JP2005092552A - 情報処理端末、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理端末、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005092552A
JP2005092552A JP2003325473A JP2003325473A JP2005092552A JP 2005092552 A JP2005092552 A JP 2005092552A JP 2003325473 A JP2003325473 A JP 2003325473A JP 2003325473 A JP2003325473 A JP 2003325473A JP 2005092552 A JP2005092552 A JP 2005092552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
application
data
processing server
updated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003325473A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Matsuda
善之 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Digital Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Solutions Corp filed Critical Toshiba Solutions Corp
Priority to JP2003325473A priority Critical patent/JP2005092552A/ja
Publication of JP2005092552A publication Critical patent/JP2005092552A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】、情報処理サーバ2からのデータをダウンロード及び処理、その結果の情報処理サーバ2への送信に有効な情報処理端末1を提供する。
【解決手段】情報処理端末1は、アプリケーションによって参照或いは更新する関連テーブルを、アプリケーションごとに登録する関連テーブル情報登録手段25と、アプリケーションに関連づけられた関連テーブルのデータを、情報処理サーバから取得するダウンロード手段22と、ダウンロード手段で取得したデータに基づいて、アプリケーションを実行するアプリケーション実行手段23と、アプリケーションの実行によって更新されたデータを、情報処理サーバへ送信するアップロード手段24を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理サーバからのデータをダウンロード及び処理、その結果の情報処理サーバへの送信に有効な情報処理端末、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
近年の情報処理端末の普及に伴い、従来は手書きで行われていた作業が情報処理端末で行われるようになってきた。会社や団体などの組織内では社内LANを介して個人個人がクライアントからサーバに接続し、情報を取得したり更新したりすることが頻繁に行われている。
例えば、データアクセス処理時間を最小にし、高速でデータの検索などの処理を行う方法がある(例えば、特許文献1)。この特許文献1においては、サーバのマスタファイルへアクセスを最小限にするため、データの変動内容が少なく目的とするファイルを、サーバより端末装置のローカルエリアのローカルマスタファイルへダウンロードを行う。
更に最近では、携帯電話機、PHSなどの通信機器の発達に伴い、出張先や工事現場など、組織から離れたエリアから組織内のサーバにアクセスすることができるようになった。このときユーザは、ノートコンピュータ、PDA、携帯電話機、PHSなどの機器を用いて、WAP(Wireless Application Protocol)などのプロトコルを用いて組織内のサーバにアクセスし、組織内と同様の処理を行うことができる。
しかし、組織内LANでは10Mbps乃至100Mbpsの通信速度を持つのに対し、携帯電話機、PHSなどの通信機器は9600bps〜64kbpsの通信速度を持ち、組織内LANに比べて通信速度が遅く、処理に時間がかかる問題点がある。更に、データを取得し、処理し、更新する処理を通して常に組織内のサーバにアクセスする場合、通信コストが高くなってしまう問題点がある。
この様に、組織から離れたエリアから組織内のサーバにアクセスする場合、組織内と同様に処理を行おうとすると、処理時間やコストなどの面に関する問題点があった。
特開平10−83359号公報
これらの問題点に鑑み、組織から離れたエリアでも、時間やコストなどの問題なく、処理を行える情報処理端末の開発が求められている。
