JP2005087118A - 魚介類用水槽の空気混入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイホン作用を利用して気泡水流を容易に作り出し、魚介類にとって十分な溶存酸素が供給された快適な水槽環境を提供すること。
【解決手段】内部に水を貯留することができる水槽10と、前記水槽の水の液面より高い位置に設置され水の濾過手段を備える濾過槽12cと、水槽の水を濾過槽12cに揚水する揚水装置12aと、濾過槽12cにより濾過された水を水槽に戻す戻し装置12bとからなり、水槽10の水を濾過槽12cとの間で循環させることにより濾過させると共に、濾過槽12cから水槽10に水を戻す際に溶存酸素を供給するようになっている魚介類用水槽であって、前記戻し装置12bは、サイホン作用により水を落下させる流路構成となっており、この流路の一部に外部の空気を吸引して取り入れる空気取入路64が流路接続されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、魚介類用水槽の空気混入装置に関する。特に、上部に位置する濾過槽との間で水を循環させる魚介類用水槽の空気混入装置に関する。
魚介類、特に金魚や熱帯魚等の観賞魚を対象とした魚介類用水槽では、(1)魚介類の排泄物によるアンモニア発生等により水質の悪化が生じるため濾過装置を用いる必要がある。さらに、(2)魚介類の呼吸によって消費される水中の酸素量を補うため、エアポンプを併用して水槽内の水に空気を混入させる必要もある。以上の2点の要求から、魚介類用水槽には濾過装置とエアポンプを組合わせた空気混入装置が従来より使用されてきた。なお、前記空気混入装置は、一般にはエアレーション装置又はエアレーションシステムとも呼ばれる。
図15に従来の、いわゆる上部濾過槽型空気混入装置を示す。
先ず、図15に基づいて従来の上部濾過槽型空気混入装置の構成を説明する。
水槽10には水槽蓋11が被せてあり、その水槽蓋11の上に濾過槽20が一体的に設置されている。濾過槽20は濾材室20aと浄水室20bに分かれ、両者は浄水排出口25によって通じている。濾材室20aにはウールマット等の濾材21が装填されており、一方浄水室20bでは、濾材室20aにて濾過された水(以下「浄水」という。)が貯留し落水パイプ26から落下する構成になっている。また、空気ポンプ40から導かれた空気送り管41が浄水室20b内の水槽蓋11を貫通し、水槽10の底に位置するエアストーン42に繋がっている。さらに水槽蓋11の上の、濾過槽20から離れた所には揚水ポンプ30が取り付けられている。
次に、図15における水の循環及び空気の混入経路を説明する。
図15中の矢印は水の流れる方向を示している。水槽10内の水は、ストレーナ31を介して揚水ポンプ室30cを通り、送水パイプ33の吐出口から濾材室20aの中に上部から注がれる。濾材21を通過して濾過された水は、すのこ22を通った後、濾材室20aの底部に設けられた浄水排出口25を通り、浄水室20bに貯留していく。その後、落水パイプ26の上端部の水位まで達した浄水は前記落水パイプ26を通り、近くの空気を巻き込みながら水槽10に戻る。その際、水槽10中の水に空気が混入し、溶存酸素の供給が行われる。
しかし、上記の落水パイプ26による空気混入量だけでは、水槽10中の魚介類の呼吸によって消費される溶存酸素量を補うには通常不十分である。
このため、落水パイプ26による空気混入に併せて、空気ポンプ40を使用して新鮮な外気を水槽10内の水に混入させることが通常行われている。具体的には、空気ポンプ40によって取り入れられた外気が、空気送り管41を通ってエアストーン42まで送られ、水槽10中の水に混入される。エアストーン42とは、通常は細かい砂を軽石状に加工したものであり、細かい空気の泡を水中に放出する働きを有している。図15では、エアストーン42の形状は球体として描いているが、実際は円筒状など様々な形状がある。
上記した従来の上部濾過槽型空気混入装置では、電源コード40aを介して交流電源をとり、空気ポンプ40を一日中作動させておく必要がある。しかし、一般的に使用されているバイブレータ式空気ポンプではダイアフラムと呼ばれるゴムを電磁石で振動させることにより空気を圧縮して送り込むため、振動音が激しく、揚水ポンプ30と比べてはるかに大きな騒音源となる。特に夜間はこの振動音が気になり、魚介類ばかりでなく人間にとっても不快となることがある。さらには電気代が嵩むという問題点もある。
