JP2005078000A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型の表示素子を用いても大型の表示素子を用いたのと同様の広角の表示が可能な小型の画像表示装置。
【解決手段】 射出方向により異なる画像を表示することが可能な2次元表示素子1と、2次元表示素子1により少なくとも1つの方向に表示された画像を観察位置に向けて反射する反射面3、4とを備えてなる画像表示装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像表示装置に関し、特に、小型の表示素子を用いて広角の表示が可能な画像表示装置に関するものである。
近年、画像表示素子は小型化、画素高密度化が進んでいる。一方、小型の画像表示素子を用いて広角の表示を行わせようとすると、従来は、接眼レンズでその表示面を拡大するようにしない限り、広角の表示はできなかった。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、小型の表示素子を用いても大型の表示素子を用いたのと同様の広角の表示が可能な小型の画像表示装置を提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像表示装置は、射出方向により異なる画像を表示することが可能な2次元表示素子と、前記2次元表示素子により少なくとも1つの方向に表示された画像を観察位置に向けて反射する反射面とを備えてなることを特徴とするものである。
この場合、2次元表示素子は、表示可能な画像の数に対応する発光素子又は2次光源のアレイに対応して配置される凸レンズを同一面にアレイ状に有するマイクロレンズアレイを発光素子群又は2次光源群の射出側所定位置に配置されてなるものとすることができる。
あるいは、2次元表示素子は、表示可能な画像の数に対応する透過型変調画素のアレイに対応して配置される凸レンズを同一面にアレイ状に有する2個のマイクロレンズアレイが画素群の入射側及び射出側にそれぞれの後側焦点面、前側焦点面が画素群の面に略一致するように配置され、かつ、透過型変調画素のアレイの倒立像に対応する配置でそれに対して相似の相対位置に透過型変調画素のアレイの画素の数に対応する数の光源が配置されてなるものとしてもよい。
本発明のもう1つの画像表示装置は、時分割で異なる画像を表示することが可能な2次元表示素子と、前記2次元表示素子に時分割で表示された画像をその切り換えに同期して異なる射出方向に表示するように前記2次元表示素子の照明方向が切り換わる照明手段と、時分割で異なる射出方向に表示表示された画像の中の少なくとも1つの方向に表示された画像を観察位置に向けて反射する反射面とを備えてなることを特徴とするものである。
本発明においては、射出方向により異なる画像を表示することが可能な2次元表示素子と、その2次元表示素子により少なくとも1つの方向に表示された画像を観察位置に向けて反射する反射面とを備えてなるもので、2次元表示素子の発光素子数あるいは2次光源数を増加させることで画像表示素子を小型化しても、大型の表示素子を用いたのと同様の広角の表示が可能な小型の画像表示装置が得られる。
以下に、まず、本発明の画像表示装置の原理を説明する。
本発明の特徴は、射出方向により異なる画像を表示することが可能な2次元表示素子を用いることであり、そのような特性の2次元表示素子の射出側であって正面から外れた位置に少なくとも1つの反射面を配置することにより、2次元表示素子の表示面の2倍以上の大きさの画像を表示するようにすることである。
この原理を図1、図2を参照にして説明する。図1の配置においては、2次元表示素子1の表示面10 の中心を通り、表示面10 に垂直な軸を光軸2と定義する。そして、この配置において、2次元表示素子1の表示面10 の1辺に接して表示面10 と角度をなすように1枚の平面反射面3が配置されている。そして、平面反射面3による表示面10 の像である仮想表示面11 が、表示面10 に連続して形成されることになる。なお、図1の場合は、平面反射面3が表示面10 に垂直に(光軸2と平行に)配置されているため、表示面10 と仮想表示面11 は同一面に位置している。
ここで、2次元表示素子1として、射出方向により別々の画像を表示可能なものを用いるものとする。なお、このような2次元表示素子1の構成例は後で説明する。
したがって、2次元表示素子1の表示面10 から略正面方向に射出した光束11は、観察位置Eに直接入射し、2次元表示素子1の表示面10 から略正面方向に表示される画像であって表示面10 の表示範囲に表示される画像が観察位置Eで観察される。
