JP2005086814A - 自動計器読み取りシステムにおけるデータ通信プロトコル - Google Patents

自動計器読み取りシステムにおけるデータ通信プロトコル Download PDF

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Abstract

【課題】計器とエンドポイントとが提供しうる情報に対してより良くアクセスならびに制御が可能な自動計器読み取り(AMR)システムを提供する。
【解決手段】自動計器読み取り(AMR)システムは、固定式またはモバイル式のリーダと需要計器に接続されるエンドポイントであって、前記固定式またはモバイル式のリーダが前記エンドポイントと無線周波数通信によって通信し得るものを備える。このシステムにおいて、固定式またはモバイル式のリーダは、応答モード指令を含むメッセージをエンドポイントに対して送信し、リーダからの応答モード指令によってエンドポイントはモバイルネットワークモードおよび固定式ネットワークモードのうちいずれにおいて応答すべきかが伝えられる。
【効果】計器とエンドポイントとが提供しうる情報に対してより良くアクセスならびに制御が可能となる。
【選択図】図1

Description

(優先権主張)
本件出願は、2003年9月5日に出願された、「自動計器読み取りシステムにおけるデータ通信プロトコル」という名称の米国仮特許出願第60/500,550号(代理人整理番号1725.161US01)に基づいて優先権主張を行うものである。
(関連出願)
本件出願は、同一出願人による2003年9月5日に出願された、「特定のオンエアデータ転送速度を検出するためのシステムおよび方法」という名称の米国仮特許出願第60/500,507号(代理人整理番号1725.173US01)、2003年9月5日に出願された、「モバイル要求リセットのためのシステムおよび方法」という名称の米国仮特許出願第60/500,515号(代理人整理番号1725.162US01)、2003年9月5日に出願された、「セルラーリユースに伴う隣接チャンネル操作を最適化するためのシステムおよび方法」という名称の米国仮特許出願第60/500,504号(代理人整理番号1725.160US01)、2003年9月5日に出願された、「同期式データリカバリシステム」という名称の米国仮特許出願第60/500,479号(代理人整理番号1725.156US01)、2003年9月5日に出願された、「自動計器読み取りシステムにおけるデータ通信プロトコル」という名称の米国仮特許出願第60/500,550号(代理人整理番号1725.161US01)、2003年9月5日に出願された、「需要計器読み取りシステムにおける要素などに関するソフトウェアダウンロードの同調および制御」という名称の米国特許出願第10/655,760号(代理人整理番号10145−8011.US00)および2003年9月5日に出願された、「電気・ガス・水道データなどに関するフィールドデータ収集および処理システム」という名称の米国特許出願第10/655,759号(代理人整理番号10145−8012.US00)に関連するものであり、これらは本件出願において引用して援用されるものである。
(発明の分野)
本発明は、自動計器読み取りシステムに関し、より具体的には自動計器読み取りシステムにおけるエンドポイントからリーダへのホッピングに用いられる通信プロトコルに関するものである。
現行の自動計器読み取り(AMR)システムは、計器から得られる情報によって大きく制限される。一般に、AMRシステムにはリーダと計器に接続されたエンドポイントとが含まれる。典型的なシステムにおいて、エンドポイントが計器から消費量に関する計測値を得て数秒毎にバブルアップし、無線周波数信号を用いてこの消費量に関する計測値をリーダに送信する。あるいは、エンドポイントはリーダからそのエンドポイントがリーダに対して消費量に関する計測値を送信するように促すウェイクアップトーンを受信する。
この設定によって得られるものは計器からの単一の消費量に関する計測値のみであって、この計測値は、製造時において当初エンドポイントに対してプログラムされた計器記録の類に基づくものである。
したがって、計器とエンドポイントとが提供し得る情報に対してよりよくアクセスでき、これをよりよく制御することをシステムユーザに対して可能にするAMRシステムが求められている。
本願発明は、自動計器読み取り(AMR)システムにおいてエンドポイントとリーダとの間において用いられるデータ通信プロトコルに関するものである。この通信プロトコルによって、リーダはエンドポイントと会話をして計器に対して何をすべきか伝えることが可能となり、計器を再設定することが可能となり、エンドポイントに対して計器を再設定するように伝えることが可能となり、特定の応答を要求することが可能となり、エンドポイントに対してエンドポイントと計器との両方における特定の値を再プログラムするように伝えることが可能となり、エンドポイントが計器から特定の情報を得るように要求することが可能となり、またそれをエンドポイントに返信してさらにリーダに返信することなどが可能となる。
本願発明における好ましい実施例において、自動計器読み取り(AMR)システムは、固定式あるいはモバイル式リーダおよびエンドポイントとを含むものである。エンドポイントは、需要計器に対して接続されており、固定式あるいはモバイル式リーダは、このエンドポイントと無線周波数通信によって通信を行うことが可能である。このシステムにおいて、固定式あるいはモバイル式リーダは、応答モード指令を含むメッセージをエンドポイントに対して送信し、このリーダからの応答モード指令によって、モバイル式ネットワークモードあるいは固定式ネットワークモードにおいて応答すべきかがエンドポイントに対して伝えられる。
本願発明の別の実施例において、一方向通信であろうと双方向通信であろうと、リーダはエンドポイントと通信する際に単一の無線周波数通信プロトコルを用いる。本願発明のさらに別の実施例において、エンドポイントとリーダとの間の無線周波数通信は、リーダからエンドポイントへと外向きに発信されるすべての通信がマンチェスター符号化されたものであるか、あるいは非ゼロ復帰データとして送信されるかを指令するデータリンク層を用いる通信プロトコルを用いることによって実施される。本願発明におけるさらに別の実施例において、通信プロトコルは、リーダとエンドポイントとの間で通信されるすべてのデータに対してスロット制御を行うトランスポート層を有するものである。本願発明におけるさらに別の実施例において、通信プロトコルは、リーダとエンドポイントとの間の通信のためにコマンドおよび制御フレームを用いる。本願発明におけるさらに別の実施例において、複数のリーダおよびエンドポイントが備えられる。各リーダは、これらリーダのうち少なくとも1つに対して制御フレームを提供するように時間内に準同期化される。
本願発明は、自動計器読み取り(AMR)システムにおけるデータ通信プロトコルに関するものである。このプロトコルは、固定式およびモバイル式計器読み取りシステムのいずれにおいても一方向および双方向の両方を実現するために柔軟かつ拡張可能であるように設計されている。
(I. システムの構成要素)
図1において示されている、本願発明において用いられるAMRシステム100において、各構成要素は、一般的に電気用計器102、ガス用計器104および水道用計器106を含む(しかしながらこれらに限定されるものではない)複数のテレメトリー手段を含む。各計器は、電気駆動式あるいは電池駆動式であり得る。このシステムは、さらに複数のエンドポイント108を含み、それぞれがひとつの計器に対応してそれに接続されている。各エンドポイント108は、例えばItron社製ERTなどの無線受信機/送信機を内蔵することが好ましい。このシステムはさらに、固定式あるいはモバイル式のいずれである、1つ以上のリーダを備えており、図1において図示されるのは:(1)例えばItron製オフサイト計器読み取りシステムにおいて用いられるような、モバイル式である手持ちリーダ110、(2)Itron製モバイル式AMRシステムにおいて用いられるような、モバイル式である車両搭載型リーダ112、(3)セル中心制御ユニット(CCU)およびネットワーク制御ノード(NCN)のさらに別の構成要素を用いるItron製固定式ネットワークAMRシステムなどの固定式無線通信ネットワーク114、および(4)コンセントレータによる無線通信と一般加入電話網による電話通信との両方を用いるItron製マイクロネットワークAMRシステムなどの固定式マイクロネットワークである。もちろん、本発明の精神あるいは範囲を逸脱することなく、他の種類のリーダを用いることも可能である。さらにAMRシステム100に含まれるのは、電波中継局であるホストコンピュータ118である。このホストコンピュータには、計測値データの収集を管理してこれらデータを需要側あるいは供給側請求システム120に転送するのに役立つソフトウェアが含まれるものである。
