JP2005090030A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005090030A
JP2005090030A JP2003322647A JP2003322647A JP2005090030A JP 2005090030 A JP2005090030 A JP 2005090030A JP 2003322647 A JP2003322647 A JP 2003322647A JP 2003322647 A JP2003322647 A JP 2003322647A JP 2005090030 A JP2005090030 A JP 2005090030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
human body
hot water
sterilization
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003322647A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemi Oketa
岳見 桶田
Mitsuyuki Furubayashi
満之 古林
Shigeru Shirai
白井  滋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003322647A priority Critical patent/JP2005090030A/ja
Publication of JP2005090030A publication Critical patent/JP2005090030A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

【課題】 人体洗浄ノズルを清潔にして、いつも安心して洗浄することができる衛生洗浄装置を提供する。
【解決手段】 人体を洗浄するための洗浄水を吐出する人体洗浄ノズル18、19と、その吐出口44、45の外側表面を45〜70℃の温水で高温洗浄除菌する高温洗浄除菌手段58を有し、人体洗浄ノズルに抗菌性物質を含有させておくことで持続的かつ簡単で手軽に清潔に保つことができ、潔癖症の人も安心して使用することができる衛生洗浄装置を提供することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人体を洗浄する衛生洗浄装置に関する。
人体の局部を衛生的に洗浄する衛生洗浄装置は、洗浄水を温水化装置によって加熱して40℃前後に沸き上げ、洗浄ノズルから温水を局部に向けて噴出することで洗浄するものである。
この種の衛生洗浄装置では、洗浄時に洗浄ノズルを人体局部近傍に進出させて洗浄水を噴出させることで洗浄するので、洗浄時の洗浄ノズルに汚水が付着しやすく、ノズル先端部を洗浄水でノズル洗浄することが一般的に行われている。このようなノズル洗浄は、人体局部洗浄の前もしくは後に局部洗浄用の洗浄水を利用し、洗浄ノズルに吹き付けて汚水や汚物を洗い流すものである(例えば特許文献1参照)。
しかしながらノズル洗浄後の水膜面には空中に浮遊する細菌群や真菌類が付着しやすく、近年の住宅の高気密、高断熱化に伴い、これら細菌や真菌の増殖しやすい環境となっており、長期使用により洗浄ノズル表面部で増殖することが考えられる。これら増殖した細菌群や真菌類は上記したような40℃程度のノズル洗浄動作では十分に除菌することはできず、清潔性の向上が要望されている。
このため、近年ではノズル洗浄に薬剤を適用するというものが提案されている(特許文献2参照)。図10は前記文献2に記載された衛生洗浄装置を示したものである。同図において、1は洗浄ノズルであり、噴出孔2および洗浄ノズル1の収納位置において噴出孔2からの洗浄水を跳ね返らせてノズル洗浄を行うためのクリーニングキャップ3を有している。4は薬液タンクであり、薬注ポンプ5によって薬剤供給路6に供給され、元電磁弁7および洗浄水供給路8を経てきた洗浄水9と薬液10が混合されて洗浄ノズル1に流入し、噴出孔2から噴出することで洗浄ノズルが薬液によって洗浄されるというものである。
また同特許文献2には、薬液として水を電気分解することによって生成される、次亜塩素酸をノズル洗浄に適用することも開示されている。
実開昭61−155478号公報 特開平8−93034号公報
上記従来の衛生洗浄装置は、トイレ掃除のときなどに塩素系やアルコール系の漂白剤、もしくは洗剤で洗浄して清潔にしていた。しかし、このように人が消毒作業をするのは面倒であるという課題を有していた。
本発明は上記の課題を解決するもので、簡単で手軽に人体洗浄ノズルを高温洗浄除菌、特に人体洗浄ノズルに繁殖するカビの繁殖を抑制できる衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、人体を洗浄する洗浄水を吐出する吐出口を有する人体洗浄ノズルと、前記人体洗浄ノズルの少なくとも吐出口の外側表面を高温洗浄除菌する高温洗浄除菌手段と、人体洗浄ノズルは抗菌性物質を有する衛生洗浄装置である。本発明によれば、高温洗浄除菌手段によって人体洗浄ノズルの吐出口の外側表面を45〜70℃の温水で高温洗浄除菌するように作用する。一方、これらの温度域での処理では増殖を抑制するものの、装置の電源が切れた状態がつづき、温水による処理が途切れた場合には微生物が繁殖する場合もある。そこで、人体洗浄ノズルに抗菌性物質を含有させておくことで持続的かつ簡単で手軽に清潔に保つことができ、潔癖症の人も安心して洗浄することができる衛生洗浄装置を提供することができる。