従って本発明の目的は、情報処理サーバからのデータをダウンロード及び処理、その結果の情報処理サーバへの送信に有効な情報処理端末、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴に係る情報処理端末は、 アプリケーションによって参照或いは更新する関連テーブルを、アプリケーションごとに登録する関連テーブル情報登録手段と、アプリケーションに関連づけられた関連テーブルのデータを、情報処理サーバから取得するダウンロード手段と、ダウンロード手段で取得したデータに基づいて、アプリケーションを実行するアプリケーション実行手段と、アプリケーションの実行によって更新されたデータを、情報処理サーバへ送信するアップロード手段を備える。
これによれば、アプリケーションごとに参照或いは更新する関連テーブルが関連づけられているので、情報処理端末で起動するアプリケーションに関連づけられた関連テーブルのみ取得すれば良い。
又、アプリケーションが利用する関連キーを、アプリケーションごとに登録するユーザ情報登録手段を更に備えており、ダウンロード手段は、アプリケーションに関連づけられた関連テーブルのデータのうち、アプリケーションが利用する関連キーに関連するデータのみ情報処理サーバから取得するのが好ましい。
これによれば、工事コードなど、ユーザによって利用するキーが限られている場合、そのキーに関連するデータのみを取得すれば良いので、低速回線で接続された情報処理端末ででも、容易にダウンロードすることができる。
更に、情報処理サーバにおいて、各データは最終の更新日時に関連づけられて記憶されており、ダウンロード手段は、ダウンロードを行う日時より以前で一番最新のデータを更に選択して、情報処理サーバから取得し、アップロード手段は、情報処理サーバにおける最終の更新日時に関連づけて、アプリケーション実行手段によって更新されたデータを情報処理サーバへ送信するのが好ましい。
これによれば、所定のレコードについて、情報処理端末がダウンロードし、情報処理サーバが更新した後、情報処理端末が更新及びアップロードした場合でも、レコードの正当性を失うことはない。
本発明の第2の特徴に係る情報処理方法は、関連テーブル情報登録手段によって、アプリケーションによって参照或いは更新する関連テーブルを、アプリケーションごとに登録するステップと、ダウンロード手段によって、アプリケーションに関連づけられた関連テーブルのデータを、情報処理サーバから取得するステップと、アプリケーション実行手段によって、ダウンロード手段で取得したデータに基づいて、アプリケーションを実行するステップと、アップロード手段によって、アプリケーションの実行によって更新されたデータを、情報処理サーバへ送信するステップを備える。
更に、ユーザ情報登録手段によって、アプリケーションが利用する関連キーを、アプリケーションごとに登録するステップを更に備えており、情報処理サーバから取得するステップは、アプリケーションに関連づけられた関連テーブルのデータのうち、アプリケーションが利用する関連キーに関連するデータのみ情報処理サーバから取得しても良い。
更に、情報処理サーバにおいて、各データは最終の更新日時に関連づけられて記憶されており、情報処理サーバから取得するステップは、ダウンロードを行う日時より以前で一番最新のデータを更に選択して、情報処理サーバから取得し、情報処理サーバへ送信するステップは、情報処理サーバにおける最終の更新日時に関連づけて、アプリケーション実行手段によって更新されたデータを情報処理サーバへ送信しても良い。
本発明の第3の特徴に係る情報処理プログラムは、アプリケーションによって参照或いは更新する関連テーブルを、アプリケーションごとに登録するステップと、アプリケーションに関連づけられた関連テーブルのデータを、情報処理サーバから取得するステップと、ダウンロード手段で取得したデータに基づいて、アプリケーションを実行するステップと、アプリケーションの実行によって更新されたデータを、情報処理サーバへ送信するステップをコンピュータに実行させる。
更に、アプリケーションが利用する関連キーを、アプリケーションごとに登録するステップを更に備えており、情報処理サーバから取得するステップは、アプリケーションに関連づけられた関連テーブルのデータのうち、アプリケーションが利用する関連キーに関連するデータのみ情報処理サーバから取得しても良い。
更に、情報処理サーバにおいて、各データは最終の更新日時に関連づけられて記憶されており、情報処理サーバから取得するステップは、ダウンロードを行う日時より以前で一番最新のデータを更に選択して、情報処理サーバから取得し、情報処理サーバへ送信するステップは、情報処理サーバにおける最終の更新日時に関連づけて、アプリケーション実行手段によって更新されたデータを情報処理サーバへ送信しても良い。
従って本発明によれば、情報処理サーバからのデータをダウンロード及び処理、その結果の情報処理サーバへの送信に有効な情報処理端末、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。本発明の実施の形態に係る情報処理端末1は、メモリ、中央処理制御装置、通信制御装置などを備える一般的なコンピュータ、PDA、携帯電話などの情報機器に所定のプログラムをインストールして実現される。
