JP2005086776A - 無線通信チャネル選択方法および無線データ通信システムにおける親機並びに子機 - Google Patents

無線通信チャネル選択方法および無線データ通信システムにおける親機並びに子機 Download PDF

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Abstract

【課題】 データ通信帯域の有効利用を図ることができると共に、子機の受信電力消費を抑えることができる無線通信チャネルの選択方法を提供する。
【解決手段】 親機1がネットワーク3に接続され、子機2と親機1の間で、リンクを確立するための1または複数の制御用無線通信チャネルと、データを通信するための複数のデータ用無線通信チャネルとを使用してデータ伝送が行われる。子機2が親機1へ接続要求信号を送信すると、親機1が、子機2からの接続要求信号に含まれる端末種別情報から、子機2の必要とする通信時間Tc_mを決定し、該通信時間Tc_mを、メモリ内に記憶されている割当済み時間TcD_j に加算する。そして、加算結果と予め設定されている各通信チャネルの最大割当時間TcDmax_tとを比較し、加算結果が最大割当時間TcDmax_t以内の通信チャネルを選択して子機2に通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データ通信帯域の有効利用を図った無線通信チャネル選択方法その方法を用いた無線データ通信システムにおける親機並びに子機に関する。
無線を用いたネットワークの実現方法としては、親機(制御局)の存在する集中管理方式と、親機の存在しない分散制御方式がある。従来の親機を用いた技術として特許文献1に記載されるものが知られている。この文献に記載された従来技術においては、親機(制御局)は、少なくとも1つの制御チャネルと複数のデータ通信用チャネルを持ち、制御チャネルにおける、子機(端末)からの接続要求に基づいて、データ通信用チャネルを割り当てる際に、可能な限り接続要求を却下することなく親機において処理を行うことにより、子機側の上位レベルのプロトコル(またはアプリケーション)による再送を減らし、処理を高速化している。しかし、この特許文献1には、そのデータ通信用チャネルの効率的な割り当て方法については開示されていない。
また、この特許文献1の技術は、空きチャネルがない場合、接続要求を親機において一定時間もしくは接続要求信号内で指定された時間だけ保留するため、子機は接続可能の成否を早く知ることができず、その間、子機の受信回路の消費電力を抑えることができない問題がある。
特開平8-186567号公報
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、データ通信帯域の有効利用を図ることができると共に、子機の受信電力消費を抑えることができる無線通信チャネルの選択方法を提供することにある。
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、親機がネットワークに接続され、子機と親機の間で複数の無線通信チャネルの1つを介してデータ伝送が行われ、前記子機が前記親機を介して前記ネットワークにアクセスする無線データ通信システムにおける親機の無線通信チャネル選択方法において、前記子機からの接続要求信号に含まれる端末種別情報から、子機の必要とする通信時間Tc_mを決定し、該通信時間Tc_mを、メモリ内に記憶されている割当済み時間TcD_j に加算し、加算結果と予め設定されている各通信チャネルの最大割当時間TcDmax_tとを比較し、前記加算結果が前記最大割当時間TcDmax_t以内の通信チャネルを選択して前記子機に通知し、選択した通信チャネルの割当済み時間TcD_j に前記通信時間Tc_mを加算した結果を前記メモリに割当済み時間TcD_j として格納することを特徴とする親機の無線通信チャネル選択方法である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の親機の無線通信チャネル選択方法において、前記通信時間Tc_mを、メモリ内に記憶されている割当済み時間TcD_j のそれぞれと加算し、加算結果が前記最大割当時間TcDmax_t以内であって、かつ、加算結果が最小の通信チャネルを選択して前記子機に通知することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の親機の無線通信チャネル選択方法において、前記複数の無線通信チャネルの中から、ランダムに1チャネルを選択し、前記通信時間が、該1チャネルに割り当て可能な時間に収まるときは、これを選択し、収まらないときは、このチャネルを除外して再度選択しなおす操作を繰り返すこと特徴とする。