本発明の衛生洗浄装置は、人体を洗浄する洗浄水を吐出する人体洗浄ノズルと、その人体洗浄ノズルの吐出口の外側表面を45〜70℃の温水で高温洗浄除菌する高温洗浄除菌手段によって微生物の繁殖を抑え人体洗浄ノズルに抗菌性物質を含有させておくことで持続的かつ簡単で手軽に清潔に保つことができ、潔癖症の人も安心して使用することができる衛生洗浄装置を提供することができる。
第1の発明は、人体を洗浄する洗浄水を吐出する吐出口を有する人体洗浄ノズルと、前記人体洗浄ノズルの少なくとも吐出口の外側表面を45〜70℃の温水で高温洗浄除菌する高温洗浄除菌手段を有する衛生洗浄装置である。この構成により、高温洗浄除菌手段によって人体洗浄ノズルの吐出口の外側表面温度を45〜70℃に上昇させるように作用するため、簡単で手軽に、人体洗浄ノズル表面に付着したカビなどの微生物の繁殖を抑制することが出来るのに加え、人体洗浄ノズルは抗菌性物質を有するので、高温洗浄除菌手段による高温洗浄除菌が途切れた場合にも、持続的に清潔を保つことができ、潔癖症の人も安心して使用することができる衛生洗浄装置を提供することができる。なお、温水がもしも人体に触れることがあっても瞬間やけどの心配がないので安全に人体洗浄ノズルの衛生性を維持することが出来る。
第2の発明は、高温洗浄除菌手段は、高温洗浄除菌モード信号を発信する除菌スイッチと、高温洗浄除菌モード信号を受けて高温洗浄除菌の動作を制御する高温洗浄除菌制御手段を備えた構成である。高温洗浄除菌モード信号を受けて高温洗浄除菌の動作を制御する高温洗浄除菌制御手段を備えているので、操作の煩わしさなしに人体を洗浄するための洗浄水を吐出する吐出口を有する人体洗浄ノズルと、少なくとも前記人体洗浄ノズルの前記吐出口の外側表面が高温洗浄除菌され、菌類やかび類による汚染が発生せず衛生的に保つことができる。
第3の発明は、除菌スイッチを衛生洗浄装置の本体またはリモコンに備えた構成である。この構成により、除菌スイッチを押すだけで高温洗浄除菌を簡単手軽に行うことができる。
第4の発明は、高温洗浄除菌手段が、人体洗浄ノズルに分岐した後の経路に設けた熱水ユニットと、前記熱水ユニットからの熱水を人体洗浄ノズルの吐出口の外側表面に吐出する熱水吐出口を備えた構成である。この構成により、熱水ユニットは人体洗浄ノズルへ分岐した後の、別の経路に設けられているため、熱水が人体洗浄ノズルから吐出して人体に当ることがなく、安心して人体洗浄ノズルを高温洗浄除菌することができる。また、人体洗浄用の洗浄水を人体洗浄ノズルに供給する経路を構成する材料や途中の温水ユニット、および切換弁の構成材料は、熱水が通ることがないので特別な耐熱材料にする必要がない。
第5の発明は、高温洗浄除菌時に熱水ユニットを通す熱水流量を所定の流量に制御する構成である。熱水流量を所定の流量に制御することで、熱水が人体へ飛び散ることを防止でき安全安心である。また、温水ユニットでたとえば40℃の一定温度にコントロールされた温水を、熱水ユニットでたとえば60℃の一定温度の熱水にするために必要な熱入力は、熱水の流量で理論的に決まるので、熱水ユニットを通す熱水流量を所定の流量に制御する構成にすることにより、熱水ユニットの温度センサをなしにすることができる。
第6の発明は、熱水ユニットは、自己温度制御ヒータを備えた構成である。この構成により、熱水ユニットに温度センサなどを取り付けることなしに、自己温度制御ヒータ自身が、たとえば60℃一定の熱水温度にするように電気入力が自動的に制御されるため、熱水ユニットをコンパクトにできるとともに、熱水の温度もほぼ一定で除菌効果も安定でき使用者が安心して使用することができる。
第7の発明は、人体洗浄ノズルが人体洗浄時に衛生洗浄装置本体から突出し、人体洗浄しない時には衛生洗浄装置本体に収納されるもので、前記人体洗浄ノズルが衛生洗浄装置の本体の内に収納された時以外は高温洗浄除菌手段の運転作動を禁止する構成である。この構成により、使用者が人体洗浄ノズルで人体洗浄しているとき、誤って高温洗浄除菌を指示する操作ボタンを押しても、高温洗浄除菌の運転作動はせず、人体に熱水を吐出することがないため、使用者はやけどなどの心配が無く安心して使用することができる。
第8の発明は、人体洗浄ノズルを複数有し、高温洗浄除菌時に前記複数の人体洗浄ノズルを同時に高温洗浄除菌する熱水吐出口を有する構成である。この構成により、たとえばお尻ノズル・ビデノズルなど複数の人体洗浄ノズルを有している場合、それら複数の人体洗浄ノズルを同時に高温洗浄除菌するように作用するため、高温洗浄除菌後にどの人体洗浄ノズルを使用する場合でも、高温洗浄除菌された人体洗浄ノズルを使用することになり、除菌され清潔な状態で安心して洗浄することができる。
第9の発明は、人体洗浄ノズルの少なくとも一部を高温の熱水に耐える耐熱材料で形成したものである。この構成により、高温洗浄除菌することによる人体洗浄ノズルの損傷の心配がなく、安心して使用することができる。