一方、2次元表示素子1の表示面10 から図の右斜め下方向に射出した光束12は、平面反射面3で反射され、仮想表示面11 から射出された光束となって観察位置Eに入射し、2次元表示素子1の表示面10 から右斜め下方向に表示される画像であって、表示面10 の表示範囲に相当する仮想表示面11 の表示範囲に表示される画像が観察位置Eで観察される。
したがって、この配置のように、1つの2次元表示素子1と少なくとも1面の反射面3を用いることにより、2次元表示素子1から異なる2つの方向へ射出する画像を並列して同時に観察することができる。
図2は、図1を発展させて、2次元表示素子1の表示面10 の対向する2辺に接して光軸2を挟んで光軸2に平行に2枚の平面反射面3、4を対向配置した場合であり、この場合は、平面反射面3による表示面10 の像である仮想表示面11 が、また、平面反射面4による表示面10 の像である仮想表示面12 が、それぞれ表示面10 に連続して相互に反対側に形成されることになる。
したがって、2次元表示素子1の表示面10 から略正面方向に射出した光束11は、観察位置Eに直接入射し、2次元表示素子1の表示面10 から略正面方向に表示される画像であって表示面10 の表示範囲に表示される画像が観察位置Eで観察される。
一方、2次元表示素子1の表示面10 から図の右斜め下方向に射出した光束12は、平面反射面3で反射され、仮想表示面11 から射出された光束となって観察位置Eに入射し、2次元表示素子1の表示面10 から右斜め下方向に表示される画像であって、表示面10 の表示範囲に相当する仮想表示面11 の表示範囲に表示される画像が観察位置Eで観察される。
また、2次元表示素子1の表示面10 から図の右斜め上方向に射出した光束13は、平面反射面4で反射され、仮想表示面12 から射出された光束となって観察位置Eに入射し、2次元表示素子1の表示面10 から右斜め上方向に表示される画像であって、表示面10 の表示範囲に相当する仮想表示面12 の表示範囲に表示される画像が観察位置Eで観察される。
したがって、この配置のように、1つの2次元表示素子1と2面の反射面3、4を用いることにより、2次元表示素子1から異なる3つの方向へ射出する画像を並列して同時に観察することができる。
さらに、図2の紙面の前後に光軸2を挟んで光軸2に平行にさらに別の2枚の平面反射面を配置すると、上記の3方向へ射出する画像に加えて、2次元表示素子1の表示面10 のこの別の2枚の平面反射面による像である2つの仮想表示面から射出される2方向への画像が加わる。さらに、平面反射面4、5の何れかとこの別の2枚の平面反射面の何れかとの間で2回反射してできる2次元表示素子1の表示面10 の像である4つの仮想表示面から射出される4方向への画像とが加わり、合計9方向への画像を並列して同時に観察可能に表示することができる。
光軸2に沿って2次元表示素子1の表示面10 に接して配置する平面反射面の枚数としては、上記の1〜2枚、4枚に限定されず、3枚あるいは5枚以上でもよい。
ところで、以上の原理を用いた具体的な画像表示装置の構成例を説明する前に、射出方向により別々の画像を表示可能な2次元表示素子1の構成例を説明する。
図3にその構成例の1つの断面図(a)と正面図(b)を示す。この2次元表示素子1は、基板20上に縦横に規則的に略同じ大きさで碁盤の目状に配置された発光素子群(又は2次光源群)21と、その前方に距離を置いて配置された開口板22とからなる。発光素子群(又は2次光源群)21は、この例の場合、隣接する縦横3×3=9個の発光素子(又は2次光源)からなる単位発光素子群(又は単位2次光源群)210 の縦横に規則的な集合からなる。そして、1個の単位発光素子群(又は単位2次光源群)210 は中心の発光素子(又は2次光源)2100とその周りに配置された発光素子(又は2次光源)21++、21+0、21+-、210-、21--、21-0、21-+、210+とから構成されている(図3(b))。
また、開口板22には、発光素子群(又は2次光源群)21の各単位発光素子群(又は単位2次光源群)210 の中心の発光素子(又は2次光源)2100の位置に整列して1つの発光素子(又は2次光源)と略同じ寸法形状の開口23が設けられている。
以下の説明では、2次光源も含めて発光素子とする。
このような構成であるので、2次元表示素子1の表示面を構成する単位発光素子群210 の中心の発光素子2100から出た光束2400は、開口板22の対応するに開口23を略垂直に通過し、2次元表示素子1の表示面の正面方向に射出する。したがって、単位発光素子群210 の発光素子2100のみを選択して画面全体の画素とする表示面からは、2次元表示素子1の正面方向へ射出する画像が表示される。
