JP2005092956A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 小型化および低コスト化を図りつつ非通電時における対物レンズの光ディスクへの衝突を確実に防止する上で有利であり、ワーキングディスタンスが狭い光ピックアップを搭載している場合に好適な光ディスク装置を提供する。
【解決手段】 ベース16とレンズホルダ14との間を連結するサスペンション部材18は、光ディスク装置への電源が絶たれた非通電状態で、レンズホルダ14に外力が加わっても対物レンズ12が光ディスク102に衝突しない程度の間隙L1が対物レンズ12と光ディスク102の間に確保される退避位置(イ)にレンズホルダ14を位置させるように構成されている。
【選択図】図4
【解決手段】 ベース16とレンズホルダ14との間を連結するサスペンション部材18は、光ディスク装置への電源が絶たれた非通電状態で、レンズホルダ14に外力が加わっても対物レンズ12が光ディスク102に衝突しない程度の間隙L1が対物レンズ12と光ディスク102の間に確保される退避位置(イ)にレンズホルダ14を位置させるように構成されている。
【選択図】図4
Description
本発明は光ディスク装置に関する。
近年、光ディスクの記録密度が高まるに伴って、光ピックアップの対物レンズによって光ディスクの記録面に形成される光スポット径もより小さいものが要求され、このため、前記対物レンズのNA(開口数)が高くなる傾向にある。
したがって、光源から対物レンズに入射されるレーザー光の径が同じであれば、前記記録面上に形成される光スポット径を小さくするほど対物レンズのNAが高くなり、これにより、対物レンズと光ディスクの記録面との間のワーキングディスタンス(WD)はより短くなる。
例えば、MD(Mini Disk)用の光ピックアップのWDは1.4mm程度であるのに対し、青色光レーザーを用いて記録、再生を行なう高記録密度で大容量の光ディスク(BluRay)用の光ピックアップのWDは0.1mm乃至0.2mm程度となっており、対物レンズが光ディスク表面のごく近傍に位置するようになっている。
このようなWDの短い光ピックアップを備えた光ディスク装置を携帯可能なモバイル装置に組み込む場合、振動や衝撃が光ディスク装置に加わることで対物レンズが光ディスクに衝突することが懸念される。特に、光ディスク装置が通電されていない状態で対物レンズが光ディスクに衝突した場合、回転停止状態の光ディスクの同一箇所に何度も対物レンズが衝突することになり、光ディスクに記録されている情報が読み出し不能となりデータが破壊されるおそれがある。
このため、対物レンズと光ディスクの衝突を防止する技術が次のように提案されている。
(1)対物レンズをフォーカシング方向およびトラッキング方向に移動させる2軸アクチュエータの可動範囲を規制するストッパーを設けるもの。
(2)光ディスク装置の非通電時に、対物レンズが光ディスクと接しない退避位置に位置するように対物レンズ用のアクチュエータを電磁力により吸着固定させるもの(例えば特許公報1参照)。
(3)光ディスク装置の非通電時に、対物レンズを含む可動部がその自重により光ディスクから離間した方向に動くように構成したもの。
特開2002−251758号公報
したがって、光源から対物レンズに入射されるレーザー光の径が同じであれば、前記記録面上に形成される光スポット径を小さくするほど対物レンズのNAが高くなり、これにより、対物レンズと光ディスクの記録面との間のワーキングディスタンス(WD)はより短くなる。
例えば、MD(Mini Disk)用の光ピックアップのWDは1.4mm程度であるのに対し、青色光レーザーを用いて記録、再生を行なう高記録密度で大容量の光ディスク(BluRay)用の光ピックアップのWDは0.1mm乃至0.2mm程度となっており、対物レンズが光ディスク表面のごく近傍に位置するようになっている。
このようなWDの短い光ピックアップを備えた光ディスク装置を携帯可能なモバイル装置に組み込む場合、振動や衝撃が光ディスク装置に加わることで対物レンズが光ディスクに衝突することが懸念される。特に、光ディスク装置が通電されていない状態で対物レンズが光ディスクに衝突した場合、回転停止状態の光ディスクの同一箇所に何度も対物レンズが衝突することになり、光ディスクに記録されている情報が読み出し不能となりデータが破壊されるおそれがある。
このため、対物レンズと光ディスクの衝突を防止する技術が次のように提案されている。
(1)対物レンズをフォーカシング方向およびトラッキング方向に移動させる2軸アクチュエータの可動範囲を規制するストッパーを設けるもの。
(2)光ディスク装置の非通電時に、対物レンズが光ディスクと接しない退避位置に位置するように対物レンズ用のアクチュエータを電磁力により吸着固定させるもの(例えば特許公報1参照)。
(3)光ディスク装置の非通電時に、対物レンズを含む可動部がその自重により光ディスクから離間した方向に動くように構成したもの。
しかしながら上述した従来技術(1)をワーキングディスタンスが狭い光ピックアップに適用した場合、該光ピックアップの部品精度および組立精度が非常に高いため、前記ストッパーの位置精度も非常に高精度としなくてはならず、製造コストが高くつくため実現が困難であった。
従来技術(2)では、対物レンズとともに動くアクチュエータ部分(可動部)に磁石あるいは磁性体を設けるためその自重が増加し、光ピックアップのサーボ性能が低下するおそれがあった。
従来技術(3)は、据え置き型の光ディスク装置のように、前記可動部が光ディスクから離間する方向と、前記可動部に作用する重力方向とが互いに一致している場合にのみ適用可能であるが、モバイル装置のように光ピックアップに作用する重力の方向が変わる場合には、対物レンズを含む可動部がその自重により光ディスクに近接する方向に動いてしまうおそれがあり、対物レンズの光ディスクへの衝突を確実に防止することが難しい。
また、従来技術(1)、(2)ではストッパー、あるいは、磁石や磁性体などの部品を設けなくてはならないため、小型化や低コスト化を図る上で不利であった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、小型化および低コスト化を図りつつ非通電時における対物レンズの光ディスクへの衝突を確実に防止する上で有利であり、ワーキングディスタンスが狭い光ピックアップを搭載している場合に好適な光ディスク装置を提供することにある。
従来技術(2)では、対物レンズとともに動くアクチュエータ部分(可動部)に磁石あるいは磁性体を設けるためその自重が増加し、光ピックアップのサーボ性能が低下するおそれがあった。
従来技術(3)は、据え置き型の光ディスク装置のように、前記可動部が光ディスクから離間する方向と、前記可動部に作用する重力方向とが互いに一致している場合にのみ適用可能であるが、モバイル装置のように光ピックアップに作用する重力の方向が変わる場合には、対物レンズを含む可動部がその自重により光ディスクに近接する方向に動いてしまうおそれがあり、対物レンズの光ディスクへの衝突を確実に防止することが難しい。
