JP2005080699A - 連結形ベッド - Google Patents

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典之 岡本
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Abstract

【課題】 格納や搬送がし易く、使用目的に応じて縦方向の長さを変えたり、高さを変えたり、寸法の変更が可能な組み立て式ベッドを提供する。
【解決手段】 ベッド本体6の幅方向両側に取り付けられ、該ベッド本体6下面から起立させた起立状態と、該ベッド本体6下面に沿うようにして折り畳まれた折り畳み状態とを自在に切り換えできるようになっている脚7とを有している複数の小ベッド2・・2(2−1,2−2・・)を、連結部品3を用いて分離可能に連結することにより連結形ベッド1とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、構造が簡単で、大きさを自由に変えられる組み立て式ベッドに関する。
従来のベッドとしては、枠状のフレームの上にマットレスを設置するものが一般的であるが、このような構造の従来型のベッドは、組み立てや構成部材の運搬に手間が掛かる。特に、縦方向全長にわたって延在する主フレーム部材は、サイズが大きく搬送性が悪い。また、一般の家屋では、ベッドの撤去時に主フレーム部材の収容スペースに苦慮するといた不満がある。このような、搬送性や収納性についての不満に鑑みて、離間した一対の縦枠に帆布などの屈曲性と抗張力を有するシート材を張り渡し、運搬や格納など使用しないときはコンパクトに折り畳むことを可能としたベッドが種々提案されている(特許文献1から4参照)。
また、載置部材に起伏自在に設けられた第1の可動脚と第2の可動脚とをばね部材によって起立方向に付勢するとともに、これら可動脚をガススプリングによってほぼ水平に倒伏した状態から起立方向へ付勢できるようにしたものも提案されている(特許文献5参照)。
特公平7−36786号公報 特開平9−84663号公報 特開平8−299112号公報 登録実用新案第3036978号公報 特開平11−346876号公報
しかしながら、上記組み立て式ベッドは、折り畳んでもコンパクト化に限界があり、一般の家屋では収納に不便であるし、折り畳んでも、総重量が変わる訳ではないから、搬送性の向上も充分ではない。また、搬送性、収納性に鑑みて、軽量かつ簡易な構造のものも存在するが、使用時の安定性が悪い、寝心地が悪いなど、ベッドとして十分な性能が得られない。
また、折り畳み可能とは言っても、ベッドの縦方向の寸法、すなわち、使用時のベッドの長さ方向の寸法を変えることはできず、汎用性に乏しいといった問題もある。たとえば、子供用ベッドと大人用ベッドとの切り換えや、子供の成長に合わせて徐々に大きく(縦方向の寸法を長く)するといったことは出来ない。このため、ベッドは、使用者の体格等に応じて買い換えなどが必要であり、不経済であった。
本発明は、上記の事情に基づきなされたものであり、その目的とするところは、ベッドとしての性能が充分に確保でき、格納や搬送がし易く、しかも、使用者の要望(使用目的)に応じて縦方向の長さを変えたり、高さを変えたり、寸法の変更が可能な組み立て式ベッドを提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、寸法の変更が可能であっても、使用時の安定性が良好な組み立て式ベッドを提供することにある。
本発明は、隣り合う小ベッドを、連結部品を用いて分離可能に連結し、複数の小ベッドを一列に連結した構造の連結形ベッドであることを特徴とする。ここで、小ベッドとは、組み立て式の最小単位となるベッドを言い、この小ベッドが複数一列に連結することにより連結形ベッドとなることは勿論のこと、この小ベッドが一つでもベッドとして使用できるものである。したがって、本発明で言う連結形ベッドは、小ベッドが他の小ベッドと連結部品を用いて複数一列に連結された構造のものの他、この小ベッドが他の小ベッドと連結されずに単独である場合のものも言う。これにより、小ベッドの連結する設置数で、縦方向寸法が自在に変えられる。勿論、複数の小ベッドに分解することも出来る。したがって、ベビー用ベッド、子供用ベッド、大人用ベッド、さらには長身用サイズのベッドにも自在に対応することが出来る。