また、2次元表示素子1の表示面を構成する単位発光素子群210 の右側の発光素子21+0から出た光束24+0は、開口板22の対応するに開口23を、図3(a)の右斜め下方から左斜め上方へ通過し、図3(b)の紙面の手前側左方向に射出する。したがって、単位発光素子群210 の発光素子21+0のみを選択して画面全体の画素とする表示面からは、2次元表示素子1の左方向に射出する画像が表示される。
同様に、2次元表示素子1の表示面を構成する単位発光素子群210 の左側の発光素子21-0から出た光束24-0は、開口板22の対応するに開口23を、図3(a)の左斜め下方から右斜め上方へ通過し、図3(b)の紙面の手前側右方向に射出する。したがって、単位発光素子群210 の発光素子21-0のみを選択して画面全体の画素とする表示面からは、2次元表示素子1の右方向に射出する画像が表示される。
同様に、図3(b)の右上側の発光素子21++のみを選択して画面全体の画素とする表示面からは、図3(b)の紙面の手前側左斜め下方に射出する画像が表示される。
また、図3(b)の右下側の発光素子21+-のみを選択して画面全体の画素とする表示面からは、図3(b)の紙面の手前側左斜め上方に射出する画像が表示される。
また、図3(b)の下側の発光素子210-のみを選択して画面全体の画素とする表示面からは、図3(b)の紙面の手前側上方に射出する画像が表示される。
また、図3(b)の左下側の発光素子21--のみを選択して画面全体の画素とする表示面からは、図3(b)の紙面の手前側右斜め上方に射出する画像が表示される。
また、図3(b)の左上側の発光素子21--のみを選択して画面全体の画素とする表示面からは、図3(b)の紙面の手前側右斜め下方に射出する画像が表示される。
また、図3(b)の上側の発光素子210+のみを選択して画面全体の画素とする表示面からは、図3(b)の紙面の手前側下方に射出する画像が表示される。
このように、図3の構成の2次元表示素子1においては、正面方向を含みその周りの8方向(合計9方向)へ射出する別々の画像を表示することができる。そのためには、上記のように、縦方向、横方向共に3個目毎の発光素子2100、21++、21+0、21+-、210-、21--、21-0、21-+、210+(各単位発光素子群210 の対応する位置の発光素子)の何れか1つのみを選択して1画面を構成する画素とし、それらの発光素子へ供給する表示信号で1つの表示画面を構成するようにすればよい。
ところで、図3の例では、光束が通過する開口23の面積は、単位発光素子群210 の略9分の1しかなく、そのため、観察に利用可能な光量は大幅に少なく、大部分の光量は開口板22で遮られてしまう。この問題を解決するには、図4の構成例のように、開口板22の代わりに、各単位発光素子群210 に整列してその単位発光素子群210 と略同じ寸法形状の凸レンズ26が縦横に規則的に配置されたマイクロレンズアレイ25を配置し、各凸レンズ26の前側焦点位置が対応する単位発光素子群210 の中心の発光素子2100の略中心に一致するように配置する。
このように配置すると、各発光素子2100、21++、21+0、21+-、210-、21--、21-0、21-+、210+から広い角度範囲で射出した光束を、それぞれ凸レンズ26の略全面で受けて対応する方向へ射出させることになるため、凸レンズ26に入射する光束の略全ての光量を表示に利用でき、図3の場合に比較してより明るい画像の表示が可能になる。
なお、図4の構成の2次元表示素子1において、正面方向を含みその周りの8方向(合計9方向)へ射出する別々の画像を表示することができるのは、図3の場合と同じであり、その動作の説明は図3の場合と同じである。
次に、本発明による具体的な画像表示装置の1実施例を、図5の縦断面図、図6の全体の概略透視斜視図を参照にして説明する。この画像表示装置は、例えば図4のような構成の9つの異なる方向へ別々の画像を同時に射出して表示することができる2次元表示素子1の光軸2を中心軸として、2次元表示素子1の長方形の表示面と同じ長方形の断面形状を持つ直方体10を、2次元表示素子1の前方にその断面形状が2次元表示素子1の表示面に一致しかつ密着するように配置し、また、直方体10の前方に光軸2と同軸に接眼光学系7を配置し、接眼光学系7の前側焦点面を2次元表示素子1の表示面に略一致させる。直方体10の光軸2に平行な面3〜6を平面反射面とし、直方体10の接眼光学系7側の面、2次元表示素子1側の面を透過面とする。平面反射面3と4は平行で相互に対向しており、また、平面反射面5と6は平行で相互に対向しており、平面反射面3、4に垂直に配置されている。