請求項4に記載の発明は、親機がネットワークに接続され、子機と親機の間で、リンクを確立するための1または複数の制御用無線通信チャネルと、データを通信するための複数のデータ用無線通信チャネルとを使用してデータ伝送が行われ、前記子機が前記親機を介して前記ネットワークにアクセスする無線データ通信システムにおける親機において、前記制御用無線通信チャネルおよび前記データ用無線通信チャネルを使用して前記子機と通信を行う通信手段と、前記データ用無線通信チャネルの割当済み時間TcD_j を記憶する第1の記憶手段と、前記データ用無線通信チャネルの最大割当時間TcDmax_tを記憶する第2の記憶手段と、前記子機から前記制御用無線通信チャネルを介して接続要求信号を受け、該接続要求信号に含まれる端末種別情報から、子機の必要とする通信時間Tc_mを決定する通信時間決定手段と、該通信時間Tc_mを、前記第1の記憶手段内に記憶されている割当済み時間TcD_j に加算し、加算結果と前記第2の記憶手段内の最大割当時間TcDmax_tとを比較し、前記加算結果が前記最大割当時間TcDmax_t以内の通信チャネルを選択して前記子機に通知する選択手段と、選択した通信チャネルの割当済み時間TcD_j に前記通信時間Tc_mを加算した結果を前記第1の記憶手段に割当済み時間TcD_j として格納する格納手段と、 を具備することを特徴とする無線データ通信システムにおける親機である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の無線データ通信システムにおける親機において、前記選択手段は、前記通信時間Tc_mを、前記第1の記憶手段内の割当済み時間TcD_j のそれぞれと加算し、加算結果が前記最大割当時間TcDmax_t以内であって、かつ、加算結果が最小の通信チャネルを選択して前記子機に通知することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の無線データ通信システムにおける親機において、前記選択手段は、前記複数のデータ用無線通信チャネルの中から、ランダムに1チャネルを選択し、前記通信時間Tc_mが、該1チャネルに割り当て可能な時間に収まるときは、これを選択し、収まらないときは、このチャネルを除外して再度選択しなおす操作を繰り返すこと特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の無線データ通信システムにおける親機において、請求項4に記載の無線データ通信システムにおける親機において、前記通信手段は、前記複数のデータ用無線通信チャネルで通信するために、フレームの送信に先立ち、キャリアセンス手段を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、前記通信手段は、前記制御用無線通信チャネルで通信するために、CSMA/CA方式で通信する手段を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、親機がネットワークに接続され、子機と親機の間で、リンクを確立するための1または複数の制御用無線通信チャネルと、データを通信するための複数のデータ用無線通信チャネルとを使用してデータ伝送が行われ、前記子機が前記親機を介して前記ネットワークにアクセスする無線データ通信システムにおける親機において、前記制御用無線通信チャネルを介して接続要求信号を前記親機へ送信する第1の送信手段と、前記親機から通知されたデータ用無線通信チャネルを介してデータ通信を行う通信手段と、通信終了時に前記制御用無線通信チャネルを介して接続断要求信号を前記親機へ送信する第2の送信手段とを具備することを特徴とする無線データ通信システムにおける子機である。
請求項1、請求項4の発明によれば、子機の必要とする通信時間Tc_mを親機が計算し、接続可能か否かを判断するため、子機は早くこれを知ることができ、受信電力消費を抑えるなど、他の処理に移ることができる。図6に従来の方法と本発明の方法との対比を示す。
また、請求項2、請求項5の発明によれば、チャネルを選択するに当り、簡便な方法でチャネル使用率を向上させることが可能となる。
また、請求項3、請求項6の発明によれば、チャネル選択の実現方法を簡便にできる効果がある。
また、請求項4の発明によれば、親機が、リンクを確立するための1または複数の制御用無線通信チャネルと、データ・フレームを通信するための複数の無線通信チャネルを備えることによって、複数のデータ用無線通信チャネル帯域のスケジューリングが可能となり、帯域の有効利用を図ることができる。図7にデータ通信チャネルの利用例を示す。