また、従来技術(1)、(2)ではストッパー、あるいは、磁石や磁性体などの部品を設けなくてはならないため、小型化や低コスト化を図る上で不利であった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、小型化および低コスト化を図りつつ非通電時における対物レンズの光ディスクへの衝突を確実に防止する上で有利であり、ワーキングディスタンスが狭い光ピックアップを搭載している場合に好適な光ディスク装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の光ディスク装置は、光ディスクの記録面に情報の記録および/または再生を行なう光ディスク装置であって、ベースと、光ディスクの記録面に情報の記録および/または再生用の光スポットを形成するための対物レンズを保持するレンズホルダと、前記ベースとレンズホルダとの間に設けられ電流が供給されることで前記ベースに対してレンズホルダをフォーカシング方向に動かすフォーカシングアクチュエータと、前記ベースと前記レンズホルダとの間を連結し前記レンズホルダを少なくともフォーカシング方向に移動可能に支持し、前記光ディスク装置への電源が断たれた非通電状態で、前記レンズホルダに外力が加わっても前記対物レンズが前記光ディスクに衝突しない程度の間隙が前記対物レンズと前記光ディスクの間に確保される退避位置に前記レンズホルダを位置させるサスペンション部材と、前記フォーカシングアクチュエータに電流を与えることにより前記レンズホルダを前記フォーカシング方向に移動させるフォーカシング駆動回路と、前記光ディスク装置が電源に接続された通電状態で、前記フォーカシング駆動回路を制御することで前記フォーカシングアクチュエータに動作待機用電流を供給し前記レンズホルダを前記退避位置から前記光ディスクの記録面に前記光スポットが形成可能な動作位置に位置させる動作待機用制御手段と、記録および/または再生時に、前記フォーカシング駆動回路を制御することで前記フォーカシングアクチュエータにフォーカスサーボ用電流を与えるフォーカス用制御手段とを備えることを特徴とする。
そのため、本発明によれば、光ディスク装置の非通電状態で退避位置にレンズホルダを位置させるサスペンション部材を設け、光ディスク装置の通電状態でフォーカシングアクチュエータに動作待機用電流を供給しレンズホルダを前記退避位置から動作位置に位置させ、記録および/または再生時に、フォーカシングアクチュエータにフォーカスサーボ用の駆動電流を与えるようにした。
したがって、光ディスク装置の非通電状態では、対物レンズと光ディスクの間に間隙が確保されるので、ワーキングディスタンスが狭い光ピックアップが搭載された光ディスク装置であっても、対物レンズが光ディスクにぶつかって対物レンズ12および光ディスク102が損傷することを確実に防止できる。
特に、光ディスク装置が各種の携帯機器に搭載され光ディスク装置の姿勢が種々の方向に変換される場合であっても、対物レンズと光ディスクの間に前記間隙が確保されているので、対物レンズおよび光ディスクが損傷することを確実に防止できる。
また、フォーカスサーボ動作を行なうフォーカシングアクチュエータを利用して対物レンズを動作位置と退避位置とに移動させる構成であるため、専用の部品を新たに設ける必要はなく、小型化および低コスト化を図る上で有利となる。
したがって、光ディスク装置の非通電状態では、対物レンズと光ディスクの間に間隙が確保されるので、ワーキングディスタンスが狭い光ピックアップが搭載された光ディスク装置であっても、対物レンズが光ディスクにぶつかって対物レンズ12および光ディスク102が損傷することを確実に防止できる。
特に、光ディスク装置が各種の携帯機器に搭載され光ディスク装置の姿勢が種々の方向に変換される場合であっても、対物レンズと光ディスクの間に前記間隙が確保されているので、対物レンズおよび光ディスクが損傷することを確実に防止できる。
また、フォーカスサーボ動作を行なうフォーカシングアクチュエータを利用して対物レンズを動作位置と退避位置とに移動させる構成であるため、専用の部品を新たに設ける必要はなく、小型化および低コスト化を図る上で有利となる。
小型化および低コスト化を図りつつ非通電時における対物レンズの光ディスクへの衝突を確実に防止するという目的を、フォーカシングアクチュエータの非作動時にレンズホルダを退避位置に位置させるサスペンション部材と、レンズホルダを退避位置から動作位置に位置させるフォーカシング駆動回路とを設けることによって実現した。
次に本発明の実施例1について図面を参照して説明する。
図1は実施例1の光ディスク装置の概略構成を示すブロック図、図2は実施例1の光ディスク装置の光ピックアップの構成を示す斜視図、図3は図2の平面図である。
図1は実施例1の光ディスク装置の概略構成を示すブロック図、図2は実施例1の光ディスク装置の光ピックアップの構成を示す斜視図、図3は図2の平面図である。
図1に示すように、光ディスク装置100は、光記録媒体である光ディスク102を回転駆動する回転手段としてのスピンドルモータ103と、光ピックアップ104と、この光ピックアップ104を光ディスク102の半径方向に移動する移動手段としての送りモータ105とを備えている。
スピンドルモータ103および送りモータ105は、システムコントローラー107からの指令に基づいて制御されるサーボ制御部109により所定の回転数で駆動制御されるように構成されている。
スピンドルモータ103および送りモータ105は、システムコントローラー107からの指令に基づいて制御されるサーボ制御部109により所定の回転数で駆動制御されるように構成されている。
信号変復調器&ECCブロック108は、信号の変調、復調およびECC(エラー訂正符号)の付加を行なう。
光ピックアップ104は、信号変復調器&ECCブロック108の指令に従って、回転する光ディスク102の記録面に対し、レーザダイオードなどからなる光源から出射された光ビームを対物レンズ12によって収束することにより記録/再生用の光スポットを前記記録面に形成するように構成されている。
さらに光ピックアップ104は、光ディスク102の記録面から反射される反射光ビームを対物レンズ12を介して光検出手段PDで検出し、該光検出手段PDから出力される各種の信号をプリアンプ120に供給するように構成されている。
光ピックアップ104は、信号変復調器&ECCブロック108の指令に従って、回転する光ディスク102の記録面に対し、レーザダイオードなどからなる光源から出射された光ビームを対物レンズ12によって収束することにより記録/再生用の光スポットを前記記録面に形成するように構成されている。
さらに光ピックアップ104は、光ディスク102の記録面から反射される反射光ビームを対物レンズ12を介して光検出手段PDで検出し、該光検出手段PDから出力される各種の信号をプリアンプ120に供給するように構成されている。
プリアンプ120は、光ディスク102の記録面からの反射光ビームに従い光ピックアップ104の光検出手段PDから出力される各種の信号に基づいてフォーカシングエラー信号、トラッキングエラー信号、RF信号などを生成できるように構成されている。また、再生対象とされる光ディスク102の種類に応じて、サーボ制御部109、信号変復調器&ECCブロック108などにより、これらの信号に基づく復調および誤り訂正処理などの所定の処理が行なわれる。
ここで、信号変復調器&ECCブロック108により復調された記録信号が、例えばコンピュータのデータストレージ用であれば、インターフェース111を介して外部コンピュータ130などに送出される。これにより、外部コンピュータ130などは光ディスク102に記録された信号を再生信号を受け取ることができるように構成されている。
ここで、信号変復調器&ECCブロック108により復調された記録信号が、例えばコンピュータのデータストレージ用であれば、インターフェース111を介して外部コンピュータ130などに送出される。これにより、外部コンピュータ130などは光ディスク102に記録された信号を再生信号を受け取ることができるように構成されている。