このような配置において、図6に示すように、2次元表示素子1の表示面の平面反射面3による像である仮想表示面を10+、平面反射面4による像である仮想表示面を10-、平面反射面5による像である仮想表示面を1+0、平面反射面6による像である仮想表示面を1-0、平面反射面3と5による像である仮想表示面を1++、平面反射面3と6による像である仮想表示面を1-+、平面反射面4と5による像である仮想表示面を1+-、平面反射面4と6による像である仮想表示面を1--とし、また、2次元表示素子1の表示面自体を100とする。
2次元表示素子1として図4の2次元表示素子1を用いる場合、2次元表示素子1の表示面を構成する単位発光素子群210 の発光素子210+のみを選択して画素とする表示面は仮想表示面10+の物体面に対応する。
同様に、2次元表示素子1の表示面を構成する単位発光素子群210 の発光素子210-のみを選択して画素とする表示面は仮想表示面10-の物体面に対応する。
同様に、2次元表示素子1の表示面を構成する単位発光素子群210 の発光素子21+0のみを選択して画素とする表示面は仮想表示面1+0の物体面に対応する。
同様に、2次元表示素子1の表示面を構成する単位発光素子群210 の発光素子21-0のみを選択して画素とする表示面は仮想表示面1-0の物体面に対応する。
同様に、2次元表示素子1の表示面を構成する単位発光素子群210 の発光素子21++のみを選択して画素とする表示面は仮想表示面1++の物体面に対応する。
同様に、2次元表示素子1の表示面を構成する単位発光素子群210 の発光素子21-+のみを選択して画素とする表示面は仮想表示面1-+の物体面に対応する。
同様に、2次元表示素子1の表示面を構成する単位発光素子群210 の発光素子21+-のみを選択して画素とする表示面は仮想表示面1+-の物体面に対応する。
同様に、2次元表示素子1の表示面を構成する単位発光素子群210 の発光素子21--のみを選択して画素とする表示面は仮想表示面1--の物体面に対応する。
また、2次元表示素子1の表示面を構成する単位発光素子群210 の発光素子2100のみを選択して画素とする表示面は表示面100である。
ただし、上記のように、仮想表示面10+、10-、1+0、1-0は、対応する表示面の1回反射像であり、対応する表示面の鏡像となっており、仮想表示面10+、10-は対応する表示面の上下の鏡像であり、仮想表示面1+0、1-0は対応する表示面の左右の鏡像である。また、仮想表示面1++、1-+、1+-、1--は、対応する表示面の直角二面鏡による2回反射像であるので、対応する表示面の倒立像となっている。
したがって、単位発光素子群210 の発光素子210+のみを選択して画素とする表示面と、単位発光素子群210 の発光素子210-のみを選択して画素とする表示面とには、本来その表示面に表示すべき画像の上下の鏡像を表示するようにする。
また、単位発光素子群210 の発光素子21+0、のみを選択して画素とする表示面と、単位発光素子群210 の発光素子21-0のみを選択して画素とする表示面とには、本来その表示面に表示すべき画像の左右の鏡像を表示するようにする。
また、単位発光素子群210 の発光素子21++のみを選択して画素とする表示面と、単位発光素子群210 の発光素子21-+のみを選択して画素とする表示面と、単位発光素子群210 の発光素子21+-のみを選択して画素とする表示面と、単位発光素子群210 の発光素子21--のみを選択して画素とする表示面とには、本来その表示面に表示すべき画像の倒立像を表示するようにする。
また、単位発光素子群210 の発光素子2100のみを選択して画素とする表示面には正立正像を表示するようにする。
2次元表示素子1の上記の9つの表示面各々に、上記のような正像、鏡像、正立、倒立関係にある画像を表示することにより、図6の各仮想表示面1+-、10-、1--、1+0、100、1-0、1++、10+、1-+には何れも本来表示したい正立正像が表示され、縦横3×3で相互に2次元的に隣接して連続的に配置される仮想表示面1+-、10-、1--、1+0、100、1-0、1++、10+、1-+によって構成される全体仮想表示面Dに、例えば部分表示像を縦横に連結して全体で大画面の表示像を表示させることが可能になる。なお、図6の各仮想表示面1++、1+0、1+-、10-、1--、1-0、1-+、10+上に表示されるかのように描かれている表示像は、実際の表示状態を表現しているのではなく(前記のように、本来は表示すべき正立正像が表示される。)、上記のように、2次元表示素子1の対応する表示面に表示される表示像を表現している。
