JP2005078625A - 携帯型電子システム及びそのアクセス方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 マルチファンクション高速(MFHS)バスを装備した携帯型電子装置及び関連する方法を提供する。
【解決手段】 携帯型電子装置は、拡張パックを介して拡張装置に接続するための主電子装置を含む。主電子装置のCPUは、第1のシステムバスによってホストコントローラに接続される。ホストコントローラは、MFHSバスによって拡張パックに接続される。第1のシステムバスは、CPUに対して電気的に接続され、P本の信号ラインを含み、MFHSバスは、Q<PであるQ本の信号ラインを含む。ホストコントローラは、第1のシステムバスのP本の信号ラインからの信号及びMFHSバスのQ本信号ラインからの信号を受け渡す。ホストコントローラは、Mクロックサイクルで第1のシステムバスからの信号を受信し、この信号をN>MであるNクロックサイクルでMFHSバスに対して出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般に、携帯型電子システム及びこの携帯型電子システムのアクセス方法に関し、特に、より少ないピン数を備えたマルチファンクション高速バスに関するものである。この特許出願は、2003年8月28日に出願された台湾特許出願(出願番号092123841)の利益を享受するものであり、その主題は、参照することによってここに組み込まれる。
技術進歩は、携帯型電子装置の開発を成熟させている。例えば、携帯型電子装置は、サイズの削減及び機能の増加をともなって設計されている。携帯電話機、携帯情報端末機(personal digital assistants;PDA)、又はPDA携帯電話機のような携帯型電子装置は、コミュニケーション、情報閲覧、及び娯楽を提供する役目を果たしている。忙しい現代人は、ますます、情報に容易にアクセス可能であることを要求する。したがって、携帯型電子装置は、現代人の生活に不可欠な必需品となっている。
例えばPDAのような携帯型電子装置は、通常、容易に可搬できるように小さくて軽く設計される。また、メモリカード、ネットワークカード、又はデータカードのような他の拡張装置が要求される場合には、拡張パック(expanded pack)が用いられる。電子装置と拡張パックとの間のインターフェースは、例えばPCMCIA/CF又はVLIO(variable latency I/O)であり得る。PDAの広範囲な使用法に起因して、製造業者は、ユーザに対して拡張可能な機能を供給するために、PCMCIA/CFインターフェース又はVLIOインターフェースを採用する異なる種類の拡張装置を開発しようとしている。
しかしながら、VLIOインターフェース及びPCMCIA/CFインターフェースの両方を要求するコネクタのサイズは大きすぎ、小型化及び軽量化の傾向が進む携帯型電子装置には良好に適合しない。インテル社製Xscaleプロセッサによって用いられるインターフェースであるVLIOインターフェースは、8本の制御ライン、32本のデータライン、及び26本のアドレスラインを含み、VLIOインターフェースによって要求されるラインは、全部で66本存在する。したがって、電子装置と拡張パックとの間のコネクタのサイズは、非常に大きい。PCMCIA/CFインターフェースもまた、多くの伝送ラインを要求し、そのコネクタもまた、非常に大きい。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、マルチファンクション高速バス及びより少ないピン数を装備した携帯型電子装置における方法及び装置を提供することを目的とする。システムは、既存の拡張装置と互換性を有する。
本発明は、マルチファンクション高速バスを備えた携帯型電子装置を提供することにより、上述した目的のうちの1つを達成する。携帯型電子装置は、拡張パックを介して拡張装置に接続される主電子装置を含む。主電子装置は、CPU(central processing unit)と、第1のシステムバスと、ホストコントローラと、マルチファンクション高速(multi-function high speed;MFHS)バスとを含む。第1のシステムバスは、CPUに対して電気的に接続され、正の整数P本の信号ラインを有する。MFHSバスは、Q<Pである正の整数Q本の信号ラインを含む。ホストコントローラは、第1のシステムバスを介してCPUと通信を行うとともに、MFHSバスを介して拡張パックと通信を行う。ホストコントローラは、第1のシステムバス上のP本の信号及びMFHSバス上のQ本の信号を受け渡す。ホストコントローラは、第1のシステムバスのM個のクロック信号を、N(Nは正の整数、N>M)クロックサイクルでMFHSバスに対して送信する。
本発明は、上述した携帯型電子装置に適用される方法を提供することにより、上述した他の目的を達成する。まず、CPUは、第1のシステムバスに対して第1のコマンドアドレスサイクルを送信する。そして、ホストコントローラは、Mクロックサイクルで第1のシステムバスから第1のコマンドアドレスサイクルを受信する。これに応じて、ホストコントローラは、第1のコマンドアドレスサイクルを第2のコマンドアドレスサイクルに変換し、N>MであるNクロックサイクルでマルチファンクション高速バスを介して第2のコマンドアドレスサイクルを転送する。これにより、ステータス信号ラインは、イネーブルとなる。したがって、クライアントコントローラは、第2のコマンドアドレスサイクルを受信することが可能となる。そして、クライアントコントローラは、第2のコマンドアドレスサイクルを第3のコマンドアドレスサイクルに変換する。第3のコマンドアドレスサイクルは、Kクロックサイクルで第2のシステムバスに対して転送される。最後に、第2のシステムバスは、拡張装置に対して第3のコマンドアドレスサイクルを転送する。
