JP2005084671A - 表示装置の保持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来知られている技術では、仰臥もしくは左右いずれかの横臥状態で、簡単に表示装置を適視位置に置くことができなかった。
【解決手段】 上述した従来技術の問題点を解決するために、本発明においては、回転軸を有する保持機構の一端もしくはその近傍に表示装置を装着し、前記保持機構の残る片端もしくはその近傍に表示装置用の回路装置もしくはバランサーを装着し、かつ前記回転軸を保持する回転軸保持機構を有し、前記表示装置及び表示装置側の保持機構の重力による回転軸回りの回転モーメントと、前記回路装置もしくはバランサー及び前記回路装置側もしくはバランサー側の保持機構の重力による回転軸回りの回転モーメントとをほぼ等しくし、かつ回転軸保持機構と回転軸との間に軽微な摩擦力を持たせた。
それにより軽微な力で前記表示装置を回転軸の回りに回転可能とし、簡単に表示装置を適視位置に置くことができるようになった。
【選択図】 図1
【解決手段】 上述した従来技術の問題点を解決するために、本発明においては、回転軸を有する保持機構の一端もしくはその近傍に表示装置を装着し、前記保持機構の残る片端もしくはその近傍に表示装置用の回路装置もしくはバランサーを装着し、かつ前記回転軸を保持する回転軸保持機構を有し、前記表示装置及び表示装置側の保持機構の重力による回転軸回りの回転モーメントと、前記回路装置もしくはバランサー及び前記回路装置側もしくはバランサー側の保持機構の重力による回転軸回りの回転モーメントとをほぼ等しくし、かつ回転軸保持機構と回転軸との間に軽微な摩擦力を持たせた。
それにより軽微な力で前記表示装置を回転軸の回りに回転可能とし、簡単に表示装置を適視位置に置くことができるようになった。
【選択図】 図1
Description
本発明は仰臥もしくは横臥した時に、見やすい表示装置に関する。
仰臥もしくは横臥したときにテレビを見やすくする装置としては、ベッドの左右いずれか片側にガイドをおき、このガイドにスライドするブラケットを設け、このブラケットに直交する2つの調整可能な回転軸を設け、薄型テレビを吊り下げることにより、視聴者の好みに応じて薄型テレビの位置や方向を変更することができる技術が開示されている。(特許文献1参照)
またベッドの近傍に設けられた3次元的に位置調節可能な可動アーム手段に表示装置やカメラを装着した技術が開示されている。(特許文献2参照)
さらに支柱に取り付けられた昇降および回転可能なブロックとパントグラフを用いて液晶テレビを取り付け、液晶テレビの位置を自由に可変とする技術が開示されている。(特許文献3参照)
特許2914568号公報 特開平09−294784号公報 特開平11−151124号公報
またベッドの近傍に設けられた3次元的に位置調節可能な可動アーム手段に表示装置やカメラを装着した技術が開示されている。(特許文献2参照)
さらに支柱に取り付けられた昇降および回転可能なブロックとパントグラフを用いて液晶テレビを取り付け、液晶テレビの位置を自由に可変とする技術が開示されている。(特許文献3参照)
しかしながら従来から知られている技術には以下のような課題があった。
すなわち、特許文献1においてはベッドの片側に薄型テレビがあり、仰臥もしくは横臥でもテレビ側を向いた場合は視聴可能であるが、テレビと反対側に横臥した場合、視聴することはできなくなるという不都合があった。
また、特許文献2や特許文献3によって、仰臥及び左右どちらの横臥状態でのテレビ視聴も可能となったが、視聴者が液晶テレビを3次元的に適切な位置に置くために細かい調整が必要であった。
とくに視聴者の腕機能に障害がある場合は、前記の既知の技術では液晶テレビの向きや位置を適視位置に置くことはほとんど不可能であり、液晶テレビを見つづけると、寝返りを打たないためいわゆる床ずれと呼ばれる症状を起こしやすく、床ずれを避けるために横臥の方向を変えた場合、液晶テレビの向きや位置を第3者に変えてもらう必要があった。
すなわち、特許文献1においてはベッドの片側に薄型テレビがあり、仰臥もしくは横臥でもテレビ側を向いた場合は視聴可能であるが、テレビと反対側に横臥した場合、視聴することはできなくなるという不都合があった。
また、特許文献2や特許文献3によって、仰臥及び左右どちらの横臥状態でのテレビ視聴も可能となったが、視聴者が液晶テレビを3次元的に適切な位置に置くために細かい調整が必要であった。
とくに視聴者の腕機能に障害がある場合は、前記の既知の技術では液晶テレビの向きや位置を適視位置に置くことはほとんど不可能であり、液晶テレビを見つづけると、寝返りを打たないためいわゆる床ずれと呼ばれる症状を起こしやすく、床ずれを避けるために横臥の方向を変えた場合、液晶テレビの向きや位置を第3者に変えてもらう必要があった。
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みてなされ、仰臥もしくは左右いずれの横臥状態でも、簡単に表示装置の適視位置を得ることを目的とする。
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載した発明の表示装置の保持装置は、
回転軸を有する保持機構の一端もしくはその近傍に表示装置を装着し、前記保持機構の残る片端もしくはその近傍に表示装置用の回路装置もしくはバランサーを装着し、かつ前記回転軸を保持する回転軸保持機構を有し、前記表示装置及び表示装置側の保持機構の重力による回転軸回りの回転モーメントと、前記回路装置もしくはバランサー及び前記回路装置側もしくはバランサー側の保持機構の重力による回転軸回りの回転モーメントとをほぼ等しくし、かつ回転軸保持機構もしくは回転軸に軽微な摩擦力を持たせ、軽微な力で前記表示装置を回転軸の回りに回転可能としたことを特徴とする。
