JP2005080816A - 乳幼児用抱っこ帯及びその装着方法。 - Google Patents
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Abstract
【課題】 1枚の布帛を使用した簡単な構造を採用した際における保護者の前方での従前の抱っこ帯での乳幼児の抱っこは、布帛でポケット形態を形成し、このポケットに乳幼児を納めるようにしているが、非常に不安定で乳幼児の突然の動作に対して対応できず、ポケットから落下する危険がある。特に乳幼児は外部に興味を持つのでその好奇心も満足させることが出来ない。
【解決手段】幅が15〜50cmで長さが3〜5mのストレッチ素材の布で形成された帯体を備えると共に、前記帯体の一端部に止結用二重リング体を付設し、帯体中央部分に目印部を設けてなる抱っこ帯を採用し、目印部を腹部に当接し(前方横幕部11の形成)、両側の帯体を背中で交差して肩越しに前方に回し、目印部箇所の裏側を通し(V状胸掛け部12)、交差させて胴部に巻きつけ(胴部巻付け部13)、両端部分を止結用二重リング体でしっかりと連結する。乳幼児Bは、例えば前向きで、手足をV状胸掛け部12の側方から出し、前方横幕部11を乳幼児の胴部に引き上げると、乳幼児は手足が自由な前向きでしっかりと抱かれる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、乳幼児を抱っこしたりおんぶしたりするための所謂子守帯と称されている乳幼児用の抱っこ帯及びその装着方法に関するものである。
乳幼児を大人と一緒に行動する際に帯を使用して抱っこしたりおんぶしたりすることは従前より広く行われている。そしてその専用帯や専用器具も種々提案されている。しかし従前より多数提案されているのは、複雑な形状に形成した乳幼児の抱持部と、保護者(抱える人)が前記抱持部を身体に装着するための種々の帯体を各別に形成し、これを縫着連結する物品である。
しかしこれらの物品は形状が複雑であり製造費が高価であるにも関らず、乳幼児の成長に容易に対応できないし、抱き方にも限定を受ける。
また基本的に単なる帯体で乳幼児を抱える手段も提案されている。例えば或る程度幅のある布帛を長手方向で二つ折りとして外布と内布の2重にし、且つ一か所で縫着して全体をリング状に形成し、更に弧の布リングに内外布を束ねるリング体を挿通した物で、幅の広い内外布を肩に掛け、縫着箇所から拡げてポケット状にし、当該ポケット部分で乳幼児を下から支え、リング体を移動させ内外布を所望の位置で束ねるようにして、幼児を保護者の脇や前に抱えるようにしている(特許文献1)。
また前記の布リングに代えて、一枚の所定の幅広の布帛と、当該布帛を挿通した止結用リング体との組合せで任意大きさの布リングを形成する手段も知られている(特許文献2)。これは、止結用リング体を保護者の胸位置になるように二つ折り幅広の布帛を肩掛けして背面より前方に回し、リング体に止着連結し、保護者前方の布帛部分をポケット状に拡げ、当該ポケット部分に乳幼児の体を入れるようにしている(特許文献2)。
1枚の帯体を持って乳幼児をおんぶすることは昔より行われていたことであるが、保護者の前方に抱くことは、一般的でなかった。そこで前記したとおり、肩掛けした幅広の布帛(布リング)を、保護者の前方でポケット状に形作り、このポケット状の抱持部に乳幼児を納める手法で提案され実行されている。
しかし単に乳幼児をポケット状抱持部に納めるようにしているのみであるから、乳幼児が暴れたりするとポケット部分から落下してしまう危険がある。また乳幼児が目覚めている場合には、外部のことに興味を持ち、保護者にとって予測できない動きがされる場合があり、より危険である。
