JP2005074611A - Ticket handling device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、券処理装置に関し、特に券類への穿孔を正確な位置に行なえる券処理装置に関する。 The present invention relates to a ticket processing apparatus, and more particularly, to a ticket processing apparatus capable of punching a ticket at an accurate position.
従来の券処理装置としては、例えばプリペイドカード(代金前払カード)等といった券に残金等の情報を穿孔により記録するものがあった。さらにこのような券処理装置は、例えば自動精算機に内蔵され、プリペイドカードに残金の情報を穿孔や印刷により記録できるものであった(例えば、特許文献1参照。)。 As a conventional ticket processing device, for example, there is a device that records information such as a balance by punching a ticket such as a prepaid card. Further, such a ticket processing apparatus is built in, for example, an automatic checkout machine, and can record information on the balance on a prepaid card by punching or printing (for example, see Patent Document 1).
またこのような券処理装置では、プリペイドカードの所定の位置に正確に穿孔するために一定の補正を行なっていた。この補正は、例えば、まずプリペイドカードの所定の位置に穿孔するように実際に穿孔して、この穿孔の位置と所定の位置との誤差を測定する。そして、この誤差を加算(減算)することで行なっていた。券処理装置は、この補正により正確に所定の位置に穿孔できるようにしていた。
しかし、以上のような券処理装置では、例えば、装置を小型化するために第1の搬送部と第2の搬送部との2つの搬送部により、プリペイドカードの所定の位置に穿孔をするためにプリペイドカードを置くべき位置まで、プリペイドカードを搬送していた。このため、例えば第1の搬送部と第2の搬送部との搬送率の不一致により、必ずしも、プリペイドカードの所定の位置に穿孔をするためにプリペイドカードを置くべき位置まで、プリペイドカードは搬送されなかった。これにより、穿孔の位置にかなりの誤差を生じていた。 However, in the above-described ticket processing apparatus, for example, in order to reduce the size of the apparatus, the prepaid card is punched at a predetermined position by the two transport units, the first transport unit and the second transport unit. The prepaid card was transported to the position where the prepaid card should be placed. For this reason, for example, the prepaid card is transported to the position where the prepaid card is to be placed in order to punch a predetermined position of the prepaid card due to a mismatch in the transport rate between the first transport unit and the second transport unit. There wasn't. This caused a considerable error in the position of the perforations.
そこで本発明は、小型でありながら、券類への穿孔を正確な位置に行なえる券処理装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a ticket processing apparatus that is small in size and can punch holes in a ticket at an accurate position.
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明による券処理装置1は、例えば図1に示すように、券類2を搬送する第1の搬送部40と;第1の搬送部40で搬送される券類2を受け取って該券類2をさらに搬送する第2の搬送部50と;第1の搬送部40と第2の搬送部50とにより搬送される券類2に穿孔をする穿孔部10と;第1の搬送部40と第2の搬送部50とによる券類2の搬送の量を制御する制御部20とを備え;制御部20は、穿孔部10により券類2上の所定の位置に穿孔をするために券類2を置くべき、穿孔部10に対して相対的に定まる位置まで、券類2が搬送されるように、前記搬送の量を制御するように構成され、さらに、第1の搬送部40と第2の搬送部50のそれぞれを駆動する駆動機45の駆動量に対する券類2の搬送の量を、第1の搬送部40と第2の搬送部50とで独立に設定できるように構成されている。
In order to achieve the above object, a
このように構成すると、券処理装置1は、第2の搬送部50により、第1の搬送部40で搬送される券類2を受け取ってさらに搬送し、穿孔部10により第1の搬送部40と第2の搬送部50とにより搬送される券類2に穿孔をするように、制御部20で第1の搬送部40と第2の搬送部50とによる券類2の搬送の量を制御する。さらに制御部20は、穿孔部10により券類2上の所定の位置に穿孔をするために券類2を置くべき、穿孔部10に対して相対的に定まる位置まで、券類2が搬送されるように、前記搬送の量を制御するので、券類2への穿孔を正確な位置に行なえる。さらに、第1の搬送部40と第2の搬送部50のそれぞれを駆動する駆動機45の駆動量に対する券類2の搬送の量を、第1の搬送部40と第2の搬送部50とで独立に設定できるように構成されているので、小型でありながら、券類への穿孔を正確な位置に行なえる券処理装置を提供できる。
If comprised in this way, the
また請求項2に記載のように、請求項1に記載の券処理装置1では、第1の搬送部40と第2の搬送部50とが共通の駆動機45で駆動され、駆動機45の駆動量に対する券類2の第1の搬送部40による搬送の量である第1の搬送率と、駆動機45の駆動量に対する券類2の第2の搬送部50による搬送の量である第2の搬送率との間で補正をするように構成するとよい。
Further, as described in
このように構成すると、例えば第1の搬送部40と第2の搬送部50とを共通の駆動機45で駆動できるので、構成を単純化でき、小型化が容易である。また、駆動機45の駆動量に対する券類2の第1の搬送部40による搬送の量である第1の搬送率と、駆動機45の駆動量に対する券類2の第2の搬送部50による搬送の量である第2の搬送率との間で補正をするので、例えば第1の搬送部40での駆動機45の駆動量に対する搬送の量を基準とし、第2の搬送部50での駆動量に対する搬送の量を補正することもできるので、効率良く補正が行なえる。
If comprised in this way, since the
また請求項3に記載のように、請求項2に記載の券処理装置1では、制御部20は、前記補正を、券類2上の所定の位置の券類2の端部からの距離に基づいて行なうとよい。このように構成すると、券類2上の所定の位置の券類2の端部からの距離により、例えば補正の量を容易に判定できる。
Further, as described in
また請求項4に記載のように、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の券処理装置1では、制御部20は、駆動機45の駆動量をパルス数により制御するとよい。このように構成すると、駆動機45の駆動量をパルス数により制御することで、例えば駆動機45の駆動量に対する搬送の量を算出しておくことで、容易に前記搬送の量を制御できる。
Further, as described in
以上のように本発明によれば、券類を搬送する第1の搬送部と、前記第1の搬送部で搬送される券類を受け取って該券類をさらに搬送する第2の搬送部と、前記第1の搬送部と前記第2の搬送部とにより搬送される前記券類に穿孔をする穿孔部と、前記第1の搬送部と前記第2の搬送部とによる前記券類の搬送の量を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記穿孔部により前記券類上の所定の位置に穿孔をするために前記券類を置くべき、前記穿孔部に対して相対的に定まる位置まで、前記券類が搬送されるように、前記搬送の量を制御するように構成され、さらに、前記第1の搬送部と前記第2の搬送部のそれぞれを駆動する駆動機の駆動量に対する前記券類の搬送の量を、前記第1の搬送部と前記第2の搬送部とで独立に設定できるように構成されているので、小型でありながら、券類への穿孔を正確な位置に行なえる券処理装置を提供できる。 As described above, according to the present invention, the first transport unit that transports the tickets, the second transport unit that receives the tickets transported by the first transport unit and further transports the tickets, Transporting the tickets by a punching unit for punching the tickets transported by the first transporting unit and the second transporting unit, and the first transporting unit and the second transporting unit. A control unit for controlling the amount of the paper, and the control unit should place the tickets in order to perforate at a predetermined position on the tickets by the punching unit, relative to the punching unit. It is configured to control the amount of conveyance so that the tickets are conveyed to a fixed position, and further, driving of a driving machine that drives each of the first conveyance unit and the second conveyance unit The amount of transport of the tickets relative to the amount can be set independently between the first transport unit and the second transport unit. Which is configured urchin, yet small, it can provide a capable ticket processing apparatus perforation of the ticket class in the correct position.