回転軸を有する保持機構の一端もしくはその近傍に表示装置を装着し、前記保持機構の残る片端もしくはその近傍に表示装置用の回路装置もしくはバランサーを装着し、かつ前記回転軸を保持する回転軸保持機構を有し、前記表示装置及び表示装置側の保持機構の重力による回転軸回りの回転モーメントと、前記回路装置もしくはバランサー及び前記回路装置側もしくはバランサー側の保持機構の重力による回転軸回りの回転モーメントとをほぼ等しくし、かつ回転軸保持機構もしくは回転軸に軽微な摩擦力を持たせ、軽微な力で前記表示装置を回転軸の回りに回転可能としたことを特徴とする。
また前述した従来技術の問題点を解決し、前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載した発明の表示装置の保持装置は、回転軸を有する保持機構の一端もしくはその近傍に表示装置を装着し、前記保持機構の残る片端もしくはその近傍に表示装置用の回路装置もしくはバランサーを装着し、前記回転軸を保持する回転軸保持機構と、モータを有し、前記表示装置及び表示装置側の保持機構の重力による回転軸回りの回転モーメントと、前記回路装置もしくはバランサー及び前記回路装置側もしくはバランサー側の保持機構の重力による回転軸回りの回転モーメントとをほぼ等しくし、かつ回転軸にモータの回転力を伝えて前記表示装置を回転軸の回りに回転可能としたことを特徴とする。
さらに前述した従来技術の問題点を解決し、前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項3に記載した発明の表示装置の保持装置は、請求項2に記載の発明に加えて、人体の一部に直接もしくは間接的に取り付けられた角度センサーもしくは加速度センサーからの情報を有線もしくは無線で前記モータの制御装置に伝えることを特徴とする。
加えて前述した従来技術の問題点を解決し、前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項4に記載した発明の表示装置の保持装置は、請求項1ないし3に記載の発明に加えて、回転軸保持機構が、前記回転軸と直行する第2の回転軸と、第2の回転軸を保持する第2の回転軸保持機構とを有し、かつ第2の回転軸と第2の回転軸保持機構との間に軽微な摩擦力を有し、軽微な力で第2の回転軸を中心として前記回転軸保持機構を回転させることが可能なことを特徴とする。
かつ前述した従来技術の問題点を解決し、前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項6に記載した発明の表示装置の保持装置は、請求項1ないし請求項3に記載の発明に加えて、回転軸保持機構が、前記回転軸と直行する第2の回転軸と、第2の回転軸を保持する第2の回転軸保持機構と、第2の回転軸回転用モータを有し、かつ前記第2の回転軸に第2の回転軸回転用モータの回転力を伝え、第2の回転軸を中心として前記回転軸保持機構を回転させることが可能なことを特徴とする。
更に本発明のうち請求項6に記載した発明の表示装置の保持装置は、請求項1ないし5に記載の発明において、表示装置から表示装置用の回路装置までの配線の過半もしくは、回転軸周辺から表示装置までの配線の過半もしくは、回転軸周辺から表示装置用の回路装置までの配線の過半を保持機構内に収納することを特徴とする。
第1の請求項に記載した発明に拠れば、本発明の表示装置の保持装置を利用する視聴者はわずかな力で、かつ単純な位置調整で、仰臥ばかりでなく左右どちらの横臥に対しても表示装置を視聴者の適視位置に置くことが可能となる。
また、第2の請求項に記載した発明に拠れば、本発明の表示装置の保持装置を利用する視聴者は、スイッチなどのわずかな力でかつ容易な操作により、仰臥ばかりでなく左右どちらの横臥に対しても表示装置を視聴者の適視位置に置くことが可能となる。
更に、第3の請求項に記載した発明に拠れば、本発明の表示装置の保持装置を利用する視聴者は、仰臥、左右いずれの横臥に関らず、全く操作を伴わずに表示装置を適視位置に置くことできる。
加えて、第4の請求項に記載した発明に拠れば、本発明の表示装置の保持装置を利用する視聴者は、非常に軽い力で表示装置およびその保持装置を仰臥した視聴者の頭部側に移動することができるため、視聴者が仰臥しての視聴を終え、起き上がる場合の障害とならない利点がある。
更に、本発明の第6の実施形態に拠れば、本発明の表示装置の保持装置を利用する視聴者は、僅かなスイッチ操作で表示装置およびその保持装置を仰臥した視聴者の頭部側に移動することができるため、視聴者が仰臥しての視聴を終え、起き上がる場合の障害とならない利点がある。
また、本発明の第6の実施形態に拠れば、本発明の表示装置の保持装置を利用する視聴者は配線を殆ど意識せず、快適な操作性が得られる利点がある。
以下本発明の実施形態の一例を、図面を用いて詳細に説明する。
第1の実施形態・第1の例
当該実施形態は請求項1に記載の発明に対応した実施形態であり、図1及び図2は本実施形態の第1の例における表示装置の保持装置の説明図である。
図1において表示装置10は角度調整アーム11及び表示装置固定ネジ12を介して、表示装置固定ネジ12により保持機構13の片端近傍に装着されている。
また同保持機構13の別の片端には表示装置用の回路装置14及びもしくはバランサー14が取り付けられている。
さらに同保持機構13には円筒状の回転軸16が留めピン16で装着されており、同回転軸15は回転軸保持機構17で保持され、回転軸保持機構17は床面20に置かれた保持装置台19に装着されている。
