JP2005075929A - 希土類及びiiib族金属の酸化物を含む改善されたユーロピウム賦活蛍光体及びそれを作る方法 - Google Patents

希土類及びiiib族金属の酸化物を含む改善されたユーロピウム賦活蛍光体及びそれを作る方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005075929A
JP2005075929A JP2003308347A JP2003308347A JP2005075929A JP 2005075929 A JP2005075929 A JP 2005075929A JP 2003308347 A JP2003308347 A JP 2003308347A JP 2003308347 A JP2003308347 A JP 2003308347A JP 2005075929 A JP2005075929 A JP 2005075929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphor
compound
europium
group iiib
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003308347A
Other languages
English (en)
Inventor
Holly Ann Comanzo
ホリー・アン・コマンゾ
Anant Achyut Setlur
アナント・アキウト・セトラー
Alok Mani Srivastava
アロク・マニ・スリバスタバ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Priority to JP2003308347A priority Critical patent/JP2005075929A/ja
Publication of JP2005075929A publication Critical patent/JP2005075929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • Y02B20/181

Landscapes

  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

【課題】 紫外波長域における改善された吸収性と改善された量子効率とを示す蛍光体を提供する。
【解決手段】 ユーロピウム賦活蛍光体は、ガドリニウム、イットリウム、ランタン、及びその組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの希土類金属と、アルミニウム、ガリウム、インジウム、及びその組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つのIIIB族金属とを含む。蛍光体を作る方法は、少なくとも1つの選択されたIIIB族金属の少なくともハロゲン化合物を出発混合物に加えることを含む。方法は更に、出発混合物を酸素含有雰囲気中で燃焼することを含む。
【選択図】 図4

Description

本発明は、3価ユーロピウムにより賦活され、改善された量子効率を有する希土類及びIIIB族金属の酸化物を含む蛍光体に関する。特に、本発明は、紫外波長において改善された吸収性を有する蛍光体に関する。本発明は、更に、このような蛍光体を含む蛍光ランプに関する。
蛍光体は、電磁スペクトルの一部分における放射線エネルギを吸収し、該電磁スペクトルの別の部分におけるエネルギを放出する発光材料である。1つの重要な分類の蛍光体は、非常に高い化学的純度及び制御された組成をもつ結晶性無機化合物であり、これらは、有効な蛍光材料に変換するために、少量の他の元素(「賦活剤」と呼ばれる)が添加されてきた。賦活剤とホスト無機化合物の正しい組み合わせを用いて、発光色を制御することができる。最も有用で周知の蛍光体は、可視域外の電磁放射線による励起に応答して電磁スペクトルの可視部分における放射線を放出する。周知の蛍光体は、水銀蒸気放電ランプにおいて励起された水銀蒸気が放出した紫外(「UV」)線を可視光に変換するために用いられてきた。他の蛍光体としては、電子(陰極線管に用いられる)又はX線(例えば、X線検知システムにおけるシンチレータ)によって励起される際に可視光を発光することができる。
蛍光体を用いる照明装置の効率は、励起放射線の波長と放出された放射線の波長との差が縮まるにつれて大きくなる。低圧水銀放電ランプ(一般に蛍光灯としても知られる)においては、放電により励起された水銀原子は、基底状態に戻る際に、主として254nmの波長を有する紫外線を放出する(185nmの波長を有する放出された放射線の約12%)。水銀放電ランプについての理想的な蛍光体は、254nm及び185nmの紫外(UV)線を強力に吸収し、吸収された放射線を効率的に変換するものである。従って、できるだけ254nmに近い波長を有する放射線によって励起されることになるこれらのランプのための蛍光体を生成する努力がなされてきた。典型的には、太陽光に似せた白色光を生成するために、複数の蛍光体が低圧水銀放電ランプ内に含まれる。異なるブレンドの蛍光体は、異なる色温度を有する蛍光灯を生成することができる。光源の色温度は、問題となる光源に最も近い色整合を有する黒体源の温度をいう。典型的には、色整合は、従来のCIE(国際照明委員会、Commission International de l’Eclairage)色度図上で示され比較される。例えば、「Encyclop