このような仮想表示面1+-、10-、1--、1+0、100、1-0、1++、10+、1-+の縦横3×3の集合からなる全体仮想表示面Dの表示像は、接眼光学系7を通して観察することにより、拡大された拡大表示像Iになる。この拡大表示像Iは、全体仮想表示面Dと同様に縦横に9等分可能で、仮想表示面1+-、10-、1--、1+0、100、1-0、1++、10+、1-+それぞれに対応して、左上拡大表示像I+-、上側拡大表示像I0-、右上拡大表示像I--、左側拡大表示像I+0、中心拡大表示像I00、右側拡大表示像I-0、左下拡大表示像I++、下側拡大表示像I0+、右下拡大表示像I-+で構成され、何れも正立正像の拡大像からなる。
図5、図6の配置において、9つの異なる方向へ別々の画像を同時に射出して表示することができる2次元表示素子1として図4の2次元表示素子1を用いるものとし、この場合に、1個の2次元表示素子1が各々の画像を別々に表示可能な表示面を9個有すると見ることができるので、その2次元表示素子1の表示面における発光素子群21を構成する各発光素子2100、21++、21+0、21+-、210-、21--、21-0、21-+、210+で構成される各々の表示面に対応する仮想表示面100、1++、1+0、1+-、10-、1--、1-0、1-+、10+と、その仮想表示面が対応する2次元表示素子1の各表示面に表示すべき表示像の状態(正立、倒立、正像、鏡像)の区別と、各表示面に表示する表示像に2次元表示素子1に接続される表示回路で加えるべき画像処理の種類と、その画像処理後の各表示像を合成して1枚の全体仮想表示面Dにするのにその表示面D上での各表示像の配置される位置とを整理すると、以下の表のようになる。

発光素子 対応する仮想表示面 表示像の状態 画像処理 全体表示面上での配置位置
210000 正立正像 無 中心
21++++ 倒立正像 180°回転 左斜め下
21+0+0 正立鏡像 左右鏡像 左側
21+-+- 倒立正像 180°回転 左斜め上
210-0- 倒立鏡像 上下鏡像 上側
21---- 倒立正像 180°回転 右斜め上
21-0-0 正立鏡像 左右鏡像 右側
21-+-+ 倒立正像 180°回転 右斜め下
210+0+ 倒立鏡像 上下鏡像 下側
このような画像処理と部分表示像の合成により、小型の2次元表示素子1を用いても、大画面の画像を表示することができるようになる。
ところで、本発明の画像表示装置において、2次元表示素子1の直前に配置する平面反射面3〜6としては、図5〜図6のように光軸2に平行である必要はなく、図7に示すような光軸2を中心軸とする裁頭四角錐10’の側面を平面反射面3〜6としてもよい。その場合も、裁頭四角錐10’の底面は、2次元表示素子1の長方形の表示面と同じ長方形であって、その底面が2次元表示素子1の表示面に一致しかつ密着するように配置される。したがって、この場合は、平面反射面3、4は平面反射面5、6に垂直に配置されるが、相互に対向する平面反射面3と4、5と6は平行ではなく、光軸2に対して対称に配置される。
ただし、このような光軸2に非平行な平面反射面3〜6を2次元表示素子1の前方に配置する場合には、2次元表示素子1の表示面の平面反射面3、4等による像である仮想表示面10+、10-等は、2次元表示素子1の表示面100とは同一面にならず、裁頭四角錐10’を構成する元となった四角錐の頂点を中心とする球面上に接して位置することになるので、用いる接眼光学系7としては、その像面がその球面に略一致する特性のものを用いることが望ましい。
なお、図5〜図7においては、2次元表示素子1の前方に光軸2に沿って配置される平面反射面は4面としたが、対向する2面の平面反射面を配置し、仮想表示面ができる方向が1方向になるようにしてもよく、あるいは、断面が正三角形になる3面の平面反射面を光軸2の周囲に配置するようにしてもよい。
さらに、これの平面反射面はガラス、プラスチック等の透明媒質からなる直方体等の側面に設けるようにしてもよい。このようにすると、平面反射面間の位置、角度関係が安定すると共に、ミラー素子(直方体10、裁頭四角錐10’等)の作製が容易になる。
ところで、以上において、射出方向により異なる画像を表示することが可能な2次元表示素子1の発光素子群21を構成する発光素子(21++、21+0、21+-、210-、21--、21-0、21-+、210+等)としては、有機ELやLED等を想定しているが、その代わりに、透過型液晶表示素子や電気光学効果を利用した空間光変調器等の透過型表示素子を用いてもよい。その場合は、2次元表示素子1は2次光源群21からなり、その単位2次光源群210 は透過型表示素子の画素が対応する2次光源(21++、21+0、21+-、210-、21--、21-0、21-+、210+等)からなることになる。その場合には、透過型表示素子の画素を照明するバックライトが必要になる。そのバックライトの構成と透過型表示素子を挟む光学系の配置に工夫をすることにより、より明るい表示が可能な2次元表示素子1が実現できる。
