JP2005080806A - パチンコ玉洗浄装置およびそれを用いた洗浄方法 - Google Patents

パチンコ玉洗浄装置およびそれを用いた洗浄方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005080806A
JP2005080806A JP2003315012A JP2003315012A JP2005080806A JP 2005080806 A JP2005080806 A JP 2005080806A JP 2003315012 A JP2003315012 A JP 2003315012A JP 2003315012 A JP2003315012 A JP 2003315012A JP 2005080806 A JP2005080806 A JP 2005080806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pachinko ball
pachinko
light source
ultraviolet rays
wavelength range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003315012A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Kikuchi
俊一 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daito Sales Co Ltd
Original Assignee
Daito Sales Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daito Sales Co Ltd filed Critical Daito Sales Co Ltd
Priority to JP2003315012A priority Critical patent/JP2005080806A/ja
Publication of JP2005080806A publication Critical patent/JP2005080806A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】パチンコ遊技場内で循環送給されるパチンコ玉を、その送給途中でドライ洗浄するのに適したパチンコ玉洗浄装置の提供。
【解決手段】パチンコ遊技場のパチンコ玉循環供給装置内に設置されるパチンコ玉洗浄装置であって、波長域130〜240nmと波長域200〜300nmとにおいて発光スペクトルを有する紫外線を200mWsec/cm以上放出する光源を具備し、該光源から放出される紫外線ならびに該紫外線が発生させるオゾンおよび活性酸素によってパチンコ玉表面の有機物を分解し、かつパチンコ玉表面を殺菌するパチンコ玉洗浄装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パチンコ遊技場内で循環送給されるパチンコ玉を、その送給途中でドライ洗浄するのに適したパチンコ玉洗浄装置に関する。
パチンコ遊技場のパチンコ台で使用されるパチンコ玉は、遊技場内のパチンコ玉送球路を通って何度も再使用されるようになっている。しかし、再使用を繰り返したパチンコ玉は、さまざまな汚れが付着、堆積するので、パチンコ玉に触る遊戯者の手が汚れる、パチンコ台の盤面が汚れる、パチンコ玉の流れが滞るなどの問題を引き起こす。
有機物系の汚れを取る一手段として、紫外線を利用したUV洗浄技術が一般に知られ、このUV洗浄技術をパチンコ玉の洗浄に応用した例が実開昭59-38985号公報に記載されている。この発明は、位置規制部材とそれにより位置の規制されたパチンコ玉に対して紫外線を照射する紫外灯とからなるパチンコ玉の清浄装置である。その作用は、該紫外灯から発する紫外線がパチンコ玉に付着した汚れを分解、揮発させるというものである。
実開昭59‐38985
しかし、上記公報に記載の発明は、紫外線の種類、紫外線の照射量などの照射条件が定まらず実効性に欠けている。また、該公報には、パチンコ玉に付着した汚れとして人の皮脂、タバコの煙、塵埃、油などの一般的に想定しうるものが挙られているが、汚れの実体は明らかでなく、実際の汚れに即応した洗浄装置は未開発である。
パチンコ遊技場は、不特定多数の人間が頻繁に出入りし、長時間遊戯することにより、遊戯中にトイレを利用し、外部から病原菌を持ち込むなどして、衛生的に良い環境といえない。こうした環境の中、パチンコ玉に不特定多数の人間が接触するため、パチンコ玉は細菌や真菌類(カビ)の繁殖や感染の媒体となりうる。最近の細菌やウイルスが蔓延しても対応策が容易には見つからない事例が発生しており、今後のパチンコ玉洗浄装置には、殺菌能力を有するものも望まれる。しかし、上記実用公開公報の清浄装置は、パチンコ玉表面に付着した細菌や真菌類の殺菌洗浄を目的としたものではない。