また、他の発明は、上述の連結形ベッドの発明に加えて、前記小ベッドは、ベッド本体と、このベッド本体の幅方向両側に取り付けられ、該ベッド本体下面から起立させた起立状態と、該ベッド本体下面に沿うようにして折り畳まれた折り畳み状態とを自在に切り換えできるようになっている脚とを有していることを特徴とする。これにより、高さ寸法が小さく変えられ、格納性が良好なものである。また、簡単にローベッドに切り換えることができると共に、ローベッドから通常のベッドにすることも簡単に行なえる。さらに、持ち運び搬送も容易に行なうことが出来る。
また、他の発明は、上述の折り畳み自在な脚を有する連結形ベッドの発明に加えて更に、前記連結部品は、隣り合う小ベッドの脚同士を固定するものであることを特徴とする。これにより、組み立て時の安定性が良好なものである。
また、他の発明は、上述の折り畳み自在な脚を有する連結形ベッドの各発明に加えて更に、前記小ベッドの脚は、該小ベッドを複数連結して構成される連結形ベッドの縦方向に沿って延在し、かつ、頭側端部と足側端部とに、前記連結部品によって別の小ベッドの脚と固定される連結固定部を有するものであり、隣り合う小ベッドが、一方の小ベッドの脚の足側端部の連結固定部と他方の小ベッドの脚の頭側端部の連結固定部とを前記連結部品で固定することで連結されていることを特徴とする。これにより、一つの小ベッドの脚に集中して負荷が掛かることなく、隣り合う他の小ベッドの脚へ負荷を分散させることが出来る。したがって、小ベッドの脚の起立状態を維持し、小ベッドの脚の耐久性が向上するものとなる。
また、他の発明は、上述の折り畳み自在な脚を有する連結形ベッドの各発明に加えて更に、前記小ベッドの脚は、全ての小ベッドの脚を折り畳み状態とすることで、床上に安定設置できるローベッドとして使用できることを特徴とする。
また、他の発明は、上述の折り畳み自在な脚を有する連結形ベッドの各発明に加えて更に、前記小ベッドの脚は、起立状態とすることでハ字形に開脚されるようになっていることを特徴とする。これにより、小ベッドを最も安定した状態で維持することが出来る。
さらに、他の発明は、上述の脚同士を連結する連結形ベッドの各発明に加えて更に、前記小ベッドの脚は、頭側脚と足側脚とを下端部で連結する脚下連結部を更に有するものであり、隣り合う小ベッドが、一方の小ベッドの脚の脚下連結部の足側端突部と他方の小ベッドの脚の脚下連結部の頭側端突部とを位置決めする下方位置決め部品による位置決めと、一方の小ベッドの縦枠の足側端部と他方の小ベッドの縦枠の頭側端部とを位置決めする上方位置決め部品による位置決めとがなされた状態で連結されていることを特徴とする。これにより、脚下連結部の端突部同士の下方位置決め部品を介した連結と、小ベッドの縦枠の端部同士の上方位置決め部品を介した連結とにより枠状構造が形成され、安定な連結が実現されることとなる。
以上のように本発明の連結形ベッドによれば、格納や搬送がし易く、使用目的に応じて縦方向の長さや高さといった寸法を変更することが出来る。したがって、子供の成長や、使用者に応じて、所望の連結形ベッドとすることが出来る。また、本発明の連結形ベッドは、寸法の変更が可能な複数の小ベッドから構成されるものであるにも拘らず、使用時の安定性が良好なものとすることが出来る。しかも、本発明の連結形ベッドは、寝心地が良く、ベッドとしての性能も充分に確保することが出来る。さらに、本発明の連結形ベッドは、連結した小ベッドの位置を定期的に換えることで、特定の小ベッドだけが著しく傷んでしまうことを防ぐことが出来る。
以下、本発明の一例について図面に基づき説明する。図1は、本発明に係る連結可能な小ベッド(以下、「連結形ベッド」と称する場合がある)と、この小ベッドを隣り合う小ベッドと連結するための連結部材を示すものであって、隣り合う小ベッドがあると仮定して連結部材により連結した状態を示す斜視図である。また、図2は、この小ベッドの脚が起立した状態の正面を表す正面図であり、図3は、この小ベッドの脚が起立した状態の側面を表す側面図であり、図4は、この小ベッドの脚が折り畳まれた状態の底面を表す底面図である。