本発明は、携帯型電子装置のMFHSバスにおけるピン数をより少なくすることができ、これにより、コネクタのサイズを削減することができることから、結果としてより小さい拡張パックをもたらし、小型化及び軽量化が進む携帯型電子装置の傾向に良好に適合する。また、本発明は、既存の拡張装置と互換性を有する携帯型電子装置を実現することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。本発明の他の目的、特徴、及び利点は、望ましいものの限定されることはない具体例についての以下の詳細な記述から明らかとなるであろう。以下の記述は、添付した図面を参照してなされる。
VLIO又はPCMCIA/CFのような広く用いられているインターフェースには、多くの伝送ラインがあることから、コネクタのサイズは大きい。従来のインターフェース及びコネクタは、小型化及び軽量化の傾向が進む携帯型電子装置には良好に適合しない。より少ないピン数を備えるとともに既存の拡張パックと互換性を有するバスが、コネクタのサイズを削減するために要求される。
本発明の望ましい具体例にしたがう携帯型電子装置を示す図1を参照する。携帯型電子装置10は、電子装置11と、拡張パック15と、拡張装置17とを含む。電子装置11は、例えば携帯情報端末機(personal digital assistant;PDA)である。拡張パック15と拡張装置17とを接続することにより、当該拡張装置17の機能を電子装置11に付加することができる。拡張装置17は、例えば、メモリカード、データカード、又はネットワークカードである。電子装置11が拡張機能を必要としない場合には、拡張パック15は、サイズ及び重量を削減するために取り外すことができる。
電子装置11と拡張パック15との間のインターフェースは、マルチファンクション高速(multi-function high speed;MFHS)バス12である。MFHSバス12の実装により、ピン数が削減され、また、コネクタ及び携帯型電子装置10のサイズは、小さくなる。拡張パック15は、VLIOインターフェース又はPCMCIA/CFインターフェースのようなシステムバスインターフェース14によって拡張装置17に対して電気的に接続される。拡張パック15は、既存の拡張装置と互換性を有する。
電子装置11は、CPU(central process unit)21と、システムバス22と、ホストコントローラ23とを含む。CPU21は、システムバス22を介してホストコントローラ23に接続する。ホストコントローラ23は、CPU21と拡張パック15との間で通信を行うために、システムバス22とMFHSバス12との間で信号を受け渡す。
拡張パック15は、クライアントコントローラ25を含む。クライアントコントローラ25は、システムバス14の信号に対してMFHSバス12の信号を送信したり、又はMFHSバス12の信号に対してシステムバス14の信号を送信したりする。CPU21は、ホストコントローラ23及びクライアントコントローラ25を介して拡張装置17との通信を行う。この具体例において、システムバス14,22は、同じ規格であり、例えばVLIO又はPCMCIA/CFである。
MFHSバス12は、クロック信号ライン(clock signal line)CLK、ステータス信号ライン(status signal line)BST、準備信号ライン(ready signal line)BRDY、及び8本のコンテンツ信号ライン(content signal line)CAD[7...0]を含む。コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、制御信号、アドレス信号、及びデータ信号を伝送する。
CPU21は、拡張装置17に対する読み出し又は書き込みを実行するために、読み出しサイクル(read cycle)又は書き込みサイクル(write cycle)を転送する。読み出しサイクルは、コマンドアドレスサイクル(command address cycle)及びデータ読み出しサイクル(data reading cycle)を含み、書き込みサイクルは、コマンドアドレスサイクル及びデータ書き込みサイクル(data writing cycle)を含む。CPU21の書き込みサイクル中には、ホストコントローラ23は、コマンドアドレスサイクルを転送し、次に、データ書き込みサイクルを転送する。書き込みサイクルは、データが成功裡に書き込まれた旨を拡張装置17が確認した後に完了する。CPU21の読み出しサイクル中には、ホストコントローラ23は、コマンドアドレスサイクルを転送する。読み出しサイクルは、拡張装置17が要求されたデータを送信した後に完了する。伝送ラインの本数が異なることに起因する異なる方法によって上述した読み出しサイクル/書き込みサイクルの信号を送信するために、異なるバスが用いられる。
コマンドアドレスサイクルは、制御信号及びアドレス信号を含む。制御信号は、少なくともアクセスモード信号(access mode signal)及びバイトイネーブル信号(byte-enabling signal)を含む。アクセスモード信号は、このオペレーションが読み出しであるか書き込みであるかを表す。バイトイネーブル信号は、現在の読み出しサイクル/書き込みサイクルのバイト数を制御するために用いられ、それは、例えば、バイト(byte)、ワード(word)、トリプルバイト(tri-byte)、又はダブルワード(double-word)であり得る。データ読み出しサイクルは、コマンドアドレスサイクルからの要求に対する応答として拡張装置17によって送られたデータであるデータ信号を含む。データ書き込みサイクルは、CPU21によって拡張装置17に書き込まれているデータ信号を含む。