このAMRシステム100およびデータプロトコルは、一方向式計器読み取りと双方向式計器読み取りのいずれにおいても利用可能である。一方向式計器読み取りシステムにおいて、リーダはエンドポイントから非同期的に送信されるメッセージに対して傾聴することが可能であるのに対して、双方向式計器読み取りシステムにおいて、リーダはエンドポイントと通信してエンドポイントに対して指令を送り、またエンドポイントがリーダに対して応答することも可能となる。
(II. システムプロトコル)
本願発明の通信プロトコルについて、北アメリカにおいて用いられ得る1430 MHz帯域に関連して説明するものの、本願発明の精神あるいは範囲から逸脱することなく、適当な形で他の無線周波数帯域を用いることが可能であることを理解されたい。また本願発明の通信プロトコルは、(1)物理層、(2)データリンク層、(3)ネットワーク層、(4)トランスポート層、(5)セッション層、(6)プレゼンテーション層および(7)アプリケーション層とを含む、国際標準化機構のオープンシステムインターコネクション(OSI)プロトコルスタックに関連しても説明される。
(II.A. システムプロトコル ― 物理層)
物理層は、通信の物理的特性を表すものである。この層は、ネットワークを介してビットストリームを電気的および機械的レベルにおいて伝播する。これによってキャリアを通じてデータを送受信するための手段をハードウェアに提供するものである。リーダの物理層特性は、図2において見受けられ、これにおいて(1)操作モード、(2)周波数帯域、(3)チャネル帯域幅、(4)モジュレーションスキーム、(5)偏差、(6)符号化、(7)ビットレート、(8)周波数安定性、(9)最低受信感度、(10)送信出力、(11)プリアンブル長、および(12)転送モードとが与えられている。
第1のデータ転送速度および第2のデータ転送速度における、双方向式AMRシステムにおけるエンドポイントのための物理層特性がそれぞれ図3Aおよび図3Bにおいて表に示されている。これらの特性として、(1)操作モード、(2)周波数帯域、(3)チャネル帯域幅、(4)モジュレーションスキーム、(5)偏差、(6)符号化、(7)ビットレート、(8)周波数安定性、(9)最低受信感度、(10)最低プリアンブル長、および(11)製造デフォルト周波数とが含まれる。一方向式AMRシステムにおけるエンドポイントのための物理層特性が同様に図4における表に示されている。しかしながら、本願発明の精神あるいは範囲から逸脱することなく、適当な形で他の物理層特性を用いることが可能であることを理解されたい。
(II.B. システムプロトコル − データリンク層)
このデータリンク層は、どのようにしてパケットが物理層を介して送信されるかを特定するものであり、フレーミング、すなわちパケットの最初と最後とをマークするビットパターンをも含むものである。この層により、物理レベルにおける同期化が得られる。これによって、送信プロトコルに関する知識と管理とが提供されるものである。当該データ通信プロトコルにおいて、すべての外向きのデータ送信、すなわちリーダの中央無線局からエンドポイントに向けてのすべての通信は、保証された転移中央ビットを用いてマンチェスター符号化されて、各データビットはann(バー)として符号化される(マンチェスター符号化構造については図5を参照のこと)。エンドポイントからの内向きの送信は、外向きの通信同様、マンチェスター符号化されたデータとして、あるいはNRZ(非ゼロ復帰)データとして送信される。この選択は、コマンドおよび制御フレームにおけるMCHフラグの値に基づいている。
このデータリンク層は、カウントダウンタイマを備える。このカウントダウンタイマは、タイマビットを表すのにシーケンス反転変調を用いる。各システムには、10ビット擬似ノイズ(pn)シーケンスが割り当てられている(有効なシーケンスについては下記の表1を参照のこと)。このデータストリームにおけるシーケンスは、タイマビット値0を表し、このデータストリームにおけるシーケンスの反転は、タイマビット値1を表す。タイマ値は、10タイマビットあるいは100データビットから構成されている。カウントダウンタイマは、1023あるいは1111111111の2進法から始まり、順番にゼロへとカウントしてすべてのタイマビットをシステムPNシーケンスあるいはその反転へと符号化する。トータルカウンタ時間は、102400/r(単位:秒)であり、ここにおけるrは、ビットレート(毎秒ビット)である。図6において、シーケンス反転変調カウントダウンイマの一例が示されている。
表1: PNシーケンス
Figure 2005086814
すべての内向きのパケット送信には、24ビットあるいは25ビットからなるプリアンブルが先行し、プリアンブル、長さあるいは長さ_バーバイトを除くすべてのヘッダ情報を含む16ビットCRCコードが最後に添付される。CRC多項式は、0×1021である。CRC初期値は、0×0000である。CRC処理は、最初に最重要バイト(MSB)から実施されて、最終チェックサムは反転されない。
(II.C. システムプロトコル − ネットワーク層)
ネットワーク層は、パケットがどのようにして発信元ネットワークから送付先ネットワークへとたどり着くかを特定するものである。この層は、データのルーティング(外向きの通信については正しい送付先へと正しい方向に送信し、入ってくる通信についてはパケットレベルにおいて受信すること)を実施する。ネットワーク層は、ルーティングと転送とを実施する。当該データ通信プロトコルにおいて、ネットワーク層の機能性は電気式エンドポイントにおいてのみ実行される、すなわち電池駆動式エンドポイント、あるいは変換装置またはリピーターとして機能するエンドポイントにおいては用いられない。この層は、データを転送するために必要なリーダと任意のエンドポイントとの間に発生する必要があるホッピング機能を制御するものである。このホッピングプロトコルは、Itron製AMRシステムにおいて現在使用されているため、ここにおいては詳述しない。
(II.D. システムプロトコル − トランスポート層)
トランスポート層は、例えば信頼性(「データが送付先に到着したか否か」)に関する問題を解消するために用いられ、データが正しい順番に到着することを実現するものである。この層は、エンド・トゥ・エンド制御(例えば、すべてのパケットが到着したか否かを決定する、など)とエラーチェックを管理する。さらに完全なデータ送信を実現するものである。当該データ通信プロトコルにおいて、スロット制御がトランスポート層において実施される。これにはスロット割り当て、タイミング、さらには必要なパケット化とが含まれる。図7においてパケット構造が詳述されている。メッセージ、メッセージタイプおよびフラグをプレゼンテーション層から受け取り、適当なサイズのパケットへと分割される。各パケットにはエンドポイントID、フラグ、メッセージタイプ、エンドポイントタイプおよびパケット長によってスタートされる。パケット長は、ヘッダ情報を除くメッセージそのもののバイト数を表す。ひとつのパケットにおいて254バイト以上必要とされる場合、長さフィールドの値は0×FFに設定され、メッセージ構造の実際の長さはバイト14(上位バイト)および15(下位バイト)に設定されてメッセージのバイトがその後に続く。すべてのパケットは、メッセージにおいて整数である数のバイトを含む必要がある。
メッセージの一部として用いられる場合、パケット数バイトは、表2において示されるように設定され、最初の4ビットがメッセージにおける総パケット数を、また最後の4ビットがパケット番号を構成するものである。

表2 パケット番号
Figure 2005086814
フラグバイトは、表3において示されるように設定される。最初の2ビットは未使用で、最後の2ビットがエンコーダ番号(複数エンコーダユニットの場合)を表すものであって、00=エンコーダ0、01=エンコーダ1、10=エンコーダ2および11=エンコーダ3である。5番目のビットは、現在進行中のイベントの状態を表すものであり、0=進行中のイベントがない場合、1=進行中のイベントがある場合を表す。6番目のビットは、セキュリティビットを表すものであり、0=セキュリティが無効である場合、1=セキュリティが有効である場合を表す。7番目のビットは、リレービットを表すものであり、0=元のエンドポイントからのメッセージである場合、1=リレーを介したメッセージである場合を表す。8番目のビットは、再送ビットを表すものであり、0=パケット送信における最初の試みである場合、1=再送である場合である。