また、信号変復調器&ECCブロック108により復調された記録信号がオーディオ・ビジュアル用であれば、D/A、A/D変換器112のD/A変換部でデジタル/アナログ変換され、オーディオビジュアル処理部113に供給される。そして、このオーディオビジュアル処理部113でオーディオ・ビデオ信号処理がなされ、オーディオ・ビジュアル信号入出力部114を介して外部の撮像・映写機器に伝送される。
光ピックアップ104には、この光ピックアップ140を光ディスク102上の所定の記録トラックまで移動させるための送りモータ105が連結されている。また、スピンドルモータ103の制御と、送りモータ105の制御は、それぞれサーボ制御部109により行なわれる。
また、レーザ制御部121は、光ピックアップ104におけるレーザ光源LDを制御するものであり、この光源LDの出力パワーを記録モードおよび再生モードに応じて制御するように構成されている。
また、レーザ制御部121は、光ピックアップ104におけるレーザ光源LDを制御するものであり、この光源LDの出力パワーを記録モードおよび再生モードに応じて制御するように構成されている。
サーボ制御部109は、レンズホルダ14を後述する退避位置と動作位置との間で動かす制御を行なうとともに、動作位置に位置したレンズホルダ14を、プリアンプ120から供給されるフォーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号に基づいて光ディスク102の記録面および記録トラックに追従させてフォーカシング方向およびトラッキング方向に動かすサーボ制御を行なう。
なお、フォーカシング方向は光ディスク102の記録面に対して垂直な方向であり、トラッキング方向は光ディスク102の径方向であり、タンジェンシャル方向はフォーカシング方向と直交する面上でトラッキング方向と直交する方向である。
光ディスク装置100が電源に接続された通電状態で、システムコントローラ107からサーボ制御部109に対して動作待機の指令が与えられ、サーボ制御部109は、前記動作待機の指令を受けると、フォーカシング駆動回路116を制御することでフォーカシングアクチュエータ20に動作待機用電流を供給する。
また、サーボ制御部109は、前記動作待機の指令が解除された状態では、フォーカシング駆動回路116を制御することで前記動作待機用電流の供給を停止させるように構成されている。
したがって、サーボ制御部109は、プリアンプ120から供給されるフォーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号に基づいてフォーカシング駆動回路116およびトラッキング駆動回路118を制御するサーボ制御を行なうことに加えて、システムコントローラ107からの動作待機の指令に基づいてフォーカシング駆動回路116を制御するように構成されている。
なお、本実施例では、サーボ制御部109によって特許請求の範囲のフォーカス用制御手段が構成され、システムコントローラ107およびサーボ制御部109によって特許請求の範囲の動作待機用制御手段が構成されている。
なお、フォーカシング方向は光ディスク102の記録面に対して垂直な方向であり、トラッキング方向は光ディスク102の径方向であり、タンジェンシャル方向はフォーカシング方向と直交する面上でトラッキング方向と直交する方向である。
光ディスク装置100が電源に接続された通電状態で、システムコントローラ107からサーボ制御部109に対して動作待機の指令が与えられ、サーボ制御部109は、前記動作待機の指令を受けると、フォーカシング駆動回路116を制御することでフォーカシングアクチュエータ20に動作待機用電流を供給する。
また、サーボ制御部109は、前記動作待機の指令が解除された状態では、フォーカシング駆動回路116を制御することで前記動作待機用電流の供給を停止させるように構成されている。
したがって、サーボ制御部109は、プリアンプ120から供給されるフォーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号に基づいてフォーカシング駆動回路116およびトラッキング駆動回路118を制御するサーボ制御を行なうことに加えて、システムコントローラ107からの動作待機の指令に基づいてフォーカシング駆動回路116を制御するように構成されている。
なお、本実施例では、サーボ制御部109によって特許請求の範囲のフォーカス用制御手段が構成され、システムコントローラ107およびサーボ制御部109によって特許請求の範囲の動作待機用制御手段が構成されている。
フォーカシング駆動回路116は、サーボ制御部109から供給される制御信号によって制御され、対物レンズ12と光ディスク102の記録面との間隔を一定値に維持するため、フォーカシングアクチュエータ20(図2)をフォーカス方向に動かすフォーカスサーボ用の駆動電流を供給するように構成されている。
トラッキング駆動回路118は、サーボ制御部109から供給される制御信号によって制御され、対物レンズ12によって形成される光スポットのトラッキング位置を維持するため、トラッキングアクチュエータ22(図2)をトラッキング方向に動かすトラッキングサーボ用の駆動電流を供給するように構成されている。
対物レンズ12は、フォーカシングアクチュエータ20およびトラッキングアクチュエータ22によってフォーカシング方向およびトラッキング方向に動かされるように構成されている。
トラッキング駆動回路118は、サーボ制御部109から供給される制御信号によって制御され、対物レンズ12によって形成される光スポットのトラッキング位置を維持するため、トラッキングアクチュエータ22(図2)をトラッキング方向に動かすトラッキングサーボ用の駆動電流を供給するように構成されている。
対物レンズ12は、フォーカシングアクチュエータ20およびトラッキングアクチュエータ22によってフォーカシング方向およびトラッキング方向に動かされるように構成されている。
次に、光ピックアップ104の構成について詳細に説明する。
図2、図3に示すように、光ピックアップ104は、対物レンズ12を保持するレンズホルダ14、ベース16、サスペンション部材18、フォーカシング用アクチュエータ20、トラッキング用アクチュエータ22などを備えている。
ベース16は、鉄製の板部1602を有し、板部1602は、不図示のキャリッジに取着され、該キャリッジは前述した送りモータ105によってトラッキング方向に移動される。
板部1602には、タンジェンシャル方向においてレンズホルダ14と対向するようにプラスチック製のサスペンション取付部1604が設けられている。
サスペンション部材18は複数設けられ、トラッキング方向において対物レンズ12を挟んだレンズホルダ14の両側部とサスペンション取付部1604との間がタンジェンシャル方向に延在するサスペンション部材18によりそれぞれ連結されている。
本実施例では、各サスペンション部材18は4つ設けられ、各サスペンション部材18はタンジェンシャル方向に延在する金属線で構成され、これら4つの金属線は、トラッキング方向において対物レンズ12を挟んだレンズホルダ14の両側部においてそれぞれフォーカシング方向に間隔をおき光ディスク102側に位置する2つの上金属線1802Aと光ディスク102から離れた側に位置する2つの下金属線1802Bとして配置されている。上金属線1802Aと下金属線1802Bの長手方向の両端はレンズホルダ14の両側部とサスペンション取付部1604とに連結されている。
これら4つの金属線1802A、1802Bは、レンズホルダ14を支持することができる強度および弾性を有しており、これら各金属線1802A、1802Bが撓むことによって、レンズホルダ14は、図2に矢印で示したフォーカシング方向およびトラッキング方向に移動可能となっている。