edia of Physical Science and Technology」、第7巻、230〜231頁(Robert A. Meyers編、1987年)を参照されたい。一般に、色温度が上昇するにつれて、光はより青くなる。色温度が低下するにつれて、光は赤く見える。典型的な白熱灯は、約2700Kの色温度を有し、一方、蛍光灯は、3000Kから6500Kの範囲の色温度を有する。光源を示す点が正確にCIE色度図の黒体軌跡上にない場合には、該光源は、平均的な人間の目にはほとんど同じ色に見える黒体軌跡上の温度である相関色温度を有する。
相関色温度に加えて、演色指数(「CRI」)も、光源の別の重要な特性である。CRIは、問題となる光源を用いて測定したときの一組の標準顔料の見かけの色を標準光源における場合と比較したひずみ度合いを示す尺度である。CRIは、放射光のスペクトル・エネルギー分布によって決まり、例えば、標準光源に対して問題となる光源によって生成された三刺激値として定量化される、色のシフトを計算することによって決定することができる。低いCRIを有するランプによる照射のもとでは、物体は人間の目には自然に見えない。従って、より優れた光源は、100に近いCRIを有する。典型的には、色温度が5000Kを下回る場合には、用いられる標準光源は適切な温度の黒体である。色温度が5000Kを上回る場合には、通常、太陽光が標準光源として用いられる。白熱灯のような比較的連続した出力スペクトルを有する光源は、通常高いCRIを有し、例えば、100に等しいか又はこれに近いCRIを有する。高圧放電ランプのような多重線出力スペクトルを有する光源は、一般に約50から80の範囲にわたるCRIを有する。蛍光灯は、典型的には75から85の範囲のCRIを有する。通常、蛍光灯は白熱灯より高い色温度を有するが、CRIは白熱灯よりも低い。一般的な照明用途において、4000Kから6000Kの範囲、すなわち蛍光灯の色温度の範囲の色温度を有する光源を提供することが望ましい。
通常は、低圧水銀蛍光ランプは、254nmに近い紫外域で吸収し、青色、緑色、及び赤色の領域で発光する3種の蛍光体のブレンドを用いる。発光された光の色は、白色光が得られるようにブレンドされる。通常用いられる赤色発光蛍光体は、Y23:Eu3+であり、100%に近い量子効率を有する。しかしながら、この蛍光体は、非常に純度の高いY23を必要とし、高価である。
CIE(国際照明委員会、Commission International de l’Eclairage)色度図上で示され比較される。例えば、「Encyclopedia of Physical Science and Technology」、第7巻、230〜231頁(Robert A. Meyers編、1987年)
従って、製造費用が安い、紫外吸収の赤色発光蛍光体を提供することについての必要性が引き続きある。更に、高い量子効率を有する紫外吸収赤色発光蛍光体を提供することが非常に望ましい。更に、そのような蛍光体をガス放電ランプにおいて提供することが非常に望ましい。
本発明は、約200nmから約400nmの範囲の波長を有する電磁(「EM」)放射線により励起可能な3価ユーロピウムにより賦活された周期表における希土類及びIIIB族金属の酸化物を含み、約580nmから約770nmの波長域の可視光を効率的に放出する蛍光体を提供する。本発明の酸化物蛍光体は、改善された量子効率をもたらす方法により生成される。
本発明の一態様によると、酸化物蛍光体は、
0≦x,y,x,v≦1、0≦x+y≦1、0≦z+v≦1
として、Gd1-x-yxLay)(Al1-z-vGazInv)O3:Eu3+の化学式を有する。
3価ユーロピウムにより賦活された希土類及びIIIB族金属の酸化物を含む蛍光体を作る方法は、(a)(1)ガドリニウム、イットリウム、ランタン、及びその組み合わせからなる群から選択された少なくとも1つの希土類金属と、(2)ユーロピウムと、(3)アルミニウム、ガリウム、インジウム、及びその組み合わせからなる群から選択された少なくとも1つのIIIB族金属との化合物の混合物を準備し、ここで少なくとも1つのIIIB族金属の少なくとも1つの化合物がハロゲン化合物であり、(b)前記混合物をユーロピウムにより賦活された希土類及びIIIB族金属の酸化物を含む蛍光体に変換するのに十分な時間の間、ある温度で該混合物を燃焼する段階を含む。
本発明の別の態様によると、光源は、3価ユーロピウムにより賦活された希土類及びIIIB族金属酸化物を含む蛍光体を含む。光源は、約3000Kから約6000Kの範囲の相関色温度(「CCT」)と、約80から約100の範囲のCRIを有する。3価ユーロピウム賦活酸化物蛍光体は、光源に含まれる放電により放出される放射線によって励起可能であり、約580nmから約770nmの波長を有する可視EMを放出する。