第10の発明は、人体洗浄ノズルの少なくとも一部をステンレス鋼としたものである。この構成により、高温洗浄除菌の効果をより高めることができる。
第11の発明は、人体洗浄ノズルは樹脂の表面に金属を被覆したものである。この構成により、人体洗浄ノズルは流路や外形が三次元的曲面形状であっても樹脂成形でき、その樹脂表面にたとえば金属を蒸着メッキするなどして、少なくとも一部表面が金属膜を形成して、高温洗浄除菌の効果をより高めることができる。
第12の発明は、人体洗浄ノズル表面の少なくとも一部に撥水処理を施したものである。この構成により、人体洗浄ノズルに水垢スケールが付着することを防止できるため、さらに高温洗浄除菌の効果を高めることができる。
第13の発明は、高温洗浄除菌手段が、所定の時間間隔毎に自動的に高温洗浄除菌を行うことにより、長期間または長時間にわたって衛生洗浄装置を使用しない場合においても、人体洗浄ノズルは所定の時間間隔毎に自動的に高温洗浄除菌されるので、菌類やかび類による汚染が発生せずいつも衛生的で清潔に保つことができる。
以下、本発明の実施例について、図1〜9を参照しながら説明する。
(実施例1)
図1は本発明の実施例1における衛生洗浄装置の外観を示すもので、図1において、衛生洗浄装置としての温水洗浄便座10は便器11上に設置され、衛生洗浄装置の本体12、便蓋13、使用者が座るための便座14等から構成されており、また水道から洗浄水の供給を受けるための給水配管(図3の27に示す)および壁面のコンセントから電源供給を受けるための電気ケーブル15が備えてある。また、衛生洗浄装置10の内部には使用者が肛門の洗浄を行うためのおしり洗浄機能、小用後の女性局部を洗浄するビデ洗浄機能、洗浄後の人体局部を乾燥するための乾燥機能、寒冷時にトイレ空間を暖房する部屋暖房機能等が備えてあり、各々の操作は壁面に取り付けたリモートコントローラ16(以下、リモコンと略す)によってなされる。また、便座14には使用者の存在を検知する検知手段としての着座センサ17を備えている。なお、この着座センサ17は、赤外線を用いて使用者の便座14への着座の有無を検知するものであるが、方式としては便座の静電容量を検知する方式や、さらには赤外線や超音波等を用いて使用者の便座への着座を検知する、もしくはトイレルームに入室、退室したことを検知する方式、さらには例えばトイレの照明に連動して使用者の存在を検知する方式等でも検知手段としての応用が可能である。
次に図2はリモコン16の概観を示すものである。図2においてリモコン16には人体洗浄ノズルであるお尻ノズル18およびビデノズル19の高温洗浄除菌を指示する除菌スイッチ20、使用者が人体洗浄の開始を入力可能な開始手段としてのおしりスイッチ21、女性が小用後や生理時に主に用いるビデスイッチ22や洗浄の停止を入力する停止手段としての停止スイッチ23、さらには乾燥機能や脱臭機能の入り切りを行う乾燥スイッチ24や脱臭スイッチ25、また、それぞれの機能のレベルあわせを行うためのレベルスイッチ26等が備えられている。そして使用者が行う操作信号は赤外線信号によって温水洗浄便座の本体12へと送られ、無線で本体12の操作が可能な構成となっている。
図3は本実施例における衛生洗浄装置10の水回路を示すブロック図、図4、図5、図6は同切換弁を示す構成図、図7、図8は熱水ユニットおよび人体洗浄ノズルを示す要部断面図である。図において、まず、水源である水道配管27からの分岐流れを衛生洗浄装置10の本体12内の切換弁33へ導く給水管28に接続される。この給水管28上には止水手段としての電磁弁29、洗浄水の流量を計測する流量センサ30、温水をつくる温水ユニット31、温水の温度を検出する温度センサ32などを備えている。
温水ユニット31は板状のセラミックヒータとその両面に設けた蛇行する内部流路から構成されており、熱交入口に供給された常温の洗浄水は、この蛇行する内部流路を流れながらセラミックヒータから熱を受け取り、温水ユニット31の出口に至るまでの間に適温に加熱される仕組みである。そのため、必要時に連続して適温の温水を供給可能であり、使用時に備えて温水を保温貯溜しておく必要性がないため、非常に効率的な温水供給手段となっている。なお本実施例においては、ヒータは熱密度に優れた板状のセラミックヒータを用いたが、シーズヒータやマイカヒータ、さらにはプリントヒータなど様々なヒータ応用が考えられることは言うまでもない。
さらにその下流側には温水管34を介して切換弁33が接続されており、この切換弁33は先述の温水管34が接続される入口流路35と第1出口流路36、第2出口流路37、第3出口流路38がモータ39によって選択的に連通される構成となっている。なお、本実施例で用いた切換弁33は入口流路35と第1出口流路36、第2出口流路37、第3出口流路38の連通面積を可変することで水路の切換に加えて選択された流路に流れる洗浄水の流量も可変可能な構成としてある。
この切換弁33の下流側には、第1出口流路36に人体洗浄ノズルのひとつであるお尻ノズル18が、第2出口流路37に人体洗浄ノズルのもうひとつであるビデノズル19が、第3出口流路38に温水を高温の熱水にする熱水ユニット42およびその熱水で前記人体洗浄ノズル18、19の外側表面を高温洗浄除菌する熱水吐出口47が接続されている。また、お尻ノズル18およびビデノズル19には、当然のことながら温水ユニット31、切換弁33を経由して流れてくる温水を、人体を洗浄するための洗浄水として肛門もしくは女性の局部に向けて噴出する吐出口44、45を備えている。