本発明に係る連結形ベッド1は、図1に示すように、互いに隣り合う小ベッド2,2(2−1,2−2)と、この隣り合う小ベッド同士を一列に連結する連結部材3とから構成される。そして、この隣り合う小ベッド2−1,2−2は、連結部品3により分離可能に連結されている。
尚、本発明に係る連結形ベッド1においては、隣り合う小ベッド2,2が連結されている状態において、長手方向(図10、11の左右方向)を縦方向と定義し、短手方向(縦方向に直交する方向。図10、11においては紙面奥行方向)を幅方向と定義している。
小ベッド2は、ベッド本体6と、このベッド本体6下面に設けられた脚7とからなる。
ベッド本体6は、ここでは木製の天板である。以下、ベッド本体6を、「天板」と称する場合がある。
なお、ベッド本体6は、これに限定されず、たとえばマットを搭載したものなども勿論採用可能である。このマット搭載形の場合は、マットを木枠等の枠体で囲んで一体化した構造などを採用できる。
また、ベッド本体6は、図2から4に示すように、下面側幅方向に沿う横枠20と、下面側長さ方向に沿う縦枠21とを具備する。
横枠20は、頭側に設けられた頭側横枠20aと足側に設けられた足側横枠20bとからなる。
縦枠21は、幅方向各両端側にそれぞれ設けられている。この縦枠21の両端部、すなわち頭側端部21a及び足側端部21bには、何れも後述するジョイント部品4を取付けるための凹状をしたジョイントピン挿入孔11(11a,11b)がそれぞれ設けられている。
そして、頭側横枠20aと足側横枠20bの幅方向各端部に、この縦枠21,21をそれぞれ取り付けることにより枠状のフレームを形成する。
したがって、ベッド本体6は、天板だけではなく、枠状のフレームを有している。
また、横枠20の長さ方向端部側下方には、脚固定ストッパ18が設けられている(図4、図12〜14参照)。
図14におけるように、この脚固定ストッパ18は、横枠20に固定されるストッパ固定部69と、ストッパ固定部69と一体であり、直方体状で、両側面部に孔部61が形成され、背面部に孔部62が形成されたストッパハウジング部63と、ストッパハウジング部63内に位置し、ストッパハウジング部63の両側面部の孔部61から突出するストッパ係合部64、ストッパ係合部64を支持するストッパ係合部支持部65、および、ストッパ係合部支持部65に連なる手動操作部66と、を備えている。また、ストッパ係合部64は、ストッパ係合部支持部65に外挿されたバネ68により、孔部61内を移動可能な状態で、脚7側に押し付けられている。
脚7を折り畳み状態から起立状態とする際、脚7に設けられている突出部67は、脚固定ストッパ18のストッパ係合部64を乗り越えつつ移動して、脚7が起立状態となる。脚7が起立状態となった際、誤って、脚7が折り畳み状態にされようとしても、ストッパ係合部64が、脚7に設けられている突出部67に係合することにより、脚7が折り畳まれることを防止している。また、脚7を折り畳みたい場合には、脚固定ストッパ18の手動操作部66を、ストッパハウジング部63から引き出す方向に移動させることにより、ストッパ係合部64がストッパハウジング部63内を移動して、脚7に設けられている突出部67と係合することはなくなって、脚7を折り畳むことができる。
なお、脚固定ストッパ18は、ここでは横枠20の長さ方向何れか一方の端部側下方に設けられている。
脚7は、支脚8と脚下連結部9とから構成されている(図3及び図4参照)。
支脚8は、ベッド本体6の下面より延在する棒状体であり、一端側が、く字状に曲がって、回転軸14を介して回動自在に横枠20に取り付けられている。
脚下連結部9は、一端側が横枠20に取り付けられた支脚8の他端側に取り付けられるものであり、頭側の横枠20aに取り付けられた頭側支脚8aの他端と足側の横枠20bに取り付けられた足側支脚8bの他端とを、互いに連結する。即ち、脚下連結部9は、頭側支脚8aと足側支脚8bの先端同士を連結するものである。
そして、この脚7は、ベッド本体6に具備された頭側横枠20a及び足側横枠20bの幅方向両側にそれぞれ取付けられている(図4参照)。