リング18は回転軸16が回転軸保持機構17から脱落することを防止するためのものである。
第1の実施形態・第1の例
当該実施形態は請求項1に記載の発明に対応した実施形態であり、図1及び図2は本実施形態の第1の例における表示装置の保持装置の説明図である。
図1において表示装置10は角度調整アーム11及び表示装置固定ネジ12を介して、表示装置固定ネジ12により保持機構13の片端近傍に装着されている。
また同保持機構13の別の片端には表示装置用の回路装置14及びもしくはバランサー14が取り付けられている。
さらに同保持機構13には円筒状の回転軸16が留めピン16で装着されており、同回転軸15は回転軸保持機構17で保持され、回転軸保持機構17は床面20に置かれた保持装置台19に装着されている。
リング18は回転軸16が回転軸保持機構17から脱落することを防止するためのものである。
ここで角度調整アーム11と表示装置固定ネジ12を用いて、仰臥したときの視聴者の視線と直交するように表示装置10の角度を固定する。
また表示装置10、角度調整アーム11、表示装置固定ネジ12及び回転軸15より表示装置側の保持機構13による回転軸回りの重力回転モーメントと、表示装置用の回路装置14及びもしくはバランサー14と回転軸15より表示装置用の回路装置14及びもしくはバランサー14側の保持機構13による回転軸回りの重力回転モーメントとをほぼ等しくする。
更に回転軸15と回転軸保持機構17の間に軽微な摩擦力を生じるように構成する。
また表示装置10、角度調整アーム11、表示装置固定ネジ12及び回転軸15より表示装置側の保持機構13による回転軸回りの重力回転モーメントと、表示装置用の回路装置14及びもしくはバランサー14と回転軸15より表示装置用の回路装置14及びもしくはバランサー14側の保持機構13による回転軸回りの重力回転モーメントとをほぼ等しくする。
更に回転軸15と回転軸保持機構17の間に軽微な摩擦力を生じるように構成する。
第1の実施形態・第1の例の効果
本発明の第1の実施形態に拠れば、視聴者はわずかな力で表示装置10を回転軸15の周りに回転させることが可能となり、図2示すように仰臥ばかりでなく左右どちらの横臥に対しても表示装置10を視聴者の正面すなわち適視位置に置くことが可能となる。
また、本装置においては表示装置を移動できる方向が回転軸周囲に1次元的に限定されており、適視位置の調整が従来例に比べてはるかに容易であり、特に身体障害者にとっては大変有用である。
さらに寝返りを打っても容易に表示装置の適視位置を変更できることから、いわゆる床ずれの防止効果も大きい利点がある。
本発明の第1の実施形態に拠れば、視聴者はわずかな力で表示装置10を回転軸15の周りに回転させることが可能となり、図2示すように仰臥ばかりでなく左右どちらの横臥に対しても表示装置10を視聴者の正面すなわち適視位置に置くことが可能となる。
また、本装置においては表示装置を移動できる方向が回転軸周囲に1次元的に限定されており、適視位置の調整が従来例に比べてはるかに容易であり、特に身体障害者にとっては大変有用である。
さらに寝返りを打っても容易に表示装置の適視位置を変更できることから、いわゆる床ずれの防止効果も大きい利点がある。
第1の実施形態・第2の例
図3は本実施形態の第2の例における表示装置の保持装置の説明図である。
図3においては、表示装置10、角度調整アーム11、表示装置固定ネジ12、保持機構13、回路装置14及びもしくはバランサー14、留めピン16については図1と同じであり、説明を省略する。
この例では回転軸15を保持する回転軸保持機構17は壁21に取り付けられており、第1の例と同様に、微弱な力で表示装置を移動させることができる。
図3は本実施形態の第2の例における表示装置の保持装置の説明図である。
図3においては、表示装置10、角度調整アーム11、表示装置固定ネジ12、保持機構13、回路装置14及びもしくはバランサー14、留めピン16については図1と同じであり、説明を省略する。
この例では回転軸15を保持する回転軸保持機構17は壁21に取り付けられており、第1の例と同様に、微弱な力で表示装置を移動させることができる。
第1の実施形態・第2の例の効果
本例は、特に回転軸15が床面20より高い場合であっても安定して、視聴者はわずかな力で、仰臥ばかりでなく左右どちらの横臥に対しても表示装置を適視位置に置くことが可能となる。
本例は、特に回転軸15が床面20より高い場合であっても安定して、視聴者はわずかな力で、仰臥ばかりでなく左右どちらの横臥に対しても表示装置を適視位置に置くことが可能となる。
第1の実施形態・第3の例
図4は本実施形態の第3の例における表示装置の保持装置の説明図である。
図4においては、表示装置10、角度調整アーム11、表示装置固定ネジ12、回路装置14及びもしくはバランサー14については図1と同じであり、説明を省略する。
この例においては、保持機構13が2分され回転軸15と2つの留めピン16で一体化されており、微弱な力で表示装置を移動させることが可能となる。
図4は本実施形態の第3の例における表示装置の保持装置の説明図である。
図4においては、表示装置10、角度調整アーム11、表示装置固定ネジ12、回路装置14及びもしくはバランサー14については図1と同じであり、説明を省略する。
この例においては、保持機構13が2分され回転軸15と2つの留めピン16で一体化されており、微弱な力で表示装置を移動させることが可能となる。
第1の実施形態・第3の例の効果
本例においては、例1や例2と同様に、回転軸16にかかる曲げモーメントを軽減できるため、視聴者はよりわずかな力で、仰臥ばかりでなく左右どちらの横臥に対しても表示装置を適視位置に置くことが可能となる。