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号を付し、重複した説明は省略する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In addition, in each figure, the same code | symbol is attached | subjected to the mutually same or equivalent member, and the overlapping description is abbreviate | omitted.
図1は、本発明の実施の形態に係る券処理装置としてのカード処理装置1を説明するブロック図である。カード処理装置1は、券類を搬送する第1の搬送部40と、第1の搬送部40で搬送される券類を受け取って該券類をさらに搬送する第2の搬送部50と、第1の搬送部40と第2の搬送部50とにより搬送される前記券類に穿孔をする穿孔部としてのパンチ部10と、第1の搬送部40と第2の搬送部50とによる前記券類の搬送の量を制御する制御部20とを含んで構成されている。第1の搬送部40と第2の搬送部50は、搬送装置110を形成している。
FIG. 1 is a block diagram illustrating a
さらにカード処理装置1は、搬送装置110により搬送される券類の情報を読み取るエンコード部130と、搬送装置110により搬送される券類に印字を施す印字部140(図1には不図示)とを備えている。なお、エンコード部130と印字部140については図3で後で説明する。
Further, the
本実施の形態では、券類は、裏面に磁気記録層が形成され、さらに磁気記録層の上に感熱紙層が形成されたいわゆるプリペイドカード2(図2参照)である。即ち、プリペイドカード2は、その裏面に磁気ヘッドによりカードの情報としての磁気情報が記録でき、さらにサーマルヘッド141(図3参照)により印字可能な媒体である。以下プリペイドカード2を単にカード2という。
In the present embodiment, the ticket is a so-called prepaid card 2 (see FIG. 2) in which a magnetic recording layer is formed on the back surface and a thermal paper layer is further formed on the magnetic recording layer. That is, the
なおこのように、パンチ部10で穿孔するために、第1の搬送部40と第2の搬送部50とによりカード2を搬送するような構成としているのは、例えばカード処理装置1の小型化のためである。このように第1の搬送部40と第2の搬送部50とにより搬送されるカード2に、パンチ部10で穿孔するように構成することで、例えばパンチ部10を第1の搬送部40と第2の搬送部50との境界に配置することができるので、各構成を効率良く配置でき、小型化が可能になる。以下、各構成について詳述する。
Note that the
図2を参照して、本実施の形態で用いるカード2について説明する。カード2は、代金前払いのものであり、カード2の残金の目安を示す穿孔が所定の位置に施されるものである。所定の位置とは、カード2上の穿孔するべき位置、ここでは例えば図中カード2上端から所定の距離(例えば5mm程度)に、等間隔で14箇所存在するカード2の残金の目安を示す各穿孔位置のことである。なお、本実施の形態では、カード2の端部から最初(1番目)の位置の距離が8mmであり、各穿孔位置の間隔は4mmである。以下、所定の位置即ちカード2上の穿孔するべき位置をパンチ位置という。
The
図3の斜視図を参照して、カード処理装置1についてさらに説明する。なお、図示では、第1の搬送部40と第2の搬送部50は、それぞれパンチ部10に隣接した一部を示している。
The
第1の搬送部40は、カード2を搬送する複数の搬送ローラ41と搬送ローラ41を駆動する不図示の複数のプーリを含んで構成されるものである。第1の搬送部40は、搬送ローラ41と搬送ローラ41に対向して配置される従動ローラ42によりカード2を挟持して搬送するものである。従動ローラ42は、搬送ローラ41に付勢されて取り付けられている。第1の搬送部40は、搬送ローラ41と従動ローラ42とでカード2を挟持して搬送することで、第2の搬送部50と比較して、搬送の精度を向上させることができる。
The
第2の搬送部50は、カード2を搬送する複数の平ベルト51と、平ベルト51が張架された複数のプーリ52とを含んで構成される。第2の搬送部50は、対向する平ベルト51でカード2を挟持して搬送するものである。
The
パンチ部10は、カード2に穿孔するパンチ装置11と、搬送されるカード2を検知する検知器15を有している。パンチ装置11は、カード2に穿孔する穿孔ピン12を有している。穿孔ピン12は、不図示のソレノイドの駆動によりカード2に穿孔できる。パンチ装置11は、後述のパンチ駆動部26(図1参照)からの駆動信号の入力で穿孔ピン12によりカード2に穿孔するものである。検知器15は例えばフォトセンサである。フォトセンサは、光を投光する投光部と、投光部より投光された光を受光する受光部とで構成され、投光部で投光された光が物体で遮光されることにより、受光部で受光できなくなることでその物体の存在を検知できるものである。
The
エンコード部130は、磁気情報のカード2からの読込み及びカード2への書き込みを行なえる磁気ヘッド131を有している。また、エンコード部130は、後述のパンチ位置を読み取ることができるように構成されている。また、エンコード部130は、第2の搬送部50の搬送経路上のおよそ中央に配置されている。なおエンコード部130により読み取ったカード2の磁気情報に含まれるカード2へのパンチ位置は、後述する制御部20の記憶部31の搬送量記憶部34に記憶される。
The
印字部140は、カード2への印字を行なうサーマルヘッド141を有している。また、印字部140は、第1の搬送部40の搬送経路上のおよそ中央に配置されている。
The