なお、このような騒音源となる空気ポンプ40を使用せず空気を強制的に水槽10中の水に混入させる考案は、特許文献1及び2等によって開示されている。しかし、いずれの考案も揚水ポンプ室30cの吐出側に分岐部を設け、揚水ポンプ室30cからの吐出水に空気を混入させる方法をとっている。
代表例として、特許文献2の実施例を図16に示す。バルブユニット62から取り込まれた外気は気泡混入ノズル43を通り、送水パイプ33から、微細な粒径の気泡が混入した水(以下「気泡水」という。)として吐出される構成となっている。
また、図15に示す従来の上部濾過槽型空気混入装置における濾過槽20では、一般的には濾材室20aに送られる水は前記濾過槽20の上部から注がれる。その水は引き続き、複数の平板状の濾材21が鉛直方向に積層してなる、いわゆる横置き型の濾材室20aを下方に通過し、浄水室20bに貯留する。
実開平5−64476 特開平7−31326
図15に示す従来の上部濾過槽型空気混入装置は、水を落水パイプ26直下の水の液面に落水させるため、水槽内の水がバシャバシャと波立てられて落水箇所周辺部に乱流が形成され、水槽内の魚介類は落ち着くことができない。もっとも、前記上部濾過型空気混入装置の中には、落水パイプ26の下端部が水の液面よりも僅かに下に位置するタイプもあるが、その場合であっても、落水箇所周辺部に乱流が形成されるという問題は相変わらず存在する。
また、落水パイプ26と併用される空気ポンプ40によって生じる騒音等の問題点は、特許文献1及び2等に記載された考案によって解消され得るが、前記考案では空気を混入させる機構が揚水ポンプ30の配管に一体的に設けられているため、気泡水の吐出口の位置が揚水ポンプ30の位置によって束縛されるという問題がある。また、一つの揚水ポンプ30の吐出口を2つ乃至はそれ以上に分岐させる構成であるため、揚水効率が落ちるという問題もある。この場合、水槽10内を循環する水流が十分に形成されないので、水槽10内の水が澱み、魚介類にとっての環境悪化につながる。
さらに、図15に示す従来の上部濾過槽型空気混入装置の濾材21は、鉛直方向に積層されているため、目詰まりし始めると上部層の濾材が下部層の濾材を圧縮し、益々目詰まりが加速されるという問題もある。
本発明は上記した問題点を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、サイホン作用を利用して気泡水流を容易に作り出し、魚介類にとって十分な溶存酸素が供給された快適な水槽環境を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は次の手段をとる。
先ず、第1の発明に係る魚介類用水槽の空気混入装置は次の手段をとる。すなわち、内部に水を貯留することができる水槽と、前記水槽の水の液面より高い位置に設置され水の濾過手段を備える濾過槽と、水槽の水を濾過槽に揚水する揚水装置と、濾過槽により濾過された水を水槽に戻す戻し装置とからなり、水槽の水を濾過槽との間で循環させることにより濾過させると共に、濾過槽から水槽に水を戻す際に溶存酸素を供給するようになっている魚介類用水槽であって、前記戻し装置は、サイホン作用により水を落下させる流路構成となっており、この流路の一部に外部の空気を吸引して取り入れる空気取入路が流路接続されていることを特徴とする。なお、ここで「水槽」はガラス製又は樹脂製の、魚介類を水中に収容するための容器であり、魚介類の鑑賞用であればその側面は透明な材質がよい。「濾過槽」は、例えばウールマット又は活性炭フィルタのような濾材を内部に有した、水を濾過するための容器である。濾過槽の容器の材質もガラス製又は樹脂製でよいが、濾過バクテリアの活動を促すため、蓋及び側面には透光性のある材質がよい。「揚水装置」は、通常はモータの回転によって得られる圧力を利用して、水を低い位置にある吸入口から取入れて高い位置にある吐出口から排水できるポンプであり、例えば遠心ポンプで構成される揚水ポンプが該当する。「戻し装置」は濾過槽により濾過された水、すなわち浄水、を落下させて水槽に戻す装置であり、例えば浄水を吐出するための吐出口を有したポンプが該当する。