また、図7、図8に示したように熱水ユニット42のヒータ46下流の先端部には熱水吐出口47が備えてある。なお、お尻ノズル18の吐出口44およびビデノズル19の吐出口45は、人体洗浄使用時に人体の被洗浄部、つまり肛門もしくは女性の局部に向けて洗浄水を噴出する構成となっているが、熱水吐出口47からは図7のように人体洗浄をしていないときに、リモコン16の除菌スイッチ20を押すことにより、人体洗浄ノズルであるお尻ノズル18およびビデノズル19の吐出口の吐出口44、45の外側表面に高温の湯が吐出され、高温洗浄除菌される構成となっている。人体洗浄ノズル18、19を高温洗浄除菌した湯は、便器内に流れ落ちる構成となっている。なお、人が便座に腰掛けた状態において、上記の高温洗浄除菌を行ったとしても、熱水吐出口47からの高温の湯(熱水)は人体にはかからないよう熱水吐出口47の位置および向きが決められている。
また、お尻ノズル18およびビデノズル19は、円筒状ピストン部48、円筒状シリンダ部49、スプリング50の構成によって駆動される。つまり、図3、図4で示した切換弁33の作動によって洗浄水が第1出口流路36へ送られてくると、その水圧が円筒状ピストン部48に作用し、スプリング50の力に打ち勝って図8のようにお尻ノズル18が押し出され、吐出口44から温水が噴出する。
また、切換弁33をモータ39で作動し第1出口流路36を閉じると、スプリング50の力で円筒状ピストン部48が図7のように押し戻され、お尻ノズル18は衛生洗浄装置10の本体12の内に収納された状態になるように、待機時と使用時の吐出口44の位置可変が可能な構成となっている。ビデノズル19も同様に第2出口流路37を切換弁33で開閉することにより、吐出口45の位置を可変可能である。
図3、図4の実施例図では、水圧によりお尻ノズル18およびビデノズル19を出し入れする構成であるが、たとえばラックおよびピニオンギア(図示せず)とを噛み合わせ、モータでピニオンギアを駆動する構成により、出し入れしてもよい。
また、図7のようにお尻ノズル18およびビデノズル19が待機状態(収納状態)にある時は、お尻ノズル18の吐出口44、およびビデノズル19の吐出口45の上面に熱水ユニット42の熱水吐出口47が覆い被さる構成となっている。このように、人体洗浄ノズルであるお尻ノズル18およびビデノズル19が通常は衛生洗浄装置の本体12の内に収納され、人体洗浄時に衛生洗浄装置の本体から突出するものであって、高温洗浄除菌時に熱水吐出口47からの熱水が人体に当たらないように、人体洗浄ノズルであるお尻ノズル18およびビデノズル19が衛生洗浄装置の本体12の内に収納状態のとき以外は高温洗浄除菌の運転作動を禁止する構成である。
次に図4、図5、図6を用いて切換弁33について詳述する。切換弁33はハウジング51とハウジング51内に回転可能に挿入された弁体52および弁体52を回転駆動するモータ39によって構成される。まず、ハウジング51には入口流路35、第1出口流路36、第2出口流路37、第3出口流路38が構成してあり、第1出口流路36と第2出口流路37は断面A−Aにて対向して位置するとともに、第3出口流路38は断面B−Bに示すとおり、前記2つの出口流路とは異なる断面位置に設けてある。次に弁体52であるが、ハウジング51に挿入した際に入口流路35に常時連通する形で内部流路53が設けてあり、また、この内部流路53から分岐して第1の弁体出口54、第2の弁体出口55が構成されている。この第1の弁体出口54はハウジング51の第1出口流路36および第2出口流路37に、また第2の弁体出口55はハウジング51の第3出口流路38に対応して位置が決められており、弁体52の回転角度によって、入口流路35と第1出口流路36、第2出口流路37、第3出口流路38の連通度合いを可変できる構成となっている。なお、それぞれの流路に対して内部リークの防止、もしくは外部漏れを防止するためにシール部材としてOリング56を備えてあるが、これはモータの負荷を軽減するためにはXリングやVパッキンなどの特殊Oリングを用いると効果的である。さらにモータ39であるが、ここではオープン制御でも精度よく位置決めのできる減速ギア内蔵型のステッピングモータを採用し、その出力軸を弁体52に挿入する形で取り付けてある。本実施例ではモータ39はステッピングモータを採用したが、位置決めの精度さえ確保できれば、ブラシタイプの汎用DCモータ等の利用も可能であるし、回転型のソレノイド等、様々なアクチュエータの応用が考えられることは言うまでもない。さらにまた、本実施例では回転型の流路切換弁を用いたが、直動型やダイヤフラムを用いたもの、さらには円盤タイプの弁体で複数流路の切換えを行うものなども容易に応用可能である。さらに、人体洗浄ノズルには銀系の抗菌剤(図示せず)が練りこまれている。
以上の構成において、人体を洗浄するための洗浄水を吐出する吐出口44、45を有する人体洗浄ノズル18、19と、少なくとも前記人体洗浄ノズル18、19の前記吐出口44、45の外側表面を高温洗浄除菌する高温洗浄除菌手段47を有する衛生洗浄装置10の構成で、高温洗浄除菌手段である熱水吐出口47によって人体洗浄ノズル18、19の吐出口44、45の外側表面を高温洗浄除菌するように作用するため、衛生洗浄装置10を使用するとき高温洗浄除菌することにより清潔に保つことができ、潔癖症の人も衛生洗浄装置を安心して使用することができる。