図2、図3に示すように、光ピックアップ104は、対物レンズ12を保持するレンズホルダ14、ベース16、サスペンション部材18、フォーカシング用アクチュエータ20、トラッキング用アクチュエータ22などを備えている。
ベース16は、鉄製の板部1602を有し、板部1602は、不図示のキャリッジに取着され、該キャリッジは前述した送りモータ105によってトラッキング方向に移動される。
板部1602には、タンジェンシャル方向においてレンズホルダ14と対向するようにプラスチック製のサスペンション取付部1604が設けられている。
サスペンション部材18は複数設けられ、トラッキング方向において対物レンズ12を挟んだレンズホルダ14の両側部とサスペンション取付部1604との間がタンジェンシャル方向に延在するサスペンション部材18によりそれぞれ連結されている。
本実施例では、各サスペンション部材18は4つ設けられ、各サスペンション部材18はタンジェンシャル方向に延在する金属線で構成され、これら4つの金属線は、トラッキング方向において対物レンズ12を挟んだレンズホルダ14の両側部においてそれぞれフォーカシング方向に間隔をおき光ディスク102側に位置する2つの上金属線1802Aと光ディスク102から離れた側に位置する2つの下金属線1802Bとして配置されている。上金属線1802Aと下金属線1802Bの長手方向の両端はレンズホルダ14の両側部とサスペンション取付部1604とに連結されている。
これら4つの金属線1802A、1802Bは、レンズホルダ14を支持することができる強度および弾性を有しており、これら各金属線1802A、1802Bが撓むことによって、レンズホルダ14は、図2に矢印で示したフォーカシング方向およびトラッキング方向に移動可能となっている。
フォーカシング用アクチュエータ20は、ベース16の板部1602に設けられた一対の磁石24、26と、レンズホルダ14に設けられたフォーカシングコイル28とを含んでいる。
一対の磁石24、26は、板部1602に立設された一対の鉄製のブラケット34、36に取付けられている。これらブラケット34、36は、板部1602と協動してヨークを構成しており、このヨークと一対の磁石24、26とで固定側磁気回路が構成されている。
フォーカシングコイル28は、その軸心が対物レンズ12の光軸と平行する方向に延在するようにレンズホルダ14に配設されている。
フォーカシングコイル28には、フォーカシング駆動回路116から、例えば4つの金属線のうちの2本を介して前記フォーカスサーボ用の駆動電流および前記動作待機用電流が供給されるように構成されている。この2つの金属線は、例えば、レンズホルダ14の両側に位置する2つの上金属線1802Aでもよく、あるいは、2つの下金属線1802Bでもよく、あるいは、レンズホルダ14の片側に位置する上金属線1802Aと下金属線1802Bであってもよい。
フォーカシングコイル28は、前記フォーカスサーボ用の駆動電流または前記動作待機用電流が流されると、あるいは、前記フォーカスサーボ用の駆動電流および前記動作待機用電流が共に流されると、前記固定側磁気回路との電磁相互作用によって、レンズホルダ14をフォーカシング方向に駆動する電磁気力を発生させる。
一対の磁石24、26は、板部1602に立設された一対の鉄製のブラケット34、36に取付けられている。これらブラケット34、36は、板部1602と協動してヨークを構成しており、このヨークと一対の磁石24、26とで固定側磁気回路が構成されている。
フォーカシングコイル28は、その軸心が対物レンズ12の光軸と平行する方向に延在するようにレンズホルダ14に配設されている。
フォーカシングコイル28には、フォーカシング駆動回路116から、例えば4つの金属線のうちの2本を介して前記フォーカスサーボ用の駆動電流および前記動作待機用電流が供給されるように構成されている。この2つの金属線は、例えば、レンズホルダ14の両側に位置する2つの上金属線1802Aでもよく、あるいは、2つの下金属線1802Bでもよく、あるいは、レンズホルダ14の片側に位置する上金属線1802Aと下金属線1802Bであってもよい。
フォーカシングコイル28は、前記フォーカスサーボ用の駆動電流または前記動作待機用電流が流されると、あるいは、前記フォーカスサーボ用の駆動電流および前記動作待機用電流が共に流されると、前記固定側磁気回路との電磁相互作用によって、レンズホルダ14をフォーカシング方向に駆動する電磁気力を発生させる。
トラッキングアクチュエータ22は、一対の磁石24、26と、レンズホルダ14に設けられた一対のトラッキングコイル30、32とを含んで構成されており、したがって本実施例では、一対の磁石24、26はフォーカシングアクチュエータ20とトラッキングアクチュエータ22とに共用されている。
トラッキングコイル30、32は、それらの軸心がタンジェンシャル方向、すなわちトラッキング方向およびフォーカシング方向の双方に対して直交する方向に延在するように並べてレンズホルダ14に配設されている。
トラッキングコイル30、32には、トラッキング駆動回路118から、例えば、前記フォーカスサーボ用の駆動電流および前記動作待機用電流の供給用として用いた金属線の残りの2つの金属線を介して前記トラッキングサーボ用の駆動電流が供給されるように構成されている。
トラッキングコイル30、32は、前記トラッキングサーボ用の駆動電流が流されると、前記固定側磁気回路との電磁相互作用によって、レンズホルダ14をトラッキング方向に駆動する電磁気力を発生させる。
トラッキングコイル30、32は、それらの軸心がタンジェンシャル方向、すなわちトラッキング方向およびフォーカシング方向の双方に対して直交する方向に延在するように並べてレンズホルダ14に配設されている。
トラッキングコイル30、32には、トラッキング駆動回路118から、例えば、前記フォーカスサーボ用の駆動電流および前記動作待機用電流の供給用として用いた金属線の残りの2つの金属線を介して前記トラッキングサーボ用の駆動電流が供給されるように構成されている。
トラッキングコイル30、32は、前記トラッキングサーボ用の駆動電流が流されると、前記固定側磁気回路との電磁相互作用によって、レンズホルダ14をトラッキング方向に駆動する電磁気力を発生させる。
図4(A)に示すように、各サスペンション部材18は、光ディスク装置100への電源が絶たれた非通電状態、すなわちフォーカシング用アクチュエータ20に動作待機用電流が供給されない状態で、レンズホルダ14に外力が加わっても対物レンズ12が光ディスク102に衝突しない程度の間隙L1が対物レンズ12と光ディスク102の間に確保される退避位置(イ)にレンズホルダ14を位置させるように構成されている。
本実施例では、フォーカシング用アクチュエータ20に動作待機用電流が供給されない状態で、ベース16の板部1602および各サスペンション部材18が光ディスク102の記録面とほぼ平行に延在するように構成されている。
また、フォーカシングアクチュエータ20に前記動作待機用電流が供給されることで、各サスペンション部材18は、図4(B)に示すように、レンズホルダ14を光ディスク102に近づけるように撓み、レンズホルダ14を前記退避位置から光ディスク102の記録面に光スポットが形成可能な動作位置(ロ)に位置させるように構成されている。
さらに、レンズホルダ14を前記動作位置に位置させた状態で、フォーカシング駆動回路116からフォーカシングアクチュエータ20に前記動作待機用電流に加えて前記フォーカスサーボ用の駆動電流が供給されることによりフォーカスサーボ動作がなされるように構成されている。
