JP2005083624A - 判定装置 - Google Patents

判定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005083624A
JP2005083624A JP2003314401A JP2003314401A JP2005083624A JP 2005083624 A JP2005083624 A JP 2005083624A JP 2003314401 A JP2003314401 A JP 2003314401A JP 2003314401 A JP2003314401 A JP 2003314401A JP 2005083624 A JP2005083624 A JP 2005083624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wear
degree
determination
satellite
shooting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003314401A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Akano
広樹 赤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2003314401A priority Critical patent/JP2005083624A/ja
Publication of JP2005083624A publication Critical patent/JP2005083624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

【課題】 遮蔽物の存在を推定して損耗判定に反映させることができる判定装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 射撃情報に基づいて損耗の程度を判定する判定装置において、GPS受信機により測位した位置情報と、前記射撃情報から得られた模擬弾着位置情報と、該測位した位置に対する模擬弾着位置の方向に衛星が存在する場合に、該GPS受信機における該衛星からの受信状況の良否を前記損耗の程度の判定に反映する反映手段を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、判定装置に関し、射撃情報に基づいて損耗の程度を判定する判定装置に関する。
戦闘訓練においては、模擬射撃の効果、例えば火器による損耗の程度を正確に行うことで、より実戦的な訓練が可能となる。また、戦闘訓練は危険を伴わずに、少ない補助員にて行う必要がある。このため、例えば特許文献1や特許文献2に記載のような模擬訓練システムが開発されている。
図1は、従来の判定システムの一例の概念図を示す。同図中、子局10は曲射火器12の射撃情報、例えば火器の種類、弾種、発射速度、方位、仰角、射撃位置を中央局14に向けて無線送信する。中央局14は子局10からの射撃情報を受信して、模擬弾着地点Oの位置座標、射撃火器の種類、弾種等の射撃情報を子局16a,16bに向けて無線送信する。子局16a,16bは、射撃対象の人員や車両に取り付けられており、損耗判定、損耗の表示等の各種処理を行い、判定結果を中央局14に向けて送信する。
子局16a,16bはGPS(Global Positioning System)受信機等の位置標定機能を有し、自局位置を把握している。各子局16a,16bは、中央局14より射撃情報を受信した場合、模擬弾着地点Oと自局位置との距離Ra,Rb、射撃火器の種類、弾種から損耗の程度を判定する。模擬弾着地点Oと自局位置の距離Rが小さい程、損耗の程度は大きくなる。損耗の程度は子局16a,16bに表示されると共に中央局14に無線送信され、曲射火器12による模擬射撃の効果が把握される。
特開平7−146096号公報 特開平7−159095号公報
従来の判定システムでは、模擬弾着地点の位置と射撃対象の位置との間の距離から損耗判定を行っているため、模擬弾着地点Oと射撃対象の子局16a,16b間に建物等の遮蔽物があった場合、その影響を損耗判定に反映させることができず、例えば市街戦における模擬射撃の効果を正確に評価することはできないという問題があった。
また、建物等の遮蔽を考慮した損耗判定を行うには、子局16a,16bそれぞれに訓練を行う地域にある建物等の遮蔽物の位置情報、高さ情報等を予め記録しておく必要があり、子局に高い機能が要求され、現実的ではないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、遮蔽物の存在を推定して損耗判定に反映させることができる判定装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、射撃情報に基づいて損耗の程度を判定する判定装置において、