特開2000-84146号公報には、パチンコ玉などの遊戯媒体に紫外線を照射することによって抗菌仕様を実現する遊技機が記載されている。それは、遊技機本体に遊戯媒体殺菌用光線を出射するための手段を設置するものである。これでは、各遊戯台への設置コストが嵩む上に、維持費用と労力が多大である。
本発明の目的は、紫外線照射による従来技術のパチンコ玉洗浄装置を汚れに即した実効性のある装置に改良し、しかも、パチンコ玉の殺菌も行える装置を提供することにある。
本発明者がパチンコ玉に付着する汚れを分析した結果、汚れには上記実用公開公報に記載された人の皮脂やタバコの煙の他に、ポリエステル、ポリアミドなどのプラスチック成分が多く含まれ、また、塗料の原料も含まれていることが判明した。
上記知見に基づき、パチンコ玉洗浄装置を鋭意検討した結果、特定の紫外線を一定の条件で照射することの可能な装置によれば、前記目的を達成できることを見出した。すなわち、本発明の洗浄装置(以下、本洗浄装置という)は、パチンコ遊技場のパチンコ玉循環供給装置内に設置されるパチンコ玉洗浄装置であって、第一の波長域130〜240nmと第二の波長域200〜300nmとにおいて発光スペクトルを有する紫外線を200mW・sec/cm以上の露光量で放出する光源を具備し、該光源から放出される紫外線ならびに該紫外線が発生させるオゾンおよび活性酸素によってパチンコ玉表面の有機物を分解し、かつパチンコ玉表面を殺菌するものである。前記光源の第一の波長域と第二の波長域が重複しているが、重複している波長域を使用する場合には1種類のスペクトルでよく、重複しない波長域を使用する場合には、2種類のスペクトルを使用する意味である。
さらに、本発明は、パチンコ遊技場のパチンコ玉循環供給装置内を流れるパチンコ玉に、光源から波長域130〜240nmと波長域200〜300nmとにおいて発光スペクトルを有する紫外線を200mW・sec/cm以上照射し、該紫外線ならびに該紫外線により発生するオゾンおよび活性酸素によってパチンコ玉表面の有機物を分解し、かつパチンコ玉表面を殺菌することからなる、パチンコ玉洗浄方法を提供する。
本洗浄装置は、複数台のパチンコ台を並置し、そのほぼ中央部にパチンコ玉を上部補給タンクへ供給し、補給タンクからトヨを通って各パチンコ台へパチンコ玉を補給するパチンコ玉揚送装置を含むパチンコ玉循環供給装置において、前記トヨの上面に設置することが好ましい。
本洗浄装置は、使用する紫外線がパチンコ玉表面の有機物を光分解し、パチンコ玉表面を殺菌する。さらに、本装置によって紫外線の照射されたパチンコ玉近傍では、オゾンが生成し、さらにオゾンの分解によって活性酸素が生成し、これらの分子種がパチンコ玉表面に付着した広範囲な有機物を分解、揮散させ、またパチンコ玉表面を殺菌する。有機物系汚れ成分の除去されたパチンコ玉表面は、表面エネルギーの高い鋼が露出して親水性が増すので、親水性の高い有機系汚れ成分や各種菌は再付着し難くなり、疎水性の高い有機系汚れ成分は再付着するものの同じ汚れの付着条件において、紫外線の照射積算時間に比例して表面に再付着しにくくなる。したがって、本発明は清浄度の延命効果も発揮する。
本洗浄装置の特徴は、パチンコ玉表面から人の皮脂、ニコチン・タールなどの汚れ成分を除去するとともに、従来技術では想定していないプラスチック系成分のような強固に固着した汚れも除去できることが重要である。すなわち、本装置の洗浄の対象は、人の皮脂;タバコのニコチン・タール成分;機械油;ポリエステル、ポリアミド、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニルなどのプラスチック;大腸菌、ビブリオ菌、レジオネラ菌のような細菌、ウイルス、真菌(カビ)などの微生物;ならびに硫化メチル、二硫化メチル、メチメルカプタン、プロピオン酸、トリメチルアミンなどの臭気成分を包含する。
本洗浄装置がプラスチック系汚れを除去することは、以下の理由からも非常に有益である。パチンコ玉にプラスチック系の汚れが一旦つくと、パチンコ玉の回転や転動によってパチンコ玉の表面が静電気を帯びやすくなる。それによって、空気中のほこり、すす、浮遊ゴミ、タバコのニコチン・タール成分、人の皮脂、パチンコ遊技場内の建材、パチンコ玉の補給経路用部品、パチンコ台の部品などから剥離した汚れ成分のパチンコ玉表面への吸着が助長される。特に、この静電気により空気中の炭素成分がパチンコ玉表面に付着したプラスチック成分に吸い付けられ黒色の汚れ物質となる。これらの汚れが堆積したパチンコ玉は、補給経路のトヨを通過し、パチンコ台内を流れ、ドブに戻り、再びタンクに補給されるので、その経路上に有機物およびゴミ成分を運ぶ役目をする。こうして、有機物やゴミは経路上に堆積し、長期の運転においてはパチンコ玉循環経路に黒色プラスチック系塗料を塗布したような状態になる。パチンコ玉盤面の汚れは、見た目にも好ましくないため、パチンコ台の日常的な清掃作業を余儀なくされる。本発明の洗浄装置は、パチンコ玉のプラスチック系の汚れを除去するので、上記の汚染連鎖を断ち切ることができる。