本例においては、例1や例2と同様に、回転軸16にかかる曲げモーメントを軽減できるため、視聴者はよりわずかな力で、仰臥ばかりでなく左右どちらの横臥に対しても表示装置を適視位置に置くことが可能となる。
第2の実施形態
当該実施形態は請求項2に記載の発明に対応した実施形態であり、図5は本実施形態における表示装置の保持装置の説明図である。
図5においては、表示装置10、角度調整アーム11、表示装置固定ネジ12、保持機構13、回路装置14及びもしくはバランサー14については図1と同様であり、説明を省略する。
ここで保持装置13に留めピン16を用いて円筒状の回転軸16を設け、回転軸16を回転軸保持装置17で保持するが、本実施例においては回転軸15と回転軸保持装置17の間の摩擦力は可能な限り減じておく。
留めピン16の反対側の回転軸15にはA歯車29が装着される。
またモータ23は回転軸保持装置17を保持するとともに、モータ回転軸にはB歯車22を装着する。
ここでA歯車の歯数はB歯車の歯数よりも大きいとする。
またモータ23を床20の上に置かれた支持装置台19が支持する。
当該実施形態は請求項2に記載の発明に対応した実施形態であり、図5は本実施形態における表示装置の保持装置の説明図である。
図5においては、表示装置10、角度調整アーム11、表示装置固定ネジ12、保持機構13、回路装置14及びもしくはバランサー14については図1と同様であり、説明を省略する。
ここで保持装置13に留めピン16を用いて円筒状の回転軸16を設け、回転軸16を回転軸保持装置17で保持するが、本実施例においては回転軸15と回転軸保持装置17の間の摩擦力は可能な限り減じておく。
留めピン16の反対側の回転軸15にはA歯車29が装着される。
またモータ23は回転軸保持装置17を保持するとともに、モータ回転軸にはB歯車22を装着する。
ここでA歯車の歯数はB歯車の歯数よりも大きいとする。
またモータ23を床20の上に置かれた支持装置台19が支持する。
このように構成することにより、直流モータ23に電流を流すことにより、B歯車23が回転しA歯車29を減速して回転させ、回転軸15及び支持機構13を回転させ、表示装置10が目的の位置に到達したときに直流モータへの電流供給を停止することにより、回転を止めることができる。
ここで単純に直流モータ23に流す電流の向きを反対にすれば、反対方向への回転も容易である。
ここで単純に直流モータ23に流す電流の向きを反対にすれば、反対方向への回転も容易である。
図6は第2の実施形態における直流モータ23へ電流を流す場合の回路例である。
図示したように直流モータ23と電源30の間に2回路3接点スイッチ31を設け、モータへ電流を流すか否か、及び電流を流す場合の電流の向き制御することができる。
視聴者は仰臥もしくは左右のいずれの横臥位置においても、この2回路3接点スイッチ31を操作することにより、表示装置10を移動することが可能となる。
また、前記2回路3接点スイッチにばねを設け、常に中点に戻すようにしておき、左右いずれかに移動したい場合のみその方向の接点と接触するように手でスイッチを操作し、表示装置が適視位置になったら手を離すようにすることで、表示装置の位置制御は更に容易になる。
図示したように直流モータ23と電源30の間に2回路3接点スイッチ31を設け、モータへ電流を流すか否か、及び電流を流す場合の電流の向き制御することができる。
視聴者は仰臥もしくは左右のいずれの横臥位置においても、この2回路3接点スイッチ31を操作することにより、表示装置10を移動することが可能となる。
また、前記2回路3接点スイッチにばねを設け、常に中点に戻すようにしておき、左右いずれかに移動したい場合のみその方向の接点と接触するように手でスイッチを操作し、表示装置が適視位置になったら手を離すようにすることで、表示装置の位置制御は更に容易になる。
本回路例では機械式スイッチで図示したが、例えばわずかな人体の動きに伴う静電容量変化を検出する電子スイッチとモータ電子制御回路とで同等の回路が実現できることは周知の事実であり、このような例も含めて、視聴者が表示装置10の位置を見ながら、ごくわずかな人体の動作で表示装置の位置を制御できる例も本実施形態に含まれると考えられる。
第2の実施形態の効果
本発明の第2の実施形態に拠れば、視聴者はスイッチなどのわずかな力でかつ容易な操作により、仰臥ばかりでなく左右どちらの横臥に対しても表示装置を視聴者の適視位置に置くことが可能となる。
なお本実施形態の応用で、例えば静電容量変化を検出する電子スイッチ等を用いることにより、きわめて僅かな身体の移動であっても、表示装置を視聴者の適視位置に置くことが可能となる。
本発明の第2の実施形態に拠れば、視聴者はスイッチなどのわずかな力でかつ容易な操作により、仰臥ばかりでなく左右どちらの横臥に対しても表示装置を視聴者の適視位置に置くことが可能となる。
なお本実施形態の応用で、例えば静電容量変化を検出する電子スイッチ等を用いることにより、きわめて僅かな身体の移動であっても、表示装置を視聴者の適視位置に置くことが可能となる。
第3の実施形態
当該実施形態は請求項3に記載の発明に対応した実施形態であり、図7は本実施形態における表示装置の保持装置の説明図である。
図7においては、表示装置10、角度調整アーム11、表示装置固定ネジ12、保持機構13、回路装置14及びもしくはバランサー14、留めピン16、回転軸15、回転軸保持装置17、支持装置台19および床20については図5と同様であり、説明を省略する。
本実施形態においては例えば図5の直流モータ23の代わりにサーボモータを用い、サーボモータ25の回転軸にはC歯車24を装着し、A歯車29とC歯車24の歯数は同じとしておく。