この第1の発明によれば、別途空気ポンプを使用しなくとも、サイホン作用により強制的に気泡水流を水槽内に導き、十分な溶存酸素を水槽内の水に供給することができる。
次に、第2の発明に係る魚介類用水槽の空気混入装置は次の手段をとる。すなわち、前述の第1の発明の魚介類用水槽の空気混入装置であって、前記戻し装置の流路構成がパイプで形成されており、前記パイプには水槽の水の液面下の位置において少なくとも液面に近い比較的高い位置と水槽の底面に近い比較的低い位置の2箇所に戻し孔が形成されていることを特徴とする。
この第2の発明によれば以下に詳述する作用が得られる。
水槽の液面下の位置においては戻し孔には水槽内の水による水圧がかかっており、水槽の底面に近いほどその水圧は高くなる。この水圧は戻し孔から吐出される水流にとっては抵抗として作用するので、前記底面においてもサイホン作用による十分な気泡水流を得るには、通常であれば水槽と濾過槽との落差を大きくすればよい。しかし、サイホン作用が容易に確立できる程度に液面に近い比較的高い位置と水槽の底面に近い比較的低い位置の少なくとも2箇所に戻し孔を有していれば、前記落差を大きくする必要がなくなる。すなわち、サイホン作用により先ず前記比較的高い位置の戻し孔において気泡水流を形成するのに十分な水流が確立し、次にその水流が呼び水となって前記比較的低い位置の戻し孔においても十分な水流が確立する。
したがって、気泡水流を形成するのに十分な水流の確立が、水槽の底面近くの比較的低い位置においても容易に図ることができ、水槽の底面近くにおいても十分な空気が混入した気泡水流を導くことが可能となる。
第3の発明に係る魚介類用水槽の空気混入装置は次の手段をとる。すなわち、前述の第2又は3の発明の魚介類用水槽の空気混入装置であって、前記空気取入路は端部が閉鎖された管形状で形成されており、前記管形状の端部の円周上に空気取入孔が形成され、前記管形状に空気が取り入れられる際の吸入音を弱めたことを特徴とする。
この第3の発明によれば、空気取入孔から勢いよく吸入される空気の風切音が弱まるため、騒音の問題が回避される。
第4の発明に係る魚介類用水槽の空気混入装置は次の手段をとる。すなわち、前述の第1から3の発明のいずれかに記載の魚介類用水槽の空気混入装置であって、前記濾過槽が、平板状の濾材をその厚さ方向が水平方向に一致するように複数並列させる構造であり、かつ前記複数並列された濾材を水が略水平に横切りながら濾過される流路構成であることを特徴とする。
この第4の発明によれば、濾材の積層構成がいわゆる縦置き型となり、目詰まりし始めても上方にある他層の濾材の圧力が加わることがないので、濾材の圧縮が起こりにくくなる。
本発明は上述した手段をとることにより、次の効果を得ることができる。
先ず、第1の発明によれば、濾過槽から水槽への水の流れにサイホン作用が適用されるので、モータ付きポンプのような電動機付きの戻し装置を別途使用しなくとも強制的に水槽内に水を流し戻すことができる。さらに、その水流に外部からの空気を混入させて気泡水流を水槽内に導くことができるので、本発明単独で十分な溶存酸素を水槽内の水に供給できる。
また、第2の発明によれば、水槽内の水による水圧が高い、水槽の底面に近い位置においても気泡水流を水槽内に容易に導くことができる。これにより、従来の上部濾過槽型空気混入装置におけるエアストーンによる、底面からの空気混入と類似した効果が空気ポンプなしでも得られる。
さらに、第3の発明によれば、小さな口径の空気取込口から強制的に空気が取り込まれることによって生じる風切音が弱められる。これにより、騒音の不快感なく、持続的に本発明を使用することが可能となる。
最後に、第4の発明によれば、濾材の圧縮が起こりにくくなり、また、濾材に付着した汚物は濾過バクテリアの分解力により細粒となって下部に沈殿するので、濾材は目詰まりしにくくなる。これにより、清掃回数が減るというメリットがある。
以下、本発明に係る魚介類用水槽の空気混入装置の実施例を図面に基づいて説明する。なお、ここでは魚介類用水槽としては、一般家庭で用いられるガラス製、あるいは透明樹脂製の観賞魚用水槽を想定している。