又、本発明の実施の形態においては、建設業の原価管理の例について説明する。
(第1の実施の形態)
図1を参照して、本発明の最良の実施の形態に係る情報処理端末1と、情報処理端末1を利用した情報処理システムについて説明する。
本発明の最良の実施の形態に係る情報処理システムは、情報処理端末1及び5、情報処理サーバ2を備えており、情報処理端末1は情報処理サーバ2と社内通信ネットワーク6を介して相互に通信可能である。又、情報処理サーバ2と情報処理端末5は、社内LANで接続されている一方、情報処理サーバ2と情報処理端末1は、携帯電話機、PHSなどの通信機器によって接続されている。
情報処理サーバ2は、マスタファイルとなるサーバデータベース記憶装置3と、情報処理端末1からの更新データを記憶するアップロードデータ記憶装置4を備えている。
情報処理端末1は、複数のアプリケーションがインストールされており、アプリケーションの実行時に情報処理サーバ2のサーバデータベース記憶装置3から必要なデータを取得し、アプリケーションによって更新されると、更新されたデータをアップロードデータ記憶装置4に送信する。
情報処理端末1は、ユーザ情報記憶装置11、制御情報記憶装置12、ローカル情報記憶装置13、関連テーブル情報記憶装置14、アプリケーション記憶装置15、ユーザ情報登録手段21、ダウンロード手段22、アプリケーション実行手段23、アップロード手段24、関連テーブル情報登録手段25、アプリケーションインストール手段26、通信制御装置31、入力装置32、表示装置33、入出力制御装置34を備えている。
アプリケーションインストール手段26は、情報処理サーバ2やリムーバブルメモリなどに記憶されたアプリケーションを情報処理端末1にインストールする手段である。アプリケーションがインストールされると、アプリケーションはアプリケーション記憶装置15に記憶され、更に、そのアプリケーションが参照或いは更新する関連テーブルを、アプリケーションごとに登録する。この関連テーブルは、サーバデータベース記憶装置3及びアップロードデータ記憶装置4が備える複数のテーブルにそれぞれ関連づけられる。
関連テーブル情報登録手段25は、関連テーブル情報記憶装置14を参照して、アプリケーションが参照或いは更新する関連テーブルを制御情報記憶装置12に登録する手段である。
ユーザ情報登録手段21は、情報処理端末1にインストールされたアプリケーションが利用する関連キーを、アプリケーションごとに制御情報記憶装置12に登録する手段である。ここで利用する関連キーは、ユーザ情報記憶装置11に記憶されており、アプリケーション或いはアプリケーションを利用するユーザが利用する工事を一意に識別できる工事コードなどの関連キーの情報が格納されている。ユーザ情報登録手段21は、ユーザ情報記憶装置11に記憶された関連キーを制御情報記憶装置12に登録することにより、アプリケーション或いはアプリケーションを利用するユーザが利用するデータのみを取得することができる。
関連テーブル情報登録手段25及びユーザ情報登録手段21によって登録される制御情報記憶装置12は、図2に示すようなデータ構造及びデータの例を備える。具体的には、図2(a)に示すように、情報処理サーバ2からデータをダウンロードする場合の制御情報は、アプリケーションごとに、アプリケーションが参照する関連テーブルと、アプリケーション或いはアプリケーションを利用するユーザが利用する関連キーが記憶されている。又、図2(b)に示すように、情報処理サーバ2からデータをアップロードする場合の制御情報は、アプリケーションごとに、アプリケーションが更新する関連テーブルが記憶されている。
ダウンロード手段22は、制御情報記憶装置12を参照して、情報処理サーバ2のサーバデータベース記憶装置3から、情報処理端末1が利用するデータを取得し、ローカル情報記憶装置13に記憶する手段である。ダウンロード手段22は、図2(a)に示した制御情報記憶装置12aを参照して、アプリケーションが利用する関連テーブルと関連キーを取得し、この関連テーブルと関連キーに適合するデータを取得する。このダウンロード手段22は、アプリケーションが実行されるたびに、実行されたアプリケーションの関連テーブルと関連キーに適合するデータを取得しても良いし、所定のタイミングで予めデータを取得しても良い。
アプリケーション実行手段23は、アプリケーション記憶装置15に記憶されたアプリケーションをロードし、ダウンロード手段22で取得したローカル情報記憶装置13のデータに基づいて、参照及び更新して実行する手段である。アプリケーション実行手段23は、ローカル情報記憶装置13を参照し更新する。
アップロード手段24は、制御情報記憶装置12を参照してアプリケーション実行手段23で更新されたデータを、情報処理サーバ2に送信する手段である。アップロード手段24は、図2(b)に示した制御情報記憶装置12bを参照して、実行したアプリケーションに関連づけられた関連テーブルを取得し、ローカル情報記憶装置13に記憶されたその関連テーブルのデータを、情報処理サーバ2に送信し、情報処理サーバ2にアップロードデータ記憶装置4に登録させる。アップロード手段24は、アプリケーション実行手段23によるデータの更新が終了するたびにデータがアップロードされても良いし、所定のタイミングでアップロードされても良い。