更に視聴者は例えばメガネフレーム32を装着し、このメガネフレーム32に角度検出装置33を装着する。
当該実施形態は請求項3に記載の発明に対応した実施形態であり、図7は本実施形態における表示装置の保持装置の説明図である。
図7においては、表示装置10、角度調整アーム11、表示装置固定ネジ12、保持機構13、回路装置14及びもしくはバランサー14、留めピン16、回転軸15、回転軸保持装置17、支持装置台19および床20については図5と同様であり、説明を省略する。
本実施形態においては例えば図5の直流モータ23の代わりにサーボモータを用い、サーボモータ25の回転軸にはC歯車24を装着し、A歯車29とC歯車24の歯数は同じとしておく。
更に視聴者は例えばメガネフレーム32を装着し、このメガネフレーム32に角度検出装置33を装着する。
ここで図8は本実施形態における角度検出装置33とサーボモータ制御装置40のブロックダイヤ例を示している。
同図において角度検出装置33は角度センサー34もしくは加速度センサー34、省電力プロセッサ36、トランスミッタ36、電池37及び送信アンテナ38などで構成されている。
一方サーボモータ制御装置40は受信アンテナ41、レシーバ42、プロセッサ43、サーボモータ制御回路44、サーボモータ用電源入力45などから構成される。
ここで、角度センサー34もしくは加速度センサー34の出力は省電力プロセッサ35で演算され、演算された出力がトランスミッタ36で変調され送信アンテナ38から空中に電波として放出され、受信アンテナ41で受信され、レシーバ42で復調されプロセッサ43に入力され、プロセッサ43の出力がサーボモータ制御回路44を制御して、サーボモータ用電源入力45からの電源をサーボモータ25に供給する。
ここでサーボモータ制御装置40は回路装置14の近傍に装着し、バランサーの役割を果たすこともできる。
同図において角度検出装置33は角度センサー34もしくは加速度センサー34、省電力プロセッサ36、トランスミッタ36、電池37及び送信アンテナ38などで構成されている。
一方サーボモータ制御装置40は受信アンテナ41、レシーバ42、プロセッサ43、サーボモータ制御回路44、サーボモータ用電源入力45などから構成される。
ここで、角度センサー34もしくは加速度センサー34の出力は省電力プロセッサ35で演算され、演算された出力がトランスミッタ36で変調され送信アンテナ38から空中に電波として放出され、受信アンテナ41で受信され、レシーバ42で復調されプロセッサ43に入力され、プロセッサ43の出力がサーボモータ制御回路44を制御して、サーボモータ用電源入力45からの電源をサーボモータ25に供給する。
ここでサーボモータ制御装置40は回路装置14の近傍に装着し、バランサーの役割を果たすこともできる。
今視聴者が装着したメガネフレーム32に角度検出装置33が装着され、角度センサー34もしくは加速度センサー34は角度検出装置33の中に固く取り付けられているので、例えば視聴者が仰臥しているときの表示装置10の位置が視聴者の顔面の正面に来るように、また視聴者が左右いずれかに横臥しても、角度センサー34もしくは加速度センサー34のセンサー出力信号をもとに、表示装置10が視聴者の顔面の正面、すなわち適視位置に来るように省電力プロセッサ35及びプロセッサ43の設定を行うことが可能である。
なお、本実施形態では角度検出装置33とサーボモータ制御装置40の間を無線で通信するようにしたが、例えばトランスミッタ36やレシーバ42をシリアル通信インターフェースとして、トランスミッタとレシーバの間を有線で接続する実施形態も本発明に含まれると考えられる。
また、省電力プロセッサ35もしくはプロセッサ43において、視聴者が顔や体をわずかに移動させたときの角度センサーや角速度センサーのわずかな出力変動にはサーボモータ25を動作させないような不感帯を設けることや、顔や体の急激な移動に対するセンサー出力に低域通過フィルター効果を持たせ、サーボモータ25の動作を遅らせるような技術も、本実施形態に用いることができる。
更に、省電力プロセッサ35は通常はトランスミッタ36への電力供給を停止し、かつ自身のクロック周波数を動作限界まで落として消費電流を減らし、常時角度センサーや角速度センサーの出力変化をモニターし、このセンサー出力変化が有ったときのみ、自身のクロック周波数を上げ、トランスミッタ36への電力供給を行い、前記表示装置の回転動作に支障の無いようにして、かつ角度検出装置33の消費電力を低下させ、電池37の寿命を延ばすことができる。
なお図示していないが、サーボモータ制御装置40の中に高周波誘導方式の非接触充電器を設け、角度検出器33内に2次コイル、整流回路、2次電池を電池37の代わりに設け、視聴者が表示装置を利用していないときは、角度検出器33をサーボモータ制御装置40の一部に装着しておき、前記充電器からの高周波電流を前記2次コイルで得て、前記整流回路を経由して2次電池を充電するような構成をとることで、2次電池の交換は不要とできる。
第3の実施形態の効果
本発明の第2の実施形態に拠れば、視聴者は操作なしに、仰臥ばかりでなく左右どちらの横臥に対しても表示装置を視聴者の適視位置に置くことが可能となる。
本形態はきわめて重度の身体障害者にも有用であると考えられる。
また、角度検出装置とサーボモータ制御装置を有線で接続することにより、角度検出装置内の電池交換を不要にできる。
さらに、プロセッサの動作設定により、顔や体の急な動きや細かな動きに、表示装置が追従しないようにできる。
加えて、角度検出装置内の構成により、同装置内の電池寿命を延ばすことができる。
また、非接触式充電方式の採用により、角度検出装置をワイヤレスとし、かつ同装置内の電池交換を不要とできる。