既存のVLIOバス又はPCMCIA/CFバスは、制御信号、アドレス信号、及びデータ信号を送信するために、より多くの伝送ラインを含む。これら既存のバスにおいては、1つのコマンドアドレス信号の制御信号及びアドレス信号が、1クロックサイクルで送信される。しかしながら、ピン数は、本発明によって削減される。また、1つのコマンドアドレスサイクルは、複数のクロックサイクルで完了する。同様に、既存のバスにおいては、データ読み出しサイクル及びデータ書き込みサイクルは、例えば24ビットデータをともなって1クロックサイクルで転送され、本発明のデータ読み出しサイクル及びデータ書き込みサイクルを完了するために複数のクロックサイクルを必要とするであろう。
図2(a)は、MFHSバス12のコマンドアドレスサイクルの内容を示している。ホストコントローラ23がクライアントコントローラ25に対してMFHSバス12の信号を送信する場合には、ステータス信号ラインBSTは、イネーブルとなる。これにより、クライアントコントローラ25は、MFHSバス12から信号を受信する。この具体例において、コマンドアドレスサイクルは、制御信号及びアドレス信号の送信のために5クロックサイクルを用いる。クロックサイクル0では、送信は開始されず、コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、トリプルステート(tri-stated;TS)である。クロックサイクル1では、コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、コマンド信号である一般コマンド信号M[7...0]である。クロックサイクル2では、コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、バイトイネーブル信号BE[3...0]、リザーブ信号(reserve signal)RS[1...0]、及びアドレス信号A[25...24]である。クロックサイクル3では、コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、アドレス信号A[23...16]である。クロックサイクル4では、コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、アドレス信号A[15...8]である。クロックサイクル5では、コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、アドレス信号A[7...0]である。このコマンドアドレスサイクルは、書き込みサイクル及び読み出しサイクル内で用いられる。
図2(b)は、MFHSバス12のデータ読み出しサイクルの内容を示している。ホストコントローラ23がクライアントコントローラ25に対して読み出しサイクルのコマンドアドレスサイクルを転送する場合には、待機ステータスである。クライアントコントローラ25は、コマンドアドレスサイクルを変換し、拡張装置17に対してコマンドアドレスサイクルを出力する。その後、拡張装置17は、クライアントコントローラ25に対して要求されたデータを返す。クライアントコントローラ25は、MFHSバス12の規格によって受信データからデータ読み出しサイクルを出力する。クライアントコントローラ25は、データ読み出しサイクルを出力し、伝送ラインにおけるデータが受信された旨をホストコントローラ23が認めるために、準備信号をイネーブルとする。コマンドアドレスサイクルを転送するホストコントローラと、クライアントコントローラ25からデータを受信するホストコントローラ23との間のデュレーションは、拡張装置17に依存する。例えば、それは、この具体例においては、3クロックサイクル(クロックサイクル6,7,8)である。クロックサイクル9では、コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、データ信号D[7...0]である。クロックサイクル10では、コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、データ信号D[15...8]である。クロックサイクル11では、コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、データ信号D[23...16]である。クロックサイクル12では、コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、データ信号D[31...24]である。クロックサイクル13では、データDの送信は完了し、準備信号ラインBRDYは、ディセーブルとなり、コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、トリプルステート(tri-stated;TS)である。
図2(c)は、MFHSバス12のデータ書き込みサイクルの内容を示している。クロックサイクル1〜5においてホストコントローラ23がクライアントコントローラ25に対して書き込みサイクルのコマンドアドレスサイクルを出力する場合には、データ書き込みサイクルを転送する。クロックサイクル6では、コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、データ信号D[7...0]である。クロックサイクル7では、コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、データ信号D[15...8]である。クロックサイクル8では、コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、データ信号D[23...16]である。クロックサイクル9では、コンテンツ信号ラインCAD[7...0]は、データ信号D[31...24]である。クライアントコントローラ25は、当該クライアントコントローラ25が受信データを変換した後に、拡張装置17に対してデータを出力し、当該拡張装置17からの応答を待機する。待機のデュレーションは、例えば2クロックサイクル(クロックサイクル10,11)である。書き込みが完了した旨を拡張装置17が確認した場合には、当該拡張装置17は、クライアントコントローラ25に対して応答を転送する。クライアントコントローラ25は、データ書き込みサイクルが完了した旨をホストコントローラ23が認めるために、クロックサイクル12でMFHSバス12の準備信号ラインBRDYをイネーブルとする。