通信制御装置31は、社内通信ネットワーク6に接続するためのPHSカード、携帯電話カード、モデムなどの通信制御装置である。入力装置32は、キーボード、ボタン、スクロールボタン、ダイヤル、ペンデバイスなどの入力手段であり、表示装置33は、CRTディスプレイや液晶表示装置などである。
次に、図3及び図4を参照して、情報処理端末1のダウンロード手段22及びアップロード手段について説明する。
まず、図3及び図4に記載する建設業でのデータの例を説明する。例えば、建設業では、発生する原価を工事単位で管理する。ここで、図3及び図4のテーブルAが工事管理テーブルに該当し、テーブルDに、工事ごとの原価を書き込むこととする。 テーブルAでは、各レコードを、「工事コード」、「工事ステータス」という項目で管理します。ここで、工事コードとは、工事を一意に識別できるコードで、工事ステータスとは、引合/未成/完成といった工事の状態を表す値である。この値は、工事の状態によって変化する。
アプリケーション1は、工事コードに対する原価をテーブルDに書き込む。ここで、テーブルDでは、各レコードを、「伝票番号」、「工事コード」、「年月日」、「発生金額」という項目で管理します。原価は、工事が引合/未成/完成のどの時点の値として書き込まれたかが、工事原価を管理する上で、必要な情報となる。
又、例えば、引合中のものに、工事の材料費を原価として発生させるのは異常な原価の使い方となり、完成した工事に材料費を発生させることは、完成後の発生原価として、これも異常な原価の使い方として管理する必要がある。
図3を参照して、ダウンロード手段22について詳述する。
情報処理サーバ2のサーバデータベース記憶装置3は、A、B、Cのテーブルを備えている。情報処理端末1は、アプリケーション1乃至3がインストールされており、関連テーブル情報記憶装置14は、インストールされたそれぞれのアプリケーション1乃至3について、関連テーブル情報登録手段25によって登録されたアプリケーションが参照する関連テーブルと、ユーザ情報登録手段21によって登録されたアプリケーションが利用する関連キーが記憶されている。具体的には、アプリケーション1は、関連テーブルとして「A」及び「B」のテーブルを参照し、関連キーとして「コード」の項目が「001乃至003」のデータを利用する。
ダウンロード手段22が実行されると、関連テーブル情報記憶装置14を参照して、アプリケーション1乃至3が参照する関連テーブル「A」、「B」及び「C」に関するデータを、情報処理サーバ2のサーバデータベース記憶装置3のテーブル「A」、「B」及び「C」からダウンロードし、ローカル情報記憶装置13に記憶する。
ここでは、ダウンロード手段22がアプリケーション1乃至3の全てのアプリケーションが参照する全ての関連テーブルのデータをダウンロードしたが、実行するアプリケーションが参照する関連テーブルのデータのみをダウンロードしても良い。
次に図4を参照して、アップロード手段24について詳述する。
情報処理サーバ2のアップロードデータ記憶装置4は、「D」及び「E」のテーブルを備えている。情報処理端末1は、アプリケーション1乃至3がインストールされており、関連テーブル情報記憶装置14は、インストールされたそれぞれのアプリケーション1乃至3について、関連テーブル情報登録手段25によって登録されたアプリケーションが更新する関連テーブルが記憶されている。具体的には、アプリケーション1は、関連テーブルとして「D」のテーブルを更新する。アプリケーション3は、テーブルの更新を行わない。又、ローカル情報記憶装置13はテーブル「D」及び「E」を備えており、アプリケーション1乃至3のいずれかによって更新されている。
アップロード手段24が実行されると、関連テーブル情報記憶装置14を参照して、アプリケーションによって更新されたテーブルのデータを、情報処理サーバ2に送信し、情報処理サーバ2にアップロードデータ記憶装置4のテーブル「D」及び「E」に登録させる。
ここでは、アップロード手段24がアプリケーション1乃至3の全てのアプリケーションが更新する全ての関連テーブルのデータをダウンロードしたが、実行するアプリケーションが更新した関連テーブルのデータのみをアップロードしても良い。
図5を参照して本発明の第1の実施の形態に係る情報処理端末1における情報処理方法について説明する。
まず、ステップS101において、予めアプリケーション或いはアプリケーションを利用するユーザが利用する関連キーを取得し、ユーザ情報記憶装置11に登録する。
続いて、ステップS102において、アプリケーションインストール手段26によって、アプリケーションをインストールし、アプリケーションのデータをアプリケーション記憶装置15に記憶し、そのアプリケーションが参照或いは更新する関連テーブルを、アプリケーションごとに関連テーブル情報記憶装置14に登録する。
次に、ステップS103において、ユーザ情報登録手段21によって、ユーザ情報記憶装置11に登録された関連キーを、更に関連テーブル情報記憶装置14に登録された関連テーブルをそれぞれ、アプリケーションに関連づけて制御情報記憶装置12に登録して、アプリケーションが参照するデータ、即ち、情報処理サーバ2からダウンロードするデータを決定する。