表3 フラグ
Figure 2005086814
システムにおけるある種のエンドポイントは、一方向式固定ネットワークに適応した場合、より高い出力レベルにおいて不定期な(一日数回)固定フォーマットメッセージを送信するというオプションを有する。このメッセージは、表8において示されるように独自の構造を有している。この場合のカスタムパケットは、送信に先立ってBCH符号化されている(255,139,15)。符号化多項式は、
0×4614071320601755615707227302474535674458である。複数エンコーダエンドポイントパケットについて、このパケットは各々のエンコーダについて生成されて送信される。高出力パルスデータパケット構造のためのフラグは、以下の表4において示されているように設定される。最初の4ビットは未使用であり、5番目と6番目のビットがエンコーダ番号を表すものであって、00=エンコーダ0、01=エンコーダ1、10=エンコーダ2および11=エンコーダ3である。7番目のビットは、リレービットを表すものであり、0=元のエンドポイントからのメッセージである場合、1=リレーを介したメッセージである場合を表す。8番目のビットは、エラーコードを表すものであって、重要なエンドポイントエラーが発生したことを示すものである。

表4. フラグ
Figure 2005086814

各エンドポイントは、前述の固定フォーマットメッセージに代えて、あらかじめプログラムされたメッセージタイプを送信するように設定されていてもよい。
(II.E.システムプロトコル − セッション層)
セッション層は、各端末におけるアプリケーション間の会話、交換およびダイアログを設定、調整および停止するものである。これは、セッションおよびコネクション調整を実施するものである。当該データ通信プロトコルにおいて、セッション層は、一般にリーダからエンドポイントに対して送信されるコマンドおよび制御フレームを構成するものである。
(II.E.i.システムプロトコル − セッション層/双方向コマンドおよび制御)
コマンドおよび制御フレームは、個別あるいはグループ単位における双方向式エンドポイントに対してコマンドを与えるために用いられる。さらにエンドポイントにおけるリアルタイムクロックを再調整するのにも役立つ。図9Aにおいて、双方向通信におけるコマンドおよび制御フレームが図示されている。図示されているように、コマンドおよび制御フレームには、フレーム内における3つの「P」フィールドにて示されるように、24ビットプリアンブルが先立つものである。最初の16ビットは、交互のパターンAAAAhであることが好ましく、クロックのリカバリのために用いられる。最後の8ビットは、フレームおよびタイミング同調のために用いられる。
コマンドおよび制御フレームのフィールド「0」は、システム認証(ID)を表すものである。各システムには8ビットID値が付与され、これがエンドポイントにおいて保存されて地理的に近い範囲内にある、異なるシステムを区別する。これらエンドポイントは、自身のシステムからのコマンドあるいはIDナンバー、正しいセキュリティパスワード、およびフィールド「0」が0×00であることによって特定してアドレスされたコマンドに対して応答するように設定されている。このシステムIDは、後述されるセルIDとほとんど同一である。しかしながら、システムIDが普遍的であるのに対してセルIDは局地的である。すなわち一つのシステムにおける複数のセルが、同一のシステムIDを有することはあってもセルIDはそれぞれ異なる。
コマンド(および)制御フレームにおけるフィールド「1」は、フレームIDを表す。システムにおける各リーダにはフレームIDが付与されて、ウェイクアップシーケンスにおける位置に基づいて使用される。ウェイクアップシーケンスにおける位置は、任意のシステムにおいて用いられる周波数リユースパターンに直接関連する。前述のとおり、表1はフレームIDがチャネルに関連するものであり、チャネルはセルリユース率に関連するものである。
コマンドおよび制御フレームにおけるフィールド「2」は、セルIDを表す。各セルには8ビットID値が付与され、これがエンドポイントにおいて保存されて地理的に近い範囲内にある、異なるシステムを区別する。
コマンドおよび制御フレームにおけるフィールド「3」乃至「6」は、UTC(協定世界時)として定義されるRTCであり、これはグリニッジ標準時1970年1月1日における午前零時(00:00:00)からの秒数を表す32ビット値である。
フィールド「7」はコマンドフラグ「1」のフィールドであり、最初の三ビットは表5にあるとおり、スロット長を定義している。

表5. スロット長
Figure 2005086814
4番目のビットは、フォワードエラーコレクションビットであって、0=フォワードエラーコレクションなしの場合であり、1=フォワードエラーコレクション・オールレスポンスの場合である。5番目のビットは、スロットモードを表すものであって、0=コマンドに対して準ランダムスロットにて応答する場合(スロット化ALOHA)であって、1=コマンドに対して定義されたスロットにて応答する場合である。フィールド「7」における6番目のビットは、データタイプを定義づけるものであって、0=エンドポイントからの非ゼロ復帰応答である場合であって、1=エンドポイントからマンチェスター符号化されている場合である。フィールド「7」における7番目と8番目のビットは、コマンドターゲットを表し、00=全セル、01=EPID_HIにて定義されるグループ(フィールド「12」)、10=EPID_LOにて定義されるグループ(フィールド「15」)、11=(HI/LOを含む)EPIDに定義されるエンドポイントであって、フィールド「12」乃至「15」である。単独のエンドポイント通信において、コマンドターゲット(TGT)は11に設定され、エンドポイントは、このフレームとエンドポイント応答との間における最低25ミリ秒間にコマンド処理を行った後、直ちに応答する。
コマンドおよび制御フレームにおけるフィールド「8」は、コマンドフラグ「2」のフィールドであって、最初の4ビットが未使用である。5番目と6番目のビットはエンコーダ番号を定義するものであって、00=エンコーダ0、01=エンコーダ1、10=エンコーダ2および11=エンコーダ3である。最後の7番目および8番目のビットは、送信モードを表し、00=送信モード1であり、すなわちモバイル式の応答が必要な場合であって、01=送信モード2、すなわち固定式ネットワークの応答が必要な場合であって、また10/11は未使用である。後述のV章も参照のこと。
コマンドおよび制御フレームにおけるフィールド「9」は、スロットオフセットを表す。このスロットオフセットは、複数パケットメッセージにおけるパケット間のスロット番号を定義するものである。例えば、エンドポイントにおける初期スロット番号が50であってスロットオフセットが120である場合、3パケットメッセージがスロット50、170および290において送信される。
コマンドおよび制御フレームにおけるフィールド「10」および「11」は、最初の非請求メッセージを表す。具体的に、これらは非請求メッセージ(UM)が始まるスロット番号を定義するものである。いかなるUMがセル読み取りの間に生成された場合、ここで定義されたスロットの後、準ランダム的に選択されたスロットにて報告される。このフィールドの値が0×0000である場合、エンドポイントから非請求メッセージは送信されない。
コマンドおよび制御フレームにおけるフィールド「12」乃至「15」は、リーダが通信したいと思うエンドポイントのエンドポイントIDを提供するものである。
フィールド「16」と「17」は、セキュリティフィールドであって、プレゼンテーション層との関連において後述される。
フィールド「18」は、コマンドセットを定義するものである。コマンドは2つのグループに分類される:(1)普遍的なものと、(2)タイプに特有なものである。普遍的なコマンドには0乃至63の番号が与えられ、すべてのシステムエンドポイントに対して適用され得る。タイプに特有なコマンドには64乃至255の番号が与えられ、以下の表6におけるコマンドセットフィールドの下位ニブルに応じて変化するものである。