本発明の1つの態様において、光源は、水銀放電ランプである。
本発明の他の態様、利点及び顕著な特徴は、添付図面と関連して本発明の実施形態を開示する以下の詳細な説明を読むことにより明らかになるであろう。
本発明は、改善された量子効率を有し、紫外域(約200nmから約400nmまで)における波長を有するEM放射線により励起可能な希土類及びIIIB族金属の酸化物(以下、「ユーロピウム賦活希土類及びIIIB族酸化物蛍光体」又は「ユーロピウム賦活酸化物蛍光体」或いは単に「酸化物蛍光体」とも呼ぶ)を含み、約580nmから約770nmの波長域の可視光を効率的に放射する3価ユーロピウム賦活蛍光体を提供する。ここで「EM放射線」又は「放射線」又は「光」という用語は、互換的に用いられる。励起放射線の主な部分は、約250nmから約350nmの波長域を有することが好ましく、約250nmから約300nmの範囲の波長を有することがより好ましい。特に、本発明の3価ユーロピウム賦活希土類及びIIIB族酸化物蛍光体は、他の選択された蛍光体と混合され、紫外線を放射するガス放電に有利に適用されて、約3000から約6500Kの範囲のCCTと、約80から約100の範囲のCRIとを有する光源が生成されるようになる。本発明の3価ユーロピウム賦活希土類及びIIIB族酸化物蛍光体は、蛍光ランプのCCTを調整して、該蛍光ランプのCRIが従来技術の蛍光ランプよりも増大するように、蛍光体ブレンド中に含むことができる。
3価ユーロピウム賦活酸化物蛍光体は、
0≦x,y,x,v≦1、0≦x+y≦1、0≦z+v≦1
として、(Gd1-x-yxLay)(Al1-z-vGazInv)O3:Eu3+の化学式を有する。この化学式において、コロンの後に書かれた3価ユーロピウムイオンは、酸化ホスト格子の中にドープされた賦活剤を示す。ユーロピウム賦活剤は、約0.0005から約20モルパーセントの量で存在し、約0.0005から約10モルパーセントの量で存在するのが好ましく、約0.001から約5モルパーセントの量で存在するのがより好ましい。
本発明の3価ユーロピウム賦活希土類及びIIIB族酸化物蛍光体は、主に、赤色から深い赤色のスペクトル領域の可視光を放出し、すなわち、主に約600nmから約770nmの波長を放出する。本発明の蛍光体の適切な割合を、可視スペクトルの他の領域で発光する蛍光体と混合することにより、可視スペクトルにおいて幅広い色の範囲をもたらすスペクトルの複合を生成することができる。例えば、本発明の蛍光体を、青色及び緑色の領域で発光する蛍光体と混合することにより、白色光を生成することができる。このような白色光は、低圧水銀放電ランプのような紫外励起放射線源から得ることができる。
限定ではない、青色発光蛍光体の実施例は、BaMgAl1017:Eu2+、Sr5(PO43Cl:Eu2+、Sr4Al1425:Eu2+、Sr3(PO45Cl:Eu2+、及びSr2Al611:Eu2+である。限定ではない、緑色発光蛍光体の実施例は、CeMgAl1117:Tb3+、(Ce,La)PO4:Tb3+、(Ce,Gd)MgB510:Tb3+、及びLaPO4:Ce3+,Tb3+である。限定ではない、赤色発光蛍光体の実施例は、Y23:Eu3+、YBO3:Eu3+、及び3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn4+である。
これらの蛍光体を適切な割合で混合することにより、高視感度(入力電気エネルギのワット当たりのルーメンによって定義される)を有する所望のCCT及びCRIをもたらす、ブレンドの複合発光スペクトルを生成することができる。CIE色度図の黒体軌跡に近い座標を有する白色光を発光するように、蛍光体ブレンドの組成を選択することができる。語句「黒体軌跡に近い」は、複合光を表わす点が黒体軌跡から0.0054以下の距離に配置されていることを意味する。一般的な照明用途においては、約3000Kから約6000Kの範囲のCCTを有する光源を提供することが望ましい。この必要性は、白熱灯よりもエネルギ効率が良い蛍光灯によって概ね満足された。しかしながら、これらのランプは、一般的に約75から約85の範囲のCRIを有する。従って、これらのランプによって照射される物体が人間の目により自然に見えるように、より高いCRIを有するこの範囲のCCTの蛍光灯を提供することが非常に望ましい。本発明の赤色発光蛍光体を含む蛍光体ブレンドを、低水銀放電のような紫外線源に組み入れることにより、このような光源を得ることができる。
白色光に加えて、本発明の赤色発光蛍光体を含む蛍光体の他のブレンドから他の色の光を生成することができる。
1つの好ましい実施形態において、3価ユーロピウム賦活酸化物蛍光体GdAlO3:Eu3+のEu3+は、約5モルパーセントより少ない量で存在する。図1は、254nmの紫外励起のもとでのこの蛍光体の発光スペクトルを示す。