図3は、MFHSバス12が用いられる場合の読み出しサイクルについてのフローチャートである。ステップS31において、ホストコントローラ23は、システムバス22を介してCPU21からコマンドアドレスサイクルCR1を受信する。続いて、ホストコントローラ23は、コマンドアドレスサイクルCR1をMFHSバス12のコマンドアドレスサイクルCR2に変換し、当該コマンドアドレスサイクルCR2をクライアントコントローラ25に対して出力する(ステップS33)。これに応じて、イネーブルとされたステータス信号ラインBSTによって認められたクライアントコントローラ25は、コマンドアドレスサイクルCR2の受信を開始する(ステップS34)。そして、クライアントコントローラ25は、コマンドアドレスサイクルCR2をシステムバス14のコマンドアドレスサイクルCR3に変換し、当該コマンドアドレスサイクルCR3を拡張装置17に対して出力する(ステップS36)。その後、クライアントコントローラ25は、コマンドアドレスサイクルCR3にしたがって、拡張装置17からデータを受信する(ステップS38)。クライアントコントローラ25は、MFHSバス12のデータ読み出しサイクルR2において受信データを出力する(ステップS39)。そして、準備信号ラインBRDYは、イネーブルとなる。ホストコントローラ23は、MFHSバス12のイネーブルとされた準備信号ラインBRDYにしたがってデータを受信する(ステップS35)。これに応じて、ホストコントローラ23は、データ読み出しサイクルR1においてCPU21に対して受信データを出力し、読み出しサイクルを完了する(ステップS37)。
ステップS33を完了した後に、ホストコントローラ23は、現在の読み出しサイクルが完了する前に任意の読み出しサイクル又は書き込みサイクルが転送されるのを防ぐために、CPU21に対して休止コマンドを転送する。要求されたデータが受信された旨をホストコントローラ23が確認した後、休止コマンドは、破棄される。
図4は、MFHSバス12が用いられる場合の書き込みサイクルについてのフローチャートである。まず、ホストコントローラ23は、システムバス22を介してCPU21によって送られた書き込みサイクルのコマンドアドレスサイクルCW1及びデータ書き込みサイクルW1を受信する(ステップS40)。続いて、ホストコントローラ23は、コマンドアドレスサイクルCW1がバースト書き込みであるか否かを検査する(ステップS41)。ここで、コマンドアドレスサイクルCW1がバースト書き込みである場合には、次のステップは、ノードAであり、そうでない場合には、次のステップは、ステップS42である。ステップS42において、ホストコントローラ23は、バッファにデータ書き込みサイクルW1のデータを保存する。これに応じて、ホストコントローラ23は、コマンドアドレスサイクルCW1及びデータ書き込みサイクルW1の両方を、MFHSバス12のコマンドアドレスサイクルCW2及びデータ書き込みサイクルW2にそれぞれ変換し、コマンドアドレスサイクルCW2及びデータ書き込みサイクルW2を出力する(ステップS43)。クライアントコントローラ25は、MFHSバス12のイネーブルとされたステータス信号ラインにしたがって、コマンドアドレスサイクルCW2及びデータ書き込みサイクルW2を受信する(ステップS44)。その後、クライアントコントローラ25は、コマンドアドレスサイクルCW2及びデータ書き込みサイクルW2を、システムバス14のコマンドアドレスサイクルCW3及びデータ書き込みサイクルW3にそれぞれ変換し、コマンドアドレスサイクルCW3及びデータ書き込みサイクルW3を拡張装置17に対して出力する(ステップS45)。これに応じて、所定期間の待機後に、クライアントコントローラ25は、拡張装置17が書き込みステータスを完了した後に応答信号を受信する(ステップS46)。そして、MFHSバス12の準備信号ラインBRDYは、イネーブルとなる(ステップS47)。受信信号ラインBRDYがイネーブルとなった旨をホストコントローラ23が検出した後に(ステップS48)、書き込みサイクルは、完了する(ステップS49)。
ステップS42が完了した場合には、ホストコントローラ23は、準備信号ラインBRDYがイネーブルとなった旨を当該ホストコントローラ23が検出するまでに他の読み出しサイクル又は書き込みサイクルが転送されるのを防ぐために、CPU21に対して休止信号を送信する。
図5は、MFHSバス12が用いられる場合のバースト書き込みサイクルのフローチャートである。VLIOインターフェースについては、1回のバースト書き込みは、4回のバッチにおいてデータを書き込み、本発明のMFHSバス12についての4回の送信を要求する。まず、ホストコントローラ23は、書き込みアドレスを決定する(ステップS50)。ホストコントローラ23は、バースト書き込みが完了するまで、毎時間書き込みアドレスを増加させる。続いて、書き込まれるデータは、バッファに保存される(ステップS51)。その後、ホストコントローラ23は、クライアントコントローラ25に対してMFHSバス12のコマンドアドレスサイクルCW2及びデータ書き込みサイクルW2を出力する(ステップS52)。クライアントコントローラ25は、MFHSバス12のイネーブルとされたステータス信号ラインBSTにしたがって、コマンドアドレスサイクルCW2及びデータ書き込みサイクルW2を受信する(ステップS53)。