JP2005079974A - 平面アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型化に有利な超薄型の平面アンテナ装置を提供すること。
【解決手段】 平面アンテナ装置10は、基板11上に、方形状に形成された内側導体12と、内側導体12を包囲する地導体13と、内側導体12の外周縁12aの所定位置を地導体13の内周縁13aに短絡せしめる短絡導体14とを配設し、短絡導体14の近傍で内側導体12を給電回路に接続し、かつ、地導体13をアース回路に接続して概略構成されている。内側導体12の外周縁12aと地導体13の内周縁13aとの間には、短絡導体14の存する領域を除くほぼ全周に亘って、幅寸法が一定な枠状のスロット15が画成されており、このスロット15の半周分の長さ寸法を共振電気長の約4分の1に設定しておくことにより、給電時にスロット15を横切る電界が定在波を生じる共振状態を実現することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、枠状のスロットを介して地導体に包囲されている内側導体に給電して該スロット部分を共振させるようにした極めて薄型の平面アンテナ装置に関する。
自動車のガラス窓等に装着可能な超薄型の平面アンテナ装置として、導電性の金属箔や導電性フィルム等からなる内側導体を枠状のスロットを介して車両ボディ等の地導体にて包囲し、該内側導体の外周縁近傍に給電することによってスロットアンテナとして動作させるという構成のものが、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
図4は従来のこの種の平面アンテナ装置の基本的な構成を説明するための平面図である。同図に示す平面アンテナ装置1において、ガラス等からなる基板2上には、方形状の内側導体3と、この内側導体3を包囲する地導体4とが配設されており、内側導体3の外周縁3aと地導体4の内周縁4aとの間には幅寸法が一定な枠状のスロット5が画成されている。また、内側導体3の外周縁3a近傍は図示せぬ給電回路に接続されており、地導体4の内周縁4a近傍は図示せぬアース回路に接続されている。
このように概略構成された平面アンテナ装置1は、内側導体3の外周縁3aと地導体4の内周縁4aとがスロット5を介して対向しているので、給電時にスロット5を横切る電界が生じ、スロット5の半周分の長さ寸法を共振電気長λ0の約2分の1に設定しておけば、電界の定在波を発生させることができる。そのため、この平面アンテナ装置1は、伝送損失が少なくて高利得なスロットアンテナとして動作させることが可能である。
特開2002−290145号公報(第2頁、図1)
上述したように、図4に示す従来の平面アンテナ装置1では、スロット5の半周分の長さ寸法を共振電気長λ0の約2分の1に設定しておく必要があるが、使用する電波が特に高周波な場合を除き、λ0/2の長さ寸法は決して短くはないので、外周縁3aの長さ寸法を確保するために内側導体3はある程度大きく形成しなければならない。それゆえ、かかる従来の平面アンテナ装置1は比較的大型のアンテナになりやすく、車載用等において要望の高い小型化が図りにくいという問題があった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、小型化に有利な超薄型の平面アンテナ装置を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明の平面アンテナ装置では、同一平面上に内側導体と該内側導体を包囲する地導体とを配設することにより、前記内側導体の外周縁と前記地導体の内周縁とがほぼ全周に亘ってスロットを介して対向するようになし、かつ、前記内側導体の外周縁の所定位置を前記地導体の内周縁に短絡せしめる短絡導体を設け、該短絡導体の近傍で前記内側導体を給電回路に接続すると共に前記地導体をアース回路に接続し、給電時に前記スロットを横切る電界が定在波を生じて共振するように構成した。
このように構成された平面アンテナ装置は、内側導体の給電点近傍を地導体に短絡させることによってインピーダンスを低減しており、給電点や短絡導体の近傍ではスロットを横切る電界がほとんど生じないため、給電時に内側導体を流れる電流の経路は逆F型アンテナにおける放射導体板に類似したものとなる。つまり、この平面アンテナ装置は、スロットの半周分の長さ寸法を共振電気長の約4分の1に設定しておくことにより、給電時にスロットを横切る電界が定在波を生じる共振状態を実現することができ、それゆえ通常のスロットアンテナとして動作させる場合に比べて共振電気長は約2倍の長さになる。したがって、この平面アンテナ装置は、内側導体の大きさを縮小しても必要な共振電気長を確保することが容易であり、大幅な小型化が図れる。
かかる構成の平面アンテナ装置は、前記短絡導体を給電点からほぼ等距離な2箇所に設けてもよく、これにより外観上の対称性が実現しやすくなる。
また、かかる構成の平面アンテナ装置は、前記内側導体が凹部を有する外形形状に形成されていると共に、前記地導体が前記凹部内へ突出する凸部を有していてもよく、これにより内側導体の外周縁の長さ寸法が増大するため、給電時に該外周縁に沿って流れる電流の経路が延び、その分、共振電気長が長くなってアンテナ全体の小型化を一層促進できる。
本発明の平面アンテナ装置は、内側導体の給電点近傍を地導体に短絡させることでインピーダンスを低減し、スロットの半周分の長さ寸法を共振電気長の約4分の1に設定できるようにしてあるため、内側導体の大きさを縮小しても必要な共振電気長が確保しやすくなっており、それゆえ、小型化に有利な超薄型の平面アンテナ装置を提供することができる。