本発明の3価ユーロピウム賦活希土類及びIIIB族酸化物蛍光体は、固相反応により作ることができる。例えば、(a)ガドリニウムイットリウム、ランタン、及びその組み合わせからなる群から選択された少なくとも1つの希土類金属と、(b)ユーロピウムと、(c)アルミニウム、ガドリニウム、インジウム、及びその組み合わせからなる群から選択された少なくとも1つのIIIB族金属との適切な量の酸化物及び/又は塩を合わせて混合する。前述のIIIB族金属の少なくとも1つの化合物はハロゲン化合物である。好ましいハロゲン化合物はフッ化物である。通常IIIB族金属ハロゲン化合物の量は、合計IIIB族金属の約1原子パーセントから約25原子パーセントをもたらすように準備される。種々の化合物の量は、蛍光体の所望の最終組成を達成するように選択される。混合物は、空気中で約1000℃から約1500℃の温度で燃焼され、好ましくは約1000℃から1300度の範囲で燃焼される。最初に約400℃と約900℃の間のような適切な低温で混合物を燃焼させ、酸化物又は塩の先駆体を所望の酸化化合物に分解することができる。通常、燃焼は、酸素や空気、或いは酸素と、窒素、ヘリウム、アルゴン、クリプトン、及び/又はキセノンのような不活性ガスとの混合物といった酸素含有雰囲気内で行われる。燃焼雰囲気は、所望であれば、他の気体がドープされたものであってもよい。2つ又はそれ以上の温度で段階的に燃焼を行うことができ、各段階を異なる雰囲気内で実行することができる。
或いは、蛍光体は湿式法で生成することができる。ユーロピウム、希土類金属、及びIIIB族金属の1つ又はそれ以上の化合物は、硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、塩素酸塩、過塩素酸塩、オキシハロゲン化合物、又は有機化合物のような水溶液中に可溶性の酸化物以外とすることができる。このような有機化合物の限定ではない例は、1から6の炭素原子数を含むモノカルボン酸及びジカルボン酸の金属塩、1から6の炭素原子数を含むジカルボン酸のエステル、1つ又は2つの芳香環を有する芳香酸の金属塩、金属アセチルアセトネート、1から6の炭素原子数を含む金属アルコキシド、及び金属フェノキシドである。例えば、ユーロピウムの化合物と、ガドリニウム、イットリウム、ランタン、及びその組み合わせからなる群から選択された少なくとも1つの希土類金属と、アルミニウム、ガリニウム、インジウム、及びその組み合わせからなる群から選択された少なくとも1つのIIIB族金属とをブレンドし、硝酸溶液のような酸の中で溶解させる。本発明の一実施形態において、IIIB族化合物の少なくとも1つはハロゲン化合物であり、好ましくはフッ化物である。酸性溶液の強さは、化合物を迅速に溶解するように選択され、この選択は当業者の知見の範囲内である。次に、これらの金属を含有する酸性溶液に水酸化アンモニウムを攪拌しながら少しずつ加えて、選択された元素を含有する水酸化物の混合物を析出させ、該析出が完了するまでこれを行う。通常、この段階は結果として得られる溶液の混合物のpHが8を超えて上昇したときに完了する。炭酸アンモニウム又はシュウ酸アンモニウムのような他のアンモニウム化合物もまた、選択された元素の化合物を析出させるために用いることができる。メタノールアミン、エタノールアミン、プロパノールアミン、ジメタノールアミン、ジエタノールアミン、ジプロパノールアミン、トリメタノールアミン、トリエタノールアミン、又はトリプロパノールアミンのような有機塩基を水酸化アンモニウムの代わりに用いてもよい。この析出物を濾過して洗浄し、任意選択的に空気中で乾燥させる。実質的に完全に材料を脱水させ、及び用いられたあらゆる有機材料を分解させることを保証するのに十分なだけの時間の間、約400℃と約900℃の間で空気中で析出物を加熱することができる。そのような加熱の前に、乾燥された析出物をミル加工又は粉砕することが望ましいとすることができる。分解後、混合物は、実質的にユーロピウムの酸化物と、ガドリニウム、イットリウム、ランタン、及びその組み合わせからなる群から選択された少なくとも1つの希土類金属と、アルミニウム、ガリウム、インジウム、及びその組み合わせからなる群から選択された少なくとも1つのIIIB族金属とを含む。更に、乾燥された析出物又は酸化物(分解後)を、上述のように約1000℃から約1500℃の範囲、好ましくは約1000℃から約1300℃の範囲の温度で酸素含有雰囲気内で燃焼する。
或いは、前述の少なくとも1つのIIIB族金属ハロゲン化合物は、溶液中に付加せず、代わりに乾燥材料として析出物の中に添加する。次いで、混合物の分解及び燃焼を上述のように実行する。
(実施例)
Gd23(37.11g)、Eu23(1.90g)、Al23(9.89g)、及びAlF3(1.81g)の量をZrO2媒質を用いて、約4時間の間密に混合した。このAlF3の量は、合計アルミニウムの10原子パーセントとなった。この混合物を、箱形炉のアルミナ製るつぼ内で空気中1250℃において5時間燃焼した。蛍光体は、Gd0.95Eu0.05AlO3の化学式を有した。この蛍光体は、標準的な蛍光体(Y23:Eu3+)の量子効率の約85−90パーセント、又は約75−80パーセントの絶対量子効率を示し、254nmにおける励起放射線の85パーセントの吸収を示した。比較すると、AlF3を除いて同じ化学式を有する蛍光体は、標準的な蛍光体の約70パーセントの量子効率と254nmにおける励起放射線の約70パーセントの吸収を示した。