本実施例1は図1に示されている。図1は一部破断して示す本実施例に係る空気混入装置全体の斜視図である。なお、前述した図15に示す部材と同じ部材については同一番号を付した。
図1に示すように、本実施例の空気混入装置は水槽上部の蓋上に取り付け可能な一つの筐体12にまとめられている。筐体12は、例えばアクリル樹脂板のような樹脂製であり、板材を一体的に貼り合わせて形成されている。
先ず、筐体12は大まかには3つのエリアに分かれており、図1において左から、揚水エリア12a、空気混入エリア12b、濾過エリア12cとなっている。筐体12は蓋で覆うことも可能であるが、空気取入孔61aから外気を取込む都合上及び揚水ポンプ用モータ32aの空冷の都合上、空気取入孔61aを含むエリアは外気に開放されている必要がある。
なお、本実施例では揚水エリア12aと空気混入エリア12bを隣接して配置しているが、揚水エリア12aを濾過エリア12cに隣接させてもよい。揚水エリア12aと空気混入エリア12bの配置を変えることによって、水槽10内の水の吸入口であるストレーナ31の位置と吐出口である戻し穴53の位置が変わるので、水槽10内の水流方向にある程度の幅を持たせることが可能である。本実施例では、戻し孔53からの吐出水を、水槽10内の側面内壁沿いを一回り循環させてからストレーナに吸入させる水流方向としている。
次に、3つの各エリアの構成について説明する。なお、筐体12と、この筐体12を貫通するパイプ類とを接合するためのフランジ継手のような部品は図示を省略する。また、パイプ類の材質は塩化ビニール樹脂のような、魚介類用水槽を構成する部材として一般的な硬質性の樹脂材質である。
(1)第1に、揚水エリア12aを説明する。
揚水エリア12aの底面には揚水ポンプ30のモータ軸30bと送水パイプ33が貫通している。ストレーナ31から吸入された水は吸水パイプ32を通り揚水ポンプ室30cまで引き上げられ、送水パイプ33を通り濾過エリア12cに送られる。ここで、揚水ポンプ30は、軸方向に水を揚水し半径方向へ吐出する遠心ポンプであり、モータ軸30bを介して揚水ポンプ用モータ30aにより駆動する構成となっている。また、ストレーナ31が吸水パイプ32の吸水口に取り付けられているのは、鑑賞魚が揚水ポンプ30によって吸い込まれることを防ぐためである。なお、本実施例ではストレーナ31を吸水パイプ32の吸水口と同一の部位として扱うこととする。
(2)第2に、空気混入エリア12bを説明する。
空気混入エリア12bの底面にはオーバーフローパイプ70と戻しパイプ52が貫通している。オーバーフローパイプ70は、戻しパイプ52の目詰まり等の不具合により、空気混入エリア12b内の水が、戻しパイプ52から水槽10内に戻らずに空気混入エリア12b及び濾過エリア12cから溢れ出てしまう事態を避けるために設けられている。すなわち、非常用として設けられている。
ここで、図2及び図3に基づいて、戻しパイプ52及びその上部先端に設置されているサイホンキャップ51付近を説明する。図2は空気混入部分の側面断面図、図3はその平面図である。なお、図2では図示の便宜上、図1では曲げられて使用されているジョイントパイプ63を直線状に描いている。
空気量調整バルブユニット62は、コック62dによって空気の流量を調整できるバルブ62cを中心に一体構成されており、片端部にはバルブ入口62aを備え、他端部にはバルブ出口62bを備えている。バルブ入口62aは筐体12の側面を貫通し、外気中に曝されている。なお、バルブ62cは空気の流量を調整することさえできればよく、その型式は任意である。本実施例では、棒状のコック62dを備えたボール型バルブを用いている。また、バルブ62cにより空気の流量を調節すると戻し孔53から吐出される気泡水中の気泡粒の大きさも変化するので、実質的にはバルブ62cは気泡粒径調整機能も持つことになる。この場合、空気の流量を大きくすると気泡粒径は大きくなり、空気の流量を小さくすると気泡粒径は小さくなる。