また、請求項7の発明によれば、データ通信を行うために、キャリアセンスする必要がないため、データ通信チャネル帯域の有効利用を顕著にできる。
また、請求項8の本発明によれば、標準化された技術であるため、本発明を実施するにあたり、チップの開発が不要となるなど、低コスト化を図ることができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の一実施の形態による無線データ通信システムの構成を示すブロック図である。この無線データ通信システムは、親機1がネットワーク3に接続され、子機2−m(m=1、2、・・・Nt)と親機1の間で無線によるデータ伝送が行われ、子機2−mが親機1を介してネットワーク3にアクセスする。親機1は、子機2−mとリンクを確立するために、1つの無線通信チャネル(以下、リンク確立用チャネルという)と、データ・フレームを通信するための3つの無線通信チャネル(以下、データ通信用チャネルという)を実現する無線部を有する。
子機2−mは、親機1に接続するために、リンク確立用チャネルにおいて、親機1に対して、接続要求信号を送出し、親機1は、その信号を受信し、接続要求処理を行う。また、子機2−mは、親機からの接続断を行うために、接続断要求信号を送出し、親機1はその信号を受け、接続断要求処理を行う。リンク確立用チャネルは、無線LANで標準のCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)方式を用いる。3つのデータ通信用チャネルは、TDMA(Time Division Multiple Access)方式を用いる。
次に、上記の通信システムにおける親機1の動作を図2に示す親機1の状態遷移図を参照して説明する。
最初に、以下の説明で使用される記号を説明する。
ChA_i(i=1,…Na):方式により定められたNa個のリンク接続用無線通信チャネル。
CSMA/CA通信に利用。子機が親機に未接続であり、親機に接 続要求を行う場合、子機は無線通信チャネルをランダムに選択する。 なお、以下の説明においてはNa=1としている。
ChD_j(j=1,…Nd):親機が定めたNd個のデータ通信用無線通信チャネル。
ChA_iには含まれない。TDMA通信に利用。接続要求応答信号にお
いて親機が指定。なお、以下の説明においてはNd=3としている。
TcD_j(j=1,…Nd):無線通信チャネルChD_jに割り当て済みの通信時間帯の総時間。
TcDmax_t(j=1,…Nd):無線通信チャネルChD_jに割り当て可能な通信時間帯の最大値 ChT_m(m=1,…Nt):子機2−mのチャネル識別子
Tc_m(m=1,…Nt):子機2−mが必要とする通信時間
Nt:子機の数
まず、親機1は、初期状態のとき、1つのリンク確立用チャネルと、3つのデータ通信用チャネルの中心周波数をそれぞれ2.412GHz, 2.437GHz, 2.462GHz, 2.484GHzと決定し、3つのデータ通信用チャネルの各々のチャネルの割り当て済み総時間を示す変数TcD_j(j=l,2.3)を「0」に初期化した後に(ステップS1)、子機2−mからの接続待ち状態に遷移する(ステップS2)。子機2−mからの接続待ち状態のとき、リンク確立用チャネルを監視し、子機2−mからの接続要求信号、もしくは、子機2−mからの接続断要求信号の受信待ち状態に入る。
子機2−mからの接続要求信号を受信したときは、子機確認状態に遷移し(ステップS3)、子機2−mからの接続断要求信号を受信したときは、子機接続断状態に遷移する(ステップS4)。親機1は、子機確認状態のとき、子機2−mからの接続要求信号に含まれる子機情報を確認する。子機情報は、端末種別と各子機に一意な子機アドレスを含む。
端末種別の意味を図3に示す。「端末種別」の欄に端末種別として種別1〜種別4が記載されている。例えば、端末種別4は、TDMA方式によりデータ通信を行うことを示し、その子機2−mが、送信用に64kb/sの帯域を、受信用に128kb/sの帯域を必要とすることを示している。