表6. コマンドセット
Figure 2005086814
コマンドおよび制御フレームにおけるフィールド「19」乃至「21」は、コマンドおよびコマンドボディを定義するものである。具体的には、フィールド「19」の8つのコマンドビットはコマンドタイプを示すものであって、0乃至63番は普遍的なコマンドであり、64乃至255はタイプに特有なコマンドである。フィールド「20」および「21」は、16ビットを表し、コマンドタイプを実行するのに必要なデータが与えられている。図10および11における表において、本願発明のシステムにおいて可能なコマンドタイプとコマンドボディとが示されている。普遍的なコマンド(図10)を参照するに、当該システムは(1)状態をレポートすること、(2)システム番号を新しいシステム番号に変更すること、(3)グループ番号を新しいグループ番号に変更すること、(4)システムスロット番号を新しいシステムスロット番号に変更すること、(5)セルIDを新しいセルIDに変更すること、(6)スロット番号をレポートすること、(7)認証されたデータのパケットを再送すること、(8)受信機のバブルアップ期間を設定すること、(9)バブルアップチャネルを設定すること、(10)バブルアップ時間を設定すること、(11)送信出力を設定すること、および(12)チャネル周波数を設定することなどを実施し得るものの、これらに限定されるものではないことが理解され得る。
タイプに特有なコマンド(図11)を参照するに、数多くのその他のコマンドが利用可能であって、これらには(1)消費量データをレポートすること、(2)使用時間(TOU)データをレポートすること、(3)ロギングデータをレポートすること、(4)温度をレポートすること、(5)改ざんデータをレポートすること、(6)設定フラグを設定すること、(7)消費量を初期化すること、(8)イベントサマリーをレポートすること、(9)エンドポイントにおける診断チェックを実施すること、あるいは(10)メモリ内容をレポートすることなどが含まれるものの、これらに限定されるものではない。
コマンドおよび制御フレームのフィールド「22」および「23」は、エンドポイントの応答周波数を指定するものである。この応答周波数は、16ビットフラグとして設定され、エンドポイントのための有効な応答周波数を識別する。例えば、応答周波数が0×00C1の値である場合(ビット7、6、0が設定されている場合)、このエンドポイントはチャネル7、チャネル6あるいはチャネル0にて応答することが可能である。
フィールド「24」は、後の使用のために未使用とされている。
フィールド「25」は、拡張された制御フレームの長さをバイトで表したものである。0の値は、拡張フレームが存在しないことを表す。
コマンドおよび制御フレームのフィールド「26」および「27」は、巡回冗長検査(CRC)を表すものである。具体的には、フィールド「26」および「27」は、16ビットCRCを表すものである。このCRCは、0×1021で与えられる多項式であることが好ましい。CRCの初期値は0×0000である。このCRC処理は、最初に最重要ビット(MSB)から実行されて、最終チェックサムは反転されない。
(II.E.ii.システムプロトコル − セッション層/一方向コマンドおよび制御)
簡素化を目的として、一方向装置は図9Bにおいて示されるプログラムフレームを使用することを選択する場合がある。このコマンドおよびコマンドボディバイトは、双方向装置との関連において説明されたものと類似している。コマンド数のためのバイトは、このフレームにおいて続くコマンドの総数を表し、その最大値は8である。コマンドフラグは、下記の表7において図示されている。最初の2ビットが送信モードを表し、00=送信モード0、また01=送信モード1であって、10/11は未使用である。3番目のビットは、データロギングを表し、0=データロギングが無効である場合、1=データロギングが有効である場合である。4番目のビットは、フォワードエラーコレクションを表し、0=応答に対してフォワードエラーコレクションを無効にする場合、1=応答に対してフォワードエラーコレクションを有効にする場合を表す。5番目および6番目のビットは、モードセットを表し、00=ストックモード、01=テストモード、10=未使用モード、11=通常モードである。7番目と8番目のビットは、未使用である。

表7. コマンドフラグ
Figure 2005086814
(II.E.iii. システムプロトコル−セッション層/特別コマンド−チャネル周波数)
コマンドおよび制御フレームにおけるコマンドのうち特定のものについて以下に詳述する。例えば、コマンド33は、設定チャネル周波数である。システムエンドポイントの各々は、最大16チャネルをサポートしており、これらは個々に設定される。これらは連続するチャネルであってもなくてもよい。チャネルのナンバリングは、周波数帯域に基づいて異なる。例えば、本願発明の実施様態において、1427−1432MHz帯域は、6.25kHz周波数チャネルに分割されて、周波数チャネル0が1427.000MHzに中心を持ち、周波数チャネル1が1427.00625MHzに中心を持つ、などとなる。エンドポイントチャネル15が480の値にプログラムされている場合、このエンドポイントの受信機は常に1427.000(+.00625*480)=1430.000MHzにて作動する。これを別の周波数帯域に拡張させることも可能である。例えば、433−435MHz帯域は、25kHz周波数チャネルに分割されて、周波数チャネル0が433.000MHzに中心を持ち、周波数チャネル1が433.025MHzに中心を持つ、などとなる。
設定チャネル周波数コマンドのコマンドボディは、以下の表8に詳述されている。

表8. コマンドボディ/チャネル周波数
Figure 2005086814
個々の周波数は、プログラムされるチャネル(1−15)を上位ニブルから、周波数を下位の12ビットの中から選択することによってエンドポイントに対してプログラムされる。エンドポイントチャネル0は、製造デフォルト周波数であり、編集され得ないことが好ましい。エンドポイント15は、受信機の周波数である。その周波数は、製造時におけるチャネル0のものと同じ周波数に初期化され、インストール前あるいはインストール時にプログラムされることが好ましい。エンドポイントチャネルの用法は、以下の表9に示されている。

表9. エンドポイントチャネルの用法
Figure 2005086814
設定フラグコマンド、すなわちコマンド90、91および92は、エンドポイントにおける各フラグを設定するために使用される。各フラグコマンドは、以下に示すように8ビットフラグマスクと8ビットフラグとを含むものである(設定フラグ1コマンドボディ)。

表10. フラグマスク
Figure 2005086814
表11. フラグ
Figure 2005086814
フラグマスクフィールドは、このコマンドによって変形されるフラグを決定する。任意のビット位置における「1」は、フラグフィールドにおける関連する値が変形されるべきであることを意味する。例えば、0×17の値(4,2,1および0のビットは上位である)は、フラグフィールドにおける値であるビット4,2,1および0がエンドポイントにおける関連するフラグに書き込まれなければならないことを意味する。表7におけるフラグフィールドに関していえば、最初の3ビットが将来の成長を見越して未使用となっているのに対して、4番目のビットであるT×Bは、エンドポイントが送信バブルアップモードにあるかどうかを決定し、5番目のビットであるUMCが非請求メッセージチャネルを定義するものであって、すなわちUMC=0であるならUMをチャネル14にて送信する場合、UMC=1ならUMをチャネル15にて送信する場合である。フラグフィールドにおける6番目のビットは、固定式ネットワークモードを定義するものであって、0=の場合、このエンドポイントはモバイル式/手持ち式モードでのみ機能する場合であって、1=の場合、このエンドポイントはモバイル式/手持ち式/固定式ネットワークモードにて機能する場合である。フラグフィールドの7番目のビットは、フォワードエラーコレクションを定義するものであって、0=の場合、高出力パルスにフォワードエラーコレクションが適用されない場合であって、1=高出力パルスにフォワードエラーコレクションが適用される場合である。フラグフィールドの8番目のビットは、マルチプルメッセージインテグレーションを定義するものであって、0=の場合、高出力パルスにマルチプルメッセージインテグレーションが適用されない場合であって、1=の場合、高出力パルスにマルチプルメッセージインテグレーションが適用される場合である。
(II.E.iv システムプロトコル−セッション層/特別コマンド−テストコマンド)
現在のデータ通信プロトコルは、システムのテストおよび分析に用いられる、少なくとも2つのコマンドを備える。第1のコマンドは、コマンド210、すなわちUM(非請求メッセージ)を生成する場合である。このコマンドによって自動的にコマンドおよび制御フレームの対象とされるすべてのエンドポイントにおいて非請求メッセージを生成する。これによってエンドポイントによってサポートされる、最も低い番号のUMを生成する。第2のコマンドは、コマンド211、すなわちスクリーミング・バイキング・モードに入る場合である。このスクリーミング・バイキング・モードは、一定の送信モードであって、テストのためにのみ用いられるものである。このコマンドが受信されると、エンドポイントはコマンドにおいて定められた数分間に、そのIDを繰り返し送信する。0の値が送信されると、このモードは15秒間有効となる。
(II.E.v.システムプロトコル−セッション層/特別コマンド−拡張コマンド)
データ通信プロトコルのコマンド48,49,50および51は、コマンドおよび制御フレームの拡張として実行される。この拡張コマンドは、同じ送信セッションにおけるコマンドおよび制御フレームのすぐ後に続く。コマンド48は、複数非グループ化エンドポイントコマンドである。システムが特定のエンドポイント群に対してコマンドを発して特定のススロットへとベクトルする必要がある場合、コマンド48が発せられる。中央無線局はその後これらエンドポイントに対してコマンドを図12において示されるように発する。このコマンドは、最大16の特定のエンドポイントに対して向けられるために用いられ得る。パケット長は、このメッセージの対象となるエンドポイントの数を表すものである。なお、コマンド48は、セキュリティパスワードを必要とするコマンドに対しては使用され得ない。コマンド48の構造により、8バイトプリアンブルを表すものであって、それぞれのエンドポイントのための0×AAAA、AAAA AAAA AA96の値と、長さと、エンドポイントIDとコマンドボディと各エンドポイントの応答バイトとを有している。この応答バイトは、以下の表12において図示されている。