さらに、本発明の洗浄装置によれば、洗浄されたパチンコ玉が、補給経路のトヨ、パチンコ台内、ドブを循環するうちに、これらに付着、堆積した汚れを再洗浄することも可能である。したがって、本装置の長期運転後には、パチンコ台、トヨ、ドブなどのパチンコ関連設備の全体を清浄にすることが可能である。
以下、本発明の洗浄装置の一実施態様を、添付の図面を用いて詳しく説明する。図1は、パチンコ遊技場のパチンコ玉循環供給装置内に設置される本発明の洗浄装置の全体機構を示す断面図であり、図2は、図1の洗浄装置1のAA矢視断面図である。
図1において、101は、流下するパチンコ玉2の直上に位置する光源であり、それは波長域130〜240nm(好ましくは170〜200nm)と、波長域200〜300nm(好ましくは240〜260nm)とにおいて発光スペクトルを有する光源である必要がある。紫外線は、広い波長域において光化学反応により有機物を分解する作用を有するが、紫外線を利用して得られるオゾンおよび活性酸素は、プラスチック系を含む有機物を迅速に酸化分解することができる。波長130〜240nmのエネルギーの高い紫外線は、空気中の酸素に効率よく吸収され、酸素をオゾンに変える作用を有する。一方、200〜300nmの波長の比較的長い紫外線は、生成したオゾンに効率よく吸収され(特に光吸収の係数は240〜260nmで最大となる)、オゾンを活性酸素に変える作用を有する。したがって、上記二帯域に発光ピークを有する光源を用いれば、パチンコ玉に付着したプラスチック系有機物の汚れを効率よく除去することができる。しかも、この波長域の紫外線は殺菌効果も有する。
光源101の具体的な候補としては、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、エキシマランプ、パルスドキセノンランプなどがあり、これらを一定の紫外線照射条件(上記の発光スペクトル、および下記の露光量)を満足する態様で使用する。なお、ランプの形状は、設置形態に応じて直管型、U字型、N字型、W字型、グリッド型などが適宜採用される。
この中で、低圧水銀ランプが以下の2点の理由から好適である。まず、低圧水銀ランプは、水銀の共鳴線である253.7nmの光が最強のスペクトル線であり、オゾン分解用に好適である。さらに、低圧水銀ランプは、もう1つの共鳴線184.9nmの光を放出しており、この光が空気中の酸素から光化学反応でオゾンを生成させる。よって、低圧水銀ランプは、スペクトル強度の高い184.9nmと253.7nm線の両方をパチンコ玉の洗浄に利用できる。
一方、本洗浄装置1において、パチンコ玉2の殺菌を最大限に発揮するためには、光源は254nm付近に発光スペクトルを有するものが好ましい。低圧水銀ランプは殺菌効果の面からも好ましい。
本洗浄装置1は、上記光源を、200mW・sec/cm以上、好ましくは450mWsec/cm以上の露光量で放出するように設置する。露光量が200mW・sec /cmより少なすぎると、プラスチック系有機物の分解、揮散する能力不足となる場合がある。なお、単独の光源では露光量が足りない場合には、図2のように複数の光源を並列すればよい。
光源101の背面には紫外線反射板100を設けることが、紫外線のパチンコ玉への照射効率を向上させる点で有利である。具体的には、光源101の背面に鏡面加工したアルミニウム板を設置するか、または背面をアルミ箔で覆うとよい。
上記洗浄装置1の使用方法を以下に説明する。まず、図3にパチンコ玉循環供給装置の全体斜視図と、本洗浄装置の設置位置を示す。パチンコ遊技場のパチンコ玉循環供給装置400は、複数のパチンコ台403が並置されて一つの島401を形成している。島の各パチンコ台で使用されたパチンコ玉2は、パチンコ台下部のドブに集められ、次いで揚送装置404で補給タンク405に送られ、補給タンク405から自然傾斜を持たせたトヨ402に流下し、再び各パチンコ台の貯留タンクに供給されるようになっている。
本洗浄装置1は、該パチンコ玉循環供給装置400のトヨ402の上面に着脱自在に設置されて使用されることが、既存設備の大きな変更の必要がなく、また設置による弊害もない点で有利である。
上記設置態様の作用効果を説明すると、本洗浄装置1は、パチンコ遊技場のパチンコ玉循環供給装置400内を流れるパチンコ玉2に、本洗浄装置1の光源101から波長域130〜240nmと波長域200〜300nmとにおいて発光スペクトルを有する紫外線を200mW・sec/cm以上照射し、該紫外線ならびに該紫外線により発生するオゾンおよび活性酸素によってパチンコ玉表面の有機物を分解し、かつパチンコ玉表面を殺菌する。
光源101から発生した紫外線は、大気中に容易に吸収されやすいので、本洗浄装置1は、搬送されるパチンコ玉2に近接するほど有利である。具体的には、光源101とパチンコ玉2との距離で50mm以下が好ましく、特に好ましくは5〜20mmである。