また、高温洗浄除菌手段である熱水吐出口47から高温の湯を吐出するのは、リモコン16の除菌スイッチ20を使用者が押すと、衛生洗浄装置10に組み込まれている制御器57の高温洗浄除菌制御手段58が高温洗浄除菌モード信号を受けて高温洗浄除菌の動作を制御する構成である。すなわち、除菌スイッチ20を使用者が押すと、高温洗浄除菌制御手段58が切換弁33のモータ39を駆動し入口流路35と第3出口流路38を連通させ、温水ユニット31からの温水が熱水ユニット42に供給され、熱水ユニット42で高温の湯になった後、熱水吐出口47から人体洗浄ノズル18、19の吐出口44、45の外側表面を高温洗浄除菌するように作用するように制御する。このように高温洗浄除菌モード信号を受けて高温洗浄除菌の動作を制御する高温洗浄除菌制御手段58を備えているので、操作の煩わしさなしに人体を洗浄するための洗浄水を吐出する吐出口44、45を有する人体洗浄ノズル18、19と、少なくとも前記人体洗浄ノズル18、19の前記吐出口44、45の外側表面が高温洗浄除菌され、菌類やかび類による汚染が発生せず衛生的に保つことができる。
なお実施例では、高温洗浄除菌モード信号を発信するための除菌スイッチ20は、衛生洗浄装置10のリモコン16に備えた構成で説明したが、衛生洗浄装置10の本体12に備えた構成であってもよいことは言うまでもない。このように高温洗浄除菌モード信号を発信するための除菌スイッチ20を衛生洗浄装置10の本体12またはリモコン16に備えた構成により、除菌スイッチ20を押すだけで高温洗浄除菌を簡単手軽に行うことができる。
また、高温洗浄除菌手段58は、高温の熱水を用いて人体洗浄ノズル18、19を除菌する構成により、高温の熱水による除菌作用により、菌類やかび類による汚染が発生せず衛生的に保つことができる。
なお、その高温洗浄除菌する熱水の温度は、45℃〜70℃とした。食品分野において、飲料の低温殺菌では55〜60℃程度で行われている。一方、対象をカビとし、繁殖速度を抑制する場合には、この温度までは必要がないと考えた。そこで、人体洗浄ノズルから分離したペニシリウム属、クラドスポリウム属のカビ、スタキボトリス属のカビについて実験した結果においても、45℃において繁殖を抑制する効果が確認された。なお、確実にカビを減少させる場合には、45℃以上の温水が有効であることも確認している。温度は高いほど高温除菌作用も大きいが、もし何らかの故障で万が一、人体に直接高温の湯が噴射された場合でも、瞬間やけどで大事にいたることを防止することが重要であり、上限温度は70℃とした。このように、熱水の温度が45℃〜70℃に設定されているため、熱水がもしも人体に触れることがあっても瞬間やけどで大事にいたる心配がなく、かつ効果的に細菌類やかび類による汚染を防止できる。また、人体洗浄ノズルに抗菌性物質を含有させておくことで持続的かつ簡単で手軽に清潔に保つことができ、潔癖症の人も安心して使用することができる衛生洗浄装置を提供することができる。ここで人体洗浄ノズルに含有させる抗菌性物質としては、無機化合物としては、銀化合物、銅化合物、亜鉛化合物があり、たとえば、銀化合物としてはゼオライト、シリカゲル、ガラス、リン酸塩、などを担持体とした化合物がある。さらに、有機化合物では、チアベンダゾール、ヒノキ、ヒバ精油、ワサビ、カテキンなどがある。また、長期的な使用により人体洗浄ノズルの表面が熱により分解や腐食が生じる場合がある。このような場合、表面に微小な凹凸が生じ、汚れが溜まりこの汚れの部分に細菌、カビが繁殖する場合がある。このため、人体洗浄ノズルの材料に抗菌性物質を含有させておくことで持続的かつ簡単で手軽に清潔に保つことができ、潔癖症の人も安心して洗浄することができる衛生洗浄装置を提供することができる。
高温洗浄除菌手段が、人体を洗浄する洗浄水を人体洗浄ノズルに供給する経路途中の温水ユニットおよび切換弁の2次側でかつ前記人体洗浄ノズルには通じない別の分岐経路に設けられた熱水ユニットと、前記熱水ユニットからの熱水を前記人体洗浄ノズルの前記吐出口の外側表面に吐出する熱水吐出口を備えた構成である。この構成により、熱水ユニットは人体洗浄ノズルには通じない別の分岐経路に設けられているため、熱水が人体洗浄ノズルから吐出して人体に当ることがなく、安心して人体洗浄ノズルを高温洗浄除菌することができる。また、洗浄水を人体洗浄ノズルに供給する経路を構成する材料や途中の温水ユニット、および切換弁の構成材料は特別な耐熱材料にする必要がない。
また、高温洗浄除菌時には高温洗浄除菌手段58によって、熱水ユニット42を通す熱水流量を所定の流量に制御する構成となっている。つまり、切換弁33の入口流路35と第3出口流路38の連通開口度合いを所定量にすることで、流量が制御される。流量信号は流量センサ30から得ることができる。熱水流量を所定の流量に制御することで、熱水が人体へ飛び散ることを防止でき安全安心である。また、温水ユニット31でたとえば40℃の一定温度にコントロールされた温水を、熱水ユニット42でたとえば60℃の一定温度の熱水にするために必要な熱入力は、熱水の流量で理論的に決まるので、熱水ユニット42を通す熱水流量を所定の流量に制御する構成にすることにより、熱水ユニット42の温度センサをなしにすることができる。しかも、少ない所定流量に制御することで、ヒータ46で加熱に要する熱量も少なくでき、上記した安全性と合わせて省エネの効果も得られる。