図4を参照して、第1の搬送部40、第2の搬送部50、パンチ部10についてさらに説明する。なお(a)は図3の正面図であり、(b)は(a)のA矢視図である。第2の搬送部50は、第1の搬送部40で搬送されるカード2を受け取って搬送できるように、その端部(図中右端部)を第1の搬送部40の端部(図中左端部)に隣接させて配置されている。パンチ部10のパンチ装置11は、第1の搬送部40と第2の搬送部50との境界近傍に配置されている。ここでは、パンチ装置11は、第2の搬送部50の端部近傍に配置されている。また、パンチ装置11は、穿孔ピン12の位置が、搬送面上で搬送方向に垂直な方向でのカード2上のパンチ位置に対応するように配置されている。パンチ部10の検知器15は、穿孔ピン12と搬送方向でおよそ一致する位置に配置されている。言い換えれば、穿孔ピン12と検知器15とは、搬送面上で搬送方向に垂直な方向の一直線上に配置されている。
With reference to FIG. 4, the
第1の搬送部40、第2の搬送部50、パンチ装置11は、板金で形成されたベース部1aに取り付けられている。また第1の搬送部40と第2の搬送部50は、カード2をベース部1aに片寄して搬送するように構成される。
The
第1の搬送部40と第2の搬送部50は、パンチ装置11の近傍ではカード2をおよそ一直線に搬送する(図中では水平に搬送する)。なお、第1の搬送部40と第2の搬送部50は、パンチ装置11により穿孔をする際には、第1の搬送部40から第2の搬送部50方向v1へカード2を搬送するが、逆方向即ち第2の搬送部50から第1の搬送部40方向v2へも搬送可能である。
The
また、カード処理装置1は、第1の搬送部40と第2の搬送部50とのそれぞれを駆動する駆動機45を有している。また本実施の形態では、第1の搬送部40と第2の搬送部50とが共通の駆動機45で駆動されている。本実施の形態では、駆動機45はステッピングモータである。ステッピングモータを用いることで、例えば第1の搬送部40と第2の搬送部50によるカード2の搬送の量を精密且つ容易に制御できる。以下駆動機45はステッピングモータの場合で説明する。ステッピングモータ45は、不図示のベルトを介して、第1の搬送部40及び第2の搬送部50を駆動するように構成されている。
Further, the
なおカード2は、第1の搬送部40のみで搬送されたのち、カード2の先端がおよそ第1の搬送部40と第2の搬送部50との境界を通過したときから第1の搬送部40と第2の搬送部50との両方で搬送され、さらに、カード2の後端がおよそ第1の搬送部40と第2の搬送部50との境界を通過したときから第2の搬送部50のみで搬送される。さらに言い換えれば、穿孔される際には、カード2は、まず第1の搬送部40により搬送され、カード2の先端がおよそ図示のP1の位置を通過したときから第2の搬送部50にも搬送される。即ちP1からカード2は、第1の搬送部40と第2の搬送部50との両方により搬送される。カード2はさらに搬送され、およそ図示のP2の位置を通過したときから第2の搬送部50のみで搬送される。
After the
なお、第1の搬送部40と第2の搬送部50とでは、例えば第1の搬送部40では搬送ローラ41による搬送、第2の搬送部では平ベルト51による搬送といったような搬送特性の相違から搬送率に差が生じる場合がある。即ち第1の搬送部40と第2の搬送部50との搬送率が不一致になる場合がある。ここで搬送率とは、駆動機45の駆動量に対するカード2の搬送の量である。より具体的には、例えば駆動機45が1ステップ駆動されたことに対してカード2が何mm搬送されるかのことである。なおここでは搬送の量とは、実際に搬送される量のことである。言い換えれば、搬送によるカード2の移動の量のことである。
The
さらに、本実施の形態では、カード2上の各パンチ位置に穿孔するための搬送の範囲に、第1の搬送部40と第2の搬送部50との両方により搬送される状態から第2の搬送部50のみで搬送される状態に切り替わる位置、即ちカード2の端部がP2を通過する位置が存在する。
Further, in the present embodiment, the second range from the state of being conveyed by both the
なお図中Zは、検知器15の位置であり、ここではパンチ装置11の穿孔ピン12の位置でもある。以下この位置を基準位置Zという。またカード2の端部がP2の位置にあるときのカード2上での穿孔ピン12の位置を示したのが図2中のBに対応する。位置P2(B)は、後述の補正を必要としないカード2の端部からの最大距離の位置である。
In the figure, Z is the position of the
また図中のA1は、後述の補正を必要としないパンチ位置でカード2の端部から最大の距離にあるパンチ位置が、穿孔ピン12に一致したときのカード2の端部の位置である。ここでは補正を必要としないパンチ位置でカード2の端部から最大の距離にあるパンチ位置は、カード2の端部から7番目の位置のパンチ位置であり、またA1は、基準位置Zからの距離が32mmの位置にある。また、A2は、補正を必要とするパンチ位置でカード2の端部から最小の距離にあるパンチ位置が穿孔ピン12に一致したときのカード2の端部の位置である。ここでは補正を必要とするパンチ位置でカード2の端部から最小の距離にあるパンチ位置は、カード2の端部から8番目の位置のパンチ位置であり、A2は、基準位置Zからの距離が36mmの位置にある。
A1 in the figure is the position of the end of the
図1に戻って、制御部20について説明する。制御部20は、例えばマイクロコンピュータといったいわゆるコンピュータである。制御部20は、パンチ部10によりカード2上の所定の位置としてのパンチ位置に穿孔をするためにカード2を置くべき、パンチ部10に対して相対的に定まる位置まで、カード2が搬送されるように、搬送の量を制御するように構成されている。さらに制御部20は、第1の搬送部40と第2の搬送部50のそれぞれを駆動する駆動機45の駆動量に対するカード2の搬送の量を、第1の搬送部40と第2の搬送部50とで独立に設定できるように構成されている。独立で設定するとは、第1の搬送部40での駆動機45の駆動量に対するカード2の搬送の量と、第2の搬送部50での駆動機45の駆動量に対するカード2の搬送の量とを別に設定する。さらに言えば、第1の搬送部40と第2の搬送部50とで搬送の量を別に設定できることで、例えば前述した搬送率の差を補正することができる。制御部20は、独立に設定して、第1の搬送部40と第2の搬送部50とで、カード2上の予定の相対的搬送の量と実際の相対的搬送の量とが等しくなるようにする。なお制御部20は、図6で後述するように、カード処理装置1全体を制御するものでもある。
Returning to FIG. 1, the