親機1は、親機1内部に保持する接続許可子機アドレスのリストに、子機アドレスが存在するときは、その子機2−mの親機1への接続を許可し、存在しないときは、接続を許可しない。親機1は、子機2−mの親機への接続を許可しないときは、子機2−mからの接続待ち状態(ステップS2)に戻る。親機1は、その子機2−mの親機への接続を許可するときは、端末種別を確認し、時分割多重アクセスチャネル選択状態に遷移する(ステップS5)。親機1は、時分割多重アクセスチャネル選択状態のとき、3個のチャネルの中から、後述のチャネル選択方法により、1チャネルを選択し、接続要求応答信号を子機2−mに送信する。親機1は、そのチャネルでの子機2−mのデータ通信を許可する。帯域不足により、1チャネルを選択できないときは、帯域不足時の接続要求応答状態に遷移する(ステップS6)。選択できたときは、接続状態に遷移する(ステップS7)。
親機1は、帯域不足時の接続要求応答状態において、子機2−mに対して、帯域不足であることを示す接続要求応答信号を送信し、子機2−mからの接続待ち状態(ステップS2)に戻る。親機1は、接続状態(ステップS7)において、接続要求応答信号を子機2−mに送信し、その子機2−mのデータ通信を許可する。この際、子機2−mのデータ通信を許可したチャネル番号をtとすると、子機2−mのチャネル識別子ChT_mをtとすると共に、チャネルの割り当て済み総時間を示す変数TcD_tに子機2−mの必要とする通信時間Tc_mを加算する。
また、親機1は、子機接続断状態(ステップS4)において、該当チャネルヘの割り当てを解除し、子機からの接続待ち状態(ステップS2)に遷移する。該当チャネルヘの解除に伴い、そのチャネルの割り当て済み総時間を示す変数TcD_tからその子機2−mが必要とする通信時間Tc_mを減算する。
次に、チャネル選択法について述べる。
親機1は、時分割多重アクセスチャネル選択状態(ステップS5)において、チャネル選択を行う。親機1は、時分割多重アクセスチャネルに割り当て可能な通信時間帯の最大値(TcDmax_j)と、既に割り当て済みの通信時間帯の総時間(TcD_j)を内部のメモリに保持する。初期状態においては、TcD_jは、いずれも「0」である(ステップS1)。また、時分割多重アクセスチャネルの割り当て時間の周期を500msとする。すなわち、TcDmax_j=500ms (j=1,2,3)とする。親機1は、子機2−mからの接続要求信号に含まれる端末種別から、子機2−mの必要とする通信時間Tc_mを決定する。例えば、端末種別が種別3であるときは、無線通信チャネルの伝送速度が11Mb/sであるから、500msあたり子機2−mの必要とする通信時間Tc_mは、
Tc_m = (64kb/s + 64kb/s) / (11Mb/s) / 2 = 5.32 ms
となる。同様に、端末種別が種別4であるときは、
Tc_m = 8.73ms
となる。なお、上記Tc_mにガードタイムとして一定値を加算してもよい。
以上の計算結果Tc_mを,各TcD_j(0=1,2,3)の値に加算し、その加算結果が割当可能な通信時間帯の最大値TcDmax_jより小であって、かつ、加算結果が最小となる時分割多重アクセスチャネルを選択する。その際に、TcD_j(j=1,2,3)の最小値を取る時分割多重アクセスチャネルが複数存在する場合は、そのjの最小のものを選択する。例えば、TcD_1とTcD_2が同一の最小値を取るときは、TcD_1を選択する。
図4は、親機1の構成を示す。以下、その構成について説明する。
親機1は、初期化手段11と、送受信手段12と、接続許可子機アドレス保持手段13と、接続要求処理手段14と、端末確認手段15と、選択チャネル保持手段16と、チャネル選択処理手段17と、接続要求応答信号処理手段21と、接続断要求処理手段22と、接続断要求応答処理手段23と、データ信号送信手段24と、データ25と、データ信号受信手段26とを有する。
初期化手段11は、各データ通信用チャネルに使用する周波数帯を決定すると共に、データ通信用チャネルの割り当て済み総時間を示す変数TcD_j(j=1,2,3)を「0」に初期化する。送受信手段12は、初期化手段11より、得た各データ通信用チャネルの周波数帯情報から、データ通信用チャネルの周波数帯を決定し、各データ通信用チャネルでデータ信号を送受信し、リンク確立用チャネルで、接続要求信号と、接続断要求信号とを受信するとともに、接続要求応答信号および接続断要求応答信号を送信する。
接続許可子機アドレス保持手段13は、接続許可子機アドレスのリストを記憶する。接続要求処理手段14は、接続要求信号に含まれる子機情報を読み取る。端末確認手段15は、子機情報に含まれる子機アドレスおよび端末種別を読み取る。端末種別が、図3に示すものでないか、子機アドレスが、接続許可子機アドレスのリストに含まれていなければ、接続を許可しない。選択チャネル保持手段16は、チャネル情報を記憶する。チャネル情報は、データ通信用チャネルの割り当て済み総時間TcD_j (j=l,2,3)と、各データ通信用チャネルに割り当てられた子機アドレス、子機の必要とする通信時間Tc_mおよび時間Tc_mのオフセット時間Off_mのリストを含む。