更に、ステップS104において、関連テーブル情報記憶装置14に登録された関連テーブルを、アプリケーションに関連づけて制御情報記憶装置12に登録して、アプリケーションが更新するテーブル、即ち情報処理サーバ2に送信するテーブルのデータを決定する。
次にステップS105において、ダウンロード手段22によって、制御情報記憶装置12を参照して情報処理サーバ2からアプリケーションが参照するデータをダウンロードする。アプリケーション実行手段23によってアプリケーションを実行された後、ステップS107において、アップロード手段24によって、制御情報記憶装置12を参照してアプリケーションが更新されたテーブルを情報処理サーバ2に送信する。
この様に、本発明の第1の実施の形態に係る情報処理端末によれば、アプリケーションが動作するために必要なデータをローカル情報記憶装置13にダウンロードすることにより、情報処理サーバ2と接続することなく、アプリケーションを起動することができる。
更に、入力されたデータをローカル情報記憶装置13に保持し、アップロード手段24によってまとめて情報処理サーバ2に送信することにより、情報処理サーバ2と接続することなくデータの多量入力を実現することができる。
更に、情報処理サーバ2と接続することなくデータ入力を行うことができるので、低速回線での接続が必要な環境でも、多量のデータ入力と回線接続時間を必要最小限にすることができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態においては、第1の実施の形態のデータの保持の仕方を改良した場合について記載する。
本発明の第1の実施の形態においては、図6及び図7に示すように、情報処理サーバ2のサーバデータベース記憶装置3aにおいて、コード「A001」に値「値A001」が格納されている。情報処理端末1は、ステップS141において、2003年3月9日にダウンロード手段22により、サーバデータベース記憶装置3aのデータをダウンロードし、データD1に示すデータをローカル情報記憶装置13aにデータを格納する。
一方、情報処理サーバ2においては、ステップS142において、2003年3月10日にレコードが更新され、サーバデータベース記憶装置3bが示すデータD2のように、コード「A001」に「値A999」が格納される。
情報処理端末1においては、ステップS143において、2003年3月11日にレコードが更新され、ローカル情報記憶装置13bに示すように、アプリケーション1によって、データD3に示すようにコード「A001」に値「値X」が格納され、ステップS144において、2003年3月11日にアップロード手段24により、アップロードデータ記憶装置4aにデータD4が格納される。
情報処理サーバ2においては、アップロードデータ記憶装置4にデータが格納されると、アップロードデータ記憶装置4に記憶されたデータをサーバデータベース記憶装置3に更新するが、このとき、ステップS143において、値「値A001」に対してレコードを更新したはずが、ステップS142でレコードが更新された後の値「値A999」に対してレコードを更新したことになってしまい、レコードの正当性に問題が生じる。
そこで本発明の第2の実施の形態においては、レコードに更新日時の項目を備えることにより図6で示したようなレコードの正当性の問題を解決する。第2の実施の形態においては、各々のレコードに更新日時の項目を追加し、レコードの更新及び削除は行わず、新しいレコードを挿入する。
図8に示すように、本発明の第2の実施の形態に係る情報処理サーバ2は、サーバデータベース記憶装置3cに、レコードが更新された日時を記憶している。ここで、「番号」項目は、サーバデータベース記憶装置3cのレコードを一意に識別する番号である。コード「A001」は、サーバデータベース記憶装置3cに示すように2003年2月20日に値「値A000」に更新され、更に、2003年3月1日に値「値A001」に更新されている。コード項目と更新日時項目とで、値項目を一意に決定することができる。情報処理端末1は、ステップS161において、2003年3月9日にダウンロード手段22により、サーバデータベース記憶装置3cのデータをダウンロードし、ローカル情報記憶装置13cにデータを格納する。このとき取得するデータは、ダウンロードを行う日時より以前で一番最新のデータである更新日時「2003/3/1」で値「A001」のデータである。
一方、情報処理サーバ2においては、ステップS162において、2003年3月10日にレコードが更新され、サーバデータベース記憶装置3dに示すように、番号「003」、コード「A001」、更新日時「2003/3/10」、値「A009」のレコードが追加される。
情報処理端末1においては、ステップS163において、2003年3月11日にレコードが更新され、ローカル情報記憶装置13dに示すように、コード「A001」、更新日時「2003/3/1」、値「値X」が格納され、ステップS144において、2003年3月11日にアップロード手段24により、アップロードデータ記憶装置4bに格納される。