また、制御部20は、駆動機45の駆動量に対するカード2の第1の搬送部40による搬送の量である第1の搬送率と、駆動機45の駆動量に対するカード2の第2の搬送部50による搬送の量である第2の搬送率との間で補正をするように構成されている。本実施の形態では、この補正は、例えば第1の搬送率を基準とし、第2の搬送率を補正する。
In addition, the
さらに、制御部20は、駆動機45の駆動量をパルス数により制御するように構成されている。ここでは駆動機45はステッピングモータであるので、制御部20より出力されるパルス数に対応するステップ数だけ駆動される。即ちパルス数に対する駆動量だけ駆動される。
Furthermore, the
また、制御部20は、補正を、カード2上の所定の位置としてのパンチ位置のカード2の端部からの距離に基づいて行なうように構成されている。ここでは制御部20は、補正を必要としないカード2の端部からの最大距離(最大距離の位置)を基準として補正を行なう。言い換えればカード2の端部から補正を必要としない最大距離より長い距離にあるパンチ位置に対して補正を行なう。なお、最大距離は、搬送されるカード2が、第1の搬送部40から第2の搬送部50に受け渡される直前までのカード2上での距離である。なお、補正については後でさらに詳述する。
The
ここで、制御部20についてさらに詳細に説明する。制御部20は、記憶部31と、搬送量換算部22と、補正量算出部23と、パンチ位置制御部24と、搬送駆動部25と、パンチ駆動部26とを含んで構成されている。さらに記憶部31は、搬送パターン記憶部32と、補正値記憶部33と、搬送量記憶部34とを有している。以下、上記各構成について説明する。
Here, the
記憶部31は、上記各制御に必要なデータが記憶されるものである。ここで記憶部31の各構成について説明する。搬送パターン記憶部32は、カード2上のパンチ位置に対応する駆動機45の駆動量を記憶しているものである。さらに言えば、搬送パターン記憶部32は、エンコード部130で読み取ったカード2の情報に含まれるパンチ位置に対応する駆動機45の駆動量を記憶している。より具体的には、記憶されているのは、パンチ位置に対応する駆動機45の駆動量として、パンチ部10の検知器15の位置からパンチ位置までカード2を搬送するための駆動機45の駆動量である。さらに言えば、検知器15によるカード2の検知から、各パンチ位置に穿孔するためにカード2を置くべき、パンチ部10のパンチ装置11の穿孔ピン12に対して相対的に定まる位置までカード2を搬送するための駆動機45の駆動量である。駆動量はパルス数で記憶される。
The
補正値記憶部33は、後述の補正値を記憶するものである。なお補正値についてはその算出方法を図5で後述する。なお、補正値記憶部33には、後述する補正係数を記憶するようにしてもよい。また、搬送量記憶部34は、エンコード部130が読み取ったカード2の磁気情報に含まれるカード2へのパンチ位置を記憶するものである。
The correction
搬送量換算部22は、搬送量記憶部34に記憶されたパンチ位置から、駆動機45の駆動量即ちパルス数を換算するものである。また、搬送量換算部22は、パンチ位置により、駆動機45の駆動量に補正が必要か否かを判定するものでもある。ここでは搬送量換算部22は、カード2の端部から補正を必要としない最大距離より長い距離にあるパンチ位置に対して補正の必要があると判定するように構成されている。なお、ここでは補正が必要か否かの判定は、パンチ位置まで搬送するための駆動機45の駆動量即ちパルス数で行なうが、パンチ位置がカード2の端部からの何番目の位置かによって、補正を行なうか否かを判定するようにしてもよい。搬送量換算部22は、駆動機45の駆動量に補正が必要と判定したときには補正量算出部23へ換算された駆動量を出力し、補正の必要が無いと判定したときにはパンチ位置制御部24へ換算された駆動量を出力するように構成されている。以下搬送量換算部22により換算された駆動量を換算駆動量という。
The carry amount conversion unit 22 converts the drive amount of the
補正量算出部23は、搬送量換算部22により出力された換算駆動量と、補正値記憶部33に記憶された補正値とに基づいて、換算駆動量を補正するものである。以下、補正された駆動量を補正駆動量という。補正量算出部23は、補正された換算駆動量即ち補正駆動量をパンチ位置制御部24へ出力するように構成されている。
The correction
パンチ位置制御部24は、換算駆動量又は補正駆動量に基づいて、カード2のパンチ位置に穿孔をするように、第1の搬送部40、第2の搬送部50、及びパンチ装置11を制御するものである。具体的には、搬送量換算部22から入力した換算駆動量、又は補正量算出部23から入力した補正駆動量だけ駆動機45が駆動されるように搬送駆動部25を制御し、パンチ装置11の穿孔ピン12によりパンチ位置に穿孔をするようにパンチ駆動部26を制御するものである。さらに具体的には、パンチ位置制御部24は、検知器15からの検知信号を基準として、換算駆動量又は補正駆動量に基づき、搬送駆動部25による駆動機45の駆動開始と停止の制御、さらに駆動停止時のパンチ駆動部26によるパンチ装置11の駆動を制御するものである。本実施の形態では、駆動機45の駆動が停止している際、即ち第1の搬送部40及び第2の搬送部50によるカード2の搬送が停止している際に、パンチ装置11によるカード2への穿孔が行なわれるように制御する。言い換えれば、カード2に穿孔する際には、カード2の搬送を一旦停止するように制御する。
The punch
搬送駆動部25は、駆動機45を制御するものである。搬送駆動部25は、駆動機45の駆動速度、即ち第1の搬送部40及び第2の搬送部50によるカード2の搬送速度の制御も行なうことができる。また、搬送駆動部25は、駆動機45に駆動信号としてパルス信号を出力することで、駆動機45の駆動量、駆動速度を制御するものである。
The
パンチ駆動部26は、パンチ部10のパンチ装置11を制御するものである。パンチ駆動部26は、パンチ装置11に駆動信号を出力することで、パンチ装置11の穿孔ピン12によるカード2への穿孔を制御するものである。
The
さらに、図5を参照して、補正について詳細に説明する。まず、補正値の算出方法の具体例について説明する。本実施の形態では、補正値は、カード2上のパンチ位置に実際に穿孔し、その穿孔位置と本来穿孔されるべきパンチ位置との差を実測することで補正値を算出する。
