JP2005080000A - インデキシング装置、映像再生装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インデキシング情報を作成する際に、人の感情の変化を映像視聴に集中した状態でインデキシング情報に反映させる。
【解決手段】 映像データを検索するためのインデキシング情報を作成するインデキシング装置30であって、被験者Tの生体情報を収集するための生体センサ群34と、映像データを再生する際に、再生量に応じて再生量情報を送出する映像再生制御部33と、送出された再生量情報を収集された生体情報と関連付けてインデキシング情報を作成し、このインデキシング情報を生体情報蓄積部12に記録する各種記録部35と、を備える。これにより、被験者Tは映像を視聴する際に、意識して情報を入力する必要が無く、映像の視聴に集中できるので、感情の変化を忠実に反映した生体情報を収集できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像データのインデキシング(索引)情報を作成するインデキシング装置と、インデキシング情報に基づいて映像を検索・再生する映像再生装置とからなる映像再生システムに用いられるインデキシング装置、映像再生装置及び方法に関する。
一般に、インデキシング情報を用いて映像を再生するための映像再生システムが知られている。かかる映像再生システムとしては、映像の特徴情報と、再生量情報(先頭からの相対時間)とを関連付けたインデキシング情報を生成して活用した例が多々ある。ここで、映像の特徴情報には、例えば映像シーンの変化点、テロップ(文字)の文字情報、音声を変換して得た文字情報、カメラ動作の変化点、人手による書込情報がある。映像再生システムは、これら特徴情報及び再生量情報からなるインデキシング情報に基づいて、映像全体から特定の映像を検索して先頭から再生し、又は映像中の特定シーンを検索し、特定シーンから再生する方式が実現されている。
なお、この出願に関連する先行技術文献情報としては特許文献1〜3がある。特許文献1は、視聴者の現在の感情に合ったストーリの映像データを取得して再生する技術が開示されている(段落[0030]及び図7参照)。特許文献2は、互いに対応する時刻情報列Tと静止画像列Pとを表示させることにより、映像の検索、閲覧を効率的に行なう技術が開示されている(段落[0011]、[0012]、[0020]、図3及び図4参照)。特許文献3は、感性的なキーワードを用いて、コンテンツソフトを検索する技術が開示されている(段落[0006]及び[0007]参照)。
特開2002−300563号公報 特開2002−262238号公報 特開2002−99574号公報
しかしながら、以上のような映像再生システムは、インデキシング情報が映像・音声データから作成されることから、本発明者の検討によれば、インデキシング情報に人の感情の変化が反映されていないため、視聴者の望む感情に応じた映像を視聴者に取得させることはできず、改良の余地があると考えられる。
人の感情を反映させる改良方法としては、例えば、感情入力専用の入力装置を用い、映像を見ながら、恐怖を感じたシーンで恐怖ボタンを操作し、笑ったシーンで笑いボタンを操作する等の方式が考えられる。しかしながら、この方式は映像視聴に集中できない欠点がある。
また、前述した特許文献1〜3に記載の技術はそれぞれ次のような状況にある。特許文献1に記載の技術は、視聴者の現在の感情に合った映像データを取得して再生するものであり、視聴者のこれから味わいたい感情の映像データを取得するものではない。例えば現在の感情が平静で、味わいたい感情が恐怖の場合、特許文献1に記載の技術は不向きである。特許文献2に記載の技術は、視聴者の感情とは無関係な技術である。特許文献3に記載の技術は、感性的なキーワードを段階評点(数値化)する必要があり(段落[0017]及び[0019]参照)、手間がかかる。
本発明は上記実情を考慮してなされたもので、視聴者が映像視聴に集中することが可能な状態で、人の感情の変化をインデキシング情報に反映し得るインデキシング装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、人の感情の変化を反映したインデキシング情報を用いて、視聴者の所望する感情に対応した映像を再生し得る映像再生装置及び方法を提供することにある。
第1の発明は、映像データを検索するためのインデキシング情報を作成するインデキシング装置であって、被検体の生体情報を収集するための生体情報収集手段と、前記映像データを再生する際に、再生量に応じて再生量情報を送出する再生量送出手段と、前記収集された生体情報と前記送出された再生量情報とを関連付けてインデキシング情報を作成し、このインデキシング情報を記憶装置に記録するインデキシング情報記録手段とを備えたインデキシング装置である。