なお、本実施例では、前記4つの金属線1802A、1802Bは、それぞれレンズホルダ14のサスペンション部材18として機能すると共に、フォーカシング用アクチュエータ20およびトラッキング用アクチュエータ20に対して前記動作待機用電流およびフォーカスサーボ用の駆動用電流、トラッキングサーボ用の駆動電流を供給するための導電線としての機能も果たしている。
本実施例では、フォーカシング用アクチュエータ20に動作待機用電流が供給されない状態で、ベース16の板部1602および各サスペンション部材18が光ディスク102の記録面とほぼ平行に延在するように構成されている。
また、フォーカシングアクチュエータ20に前記動作待機用電流が供給されることで、各サスペンション部材18は、図4(B)に示すように、レンズホルダ14を光ディスク102に近づけるように撓み、レンズホルダ14を前記退避位置から光ディスク102の記録面に光スポットが形成可能な動作位置(ロ)に位置させるように構成されている。
さらに、レンズホルダ14を前記動作位置に位置させた状態で、フォーカシング駆動回路116からフォーカシングアクチュエータ20に前記動作待機用電流に加えて前記フォーカスサーボ用の駆動電流が供給されることによりフォーカスサーボ動作がなされるように構成されている。
なお、本実施例では、前記4つの金属線1802A、1802Bは、それぞれレンズホルダ14のサスペンション部材18として機能すると共に、フォーカシング用アクチュエータ20およびトラッキング用アクチュエータ20に対して前記動作待機用電流およびフォーカスサーボ用の駆動用電流、トラッキングサーボ用の駆動電流を供給するための導電線としての機能も果たしている。
次に、光ディスク装置100の作用について説明する。
まず、光ディスク装置100の非通電状態では、フォーカシングアクチュエータ20には前記動作待機用駆動電流が供給されておらず、したがって、レンズホルダ14は、各サスペンション部材18によって前記退避位置に位置している。
次に、光ディスク装置100が通電状態にされると、システムコントローラ107がサーボ制御部109に対して動作待機を指令する。
これにより、サーボ制御部109は、フォーカシング駆動回路116を制御することでフォーカシングアクチュエータ20に前記動作待機用電流を供給し、図4(B)に示すように、レンズホルダ14を前記退避位置から前記動作位置に移動させる。
これ以降、システムコントローラ107は、光ディスク102に対する記録および再生動作の開始に伴ってレーザ制御部121およびサーボ制御部109に必要な指令を与え、これにより、レーザ制御部121が光源LDの発光制御を実行し、サーボ制御部109がスピンドルモータ103の回転制御および送りモータ105の回転制御を実行する。
そして、サーボ制御部109は、システムコントローラ107から与えられる記録および再生動作の指令に対応してフォーカシング駆動回路116およびトラッキング駆動回路118を制御することでフォーカシングアクチュエータ20およびトラッキングアクチュエータ22に前記フォーカスサーボ用およびトラッキングサーボ用の駆動電流を供給させフォーカシングおよびトラッキングのサーボ制御を実行する。
ここで、光ディスク装置100が非通電状態とされると、システムコントローラ107がサーボ制御部109に対して動作待機の指令を解除する。
これにより、サーボ制御部109は、フォーカシング駆動回路116を制御することでフォーカシングアクチュエータ20に対する前記フォーカスサーボ用の駆動電流および動作待機用電流の供給を停止するとともに、トラッキングアクチュエータ22に対する前記トラッキングサーボ用の駆動電流の供給を停止する。したがって、図4(A)に示すように、レンズホルダ14は各サスペンション部材18の弾性により前記動作位置から前記退避位置に復帰される。
まず、光ディスク装置100の非通電状態では、フォーカシングアクチュエータ20には前記動作待機用駆動電流が供給されておらず、したがって、レンズホルダ14は、各サスペンション部材18によって前記退避位置に位置している。
次に、光ディスク装置100が通電状態にされると、システムコントローラ107がサーボ制御部109に対して動作待機を指令する。
これにより、サーボ制御部109は、フォーカシング駆動回路116を制御することでフォーカシングアクチュエータ20に前記動作待機用電流を供給し、図4(B)に示すように、レンズホルダ14を前記退避位置から前記動作位置に移動させる。
これ以降、システムコントローラ107は、光ディスク102に対する記録および再生動作の開始に伴ってレーザ制御部121およびサーボ制御部109に必要な指令を与え、これにより、レーザ制御部121が光源LDの発光制御を実行し、サーボ制御部109がスピンドルモータ103の回転制御および送りモータ105の回転制御を実行する。
そして、サーボ制御部109は、システムコントローラ107から与えられる記録および再生動作の指令に対応してフォーカシング駆動回路116およびトラッキング駆動回路118を制御することでフォーカシングアクチュエータ20およびトラッキングアクチュエータ22に前記フォーカスサーボ用およびトラッキングサーボ用の駆動電流を供給させフォーカシングおよびトラッキングのサーボ制御を実行する。
ここで、光ディスク装置100が非通電状態とされると、システムコントローラ107がサーボ制御部109に対して動作待機の指令を解除する。
これにより、サーボ制御部109は、フォーカシング駆動回路116を制御することでフォーカシングアクチュエータ20に対する前記フォーカスサーボ用の駆動電流および動作待機用電流の供給を停止するとともに、トラッキングアクチュエータ22に対する前記トラッキングサーボ用の駆動電流の供給を停止する。したがって、図4(A)に示すように、レンズホルダ14は各サスペンション部材18の弾性により前記動作位置から前記退避位置に復帰される。
本実施例によれば、光ディスク装置100の非通電状態で前記退避位置にレンズホルダ14を位置させるサスペンション部材18を設け、光ディスク装置100の通電状態でフォーカシングアクチュエータ20に前記動作待機用電流を供給しレンズホルダ14を前記退避位置から動作位置に位置させ、記録および/または再生時に、フォーカシングアクチュエータ20にフォーカスサーボ用の駆動電流を与えるようにした。
したがって、光ディスク装置100の通電状態では、対物レンズ12と光ディスク102の間にワーキングディスタンスに相当する間隙L2が確保され、対物レンズ12による光ディスク102に対する情報の記録および/または再生を支障なく行なうことができることは無論のこと、次のような効果が奏される。
光ディスク装置100の非通電状態では、対物レンズ12と光ディスク102の間に間隙L1が確保されるので、ワーキングディスタンスが狭い光ピックアップ104が搭載された光ディスク装置100であっても、対物レンズ12が光ディスク102にぶつかって対物レンズ12および光ディスク102が損傷することを確実に防止できる。
特に、光ディスク装置100が各種の携帯機器に搭載され光ディスク装置100の姿勢が種々の方向に変換される場合であっても、対物レンズ12と光ディスク102の間に間隙L1が確保されているので、対物レンズ12および光ディスク102が損傷することを確実に防止できる。
また、フォーカスサーボ動作を行なうフォーカシングアクチュエータ20を利用して対物レンズ12を動作位置と退避位置とに移動させる構成であるため、専用の部品を新たに設ける必要はなく、小型化および低コスト化を図る上で有利となる。