Further, the correction will be described in detail with reference to FIG. First, a specific example of a correction value calculation method will be described. In the present embodiment, the correction value is calculated by actually punching a punch position on the
まずカード2上のパンチ位置に実際に穿孔するため、適宜な位置へ穿孔するような駆動量即ちパルス数を設定する必要がある。ここで設定するパルス数を基準パルス数P(0)という。また基準パルス数P(0)は、例えば差(以下ズレ量という)が大きくなるような位置、言い換えれば、カード2の端部からなるべく遠い距離にあるパンチ位置まで搬送するようなパルス数とするとよい。ここでは、基準パルス数P(0)は、パンチ位置がカード2の端部から8mmの位置から4mm間隔で14個設ける仕様なので、カード2の端部が基準位置Zからカード2の端部から最大の距離にあるパンチ位置(14番目)の1つ手前のパンチ位置(13番目(カード2の端部から56mmの位置))まで搬送するパルス数とする。即ち、搬送パターン記憶部32にパルス数で記憶された13番目のパンチ位置に対応するパルス数(889パルス)である。ところでここでは、1パルスの駆動量に対してのカード2の搬送の量は、0.063mmとして計算している。
First, in order to actually punch at the punch position on the
なお、基準パルス数P(0)は、14番目のパンチ位置まで搬送するパルス数とした方が良いと考えられるが、1つ手前の13番目とすることで、14番目を後述の補正後の確認作業に用いることができる。このようにすることで、例えば1枚のカードで補正値を算出でき、その確認が行なえるので、補正値の算出のためのカード使用枚数を削減できる。 It is considered that the reference pulse number P (0) should be set to the number of pulses conveyed to the 14th punch position. It can be used for confirmation work. In this way, for example, the correction value can be calculated with one card and can be checked, so the number of cards used for calculating the correction value can be reduced.
また、図4で説明した通り、A1は、後述の補正を必要としないパンチ位置でカード2の端部から最大の距離にあるパンチ位置(7番目)が穿孔ピン12と一致するときのカード2の端部の位置である。またA1は、基準位置Zからの距離が32mmの位置(508パルス)にある。ここでカード2の端部が基準位置ZからA1の位置(穿孔ピン12が7番目のパンチ位置と一致)にくるまでカード2を搬送するパルス数を補正基準パルス数P(a)とする。カード2の端部がA1の位置にあるところから13番目のパンチ位置が穿孔ピン12にくるまでカード2を搬送するパルス数は381パルスである。即ち、基準パルス数P(0)(889)=補正基準パルス数P(a)(508)+カード2の端部がA1に位置にあるところから13番目のパンチ位置が穿孔ピン12にくるまでカード2を搬送するパルス数P(c)(381)となる。
As described with reference to FIG. 4, A1 is a
実際の穿孔は、このように基準パルス数P(0)を設定し、設定した基準パルス数P(0)で駆動機45を駆動して、パンチ装置11によりカード2に穿孔する。この穿孔の位置を実測値dとし、本来穿孔されるべき13番目のパンチ位置bとのズレ量を測定する。ズレ量は、この実測値dとパンチ位置bとの差となる。ここで仮に実測値dを55.4mmとすると、ズレ量は、
ズレ量=d−b
=55.4mm−56mm=−0.6mm
となる。そして算出した距離のズレ量から1パルスに対応する搬送の量を除算することで、補正パルス数p(x)に換算する。
補正パルス数p(x)(パルス数)
=ズレ量(mm)/1パルスに対応する搬送の量(mm)
=−0.6/0.063≒−10パルス
(但し1パルス=0.063mmである。)
In actual punching, the reference pulse number P (0) is set in this way, and the
Deviation amount = db
= 55.4mm-56mm = -0.6mm
It becomes. Then, the amount of conveyance corresponding to one pulse is divided from the calculated shift amount of the distance to convert it to the correction pulse number p (x).
Number of correction pulses p (x) (number of pulses)
= Deviation amount (mm) / Amount of conveyance corresponding to one pulse (mm)
= −0.6 / 0.063≈−10 pulses (where 1 pulse = 0.063 mm)
以上で求めた補正パルス数p(x)を用いて、さらに基準パルス数P(0)と置換するための補正後基準パルス数P(0)’を算出する。補正後基準パルス数P(0)’は次式で算出する。
補正後基準パルス数P(0)’=基準パルス数P(0)−補正パルス数p(x)
=P(a)+P(c)−p(x)
=(508+381)−(−10)=899(パルス)
Using the corrected pulse number p (x) obtained above, a corrected reference pulse number P (0) ′ for further replacement with the reference pulse number P (0) is calculated. The corrected reference pulse number P (0) ′ is calculated by the following equation.