第1の発明によれば、被検体から生体情報を収集してインデキシング情報を作成するので、被検体は映像視聴に集中することが可能となり、人の感情の変化をより忠実にインデキシング情報に反映させることができる。
第2の発明は、映像データの再生量情報と前記映像データの再生中に収集された生体情報とを互いに関連付けて作成されるインデキシング情報が記録された記憶装置を読出すための読出手段と、予め生体情報パターンと感情種別情報とを関連付けて記憶された生体情報パターン記憶手段と、入力された感情種別情報に従って前記生体情報パターン記憶手段内の生体情報パターンを検索し、得られた生体情報パターンに基づいて、前記読出手段を介して記憶装置内の生体情報パターンに対応する再生量情報を検索する再生量検索手段と、前記検索された再生量情報に基づいて映像データを検索し、得られた映像データを再生するための再生手段と、を備えた映像再生装置である。
第2の発明によれば、感情種別情報と関連付けられている生体情報パターンに基づいて、インデキシング情報内の生体情報パターンに対応する再生量情報を検索するので、人の感情の変化を反映したインデキシング情報を用いて視聴者が所望する感情に対応した映像を再生することができる。
なお、第1及び第2の発明は、個々の装置を「装置」の形態で表現したが、これに限らず、個々の装置又は装置の集合体を「方法」、「システム」、「コンピュータ読取り可能な記憶媒体」又は「プログラム」等といった任意の形態で表現しても良いことは言うまでもない。
以上説明したように本発明によれば、人の感情の変化を映像視聴に集中した状態でインデキシング情報に反映できる。また、人の感情の変化を反映したインデキシング情報を用いて視聴者が所望する感情に対応した映像を再生できる。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る映像再生システムの構成を示す模式図である。この映像再生システムは、記憶装置10、表示装置20、インデキシング装置30、視聴者端末40及び再生装置50を備えており、インデキシング処理と映像検索・再生処理とを実行可能となっている。
インデキシング処理は、記憶装置10、表示装置20及びインデキシング装置30により実行される。映像検索・再生処理は、記憶装置10、視聴者端末40及び再生装置50により実行される。なお、インデキシング処理の実行後、記憶装置10をコピーして新たな記憶装置10’を作成することにより、インデキシング処理を実行する装置群10,20,30と、映像検索・再生処理を実行する装置群10’,40,50とを分離して設けても良い。以下、各装置10〜50について説明する。
記憶装置10は、映像蓄積部11及び生体情報蓄積部12を備えている。
映像蓄積部11は、タイトル情報毎に映像データが蓄積されたものであり、インデキシング装置30及び再生装置50から読出可能となっている。
生体情報蓄積部12は、インデキシング装置30から記録されたタイトル情報毎のインデキシング情報が蓄積されるものであり、再生装置50から読出可能となっている。インデキシング情報とは、後述する映像の再生量情報と被検者Tの生体情報とを関連付けたものである。
表示装置20は、インデキシングを行う映像を表示するための液晶パネル等の装置であり、例えば、インデキシング装置30から送出される映像データを表示出力する機能をもっている。
インデキシング装置30は、映像再生部31、リモコン装置32、映像再生制御部33、生体センサ群34及び各種記録部35を備えている。
映像再生部31は、映像再生制御部33からのインデキシングの指示により、映像蓄積部11に蓄積されている映像データのタイトル情報を表示装置20に送出する機能と、映像再生制御部33から映像再生の指示を受けると、指示された映像データを表示装置20に送出して再生すると共に、この映像データのタイトル情報と、映像データの再生量に応じた再生量情報の両者を映像再生制御部33に送出する機能とをもっている。ここで、タイトル情報とは、映像データを識別する識別情報であり、例えばタイトル名や識別コードが使用可能となっており、再生開始時に1回だけ送出すればよい。また、再生量情報とは、再生中の映像の位置情報であり、例えば、映像の先頭からの相対時間が使用可能となっており、再生中は継続的に送出される必要がある。
リモコン装置32は、被験者Tの操作により、インデキシングの指示や映像再生の指示を映像再生制御部33に送信する装置であり、通常のVTR(Video Tape Recorder)装置等のリモコン装置が適用可能となっている。
映像再生制御部33は、リモコン装置32から受けたインデキシングの指示や映像再生の指示を映像再生部31に送出する機能と、リモコン装置32から受けた映像再生の指示に基づいて各種記録部35を起動する機能と、映像再生部31から受けたタイトル情報及び再生量情報を各種記録部35に送出する機能とをもっている。