これにより、脚7は、ベッド本体6に具備された横枠20(20a,20b)の幅方向両端側において、それぞれ回転軸14,14を介してベッド本体6の下面から起立させた起立状態と、該ベッド本体6の下面に沿うようにして折り畳まれた折り畳み状態とを自在に切り換えできるように取り付けられている(図2参照)。即ち、脚7は、回転軸14を中心とする、縦方向に沿った軸線回りの回転により、起立したり、折り畳んだりすることができる。
しかも、脚7は、折り畳み状態とすることで、後述するローベッドとして使用したり、不要時に格納したり、または必要な箇所へ搬送したりすることが出来る。
また、脚下連結部9の頭側へ突出する頭側端突部9a及び足側へ突出する足側端突部9bには、何れも後述するジョイント部品5を取付けるための凹状をしたジョイントピン挿入孔12(12a,12b)がそれぞれ設けられている。
また、縦枠21及び脚下連結部9には、弾性を有する部材よりなる接地部17a,17bが形成されている。
縦枠21に形成された接地部17aは、下方を向いており、脚下連結部9部分に形成された接地部17bは、脚下連結部9の周囲を被覆するよう巻き付いた状態となっている。
そして、縦枠21に設けられた接地部17aは、下方に突出する突起状であり、脚7を折り畳んでローベッドとして使用する際(図11参照)に、脚7が直接床面等に接地しないように保護している。
また、脚7は、小ベッド2を複数連結して構成される連結形ベッド1の縦方向に沿って延在し、かつ、隣接する別の小ベッド2の脚7(支脚8)と固定する際に、連結部品3を取り付ける連結固定部10が設けられている。隣り合う小ベッドは、一方の小ベッド2の脚7の足側支脚8bの連結固定部10と、他方の小ベッドの脚7の頭側支脚8aの連結固定部10とを、連結部品3で固定することで連結される。
具体的には、連結固定部10は、脚7の支脚8における頭側端部と足側端部とに設けられ、本実施の形態の場合、連結部品3の挿通を可能とする、支脚8を貫通する連結部品挿通穴を言う(図2及び図3参照)。
一方、連結部品3は、図1、図5及び図8に示すように、隣り合って配置された一方の小ベッド2(2−1)と他方の小ベッド2(2−2)とを一体的に連結するボルト31と、このボルト31と互いにねじ合わさって締め付け固定するナット32からなる。
ボルト31は、操作ノブ33とねじ棒34とを有する。
操作ノブ33は、ボルト31とナット32とをねじ合わせる作業において、指で回転操作することが可能な大きさをしている。
ねじ棒34は、この操作ノブ33の一方の面に延在し、その外周面に、ナット32とねじ合わされるねじが切られている。
ナット32のねじ穴35には、ボルト31のねじ棒34部分が螺合される。
以上のような構成の連結部品3は、工具を用いることなく、手動で連結及び解体(連結解除)することが出来る。
すなわち、ここでは、まずボルト31のねじ棒34部分を、互いに隣り合う脚7,7の隣接する一方の支脚8,8に設けた連結固定部としての連結部品挿通穴10,10に同時に挿通する。
次いで、ねじ棒34の先端にナット32のねじ穴35をあてがい、ボルト31の操作ノブ33もしくはナット32を指で回転操作する。
これにより、ボルト31とナット32とをねじ合わせが簡単に行なえ、互いに隣り合う脚7,7同士を固定することが出来る。
また、図9に示すように、ジョイント部品4,5(上方位置決め部品4、下方位置決め部品5)は、ここでは何れもスペーサ付きのジョイントピンである。以下、ジョイント部品を、「ジョイントピン」と称する場合もある。
ジョイント部品4,5は、スペーサ41,51と、挿入固定凸部42a,42b,52a,52bを有する。
スペーサ41,51は、図9に示すように、所定の幅(厚み)を有し、互いに連結するベッド本体6−1,6−2(縦枠21−1,21−2)同士の突き当て部分の間、または、互いに連結する脚7−1,7−2(支脚9−1,9−2)同士の突き当て部分の間に介在する。
挿入固定凸部42a,42b,52a,52bは、スペーサ41,51の両側よりそれぞれ延在する所定の長さを有し、ジョイントピン挿入孔11a,11b,12a,12bにそれぞれ挿入される。