クライアントコントローラ25は、コマンドアドレスサイクルCW2及びデータ書き込みサイクルW2を、システムバス14のコマンドアドレスサイクルCW3及びデータ書き込みサイクルW3に変換し、そして、コマンドアドレスサイクルCW3及びデータ書き込みサイクルW3を拡張装置17に対して出力する(ステップS54)。所定期間の待機後に、クライアントコントローラ25は、拡張装置17から書き込みステータスの完了についての応答信号を受信する(ステップS55)。クライアントコントローラ25は、MFHSバス12の準備信号ラインBRDYをイネーブルとする(ステップS56)。ホストコントローラ23は、受信信号ラインBRDYがイネーブルである旨を検出する(ステップS57)。そして、ホストコントローラ23は、バースト書き込みが完了するか否かを検査する。バースト書き込みが完了した場合には、バースト書き込みサイクルは完了し、そうでない場合には、ステップS50へと戻り、書き込みアドレスを増加させ、書き込みサイクルの実行を継続する。
ホストコントローラ23がステップS51を完了した後に、当該ホストコントローラ23は、バースト書き込みサイクルが完了するまでに他の書き込みサイクル又は読み出しサイクルが転送されるのを防ぐために、CPU21に対して休止信号を送信する。
上述した携帯型電子装置の具体例は、少なくとも以下の利点を含む。
・携帯型電子装置のMFHSバスにおけるピン数は、より少ない。したがって、コネクタのサイズを削減することができることから、結果としてより小さい拡張パックをもたらし、小型化及び軽量化が進む携帯型電子装置の傾向に良好に適合する。
・携帯型電子装置は互換性を有し、したがって、既存の拡張装置とともに用いることができる。
本発明が、一例を介して、また望ましい具体例として記述されていた一方で、本発明は、これに限定されるものではないことは理解されるべきである。これに対して、様々な変形例並びに同様の配置及び処理を包含するように意図されるべきである。したがって、添付した特許請求の範囲は、そのような変形例並びに同様の配置及び処理を全て包含するために、最も広い解釈として与えられるべきである。
本発明の望ましい具体例にしたがう携帯型電子装置の構成を示すブロック図である。 マルチファンクション高速バスのコマンドアドレスサイクルの内容を示す図である。 マルチファンクション高速バスのデータ読み出しサイクルの内容を示す図である。 マルチファンクション高速バスのデータ書き込みサイクルの内容を示す図である。 マルチファンクション高速バスが用いられる場合の読み出しサイクルについてのフローチャートである。 マルチファンクション高速バスが用いられる場合の書き込みサイクルについてのフローチャートである。 マルチファンクション高速バスが用いられる場合のバースト書き込みサイクルについてのフローチャートである。
符号の説明
10 携帯型電子装置
11 電子装置
12 MFHSバス
14,22 システムバス
15 拡張パック
17 拡張装置
21 CPU
23 ホストコントローラ
25 クライアントコントローラ

Claims (28)

  1. 拡張パックに対して接続する携帯型電子装置の主電子装置であって、
    CPU(central processing unit)と、
    上記CPUに対して電気的に接続され、正の整数P本の信号ラインを含む第1のシステムバスと、
    Q<Pである正の整数Q本の信号ラインを備えたマルチファンクション高速(multi-function high speed;MFHS)バスと、
    上記第1のシステムバスを介して上記CPUと通信を行うとともに、上記MFHSバスを介して上記拡張パックと通信を行うために設けられ、上記第1のシステムバスのP本の信号ライン上及び上記MFHSバスのQ本信号ライン上の信号を受け渡すホストコントローラとを備え、
    上記ホストコントローラは、上記第1のシステムバスのM個のクロック信号を、N>Mである正の整数Nクロックサイクルで上記MFHSバスに対して転送すること
    を特徴とする主電子装置。
  2. 上記MFHSバスの信号ラインは、クロック信号ライン(clock signal line)、ステータス信号ライン(status signal line)、準備信号ライン(ready signal line)、及び複数本のコンテンツ信号ライン(content signal line)を含み、
    上記コンテンツ信号ラインの本数は8本であり、
    上記コンテンツ信号ラインは、制御信号、アドレス信号、及びデータ信号を伝送すること
    を特徴とする請求項1記載の主電子装置。
  3. 上記MFHSバスの信号ラインは、クロック信号ライン(clock signal line)、ステータス信号ライン(status signal line)、準備信号ライン(ready signal line)、及び複数本のコンテンツ信号ライン(content signal line)を含み、
    上記拡張パックは、上記MFHSバスに接続されるクライアントコントローラを含み、当該携帯型電子装置の拡張機能用の拡張装置に接続され、
    上記ホストコントローラは、上記クライアントコントローラに対して、制御信号及びアドレス信号を含むコマンドアドレスサイクルを転送する場合には、上記MFHSバスの上記ステータス信号ラインをイネーブルとし、
    上記制御信号は、少なくともバイトをイネーブルとするモード(a byte-enabling mode)、及び書き込みモード又は読み出しモードであるアクセスモードを含むこと
    を特徴とする請求項1記載の主電子装置。
  4. 上記MFHSバスの信号ラインは、クロック信号ライン(clock signal line)、ステータス信号ライン(status signal line)、準備信号ライン(ready signal line)、及び複数本のコンテンツ信号ライン(content signal line)を含み、
