JP2005081067A - ロック式薬箱付き箸箱・箸立て - Google Patents

Abstract

【課題】 薬を飲んで治る病気と、治りはしないが、飲まないと体調が悪くなる場合がある。高血圧や糖尿病等々では生涯に亘って薬と付き合わなくてはならない。食事毎に薬を飲む人にとって薬の保管管理は重要なことであり、うっかり飲み忘れることがあると言う問題がある。薬の収納・管理と服用意識を徹底しようとするのが課題である。
【解決手段】 食事の前後に薬を飲むのが一般的であり、直ぐに手の届く所に薬があるのが便利で、その方法として卓上に薬箱を置けば良い訳であるが、それだけでは薬の飲み忘れを１００％防止できるとは言えない。念には念を入れる意味で、箸を手にする条件として箸箱や箸立てと薬箱を合体させ薬を収納した薬箱を引き出すことで箸箱や箸立ての蓋が開けられ、薬の存在に気付かせ、飲み忘れが防止できるという機能性を持たせる。
【選択図】 図１

Description

本発明は、高齢化が加速する現代、食事毎に薬や健康食品を服用する人々が極めて多く、それらの収納に気を遣い、時には飲み忘れるということがあり、この問題を解決し、健康の回復・維持に役立つ卓上用品に関するものである。

従来、箸箱や箸立ては箸を収納するという単一機能しか持たない。高齢化とともに治りはしないが、飲まないと体調が維持できなく、生涯、薬を飲み続けなくてはならない人が余りにも多く、薬の収納に気を遣い、時には飲み忘れるという問題もあり、こんなことを解決してくれる卓上用品が見当たらない。
特開２００３−２２５２８４号公報

病院から貰ってきた大きな薬袋の置き場や収納にはかなりの配慮をしているが、時には飲み忘れると言う失敗もします。本発明は何時も決まった場所に、手の届く所に薬を収納し、薬の服用を絶対に忘れないようにすることが課題である。

食事の際には箸が必要である。箸箱や箸立ての中から箸を取る前に薬の存在を強制的に意識付けるために、箸箱や箸立ての蓋はロックされて開かない構造とし、薬を収納した複数の薬箱の何れか一つを引き出すとロックが外れて蓋が開くようにする。この動作で、箸を取ることができ、否が応でも其処に薬があることに気付き、薬の服用意識向上を図る。

薬箱は数日分の薬が収納できるので大きな薬袋の置き場に悩むことはなく、卓上はすっきりと整理され、「箸」と「薬」が切っても切れない関係にあるので薬の服用管理が徹底され健康の回復・維持に大きな貢献をする。

家庭の卓上には縦型、横型の各種様々の箸箱がある。これら箸箱や箸立てに複数の薬箱を取り付け，薬箱のどれか一個を引き出すことで箸箱や箸立ての蓋を止めているロックを外して蓋が開けられ、箸を手にすることができる構造とし、食事の前に強制的に薬の存在を意識付けることで、薬の飲み忘すれ防止と収納管理を徹底させる機能を持たせる。

横置き型の薬箱付き箸箱と縦型の箸立ては、双方共に蓋を開けるためのロック装置が組み込まれており、食事に際しては箸を必要とするが、その前に必ず薬箱を引き出すことで中の薬に気付き、薬の飲み忘れがなくなり、薬の収納に気を遣わなくて良いという大きな利点がある。

高齢化、薬漬けの社会とも言われる現代、生涯、薬と縁が切れない人々の健康を配慮した卓上用品としての利用価値がある。

ロック式薬箱付き箸箱を示した説明図である。 ロック式薬箱付き箸立てを示した説明図である。

符号の説明

１ 箸箱・箸立て
２ 箸
３ 薬箱

Claims (1)

1. 薬を収納する複数の薬箱と箸箱・箸立てを合体させ、箸を手にするには薬箱のどれか一つを引き出すことによりロックが外れて箸箱・箸立ての蓋が開く構造を特徴とし、薬の飲み忘れ防止と薬の収納を目的とする機能を有する薬箱付き箸箱・箸立てである。
   

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