また、熱水ユニット42のヒータ46は自己温度制御ヒータで構成してある。この構成により、熱水ユニット42に温度センサなどを取り付けることなしに、自己温度制御ヒータ46自身によって、たとえば60℃一定の熱水温度にするように電気入力が自動的に制御される。このため、熱水ユニット42をコンパクトにできるとともに、熱水の温度もほぼ一定で除菌効果も安定でき使用者が安心して使用することができる。ただし熱水ユニット42のヒータ46は、必ずしも自己温度制御ヒータである必要はなく、一般的なセラミックヒータやシーズヒータであっても、温度制御さえ安全にできる構成であれば、高温洗浄除菌効果には何ら支障がないことは言うまでもないことである。
また、人体洗浄ノズル18、19が通常は衛生洗浄装置10の本体12の内に収納され、人体洗浄時に衛生洗浄装置10の本体12から突出するものであって、高温洗浄除菌時に熱水吐出口47からの熱水が人体に当たらないように、前記人体洗浄ノズル18、19が衛生洗浄装置10の本体12の内に収納状態のとき以外は高温洗浄除菌の運転作動を禁止する構成である。すなわち、使用者が人体洗浄ノズル18、19で人体洗浄しているとき、誤ってリモコン16の高温洗浄除菌を指示する操作ボタン(除菌スイッチ20)を押しても、制御器57は高温洗浄除菌の運転作動はしないように作用する。つまり、人体洗浄ノズル18、19が衛生洗浄装置10の本体12の内に収納されている状態のときだけしか除菌スイッチ20の信号は受け付けられない構成である。この構成により、使用者はやけどなどの心配が無く安心して使用することができる。
また、人体洗浄ノズルをお尻ノズル18とビデノズル19のように複数有し、高温洗浄除菌時にそれら複数の人体洗浄ノズル18、19を熱水吐出口47からの熱水で同時に高温洗浄除菌する構成であり、高温洗浄除菌後にいずれの人体洗浄ノズルを使用する場合においても、高温洗浄除菌された人体洗浄ノズルを使用することになり、除菌され清潔な状態で安心して洗浄することができる。
また、人体洗浄ノズル18、19は、45℃〜70℃高温の熱水の温度が作用する部分を、十分その高温に耐える耐熱材料で形成する構成にすることにより、高温洗浄除菌することによる人体洗浄ノズル18、19の変形や損傷などの心配がなく、長期にわたり安心して使用することができる。
また、人体洗浄ノズル18、19は、45℃〜70℃高温の熱水の温度が作用する部分を、ステンレス鋼で形成する構成にすることにより、十分その高温に耐えるとともに、清潔感も高く、高温洗浄除菌の効果をより高めることができる。
また、人体洗浄ノズル18、19は、樹脂の表面に金属を被覆した構成にすることより、人体洗浄ノズル18、19の流路や外形が三次元的曲面形状であっても樹脂成形でき、その樹脂表面にたとえば金属をメッキするなどして、少なくとも一部表面に金属膜を形成する構成にすることにより、表面の高温洗浄除菌効果をより高めることができる。
また、人体洗浄ノズル18、19の表面に撥水処理を施した構成にすることにより、人体洗浄ノズル18、19に水垢スケールが付着することを防止できるため、さらに高温洗浄除菌の効果を高めることができる。
また、高温洗浄除菌手段58は、リモコン16の除菌スイッチ20を押したときだけでなく、所定の時間間隔毎に自動的に高温洗浄除菌を行う構成にすることにより、長期間または長時間にわたって衛生洗浄装置10を使用しない場合においても、人体洗浄ノズル18、19は所定の時間間隔毎に自動的に高温洗浄除菌されるので、菌類やかび類による汚染が発生せずいつも衛生的で清潔に保つことができる衛生洗浄装置を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる衛生洗浄装置は、人体を洗浄するための洗浄水を吐出する人体洗浄ノズルと、その人体洗浄ノズルの吐出口の外側表面を高温洗浄除菌する高温洗浄除菌手段によって、簡単で手軽に清潔に保つことができ、洗浄対象を人体局部に限定するものでない衛生洗浄機器に適用することもできる。
本発明の実施例1における衛生洗浄装置の外観斜視図 同実施例1における衛生洗浄装置のリモコンの平面図 同実施例1における衛生洗浄装置の水回路構成のブロック図 同実施例1における衛生洗浄装置の切換弁の正面断面図 同実施例1における衛生洗浄装置の切換弁の平面断面図 同実施例1における衛生洗浄装置の切換弁の平面断面図 同実施例1における衛生洗浄装置の部分側面断面図 同実施例1における衛生洗浄装置の部分側面断面図 同実施例1における衛生洗浄装置の熱水ユニットの外観斜視図 従来の衛生洗浄装置の側面断面図
符号の説明
10 衛生洗浄装置
12 衛生洗浄装置の本体
18 人体洗浄ノズル(お尻ノズル)
19 人体洗浄ノズル(ビデノズル)
20 除菌スイッチ
30 流量センサ
31 温水ユニット
33 切換弁
42 熱水ユニット
47 高温除菌手段(熱水吐出口)
57 制御器
58 高温洗浄除菌制御手段