すなわち、図5から7に示すように、隣り合う小ベッド2−1,2−2が、一方の小ベッド2−1の縦枠21−1の足側端部21b−1、及び他方の小ベッド2−2の縦枠21−2の頭側端部21a−2との、足側端部21b−1と頭側端部21a−2とを位置決めするジョイント部品4を介した突き当て(図6参照)と、一方の小ベッド2−1の脚7−1の脚下連結部9−1の足側端突部9b−1、及び他方の小ベッド2−2の脚7−2の脚下連結部9−2の頭側端突部9a−2との、足側端突部9b−1と頭側端突部9a−2とを位置決めするジョイント部品5を介した突き当て(図7参照)とを伴って、互いに連結される。
これにより、隣り合う小ベッド2,2は、一方のベッド本体6−1の縦枠21−1における足側21b−1と、他方のベッド本体6−2の縦枠21−2における頭側21a−2とのジョイント部品4を介した突き当てによる上方連結、及び一方のベッド本体6−1の脚7−1の脚下連結部9−1における足側端突部9b−1と、他方のベッド本体6−2の脚7−2の脚下連結部9−2における頭側端突部9a−2とのジョイント部品5を介した突き当てによる下方連結により、その間の支脚8−1,8−2同士が離間した強固な枠状構造が形成され、安定な連結が実現されることとなる。
さらに、各支脚8の連結固定部は、ジョイント部品4を介した突き当てによる上方連結部とジョイント部品5を介した突き当てによる下方連結部との中間部分に位置しており、連結部品3を用いて、脚7−1,7−2の支脚8−1,8−2同士を分離可能に連結し固定することで、組み立て時の安定性を良好なものとする。
すなわち、小ベッド2−1、2−2同士の上方連結部及び下方連結部を形成したとき、
脚7−1,7−2の支脚8−1,8−2同士は、互いに離間しているが、この支脚8−1、8−2の連結固定部間を連結部品3を用いて締め付けると、その緊締力(支脚8−1、8−2間を近付けるように作用する)が上下のジョイント部品4及び5部分に掛かり、安定した連結固定が達成される。
したがって、一つの小ベッド2の脚7にかかる負荷は連結された他の脚7に分散され、脚7は、集中的な負荷を避けて破損が抑止されると共に、互いに隣り合う小ベッド2,2同士の横ずれも防止されることとなる。
そして、以上のように構成された小ベッド2は、使用目的に応じて、たとえば以下のように連結(デザイン)して用いることが出来る。
まず、三つの小ベッド2−1,2−2,2−3を一列に並べ、上述したジョイント部品4,5を介在させて隣り合う脚7,7同士を、連結部品3を用いて固定する。
また、頭側の小ベッド2−1に、ヘッドプレート15を取り付ける。このヘッドプレート15の小ベッド2−1に対する取り付けは、ベッド本体6に設けられたジョイントピン挿入孔11を利用する。すなわち、このヘッドプレート15の下方に設けられた略L字状をした取付けアーム16を、ジョイントピン挿入孔11へ挿入するものとする。
そして、全ての小ベッド2−1,2−2,2−3の脚7を、ベッド本体下面から起立させた起立状態とすることで、図10に示す第一の連結形ベッド1Aとして使用することが出来る。
また、連結形ベッド1Aは、全ての小ベッド2−1,2−2,2−3の脚7を、ベッド本体下面に沿うようにして折り畳まれた折り畳み状態とすることで、図11に示す第二の連結形ベッド1Bに変化させ、床上に安定設置できるローベッドとして使用することが出来る。
この際、小ベッド2−1,2−2,2−3は、それぞれの縦枠21に設けた接地部17aが床上に設置するものとなる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限らず、使用者の要望応じて、縦方向の長さの寸法の変更が可能なものである。したがって、たとえば小ベッドの連結数を二つにして子供用ベッドとしたり、小ベッドの連結数を四つ以上にして長身用サイズのベッドとしたりすることが出来る。勿論、小ベッドを連結せず単独で用いてベビー用ベッドとすることも出来る。