    上記拡張パックは、上記MFHSバスに接続されるクライアントコントローラを含み、
    上記ホストコントローラは、上記クライアントコントローラに対して、制御信号及びアドレス信号を含むコマンドアドレスサイクルを転送する場合には、上記MFHSバスの上記ステータス信号ラインをイネーブルとし、
    上記クライアントコントローラは、上記コマンドアドレスサイクルの上記制御信号のアクセスモードが読み出しモードである場合には、拡張装置からのデータ出力にしたがって上記ホストコントローラに対してデータ書き込みサイクルを転送し、上記準備信号ラインは、イネーブルとされること
    を特徴とする請求項1記載の主電子装置。
  5. 上記MFHSバスの信号ラインは、クロック信号ライン(clock signal line)、ステータス信号ライン(status signal line)、準備信号ライン(ready signal line)、及び複数本のコンテンツ信号ライン(content signal line)を含み、
    上記拡張パックは、上記MFHSバスに接続されるクライアントコントローラを含み、
    上記ホストコントローラは、上記クライアントコントローラに対して、制御信号及びアドレス信号を含むコマンドアドレスサイクルを転送する場合には、上記MFHSバスの上記ステータス信号ラインをイネーブルとし、
    上記クライアントコントローラは、上記コマンドアドレスサイクルの上記制御信号のアクセスモードが書き込みモードである場合には、書き込みモードが完了する旨を示すために、拡張装置にしたがって上記準備信号ラインをイネーブルとすること
    を特徴とする請求項1記載の主電子装置。
  6. 上記MFHSバスの信号ラインは、クロック信号ライン(clock signal line)、ステータス信号ライン(status signal line)、準備信号ライン(ready signal line)、及び複数本のコンテンツ信号ライン(content signal line)を含み、
    上記拡張パックは、上記MFHSバスに接続されるクライアントコントローラを含み、当該携帯型電子装置の拡張機能用の拡張装置に接続され、
    上記クライアントコントローラは、R>Qである正の整数R本の信号ラインを含む第2のシステムバスを介して上記拡張装置と通信を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の主電子装置。
  7. 上記クライアントコントローラは、上記第2のシステムバスの上記R本の信号ラインからの信号、及び上記MFHSバスの上記Q本の信号ラインからの信号を受け渡すこと
    を特徴とする請求項6記載の主電子装置。
  8. 上記第1のシステムバス及び上記第2のシステムバスは、同じ規格であること
    を特徴とする請求項6記載の主電子装置。
  9. MFHSバスを介して主電子装置に接続されるとともに拡張装置に接続される携帯型電子システムの拡張パックであって、
    上記MFHSバスに接続され、上記主電子装置からコマンドアドレスサイクルを受信し、上記コマンドアドレスサイクルにしたがって上記拡張装置と通信を行うクライアントコントローラを備え、
    上記MFHSバスは、正の整数Q本の信号ラインを含み、
    上記Q本の信号ラインは、さらに、クロック信号ライン(clock signal line)、ステータス信号ライン(status signal line)、準備信号ライン(ready signal line)、及び複数本のコンテンツ信号ライン(content signal line)を含むこと
    を特徴とする拡張パック。
  10. 上記コンテンツ信号ラインの本数は8本であり、
    上記コンテンツ信号ラインは、制御信号、アドレス信号、及びデータ信号を伝送すること
    を特徴とする請求項9記載の拡張パック。
  11. 上記主電子装置は、
    CPU(central processing unit)と、
    上記CPUに対して電気的に接続され、P>Qである正の整数P本の信号ラインを含む第1のシステムバスと、
    上記第1のシステムバスを介して上記CPUと通信を行うとともに、上記MFHSバスを介して当該拡張パックと通信を行うために設けられ、上記第1のシステムバスのP本の信号ライン上及び上記MFHSバスのQ本信号ライン上の信号を受け渡すホストコントローラとを備えること
    を特徴とする請求項9記載の拡張パック。
  12. 上記ホストコントローラは、上記クライアントコントローラに対して、制御信号及びアドレス信号を含むコマンドアドレスサイクルを転送する場合には、上記MFHSバスの上記ステータス信号ラインをイネーブルとし、
    上記コマンドアドレスサイクルは、制御信号及びアドレス信号を送信し、
    上記制御信号は、少なくともバイトをイネーブルとするモード(a byte-enabling mode)、及び書き込みモード又は読み出しモードであるアクセスモードを含むこと
    を特徴とする請求項11記載の拡張パック。
  13. 上記クライアントコントローラは、上記アクセスモードが読み出しモードである場合には、上記拡張装置にしたがって上記ホストコントローラに対してデータ読み出しサイクルを転送し、上記準備信号ラインは、イネーブルとされること
    を特徴とする請求項12記載の拡張パック。
  14. 上記クライアントコントローラは、上記アクセスモードが書き込みモードである場合には、書き込みモードが完了する旨を示すために、上記拡張装置にしたがって上記準備信号ラインをイネーブルとすること
    を特徴とする請求項12記載の拡張パック。
  15. MFHSバスを備えた携帯型電子システムの読み出し方法であって、
    上記携帯型電子システムは、主電子装置、拡張パック、及び拡張装置を含み、