ローカル情報記憶装置13dに示すように、情報処理端末1においては、サーバデータベース記憶装置3cに記憶された更新日時を、ローカル情報記憶装置13dの「更新日時」のデータとしている。これにより、情報処理端末1における更新の前に、最新で更新された日付が分かるので、アップロードデータ記憶装置4bに記憶され、サーバデータベース記憶装置3に更新される場合、コード「A001」のレコードが既に更新されたことが明らかとなる。
図9を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る情報処理端末1における情報処理方法について説明する。
まず、ステップS201において、ダウンロード手段22によって、制御情報記憶装置12を参照して、アプリケーションが利用する関連テーブルと関連キーを取得し、その関連テーブルと関連キーに該当するレコードをサーバデータベース記憶装置3から検索する。
更に、ステップS202において、サーバデータベース記憶装置3の更新日時が現在日付より小さく最も大きいレコードを取得し、ステップS203において、取得したレコードを情報処理端末1のローカル情報記憶装置13に格納する。
その後、ステップS204において、アプリケーション実行手段23によってアプリケーションが起動され、データが更新されると、ステップS205において、更新した値と、ダウンロードしたレコードの更新日付、即ちステップS203で取得したレコードの更新日付に関連づける。
更に、ステップS206において、制御情報記憶装置12を参照して、情報処理サーバ2のアップロードデータ記憶装置4へアップロードする。
本発明の第2の実施の形態に係る情報処理端末1によれば、情報処理サーバ2におけるレコードの更新日付を関連づけた状態でレコードを更新し、情報処理サーバ2にアップロードするので、情報処理サーバ2でデータの更新が行われてもレコードの正当性を失うことがなく処理することができる。
上記のように、本発明の第1及び第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の第1の実施の形態に係る情報処理システムのシステム構成図と、情報処理装置の器のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る制御情報記憶装置のデータ構造とデータの一例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態に係る情報処理端末におけるダウンロードを説明する説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る情報処理端末におけるアップロードを説明する説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る情報処理端末の情報処理方法の処理を示したフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る情報処理端末において、情報処理端末1がデータをダウンロードした場合に情報処理サーバがレコードを更新するシーケンス図である。 本発明の第1の実施の形態に係る情報処理端末において、情報処理端末1がデータをダウンロードした場合に情報処理サーバがレコードを更新する説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る情報処理端末において、情報処理端末1がデータをダウンロードした場合に情報処理サーバがレコードを更新するシーケンス図である。 本発明の第2の実施の形態に係る情報処理端末の情報処理方法の処理を示したフローチャートである。
符号の説明
1,5…情報処理端末
2…情報処理サーバ
3、3a、3b、3c、3d…サーバデータベース記憶装置
4、4a、4b…アップロードデータ記憶装置
6…社内通信ネットワーク
11…ユーザ情報記憶装置
12、12a、12b…制御情報記憶装置
13、13a、13b、13c、13d…ローカル情報記憶装置
14…関連テーブル情報記憶装置
15…アプリケーション記憶装置
21…ユーザ情報登録手段
22…ダウンロード手段
23…アプリケーション実行手段
24…アップロード手段
25…関連テーブル情報登録手段
26…アプリケーションインストール手段
31…通信制御装置
32…入力装置
33…表示装置
34…入出力制御装置

Claims (9)

  1. アプリケーションによって参照或いは更新する関連テーブルを、前記アプリケーションごとに登録する関連テーブル情報登録手段と、
    前記アプリケーションに関連づけられた前記関連テーブルのデータを、情報処理サーバから取得するダウンロード手段と、
    前記ダウンロード手段で取得した前記データに基づいて、前記アプリケーションを実行するアプリケーション実行手段と、
    前記アプリケーションの実行によって更新されたデータを、前記情報処理サーバへ送信するアップロード手段
    を備えることを特徴とする情報処理端末。
  2. 前記アプリケーションが利用する関連キーを、前記アプリケーションごとに登録するユーザ情報登録手段を更に備えており、