本発明の第2の実施形態に拠れば、視聴者は操作なしに、仰臥ばかりでなく左右どちらの横臥に対しても表示装置を視聴者の適視位置に置くことが可能となる。
本形態はきわめて重度の身体障害者にも有用であると考えられる。
また、角度検出装置とサーボモータ制御装置を有線で接続することにより、角度検出装置内の電池交換を不要にできる。
さらに、プロセッサの動作設定により、顔や体の急な動きや細かな動きに、表示装置が追従しないようにできる。
加えて、角度検出装置内の構成により、同装置内の電池寿命を延ばすことができる。
また、非接触式充電方式の採用により、角度検出装置をワイヤレスとし、かつ同装置内の電池交換を不要とできる。
第4の実施形態
当該実施形態は請求項4に記載の発明に対応した実施形態であり、図9は本実施形態における表示装置の保持装置の部分説明図である。
図9においては、保持機構13、回路装置14及びもしくはバランサー14、留めピン16、回転軸15、回転軸保持装置17、A歯車29、C歯車24及びサーボモータ25は図7と同様であり、説明を省略する。
本実施形態においては、サーボモータ25には円筒状の第2の回転軸27が装着され、第2の回転軸の保持機構28が第2の回転軸を保持している。
また図示したように、サーボモータ25の下面と第2の回転軸保持機構28の上面はそれぞれ十分固く平行としておき、この間に硬球26を置く。
また第2の回転軸27と第2の回転軸保持機構28の間に軽微な摩擦力を持たせておく。
当該実施形態は請求項4に記載の発明に対応した実施形態であり、図9は本実施形態における表示装置の保持装置の部分説明図である。
図9においては、保持機構13、回路装置14及びもしくはバランサー14、留めピン16、回転軸15、回転軸保持装置17、A歯車29、C歯車24及びサーボモータ25は図7と同様であり、説明を省略する。
本実施形態においては、サーボモータ25には円筒状の第2の回転軸27が装着され、第2の回転軸の保持機構28が第2の回転軸を保持している。
また図示したように、サーボモータ25の下面と第2の回転軸保持機構28の上面はそれぞれ十分固く平行としておき、この間に硬球26を置く。
また第2の回転軸27と第2の回転軸保持機構28の間に軽微な摩擦力を持たせておく。
このように硬球26のころの効果により、本実施例では第3の実施例に加えて、第2の回転軸27の周囲に保持機構13、表示装置10、回路装置14及びもしくはバランサー14等をわずかな力で回転させることが可能となる。
なお、実施形態の1乃至3の構成においても、表示装置10を視聴者の左右いずれかの側面に置くようにすれば、視聴者が起き上がる障害にはならないが、起き上がる際に腕で体を支える場合、誤って表示装置10を触れる場合もあることから、本実施例のように、サーボモータ25を駆動して表示装置10を一旦視聴者の上部に置きかつ、第2の回転軸の周りに表示装置10を回転させて、仰臥した視聴者の頭部側に移動させるほうが、さらに安全である。
なお、実施形態の1乃至3の構成においても、表示装置10を視聴者の左右いずれかの側面に置くようにすれば、視聴者が起き上がる障害にはならないが、起き上がる際に腕で体を支える場合、誤って表示装置10を触れる場合もあることから、本実施例のように、サーボモータ25を駆動して表示装置10を一旦視聴者の上部に置きかつ、第2の回転軸の周りに表示装置10を回転させて、仰臥した視聴者の頭部側に移動させるほうが、さらに安全である。
第4の実施形態の効果
本発明の第4の実施形態に拠れば、第3の実施形態の効果に加えて、僅かな力で第2の回転軸の周りに表示装置10を回転させて、仰臥した視聴者の頭部側に移動させることができるため、図10に示したように視聴者が仰臥しての視聴を終え、起き上がる場合の障害とならない利点がある。
本発明の第4の実施形態に拠れば、第3の実施形態の効果に加えて、僅かな力で第2の回転軸の周りに表示装置10を回転させて、仰臥した視聴者の頭部側に移動させることができるため、図10に示したように視聴者が仰臥しての視聴を終え、起き上がる場合の障害とならない利点がある。
第5の実施形態
当該実施形態は請求項5に記載の発明に対応した実施形態であり、図11は本実施形態における表示装置の保持装置の部分説明図である。
図11においては、保持機構13、回路装置14及びもしくはバランサー14、留めピン16、回転軸15、回転軸保持装置17、A歯車29、C歯車24、サーボモータ25及び硬球26は図9と同様であり、説明を省略する。
本実施形態においては、サーボモータ25に装着された第2の回転軸27と、これを保持する第2の回転軸保持機構28との間の摩擦力は可能な限り減じておく。
また第2の回転軸27には第2回転軸アーム63が貫通し、第2サーボモータ50の回転軸に設けられた第2サーボモータアーム51との間は複数の接続ピン52で接続する。
更に第2サーボモータ50は第2の回転軸保持機構28に装着する。
当該実施形態は請求項5に記載の発明に対応した実施形態であり、図11は本実施形態における表示装置の保持装置の部分説明図である。
図11においては、保持機構13、回路装置14及びもしくはバランサー14、留めピン16、回転軸15、回転軸保持装置17、A歯車29、C歯車24、サーボモータ25及び硬球26は図9と同様であり、説明を省略する。
本実施形態においては、サーボモータ25に装着された第2の回転軸27と、これを保持する第2の回転軸保持機構28との間の摩擦力は可能な限り減じておく。
また第2の回転軸27には第2回転軸アーム63が貫通し、第2サーボモータ50の回転軸に設けられた第2サーボモータアーム51との間は複数の接続ピン52で接続する。