白色発光デバイス
本発明の蛍光体及び他の蛍光体を含む選択されたブレンドを250から300nmの波長域の紫外線を生成する水銀放電ランプのようなガス放電デバイスに組み入れることにより、電気的エネルギを効率的に用いる白色光源がもたらされる。例えば、蛍光体ブレンドを、約4マイクロメートルより小さい、好ましくは約2マイクロメートルより小さい粒子寸法にまでミル加工又は粉砕することができる。次に、従来の方法でなされるように、放電ランプ管の内面に蛍光体ブレンドを加える。光散乱粒子を蛍光体ブレンドに添加して、光抽出を改善させ及び/又は吸収されない紫外線の望ましくない漏れを減少させることができる。ブレンド内の蛍光体の個々の量を調整することによって、発光デバイスのCCTが調整される。例えば、400nmから520nmの範囲のピーク発光を有する蛍光体の量を増加させることによって、高いCCTが達成される。一方、本発明の蛍光体の量を増加させることによって、より「暖かい」光を生成するであろう低いCCTが達成される。
YAlO3:Eu3+、LaPO4:Ce3+,Tb3+、Sr5(PO43Cl:Eu2+、及びSr4Al1425:Eu2+からなる蛍光体ブレンドのスペクトル強度分布のシミュレーションが図4に示されており、蛍光体による複合スペクトルに対する寄与分は、それぞれ52.3%、26.5%、5.3%、及び15.9%である。この蛍光体ブレンドは、(0.38,0.38)のCIE色座標、4000KのCCT、278.4lpw(光点)の発光出力、及び92.7のCRIをもたらす。
ここでは、様々な実施形態が説明されるが、当業者であれば、様々な元素の組み合わせ、変形、均等物又は改良を行うことができ、これらもまた添付の特許請求の範囲に定義される本発明の範囲内にあることが、本明細書から理解されるであろう。
本発明の方法により生成された5パーセントの3価ユーロピウムにより賦活されたガドリニウムアルミニウム酸化物蛍光体の、254nmの励起のもとでの発光スペクトル。 10パーセントの3価ユーロピウムにより賦活されたイットリウムアルミニウム酸化物蛍光体の、254nmの励起のもとでの発光スペクトル。 イットリウムアルミニウム酸化物蛍光体のX線回折スペクトル。 YAlO3:Eu3+、LaPO4:Ce3+,Tb3+、Sr5(PO43Cl:Eu2+、及びSr4Al1425:Eu2+からなる蛍光体ブレンドのスペクトル強度分布。

Claims (35)

  1. 0≦x,y,x,v≦1、0≦x+y≦1、0≦z+v≦1
    として、(Gd1-x-yxLay)(Al1-z-vGazInv)O3:Eu3+の化学式を有する化合物を含み、紫外線を吸収し約580nmから約770nmの可視波長域で発光することができるユーロピウム賦活酸化物蛍光体であって、
    ユーロピウムが約0.0005から約20モルパーセントの量で存在し、前記蛍光体が約254nmの波長における励起紫外線の少なくとも80パーセントを吸収することが可能であることを特徴とする蛍光体。
  2. 前記ユーロピウムが約0.0005から約10モルパーセントの量で存在する請求項1に記載の蛍光体。
  3. 前記ユーロピウムが約0.001から約5モルパーセントの量で存在する請求項1に記載の蛍光体。
  4. 前記蛍光体が、化学式GdAlO3:Eu3+を有する請求項1に記載の蛍光体。
  5. 前記蛍光体が、化学式YAlO3:Eu3+を有する請求項1に記載の蛍光体。
  6. 前記蛍光体が、化学式LaAlO3:Eu3+を有する請求項1に記載の蛍光体。
  7. 0≦x,y,x,v≦1、0≦x+y≦1、0≦z+v≦1
    として、(Gd1-x-yxLay)(Al1-z-vGazInv)O3:Eu3+の化学式を有する化合物を含む3価ユーロピウム賦活酸化物蛍光体を含む蛍光体ブレンドであって、前記蛍光体ブレンドが、約250nmから約400nmの波長域におけるEM放射線を実質的に吸収することを特徴とする蛍光体ブレンド。
  8. 前記蛍光体ブレンドが、約580nmから約770nmの範囲以外の可視波長域で実質的に発光する少なくとも1つの別の蛍光体を更に含む請求項7に記載の蛍光体ブレンド。
  9. 前記蛍光体ブレンドが、紫外EM放射線により励起されると白色光を発光する請求項7に記載の蛍光体ブレンド。
  10. 前記白色光が、CIE色度図の黒体軌跡上に実質的に色座標を有する請求項7に記載の蛍光体ブレンド。
  11. (a)ガス放電源と、
    (b)0≦x,y,x,v≦1、0≦x+y≦1、0≦z+v≦1
    として、(Gd1-x-yxLay)(Al1-z-vGazInv)O3:Eu3+の化学式を有する化合物を含む3価ユーロピウム賦活酸化物蛍光体を含む蛍光体ブレンドと、
    を含む光源であって、
    前記蛍光体ブレンドが、約250nmから約400nmの波長域において前記ガス放電からEM放射線を吸収し、可視域の光を発光することを特徴とする光源。