その例を図8の断面図に示す。図8は、図3(a)、図4(a)の断面図に対応する断面図であり、透過型表示素子31の2次光源21-0、2100、21+0に対応する画素31-0、3100、31+0の繰り返しのみを図示してあるが、2次元表示素子1と同様に、隣接する縦横3×3=9個の画素からなる単位画素群310 の縦横に規則的な集合からなる。そして、1個の単位画素群310 は中心の画素3100とその周りに配置された画素31++、31+0、31+-、310-、31--、31-0、31-+、310+とから構成されている(図3(b)、図4(b)の発光素子21++、21+0、21+-、210-、21--、21-0、21-+、210+に対応した配置)。そして、この場合も、透過型表示素子31の各単位画素群310 の9つの画素3100、31++、31+0、31+-、310-、31--、31-0、31-+、310+の中の対応する何れかの画素を選択して画面全体の画素とする9つの表示面には相互に異なる別の画像が表示されるように構成されている。
そして、この構成においては、透過型表示素子31の隣接する縦横3×3=9個の画素からなる単位画素群310 各々に整列して、その単位画素群310 と略同じ寸法形状の凸レンズ36、36’が縦横に規則的に配置されたマイクロレンズアレイ35、35’がそれぞれその観察側、バックライト側に配置されており、バックライト側のマイクロレンズアレイ35’の各凸レンズ36’の後側焦点位置が対応する単位画素群310 の中心の画素3100の略中心に一致し、観察側のマイクロレンズアレイ35の各凸レンズ36の前側焦点位置が対応する単位画素群310 の中心の画素3100の略中心に一致するように配置されている。
また、バックライト側のマイクロレンズアレイ35’の入射側には、透過型表示素子31全面をカバーする大きさの例えば正フレネルレンズからなるコリメーションレンズ37が配置されており、そのコリメーションレンズ37の前側焦点面には、単位画素群310 の9つの画素3100、31++、31+0、31+-、310-、31--、31-0、31-+、310+の倒立像に対応する配置でそれに対して相似の位置に9つの光源4000、40++、40+0、40+-、400-、40--、40-0、40-+、400+(図8では、その中の光源40+0、4000、40-0のみを図示してある。)が配置されている。そして、それぞれの光源4000、40++、40+0、40+-、400-、40--、40-0、40-+、400+からの光束4100、41++、41+0、41+-、410-、41--、41-0、41-+、410+(図8では、その中の光束41+0、4100、41-0のみを図示してある。)は、コリメーションレンズ37で何れも平行光に変換され、バックライト側のマイクロレンズアレイ35’の各凸レンズ36’に入射したこれらの平行光は対応する単位画素群310 のそれぞれ画素3100、31++、31+0、31+-、310-、31--、31-0、31-+、310+に入射し、各画素で変調を受けて透過した光は、図4の光束2400、24++、24+0、24+-、240-、24--、24-0、24-+、240+(図4では、その中の光束24+0、2400、24-0のみを図示してある。)と同様の方向に別れて射出する。
したがって、図9に示すように、図5の場合と同様に、透過型表示素子31の長方形の表示面と同じ長方形の断面形状を持つ直方体10を、透過型表示素子31の前方にその断面形状が透過型表示素子31の表示面に一致しかつ密着するように配置し、透過型表示素子31の上記の9つの表示面各々に同様の正像、鏡像、正立、倒立関係にある画像を表示することにより、縦横3×3で相互に2次元的に隣接して連続的に配置される仮想表示面1+-、10-、1--、1+0、100、1-0、1++、10+、1-+によって構成される全体仮想表示面D(図6)に、例えば部分表示像を縦横に連結して全体で大画面の表示像を表示させることが可能になる。
次に、通常の画面に1つの画像が表示可能な透過型表示素子を用いて時分割で上記のような9つの表示面を順に切り換えて構成するようにし、各表示面の表示に対応して各表示面から射出する光束の方向を対応する方向に切り換えるようにしても、同様の部分表示像を縦横に連結して全体で大画面の表示像を表示させるようにすることができる。その例を図10を参照にして説明する。