したがって、光ディスク装置100の通電状態では、対物レンズ12と光ディスク102の間にワーキングディスタンスに相当する間隙L2が確保され、対物レンズ12による光ディスク102に対する情報の記録および/または再生を支障なく行なうことができることは無論のこと、次のような効果が奏される。
光ディスク装置100の非通電状態では、対物レンズ12と光ディスク102の間に間隙L1が確保されるので、ワーキングディスタンスが狭い光ピックアップ104が搭載された光ディスク装置100であっても、対物レンズ12が光ディスク102にぶつかって対物レンズ12および光ディスク102が損傷することを確実に防止できる。
特に、光ディスク装置100が各種の携帯機器に搭載され光ディスク装置100の姿勢が種々の方向に変換される場合であっても、対物レンズ12と光ディスク102の間に間隙L1が確保されているので、対物レンズ12および光ディスク102が損傷することを確実に防止できる。
また、フォーカスサーボ動作を行なうフォーカシングアクチュエータ20を利用して対物レンズ12を動作位置と退避位置とに移動させる構成であるため、専用の部品を新たに設ける必要はなく、小型化および低コスト化を図る上で有利となる。
次に本発明の実施例2について図面を参照して説明する。
図5は実施例2における光ピックアップの動作説明図である。なお、以下では実施例1と同一または同様の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
実施例2が実施例1と異なる点は、フォーカシング用アクチュエータ20に動作待機用電流が供給されない状態における各サスペンション部材18の姿勢である。
図5(A)に示すように、光ディスク装置100の非通電状態で、すなわち、フォーカシング用アクチュエータ20に動作待機用電流が供給されない状態で、4つの金属線1802A、1802Bは互いに平行をなし、かつ、ベース16のサスペンション取付部1604からレンズホルダ14に至るに従って光ディスク102から次第に離間するように傾斜して延在し、対物レンズ12は光ディスク102との間隙Lが充分に確保された退避位置となるように構成されている。
また、図5(B)に示すように、光ディスク装置100の通電状態で、すなわち、フォーカシングアクチュエータ20に動作待機用電流が供給される状態で、前記4つの金属線1802A、1802Bは、レンズホルダ14を光ディスク102に近づけるように撓み、レンズホルダ14を前記退避位置から光ディスク102の記録面に光スポットが形成可能な動作位置(ロ)に位置させるように構成されている。
したがって、実施例2においても実施例1と同様に、光ディスク装置100の非通電時に対物レンズ12と光ディスク102がぶつかって損傷することを確実に防止でき、小型化および低コスト化を図ることができる。
さらに、実施例2では、前記4つの金属線1802A、1802Bがベース16のサスペンション取付部1604からレンズホルダ14に至るに従って光ディスク102から次第に離間するように傾斜して設けられているので、実施例1に比べて、ベース16を光ディスク102に近接した位置に配設することができる。このため、光ディスク102の厚さ方向においてベース16が光ディスク102と反対側に占有していたスペースを削減でき光ディスク装置100の小型化を図る上でさらに有利となる。
図5は実施例2における光ピックアップの動作説明図である。なお、以下では実施例1と同一または同様の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
実施例2が実施例1と異なる点は、フォーカシング用アクチュエータ20に動作待機用電流が供給されない状態における各サスペンション部材18の姿勢である。
図5(A)に示すように、光ディスク装置100の非通電状態で、すなわち、フォーカシング用アクチュエータ20に動作待機用電流が供給されない状態で、4つの金属線1802A、1802Bは互いに平行をなし、かつ、ベース16のサスペンション取付部1604からレンズホルダ14に至るに従って光ディスク102から次第に離間するように傾斜して延在し、対物レンズ12は光ディスク102との間隙Lが充分に確保された退避位置となるように構成されている。
また、図5(B)に示すように、光ディスク装置100の通電状態で、すなわち、フォーカシングアクチュエータ20に動作待機用電流が供給される状態で、前記4つの金属線1802A、1802Bは、レンズホルダ14を光ディスク102に近づけるように撓み、レンズホルダ14を前記退避位置から光ディスク102の記録面に光スポットが形成可能な動作位置(ロ)に位置させるように構成されている。
したがって、実施例2においても実施例1と同様に、光ディスク装置100の非通電時に対物レンズ12と光ディスク102がぶつかって損傷することを確実に防止でき、小型化および低コスト化を図ることができる。
さらに、実施例2では、前記4つの金属線1802A、1802Bがベース16のサスペンション取付部1604からレンズホルダ14に至るに従って光ディスク102から次第に離間するように傾斜して設けられているので、実施例1に比べて、ベース16を光ディスク102に近接した位置に配設することができる。このため、光ディスク102の厚さ方向においてベース16が光ディスク102と反対側に占有していたスペースを削減でき光ディスク装置100の小型化を図る上でさらに有利となる。
次に本発明の実施例3について図面を参照して説明する。
図6は実施例3における光ピックアップの動作説明図である。
実施例3が実施例1と異なる点は、レンズホルダ14が複数のサスペンション部材18を介して2つのサスペンション取付部1604に連結されている点である。
図6に示すように、板部1602には、タンジェンシャル方向においてレンズホルダ14を挟むように2つのサスペンション取付部1604が設けられている。
サスペンション部材18は8つ設けられ、各サスペンション部材18はタンジェンシャル方向に延在する金属線で構成され、これら8つの金属線のうちの4つの金属線は、光ディスク102側に位置する上金属線1802Aとして配置され、残りの4つの金属線は、上金属線1802Aとフォーカシング方向に間隔をおき光ディスク102から離れた側に位置する下金属線1802Bとして配置されている。
トラッキング方向において対物レンズ12を挟んだレンズホルダ14の両側部と2つのサスペンション取付部1604との間はそれぞれ4つの上金属線1802Aと4つの下金属線1802Bとで連結されている。
図6(A)に示すように、光ディスク装置100の非通電状態で、すなわち、レンズホルダ14が退避位置に位置した状態で、前記8つの金属線1802A、1802Bはベース16のサスペンション取付部1604からレンズホルダ14に至るに従って光ディスク102から次第に離間するように湾曲して延在する状態となる。
図6(B)に示すように、光ディスク装置100の通電状態で、すなわち、レンズホルダ14が動作位置に位置した状態で、前記8つの金属線1802A、1802Bはベース16のサスペンション取付部1604からレンズホルダ14に至るに従って光ディスク102に次第に近接するように湾曲して延在する状態となる。
本実施例では、前記8つの金属線1802A、1802Bは、レンズホルダ14が退避位置に位置した状態とレンズホルダ14が動作位置に位置した状態で、前記湾曲して延在する状態が保持されるように形成されている。
図6は実施例3における光ピックアップの動作説明図である。
実施例3が実施例1と異なる点は、レンズホルダ14が複数のサスペンション部材18を介して2つのサスペンション取付部1604に連結されている点である。