紫外線の照射時間は、必要な紫外線露光量に応じて決められる。具体的には、通常、一回の照射時間が15秒以上でよく、好ましくは30秒以上であり、さらに好ましくは3分以上であり、特に好ましくは5分以上である。なお、パチンコ玉2は補給経路内を再循環するので、パチンコ玉を光源で一度に洗浄する必要はない。パチンコ玉の洗浄を数回の再循環によって達成する場合には、上記の時間より短くてもよい。
光源101の使用は、連続的、間歇的のいずれでもよい。パチンコ玉の汚れがひどいときには紫外線を連続照射し、汚れが減じてきたら間歇運転に切り替えることが、エネルギー消費、光源の長寿命化の点で有利である。その場合、光源の点滅による劣化を防止するために、複数の光源を一度にオンオフするよりも、それらを状況に応じて間引き運転することが好ましい。
図4は、本発明の洗浄装置1の第二の実施態様を示す断面図であり、図5はそのAA矢視断面図である。図4の洗浄装置1には、表面に薄膜上に付着した有機物の除去の他に、紫外線で分解不可能な比較的大きな汚れ成分や無機物を物理的に除去する手段として、バフ式の回転研磨布200が付設されている。前記光源101による微細な有機物を除去し、さらに回転研磨布200によって大きな汚れを除去することによって、幅広い汚れ成分に対応した洗浄システムを構築することができる。この実施態様の装置も、図3のトヨ402の上面に設置されて使用されることが好ましい。
この実施態様では、図4に示すように、集塵機構300を設置することが有利である。回転研磨布200が物理的に除去した大きな異物を、集塵機構300が常時または間歇的に回収する。集塵機構300によって異物がパチンコ玉表面に再付着して上部の補給タンク405に揚送されて汚れが拡散しまうのを防ぐ。また、集塵機構は、汚れが光源に付着して照射効率が悪化させることを抑止する。
図5では、集塵機構300は、吸引ファン301および集塵フィルタ302からなる。吸引ファン301は揮散ガス、排オゾン、大きな異物などを集塵フィルタ302に導くとともに、光源付近のエアを清浄にして紫外線照射効率を維持する機能も有する。集塵フィルタ302は、ゴミが溜まれば交換可能である。本洗浄装置1は、光源101の出力が低下するか、または集塵フィルタが目詰まりするまで長期間にわたってメンテナンスフリーでの運転が可能である。
本発明の洗浄装置1には、その他の追加または応用が可能である。例えば光源の近傍に温度調節機構を設ける。温度調節機構によって、ランプの寿命を延ばし、また、汚れの除去効率を一定に保つことができる。温度調節機構は、例えば清浄な空気の導入や水冷ユニットの設置である。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。図1に示す洗浄装置を用いて、パチンコ玉の洗浄効果を試験した。試験条件は以下のとおりである。
(1)パチンコ玉
ポリマーペレットを用いる研磨方式の洗浄装置を通ってきたパチンコ玉には、有機物系の汚れが薄く付着しており、そのパチンコ玉を、汚れに応じて2種類(試料1:汚れの酷いもの、試料2:汚れの比較的軽微のもの)用意した。汚れは、化学分析によるとポリエステル、ポリアミド、ポリスチレン、アクリル樹脂などのプラスチック成分、TiO、アミン系硬化剤、その他顔料であった。
(2)光源
低圧水銀ランプ(100V−65W)×4本
発光スペクトル:253.7nmおよび184.9nm
露光量:450mWsec/cm
光源とパチンコ玉との距離:20mm
有機物系の汚染に対する洗浄の効果を示す尺度(清浄度)として、表面に滴下した純水の接触角が一般に用いられる。表面の汚れは、接触角が小さいほど少ない。そこで、本装置運転前後のパチンコ玉の接触角を測定することによって、本装置によるパチンコ玉の洗浄効果を評価した。測定結果を表1に示す。
Figure 2005080806
表1からわかるように、本洗浄装置によって、ポリ研磨された試料1、試料2ともに、さらに一層の清浄度を引き出すことができた。また、殺菌効果も取得できた。
パチンコ玉は、本発明の洗浄装置を何度も循環する間に次第に清浄になってゆく。したがって、本洗浄装置は、パチンコ遊技場の既存のパチンコ玉循環供給装置内に組み込まれて、長期間運転されることによって、その効果が最大限に発揮される。
本発明は、パチンコ遊技場のパチンコ玉循環供給装置内に組み込まれる洗浄装置として使用できる。
本発明のパチンコ玉洗浄装置の一実施態様を示す断面図である。 図1の装置のAA矢視断面図である。 図1の装置の設置状態を示す、パチンコ玉循環供給装置の概略斜視図である。 本発明のパチンコ玉洗浄装置の別の実施態様を示す断面図である。 図4の装置のAA矢視断面図である。
符号の説明
1 パチンコ玉洗浄装置
2 パチンコ玉
100 反射板
101 光源
200 回転研磨布
300 集塵機構
301 吸引ファン
302 集塵フィルタ
400 パチンコ玉循環供給装置
401 島
402 トヨ
403 パチンコ台
404 揚送装置
405 補給タンク