生体センサ群34は、インデキシング処理の前に予め被験者Tに取り付けられ、被験者Tの感情に関連する生体情報を計測して各種記録部35に収集するための複数種類の生体センサであり、ここでは、心拍計、心電図、筋電図、発汗計等に用いられる各種の生体センサが使用されている。なお、生体センサ群34は、複数種類に限らず、1種類の生体センサから構成してもよい。
各種記録部35は、映像再生制御部33により起動され、映像再生制御部33から受けた再生量情報と生体センサ群34から受けた各種の生体情報とを関連付けてインデキシング(索引)情報を作成し、このインデキシング情報を、映像再生制御部33から受けたタイトル情報と関連させて生体情報蓄積部12に記録する機能とをもっている。
視聴者端末40は、映像を視聴する複数の視聴者Vに個別に操作される複数のパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)等の端末装置であり、入力装置41、パソコン本体42及び表示装置43を備えている。
入力装置41は、パソコン本体42に接続されたキーボード及びマウス等の入力デバイスであり、例えば、感情種別情報の入力やタイトル情報の指示に使用されるものである。
パソコン本体42は、通常のパソコン機能を有するものであり、例えば、入力装置41から入力された感情種別情報やタイトル情報の指示を映像検索部52に入力する機能と、映像検索部52から受けたタイトル情報を視聴者が一覧できるようタイトル情報リストにし、表示装置43に送出する機能と、映像再生部53から順次送出される映像データを表示装置43に送出する機能とをもっている。
表示装置43は、パソコン本体42に接続された液晶パネル等の表示装置であり、例えば、パソコン本体42から送出されるタイトル情報リストや映像データを表示出力する機能をもっている。
再生装置50は、生体情報パターン蓄積部51、映像検索部52及び映像再生部53を備えている。
生体情報パターン蓄積部51は、予め生体情報パターンと感情種別情報とが関連付けられて記憶されたものであり、感情種別情報を検索キーにして映像検索部52から読出可能となっている。感情種別情報とは、恐怖、笑いといった感情の種類を表す情報である。生体情報パターンとは、例えば、恐怖に応じた心拍数の上昇パターンといった、感情に応じてそれぞれ特徴付けられる生体情報パターンを表すものである。
映像検索部52は、視聴者端末40から入力された感情種別情報に従って生体情報パターン蓄積部51内の生体情報パターンを検索し、得られた生体情報パターンに基づいて、生体情報蓄積部12内の生体情報パターンに対応するタイトル情報及び再生量情報を検索する機能と、検索結果に該当する映像データのタイトル情報リストを視聴者端末40に送出する機能とをもっている。
また、映像検索部52は、視聴者端末40の指示に基づいて、タイトル情報のみ、又はタイトル情報と再生量情報の両者を映像再生部53に送出する機能とをもっている。
映像再生部53は、映像検索部52から受けたタイトル情報のみに基づいて映像蓄積部11を検索し、該当する映像データを先頭から視聴者端末40に送出して再生する機能と、映像検索部52から受けたタイトル情報及び再生量情報に基づいて映像蓄積部11を検索し、該当する映像データの該当する再生量部分を視聴者端末40に送出して再生する機能とをもっている。
次に、以上のように構成された映像再生システムの動作をインデキシング処理及び映像検索・再生処理の順に説明する。
(インデキシング処理)
リモコン装置32は、被験者Tの操作により、インデキシングの指示を映像再生制御部33に送信する。映像再生制御部33は、インデキシングの指示を映像再生部31に送出する。映像再生部31は、インデキシングの指示を受けると、映像蓄積部11内の映像データのタイトル情報を表示装置20に表示させる。
続いて、リモコン装置32は、被験者Tの操作により、表示中のタイトル情報のリストからいずれかを選択する。これにより、インデキシングが行われる映像データが選択される。また、生体センサ群34は被験者Tに取り付けられ、インデキシングの準備が完了する。
リモコン装置32は、被験者Tの操作により、映像再生の指示を映像再生制御部33に送信する。映像再生制御部33は、映像再生の指示を映像再生部31に送出すると共に、各種記録部35を起動する。
映像再生部31は、映像再生の指示を受けると、指示された映像データを表示装置20に送出して再生すると共に、この映像データのタイトル情報と、映像データの再生量に応じた再生量情報の両者を映像再生制御部33に送出する。
映像再生制御部33は、このタイトル情報と再生量情報とを各種記録部35に送出する。
一方、被験者Tは、表示装置20に表示された映像の視聴中、映像内容に応じて感情が変化する。生体センサ群34は、この感情の変化に関連する生体情報を計測して各種記録部35に継続して送出する。
各種記録部35は、送出される再生量情報と生体情報とを関連付けてインデキシング情報を作成し、このインデキシング情報を、映像再生制御部33から受けたタイトル情報と関連させて生体情報蓄積部12に記録する。
映像データの再生が終了すると、インデキシング情報の記録も終了する。