GPS受信機により測位した位置情報と、前記射撃情報から得られた模擬弾着位置情報と、該測位した位置に対する模擬弾着位置の方向に衛星が存在する場合に、該GPS受信機における該衛星からの受信状況の良否を前記損耗の程度の判定に反映する反映手段を備えているため、
損耗の程度の判定にあたり、測位した位置に対して、模擬弾着位置の方向に存在する衛星からの受信状況の良否を損耗の程度の判定に反映することができるので、受信状況が良好な場合は測位した位置に対する模擬弾着位置の方向に遮蔽物が存在しない可能性が高いものとして損耗の程度を判定でき、受信状況が良好でない場合には測位した位置に対する模擬弾着位置の方向に遮蔽物が存在する可能性が高いものとして損耗の程度を小さくする傾向に判定できる。
請求項3に記載の発明は、射撃情報に基づいて損耗の程度を判定する判定装置において、
損耗の程度の判定にあたり、衛星からの信号の受信状況を反映させる反映手段を備えているため、
損耗の程度の判定にあたり、衛星からの受信状況が良好でない場合は、一般に受信環境を劣化させる遮蔽物が周囲に存在する可能性が高いものと推定され、かかる場合には遮蔽物により、射撃による損耗の程度は低下するであろう可能性が高くなることを判定に反映させることができる。
請求項1に記載の発明によれば、損耗の程度の判定にあたり、測位した位置に対して、模擬弾着位置の方向に存在する衛星からの受信状況の良否を損耗の程度の判定に反映することができるので、受信状況が良好な場合は測位した位置に対する模擬弾着位置の方向に遮蔽物が存在しない可能性が高いものとして損耗の程度を判定でき、受信状況が良好でない場合には測位した位置に対する模擬弾着位置の方向に遮蔽物が存在する可能性が高いものとして損耗の程度を小さくする傾向に判定できる。
請求項3に記載の発明によれば、損耗の程度の判定にあたり、衛星からの受信状況が良好でない場合は、一般に受信環境を劣化させる遮蔽物が周囲に存在する可能性が高いものと推定され、かかる場合には遮蔽物により、射撃による損耗の程度は低下するであろう可能性が高くなることを判定に反映させることができる。
図2は、本発明装置を適用した判定システムの一実施形態の概念図を示す。本システムは模擬訓練に使用される。同図中、子局20は曲射火器22の射撃情報、即ち火器の種類、弾種、発射速度、方位、仰角、射撃位置を中央局24に向けて無線送信する。中央局24は子局20からの射撃情報を受信して、模擬弾着地点Oの位置座標、射撃火器の種類、弾種等の射撃情報を子局26a,26bに向けて無線送信する。子局26a,26bは、射撃対象の人員や車両に取り付けられており、損耗判定、損耗の表示等の各種処理を行い、判定結果を中央局24に向けて送信する。
子局26a,26bはGPS受信機を有し、GPS受信機で自局位置を測位している。各子局26a,26bは、中央局24より射撃情報を受信した場合、GPS衛星信号の衛星軌道情報から捕捉可能な衛星の方位、仰角を得て、自局位置から模擬弾着地点方向に存在する捕獲可能な衛星からの受信信号から、模擬弾着地点と自局の間に遮蔽物30がある可能性が高いか否かを判定する。各子局26a,26bは、模擬弾着地点と自局の距離Ra,Rb、射撃火器の種類、弾種に加えて、模擬弾着地点と自局の間に遮蔽物がある可能性が高いか否かを反映して損耗の程度を判定する。判定結果である損耗の程度は子局26a,26bに表示されると共に中央局24に無線送信され、曲射火器22による模擬射撃の効果が把握される。
図3は、判定装置としての子局26a,26bの一実施形態の機能ブロック図を示す。同図中、無線通信部40は、中央局24との間でデータの送受信を行う。無線通信部40が中央局24から受信した模擬弾着地点Oの位置座標及び射撃情報は損耗判定部44に供給される。
GPS受信機部42は、4(または3)個以上の捕捉衛星情報から自局の3次元(または2次元)位置座標を評定測位すると共に、GPS衛星信号の航法メッセージ(衛星軌道情報)を取得して、その場所及び時点で捕捉可能なGPS衛星それぞれの方位角と仰角を得て損耗判定部44に供給する。
データ保持部46には、射撃火器と弾種毎に、模擬弾着地点O,自局間の距離Rと損耗率Pの関係(R−Pテーブル)が予め保持されている。また、データ保持部46は、模擬弾着地点Oと自局の間に遮蔽物があるときに損耗率Pを減らすために用いる遮蔽定数U(Uは0から1までの実数)を予め保持する。また、遮蔽物により遮蔽される方位角幅α(一定値)、遮蔽物により遮蔽される仰角β(一定値)それぞれを予め保持し、GPS衛星信号を受信していると判断するための受信信号レベル閾値L(一定値)を予め保持し、更に、損耗度Vと損耗の程度の関係(損耗度テーブル)を予め保持している。
上記、模擬弾着地点O,自局間の距離Rと損耗率Pの関係(R−Pテーブル)、遮蔽定数U、損耗度Vと損耗の程度の関係(損耗度テーブル)、遮蔽される方位角幅α、遮蔽される仰角β、受信信号レベル閾値Lは、本システムを使用する状況に応じて例えば中央局24からの命令によって適宜変更可能とされている。
損耗判定部44は、模擬弾着地点Oの位置座標及び射撃情報と、データ保持部46に保持されているデータを用いて損耗判定処理を実行し、その判定結果を無線通信部40から中央局24に送信すると共に、表示部48に表示する。