    上記主電子装置は、上記MFHSバスによって上記拡張パックに接続され、CPU(central processing unit)、及び第1のシステムバスによって上記CPUに接続されるホストコントローラを含み、
    上記拡張パックは、上記MFHSバスによって上記ホストコントローラに接続されるとともに第2のシステムバスによって上記拡張装置に接続されるクライアントコントローラを含み、
    上記MFHSバスは、クロック信号ライン(clock signal line)、ステータス信号ライン(status signal line)、準備信号ライン(ready signal line)、及び複数本のコンテンツ信号ライン(content signal line)を含み、
    当該読み出し方法は、
    上記CPUから上記第1のシステムバスへと第1のコマンドアドレスサイクルを出力する工程と、
    上記ホストコントローラによって正の整数Mクロックサイクルで上記第1のシステムバスから出力された上記第1のコマンドアドレスサイクルを受信する工程と、
    上記ホストコントローラによって上記第1のコマンドアドレスサイクルを第2のコマンドアドレスサイクルに変換し、N>Mである正の整数Nクロックサイクルで上記MFHSバスを介して上記第2のコマンドアドレスサイクルを転送し、これにより、上記MFHSバスの上記ステータス信号ラインをイネーブルとする工程と、
    上記ステータス信号ラインがイネーブルとされた場合に、上記クライアントコントローラによって上記第2のコマンドアドレスサイクルを受信する工程と、
    上記クライアントコントローラによって上記第2のコマンドアドレスサイクルを第3のコマンドアドレスサイクルに変換し、正の整数Kクロックサイクルで正の整数P本のクライアント信号ラインの第1のセットを介して上記第3のコマンドアドレスサイクルを転送する工程と、
    上記第2のシステムバスによって上記拡張装置に対して上記第3のコマンドアドレスサイクルを転送する工程とを備えること
    を特徴とする読み出し方法。
  16. 上記第1のコマンドアドレスサイクルは、制御信号及びアドレス信号を含み、
    上記制御信号のアクセスモードは、読み出しモードであること
    を特徴とする請求項15記載の読み出し方法。
  17. 上記ホストコントローラは、上記第1のコマンドアドレスサイクルを受信し、上記CPUに対して休止信号を送信すること
    を特徴とする請求項15記載の読み出し方法。
  18. さらに、
    上記拡張装置によって上記第3のコマンドアドレスサイクルにしたがって上記第2のシステムバスに対してデータを出力する工程と、
    上記データを受信し、上記クライアントコントローラによって当該データを第1のデータ読み出しサイクルに変換する工程と、
    上記MFHSバスによって上記第1のデータ読み出しサイクルを転送し、これにより、上記MFHSバスの上記準備信号ラインがイネーブルとなる工程と、
    上記ホストコントローラによって上記MFHSバスのイネーブルとされた上記準備信号ラインにしたがって上記第1のデータ読み出しサイクルを受信する工程と、
    上記ホストコントローラによって上記第1のデータ読み出しサイクルを第2の読み出しサイクルに変換する工程と、
    上記第1のシステムバスによって上記CPUに対して上記第2のデータ読み出しサイクルを転送する工程とを備えること
    を特徴とする請求項15記載の読み出し方法。
  19. 上記ホストコントローラは、上記第1のデータ読み出しサイクルを受信した場合には、上記CPUをイネーブルとすること
    を特徴とする請求項15記載の読み出し方法。
  20. MFHSバスを備えた携帯型電子システムの書き込み方法であって、
    上記携帯型電子システムは、主電子装置、拡張パック、及び拡張装置を含み、
    上記主電子装置は、上記MFHSバスによって上記拡張パックに接続され、CPU(central processing unit)、及び第1のシステムバスによって上記CPUに接続されるホストコントローラを含み、
    上記拡張パックは、上記MFHSバスによって上記ホストコントローラに接続されるとともに第2のシステムバスによって上記拡張装置に接続されるクライアントコントローラを含み、
    上記MFHSバスは、クロック信号ライン(clock signal line)、ステータス信号ライン(status signal line)、準備信号ライン(ready signal line)、及び複数本のコンテンツ信号ライン(content signal line)を含み、
    当該書き込み方法は、
    上記CPUから上記第1のシステムバスへと第1のコマンドアドレスサイクル及び第1のデータ書き込みサイクルを出力する工程と、
    上記ホストコントローラによって正の整数Mクロックサイクルで上記第1のコマンドアドレスサイクル及び上記第1のデータ書き込みサイクルを受信する工程と、
    上記ホストコントローラによって上記第1のコマンドアドレスサイクルを第2のコマンドアドレスサイクルに変換するとともに上記第1のデータ書き込みサイクルを第2のデータ書き込みサイクルに変換し、N>Mである正の整数Nクロックサイクルで上記MFHSバスに対して上記第2のコマンドアドレスサイクル及び上記第2のデータ書き込みサイクルを転送する工程と、
    上記ステータス信号ラインがイネーブルとされた場合に、上記クライアントコントローラによって上記第2のコマンドアドレスサイクル及び上記第2のデータ書き込みサイクルを受信する工程と、
    上記クライアントコントローラによって上記第2のコマンドアドレスサイクルを第3のコマンドアドレスサイクルに変換するとともに上記第2のデータ書き込みサイクルを第3のデータ書き込みサイクルに変換し、正の整数Kクロックサイクルで上記第2のシステムバスを介して上記第3のコマンドアドレスサイクル及び上記第3のデータ書き込みサイクルを転送する工程とを備えること