(映像検索・再生処理)
視聴者端末40は、視聴者Vによる入力装置41の操作により、指示された感情種別情報を映像検索部52に入力する。
映像検索部52は、この感情種別情報に従って生体情報パターン蓄積部51内の生体情報パターンを検索し、得られた生体情報パターンに基づいて、生体情報蓄積部12内の生体情報パターンと対応するタイトル情報及び再生量情報を検索する。
しかる後、映像検索部52は、検索結果に該当する映像データのタイトル情報リストを視聴者端末40に送出する。このタイトル情報リストは、視聴者端末40の表示装置43に表示される。
なお、映像検索部52では、単に該当するタイトル情報リストを表示させる場合に限らず、感情種別情報と再生量情報とを表示させることもできる。この場合、例えば、映像の先頭から5分目と14分目と30分目に「恐怖シーン」があるなどの情報を視聴者Vに知らせることができる。
次に、視聴者端末40は、視聴者Vによる入力装置41の操作により、例えば、タイトル情報のみを映像検索部52を介して映像再生部53に入力したとする。この場合、映像再生部53は、タイトル情報のみに基づいて映像蓄積部11を検索し、該当する映像データを読み出して、映像再生の準備を行なう。
しかる後、映像検索部52から再生指示を映像再生部53に入力すると、映像再生部53は、準備した映像データを先頭から視聴者端末40に送出して再生を始め、視聴者端末40の表示装置43に映像が表示される。
なお、視聴者端末40は、前述したタイトル情報リスト内のタイトル情報を入力するとき、タイトル情報と再生量情報の両者を映像検索部52を介して映像再生部53に入力することができる。例えば14分目の「恐怖シーン」を選択すると、映像検索部52から選択された映像データの14分目から再生するように、映像再生部53に再生量情報が伝えられる。
この場合、映像再生部53は、準備した映像データのうち、再生量情報に該当する14分目の「恐怖シーン」を視聴者端末40に送出して再生を始め、視聴者端末40の表示装置43に映像が表示される。
本実施形態によれば、インデキシング処理においては、被験者Tから生体情報を収集してインデキシング情報を作成するので、人の感情の変化を映像視聴に集中した状態でインデキシング情報に反映させることができる。詳しくは、被験者Tが映像を視聴する際に、意識して情報を入力する必要が無く、映像の視聴に集中できるので、感情の変化を忠実に反映した生体情報を収集することができる。
一方、映像データの検索・再生処理においては、感情種別情報に関連した生体情報パターンに基づいて、インデキシング情報内の生体情報パターンと対応する再生量情報を検索するので、人の感情の変化を反映したインデキシング情報を用いて視聴者が所望する感情に対応する映像を再生することができる。
また、映像データのタイトル情報を表示する際に、感情種別情報と再生量情報とを表示させる場合、人の感情の変化、例えば、怒り・喜び・悲しみ・恐怖・驚き・緊張・不安などを呼び起こすシーンがどの映像データにどの程度入っているかを視聴者Vに知らせることができるので、視聴者は、所望する映像データを高い精度で選択することができる。
また、生体情報パターン蓄積部51を映像蓄積部11及び生体情報蓄積部12とは独立して準備することが可能であり、より精度の高い生体情報パターンに適宜変更することができる。
(第2の実施形態)
図2は本発明の第2の実施形態に係る映像再生システムの構成を示す模式図であり、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明を省略し、ここでは主に異なる部分について述べる。これは以下の各実施形態でも同様である。
本実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、1つの映像データ毎に複数名の被験者Tの生体情報を収集し、複数のインデキシング情報を作成する構成により、インデキシング情報の客観性の向上を図るものである。
これに伴い、本実施形態では、リモコン装置32及び生体センサ群34に代えて、n個のリモコン装置32〜32及び生体センサ群34〜34を設け、且つ複数のインデキシング情報に対応した映像再生制御部33a、各種記録部35a、生体情報蓄積部12a、映像検索部52aを備えている。なお、リモコン装置32〜32は、被験者Tの代表者が操作する場合、1台でも良い。
ここで、生体情報蓄積部12aは、各種記録部35aにより、映像データ毎に作成された複数のインデキシング情報が、各映像データに対応するタイトル情報毎に記憶されたものであり、映像検索部52aから読出可能となっている。
映像再生制御部33aは、リモコン装置32〜32のいずれかから受けた指示に基づいて、前述した映像再生制御部33の機能を実行するものである。
各種記録部35aは、前述した各種記録部35の機能を実行するため、映像再生制御部33aから受けた再生量情報に生体センサ群34〜34の各生体情報を関連付けて複数のインデキシング情報を作成し、得られた各インデキシング情報にタイトル情報を関連付けて生体情報蓄積部12aに記録するものである。