図4及び図5は、判定装置としての子局26a,26bにおいて損耗判定部44が実行する損耗判定処理のフローチャートを示す。図4において、ステップ301にて中央局24から送信された模擬弾着地点Oの位置座標、射撃火器の種類、弾種等の射撃情報(弾着情報)を受信したか否かを判別し、射撃情報を受信した場合にのみステップ302に進んで模擬弾着地点Oと自局の距離Rを算出する。
射撃情報に弾着時刻が含まれる場合は、その時刻において、以降の処理を実施する。ステップ303にて受信した射撃情報から得られる射撃火器と弾種と距離Rから、データ保持部46の模擬弾着地点O,自局間の距離Rと損耗率Pの関係(R−Pテーブル)を用いて損耗率Pを求める。
上記の模擬弾着地点O,自局間の距離Rと損耗率Pの関係(R−Pテーブル)の一例を図6に示す。この例では、距離Rが所定値A未満では損耗率Pは100%であり、距離Rが所定値A以上で所定値B(但し、A<B)未満では損耗率は50%であり、距離Rが所定値B以上所定値C(但し、B<C)未満では損耗率Pは20%であり、距離Rが所定値C以上では損耗率Pは0%である。
次に、ステップ304にて模擬弾着地点Oと自局の間に遮蔽物があるか否かを推定する。なお、ステップ304については図5にて詳細に説明する。判定の結果、遮蔽物がある可能性が高い場合はステップ305に進み、遮蔽物がない場合はステップ306に進む。ステップ305では損耗率Pに遮蔽定数Uと、0から100までの範囲で発生させた乱数を乗算して損耗度Vを求める。ステップ306では損耗率Pに0から100までの範囲で発生させた乱数を乗算して損耗度Vを求める。つまり、遮蔽物がある可能性が高い場合は、0から1までの実数である遮蔽定数Uを乗算することで損耗度Vを減少補正している。
ステップ305または306の実行後、ステップ307にて損耗度Vより、データ保持部46の損耗度Vと損耗の程度の関係(損耗度テーブル)を用いて損耗の程度を求める。上記の損耗度Vと損耗の程度の関係(損耗度テーブル)の一例を図7に示す。この例では、損耗度Vが100から70の範囲は損耗の程度が死亡または大破であり、損耗度Vが70から50の範囲は損耗の程度が重傷または中破であり、損耗度Vが50から10の範囲は損耗の程度が軽傷または小破であり、損耗度Vが10から0の範囲は損耗なしである。
この後、ステップ308で損傷の程度を表示部48に表示すると共に、無線通信部40から中央局24に送信してステップ301に戻る。
図5は、ステップ304で実行する遮蔽物有無推定ルーチンのフローチャートを示す。同図中、ステップ401にて自局の位置から模擬弾着地点Oに向かう方位を中心にして±α/2の範囲、かつ、仰角β以下で0までの範囲にGPS衛星が存在するか否かを検索して、衛星は存在するか否かを判別する。この検索にはGPS衛星信号の航法メッセージ(起動軌道情報)より得た自局位置にて捕捉可能な全GPS衛星の方位と仰角を使用する。そして、GPS衛星が1基でも存在していればステップ402に進み、GPS衛星が1基も存在していなければステップ403へ進む。
ステップ402では、上記±α/2の範囲、かつ、仰角β以下で0までの範囲に存在する全てのGPS衛星からの受信信号が受信信号レベル閾値L以上であるか否かを判別し、全てのGPS衛星からの受信信号が閾値L以上であればステップ403に進んで遮蔽物なしと推定する。また、ステップ401で上記±α/2の範囲、かつ、仰角β以下で0までの範囲にGPS衛星が1基も存在していない場合もステップ403で遮蔽物なしと推定する。
一方、上記±α/2の範囲、かつ、仰角β以下で0までの範囲に存在する全てのGPS衛星のうち1基でも受信信号が閾値L未満のものがあればステップ404に進んで遮蔽物がある可能性が高い(遮蔽物あり)と判定する。
ところで、方位角幅αは、模擬訓練を行う地域の建物等の遮蔽物の密集状態に応じて決定され、遮蔽物の密集状態が粗の場合例えばα=10°〜30°であり、遮蔽物の密集状態が密の場合例えばα=30°〜90°である。仰角βは、模擬訓練を行う地域の建物等の遮蔽物の高さに応じて決定され、例えばβ=10°〜60°である。受信信号レベル閾値Lは例えば30dBHzである。
なお、ステップ404では、GPS衛星からの受信信号が閾値L未満に減衰しているのは遮蔽物があるためであるとして遮蔽物の存在を推定しているが、上記±α/2の範囲、かつ、仰角β以下で0までの範囲に存在するGPS衛星の総数Xに対し、受信信号が閾値L未満であるGPS衛星の数Yを求めておき、ステップ305において例えばY/Xを遮蔽定数Uに乗算することで遮蔽定数Uを補正する構成としても良い。
このように、損耗の程度の判定にあたり、測位した位置に対して、模擬弾着位置の方向に存在する衛星からの受信状況の良否を損耗の程度の判定に反映することができるので、受信状況が良好な場合は測位した位置に対する模擬弾着位置の方向に遮蔽物が存在しない可能性が高いものとして損耗の程度を判定でき、受信状況が良好でない場合には測位した位置に対する模擬弾着位置の方向に遮蔽物が存在する可能性が高いものとして損耗の程度を小さくする傾向に判定できる。