バルブ入口62aには、片端が閉塞端の管形状をした、ゴム又は樹脂製の空気取入キャップ61が嵌め込まれている。その空気取入キャップ61の側面円周上にはピンホール状の空気取入孔61aが数個穿設されている。一方、バルブ出口62bには、ゴム又は樹脂製で屈曲性のあるジョイントパイプ63によって、空気排出パイプ64が取り付けられている。空気排出パイプ64はジョイントパイプ63から伸びて鉛直下方側に曲げられ、上部が閉塞端になっている管形状のサイホンキャップ51の閉塞端側を貫通し、戻しパイプ52の上部開放端52aに少し入り込んだ位置までその先端部が伸びている。サイホンキャップ51には取付ネジ54を側面から螺挿できるようネジ孔が設けてある。三方からの取付ネジ54によりサイホンキャップ51は戻しパイプ52に固定される。
なお、前記空気排出パイプ64の先端部は閉塞された管形状で構成されており、その側面円周上にはピンホール状の空気排出孔65が数個円周方向に並べて設けられている。空気排出孔65の個数は任意であるが、その個数が多いほど戻し孔53からの気泡水中の気泡粒径は小さくなり、多数の気泡粒を含む気泡水を得ることができる。したがって、空気排出孔65を海綿状の多孔質材料で構成すると、多数の気泡粒が水中に混入し、溶存酸素が得られ易くなる。なお、空気排出孔65と戻しパイプ52の上部開放端52aの位置関係は空気混入量に大きく影響するが、この位置関係は取付ネジ54を用いてサイホンキャップ51と戻しパイプ52との相対位置を微調整することによって決める。また、図2に良く示されているように、戻しパイプ52の上部開放端52aの長手方向の断面形状を鋭角状にすると、戻しパイプ52内に水が入り易くなる。
戻しパイプ52は、筐体12の底部及び水槽蓋11を貫通して水槽10内に伸びており、その側面には、水槽10内の水の液面下20〜30mm程度の位置に、開口部となる戻し孔53aが穿設されている。また、戻しパイプ52の最下部はL字形に曲げられ、下部開放端となる戻し孔53bが戻し孔53aと同じ方向を向いている。なお、戻し孔53aと戻し孔53bの方向は異なっていてもよいが、本実施例では水槽10内全体に均一の水流を形成させるため同じ方向に揃えている。
さらに、戻しパイプ52には、水槽10内の水の液面よりも上の、空気に曝される位置に、空気抜孔55が穿設されている。これは、本実施例に係る空気混入装置に水を循環させる初期の段階において、水の液面が空気混入エリア12b内を上昇し、サイホンキャップ51の下端に到達した後戻しパイプ52内に流入する際に、サイホンキャップ51及び戻しパイプ52からなる系統に溜まった空気に妨げられて、戻しパイプ52内に水が流入しにくくなる場合に設けられる。したがって、前記系統に溜まった空気が、例えば戻し孔53aから抜ける場合には、特に設ける必要はなくなる。なお、空気抜孔55の口径は極めて小さく、ここから漏れ出る水量は、戻し孔53a及び53bから吐出される水量と比べると無視できる程度である。
(3)第3に、濾過エリア12cを説明する。
図1に良く示されているように、濾過エリア12cは直方体状の容器であり、その中は長手方向かつ鉛直方向に5等分割されている。各分割部分は濾過エリア12cの底面より突出した爪状の濾材仕切板23によって仕切られており、真中の3つの分割部分が濾材室20aである。端部にある残りの2つの分割部分はそれぞれ、揚水エリア12aから伸びる送水パイプ33の吐出口直下にある分割部分が送水室24、その対称位置にある分割部分が浄水室20bである。濾材室20aには平板状の濾材21が濾材仕切板23に支持されて、いわゆるブックエンドに本が立っている状態となるように、上から挿入される。なお、濾材仕切板23は突出した爪状である必要はなく、濾材21の挿入及び支持を容易にするために、水が通過可能な網目平板状の仕切板を濾材室20aの長手方向全体に渡るように立設してもよい。
水槽10内からの水は送水パイプ33から注がれて送水室24に貯留し、濾材室20aにある濾材21を略水平に横切るように通過して濾過された後、浄水室20bに貯留する。その水はさらに、浄水室20bと空気混入エリア12bを仕切る仕切板12e上部の切欠で形成される浄水排出口25より溢れ出て、空気混入エリア12bに貯留する。
以上で3つの各エリアの説明を終え、次に図4及び図5に基づいて本実施例における水の循環及び空気の混入経路について説明する。図4は本実施例に係る空気混入装置の側面断面図、図5は図4のV−V断面図である。図中の矢印が水の流れを示している。なお、説明の便宜上、オーバーフローパイプ70あるいは取付ネジ54のような、本実施例の特徴となる水の循環及び空気の混入経路とは直接関係のない部材の図示は省略してある。