Claims (7)

  1. パチンコ遊技場のパチンコ玉循環供給装置内に設置されるパチンコ玉洗浄装置であって、波長域130〜240nmと波長域200〜300nmとにおいて発光スペクトルを有する紫外線を200mW・sec/cm以上放出する光源を具備し、該光源から放出される紫外線ならびに該紫外線が発生させるオゾンおよび活性酸素によってパチンコ玉表面の有機物を分解し、かつパチンコ玉表面を殺菌するパチンコ玉洗浄装置。
  2. 前記光源が、波長域170〜200nmと波長域240〜260nmとにおいて発光スペクトルを有するものである、請求項1に記載のパチンコ玉洗浄装置。
  3. 前記光源が、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプの少なくとも一種である、請求項1または2に記載のパチンコ玉洗浄装置。
  4. パチンコ遊技場のパチンコ玉循環供給装置内を流れるパチンコ玉に、光源から波長域130〜240nmと波長域200〜300nmとにおいて発光スペクトルを有する紫外線を200mW・sec/cm以上照射し、該紫外線ならびに該紫外線により発生するオゾンおよび活性酸素によってパチンコ玉表面の有機物を分解し、かつパチンコ玉表面を殺菌することからなる、パチンコ玉洗浄方法。
  5. 前記光源が前記パチンコ玉循環供給装置を構成するトヨの上面に設置されることを特徴とする、請求項4に記載のパチンコ玉洗浄方法。
  6. 前記光源とパチンコ玉との距離が50mm以下である、請求項4また5に記載のパチンコ玉洗浄方法。
  7. パチンコ玉への一回の紫外線照射時間が15秒以上である、請求項4〜6のいずれか一項に記載のパチンコ玉洗浄方法。
JP2003315012A 2003-09-08 2003-09-08 パチンコ玉洗浄装置およびそれを用いた洗浄方法 Withdrawn JP2005080806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003315012A JP2005080806A (ja) 2003-09-08 2003-09-08 パチンコ玉洗浄装置およびそれを用いた洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003315012A JP2005080806A (ja) 2003-09-08 2003-09-08 パチンコ玉洗浄装置およびそれを用いた洗浄方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005080806A true JP2005080806A (ja) 2005-03-31