    前記ダウンロード手段は、前記アプリケーションに関連づけられた前記関連テーブルのデータのうち、前記アプリケーションが利用する関連キーに関連するデータのみ前記情報処理サーバから取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理端末。
  3. 前記情報処理サーバにおいて、各データは最終の更新日時に関連づけられて記憶されており、
    前記ダウンロード手段は、ダウンロードを行う日時より以前で一番最新のデータを更に選択して、前記情報処理サーバから取得し、
    前記アップロード手段は、前記情報処理サーバにおける前記最終の更新日時に関連づけて、前記アプリケーション実行手段によって更新されたデータを前記情報処理サーバへ送信する
    こをと特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理端末。
  4. 関連テーブル情報登録手段によって、アプリケーションによって参照或いは更新する関連テーブルを、前記アプリケーションごとに登録するステップと、
    ダウンロード手段によって、前記アプリケーションに関連づけられた前記関連テーブルのデータを、情報処理サーバから取得するステップと、
    アプリケーション実行手段によって、前記ダウンロード手段で取得した前記データに基づいて、前記アプリケーションを実行するステップと、
    アップロード手段によって、前記アプリケーションの実行によって更新されたデータを、前記情報処理サーバへ送信するステップ
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  5. ユーザ情報登録手段によって、前記アプリケーションが利用する関連キーを、前記アプリケーションごとに登録するステップを更に備えており、
    前記情報処理サーバから取得するステップは、前記アプリケーションに関連づけられた前記関連テーブルのデータのうち、前記アプリケーションが利用する関連キーに関連するデータのみ前記情報処理サーバから取得する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理方法。
  6. 前記情報処理サーバにおいて、各データは最終の更新日時に関連づけられて記憶されており、
    前記情報処理サーバから取得するステップは、ダウンロードを行う日時より以前で一番最新のデータを更に選択して、前記情報処理サーバから取得し、
    前記情報処理サーバへ送信するステップは、前記情報処理サーバにおける前記最終の更新日時に関連づけて、前記アプリケーション実行手段によって更新されたデータを前記情報処理サーバへ送信する
    こをと特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理方法。
  7. アプリケーションによって参照或いは更新する関連テーブルを、前記アプリケーションごとに登録するステップと、
    前記アプリケーションに関連づけられた前記関連テーブルのデータを、情報処理サーバから取得するステップと、
    前記ダウンロード手段で取得した前記データに基づいて、前記アプリケーションを実行するステップと、
    前記アプリケーションの実行によって更新されたデータを、前記情報処理サーバへ送信するステップ
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  8. 前記アプリケーションが利用する関連キーを、前記アプリケーションごとに登録するステップを更に備えており、
    前記情報処理サーバから取得するステップは、前記アプリケーションに関連づけられた前記関連テーブルのデータのうち、前記アプリケーションが利用する関連キーに関連するデータのみ前記情報処理サーバから取得する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理プログラム。
  9. 前記情報処理サーバにおいて、各データは最終の更新日時に関連づけられて記憶されており、
    前記情報処理サーバから取得するステップは、ダウンロードを行う日時より以前で一番最新のデータを更に選択して、前記情報処理サーバから取得し、
    前記情報処理サーバへ送信するステップは、前記情報処理サーバにおける前記最終の更新日時に関連づけて、前記アプリケーション実行手段によって更新されたデータを前記情報処理サーバへ送信する
    こをと特徴とする請求項7又は8に記載の情報処理プログラム。
JP2003325473A 2003-09-18 2003-09-18 情報処理端末、情報処理方法及び情報処理プログラム Withdrawn JP2005092552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003325473A JP2005092552A (ja) 2003-09-18 2003-09-18 情報処理端末、情報処理方法及び情報処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003325473A JP2005092552A (ja) 2003-09-18 2003-09-18 情報処理端末、情報処理方法及び情報処理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005092552A true JP2005092552A (ja) 2005-04-07