Reference pulse number after correction P (0) ′ = reference pulse number P (0) −correction pulse number p (x)
= P (a) + P (c) -p (x)
= (508 + 381)-(-10) = 899 (pulse)
このように算出した補正後基準パルス数P(0)’を設定し、補正後基準パルス数P(0)’で駆動機45を駆動して、再度パンチ装置11によりカード2に穿孔する。そして、この穿孔の位置を実測値dと、本来穿孔されるべき13番目のパンチ位置bとのズレ量を測定して、この実測値dとパンチ位置bとの差がなければ、言い換えれば実測値dとパンチ位置bが同値の場合には、この補正パルス数p(x)を補正値として、補正値記憶部33に記憶させる。
The corrected reference pulse number P (0) ′ calculated in this way is set, the
なお、前述の補正値の確認として、下記の14番目のパンチ位置の補正駆動量を用いて、この補正駆動量で駆動機45を駆動して、パンチ装置11によりカード2に穿孔する。そして、この穿孔の位置と、本来穿孔されるべき14番目のパンチ位置bとが一致することを確認するようにするとよい。
In order to check the correction value, the
次に、上記のように算出した補正値を用いての補正駆動量の算出方法の具体例について説明する。ここでは例として、カード2の端部から最大距離にあるパンチ位置即ち14番目のパンチ位置に穿孔する場合で説明する。
Next, a specific example of a correction drive amount calculation method using the correction values calculated as described above will be described. Here, as an example, a case where punching is performed at the punch position at the maximum distance from the end of the
補正駆動量を算出する際には、まず、補正値記憶部33に記憶された補正値を用いて、補正係数(X)(=補正必要区間の補正の割合)を算出する。補正係数(X)の算出は、補正パルス数p(x)を用いて次式により求められる。
補正係数(X)=P(c)/(P(c)+p(x))
=381/(381+(−10))=1.02670
When calculating the correction drive amount, first, using the correction value stored in the correction
Correction coefficient (X) = P (c) / (P (c) + p (x))
= 381 / (381 + (-10)) = 1.02670
次に、補正基準パルス数P(a)と14番目のパンチ位置が穿孔ピン12にくるまで搬送するパルス数P(f)の差から、補正が必要なパルス数P(y)を算出する。このパルス数P(y)の算出は次式となる。
P(y)=P(f)−P(a)
=952−508=444(パルス)
さらに、パルス数P(y)に対する補正したパルス数であるパルス数P(g)を算出する。パルス数P(g)の算出は、パルス数P(y)と補正係数(X)とから次式で求められる。
P(g)=P(y)×X
=444×1.02670≒456(パルス)
Next, the pulse number P (y) that needs to be corrected is calculated from the difference between the correction reference pulse number P (a) and the pulse number P (f) conveyed until the 14th punch position reaches the punching
P (y) = P (f) -P (a)
= 952-508 = 444 (pulse)
Further, a pulse number P (g) that is a corrected pulse number with respect to the pulse number P (y) is calculated. The number of pulses P (g) is calculated from the number of pulses P (y) and the correction coefficient (X) by the following equation.
P (g) = P (y) × X
= 444 × 1.02670 ≒ 456 (pulse)
そして、このパルス数P(g)を用いて、補正駆動量P(h)を算出する。
補正駆動量P(h)=P(a)+P(g)
=508+456=964(パルス)
(P(f)=952(パルス))
このようにして補正駆動量を算出することができる。なお以上では、14番目のパンチ位置の場合で説明したが、補正が必要な他のパンチ位置、言い換えれば補正を必要としないパンチ位置でカード2の端部から最大の距離にあるパンチ位置より、さらに遠い距離にあるパンチ位置(例えば8〜13番目)でも同様にして補正駆動量P(h)を算出できる。
Then, the correction drive amount P (h) is calculated using this pulse number P (g).
Correction drive amount P (h) = P (a) + P (g)
= 508 + 456 = 964 (pulse)
(P (f) = 952 (pulse))
In this way, the correction drive amount can be calculated. In the above description, the case of the 14th punch position has been described. However, from other punch positions that need to be corrected, in other words, punch positions that do not require correction and are located at the maximum distance from the end of the
図6を参照して、カード処理装置1についてさらに説明する。図6は、カード処理装置1の概略構成を説明するブロック図である。なお、図中太線はカードの搬送経路を示している。カード処理装置1は、例えば駅に設置される自動券売機(自動精算機を含む)に内蔵されるようなものである。このような自動券売機は、乗車券を販売(発券)するものであり、さらにカードによる乗車券の購入が可能なものである。なお、カード処理装置1は、自動券売機に内蔵される際には、例えば利用者が、自動券売機の正面に形成された接客面から、後述の挿入部103にカードを挿入できる位置に内蔵される。
The
また、カード処理装置1は、例えば利用者により挿入されるカードの受付処理、利用者の購入操作等によるカードの残金の更新を行なうカードの更新処理、さらに、新しいカードの発行を行なうカードの発行処理が行なえるものである。また、カード処理装置1は、カードの受付処理で、カードを1枚ずつ挿入することで最大2枚まで受付可能である。
The
さらにカード処理装置1は、上述した構成の他に、以下で説明する構成を備えている。カード処理装置1は、利用者からのカード2の挿入を受け付ける挿入部103と、挿入部103より受け付けたカード2を搬送する搬送装置110と、搬送装置110により搬送されるカードを保留する保留部150とを備えている。なおここでは、搬送装置110は、その搬送経路を図中太線で示している。また制御部20は、上記各構成を制御するように構成される。即ち制御部20は、カード処理装置1全体を制御するものである。
Furthermore, the