Claims (15)

  1. 人体を洗浄する洗浄水を吐出する吐出口を有する人体洗浄ノズルと、前記人体洗浄ノズルの少なくとも吐出口の外側表面を45℃〜70℃の温水で高温洗浄除菌する高温洗浄除菌手段と、前記人体洗浄ノズルは微生物の増殖を抑制する抗菌性物質を有する衛生洗浄装置。
  2. 人体洗浄ノズルが有する抗菌性物質の少なくとも一つを無機金属化合物とした請求項1記載の衛生洗浄装置。
  3. 人体洗浄ノズルが有する抗菌性物質の少なくとも一つを有機化合物とした請求項1または2記載の衛生洗浄装置。
  4. 高温洗浄除菌手段は、高温洗浄除菌モード信号を発信する除菌スイッチと、高温洗浄除菌モード信号を受けて高温洗浄除菌の動作を制御する高温洗浄除菌制御手段を備えた請求項1〜3記載の衛生洗浄装置。
  5. 除菌スイッチは、衛生洗浄装置の本体またはリモコンに備えた請求項4記載の衛生洗浄装置。
  6. 高温洗浄除菌手段は、人体洗浄ノズルに分岐した後の経路に設けた熱水ユニットと、前記熱水ユニットからの熱水を人体洗浄ノズルの吐出口の外側表面に吐出する熱水吐出口を備えた請求項1〜5のいずれか1項記載の衛生洗浄装置。
  7. 高温洗浄除菌時に熱水ユニットを通す熱水流量を所定の流量に制御する請求項6記載の衛生洗浄装置。
  8. 熱水ユニットは、自己温度制御ヒータを備えた請求項6または7記載の衛生洗浄装置。
  9. 人体洗浄ノズルは、人体洗浄時に衛生洗浄装置本体から突出し、人体洗浄しない時には衛生洗浄装置本体に収納されるもので、前記人体洗浄ノズルが衛生洗浄装置の本体の内に収納された時以外は高温洗浄除菌手段の運転作動を禁止する請求項1〜8のいずれか1項記載の衛生洗浄装置。
  10. 人体洗浄ノズルを複数有し、高温洗浄除菌時に前記複数の人体洗浄ノズルを同時に高温洗浄除菌する熱水吐出口を有する構成を備えた請求項1〜9のいずれか1項記載の衛生洗浄装置。
  11. 人体洗浄ノズルの少なくとも一部を高温の熱水に耐える耐熱材料で形成した請求項1〜10のいずれか1項記載の衛生洗浄装置。
  12. 人体洗浄ノズルの少なくとも一部をステンレス鋼とした請求項11記載の衛生洗浄装置。
  13. 人体洗浄ノズルは樹脂の表面に金属を被覆した請求項12記載の衛生洗浄装置。
  14. 人体洗浄ノズル表面の少なくとも一部に撥水処理を施した請求項1〜13のいずれか1項記載の衛生洗浄装置。
  15. 高温洗浄除菌手段は、所定の時間間隔毎に自動的に高温洗浄除菌を行う請求項1〜14のいずれか1項記載の衛生洗浄装置。
JP2003322647A 2003-09-16 2003-09-16 衛生洗浄装置 Withdrawn JP2005090030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003322647A JP2005090030A (ja) 2003-09-16 2003-09-16 衛生洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003322647A JP2005090030A (ja) 2003-09-16 2003-09-16 衛生洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005090030A true JP2005090030A (ja) 2005-04-07