図4において、水槽10中の水は、ストレーナ31を介して揚水ポンプ室30cを通り、送水パイプ33の吐出口から濾過エリア12cの中に上部から注がれる。濾過エリア12c内の水は、図5に良く示されているように、先ずは送水室24に貯留した後、濾材室20a内の濾材21を略水平に横切るように通過して浄水室20bに貯留する。浄水室20bに貯留した水は、仕切板12eの上部を切欠いて設けられた浄水排出口25から溢れ出て、空気混入エリア12bに貯留する。
再び図4に戻るが、濾過エリア12cから溢れ出て空気混入エリア12bに貯留した水はサイホンキャップ51と戻しパイプ52の間隙を通り、戻しパイプ52の上部開放端52aから戻しパイプ52内に流れ込む。このとき、水は空気取入孔61aより取入れられた外気を空気排出孔65から取込んで気泡水となり、戻し孔53a及び53bから水槽10内に吐出される。
次に図6〜9に基づいて、空気混入エリア12b内の水が気泡水となって戻し孔53から吐出されるまでの様子について以下に詳述する。図中、黒矢印は水(気泡水を含む。)の流れを、白矢印は空気の流れを示している。なお、図示の便宜上図6〜9は単純化した構成で描く。したがって、取付ネジ54あるいは空気量調整バルブユニット62のような部材は図示は省略してある。
(1)図6に示すように、空気混入エリア12bの水の液面が上昇し、サイホンキャップ51と戻しパイプ52の間隙から空気を圧縮する。このとき、その空気は空気抜孔55から押し出される。
(2)図7に示すように、前記液面は上昇を続け、前記間隙を介して戻しパイプ52内に水が流れ込み、戻しパイプ52内の液面が上昇する。このとき、前記上昇した液面の落差により戻しパイプ52内に下向きの水流が生じる。なお、空気抜孔55からは、戻しパイプ52内の水が少量水槽10内に漏れ出る。
(3)図8に示すように、水はさらに前記間隙内に流れ込み、サイホンキャップ51内を水で満たす。このとき、サイホンキャップ51と戻しパイプ52とからなる系統内はサイホン作用が得られるだけの真空度に到達するので、空気混入エリア12b内の水と水槽10内の水との間にサイホン作用による水流が形成される。また、水流の形成に伴い空気抜孔55に加わる水圧が弱まるので、空気抜孔55から漏れ出ていた水の水勢は弱まる。
戻しパイプ52内の戻し孔53a近傍においては水槽10内の水による水圧は低いので、先ずは戻し孔53aから水が吐出を始める。さらに、アスピレータ(水流ポンプ)が排気を行うのと同じ原理により、前記水流は空気排出パイプ64から空気を巻き込んで気泡水流を形成する。その結果、気泡水が戻し孔53aから吐出される。ただし、このときの戻し孔53b近傍においては水槽10内の水による水圧が高く、まだ十分に空気を巻き込むほどの水流が得られていないため、戻し孔53bからの気泡水の吐出は少ない。
なお、空気が空気排出パイプ64からサイホン作用により強制的に排出されている間は、空気取入キャップ61を外している場合、すなわち、空気が空気排出パイプ64の入口から直接吸入されている場合は、前記入口を空気が通過する際に大きな風切音を発する。これは、一度に大量の空気が直管端部の開口部を通過するために生じる、いわゆる直管共鳴現象である。しかし、本実施例においては、空気取入キャップ61に複数穿設された空気取入孔61aが、空気を管側面の複数の孔から分散して取入れる構造のため、風切音は、はるかに小さく抑えられている。
(4)図9に示すように、サイホン作用による気泡水の水流が戻し孔53aから吐出し始めて間もなく、その水流が呼び水となって戻し孔53bから吐出される水量も気泡水流を形成するのに十分な量に達する。ここで、戻し孔53a及び53b両者からの気泡水の吐出が確立する。なお、空気抜孔55から漏れ出ていた水は、この確立時点でほとんど出なくなる。
本実施例の締めくくりとして、水槽10内に形成される水流について図10に基づいて説明する。図10では水槽10内に形成される水流を矢印で示している。図中、黒矢印は戻し孔53aから吐出される水流の方向を、白矢印は戻し孔53bから吐出される水流の方向を示しており、矢印の幅は水流の強さを表している。