チャネル選択処理手段17は、チャネル情報と子機情報から、子機2−mの必要とする通信時間Tc_mを計算すると共に、子機2−mに割り当てるデータ通信用チャネルを決定する。このとき、データ通信用チャネルに接続を許可できるときは、子機2−mのチャネル識別子ChT_mをその決定したデータ通信用チャネルのチャネル番号とし、許可情報を生成する。不許可のときは、不許可情報を生成する。接続要求応答信号処理手段21は、接続要求応答信号を生成する。接続断要求処理手段22は、接続断要求信号に含まれる子機情報を読みとり、選択チャネル保持手段16から、チャネル情報を読み取った後、該当子機のチャネル割り当てを解除し、チャネル情報を更新する。接続断要求応答処理手段23は、接続断要求応答信号を生成して送信手段22へ出力する。データ信号送信手段24は、データ25から送信用データ信号を生成し、データ信号受信手段26は、受信データ信号からデータ25を生成する。
なお、上記実施形態では、親機1が、各子機2−mに対して接続断要求応答信号を生成したが、子機2−mからのデータ信号を監視し、もしデータ信号が一定期間なければ、その子機2−mの接続を不許可とする手段を含めれば、必ずしも接続断要求応答信号は必要でない。
また、上記実施形態では、親機1は、1つのリンク確立用チャネルと、3つのデータ通信用チャネルを備えたが、一般に、Na個(Naは自然数)のリンク確立用チャネルとNd個(Ndは自然数)のデータ通信用チャネルを備えることも請求の範囲に含まれる。
また、上記実施形態では、リンク確立用チャネルと、データ通信用チャネルは、別々の周波数帯を利用しているが、例えば、リンク確立用チャネルの周波数帯をデータ通信用チャネルと同一のものとして、リンク確立用チャネルと、データ通信用チャネルを、時分割多重アクセス通信のチャネルとして、論理的に親機1が備えることも請求の範囲に含まれる。図5は、その1例を示し、周期的に1つのリンク確立用チャネルと1つのデータ通信用チャネルを備えている様子を示す。
また、上記実施形態では、リンク確立用のNa個の無線通信チャネルで通信する方式として、キャリアセンス手段を備えるCSMA/CA方式を採用しているが、時分割多重アクセス方式を採用してもよい。
また、他のキャリアセンス手段を備える無線チャネルアクセス方式でも効果は同様であり、他の無線通信チャネルアクセス方式でもよい。
また、上記実施形態では、時分割多重アクセスチャネル選択方法は、Nd個の無線通信チャネルの中から、割り当て済み通信時間帯の総時間(TcD_j)の最も小さい無線通信チャネルを選択したが、Nd個の無線通信チャネルの中から、ランダムに1チャネルを選択し、子機2−mの必要とする通信時間が、1チャネルに割り当て可能な時間に収まるときは、これを選択し、収まらないときは、このチャネルを除外し、再度選択しなおす操作を、有限回繰り返すことにより、選択してもよい。
この発明の一実施形態による無線データ通信システムの構成を示すブロック図である。 同通信システムにおける親機1の動作を説明するための流れ図である。 同通信システムにおいて用いられる子機2−mの種別を示す図である。 同親機1の構成を示すブロック図である。 同通信システムにおいて、リンク確立用チャネルの周波数帯をデータ通信用チャネルと同一のものとした場合を説明するための説明図である。 本発明の効果を説明するための図である。 本発明の効果を説明するための図である。
符号の説明
1…親機
2−m(m=1,2…Nt)…子機
3…ネットワーク
11…初期化手段
12…送受信手段
13…接続許可子機アドレス保持手段
14…接続要求処理手段
15…端末確認手段
16…選択チャネル保持手段
17…チャネル選択処理手段
21…接続要求応答信号処理手段
22…接続断要求処理手段
23…接続断要求応答処理手段
24…データ信号送信手段
25…データ
26…データ信号受信手段

Claims (9)

  1. 親機がネットワークに接続され、子機と親機の間で複数の無線通信チャネルの1つを介してデータ伝送が行われ、前記子機が前記親機を介して前記ネットワークにアクセスする無線データ通信システムにおける親機の無線通信チャネル選択方法において、
    前記子機からの接続要求信号に含まれる端末種別情報から、子機の必要とする通信時間Tc_mを決定し、
    該通信時間Tc_mを、メモリ内に記憶されている割当済み時間TcD_j に加算し、
    加算結果と予め設定されている各通信チャネルの最大割当時間TcDmax_tとを比較し、