  12. 前記ユーロピウム賦活酸化物蛍光体が、化学式GdAlO3:Eu3+である請求項11に記載の光源。
  13. 前記ユーロピウム賦活酸化物蛍光体が、化学式YAlO3:Eu3+である請求項11に記載の光源。
  14. 前記ユーロピウム賦活酸化物蛍光体が、化学式LaAlO3:Eu3+である請求項11に記載の光源。
  15. 前記蛍光体ブレンドが更に、
    BaMgAl1017:Eu2+、Sr5(PO43Cl:Eu2+、Sr4Al1425:Eu2+、Sr3(PO45Cl:Eu2+、Sr2Al611:Eu2+、及びその混合物と、
    CeMgAl1117:Tb3+、(Ce,La)PO4:Tb3+、(Ce,Gd)MgB510:Tb3+、LaPO4:Ce3+,Tb3+、及びその混合物と、
    23:Eu3+、YBO3:Eu3+、3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn4+、及びその混合物と、
    からなる群の1つから選択された少なくとも1つの付加的な蛍光体を含む請求項11に記載の光源。
  16. ユーロピウム賦活希土類及びIIIB族酸化物蛍光体を作る方法であって、
    (a)
    (1)ガドリニウム、イットリウム、ランタン、及びその組み合わせからなる群から選択された少なくとも1つの希土類金属の少なくとも1つの化合物と、
    (2)ユーロピウムの少なくとも1つの化合物と、
    (3)アルミニウム、ガリウム、インジウム、及びその組み合わせからなる群から選択された少なくとも1つのIIIB族金属の少なくとも1つの化合物と、
    の混合物を準備し、
    前記少なくとも1つのIIIB族金属の少なくとも1つの化合物がハロゲン化合物であり、
    (b)前記混合物が3価ユーロピウム賦活ガドリウムアルミニウム蛍光体に変換されるのに十分な時間の間、ある温度で酸素含有雰囲気中で前記混合物を燃焼する、
    ことを含む方法。
  17. 前記少なくとも1つの希土類金属の少なくとも1つの化合物が酸素含有化合物である請求項16に記載の方法。
  18. 前記ユーロピウムの少なくとも1つの化合物が酸素含有化合物である請求項16に記載の方法。
  19. 前記少なくとも1つのIIIB族金属の少なくとも1つの化合物が酸素含有化合物である請求項16に記載の方法。
  20. 前記ハロゲン化合物がフッ化物である請求項16に記載の方法。
  21. 前記ハロゲン化合物が、前記少なくとも1つのIIIB族金属の総量の約1から約25原子パーセントを与える請求項16に記載の方法。
  22. 3価ユーロピウム賦活希土類及びIIIB族酸化物蛍光体を作る方法であって、
    (a)
    (1)ガドリニウム、イットリウム、ランタン、及びその組み合わせからなる群から選択された少なくとも1つの希土類金属の少なくとも1つの化合物と、
    (2)ユーロピウムの少なくとも1つの化合物と、
    (3)アルミニウム、ガリウム、インジウム、及びその組み合わせからなる群から選択された少なくとも1つのIIIB族金属の少なくとも1つの化合物と、
    を含む第1溶液を準備し、
    前記少なくとも1つのIIIB族金属の少なくとも1つの化合物の少なくとも1つがハロゲン化合物であり、
    (b)水酸化アンモニウム、炭酸アンモニウム、シュウ酸アンモニウム、メタノールアミン、エタノールアミン、プロパノールアミン、ジメタノールアミン、ジエタノールアミン、ジプロパノールアミン、トリメタノールアミン、トリエタノールアミン、トリプロパノールアミン、及びその混合物からなる群から選択された材料を含む第2溶液を準備し、
    (c)前記第1溶液及び前記第2溶液を混合して、前記少なくとも1つの希土類金属と、前記ユーロピウムと、前記少なくとも1つのIIIB族金属とを含む析出物を生成し、
    (d)前記析出物が前記3価ユーロピウム賦活希土類及びIIIB族酸化物蛍光体に変換されるのに十分なだけの時間の間、前記析出物をある温度で燃焼する、
    ことを含む方法。
  23. 前記ハロゲン化合物が、前記少なくとも1つのIIIB族金属の総量の約1から約25原子パーセントを与える請求項22に記載の方法。
  24. 前記ハロゲン化合物がフッ化物である請求項23に記載の方法。
  25. 前記第2溶液が水酸化アンモニウムを含む請求項22に記載の方法。
  26. 前記析出物を前記少なくとも1つの希土類金属と、ユーロピウムと、前記少なくとも1つのIIIB族金属との酸素含有化合物の混合物に変換するように燃焼する段階の前に、前記析出物を酸素含有雰囲気内で加熱する段階を更に含む請求項22に記載の方法。
  27. 前記加熱する段階が、約400℃から約900℃の範囲の温度において行われる請求項26に記載の方法。
  28. 前記加熱する段階の後で且つ前記燃焼する段階の前に、前記酸素含有化合物の混合物を微粉化する段階を更に含む請求項26に記載の方法。
  29. 3価ユーロピウム賦活ガドリニウムアルミニウム酸化物蛍光体を作る方法であって、
    (a)