また、模擬訓練を行う場所にある建物の位置情報、高さ情報等を予め記録することなく、GPS衛星の信号から得られる情報のみで遮蔽物の有無を考慮した損耗判定を行うことが可能となる。
なお、ステップ305,306では、0から100までの範囲で発生させた乱数を乗算する代りに、例えば100を乗算する構成としても良い。
ところで、ステップ304では、捕捉した衛星数が所定の閾値Nより少ない状況では、射撃対象の周辺に遮蔽物が多いと見なしてステップ305に進み、捕捉した衛星数が閾値N以上の状況ではステップ306に進む構成としても良い。
また、ステップ304では、GPS受信機部42において、偏った方位、仰角にある衛星だけを捕捉するDOP(Dilution Of Precision)値が悪い状況では射撃対象の周辺に遮蔽物が多いと見なしてステップ305に進み、DOP値が良い状況ではステップ306に進む構成としても良い。
また、ステップ304では、捕捉可能な衛星数に対し捕捉した衛星数の割合が所定の閾値Mより小さい状況では、射撃対象の周辺に遮蔽物が多いと見なしてステップ305に進み、割合が所定の閾値M以上の状況ではステップ306に進む構成としても良い。
また、ステップ304では、捕捉した衛星からの受信レベルの総和もしくは平均値が所定の閾値Qより小さい状況では、射撃対象の周辺に遮蔽物が多いと見なしてステップ305に進み、総和もしくは平均値が所定の閾値Q以上の状況ではステップ306に進む構成としても良い。
このように、衛星からの受信状況が良好でない場合は、一般に受信環境を劣化させる遮蔽物が周囲に存在する可能性が高いものと推定され、かかる場合には遮蔽物により、射撃による損耗の程度は低下するであろう可能性が高くなることを判定に反映させることができる。
なお、中央局24を用いずに、子局20が送信した曲射火器22の射撃情報を、子局26a,26bにて直接受信して射撃情報を算出し、損耗判定を行う構成としても良く、また、入力された射撃情報を子局20にて射撃情報に変換し、子局26a,26bに送信する構成としても良い。更に、子局26a,26bそれぞれのGPS受信機部42で得た捕捉可能な全衛星の方位、仰角、及び自局の3次元位置座標を中央局24に無線送信し、中央局24において、子局26a,26bそれぞれの損耗判定処理を行い、判定結果を子局26a,26bそれぞれに無線送信する構成としても良い。
なお、ステップ304,〜307が請求項または付記記載の反映手段に対応し、ステップ302,303,305〜307が損耗判定手段に対応し、ステップ401〜404が遮蔽物有無推定手段に対応し、ステップ305,306が補正手段に対応し、ステップ303,305,306が損耗度計算手段に対応し、ステップ307が判定手段に対応する。
(付記1)
射撃情報に基づいて損耗の程度を判定する判定装置において、
GPS受信機により測位した位置情報と、前記射撃情報から得られた模擬弾着位置情報と、該測位した位置に対する模擬弾着位置の方向に衛星が存在する場合に、該GPS受信機における該衛星からの受信状況の良否を前記損耗の程度の判定に反映する反映手段、
を備えた特徴とする判定装置。
(付記2)
付記1記載の判定装置において、
前記反映手段は、前記受信状況が衛星からの信号の受信レベルが基準より小さいまたは受信できない場合に、受信レベルが基準より大きいまたは受信できる場合に比べて損耗の程度が低くなる傾向に反映させる、
ことを特徴とする判定装置。
(付記3)
射撃情報に基づいて損耗の程度を判定する判定装置において、
損耗の程度の判定にあたり、衛星からの信号の受信状況を反映させる反映手段、
を備えた特徴とする判定装置。
(付記4)
付記3記載の判定装置において、
前記反映手段は、1または複数の衛星からの信号の受信レベルが基準より小さいまたは受信できない場合に、受信レベルが基準より大きいまたは受信できる場合に比べて損耗の程度が低くなる傾向に反映させる、
ことを特徴とする判定装置。
(付記5)
付記4記載の判定装置において、
前記受信状況は、DOP値であること特徴とする判定装置。
(付記6)
射撃情報に基づいて損耗の程度を判定する判定装置において、
損耗の程度の判定にあたり、受信レベルが所定の基準を満たす衛星数と、該所定の基準を満たさない衛星数との関係を反映させる反映手段、
を備えた特徴とする判定装置。
(付記7)
火器の射撃情報より模擬弾着地点の位置を算出し、前記模擬弾着地点の位置と射撃対象の位置から射撃対象の損耗の程度を判定する判定方法において、
射撃対象にGPS受信機を設け、
前記GPS受信機で受信したGPS衛星信号の衛星軌道情報から捕捉可能な衛星の方位、仰角を得て、
前記射撃対象の位置から模擬弾着地点方向に存在する捕捉可能な衛星からの受信信号に基づき前記模擬弾着地点と射撃対象位置の間に遮蔽物があるか否かを推定し、
前記遮蔽物の有無の推定結果に応じて前記射撃対象の損耗の程度の判定を補正することを特徴とする判定方法。
(付記8)
付記7記載の判定方法において、
前記遮蔽物の有無の推定は、前記射撃対象の位置から模擬弾着地点方向に存在する捕捉可能な衛星からの受信信号レベルが所定の閾値以上であるとき前記遮蔽物があると推定することを特徴とする判定方法。