戻し孔53aからの水流と戻し孔53bからの水流は略平行して流れ、ストレーナ31に吸入される水流と相俟って、水槽10の内壁に沿って一方向に流れる均一な主水流100を形成する。一方で、水槽10の中央部においては、主水流100から分岐する分岐水流101が緩やかに流れているので、鑑賞魚にとっては、分岐水流101で休憩したり主水流100で運動をしたり、という暮らし方ができる。また、水槽10内を循環する水流を十分に形成できることから、魚介類にとっての環境悪化につながる水の澱みがなくなる。さらに、水槽10の内壁に沿って流れる主水流100により、前記内壁への水苔の付着が防止されるというメリットもある。
本実施例2は図11及び図12に示されている。図11は本実施例に係る空気混入装置の空気混入部分の側面断面図、図12は前記空気混入部分の平面図である。なお、実施例1における図2及び図3に示す部材に対応する部材には同一符号を付してある。
本実施例と実施例1との相違は2点ある。第1には、(1)実施例1における空気取入キャップ61と空気量調整バルブユニット62を一つの空気量調整バルブユニット62’にまとめたこと、第2には、(2)実施例1におけるサイホンキャップ51の固定方法を変更したことである。
上記2点に分けた本実施例の構成を以下に述べる。
(1)本実施例の空気量調整バルブユニット62’は3方に開口部を持つ、T字形状に一体成形されたバルブユニットであり、T字形状の線対称位置にある2箇所の開口部が空気取入孔61aである。前記2つの空気取入孔61aにはそれぞれ空気量調整用のコック62dが設けてあり、そこから取入れられた外気が、T字形状の中心線下端位置にある開口部に繋げられたジョイントパイプ63を介して空気排出パイプ64を通り、空気排出孔65から排出される。
実施例1の場合とは異なり、空気取入孔61は2つのみであるが、風切音の発生は抑えられる。これは、空気取入孔61aから取込まれた外気が空気量調整バルブユニット62’内を90度曲げられて空気排出パイプ64に流入することにより、いわゆる直管共鳴が発生しないためである。
(2)本実施例におけるサイホンキャップ51の固定にはスタンド56を用いている。スタンド56は金属製あるいは樹脂製の三つ足を支柱として、その下端部は前記三つ足の支柱を固定する円環台座56aが設けられている。スタンド56とサイホンキャップ51の固定には円環状のストッパ56bを用いる。ストッパ56bをスタンド56の上部から嵌め込んで締着させる。この際、空気排出孔65と戻しパイプ52の上部開放端52aの位置関係を調節する。ストッパ56bとしては、例えば輪ゴムを用いて、縛り留める固定方法をとるのもよい。
本実施例3は図13に示されている。図13は本実施例に係る空気混入装置を一部破断して示した斜視図である。なお、実施例1における図1に示す部材に対応する部材には同一符号を付してある。
本実施例では実施例1における空気混入エリア12bを濾過エリア12cの中に設置した構造を持つ。空気混入エリア12bは、濾過エリア12c内の浄水室20bの中に収まるように円筒形状に形成されており、その下端部が浄水室20bの底面に一体的に接着されている。一方、その上端部は浄水室20bに貯留した浄水が、図13中の矢印で示したように空気混入エリア12b内に流入できる高さとなっている。なお、本実施例では、オーバーフローパイプ70は、設置スペースが空気混入エリア12b内には得られないので、浄水室20b内の空気混入エリア12b外の箇所に設置する必要がある。また、オーバーフローパイプ70の上端は、既に実施例1で述べたその機能上、空気混入エリア12bの上端よりも高い位置になっている。
また、空気量調整バルブユニット62は、濾過エリア12c内の濾材室20a及び浄水室20bを覆う空気量調整バルブユニット支持蓋66によって支持される構成としている。
本実施例4は図14に示されている。図14は本実施例に係る空気混入装置の側面断面図である。なお、実施例1における図4に示す部材に対応する部材には同一符号を付してある。
本実施例は実施例1におけるサイホンキャップ51と戻しパイプ52から構成される水の流路を逆U字形状のサイホン管67で代替したものである。サイホン管67の頂点には空気排出パイプ64が貫通しており、サイホン管67を通過する水が空気排出孔65から空気を巻き込む構成となっている。本実施例においては、空気排出孔65の位置の微調整は空気排出パイプ64をサイホン管67から引抜き、あるいはサイホン管67へ押込むことによって行う。