    (1)ガドリニウム、イットリウム、ランタン、及びその組み合わせからなる群から選択された少なくとも1つの希土類金属の少なくとも1つの化合物と、
    (2)ユーロピウムの少なくとも1つの化合物と、
    (3)アルミニウム、ガリウム、インジウム、及びその組み合わせからなる群から選択された少なくとも1つのIIIB族金属の少なくとも1つの化合物と、
    を含む第1溶液を準備し、
    (b)水酸化アンモニウム、炭酸アンモニウム、シュウ酸アンモニウム、メタノールアミン、エタノールアミン、プロパノールアミン、ジメタノールアミン、ジエタノールアミン、ジプロパノールアミン、トリメタノールアミン、トリエタノールアミン、トリプロパノールアミン、及びその混合物からなる群から選択された材料を含む第2溶液を準備し、
    (c)前記第1溶液及び前記第2溶液を混合して、前記少なくとも1つの希土類金属と、前記ユーロピウムと、前記少なくとも1つのIIIB族金属とを含む析出物を生成し、
    (d)前記少なくとも1つのIIIB族金属の少なくとも1つのハロゲン化合物を前記析出物に加えて、IIIB族ハロゲン化合物含有析出物を形成し、
    (e)前記IIIB族ハロゲン化合物含有析出物が前記3価ユーロピウム賦活希土類及びIIIB族酸化物蛍光体に変換されるのに十分なだけの時間の間、前記IIIB族ハロゲン化合物含有析出物をある温度で燃焼する、
    ことを含む方法。
  30. 前記少なくとも1つのハロゲン化合物がフッ化物である請求項29に記載の方法。
  31. 前記少なくとも1つのハロゲン化合物が、前記少なくとも1つのIIIB族金属の総量の約1から約25原子パーセントを与える請求項29に記載の方法。
  32. 前記第2溶液が水酸化アンモニウムを含む請求項29に記載の方法。
  33. 前記少なくとも1つのIIIB族ハロゲン化合物含有析出物を前記少なくとも1つの希土類金属と、ユーロピウムと、前記少なくとも1つのIIIB族金属との酸素含有化合物の混合物に変換するように燃焼する段階の前に、前記少なくとも1つのIIIB族ハロゲン化合物含有析出物を、酸素含有雰囲気内で加熱する段階を更に含む請求項29に記載の方法。
  34. 前記加熱する段階が、約400℃から約900℃の範囲の温度において行われる請求項33に記載の方法。
  35. 前記加熱する段階の後で且つ前記燃焼する段階の前に、前記酸素含有化合物の混合物を微粉化する段階を更に含む請求項34に記載の方法。
JP2003308347A 2003-09-01 2003-09-01 希土類及びiiib族金属の酸化物を含む改善されたユーロピウム賦活蛍光体及びそれを作る方法 Pending JP2005075929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003308347A JP2005075929A (ja) 2003-09-01 2003-09-01 希土類及びiiib族金属の酸化物を含む改善されたユーロピウム賦活蛍光体及びそれを作る方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003308347A JP2005075929A (ja) 2003-09-01 2003-09-01 希土類及びiiib族金属の酸化物を含む改善されたユーロピウム賦活蛍光体及びそれを作る方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005075929A true JP2005075929A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34410842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003308347A Pending JP2005075929A (ja) 2003-09-01 2003-09-01 希土類及びiiib族金属の酸化物を含む改善されたユーロピウム賦活蛍光体及びそれを作る方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005075929A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007214579A (ja) * 2006-01-16 2007-08-23 Philips Lumileds Lightng Co Llc 蛍光体変換発光デバイス
JP2010050085A (ja) * 2008-06-11 2010-03-04 General Electric Co <Ge> 高criランプ用蛍光体
TWI422057B (zh) * 2006-01-16 2014-01-01 Philips Lumileds Lighting Co 磷光體轉換發光裝置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007214579A (ja) * 2006-01-16 2007-08-23 Philips Lumileds Lightng Co Llc 蛍光体変換発光デバイス