表12. 応答バイト
Figure 2005086814
この応答バイトは、最初の4つのバイトを未使用として最後の4つのバイトを用いて応答周波数ニブルを定義する。具体的には、これら4つのビットフラグは、エンドポイントが予めプログラムされたチャネルのうちどれに応答すべきかを定義するものである。CHN=0000である場合は、元のコマンドおよび制御フレームからの応答周波数バイトを用いる場合である。コマンド48の構造は、前述のCRCをも含むものである。
コマンド49、すなわちベクトル・アンド・リッスンフレームは、中央無線局あるいはリーダがエンドポイントに対して任意のデータブロックをダウンロードする必要がある場合に発せられる。このコマンドを受け取ると、エンドポイントは図13において示されるようにデータフレームを受け取る。このコマンドは、各エンドポイントがそれぞれアドレスされている場合(すなわちTGT=11)にのみ有効である。このデータはエンドポイントのタイプに特有である。なお、ベクトル・アンド・リッスンフレームは、0×AAAA、AAAA AAAA AA96の値を有する8バイトプリアンブルを含むものである。さらにパケット長は、ヘッダ情報を除くメッセージそのものにおけるバイト数を表すものであり、CRCがメッセージボディにおけるすべてのバイトを計算したものである。
「個々のエンドポイントに対する複数コマンド」というコマンドを表すコマンド50は、中央無線局あるいはリーダが一つの特定のエンドポイントに対して一連のコマンドをダウンロードする必要がある場合に用いられる。このコマンドを受け取ると、エンドポイントは図14において示されるデータフレームを受け取る。このコマンドは、各エンドポイントがそれぞれアドレスされている場合(すなわちTGT=11)にのみ有効である。この構造を用いて最大24のコマンドをエンドポイントに対して発することが可能である。なお、パケット長は、この構造内において発せられ得るコマンド数を表すものである。
「拡張フレーム・モバイル・リード」コマンドであるコマンド51は、拡張フレームと照会された応答スロットとの間にスロット化ALOHA期間が存在する、複数非グループ化エンドポイントコマンド構造を用いる。このコマンドを認識したすべてのエンドポイントが応答する。拡張フレームによってアドレスされたものの中にそのエンドポイントがある場合、16スロット分オフセットされてコマンドに従って応答する。エンドポイントが特別にアドレスされていない場合、プログラムされたデフォルトメッセージを用いてスロット化ALOHAセクションにおいて応答する。
(II.F.システムプロトコル ― プレゼンテーション層)
通常はオペレーションシステムの一部であるプレゼンテーション層は、入出力されるデータをあるプレゼンテーションフォーマットから別のものに変換するものであって、シンタックス層と呼ばれることもある。現在のデータ通信プロトコルにおいて、プレゼンテーション層は、データセキュリティと必要なデータの圧縮・解凍を扱うものである。
データセキュリティは、顧客によって有効あるいは無効にされ得る、簡単な2レベル式プロトコルであることが好ましい。レベル1は、通常データの転送のための簡単な暗号化を提供するものであって、レベル2は、オーソライズされていないユーザがエンドポイントのパラメータを変更することを防止するためにエンドポイントに対して書き込みセキュリティを提供するものである。
レベル1は、エンドポイントから電波中継局へと伝達される、通常データのために使用されることを意図されている。すべてのデータは、シンプルな8ビットXORマスクを用いて暗号化される。レベル1のセキュリティによってフラグおよび暗号化をマスクすることが可能となりレベル2のパラメータ書き込みによって編集可能である。XORマスクのための製造デフォルトは、シリアル番号の最後の8ビットである。レベル1のセキュリティはメッセージそのもののみに適用されるものであって、EPID、フラグあるいはメッセージタイプに適用されるものではない。レベル1のセキュリティは、マスク値を0に設定することによって無効にすることが可能である。
レベル2のセキュリティは、エンドポイントのパラメータを変更するために電波中継局のコマンドに対して使用されることを意図されている。操作、セキュリティおよび再プログラムに関するパラメータの変更を含むものである。レベル2の機能は独立式であって、レベル1の機能が有効な状態であってもそうでなくても適用され得るものである。各エンドポイントは、16ビットパスワードを有する。このパスワードは、インストール時において最初に定義され、有効なレベル2コマンドによって編集することが可能である。すべての書き込みコマンドは、エンドポイントによって有効であるとみなされる、現行のパスワードを含まねばならない。セキュリティを強化するために、レベル1の機能がアクティブである場合、レベル1の暗号化マスクをパスワードに対して適用することが可能である。パケットデータについて圧縮は実施されない。
(II.G.システムプロトコル ― アプリケーション層)
アプリケーション層は、通信パートナーが識別され、サービスの質が識別され、ユーザ認証とプライバシーが検討されてデータシンタックスに関するすべての制約が識別される層である(この層は、アプリケーションのうち、いくつかのアプリケーション層の機能を実施するものもあるものの、アプリケーションそのものではない)。当該データ通信プロトコルにおいて、エンドポイントのアプリケーション層は、アプリケーションプログラムインターフェース(API)との関連において用いられる。プレゼンテーション層によってデータが要求された場合、アプリケーション層はAPIを介してその処理を実行して要求されたメッセージに一つの8ビット値とともに単一のブロックとして返送する。この値は、メッセージタイプを表すものである。
(III. システムオペレーション)
本願発明における1430MHzにおける双方向AMRシステムは、5つの連続する無線周波数チャネルにおいてもっとも効率的に作動するように指定されている。これによって、エンドポイントにおいてより安価で(広い)受信機セクションを使用しながらも、連邦通信委員会指令の最大50kHzの送信スペクトルを維持することが可能である。すべての装置、エンドポイントおよびリーダにおける送信スペクトルは、送信時において50kHzあるいはそれ以下の帯域幅を維持しなければならない。リーダにおける受信機もまた、該当するチャネルに対する良好な選択性を有することが必要である。エンドポイントの受信機は、主にエンドポイントの費用を低減することを目的として、より広い受信帯域幅を受け入れることが可能である。
システムに対して割り当てられた250kHzのスペクトルを観察するためには図15を参照せよ。図示されているように、このスペクトルは5つの50kHzチャネルに分割されている。中央チャネル、すなわちチャネル3は、システム100のための制御チャネルとして指定されている。すべてのエンドポイント106は、このチャネルにおいて傾聴する。こうして、各リーダが外向きの送信に関して準同期化されている場合、この中央チャネルアプローチによって各エンドポイントがより広い受信帯域幅を使用しながらも通常問題となる干渉を避けることが可能となる(同期化については後述する)。図15における図では、帯域幅の違いが表示されている。リーダの選択性が良好であるため、各エンドポイントは各セルにおいて異なるチャネルにて応答することが可能となり、同時にシステムにおける最大データスループットが可能となる(セルのリユースについては後述する)。
適当な無線周波数ASICを用いることにより、この構造における3つの連続するチャネルに低減して2つ以上の大容量のチャネルが帯域に亘って分散してスペクトルアロケーションに関する要求を緩和する。エンドポイントへの干渉保護を低減することによって、別の構成においてまったく別のチャネルモデルを使用することも可能となる。しかしながら、個別チャネルモデルの場合、エンドポイントはさらに別のベースバンドフィルタリングを必要として、特に帯域における高出力部分において作動する場合には、制御チャネルにおいて隣接するチャネルと干渉の影響をわずかに多く受けやすくなる。個別チャネルのオプションによって、複数の外向きチャネルにおいてモバイル式操作が用いられる場合、さらにシステムにおける複数制御チャネルを設けることが可能となる。個別チャネルモデルを使用する場合、5チャネルブロックにおけるチャネル2および4は、制御信号のために用いられる。
単一の制御チャネルを持つシステムにおいてセル対セルの干渉を緩和するために、各リーダは、後述される制御フレームがオーバーラップしないように時間基準にて同期化されねばならない。連続的な制御フレーム間に「デッドタイム」を追加することによって、各受信機は、完全に横並びにあるよりも準同期化され得る。好ましい実施例において、受信機は互いに対して0.5秒内にある準同期化装置となり、これはNTP(ネットワークタイムプロトコル)などのプロトコルによって容易に達成し得る。もちろん、本願発明の精神と範囲とから逸脱することなく他の準同期化時間を用いることも可能である。したがって、リーダにおいてはGPSやその他の高精度タイムベースは不要である。
AMRシステムにおいて、各リーダには、その位置に基づいてウェイクアップシーケンスにおいて使用するためのフレームIDが付与される。ウェイクアップシーケンスにおける位置は、任意のシステムにおいて使用される周波数リユースパターンと直接的に関連する。図16における図のタイミングは、3セルリユースにおける段階的ウェイクアップシーケンスの一例として示されている。図示されるように、これらタイミングは±0.5秒のエンドポイント間におけるクロック精度のためであって、得られる値が±1秒のものだけである場合には、デッドタイムを5に、また公称フレームタイムを22.5秒に延長する必要がある。その他のタイミングはそのままである。リーダにおいてGPSが利用可能である場合、デッドタイムを低減してタイムフレームタイミングを短くすることが可能である。いずれの場合でも、最低デッドタイムが0.5秒であることが好ましい。
図16において示されているように、最初のウェイクアップシーケンスは、T=0の時点において起動される。最初の18.5秒間、ウェイクアップを取得し(SIKカウントダウンタイマ)、次の0.25秒(コマンドおよび制御、フレーム2)が経過して最後の2.5秒はデッドタイムである。タイムラインにおける残りの時間は、応答スロットのためのホールドオフタイムとなっており、フレーム番号*公称フレームタイム、または2*20=40秒のホールドオフタイムとなっている。T=20の時点において、2番目のウェイクアップシーケンスが起動される。同様に、最初の18.5秒間、ウェイクアップを取得し(SIKカウントダウンタイマ)、次の0.25秒(コマンドおよび制御、フレーム1)が経過して最後の2.5秒はデッドタイムである。この場合の応答スロットのためのホールドオフタイムも同様にフレーム番号*公称フレームタイムであって、1*20=20秒のホールドオフタイムとなっている。T=40の時点において、3番目のウェイクアップシーケンスが起動される。同様に、最初の18.5秒間、ウェイクアップを取得し(SIKカウントダウンタイマ)、次の0.25秒(コマンドおよび制御、フレーム0)が経過して最後の2.5秒はデッドタイムである。応答スロットのためのホールドオフタイムは、以下のように計算される:フレーム番号*公称フレームタイム、または、0*20=0秒のホールドオフタイムとなっているので、このセルにおけるスロット0が開始するまでに各エンドポイントは2.5秒与えられるということである。
前述のように、図16における例は、3セルリユースパターンである。しかしながら、この例は、さらに必要に応じてフレームを加えることによってより多いセルのリユース率に対して適用され得る。1430MHzシステムにおいて、推奨される最大のセルリユースは5である。これによって、最初に送信されるセルにおけるホールドオフタイムが100秒となり、エンドポイントがスロットタイミングに対して正確なタイミングを保つために十分に短い時間となる。
システムによって特定されない限り、フレームIDは、以下の表13に基づいて使用されるセルの周波数に関連づけられることが好ましい。