(付記9)
射撃対象の位置を特定するGPS受信機と、
火器の射撃情報より算出した模擬弾着地点の位置情報と前記GPS受信機で得た射撃対象の位置から射撃対象の損耗の程度を判定する損耗判定手段と、
前記GPS受信機で受信したGPS衛星信号の衛星軌道情報から捕捉可能な衛星の方位、仰角を得て、前記射撃対象の位置から模擬弾着地点方向に存在する捕捉可能な衛星からの受信信号に基づき前記模擬弾着地点と射撃対象位置の間に遮蔽物があるか否かを推定する遮蔽物有無推定手段と、
前記遮蔽物の有無の推定結果に応じて前記射撃対象の損耗の程度の判定を補正する補正手段を
有することを特徴とする判定装置。
(付記10)
付記9記載の判定装置において、
前記遮蔽物有無推定手段は、前記射撃対象の位置から模擬弾着地点方向に存在する捕捉可能な衛星からの受信信号レベルが所定の閾値以上であるとき前記遮蔽物があると推定することを特徴とする判定装置。
(付記11)
付記9または10記載の判定装置において、
前記損耗判定手段は、前記模擬弾着地点の位置情報と前記射撃対象の位置の距離から射撃対象の損耗率を計算する損耗度計算手段と、
前記射撃対象の損耗率から射撃対象の損耗の程度を判定する判定手段を有し、
前記補正手段は、前記遮蔽物があると推定されたとき前記射撃対象の損耗率を減少補正することを特徴とする判定装置。
(付記12)
付記10または11記載の判定装置において、
前記遮蔽物有無推定手段は、前記射撃対象の位置から模擬弾着地点方向に存在する捕捉可能な衛星の数に対する受信信号レベルが所定の閾値未満の衛星の数の比を求め、
前記補正手段は、前記捕捉可能な衛星の数に対する受信信号レベルが所定の閾値未満の衛星の数の比で前記射撃対象の損耗率を減少補正することを特徴とする判定装置。
(付記13)
付記10記載の判定装置において、
前記所定の閾値は、変更可能であることを特徴とする判定装置。
従来の判定システムの一例の概念図である。 本発明装置を適用した判定システムの一実施形態の概念図である。 判定装置としての子局の一実施形態の機能ブロック図である。 損耗判定処理のフローチャートである。 損耗判定処理のフローチャートである。 模擬弾着地点,自局間の距離Rと損耗率Pの関係の一例を示す図である。 損耗度と損耗の程度の関係の一例を示す図である。
符号の説明
20,26a,26b 子局
22 曲射火器
24 中央局
30 遮蔽物
40 無線通信部
42 GPS受信機部
44 損耗判定部
46 データ保持部
48 表示部

Claims (5)

  1. 射撃情報に基づいて損耗の程度を判定する判定装置において、
    GPS受信機により測位した位置情報と、前記射撃情報から得られた模擬弾着位置情報と、該測位した位置に対する模擬弾着位置の方向に衛星が存在する場合に、該GPS受信機における該衛星からの受信状況の良否を前記損耗の程度の判定に反映する反映手段、
    を備えた特徴とする判定装置。
  2. 請求項1記載の判定装置において、
    前記反映手段は、前記受信状況が衛星からの信号の受信レベルが基準より小さいまたは受信できない場合に、受信レベルが基準より大きいまたは受信できる場合に比べて損耗の程度が低くなる傾向に反映させる、
    ことを特徴とする判定装置。
  3. 射撃情報に基づいて損耗の程度を判定する判定装置において、
    損耗の程度の判定にあたり、衛星からの信号の受信状況を反映させる反映手段、
    を備えた特徴とする判定装置。
  4. 請求項3記載の判定装置において、
    前記反映手段は、1または複数の衛星からの信号の受信レベルが基準より小さいまたは受信できない場合に、受信レベルが基準より大きいまたは受信できる場合に比べて損耗の程度が低くなる傾向に反映させる、
    ことを特徴とする判定装置。
  5. 請求項4記載の判定装置において、
    前記受信状況は、DOP値であること特徴とする判定装置。
JP2003314401A 2003-09-05 2003-09-05 判定装置 Pending JP2005083624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003314401A JP2005083624A (ja) 2003-09-05 2003-09-05 判定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003314401A JP2005083624A (ja) 2003-09-05 2003-09-05 判定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005083624A true JP2005083624A (ja) 2005-03-31

Family