そこで本発明は、全く危険が生じなくしっかりと抱っこ状態が維持でき、しかも乳幼児が目覚めている場合には飽きることなく抱かれており、且つ睡眠時にも対応できる新規構造の乳幼児用抱っこ帯及びその使用手段を提案したものである。
本発明に係る乳幼児の抱っこ帯は、幅が15〜50cmで長さが3〜5mのストレッチ素材の布で形成された帯体を備えると共に、前記帯体の一端部に止結用二重リング体を付設し、帯体中央部分に目印部を設けてなることを特徴とするものであり、また特に前記目印部がポケット状の袋部であることを特徴とするものである。
また本発明に係る乳幼児抱っこ帯びの装着方法は、前記抱え帯の目印部(袋部)を腹部に当接し、両側の帯体を背中で交差して肩越しに前方に回し、目印部箇所の裏側を通し、交差させて胴部に巻きつけ、両端部分を止結用二重リング体でしっかりと連結してなることを特徴とするものである。
而して前記装着方法で保護者に装着した抱え帯で乳幼児を抱え込むには、肩から胸部に斜めに巻き込んだ部分(V状胸掛部)と、胴部先方に巻かれた目印部分(前方横幕部)とを使用するもので、胸掛け幕部は、下方部分が胴部に巻き付けた部分(胴部巻付け部)によって下方が保護者の胴体にしっかり保持されているので、このV状胸掛部を伸張させるとV状胸掛部と保護者身体との間に、乳幼児の収納ポケットが形成され、乳幼児を当該ポケットに納めることで従前と同様の横抱き状態で抱くことができ、更に前方横幕部をこのポケットの外側に重ね合わせるとより広い安定したポケットが形成される。
また前記収納ポケットに乳幼児を前向き或いは後ろ向きで、手足をV状胸掛け部の側方から出し、前方横幕部を乳幼児の胴部に引き上げると、乳幼児は手足が自由な前向き或いは後ろ向きにしっかりと抱くことになり、保護者の手足も自由に動かすことが出来る。勿論通常のおんぶ帯としての使用も可能である。
以上の通り本発明は、乳幼児を前向きに且つ手足を自由な状態で抱えていることができ、保護者も手足が自由であるので、保護者にとって何らの支障もなく行動が出来、乳幼児も前向きで手足を自由にして自己の興味のむくままに自由にでき、乳幼児の成長に最適な抱っこ状態を得られる。
また単に乳幼児を後ろ向きにすると、乳幼児の保護者への信頼感が高まる抱き方となるし、抱く位置を保護者正面でも側面でも可能であり、保護者が抱き易い位置を選択できる。
更に乳幼児の手足を全てポケット部に納めると、乳幼児を横抱きにでき、前方横幕部によって更に乳幼児に暖かく、安定した抱っこ状態を得られる。
次に本発明の実施形態について図示例に基づいて説明する。実施形態に示した乳幼児の抱っこ帯は、幅が15〜50cm(好ましくは30cm以上)で、長さが3〜5mの、例えば綿95%ポリウレタン5%素材をニット編みした布帛のように、適宜なストレッチ機能を備えた帯体1に、リング体2と袋部3を備えたものである。勿論所定のストレッチ機能を備えているものであれば、その素材や織り方は任意である。
リング体2は2個で、帯体1の一方の端部を差し入れて折り返し、折り返し部分を縫合して輪状連結して付設したものである。
また袋部3は帯体1の長手方向が開口したポケットで、帯体1の約中間部分形成したものである。
前記の抱っこ帯は、乳幼児を抱っこする保護者Aに予め装着し、装着後に乳幼児Bを抱っこするようにしたものである。
前記抱っこ帯の基本的な装着手段は、図2に例示するとおり目印部を兼ねる袋部3が形成された箇所を保護者Aの腹部に袋部3の開口部が上方になるように当接し(前方横幕部11の形成)、両側の帯体を背中で交差して肩越しに前方に回し、前方横幕部11の裏側を通し(図2ロ→ハ:V状胸掛部12の形成)、更に残余の帯体を保護者Aの胴部に巻きつけ、両端部分を止結用二重リング体2でしっかりと連結する(図2ニホ:胴部巻付け部13の形成)。更に前方横幕部11を胴部巻付け部13の前方に来るように形を整える(図2ヘ)。