表13. フレームID
Figure 2005086814
システム100におけるスループットを最大限にするために、1430MHz帯域においてセルリユーススキームが採用される。リユース率は、3,4,5,7あるいは9セルパターンであることが好ましい。ディレーを鑑みるとより小さなパターンが好ましいが、フィールドにおける実際のシステムの無線周波数プランニングおよびインストール時に最終選択をすることが好ましい。7および9のパターンは、仮想セルモデルにおいて使用されることが好ましい。リユースパターンについては3セル(ABC)、4セル(ABCD)および5セル(ABCDE)リユースパターンを示す図17,18および19においてそれぞれ示されている。
(IV. モバイル式および手持ち式操作)
モバイル式または手持ち式モードにおいて操作する場合、「デッドタイム」の2.5秒は適用されない。それに代わってコマンドおよび制御フレームの最後プラス25ミリ秒の時点でスロット「0」が出現する。なお、添付された計器を読み取るのにおよび/またはチャージポンプをフル稼働させるために必要な時間のため、すぐに応答すべきであるとされているのにもかかわらずスロット「0」においてエンドポイントは応答する場合もそうでない場合もある。
プログラムモードにおいて、手持ち式制御においてはその感度を最大30dB下げて近接したプログラム距離における過負荷状態を避けるようになっている。手持ち式機器とエンドポイントとは、モバイル式操作モードにおいてはサイト伝播経路のラインにおいて最も接近した場合0.5メートル、最も離れた場合で300メートルほどのプログラム距離において作動せねばならない。
モバイル式操作時において、モバイルがシステム内を移動するにつれて、標準の読み取りサイクルのウェイクアップシーケンス、コマンドおよび制御データおよび受信部分が継続的に繰り返される。このタイミングは、1乃至5秒サイクルの範囲であることが好ましい。図20において5つのチャネルを用いたモバイル操作の概略図が示されている。
コマンドおよび制御フレームは、モバイルを聞き取ることができて正しいシステムIDを有するすべてのエンドポイントからの消費量に関する計測値を求めるグループコール読み取りを含むことが好ましい。エンドポイントは、グループコールに対してランダムなスロットあるいはランダムなチャネルにて応答する。このランダムなチャネルは、コマンドおよび制御フレームにおいて与えられる利用可能なチャネルの一覧から選択される。ランダムなスロットは、フレームのスロット化ALOHA部分における50msスロットのうちの一つである(スロット化ALOHAとは、送信が予め決められたタイムスロット内において開始して終了する必要があるという点を除いて通常ALOHAと同様のランダムアクセススキームである。固定式ネットワークと同様、タイムスロットは、コマンドおよび制御フレームの最後からマークされている)。
リーダが任意のエンドポイントから応答を聞き取った場合、それが範囲内にあることが分かり、次のコマンドおよび制御フレームにおいてエンドポイントに対して特定の応答を要求することができる。このコマンドおよび制御フレームは、通常のコマンドフレームと拡張された制御フレームの両方とを含むことによって、単一のパスにおいて可能な限り多くのエンドポイントに対してモバイルがアクセスし得るようにすることが期待される。モバイルがエンドポイントからの応答を要求した場合、応答が予想されるチャネルおよびタイムスロットとを伝える。これによってMDP式応答において伝達されるより長いメッセージ間の衝突の可能性を最小限にすることが可能である。モバイルサイクルにおいて、モバイル性能を向上させるために、電池式エンドポイントは、通常より高い率においてそれぞれの受信機をバブルアップさせるか、第1のコマンドおよび制御フレームにを同期化することが必要となる場合がある。
バンが最大毎時30マイルにおいて移動している場合、10秒間に440フィート移動する。またそのバンの通信半径は、期待されるパワーレベルと受信機の感度(例えば14 dBm エンドポイントTXパワー、バンにおける感度が−110dB RX、20dBmマージンおよびエンドポイントが5’である場合)を満たすもので、22.6Kチップ/秒のデータ転送速度で作動する1400 MHzのシステムである場合、およそ500フィートとなる。このマージンは、MDPデータパケットが現行のSCM式メッセージに比べてかなり長く、エラーが生じない限り繰り返されないために含まれるものである。低いリトライ率を達成するためには、BERを0.01%にまでカットすることが望ましい。これを通常の条件下において行うためには、さらにマージンを20dB増やす必要があるが、同様の結果を得るためにバンの受信機においてダイバーシティセットアップを用いることが可能である。このためにバンにおいては5から6フィート離れて設置される2つのアンテナと、各チャネルにつき別の受信機復調装置チェーンとが必要となる。複数回繰り返されるSCMデータに関しては、システムはかなり低いマージンにて作動しながらもバンにおける優れた読み取り信頼性を達成することが可能となる。通常の消費量に関するデータを収集する場合、このシステムでは約1200フィートの受信地域半径を得ることが可能である。
図21において、現行のERTからの0dBマージンSCMメッセージと比較した場合の、本願発明における低マージンSCMメッセージと20dBマージンIDRメッセージとの受信地域リングが示されている。
現行のモバイルプロトコルにおいて、各エンドポイントは、平均して約12乃至25秒間バンの範囲内にある。これは、エンドポイントをウェイクアップさせて、それがどれであるかを認識し、送信すべきMDP(モバイルデータパケット=最大250バイトの未加工データ)を要求し、MDPを受信して、場合によっては必要に応じて再度リクエストを行ってプロセスの一部分を得るために適当な時間である。