図6に示すように、板部1602には、タンジェンシャル方向においてレンズホルダ14を挟むように2つのサスペンション取付部1604が設けられている。
サスペンション部材18は8つ設けられ、各サスペンション部材18はタンジェンシャル方向に延在する金属線で構成され、これら8つの金属線のうちの4つの金属線は、光ディスク102側に位置する上金属線1802Aとして配置され、残りの4つの金属線は、上金属線1802Aとフォーカシング方向に間隔をおき光ディスク102から離れた側に位置する下金属線1802Bとして配置されている。
トラッキング方向において対物レンズ12を挟んだレンズホルダ14の両側部と2つのサスペンション取付部1604との間はそれぞれ4つの上金属線1802Aと4つの下金属線1802Bとで連結されている。
図6(A)に示すように、光ディスク装置100の非通電状態で、すなわち、レンズホルダ14が退避位置に位置した状態で、前記8つの金属線1802A、1802Bはベース16のサスペンション取付部1604からレンズホルダ14に至るに従って光ディスク102から次第に離間するように湾曲して延在する状態となる。
図6(B)に示すように、光ディスク装置100の通電状態で、すなわち、レンズホルダ14が動作位置に位置した状態で、前記8つの金属線1802A、1802Bはベース16のサスペンション取付部1604からレンズホルダ14に至るに従って光ディスク102に次第に近接するように湾曲して延在する状態となる。
本実施例では、前記8つの金属線1802A、1802Bは、レンズホルダ14が退避位置に位置した状態とレンズホルダ14が動作位置に位置した状態で、前記湾曲して延在する状態が保持されるように形成されている。
レンズホルダ14の退避位置から動作位置への移動は、サーボ制御部109がフォーカシング駆動回路116を制御することでフォーカシングアクチュエータ20に動作待機用電流を供給することによってなされる。
レンズホルダ14がいったん動作位置に位置すると、前記8つの金属線1802A、1802Bによってレンズホルダ14の動作位置が保持され、フォーカシング駆動回路116からフォーカシングアクチュエータ20への前記動作待機用電流の供給は停止される。
レンズホルダ14の動作位置から退避位置への移動は、サーボ制御部109がフォーカシング駆動回路116を制御することでフォーカシングアクチュエータ20に前記動作待機用電流と逆方向の動作解除電流を供給することによってなされる。
レンズホルダ14がいったん退避位置に位置すると、前記8つの金属線1802A、1802Bによってレンズホルダ14の退避位置が保持され、フォーカシング駆動回路116からフォーカシングアクチュエータ20への前記動作解除電流の供給は停止される。
なお、光ディスク装置100の通電状態でフォーカシングアクチュエータ20に前記動作待機用電流を供給しレンズホルダ14を前記退避位置から動作位置に位置させ、前記レンズホルダ14が前記動作位置に位置した状態で、記録および/または再生時にフォーカシングアクチュエータ20にフォーカスサーボ用の駆動電流を与えることでフォーカスサーボ動作を行ない、トラッキングアクチュエータ22にトラッキングサーボ用の駆動電流を与えることでトラッキングサーボ動作を行なうことは実施例1と同じである。
また、フォーカシングアクチュエータ20およびトラッキングアクチュエータ22に対するフォーカスサーボ用およびトラッキングサーボ用の駆動電流の供給は、実施例1、2と同様に、前記8つの金属線1802A、1802Bのうちの任意の4本を用いて行なえばよい。
レンズホルダ14がいったん動作位置に位置すると、前記8つの金属線1802A、1802Bによってレンズホルダ14の動作位置が保持され、フォーカシング駆動回路116からフォーカシングアクチュエータ20への前記動作待機用電流の供給は停止される。
レンズホルダ14の動作位置から退避位置への移動は、サーボ制御部109がフォーカシング駆動回路116を制御することでフォーカシングアクチュエータ20に前記動作待機用電流と逆方向の動作解除電流を供給することによってなされる。
レンズホルダ14がいったん退避位置に位置すると、前記8つの金属線1802A、1802Bによってレンズホルダ14の退避位置が保持され、フォーカシング駆動回路116からフォーカシングアクチュエータ20への前記動作解除電流の供給は停止される。
なお、光ディスク装置100の通電状態でフォーカシングアクチュエータ20に前記動作待機用電流を供給しレンズホルダ14を前記退避位置から動作位置に位置させ、前記レンズホルダ14が前記動作位置に位置した状態で、記録および/または再生時にフォーカシングアクチュエータ20にフォーカスサーボ用の駆動電流を与えることでフォーカスサーボ動作を行ない、トラッキングアクチュエータ22にトラッキングサーボ用の駆動電流を与えることでトラッキングサーボ動作を行なうことは実施例1と同じである。
また、フォーカシングアクチュエータ20およびトラッキングアクチュエータ22に対するフォーカスサーボ用およびトラッキングサーボ用の駆動電流の供給は、実施例1、2と同様に、前記8つの金属線1802A、1802Bのうちの任意の4本を用いて行なえばよい。
したがって、実施例3においても実施例1と同様に、光ディスク装置100の非通電時に対物レンズ12と光ディスク102がぶつかって損傷することを確実に防止でき、小型化および低コスト化を図ることができる。小型化および低コスト化を図りつつ、光ディスク装置100の非通電時に対物レンズ12と光ディスク102がぶつかって損傷することを確実に防止できる。
さらに、実施例3では、レンズホルダ14がいったん動作位置に位置した状態では、フォーカシング駆動回路116からフォーカシングアクチュエータ20への前記動作待機用電流の供給が停止されるため、実施例1、実施例2に比較して、消費電力を削減する上で有利となる。
さらに、実施例3では、レンズホルダ14がいったん動作位置に位置した状態では、フォーカシング駆動回路116からフォーカシングアクチュエータ20への前記動作待機用電流の供給が停止されるため、実施例1、実施例2に比較して、消費電力を削減する上で有利となる。
なお、上述した各実施例においては、各サスペンション部材18を金属線で構成したが、本発明はこれに限定されるものでなく、各サスペンション部材18を例えばフォーカシング方向に弾性変形可能に設けられた板ばねによって構成してもよい。
また、各実施例では、サスペンション部材18を複数設けたが、サスペンション部材を単一として構成することも考えられる。
また、フォーカシングアクチュエータ20を、一対の磁石24、26と、レンズホルダ14に設けられたフォーカシングコイル28とで構成したが、フォーカシングアクチュエータ20はレンズホルダ14をフォーカシング方向に駆動するものであればよく、その構成は任意である。
また、光ディスク装置100は、各種の携帯機器や据え置き型の機器に搭載されてよいことは無論のこと、単体で使用されるものであってもよいことはいうまでもない。
また、各実施例では、サスペンション部材18を複数設けたが、サスペンション部材を単一として構成することも考えられる。
また、フォーカシングアクチュエータ20を、一対の磁石24、26と、レンズホルダ14に設けられたフォーカシングコイル28とで構成したが、フォーカシングアクチュエータ20はレンズホルダ14をフォーカシング方向に駆動するものであればよく、その構成は任意である。
また、光ディスク装置100は、各種の携帯機器や据え置き型の機器に搭載されてよいことは無論のこと、単体で使用されるものであってもよいことはいうまでもない。