前記の通り帯体1を保護者Aの身体に装着した後に、乳幼児Bの抱っこを行うもので、本発明の特徴といえる前向き抱っこは、V状胸掛け部12を伸張させると、V状胸掛け部12は下方が胴部巻付け部13で保護者の胴部に密着しているものであるから、V状胸掛け部12の伸張した内側はポケット状となり、V状胸掛け部12の真ん中から乳幼児Bを前向きに納めると共に、乳幼児Bの手足をV状胸掛け部12の両側から露出させる(図3イ)。
更に前方横幕部11を伸張して引っ張り出し、乳幼児Bの胴部を抑えるようにたくし上げると、乳幼児Bはしっかり前向きで、且つ手足が自由な状態で保護者Aに抱え込まれることになる。
従って乳幼児Bは回りを観察でき、しかも手足が自由な状態で保護者と共に移動でき、一方保護者Aも自由に手が使えるものである。
また本発明の装着手段を採用すると別の抱っこ形態も採用できるものである。例えば図4に例示する通り、V状胸掛け部12と保護者Aの身体の間に帯び体を伸張して形成したポケットに乳幼児Bを後ろ向きに納め、前記前向き抱っこと同様に乳幼児Bの手足をV状胸掛け部12の側方から出し、前方横幕部11をたくし上げて乳幼児Bの胴部を抑えるようにすることで、乳幼児Bの前面が保護者Aに密着する形態で抱っこされることになる。
更に前記の後ろ向き抱っこの変形として、V状胸掛け部12の中心を保護者身体の中心よりずれる位置として帯体1を装着し、乳幼児Bを保護者Aの腰部分に載せる感じで抱き抱えるようにしても良い。更には、保護者Aの背中において同様な後ろ向き抱っこを行うと乳幼児のおんぶとなる。但しおんぶに際しては、乳幼児Bの胴部を抑えに胴部巻付け部13を伸張してたくし上げて行う。
また図5に示すようにV状胸掛け部12を伸張して形成したポケットに乳幼児Bを寝かせるように納めて抱くことも出来る。この抱き方(横抱っこ)は前記した従前の保護者の前方部分で作ったポケットに乳幼児Bを収める手段と同様に見えるが、本発明は布帛のみで作ったポケットに乳幼児を納めるのではなく、保護者身体と帯体1とで形成したポケットに乳幼児を納めるものであるから、乳幼児と保護者のスキンシップがなされ、乳幼児が安心して抱かれることになる。
更に前方横幕部11を引っ張り上げてポケットに納めた乳幼児を前方横幕部11で包み込むようにすると、ポケットがより以上安定して、保護者の動きによって乳幼児がポケットから落下する虞が無く、非常に安全である。
また帯体1の前方横幕部に位置する袋部3は、装着時の目印として機能すると共に、小物入れとして使用できる利便さがある。
1 帯体
11 前方横幕部
12 V状胸掛け部
13 胴部巻付け部
2 止結用リング体
3 袋部
11 前方横幕部
12 V状胸掛け部
13 胴部巻付け部
2 止結用リング体
3 袋部
Claims (3)
- 幅が15〜50cmで長さが3〜5mのストレッチ素材の布で形成された帯体を備えると共に、前記帯体の一端部に止結用二重リング体を付設し、帯体中央部分に目印部を設けてなることを特徴とする乳幼児の抱っこ帯。
- 目印部がポケット上の袋部である請求項1記載の乳幼児の抱っこ帯。
- 請求項1又は2記載の乳幼児の抱え帯の目印部を腹部に当接し、両側の帯体を背中で交差して肩越しに前方に回し、目印部箇所の裏側を通し交差して残余部分を胴部に巻きつけ、両端部分を止結用二重リング体でしっかりと連結してなる乳幼児抱っこ帯の装着方法。
Priority Applications (1)
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JP2003315161A JP2005080816A (ja) | 2003-09-08 | 2003-09-08 | 乳幼児用抱っこ帯及びその装着方法。 |
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