映像検索部52aは、前述した映像検索部52の機能に加え、視聴者端末40から入力された感情種別情報に従って得られた生体情報パターンに基づいて、生体情報蓄積部12a内の各インデキシング情報を検索し、該当する生体情報パターンの頻度に応じて各映像データの選択を支援する機能と、支援により選択された映像データにおける生体情報パターンに対応する再生量情報を生体情報蓄積部12aから検索する機能とをもっている。
映像データの選択を支援する機能は、映像蓄積部11に蓄積された映像データのタイトル情報を感情種別情報及びその人数情報(被検者Tの人数)に組合せてソートし、表示装置43に表示して、視聴者Vが、タイトル情報の選択を容易にできるよう支援する機能である。
これにより、例えば、映像蓄積部11内の映像データのうち、恐怖度の高い順に上からタイトル情報を並べることが可能となる。なお、恐怖度は、生体情報パターン蓄積部51内の恐怖を示す生体情報パターンに基づいて、生体情報蓄積部12a内の生体情報パターンを分析し、恐怖を感じたシーンの数と人数を係数として算出可能となっている。
ここで、恐怖度は一例であり、他の感情についてもそれぞれ同様に実行することができる。例えば、一番怖くない映画を見たいとか、一番笑える映画が見たいとか、恐怖シーンは少ないが悲しいシーンが多い映画が見たいとか、の感情種別情報に合致した映像データの候補を表示し、表示された映画を選択することによって映像を再生可能としている。
また、映像検索部52aは、選択された映像データに関し、前述同様に、タイトル情報を映像再生部53に送出して映像データを先頭から再生させる場合と、タイトル情報及び再生量情報を映像再生部53に送出して映像データを再生量情報の部分から再生させる場合とのいずれにも対応している。
本実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加え、1つの映像データ毎に、複数名の被験者Tから収集した生体情報に基づいてインデキシング情報を作成するので、インデキシング情報の客観性を向上させることができる。
また、ある映像データに人間の感情に訴えるようなシーンがどの程度含まれるかを求め、映像の付帯情報として表示させることにより、映像選択を支援することができる。例えば、複数の映画の中から、多数の人が恐怖感を覚えた恐怖シーンを最も多く含む映像データを検索したり、この恐怖シーンの多い順にタイトル情報リストを表示させることができる。
(第3の実施形態)
図3は本発明の第3の実施形態に係る映像再生システムの構成を示す模式図である。
本実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、1つの映像データ毎に、複数名の被験者Tから収集した生体情報に基づいて複数のインデキシング情報を作成し、且つ被験者毎の属性情報(年齢・性別・出身地等)をインデキシング情報に関連付けて記録する構成により、被験者の属性とインデキシング情報との関係を分析可能としたものである。
これに伴い、本実施形態では、第2の実施形態と同様に、n個のリモコン装置32〜32及び生体センサ群34〜34を設けている。また、複数のインデキシング情報と属性情報に対応した映像再生制御部33b、各種記録部35b、生体情報蓄積部12b、映像分析部54を備えている。
ここで、生体情報蓄積部12bは、各種記録部35bにより、映像データ毎に作成された複数のインデキシング情報及び属性情報が各映像データに対応するタイトル毎に記憶されたものであり、映像分析部54から読出可能となっている。
映像再生制御部33bは、リモコン装置32〜32毎に、前述した映像再生制御部33の機能を実行し、各リモコン装置32〜32の操作に応じて、被験者Tの属性情報を各種記録部35bに入力する機能をもっている。
各種記録部35bは、前述した各種記録部35の機能に基づいて、映像再生制御部33aから受けた再生量情報に生体センサ群34〜34の各生体情報を関連付けて複数のインデキシング情報を作成し、得られた各インデキシング情報に、対応する各属性情報及びタイトル情報を関連付けて生体情報蓄積部12bに記録するものである。
映像分析部54は、前述した映像検索部52の機能に加え、視聴者端末40から指示されたタイトル情報に基づいて、生体情報蓄積部12bから対応する被験者Tの属性情報を検索し、得られた属性情報をパソコン本体42を介して表示装置43に出力する機能をもっている。
これにより、視聴者端末40は、分析者による入力装置41の操作により、映像データ毎に種々の被験者Tの生体情報を分析し、映像データが与える感情種別情報とそのシーンの再生量情報とを年齢・性別・出身地などの属性情報に関連付けて表示装置43に表示出力させることができる。