本発明に係る小ベッドを、隣り合うベッドがあると仮定して連結部品により連結した状態を示す斜視図である。 本発明に係る小ベッドの脚が起立した状態の正面図である。 本発明に係る小ベッドの脚が起立した状態の側面図である。 本発明に係る小ベッドの脚が折り畳まれた状態の底面図である。 本発明に係る小ベッド同士の連結状態を示す部分側面図である。 [図5]に係るベッド本体同士の連結状態を示す部分拡大側面図である。 [図5]に係る脚下連結部同士の連結状態を示す部分拡大側面図である。 本発明に係る小ベッドを連結する連結部品の構成を説明する分解斜視図である。 本発明に係る小ベッドの連結時に使用するジョイント部品を説明する斜視図である。 本発明に係る小ベッドを連結した使用状態を説明する側面図である。 本発明に係る小ベッドを連結した他の使用状態を説明する側面図である。 本発明に係る脚固定ストッパと折り曲げ状態の脚との関係を示す側面図である。 本発明に係る脚固定ストッパと起立状態の脚との関係を示す側面図である。 本発明に係る脚固定ストッパを示す詳細図である。
符号の説明
1・・・連結形ベッド、
2(2−1,2−2,2−3)・・・小ベッド、
3・・・連結部品、4・・・ジョイント部品(上方位置決め部品)、
5・・・ジョイント部品(下方位置決め部品)、
6(6−1,6−2)・・・ベッド本体(天板)、
7・・・脚、8(8−1,8−2)・・・支脚、
9(9−1,9−2)・・・脚下連結部、9a・・・頭側端突部、9b・・・足側端突部、
10・・・連結固定部(連結部品挿通穴)
11,12(11a,11b,12a,12b)・・・ジョイントピン挿入孔、
14・・・回転軸、15・・・ヘッドプレート、
17a,17b・・・接地部、18・・・脚固定ストッパ、
20・・・横枠、20a・・・頭側横枠、20b・・・足側横枠、
21・・・縦枠(21−1,21−2)、21a・・・頭側端部、21b・・・足側端部、
31・・・ボルト、32・・・ナット、33・・・操作ノブ、34・・・ねじ棒、
35・・・ねじ穴、41,51・・・スペーサ、
42a,42b,52a,52b・・・挿入固定凸部。

Claims (7)

  1. 隣り合う小ベッドを、連結部品を用いて分離可能に連結し、複数の小ベッドを一列に連結した構造であることを特徴とする連結形ベッド。
  2. 前記小ベッドは、ベッド本体と、このベッド本体の幅方向両側に取り付けられ、該ベッド本体下面から起立させた起立状態と、該ベッド本体下面に沿うようにして折り畳まれた折り畳み状態とを自在に切り換えできるようになっている脚とを有していることを特徴とする請求項1記載の連結形ベッド。
  3. 前記連結部品は、隣り合う小ベッドの脚同士を固定するものであることを特徴とする請求項2記載の連結形ベッド。
  4. 前記小ベッドの脚は、該小ベッドを複数連結して構成される連結形ベッドの縦方向に沿って延在し、かつ、頭側端部と足側端部とに、前記連結部品によって別の小ベッドの脚と固定される連結固定部を有するものであり、隣り合う小ベッドが、一方の小ベッドの脚の足側端部の連結固定部と他方の小ベッドの脚の頭側端部の連結固定部とを前記連結部品で固定することで連結されていることを特徴とする請求項2または3記載の連結形ベッド。
  5. 前記小ベッドの脚は、全ての小ベッドの脚を折り畳み状態とすることで、床上に安定設置できるローベッドとして使用できることを特徴とする請求項2から4の何れかに記載の連結形ベッド。
  6. 前記小ベッドの脚は、起立状態とすることでハ字形に開脚されるようになっていることを特徴とする請求項2から5の何れかに記載の連結形ベッド。
  7. 前記小ベッドの脚は、頭側脚と足側脚とを下端部で連結する脚下連結部を更に有するものであり、隣り合う小ベッドが、一方の小ベッドの脚の脚下連結部の足側端突部と他方の小ベッドの脚の脚下連結部の頭側端突部とを位置決めする下方位置決め部品による位置決めと、一方の小ベッドの縦枠の足側端部と他方の小ベッドの縦枠の頭側端部とを位置決めする上方位置決め部品による位置決めとがなされた状態で連結されていることを特徴とする請求項4から6の何れかに記載の連結形ベッド。

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022215913A1 (ko) * 2021-04-05 2022-10-13 이예닮 조립 및 변형이 용이한 조각침대

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