図10は、図9と同様の図であり、この例の場合は、通常の画面に1つの画像が表示可能な透過型表示素子51の長方形の表示面と同じ長方形の断面形状を持つ直方体10が透過型表示素子51の前方にその断面形状が透過型表示素子51の表示面に一致しかつ密着するように配置されている。そして、透過型表示素子51のバックライトの入射側には、透過型表示素子51全面をカバーする大きさの例えば正フレネルレンズからなるコリメーションレンズ37が配置されており、そのコリメーションレンズ37の前側焦点面には、縦横3×3=9個の光源4000、40++、40+0、40+-、400-、40--、40-0、40-+、400+が図9の場合と同様に配置されている(図10では、その中の光源40+0、4000、40-0のみを図示してある。)。この例の場合、透過型表示素子51には、図8〜図9における透過型表示素子31の各単位画素群310 の9つの画素3100、31++、31+0、31+-、310-、31--、31-0、31-+、310+の中の対応する何れかの画素を選択して画面全体の画素とする9つの表示面に対応する画像が、時分割で順に表示される。
したがって、透過型表示素子51に表示される画像に応じてそれに同期して対応する方向の光束を射出するための光源4000、40++、40+0、40+-、400-、40--、40-0、40-+、400+の何れか1つのみを点灯し、透過型表示素子51に順に表示される9つの表示面各々に、同様の正像、鏡像、正立、倒立関係にある画像を表示するようにすることにより、縦横3×3で相互に2次元的に隣接して連続的に配置される仮想表示面1+-、10-、1--、1+0、100、1-0、1++、10+、1-+によって構成される全体仮想表示面D(図6)に、例えば部分表示像を縦横に連結して全体で大画面の表示像を表示させることが可能になる。
以上の本発明の画像表示装置は、例えば次のように構成することができる。
〔1〕 射出方向により異なる画像を表示することが可能な2次元表示素子と、前記2次元表示素子により少なくとも1つの方向に表示された画像を観察位置に向けて反射する反射面とを備えてなることを特徴とする画像表示装置。
〔2〕 前記2次元表示素子は、表示可能な画像の数に対応する発光素子又は2次光源のアレイに対応して配置される開口を同一面にアレイ状に有する開口板を発光素子群又は2次光源群の射出側所定位置に配置されてなるものであることを特徴とする上記1記載の画像表示装置。
〔3〕 前記2次元表示素子は、表示可能な画像の数に対応する発光素子又は2次光源のアレイに対応して配置される凸レンズを同一面にアレイ状に有するマイクロレンズアレイを発光素子群又は2次光源群の射出側所定位置に配置されてなるものであることを特徴とする上記1記載の画像表示装置。
〔4〕 前記2次元表示素子の表示面の中心を通り、該表示面に垂直な軸を光軸とするとき、前記反射面は光軸と交差しないように配置されていることを特徴とする上記1から3の何れか1項記載の画像表示装置。
〔5〕 前記反射面は対向した2面の反射面より構成されていることを特徴とする上記1から4の何れか1項記載の画像表示装置。
〔6〕 前記反射面は対向した2面を2組有する反射面より構成されていることを特徴とする上記1から4の何れか1項記載の画像表示装置。
〔7〕 前記反射面は四角柱の側面に設けられていることを特徴とする上記6記載の画像表示装置。
〔8〕 前記反射面は裁頭四角錐の側面に設けられていることを特徴とする上記6記載の画像表示装置。
〔9〕 前記反射面は断面正三角形状の3面の反射面より構成されていることを特徴とする上記1から4の何れか1項記載の画像表示装置。
〔10〕 前記反射面は透明媒質の側面に設けられていることを特徴とする上記5から9の何れか1項記載の画像表示装置。
〔11〕 前記2次元表示素子は、表示可能な画像の数に対応する透過型変調画素のアレイに対応して配置される凸レンズを同一面にアレイ状に有する2個のマイクロレンズアレイが画素群の入射側及び射出側にそれぞれの後側焦点面、前側焦点面が画素群の面に略一致するように配置され、かつ、透過型変調画素のアレイの倒立像に対応する配置でそれに対して相似の相対位置に透過型変調画素のアレイの画素の数に対応する数の光源が配置されてなることを特徴とする上記1記載の画像表示装置。