また、カード処理装置1は、新規にカードを発行する際に必要なカードを収納するカード発行部160と、挿入部103で取り忘れられたカードを回収する取忘回収部170と、カードを発行する際に、その発行に失敗したカードを回収するミス回収部180とを備えている。また、ミス回収部180は、挿入されたカード2で、例えば残金が無いといった理由で廃棄処理する必要があるものも回収することもできる。取忘回収部170とミス回収部180は、それぞれカード2を収納する不図示の収納受皿を有している。
Further, the
またカード発行部160は、カード2を集積して収納する不図示のカード収納部と、前記収納されたカード2を1枚ずつ繰り出す不図示のカード繰出部とを有している。なおカード収納部には、新しいカードを発行する際に用いる発行用カードが収納されている。なおここでは、カード発行部160は2個が一体に形成されている。
The
搬送装置110は、前述の第1の搬送部40及び第2の搬送部50とに加え、さらに第3の搬送部111と、第4の搬送部112とを有している。第3の搬送部111は、挿入部103に配置され、挿入部103に挿入されたカード2を搬送するものである。また第3の搬送部111は、第2の搬送部50より搬送されるカード2を受け入れ、さらに搬送して挿入部103へ搬送するものでもある。第3の搬送部111は、第1の搬送部40と同様な搬送ローラ、プーリと、第2の搬送部50と同様な平ベルトとプーリとの複合で構成されるものである。なお、第3の搬送部111は、駆動機45(図4参照)とは別の不図示の駆動機により駆動される。
The
第4の搬送部112は、カード発行部160に配置され、保留部150まで接続されている。第4の搬送部112も、第3の搬送部111と同様に、第1の搬送部40と同様な搬送ローラ、プーリと、第2の搬送部50と同様な平ベルトとプーリとの複合で構成されるものである。また第4の搬送部112は、駆動機45(図4参照)とは別の不図示の駆動機により駆動される。なおこの駆動機は、第3の搬送部111の駆動機とも別の駆動機である。第4の搬送部112は、保留部150まで接続されており、カード2を保留部150まで搬送できる。なお、第4の搬送部112は、2個のカード発行部160のそれぞれに対応して配置されている。
The
さらに、第2の搬送部50は、第1の搬送部40と逆側の端部が第3の搬送部111に接続されている。また第2の搬送部50には、カード2の搬送経路を切換可能な複数の分岐部50a、50bが形成されている。分岐部50a、112bは、それぞれに、カード2を振り分ける不図示の振分爪、振分爪を駆動する振分爪駆動手段とを有している。第2の搬送部50は、分岐部50aで分岐して取忘回収部170へ、また分岐部50bで分岐してミス回収部180へそれぞれ延設されている。即ち、第2の搬送部50は、カード2を分岐部50aにより取忘回収部170の収納受皿まで搬送でき、また分岐部50bによりミス回収部180の収納受皿まで搬送できる。以下、第1の搬送部40、第2の搬送部50、第3の搬送部111、第4の搬送部112、第5の搬送部113を特に区別しないときには単に搬送装置110という。
Furthermore, the
なお、搬送装置110は、各駆動機の駆動により、カード2の搬送速度、又は搬送方向を変える(カードを正逆両方向の搬送する)ことができるものである。さらに搬送装置110は、第5の搬送部113を有している。第5の搬送部113は、保留部150に配置され、第1の搬送部40まで接続されているものである。
The
また挿入部103は、例えば前記接客面からのカード2の挿入ガイドとしての不図示の挿入口と、挿入されたカード2の幅寄せ(片寄せ)を行なう不図示の整列部とを含んで構成されている。また、挿入部103は、挿入されたカード2の種別や枚数の検出も行なえるように構成されている。さらに、挿入部103は、利用者からのカード2の挿入を受け付けるだけでなく、例えば挿入を受け付けたカードを送出(返却)できるものである。言い換えれば、カード処理装置1内にあるカードを外部(利用者)へ送出できるものである。
The
また保留部150は、搬送装置110の搬送経路上にあるカード2を一時保留するものである。保留部150は、カード2の保留状態を、外から目視可能な構成となっている。また、挿入部103よりカード2が複数枚挿入されたときの退避エリアでもある。また、保留部150は、搬送装置110の搬送経路上の端部に配置されている。
The holding
ここで、カード処理装置1の動作例の概略について説明する。まず、利用者により挿入されるカード2を受け付ける受付処理の動作について説明する。カード処理装置1の制御部20は、まず挿入部103の不図示の挿入口から挿入されたカード2を受け付け、取り込む。挿入部103に取り込まれたカード2は、不図示の整列部にて、複数の検知器などによりカード2の種別や枚数が確認され、所定以外のカード2や2枚重ねられて挿入されたものについては、装置内部に取り込まずに挿入口へ返却する。
Here, an outline of an operation example of the
次に、所定のカード即ち処理対象のカードとして取り込まれたカード2は、搬送装置110によりエンコード部130に搬送される。そして、エンコード部130では、搬送されるカード2の磁気情報(カードの情報)を読み取り、さらに読み取った情報の有効判定を行なう。エンコード部130で有効と判定されたカード2は、搬送装置110によりパンチ部10と、印字部140とを経由して保留部150に保留される。さらに、カード処理装置1は、搬送されるカード2を保留部150に保留し、利用者による次の操作を待機する。これで、カード2の受付処理が完了する。
Next, the
また、この有効判定で無効と判定したカード2は、エンコード部130による磁気情報の読み取りを再度行う(読み取りをリトライする)。なお、この読み取りのリトライを行なうか否かは、制御部20により判断される。また、リトライでも無効と判定されたカード2は、挿入部103へ搬送し、挿入口から返却する。
Further, the
次に、カード2の残金の更新を行なうカード2の更新処理の動作について説明する。更新処理は、上述の受付処理の後に行なわれるものである。カード処理装置1は、受付処理が完了した後に、利用者のカード2による購入操作などがあったときには、カード2の更新処理に移行する。なお、利用者による取り消し操作があった場合には、カード2を保留部150から搬送装置110により挿入部103へ搬送し、挿入口から返却する。
Next, the operation of the
まず、利用者のカード2による購入操作あったときには、カード処理装置1の制御部20は、保留部150に保留されたカード2を搬送装置110により印字部140まで搬送する。印字部140まで搬送されたカード2には、印字部140により、印字が行なわれる。カード2は、印字部140による印字が終了すると、搬送装置110によりパンチ部10へ搬送される。そしてパンチ部10は、パンチ位置への穿孔をカード2に行なう。そして、エンコード部130へカードが搬送される。なお、パンチ部10によるパンチ位置への穿孔については、後で詳述する。
First, when the user performs a purchase operation using the
エンコード部130まで搬送されたカード2は、磁気ヘッド131(図3参照)により磁気情報の書き込みがなされる。即ち磁気情報が更新される。さらに、エンコード部130は、磁気情報の書き込み完了後に、その磁気ヘッド131による書き込み内容を読み取り処理(ベリファイ処理)にて確認を行なう。エンコード部130のベリファイ処理にて有効と判定されたカード2は、搬送装置110により挿入部103に搬送し、返却する。これで、カード2の更新処理が完了する。なお、2枚のカード2が挿入されている場合には、両カード2の更新処理後に、挿入口から1枚ずつ返却する。さらに、返却したカード2が所定時間放置された場合には、そのカード2を取忘回収部170へ回収する。
The
また、ベリファイ処理にて無効(エラー)となった場合には、再度ベリファイ処理を行ない、それでも無効なときは、磁気情報についてのみ書き込みのリトライが行なわれる。なお、この書き込みのリトライを行なうか否かは、制御部20により判断される。そのリトライでも無効と判定されたカード2は、ミス回収部180に回収され、装置を異常とする。
If the verification process becomes invalid (error), the verification process is performed again. If the verification process is still invalid, only the magnetic information is retried. Whether or not to retry the writing is determined by the