Family

ID=34415397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003315012A Withdrawn JP2005080806A (ja) 2003-09-08 2003-09-08 パチンコ玉洗浄装置およびそれを用いた洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005080806A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021041224A (ja) * 2020-12-03 2021-03-18 株式会社オーイズミ メダル補給機用の殺菌装置
JP2023001480A (ja) * 2021-06-21 2023-01-06 株式会社動力 パチンコ玉殺菌装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021041224A (ja) * 2020-12-03 2021-03-18 株式会社オーイズミ メダル補給機用の殺菌装置
JP2023001480A (ja) * 2021-06-21 2023-01-06 株式会社動力 パチンコ玉殺菌装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101317355B1 (ko) 축사의 대기처리장치
US20110158862A1 (en) Escalator handrail sterilizer
JP2011158142A (ja) 空気清浄装置、及び加湿機
JP5700859B2 (ja) ウイルス不活化装置及びウイルス不活化方法
JP2007082747A (ja) 遊技球洗浄装置
KR20030091688A (ko) 공기조화기
KR20170090209A (ko) 공기 살균 유닛 및 이를 포함하는 공기 청정기
KR20180100034A (ko) 애완동물 화장실
KR101793497B1 (ko) 유기성 폐기물 처리장 악취 제거장치
JP2018155466A (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2005080806A (ja) パチンコ玉洗浄装置およびそれを用いた洗浄方法
KR20110085060A (ko) 공기청정 탈취 살균기
JP3870296B2 (ja) パチンコ玉洗浄装置
JP5783817B2 (ja) マンコンベア用手摺除菌装置
KR20110004617A (ko) 고도산화공정을 이용한 고효율 탈취ㆍ공기살균 장치 및 그방법
KR20180067990A (ko) 자외선 살균 공조기
CN113260444A (zh) 空气净化装置
JPH105530A (ja) 空気浄化装置
KR20160036273A (ko) 순환형 대기처리장치
JP3870295B2 (ja) パチンコ玉洗浄装置
KR100550088B1 (ko) 광촉매 필터 유니트 및 이를 이용한 공기정화장치
JP2018184716A (ja) 水取扱い物品又は部材
KR101537029B1 (ko) 이산화염소가스 처리구조, 이산화염소가스 처리장치, 멸균장치 및 환경정화장치
JP2006000129A (ja) 玉洗浄装置および洗浄方法
JP3065849U (ja) 脱臭装置

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20051205

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060110

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A975 Report on accelerated examination

Effective date: 20060117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060310

A521 Written amendment

Effective date: 20060313

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060606

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060913

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20060919

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20061110

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20080625

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761