Family

ID=34453931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003322647A Withdrawn JP2005090030A (ja) 2003-09-16 2003-09-16 衛生洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005090030A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019183512A (ja) * 2018-04-11 2019-10-24 アイシン精機株式会社 洗浄便座装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019183512A (ja) * 2018-04-11 2019-10-24 アイシン精機株式会社 洗浄便座装置
JP7115004B2 (ja) 2018-04-11 2022-08-09 株式会社アイシン 洗浄便座装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101104458B1 (ko) 위생 세정 장치
US20110302709A1 (en) Multi-use portable hand held hygienic device
KR101326783B1 (ko) 살균 기능을 갖는 비데
JP2011106175A (ja) 温水洗浄便座
KR100585485B1 (ko) 비데 변좌 및 변기 제균장치
KR102249345B1 (ko) 세척 및 살균 기능을 가진 양변기
CN216586856U (zh) 带过流式uvc杀菌的冲洗盖板
JP5617151B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP4443882B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP4595278B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP2005090030A (ja) 衛生洗浄装置
CN106592723B (zh) 马桶及其洁身方法
JP4281386B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP4172227B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP2008169570A5 (ja)
JP2006274710A (ja) 洗浄装置
KR101688697B1 (ko) 마사지 겸용 수동식 비데 장치
JP4345342B2 (ja) 衛生洗浄装置
KR200311836Y1 (ko) 스팀살균 좌변기 커버
JP4175142B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP4407213B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP2019210658A (ja) 衛生洗浄装置
JP2004116151A (ja) 衛生洗浄装置
KR102157307B1 (ko) 살균기능을 포함하는 변기커버
CN213741429U (zh) 除菌系统及其坐便器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060825

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060913

A977 Report on retrieval

Effective date: 20081111

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Written amendment

Effective date: 20090113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090609

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20090727

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20091027

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091119

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20091120

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761