用いた小型撮像モジュールに比べて、さらに小型化が可能であるとい
うメリットを有する反面、下記のような問題点がある。
すなわち、樹脂成形体上に立体的な導電性回路を形成する方法であるため、従来の回路基板のパターン形成において用いられている、パターンエッチング技術のような微細なパターン形成が困難である。従って撮像センサとして画素数の多い高解像度のCMOSセンサを用いた場合には、その端子数が多くなるため、狭いパッド間ピッチが要求されることになり、前記MID技術では対応出来ないという問題がある。
さらに前記MID構成による小型撮像モジュールは、製造工数が多くなるため製品価格が高くなるという問題もある。
本発明の目的は、上記問題に鑑みなされたもので、MID方式と同様な小型化を達成するとともに、画素数の多いCMOSセンサの搭載を可能とし、さらに完成品としてのコストダウンを可能とした小型撮像モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明においてはケースと撮像センサと光学系部材とを有する撮像モジュールにおいて、前記ケースには前記光学系部材を収納する鏡胴部と、該鏡胴部の下面側に設けられたセンサ窓を有するセンサ収納部とを一体的に設け、前記センサ収納部に配線パターンを有する回路基板を接着して前記撮像センサを実装するとともに、前記回路基板を前記センサ収納部の外部まで延在させて、外部接続端子としたことを特徴とする。
前記回路基板はフレキシブルプリントサーキットであることを特徴とする。
前記回路基板としては、ポリイミド等の高耐熱性のフレキシブルプリントサーキットを用い、また高耐熱性のフレキシブルプリントサーキットを前記ケースのセンサ収納部に接着する接着シートも高耐熱性の接着剤を用いる。
上記のごとく本発明においては、前記MID構成の小型撮像モジュールと同じ形状に小型化が出来るとともに、その配線パターンは従来の回路基板技術による配線密度が達成出来るため、撮像センサとして画素数の多い高解像度のCMOSセンサを用いた場合にも十分小型化された小型撮像モジュールを提供できる。
図1は本発明における実施の形態を示す小型撮像モジュールの断面図、図2はその組立て状態を示す展開斜視図であり、以下その構成を説明する。なお、図1,図2において図4と同一要素には同一番号を付し、説明を省略する。
図1,図2において10は小型撮像モジュール、11はケースであり、図2は前記ケース11を下面側より見た展開図である。図2において前記ケース11は前記光学系部材を収納する鏡胴部11aと、該鏡胴部11aの下面側に設けられたセンサ窓11cを有するセンサ収納部11bとが樹脂により一体成形されている。12は接着シート、13は回路基板であるフレキシブルプリントサーキット(以下FPCと略記する)であり、従来のパターンエッチング技術により微細なパターン14が形成されている。
次に前記小型撮像モジュール10の組立て方法を説明する。図2においてまず前記ケース11のセンサ収納部11bに前記接着シート12によりFPC13を接着する。このとき前記接着シート12とFPC13とが図2に点線で示すごとくセンサ収納部11bの内部と、そこから外部に延在する底面部11dまで覆う形状に成形加工されているため、図1に示すごとくセンサ収納部11bの内部から外部に延在する底面部11dまで覆う形状に接着される。
つぎに前記ケース11に接着されたFPC13にCMOSセンサ1を実装する。この実装手順としては図2の状態にあるCMOSサンサ1を反転させて、前記FPC13の内側に設けられた実装用電極14aにCMOSサンサ1のバンプ1aをフェースダウンボンディングして実装する。また前記FPC13におけるセンサ収納部11bの内部から外部に延在して底面部11dに接着された部分は、前記CMOSサンサ1の受光信号を外部回路に伝達する外部接続端子14bとして機能する。
なお、前記FPC13は前記CMOSセンサ1を実装する際の高熱に耐える必要があるため、ポリイミド等の高耐熱性フレキシブルプリントサーキットを使用しており、またこの高耐熱性フレキシブルプリントサーキットと前記ケースのセンサ収納部との接着には高耐熱性の接着材または接着シートを用いている。
図3は前記小型撮像モジュール10をマザーボード20に取り付けた状態を示す断面図であり、マザーボード20の電極20aと前記小型撮像モジュール10の外部接続電極14bとが電気的に接続されることにより、前記CMOSセンサ1の受光信号が外部に取り出される。
次にこの小型撮像モジュール10の動作を説明する。外部より入射し、前記光学系部材を通過してきた信号光がケース11のセンサ窓11Cより前記CMOSサンサ1の受光部1bに入射し、CMOSサンサ1によって電気信号に変換される。この電気信号はFPC13の実装用電極14aを通って外部接続端子14bより外部のマザーボード20へ取り出される。
上記構成を有する小型撮像モジュール10は、前記MID構成の小型撮像モジュールと同じ形状に小型化が出来るとともに、その配線パターンは従来の回路基板技術による配線密度が達成出来るという効果を有する。さらに、FPC13を従来の回路基板技術によって製造する事が出来るため、製品としてのコストダウンを可能に出来るという効果を有する。
なお、本実施の形態においては、ケース11、FPC13、等のエレメントを各々単体で構成する方式を示したが、これに限定されるものではなく、各エレメントまたはエレメントの一部を複数の集合体で構成し、アセンブリした後に切断して製品化することも可能である。
本発明の実施の形態を示す小型撮像モジュールの断面図。 図1に示す小型撮像モジュールの組立て状態を示す展開斜視図。 図1に示す小型撮像モジュールをマザーボードに取り付けた状態を示す断面図。 従来の小型撮像モジュールの構成を示す外観斜視図。 図4に示す小型撮像モジュールの断面図。 第2の従来例における小型撮像モジュールの断面図。 図6に示す小型撮像モジュールの組立て状態を示す展開斜視図。
符号の説明
1 CMOSセンサ
2,3 レンズ
4 絞り部材
10,50,60 小型撮像モジュール
11,51,61, ケース
13 回路基板

Claims (4)

  1. ケースと撮像センサと光学系部材とを有する撮像モジュールにおいて、前記ケースには前記光学系部材を収納する鏡胴部と、該鏡胴部の下面側に設けられたセンサ窓を有するセンサ収納部とを一体的に設け、前記センサ収納部に配線パターンを有する回路基板を接着して前記撮像センサを実装するとともに、前記回路基板を前記センサ収納部の外部まで延在させて、外部接続端子としたことを特徴とする小型撮像モジュール。
  2. 前記回路基板はフレキシブルプリントサーキットである請求項1記載の小型撮像モジュール。
  3. 前記回路基板はポリイミド等の高耐熱性フレキシブルプリントサーキットである請求項2記載の小型撮像モジュール。
  4. 前記高耐熱性フレキシブルプリントサーキットを高耐熱性の接着材または接着シートにより前記ケースのセンサ収納部に接着した請求項3記載の小型撮像モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007088425A (ja) * 2005-08-25 2007-04-05 Fujifilm Corp フレキシブル基板、撮影装置、及び基板間接続構造

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