以下、発明の実施の形態を図面を参照して説明すると、図1は本発明の第1実施形態例に係る平面アンテナ装置の平面図である。同図に示す平面アンテナ装置10において、ガラス等からなる平坦な基板11上には、方形状に形成された内側導体12と、この内側導体12を包囲する地導体13と、内側導体12の外周縁12aの所定位置を地導体13の内周縁13aに短絡せしめる短絡導体14とが配設されている。これらの導体12〜14は導電性の金属箔等からなり、短絡導体14の近傍で内側導体12が図示せぬ給電回路に接続され、かつ、地導体13が図示せぬアース回路に接続されている。また、内側導体12の外周縁12aと地導体13の内周縁13aとの間には、短絡導体14の存する領域を除くほぼ全周に亘って、幅寸法が一定な枠状のスロット15が画成されている。つまり、内側導体12の外周縁12aはほぼ全周に亘り、スロット15を介して地導体13の内周縁13aと対向しているが、給電点の近くで外周縁12aの一部が短絡導体14によって内周縁13aと短絡されている。
このように構成された平面アンテナ装置10に給電するとスロット15を横切る電界が生じるが、給電点近傍に短絡導体14を設けて内側導体12と地導体13とを短絡させているので、この平面アンテナ装置10はインピーダンスが小さく、給電点や短絡導体14の近傍では給電時にスロット15を横切る電界はほとんど生じない。そのため、給電時に内側導体12を流れる電流の経路は、逆F型アンテナにおける放射導体板に類似したものになって、スロット15の半周分の長さ寸法を共振電気長λ0の約4分の1に設定しておくことにより、給電時にスロット15を横切る電界が定在波を生じる共振状態を実現することができる。したがって、この平面アンテナ装置10は、通常のスロットアンテナとして動作する従来例(図4参照)と比べた場合、アンテナ全体の大きさが同等であれば共振電気長を約2倍の長さに設定することができる。また、短絡導体14を付設するだけなのでコストアップの心配もない。すなわち、本実施形態例に係る平面アンテナ装置10は、超薄型で安価に製造できるのみならず、内側導体12の大きさを縮小しても必要な共振電気長を確保することが容易なため、小型化が促進しやすくなっている。
図2は本発明の第2実施形態例に係る平面アンテナ装置の平面図であって、図1と対応する部分には同一符号を付してある。図2に示す平面アンテナ装置20は、短絡導体14を2箇所に設けた点が第1実施形態例と異なっている。これら2本の短絡導体14は給電点からほぼ等距離な位置に形成され、いずれも、内側導体12の外周縁12aと地導体13の内周縁13aとを短絡している。このような構成にすることにより、平面アンテナ装置20は、外観上の対称性が実現されて、意匠性が向上している。
図3は本発明の第3実施形態例に係る平面アンテナ装置の平面図であって、図1と対応する部分には同一符号を付してある。図3に示す平面アンテナ装置30では、内側導体12が一対の凹部12bを有するH字形状に形成されており、それに伴い、一定幅のスロット15を存して内側導体12を包囲する地導体13には各凹部12b内へ突出する凸部13bが形成されている。このような構成にすることにより、内側導体12の外周縁12aの長さ寸法が増大するため、給電時に外周縁12aに沿って流れる電流の経路が延び、その分、共振電気長が長くなる。したがって、この平面アンテナ装置30は、小型化の促進という点でさらに有利であると言える。なお、内側導体12は凹凸を有する他の外形形状であっても、その外周縁12aの長さ寸法を増大させることはできる。
本発明の第1実施形態例に係る平面アンテナ装置の平面図である。 本発明の第2実施形態例に係る平面アンテナ装置の平面図である。 本発明の第3実施形態例に係る平面アンテナ装置の平面図である。 従来例に係る平面アンテナ装置の平面図である。
符号の説明
10,20,30 平面アンテナ装置
11 基板
12 内側導体
12a 外周縁
12b 凹部
13 地導体
13a 内周縁
13b 凸部
14 短絡導体
15 スロット

Claims (3)

  1. 同一平面上に内側導体と該内側導体を包囲する地導体とを配設することにより、前記内側導体の外周縁と前記地導体の内周縁とがほぼ全周に亘ってスロットを介して対向するようになし、かつ、前記内側導体の外周縁の所定位置を前記地導体の内周縁に短絡せしめる短絡導体を設け、該短絡導体の近傍で前記内側導体を給電回路に接続すると共に前記地導体をアース回路に接続し、給電時に前記スロットを横切る電界が定在波を生じて共振するようにしたことを特徴とする平面アンテナ装置。
  2. 請求項1の記載において、前記短絡導体が給電点からほぼ等距離な2箇所に設けてあることを特徴とする平面アンテナ装置。
  3. 請求項1または2の記載において、前記内側導体が凹部を有する外形形状に形成されていると共に、前記地導体が前記凹部内へ突出する凸部を有していることを特徴とする平面アンテナ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008306495A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Nippon Signal Co Ltd:The アンテナ
JP2014007742A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Gn Resound As スロットアンテナを有する補聴器
JP2014007743A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Gn Resound As ウエアラブルコンピュータ装置のためのアンテナシステム

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