基本システムにおいて、MDP応答については最大75%利用の5つのチャネルがある。したがって、一秒あたりの有効データ転送速度は42375BPSあるいは5296バイトあるいは一秒当たり21ブロックとなる。このシステムは一計器につき一つのブロックを参照するため、このシステムは一秒あたり21の新しい計器をサポートすることができる。したがってモバイルの公称範囲は500フィートとなる。これにより、最も密集した特定のシステムに関してでも、その時々での範囲における計器は約175となる。バンが30mphにて移動している場合、システムは一秒あたり44フィートの新しい計器を得る。地理的概算において、その結果は一秒あたり新たに12計器ということになる。したがって、システムは、一秒あたり21の新しい計器を処理することができるものの、一秒あたり10乃至12計器の範囲にして行くことができない。したがって、密集したシステムにおいてフルセットのリトライを実施することが可能となる(これによって11.36363KBPSの低いデータ転送速度と最大250バイトMDPとになり、より小さいパケットあるいはより高いデータ転送速度のオプションが可能である場合にはさらに状況はよくなる)。
(V. モバイル式および固定式ネットワークオペレーションにおける応答の最適化)
再プログラミングを行うことなくモバイル式および固定式ネットワークシナリオの両方において作動せねばならないエンドポイントにおける電池効率、範囲および全システムの堅牢性とを最適化するためには、以下の手順を用いるのが好ましい。リーダからの外向きの送信にはエンドポイントの応答モードを指定するフラグが含まれる。応答モードフラグが「モバイル式」である場合、エンドポイントはより低出力(例えば+14dBm)および前述のように動的にランダム化されたスロットにおいて応答する。エンドポイントが「固定式ネットワーク」フラグが設定されていることを認識すると、割り当てられたスロットにてより高出力(例えば+30dBm)にて応答する。このシナリオによる利点は、モバイル式の場合には、リーダは、多くの演算を必要としてすべての範囲内におけるエンドポイントと有効に通信するための通信時間を余計に消費するものであり得る、複数のスロットダイナミック割り当ての問題をかかえることがない。また、エンドポイントにとってはパワーを節約して干渉を低減することが可能となる。これにより、リトライの数を減らしながらより多くのデータを送信し得る性能につながる。固定式ネットワークの場合、高出力モードによってシステムが装置の最大値域を得ることが可能(インフラストラクチャーの費用を低減することが可能)でありながら割り当てられたスロットによって干渉が緩和される。システムの準静止的な性質によって、固定式ネットワークにおいて各スロットが有効に割り当てられる。なお、従来のシステムにおいては、1つあるいは別のモードにおいてのみ作動するようにエンドポイントを静止的にプログラムすることだけが可能であった。よって、従来の手順においては、エンドポイントを再プログラムすることなく混在するモード操作をすることが不可能であった。したがって、本願発明は、モバイル式操作のために低出力操作とダイナミックスロット割り当ての組み合わせであって、固定式ネットワーク用の高出力スロット化操作がすべて外向きのウェイクアップデータにおけるフラグによって制御されているものを提供するものである。送信/応答モードを定義するコマンドおよび制御フレームにおけるフィールド「8」およびビット7,8を参照せよ。
本願発明は、その本質的な特質の精神から逸脱することなく、他の特定の形態において実施され得るものであるため、例示された実施例は、あらゆる意味において例示的であって限定的でないとみなされるべきであり、本発明の範囲を示すものとしては前述の説明ではなく、添付された請求の範囲を参照すべきである。
図1は、本願発明によるデータ通信プロトコルを用いる無線に基づく自動計器読み取りシステムを図示するものである。 図2は、リーダの物理層特性を含む表である。 図3Aは、データ転送速度1におけるエンドポイントの物理層特性を含む表である。 図3Bは、データ転送速度2におけるエンドポイントの物理層特性を含む表である。 図4は、一方向AMRシステムにおけるエンドポイントの物理層特性を含む表である。 図5は、マンチェスター符号化構造を示す図である。 図6は、シーケンス反転変調カウントダウンタイマの一例である。 図7は、データパケット構造を図示するものである。 図8は、高出力パルスデータパケット構造を図示するものである。 図9Aは、双方向コマンドおよび制御フレームを図示するものである。 図9Bは、一方向コマンドおよび制御フレームを図示するものである。 図10Aは、本願発明におけるデータ通信プロトコルのための普遍的なコマンドタイプを含む表である。 図10Bは、本願発明におけるデータ通信プロトコルのための普遍的なコマンドタイプを含む表である。 図11Aは、本願発明におけるデータ通信プロトコルのためのタイプ別のコマンドを含む表である。 図11Bは、本願発明におけるデータ通信プロトコルのためのタイプ別のコマンドを含む表である。 図11Cは、本願発明におけるデータ通信プロトコルのためのタイプ別のコマンドを含む表である。 図11Dは、本願発明におけるデータ通信プロトコルのためのタイプ別のコマンドを含む表である。 図11Eは、本願発明におけるデータ通信プロトコルのためのタイプ別のコマンドを含む表である。 図11Fは、本願発明におけるデータ通信プロトコルのためのタイプ別のコマンドを含む表である。 図12は、データ通信プロトコル「複数非グループ化エンドポイントコマンド」のコマンド48を図示するものである。 図13は、データ通信プロトコル「ベクトル・アンド・リッスンフレーム」のコマンド49を図示するものである。 図14は、データ通信プロトコル「個々のエンドポイントに対する複数のコマンド」のコマンド50を図示するものである。 図15は、システムにおけるチャネルスペクトルの図である。 図16は、3セル・リユースパターンのための段階的なウェイクアップシーケンスのタイミング図の一例である。 図17は、3セル・リユースパターンの一例である。 図18は、4セル・リユースパターンの一例である。 図19は、5セル・リユースパターンの一例である。 図20は、5つのチャネルを用いた当該システムのモバイル式操作を図示するものである。 図21は、受信地域リングを図示するものである。