Family

ID=34455904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003325473A Withdrawn JP2005092552A (ja) 2003-09-18 2003-09-18 情報処理端末、情報処理方法及び情報処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005092552A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013517578A (ja) * 2010-01-22 2013-05-16 ベイジン キングソフト ソフトウエア コーポレーテッド アプリケーションの稼働方法、装置及びシステム
CN103823884A (zh) * 2014-03-06 2014-05-28 国家电网公司 一种基于维护权的电网计算数据松散一致性同步方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013517578A (ja) * 2010-01-22 2013-05-16 ベイジン キングソフト ソフトウエア コーポレーテッド アプリケーションの稼働方法、装置及びシステム
CN103823884A (zh) * 2014-03-06 2014-05-28 国家电网公司 一种基于维护权的电网计算数据松散一致性同步方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8752044B2 (en) User experience and dependency management in a mobile device
KR100994139B1 (ko) 데이터가 여러 데이터 저장부들에 저장되는 방식을동기화하기 위한 방법 및 장치
US20070168721A1 (en) Method, network entity, system, electronic device and computer program product for backup and restore provisioning
EP3812889B1 (en) Method for generating difference between new and old data in order to update software, and device therefor
JP5004857B2 (ja) アプリケーション更新情報提供システム、及びアプリケーション更新情報提供方法
CN108833584B (zh) 消息推送方法、终端、服务器及计算机存储介质
CN103548321A (zh) 信息处理系统、访问权限管理方法、信息处理设备及其控制方法和控制程序
WO2011071080A1 (ja) ユーザ情報登録プログラムおよびユーザ情報登録方法
JP2000339211A (ja) ファイル処理装置、ファイル処理システム、及び記憶媒体
JP2012070294A (ja) 端末アプリケーション検索システム
JP5241473B2 (ja) 情報処理システム、中継サーバ装置、端末装置、中継サーバ処理方法、端末処理方法、およびプログラム
JP2008152553A (ja) データ更新処理装置、データ更新処理方法及びデータ更新処理プログラム
CN113885915A (zh) 一种服务更新方法、模块及系统
JP2003067209A (ja) Java(登録商標)アプリケーション間の通信を用いたJava(登録商標)アプリケーションミドレットの実行方法
CN104123160A (zh) 一种导航设备的要素级更新方法
JP2010198102A (ja) 情報処理装置、ファイル管理システムおよびプログラム
JP2005092552A (ja) 情報処理端末、情報処理方法及び情報処理プログラム
CN105653341A (zh) 一种网络发票客户端的升级方法、装置及系统
CN105516228A (zh) 一种家庭网关的升级方法
JP2002251309A (ja) 共有ファイル管理システム
KR100597586B1 (ko) 세션 관리 기능을 이용한 데이터 동기화 방법
JP2021117858A (ja) 端末装置、情報処理方法、プログラム
WO2021076290A1 (en) Bi-directional data sync between a client device and an application server
CN113645289A (zh) 定额数据请求方法、发送方法、客户端、服务器和系统
CN115333939A (zh) 支持边缘计算的物联网网关的运行控制方法、设备及介质

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061205