    前記加算結果が前記最大割当時間TcDmax_t以内の通信チャネルを選択して前記子機に通知し、
    選択した通信チャネルの割当済み時間TcD_j に前記通信時間Tc_mを加算した結果を前記メモリに割当済み時間TcD_j として格納する
    ことを特徴とする親機の無線通信チャネル選択方法。
  2. 前記通信時間Tc_mを、メモリ内に記憶されている割当済み時間TcD_j のそれぞれと加算し、加算結果が前記最大割当時間TcDmax_t以内であって、かつ、加算結果が最小の通信チャネルを選択して前記子機に通知することを特徴とする請求項1に記載の親機の無線通信チャネル選択方法。
  3. 前記複数の無線通信チャネルの中から、ランダムに1チャネルを選択し、前記通信時間が、該1チャネルに割り当て可能な時間に収まるときは、これを選択し、収まらないときは、このチャネルを除外して再度選択しなおす操作を繰り返すこと特徴とする請求項1に記載の親機の無線通信チャネル選択方法。
  4. 親機がネットワークに接続され、子機と親機の間で、リンクを確立するための1または複数の制御用無線通信チャネルと、データを通信するための複数のデータ用無線通信チャネルとを使用してデータ伝送が行われ、前記子機が前記親機を介して前記ネットワークにアクセスする無線データ通信システムにおける親機において、
    前記制御用無線通信チャネルおよび前記データ用無線通信チャネルを使用して前記子機と通信を行う通信手段と、
    前記データ用無線通信チャネルの割当済み時間TcD_j を記憶する第1の記憶手段と、
    前記データ用無線通信チャネルの最大割当時間TcDmax_tを記憶する第2の記憶手段と、
    前記子機から前記制御用無線通信チャネルを介して接続要求信号を受け、該接続要求信号に含まれる端末種別情報から、子機の必要とする通信時間Tc_mを決定する通信時間決定手段と、
    該通信時間Tc_mを、前記第1の記憶手段内に記憶されている割当済み時間TcD_j に加算し、加算結果と前記第2の記憶手段内の最大割当時間TcDmax_tとを比較し、前記加算結果が前記最大割当時間TcDmax_t以内の通信チャネルを選択して前記子機に通知する選択手段と、
    選択した通信チャネルの割当済み時間TcD_j に前記通信時間Tc_mを加算した結果を前記第1の記憶手段に割当済み時間TcD_j として格納する格納手段と、
    を具備することを特徴とする無線データ通信システムにおける親機。
  5. 前記選択手段は、前記通信時間Tc_mを、前記第1の記憶手段内の割当済み時間TcD_j のそれぞれと加算し、加算結果が前記最大割当時間TcDmax_t以内であって、かつ、加算結果が最小の通信チャネルを選択して前記子機に通知することを特徴とする請求項4に記載の無線データ通信システムにおける親機。
  6. 前記選択手段は、前記複数のデータ用無線通信チャネルの中から、ランダムに1チャネルを選択し、前記通信時間Tc_mが、該1チャネルに割り当て可能な時間に収まるときは、これを選択し、収まらないときは、このチャネルを除外して再度選択しなおす操作を繰り返すこと特徴とする請求項4に記載の無線データ通信システムにおける親機。
  7. 前記通信手段は、前記複数のデータ用無線通信チャネルで通信するために、フレームの送信に先立ち、キャリアセンス手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の無線データ通信システムにおける親機。
  8. 前記通信手段は、前記制御用無線通信チャネルで通信するために、CSMA/CA方式で通信する手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の無線データ通信システムにおける親機。
  9. 親機がネットワークに接続され、子機と親機の間で、リンクを確立するための1または複数の制御用無線通信チャネルと、データを通信するための複数のデータ用無線通信チャネルとを使用してデータ伝送が行われ、前記子機が前記親機を介して前記ネットワークにアクセスする無線データ通信システムにおける親機において、
    前記制御用無線通信チャネルを介して接続要求信号を前記親機へ送信する第1の送信手段と、
    前記親機から通知されたデータ用無線通信チャネルを介してデータ通信を行う通信手段と、
    通信終了時に前記制御用無線通信チャネルを介して接続断要求信号を前記親機へ送信する第2の送信手段と、
    を具備することを特徴とする無線データ通信システムにおける子機。
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