    を特徴とする書き込み方法。
  21. さらに、
    上記拡張装置によって上記第3のコマンドアドレスサイクルにしたがって上記第3のデータ書き込みサイクルのデータを書き込み、上記クライアントコントローラに対して書き込み完了信号を応答する工程と、
    上記クライアントコントローラによって上記書き込み完了信号にしたがって上記MFHSバスの上記準備信号ラインをイネーブルとする工程とを備えること
    を特徴とする請求項20記載の書き込み方法。
  22. さらに、上記ホストコントローラによってイネーブルとされた上記準備信号ラインにしたがって上記CPUに対して書き込みサイクル完了信号を転送する工程を備えること
    を特徴とする請求項21記載の書き込み方法。
  23. 上記ホストコントローラは、上記第1のコマンドアドレスサイクル及び上記第1のデータ書き込みサイクルを受信した場合には、上記CPUに対して休止信号を送信すること
    を特徴とする請求項21記載の書き込み方法。
  24. 上記ホストコントローラは、上記準備信号ラインがイネーブルとされた後に、上記CPUをイネーブルとすること
    を特徴とする請求項23記載の書き込み方法。
  25. 上記ホストコントローラは、上記第1のコマンドアドレスサイクル及び上記第1のデータ書き込みサイクルを受信した場合には、当該第1のコマンドアドレスサイクル及び当該第1のデータ書き込みサイクルがバースト書き込みについてのものであるか否かを検査し、
    当該書き込み方法は、当該第1のコマンドアドレスサイクル及び当該第1のデータ書き込みサイクルがバースト書き込みについてのものであった場合には、上記拡張装置にバースト書き込みのデータを書き込むために繰り返されること
    を特徴とする請求項22記載の書き込み方法。
  26. MFHSバスを備えた携帯型電子システムの書き込み方法であって、
    上記携帯型電子システムは、主電子装置、拡張パック、及び拡張装置を含み、
    上記主電子装置は、上記MFHSバスによって上記拡張パックに接続され、CPU(central processing unit)、及び第1のシステムバスによって上記CPUに接続されるホストコントローラを含み、
    上記拡張パックは、上記MFHSバスによって上記ホストコントローラに接続されるとともに第2のシステムバスによって上記拡張装置に接続されるクライアントコントローラを含み、
    上記MFHSバスは、クロック信号ライン(clock signal line)、ステータス信号ライン(status signal line)、準備信号ライン(ready signal line)、及び複数本のコンテンツ信号ライン(content signal line)を含み、
    当該書き込み方法は、
    上記CPUから上記第1のシステムバスへと、バースト書き込みサイクルである第1のコマンドアドレスサイクル、及び第1のデータ書き込みサイクルを出力する工程と、
    上記ホストコントローラによって正の整数であるMクロックサイクルで上記第1のシステムバスから出力された上記第1のコマンドアドレスサイクル及び上記第1のデータ書き込みサイクルを受信する工程と、
    上記ホストコントローラによって書き込みアドレスを決定する工程と、
    上記ホストコントローラによって上記書き込みアドレスにしたがって上記第1のコマンドアドレスサイクルを第2のコマンドアドレスサイクルに変換するとともに上記第1のデータ書き込みサイクルを第2のデータ書き込みサイクルに変換し、N>Mである正の整数Nクロックサイクルで上記MFHSバスを介して上記第2のコマンドアドレスサイクル及び上記第2のデータ書き込みサイクルを出力する工程と、
    上記ステータス信号ラインがイネーブルとされた場合に、上記クライアントコントローラによって上記第2のコマンドアドレスサイクル及び上記第2のデータ書き込みサイクルを受信する工程と、
    上記クライアントコントローラによって上記第2のコマンドアドレスサイクルを第3のコマンドアドレスサイクルに変換するとともに上記第2のデータ書き込みサイクルを第3のデータ書き込みサイクルに変換し、正の整数Kクロックサイクルで上記第2のシステムバスを介して上記第3のコマンドアドレスサイクル及び上記第3のデータ書き込みサイクルを転送する工程と、
    上記拡張装置によって上記第3のコマンドアドレスサイクルにしたがって上記第3のデータ書き込みサイクルのデータを書き込み、上記クライアントコントローラに対して書き込み完了信号を応答する工程と、
    上記クライアントコントローラによって上記書き込み完了信号にしたがって上記MFHSバスの上記準備信号ラインをイネーブルとする工程と、
    上記ホストコントローラによるイネーブルとされた上記準備信号ラインの検査によって上記バースト書き込みサイクルが完了したか否かを決定し、上記バースト書き込みサイクルが完了していない場合には、上記書き込みアドレスを決定する工程へと戻り、上記バースト書き込みサイクルが完了した場合には、上記ホストコントローラが上記CPUに対して書き込みサイクル完了信号を転送する工程とを備えること
    を特徴とする書き込み方法。
  27. 上記ホストコントローラは、上記第1のコマンドアドレスサイクル及び上記第1のデータ書き込みサイクルを受信した場合には、上記CPUに対して休止信号を送信すること
    を特徴とする請求項26記載の書き込み方法。
  28. 上記ホストコントローラは、上記バースト書き込みが完了した後に、上記CPUをイネーブルとすること
    を特徴とする請求項27記載の書き込み方法。
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