更に第2サーボモータ50は第2の回転軸保持機構28に装着する。
このように構成することにより、視聴者が視聴を終えたときに、第2サーボモータ50に所定電流を流すことにより、第2の回転軸の周りに表示装置を90度回転させ、仰臥した視聴者の頭部側に移動させることが可能である。
また、別途視聴者が視聴を終えたことを指示することにより、自動的にサーボモータ25を回転させ、一旦表示装置10を視聴者の真上に移動し、その後第2サーボモータ50を制御して、第2の回転軸の周りに表示装置を90度回転させ、仰臥した視聴者の頭部側に移動させることも本発明の範囲に含まれるものとする。
また、別途視聴者が視聴を終えたことを指示することにより、自動的にサーボモータ25を回転させ、一旦表示装置10を視聴者の真上に移動し、その後第2サーボモータ50を制御して、第2の回転軸の周りに表示装置を90度回転させ、仰臥した視聴者の頭部側に移動させることも本発明の範囲に含まれるものとする。
第5の実施形態の効果
本発明の第5の実施形態に拠れば、第3の実施形態の効果に加えて、簡単な操作で第2の回転軸の周りに表示装置10を90度回転させて、仰臥した視聴者の頭部側に移動させることができるため、視聴者が仰臥しての視聴を終え、起き上がる場合の障害とならない利点がある。
また、第1のサーボモータと第2のサーボモータを統合的に制御することにより、視聴完了とともに、自動的に表示装置を視聴者の真上に移動し、更に第2の回転軸の周りに表示装置10を90度回転させて、仰臥した視聴者の頭部側に移動させることができ、起き上がる場合の障害とならない利点がある。
本発明の第5の実施形態に拠れば、第3の実施形態の効果に加えて、簡単な操作で第2の回転軸の周りに表示装置10を90度回転させて、仰臥した視聴者の頭部側に移動させることができるため、視聴者が仰臥しての視聴を終え、起き上がる場合の障害とならない利点がある。
また、第1のサーボモータと第2のサーボモータを統合的に制御することにより、視聴完了とともに、自動的に表示装置を視聴者の真上に移動し、更に第2の回転軸の周りに表示装置10を90度回転させて、仰臥した視聴者の頭部側に移動させることができ、起き上がる場合の障害とならない利点がある。
第6の実施形態
当該実施形態は請求項6に記載の発明に対応した実施形態であり、図12は本実施形態における表示装置の保持装置の説明図である。
図12においては、保持機構13、回路装置14及びもしくはバランサー14、留めピン16、回転軸16、回転軸保持装置17、A歯車29、C歯車24、サーボモータ26及び支持装置台19は図7と同様であり、説明を省略する。
ここでは回路装置14から表示装置の保持装置外へのA配線60が保持機構13の中および回転軸15の中に収納されている。
また表示装置10から回路装置14までのB配線61の過半が保持機構13の中に収納されている。
さらに表示装置10から表示装置の保持装置外へのC配線62が保持機構13の中および回転軸15の中に収納されている。
ちなみにA配線60及びC配線62としては商用電源コード、放送波受信用アンテナ線、LAN用イーサネットケーブル、電話線及び光ファイバー等が適用できる。
当該実施形態は請求項6に記載の発明に対応した実施形態であり、図12は本実施形態における表示装置の保持装置の説明図である。
図12においては、保持機構13、回路装置14及びもしくはバランサー14、留めピン16、回転軸16、回転軸保持装置17、A歯車29、C歯車24、サーボモータ26及び支持装置台19は図7と同様であり、説明を省略する。
ここでは回路装置14から表示装置の保持装置外へのA配線60が保持機構13の中および回転軸15の中に収納されている。
また表示装置10から回路装置14までのB配線61の過半が保持機構13の中に収納されている。
さらに表示装置10から表示装置の保持装置外へのC配線62が保持機構13の中および回転軸15の中に収納されている。
ちなみにA配線60及びC配線62としては商用電源コード、放送波受信用アンテナ線、LAN用イーサネットケーブル、電話線及び光ファイバー等が適用できる。
第6の実施形態の効果
本発明の第6の実施形態に拠れば、本発明の表示装置の保持装置を利用する視聴者は配線を殆ど意識せず、快適な操作性が得られる利点がある。
本発明の第6の実施形態に拠れば、本発明の表示装置の保持装置を利用する視聴者は配線を殆ど意識せず、快適な操作性が得られる利点がある。
なお、以上の実施形態においては表示装置としては液晶表示装置やEL(エレクトロルミネッセンス)表示装置などの軽量な平面表示装置が適しており、また表示内容としてはテレビ放送受信画像、インターネット動画像、VCRやDVDの動画像ばかりでなく、インターネットブラウザによる各種情報表示や電子ブックの活字やマンガなど比較的長時間視聴されるものや、表示装置にカメラを付けた双方向テレビ電話の画像などが考えられる。
10・・・表示装置、11・・・角度調整アーム、12・・・表示装置固定ネジ、13・・・保持機構、14・・・回路装置もしくはバランサー、15・・・回転軸、16・・・留めピン、17・・・回転軸保持機構、18・・・リング、19・・・保持装置台、20・・・床面、21・・・壁、22・・・B歯車、23・・・モータ、24・・・C歯車、25・・・サーボモータ、26・・・硬球、27・・・第2の回転軸、28・・・第2の回転軸保持機構、29・・・A歯車、30・・・電源、31・・・2回路3接点スイッチ、32・・・メガネフレーム、33・・・角度検出装置、34・・・角度検出センサーもしくは加速度検出センサー、35・・・省電力プロセッサ、36・・・トランスミッタ、37・・・電池、38・・・送信アンテナ、40・・・サーボモータ制御装置、41・・・受信アンテナ、42・・・レシーバ、43・・・プロセッサ、44・・・サーボモータ制御回路、45・・・サーボモータ電源入力、50・・・第2サーボモータ、51・・・第2サーボモータアーム、52・・・接続ピン、53・・・第2回転軸アーム、60・・・A配線、61・・・B配線、62・・・C配線