本実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加え、複数のインデキシング情報を被験者Tの属性情報に関連付けて記録したことにより、各映像データの視聴者層に関する情報を評価・分析することができる。例えば、ある映画について、20歳代女性は恐怖を感じるシーンが多いことが分かり、同じシーンであっても、男性と女性では捉え方が違うことなどが分かり、映画の評価に対する補足情報や映像制作者への情報提供などに活用することができる。
なお、上記各実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスクなどの記憶媒体に格納して頒布することもできる。
また、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行しても良い。
本願発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合せてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る映像再生システムの構成を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る映像再生システムの構成を示す模式図である。 本発明の第3の実施形態に係る映像再生システムの構成を示す模式図である。
符号の説明
10…記憶装置、11…映像蓄積部、12,12a,12b…生体情報蓄積部、20…表示装置、30…インデキシング装置、31…映像再生部、32,32〜32…リモコン装置、33,33a,33b…映像再生制御部、34,34〜34…生体センサ群、35,35a,35b…各種記録部、40…視聴者端末、41…入力装置、42…パソコン本体、43…表示装置、50…再生装置、51…生体情報パターン蓄積部、52…映像検索部、53…映像再生部。

Claims (5)

  1. 映像データを検索するためのインデキシング情報を作成するインデキシング装置であって、
    被検体の生体情報を収集するための生体情報収集手段と、
    前記映像データを再生する際に、再生量に応じて再生量情報を送出する再生量送出手段と、
    前記送出された再生量情報と前記収集された生体情報とを関連付けてインデキシング情報を作成し、このインデキシング情報を記憶装置に記録するインデキシング情報記録手段と、
    を備えたことを特徴とするインデキシング装置。
  2. 映像データの再生量情報と前記映像データの再生中に収集された生体情報とを互いに関連付けてなるインデキシング情報が記録された記憶装置を読出すための読出手段と、
    予め生体情報パターンと感情種別情報とが関連付けられて記憶された生体情報パターン記憶手段と、
    入力された感情種別情報に従って前記生体情報パターン記憶手段内の生体情報パターンを検索し、得られた生体情報パターンに基づいて、前記読出手段を介して記憶装置内の生体情報のパターンに対応する再生量情報を検索する再生量検索手段と、
    前記検索された再生量情報に基づいて映像データを検索し、得られた映像データを再生するための映像再生手段と、
    を備えたことを特徴とする映像再生装置。
  3. 請求項2に記載の映像再生装置において、
    前記記憶装置は、複数本の映像データが記憶され、且つ各映像データ毎に複数のインデキシング情報が記憶されており、
    前記再生量検索手段は、
    前記感情種別情報に従って得られた生体情報パターンに基づいて、前記読出手段を介して記憶装置内の各インデキシング情報を検索し、該当する生体情報のパターンの頻度に応じて各映像データの選択を支援する映像選択支援部と、
    前記支援により選択された映像データにおける前記生体情報のパターンに対応する再生量情報を検索する再生量検索部と、
    を備えたことを特徴とする映像再生装置。
  4. 請求項2に記載の映像再生装置において、
    前記記憶装置は、映像データ毎に、複数の被検体から収集した複数の生体情報に前記再生量情報を関連付けて作成される複数のインデキシング情報と、前記各インデキシング情報に関連付けられた各被検体の属性情報とが記憶されており、
    指定された映像データに基づいて前記記憶装置から対応する被検体の属性情報を検索し、得られた属性情報を出力する属性情報検索手段と、
    を備えたことを特徴とする映像再生装置。
  5. 映像データを検索するためのインデキシング情報を作成するインデキシング方法であって、
    被検体の生体情報を収集する工程と、
    前記映像データを再生する際に、再生量に応じて再生量情報を送出する工程と、
    前記送出された再生量情報と前記収集された生体情報とを関連付けてインデキシング情報を作成し、このインデキシング情報を記憶装置に記録する工程と、
    を備えたことを特徴とするインデキシング方法。
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