Claims (25)

  1. 自動計器読み取り(AMR)システムであって、
    固定式またはモバイル式のリーダと、
    需要計器に接続されるエンドポイントであって、前記固定式またはモバイル式のリーダが前記エンドポイントと無線周波数通信によって通信し得るものとを備え、
    前記固定式またはモバイル式のリーダは、前記リーダに対してモバイル式または固定式ネットワークモードのいずれにおいて応答すべきかを前記エンドポイントに対して指示する前記エンドポイントのための応答モード指令を含むメッセージを送信することを特徴とするAMRシステム。
  2. モバイル式応答モード指令は、前記エンドポイントに対して低出力および動的にランダム化されたスロットにおいて前記リーダに対して応答すべきであると指令することを特徴とする、請求項1に記載のAMRシステム。
  3. 固定式応答モード指令は、前記エンドポイントに対して高出力および割り当てられたスロットにおいて前記リーダに対して応答すべきであると指令することを特徴とする、請求項1に記載のAMRシステム。
  4. 固定式応答モード指令は、前記エンドポイントに対して高出力および割り当てられたスロットにおいて前記リーダに対して応答すべきであると指令することを特徴とする、請求項2に記載のAMRシステム。
  5. 自動計器読み取り(AMR)システムであって、
    リーダと、
    需要計器に接続されるエンドポイントであって、前記リーダが前記エンドポイントと無線周波数通信によって通信し得るものとを備え、
    前記リーダは、一方向通信あるいは双方向通信によって前記エンドポイントと通信するために単一の無線周波数通信プロトコルを使用することを特徴とするAMRシステム。
  6. 一方向通信によって前記エンドポイントは、前記リーダと通信して特定のメッセージタイプを伝達することが可能であることを特徴とする、請求項5に記載のAMRシステム。
  7. 双方向通信によって前記リーダは、前記エンドポイントと通信し、前記エンドポイントに対して指令を送り、前記エンドポイントを前記リーダに応答させることが可能であることを特徴とする、請求項5に記載のAMRシステム。
  8. 双方向通信によって前記リーダは、前記エンドポイントと通信し、前記エンドポイントに対して指令を送り、前記エンドポイントが前記リーダに応答させることが可能であることを特徴とする、請求項6に記載のAMRシステム。
  9. 自動計器読み取り(AMR)システムであって、
    リーダと、
    需要計器に接続されるエンドポイントであって、前記リーダが前記エンドポイントと無線周波数通信によって通信し得るものとを備え、
    前記無線周波数通信は、通信プロトコルを用いることによって実施され、前記通信プロトコルは、前記リーダから前記エンドポイントへのすべての外向きの送信をマンチェスター符号化されたものとして、または前記エンドポイントから前記リーダへのすべての内向きの送信をマンチェスター符号化されたもの、あるいは非ゼロ復帰データとして指令するデータリンク層を含むことを特徴とするAMRシステム。
  10. 前記データリンク層は、シーケンス反転変調(SIK)カウントダウンタイマを有することを特徴とする、請求項9に記載のAMRシステム。
  11. 自動計器読み取り(AMR)システムであって、
    リーダと、
    需要計器に接続されるエンドポイントであって、前記リーダが前記エンドポイントと無線周波数通信によって通信し得るものとを備え、
    前記無線周波数通信は、通信プロトコルを用いることによって実施され、前記通信プロトコルはトランスポート層を有し、前記トランスポート層は前記リーダとエンドポイントとの間において送信されるすべてのデータのためのスロット制御を行うものであることを特徴とするAMRシステム。
  12. 前記スロット制御は、スロット割り当て、タイミングおよび前記データのパケット化とを含むものであることを特徴とする、請求項11に記載のAMRシステム。
  13. パケット化されたデータのパケットは、パケット番号、ID、フラグ、メッセージタイプ、メッセージおよびエンドポイントのタイプとを含むことを特徴とする、請求項12に記載のAMRシステム。
  14. 自動計器読み取り(AMR)システムであって、
    リーダと、
    需要計器に接続されるエンドポイントであって、前記リーダが前記エンドポイントと無線周波数通信によって通信し得るものとを備え、
    前記無線周波数通信は、通信プロトコルを用いることによって実施され、前記通信プロトコルはコマンドおよび制御フレームを含むことを特徴とするAMRシステム。
  15. コマンドおよび制御フレームは、前記エンドポイントに対してコマンドを発することを特徴とする、請求項14に記載のAMRシステム。
  16. 前記コマンドおよび制御フレームは、前記エンドポイントにおけるリアルタイムクロックを再調整することを特徴とする、請求項14に記載のAMRシステム。
  17. 前記コマンドおよび制御フレームは、コマンド設定フィールドを有することを特徴とする、請求項14に記載のAMRシステム。
  18. 前記コマンドセットは、普遍的なコマンドとタイプに特有なコマンドとを含むことを特徴とする、請求項15に記載のAMRシステム。
  19. 前記コマンドおよび制御フレームはコマンドボディを含み、前記コマンドボディは、
    前記エンドポイントの状態をレポートする、
    前記エンドポイントのシステム番号を変更する、
    前記エンドポイントのグループ番号を変更する、
    前記エンドポイントのシステムスロット番号を変更する、
    前記エンドポイントのセルIDを変更する、
    前記エンドポイントに対してレポート用のスロット番号を与える、
    前記エンドポイントからの認識されたデータパケットの再送を要求する、
    前記エンドポイントのバブルアップチャネルを設定する、
    前記エンドポイントの送信パワーを設定する、および、
    前記エンドポイントのチャネル周波数を設定する、
    というコマンドからなるグループから選択されるコマンドを実施することを特徴とする、請求項14に記載のAMRシステム。
  20. 前記コマンドおよび制御フレームはコマンドボディを含み、前記コマンドボディは、
    前記エンドポイントからの消費量データのレポートを請求する、
    前記エンドポイントからの使用時間データのレポートを請求する、
    前記エンドポイントからのロギングデータのレポートを請求する、
    前記エンドポイントから改ざんデータのレポートを請求する、
    前記エンドポイントにおける設定フラグを設定する、
    前記エンドポイントにおける消費量を初期化する、
    前記エンドポイントからのイベントサマリーのレポートを請求する、
    エンドポイントの診断チェックを実施する、および、
    前記エンドポイントにおけるメモリ内容のレポートを請求する、
    というコマンドからなるグループから選択されるコマンドを実施することを特徴とする、請求項14に記載のAMRシステム。
  21. 前記コマンドおよび制御フレームは、複数のフィールドを有し、前記複数のフィールドは、フレームIDフィールド、セルIDフィールド、リアルタイムクロックフィールド、コマンドフラグフィールド、スロットオフセットフィールド、非請求メッセージフィールド、エンドポイントIDフィールド、セキュリティフィールド、コマンド設定フィールド、コマンドボディフィールドあるいは応答周波数フィールドから選択されることを特徴とする、請求項14に記載のAMRシステム。
  22. 前記コマンドおよび制御フレームは、前記エンドポイントの応答周波数を指定することを特徴とする、請求項14に記載のAMRシステム。
  23. 前記コマンドおよび制御フレームは、一方向プログラミングフレームまたは双方向コマンドおよび制御フレームを有することを特徴とする、請求項14に記載のAMRシステム。
  24. 前記コマンドおよび制御フレームは、前記エンドポイントに対してテストコマンドを与えることを特徴とする、請求項14に記載のAMRシステム。
  25. 自動計器読み取り(AMR)システムであって、
    複数のリーダと、
    複数のエンドポイントであって、各エンドポイントが需要計器に接続され、前記複数のリーダが前記複数のエンドポイントと無線周波数通信によって通信し得るものとを備え、
    前記複数のリーダは、前記複数のエンドポイントのうち少なくとも1つに対して制御フレームを与えるように時間基準にて準同期化されるAMRシステム。
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