本発明の実施例1に係る空気混入装置を一部破断して示す斜視図である。 実施例1の空気混入部分の側面断面図である。 実施例1の空気混入部分の平面図である。 実施例1の空気混入装置の側面断面図である。 図4のV−V断面図である。 実施例1の空気混入部分に水が入り込む前の拡大断面図である。 実施例1の空気混入部分に水が入り込んでいる間の拡大断面図である。 実施例1の空気混入部分に水が入り込み、気泡水が吐出され始める時の拡大断面図である。 実施例1の空気混入部分に水が入り込み、気泡水の吐出が確立した後の拡大断面図である。 実施例1の水槽内の水流を示す斜視図である。 本発明の実施例2に係る空気混入装置の空気混入部分の側面断面図である。 実施例2の空気混入部分の平面図である。 本発明の実施例3に係る空気混入装置を一部破断して示す斜視図である。 本発明の実施例4に係る空気混入装置の側面断面図である。 従来の空気混入装置の側面断面図である。 特許文献2に示されている空気混入装置の側面断面図である。
符号の説明
10 水槽
11 水槽蓋
12 筐体
12a 揚水エリア
12b 空気混入エリア
12c 濾過エリア
12d、12e 仕切板
20 濾過槽
20a 濾材室
20b 浄水室
21 濾材
23 濾材仕切板
24 送水室
25 浄水排出口
26 落水パイプ
30 揚水ポンプ
30a 揚水ポンプ用モータ
30b モータ軸
30c 揚水ポンプ室
30d 揚水ポンプ用電源コード
31 ストレーナ
32 吸水パイプ
33 送水パイプ
40 空気ポンプ
40a 空気ポンプ用電源コード
41 空気送り管
42 エアストーン
43 気泡混入ノズル
51 サイホンキャップ
52 戻しパイプ
52a 上部開放端
53 戻し孔
54 取付ネジ
55 空気抜孔
56 スタンド
56a 円環台座
56b ストッパ
61 空気取入キャップ
61a 空気取入孔
62 空気量調整バルブユニット
62a バルブ入口
62b バルブ出口
62d コック
62c バルブ
62、62’ 空気量調整バルブユニット
63 ジョイントパイプ
64 空気排出パイプ
65 空気排出孔
66 空気量調整バルブユニット支持蓋
67 サイホン管
70 オーバーフローパイプ
100 主水流
101 分岐水流

Claims (4)

  1. 内部に水を貯留することができる水槽と、前記水槽の水の液面より高い位置に設置され水の濾過手段を備える濾過槽と、水槽の水を濾過槽に揚水する揚水装置と、濾過槽により濾過された水を水槽に戻す戻し装置とからなり、水槽の水を濾過槽との間で循環させることにより濾過させると共に、濾過槽から水槽に水を戻す際に溶存酸素を供給するようになっている魚介類用水槽であって、
    前記戻し装置は、サイホン作用により水を落下させる流路構成となっており、この流路の一部に外部の空気を吸引して取り入れる空気取入路が流路接続されていることを特徴とする魚介類用水槽の空気混入装置。
  2. 請求項1に記載の魚介類用水槽の空気混入装置であって、
    前記戻し装置の流路構成がパイプで形成されており、前記パイプには水槽の水の液面下の位置において液面に近い比較的高い位置と水槽の底面に近い比較的低い位置の少なくとも2箇所に戻し孔が形成されていることを特徴とする魚介類用水槽の空気混入装置。
  3. 請求項1又は2に記載の魚介類用水槽の空気混入装置であって、
    前記空気取入路は端部が閉鎖された管形状で形成されており、前記管形状の端部の円周上に空気取入孔が形成され、前記管形状に空気が取入れられる際の吸入音を弱めたことを特徴とする魚介類用水槽の空気混入装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の魚介類用水槽の空気混入装置であって、
    前記濾過槽が、平板状の濾材をその厚さ方向が水平方向に一致するように複数並列させる構造であり、かつ前記複数並列された濾材を水が略水平に横切りながら濾過される流路構成であることを特徴とする魚介類用水槽の空気混入装置。
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