TWI422057B (zh) * 2006-01-16 2014-01-01 Philips Lumileds Lighting Co 磷光體轉換發光裝置
JP2010050085A (ja) * 2008-06-11 2010-03-04 General Electric Co <Ge> 高criランプ用蛍光体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7128849B2 (en) Phosphors containing boron and metals of Group IIIA and IIIB
US6761837B2 (en) Europium-activated phosphors containing oxides of rare-earth and group-IIIB metals and method of making the same
TWI309673B (en) Phosphors containing oxides of alkaline-earth and group-iiia metals and light sources incorporating the same
JP5461752B2 (ja) アルカリ土類金属及び13族金属の酸化物を含む蛍光体及び該蛍光体を組み込む光源
JP4796774B2 (ja) ホウ素及び希土類金属を含有する蛍光体、及び該蛍光体を組み込んだ光源
US20050253114A1 (en) Phosphors containing oxides of alkaline-earth and group-IIIB metals and white-light sources incorporating same
JP5225539B2 (ja) Iiia族、iva族、及びランタニド系列の金属のリン酸塩及び/又はホウ酸を含有する蛍光体、及び該蛍光体を組み込んだ光源
US7022263B2 (en) Europium-activated phosphors containing oxides of rare-earth and group-IIIB metals and method of making the same
JP2004529252A (ja) 広域スペクトルテルビウム含有ガーネット蛍光物質及びこれを組み込んだ白色光源
JP3850042B2 (ja) 低圧水銀放電灯
JP2005206841A5 (ja)
JP2010050085A (ja) 高criランプ用蛍光体
JP2006342336A (ja) UVC放射Sr(Al,Mg)12O19:Pr蛍光体およびこれを含むランプ
WO2006072919A2 (en) Illumination system comprising barium magnesium aluminate phosphor
US7391148B1 (en) Phosphor blends for high-CRI fluorescent lamps
JP4433274B2 (ja) 高いcriの蛍光灯のための蛍光体ブレンド
JPH05334999A (ja) 低圧水銀放電灯
GB2405409A (en) Phosphor blends for high-CRI fluorescent lamps
US7019452B2 (en) Boron-containing red light-emitting phosphors and light sources incorporating the same
JP2005075929A (ja) 希土類及びiiib族金属の酸化物を含む改善されたユーロピウム賦活蛍光体及びそれを作る方法
CA2479700A1 (en) Europium-activated barium magnesium aluminate phosphor
CA1144743A (en) Ce-doped yttrium aluminum garnet and devices incorporating same
JP3754701B2 (ja) 蛍光体及びそれを使用した発光素子
GB2259095A (en) Green light emitting aluminate phosphor
JP2023125736A (ja) 緑色蛍光体および緑色蛍光体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090119

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090416

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090416

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090812

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091215