100……光ディスク装置、102……光ディスク、104……光ピックアップ、12……対物レンズ、14……レンズホルダ、16……ベース、18……サスペンション部材、20……フォーカシングアクチュエータ、22……トラッキングアクチュエータ、107……システムコントローラ、109……サーボ制御回路、116……フォーカシング駆動回路。
Claims (10)
- 光ディスクの記録面に情報の記録および/または再生を行なう光ディスク装置であって、
ベースと、
光ディスクの記録面に情報の記録および/または再生用の光スポットを形成するための対物レンズを保持するレンズホルダと、
前記ベースとレンズホルダとの間に設けられ電流が供給されることで前記ベースに対してレンズホルダをフォーカシング方向に動かすフォーカシングアクチュエータと、
前記ベースと前記レンズホルダとの間を連結し前記レンズホルダを少なくともフォーカシング方向に移動可能に支持し、前記光ディスク装置への電源が断たれた非通電状態で、前記レンズホルダに外力が加わっても前記対物レンズが前記光ディスクに衝突しない程度の間隙が前記対物レンズと前記光ディスクの間に確保される退避位置に前記レンズホルダを位置させるサスペンション部材と、
前記フォーカシングアクチュエータに電流を与えることにより前記レンズホルダを前記フォーカシング方向に移動させるフォーカシング駆動回路と、
前記光ディスク装置が電源に接続された通電状態で、前記フォーカシング駆動回路を制御することで前記フォーカシングアクチュエータに動作待機用電流を供給し前記レンズホルダを前記退避位置から前記光ディスクの記録面に前記光スポットが形成可能な動作位置に位置させる動作待機用制御手段と、
記録および/または再生時に、前記フォーカシング駆動回路を制御することで前記フォーカシングアクチュエータにフォーカスサーボ用電流を与えるフォーカス用制御手段と、
を備えることを特徴とする光ディスク装置。 - 前記フォーカシングアクチュエータは、前記ベースに設けられ磁石を含む固定側磁気回路と、前記レンズホルダに設けられ、前記電流が供給されることにより前記固定側磁気回路との電磁相互作用によって前記レンズホルダをフォーカシング方向に移動させるフォーカシングコイルとを有することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
- 前記サスペンション部材は複数設けられ、各サスペンション部材は金属線で構成され、前記金属線は、フォーカシング用アクチュエータに対して前記動作待機用電流およびフォーカスサーボ用の駆動用電流を供給するための導電線として機能することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
- 前記ベースは、トラッキング方向に移動されるキャリッジに取着され、前記ベースには、前記フォーカシング方向と直交する面上で前記トラッキング方向と直交するタンジェンシャル方向において前記レンズホルダと対向するようにサスペンション取付部が設けられ、前記サスペンション部材は複数設けられ、前記トラッキング方向において対物レンズを挟んだ前記レンズホルダの両側部と前記サスペンション取付部との間が前記タンジェンシャル方向に延在する前記サスペンション部材によりそれぞれ連結されていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
- 前記ベースは、トラッキング方向に移動されるキャリッジに取着され、前記ベースには、前記フォーカシング方向と直交する面上で前記トラッキング方向と直交するタンジェンシャル方向において前記レンズホルダと対向するようにサスペンション取付部が設けられ、前記サスペンション部材は4つ設けられ、各サスペンション部材は前記タンジェンシャル方向に延在する金属線で構成され、これらの金属線は、前記トラッキング方向において前記対物レンズを挟んだ前記レンズホルダの両側部においてそれぞれフォーカシング方向に間隔をおき光ディスク側に位置する上金属線と光ディスクから離れた側に位置する下金属線として配置され、これら前記上金属線と下金属線の長手方向の両端は前記レンズホルダの両側部と前記サスペンション取付部とに連結されていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
- 前記4つの金属線は、前記レンズホルダが退避位置に位置した状態で、前記光ディスクと平行に延在し、前記レンズホルダが動作位置に位置した状態で、ベースからレンズホルダに近づくにつれ、光ディスクに近づくように湾曲して延在していることを特徴とする請求項5記載の光ディスク装置。
- 前記4つの金属線は、前記レンズホルダが退避位置に位置した状態で、ベースからレンズホルダに近づくにつれ、光ディスクから離れるように傾斜して延在し、前記レンズホルダが動作位置に位置した状態で、ベースからレンズホルダに近づくにつれ、光ディスクに近づくように湾曲して延在していることを特徴とする請求項5記載の光ディスク装置。
- 前記ベースは、トラッキング方向に移動されるキャリッジに取着され、前記ベースには、前記フォーカシング方向と直交する面上で前記トラッキング方向と直交するタンジェンシャル方向において前記レンズホルダを挟むように2つのサスペンション取付部が設けられ、前記サスペンション部材は8つ設けられ、各サスペンション部材は前記タンジェンシャル方向に延在する金属線で構成され、これら8つの金属線のうちの4つの金属線は、光ディスク側に位置する上金属線として配置され、残りの4つの金属線は、前記上金属線とフォーカシング方向に間隔をおき光ディスクから離れた側に位置する下金属線として配置され、前記トラッキング方向において前記対物レンズを挟んだ前記レンズホルダの両側部と2つのサスペンション取付部との間はそれぞれ前記上金属線と下金属線とで連結されていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
- 前記8つの金属線は、前記レンズホルダが退避位置に位置した状態で、ベースからレンズホルダに近づくにつれ、光ディスクから離れるように湾曲して延在し、前記レンズホルダが動作位置に位置した状態で、ベースからレンズホルダに近づくにつれ、光ディスクに近づくように湾曲して延在していることを特徴とする請求項8記載の光ディスク装置。
- 前記8つの金属線は、前記レンズホルダが退避位置に位置した状態と前記レンズホルダが動作位置に位置した状態で、前記湾曲して延在する状態が保持されるように形成されていることを特徴とする請求項9記載の光ディスク装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003323028A JP2005092956A (ja) | 2003-09-16 | 2003-09-16 | 光ディスク装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006012210A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Canon Inc | 光ディスク装置 |
JP2008299886A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Hitachi Ltd | ディスク装置 |
-
2003
- 2003-09-16 JP JP2003323028A patent/JP2005092956A/ja active Pending
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