Claims (6)
- 回転軸を有する保持機構の一端もしくはその近傍に表示装置を装着し、前記保持機構の残る片端もしくはその近傍に表示装置用の回路装置もしくはバランサーを装着し、かつ前記回転軸を保持する回転軸保持機構を有し、前記表示装置及び表示装置側の保持機構の重力による回転軸回りの回転モーメントと、前記回路装置もしくはバランサー及び前記回路装置側もしくはバランサー側の保持機構の重力による回転軸回りの回転モーメントとをほぼ等しくし、かつ回転軸保持機構と回転軸の間に軽微な摩擦力を持たせ、軽微な力で前記表示装置を回転軸の回りに回転可能とした表示装置の保持装置
- 回転軸を有する保持機構の一端もしくはその近傍に表示装置を装着し、前記保持機構の残る片端もしくはその近傍に表示装置用の回路装置もしくはバランサーを装着し、前記回転軸を保持する回転軸保持機構と、モータを有し、前記表示装置及び表示装置側の保持機構の重力による回転軸回りの回転モーメントと、前記回路装置もしくはバランサー及び前記回路装置側もしくはバランサー側の保持機構の重力による回転軸回りの回転モーメントとをほぼ等しくし、かつ回転軸にモータの回転力を伝えて前記表示装置を回転軸の回りに回転可能とした表示装置の保持装置
- 人体の一部に直接もしくは間接的に取り付けられた角度センサーもしくは加速度センサーからの情報を有線もしくは無線で前記モータの制御装置に伝える、請求項2に記載の表示装置の保持装置
- 請求項1,2もしくは3において回転軸保持機構が、前記回転軸と直行する第2の回転軸と、第2の回転軸を保持する第2の回転軸保持機構とを有し、かつ第2の回転軸と第2の回転軸保持機構の間に軽微な摩擦力を有し、軽微な力で第2の回転軸を中心として前記回転軸保持機構を回転させることが可能な表示装置の保持装置
- 請求項1,2もしくは3において回転軸保持機構が、前記回転軸と直行する第2の回転軸と、第2の回転軸を保持する第2の回転軸保持機構と、第2の回転軸回転用モータを有し、かつ前記第2の回転軸に第2の回転軸回転用モータの回転力を伝え、第2の回転軸を中心として前記回転軸保持機構を回転させることが可能な表示装置の保持装置
- 請求項1ないし5において表示装置から表示装置用の回路装置までの配線の過半もしくは、回転軸周辺から表示装置までの配線の過半もしくは、回転軸周辺から表示装置用の回路装置までの配線の過半を保持機構内に収納する、表示装置の保持装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003358505A JP2005084671A (ja) | 2003-09-10 | 2003-09-10 | 表示装置の保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003358505A JP2005084671A (ja) | 2003-09-10 | 2003-09-10 | 表示装置の保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005084671A true JP2005084671A (ja) | 2005-03-31 |
Family
ID=34420058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003358505A Pending JP2005084671A (ja) | 2003-09-10 | 2003-09-10 | 表示装置の保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005084671A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008186005A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Atsushi Matsuzaki | 表示装置 |
WO2012033038A1 (ja) | 2010-09-08 | 2012-03-15 | 株式会社不二宮製作所 | 視覚対象物保持装置 |
KR101170441B1 (ko) | 2011-01-26 | 2012-08-07 | 신형섭 | 환자용 이동식 디스플레이장치와 이를 구비한 환자진단 장치 |
WO2017082598A1 (ko) * | 2015-11-09 | 2017-05-18 | 주식회사 탑시스템 | 랙과 피니언을 이용한 디스플레이 위치 조절장치 |
WO2017206534A1 (en) * | 2016-05-30 | 2017-12-07 | Boe Technology Group Co., Ltd. | Tv bed, tv, bed, and method for operating the same |
-
2003
- 2003-09-10 JP JP2003358505A patent/JP2005084671A/ja active Pending
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JP4665254B2 (ja) * | 2007-01-30 | 2011-04-06 | 敦志 松崎 | 表示装置 |
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