ID=34415024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003314401A Pending JP2005083624A (ja) 2003-09-05 2003-09-05 判定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005083624A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212087A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Hitachi Kokusai Electric Inc レーザ送受信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212087A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Hitachi Kokusai Electric Inc レーザ送受信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7911385B2 (en) RF transmitter geolocation system and related methods
US8922427B2 (en) Methods and systems for detecting GPS spoofing attacks
JP4870332B2 (ja) 局地的地形に関する知識を利用した位置決定システムにおける完全性監視
AU2002239736B2 (en) Method and apparatus for determining an error estimate in a hybrid position determination system
JP5232994B2 (ja) Gps受信装置およびgps測位補正方法
US7489264B2 (en) Coordination of electronic counter measures
US7092726B2 (en) Method and system for determining a location using a plurality of selected initial location estimates
US9207086B2 (en) Method for determining location of vehicle
EP2169422B1 (en) System and method for acoustic tracking an underwater vehicle trajectory
JP2010038895A (ja) 測位システム、測位方法及び測位プログラム
CN106371114A (zh) 用于车辆的定位设备和方法
KR102027850B1 (ko) 위성항법 기만신호 발생 장치 및 방법
JP2017015585A (ja) 航法信号処理装置、航法信号処理方法および航法信号処理用プログラム
KR100925404B1 (ko) 위치 추적 장치, 위치 추적 시스템 및 위치 추적 방법
SG193104A1 (en) Method for estimating the direction of arrival of navigation signals at a receiver after reflection by walls in a satellite-based positioning system
EP3146356B1 (en) Direct geolocation from tdoa, fdoa, and agl
KR100969878B1 (ko) 수중발사체의 실시간 추적 시스템 및 추적방법
JP2015184113A5 (ja)
US10921418B2 (en) Method and apparatus for location estimation of terminal in wireless communication system
KR20180052831A (ko) 실내 및 실외 연속 측위 측정 장치 및 방법
JP2005083624A (ja) 判定装置
KR101678397B1 (ko) 자체 기준국 기반의 dgps 시스템
KR101366819B1 (ko) 데이터링크를 사용하는 체계에서 gps 전파교란 극복 방법 및 장치, 그리고 이의 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
KR100331182B1 (ko) 음원의 위치추적 시스템
JP5996467B2 (ja) 移動体位置情報の不正検出装置、移動体位置情報の補正処理装置及び不正検出プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051209

A977 Report on retrieval

Effective date: 20071206

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20071211

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080408