〔12〕 時分割で異なる画像を表示することが可能な2次元表示素子と、前記2次元表示素子に時分割で表示された画像をその切り換えに同期して異なる射出方向に表示するように前記2次元表示素子の照明方向が切り換わる照明手段と、時分割で異なる射出方向に表示表示された画像の中の少なくとも1つの方向に表示された画像を観察位置に向けて反射する反射面とを備えてなることを特徴とする画像表示装置。
〔13〕 前記2次元表示素子により表示される画像として、その射出方向に応じて、画像の回転、鏡像処理等の画像処理を施し、その画像処理後の画像を表示して1枚の表示画面に合成するようにしたことを特徴とする上記1から12の何れか1項記載の画像表示装置。
本発明の画像表示装置の原理を説明するための図である。 図1の構成を発展させて2枚の平面反射面を光軸を挟んで光軸に平行に対向配置した場合を説明するための図である。 射出方向により別々の画像を表示可能な2次元表示素子の1構成例を示す断面図と正面図である。 射出方向により別々の画像を表示可能な2次元表示素子の別の構成例を示す断面図と正面図である。 本発明による画像表示装置の1実施例の縦断面図である。 本発明による画像表示装置の1実施例の全体の概略透視斜視図である。 裁頭四角錐の側面に平面反射面を配置した場合の図5と同様の図である。 2次元表示素子として透過型表示素子を用いる場合に射出方向により別々の画像が表示可能な構成例を示す断面図である。 図8の2次元表示素子を用いる場合の画像表示装置の縦断面図である。 透過型表示素子を用いて時分割で異なる画像を表示する場合の画像表示装置の実施例の縦断面図である。
符号の説明
E…観察位置
D…全体仮想表示面
I…拡大表示像
1…2次元表示素子
0 …表示面
1 、12 …仮想表示面
00…2次元表示素子の表示面(仮想表示面)
0+、10-、1+0、1-0、1++、1-+、1+-、1--…仮想表示面
2…光軸
3、4、5、6…平面反射面
7…接眼光学系
10…直方体
10’…裁頭四角錐
11、12、13…射出光束
20…基板
21…発光素子群(2次光源群)
210 …単位発光素子群(単位2次光源群)
2100、21++、21+0、21+-、210-、21--、21-0、21-+、210+…発光素子(2次光源)
22…開口板
23…開口
2400、24++、24+0、24+-、240-、24--、24-0、24-+、240+…射出光束
25…マイクロレンズアレイ
26…凸レンズ
31…透過型表示素子
310 …単位画素群
3100、31++、31+0、31+-、310-、31--、31-0、31-+、310+…画素
35、35’…マイクロレンズアレイ
36、36’…凸レンズ
37…コリメーションレンズ
4000、40++、40+0、40+-、400-、40--、40-0、40-+、400+…光源
4100、41++、41+0、41+-、410-、41--、41-0、41-+、410+…照明光束
51…透過型表示素子

Claims (4)

  1. 射出方向により異なる画像を表示することが可能な2次元表示素子と、前記2次元表示素子により少なくとも1つの方向に表示された画像を観察位置に向けて反射する反射面とを備えてなることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記2次元表示素子は、表示可能な画像の数に対応する発光素子又は2次光源のアレイに対応して配置される凸レンズを同一面にアレイ状に有するマイクロレンズアレイを発光素子群又は2次光源群の射出側所定位置に配置されてなるものであることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記2次元表示素子は、表示可能な画像の数に対応する透過型変調画素のアレイに対応して配置される凸レンズを同一面にアレイ状に有する2個のマイクロレンズアレイが画素群の入射側及び射出側にそれぞれの後側焦点面、前側焦点面が画素群の面に略一致するように配置され、かつ、透過型変調画素のアレイの倒立像に対応する配置でそれに対して相似の相対位置に透過型変調画素のアレイの画素の数に対応する数の光源が配置されてなることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  4. 時分割で異なる画像を表示することが可能な2次元表示素子と、前記2次元表示素子に時分割で表示された画像をその切り換えに同期して異なる射出方向に表示するように前記2次元表示素子の照明方向が切り換わる照明手段と、時分割で異なる射出方向に表示表示された画像の中の少なくとも1つの方向に表示された画像を観察位置に向けて反射する反射面とを備えてなることを特徴とする画像表示装置。
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