さらに、新しいカード2の発行を行なうカード2の発行処理の動作について説明する。カード処理装置1は、利用者のカード2自体の購入操作によりカード2の発行処理に移行する。まず、カード発行部160は、不図示のカード収納部から不図示の繰出部により発行用カードが1枚繰り出す。カード発行部160から繰り出された発行用カードは、保留部150を経由し、印字部140へ搬送される。印字部140まで搬送された発行用カードは、サーマルヘッド141(図3参照)により印字が行なわれる。発行用カードは、印字部140による印字が終了すると、搬送装置110によりパンチ部10を経由し、エンコード部130へ搬送される。そして、エンコード部130により、上述の更新処理と同様な処理が行なわれ、さらにエンコード部130のベリファイ処理にて有効と判定されたカード2は、搬送装置110により挿入部103に搬送し、送出することで、利用者に受け渡される。これで、カード2の発行処理が完了する。なお、発行したカード2が所定時間放置された場合には、そのカード2を取忘回収部170へ回収する。
Further, the operation of the
なお、制御部20は、発行用カードのベリファイ処理にて無効と判定された場合には、利用防止処理(0円パンチ処理等の処理)を実施し、ミス回収部180に回収する。
When it is determined that the card is not valid in the issuing card verification process, the
ここで図1を参照して、カード処理装置1のカード2への穿孔動作について説明する。穿孔動作の際には、まずカード処理装置1は、制御部20の搬送量換算部22により、搬送量記憶部34に記憶されたパンチ位置と、搬送パターン記憶部32に記憶されたパンチ位置に対応する駆動機45の駆動量とを読み出し、パンチ位置からカード2の駆動機45の駆動量を換算する。
Here, with reference to FIG. 1, the punching operation | movement to the card |
さらに、搬送量換算部22は、パンチ位置により、駆動機45の駆動量に補正が必要か否かを判定する。この判定で、搬送量換算部22は、駆動機45の駆動量に補正が必要と判定したときには補正量算出部23へ換算駆動量を出力し、補正の必要が無い判定したときにはパンチ位置制御部24へ換算駆動量を出力する。
Furthermore, the conveyance amount conversion unit 22 determines whether or not the driving amount of the driving
なおここで、補正量算出部23は、搬送量換算部22により換算駆動量を入力すると、補正値記憶部33に記憶された補正値を用いて換算駆動量を補正する。即ち補正駆動量を算出する。そして補正量算出部23は、補正駆動量をパンチ位置制御部24へ出力する。
Here, the correction
そして、パンチ位置制御部24は、搬送量換算部22から入力した換算駆動量、又は補正量算出部23から入力した補正駆動量だけ駆動機45が駆動されるように搬送駆動部25を制御し、パンチ装置11の穿孔ピン12によりパンチ位置に穿孔をするようにパンチ駆動部26を制御する。さらに言えばこの際には、パンチ位置制御部24は、まず検知器15からの検知信号を基準として、換算駆動量又は補正駆動量で、搬送駆動部25による駆動機45の駆動を開始させ、駆動機45の換算駆動量又は補正駆動量の駆動が完了すると、その駆動を停止させる。そして、駆動機45の駆動が停止している際、即ち第1の搬送部40及び第2の搬送部50によるカード2の搬送が停止している際に、パンチ駆動部26により、パンチ装置11でカード2への穿孔を行なわせる。なお、穿孔が完了したときには、搬送駆動部25による駆動機45の駆動を開始させる。これにより、第1の搬送部40及び第2の搬送部50によりカード2が例えばエンコード部130へ搬送される。
Then, the punch
図7のフローを参照して、図1を適宜参照して、カード処理装置1の補正値を算出する動作の詳細について説明する。まず、パンチ位置制御部24に基準パルス数P(0)を設定する(S1)。パンチ位置制御部24は、設定した基準パルス数P(0)に基づいて、駆動機45とパンチ装置11によりカード2に穿孔させる(S3)。さらに言えば設定した基準パルス数P(0)で駆動機45を駆動して、パンチ装置11によりカード2に穿孔させる。さらに穿孔を行なった穿孔位置のカード2の端部からの距離を実測する(S5)。
With reference to the flow of FIG. 7, the details of the operation of calculating the correction value of the
そして、この穿孔の位置を実測値dとし、本来穿孔されるべき13番目のパンチ位置bとのズレ量を測定する。ここで実測値d=パンチ位置bであるかを判断を行なう(S7)。実測値d=パンチ位置bであれば(S7がYes)、補正パルス数p(x)を決定する(S9)。なおこの場合には、補正パルス数p(x)は0となる。補正値として、補正値記憶部33に記憶させる。
Then, the position of this perforation is set as an actual measurement value d, and the amount of deviation from the thirteenth punch position b that should be perforated is measured. Here, it is determined whether or not the actual measurement value d = punch position b (S7). If the actual measurement value d = punch position b (S7 is Yes), the correction pulse number p (x) is determined (S9). In this case, the correction pulse number p (x) is zero. The correction value is stored in the correction
実測値d=パンチ位置bであれば(S7がNo)、ズレ量=d−bを算出する(S11)。そして、算出した距離のズレ量から、補正パルス数p(x)(パルス数)=ズレ量(mm)/1パルスに対応する搬送の量(mm)の式により補正パルス数p(x)に換算する(S13)。さらに、補正パルス数p(x)を用いて、さらに基準パルス数P(0)の代わりに新たに設定するための補正後基準パルス数P(0)’を、補正後基準パルス数P(0)’=P(0)−p(x)により算出し、補正後基準パルス数P(0)’を設定された基準パルス数P(0)の代わりに設定する(S15)。そしてパンチ位置制御部24は、設定された補正後基準パルス数P(0)’に基づいて、駆動機45とパンチ装置11によりカード2に穿孔させる(S3)。これを、実測値d=パンチ位置b(S7がYes)となるまで繰り返すことで、正確な補正パルス数p(x)即ち補正値を得ることができる。
If the actual measurement value d = punch position b (No in S7), the deviation amount = db is calculated (S11). From the calculated distance deviation, the correction pulse number p (x) (pulse number) = the deviation amount (mm) / 1 to the correction pulse number p (x) by the expression of the conveyance amount (mm) corresponding to one pulse. Conversion is performed (S13). Further, using the corrected pulse number p (x), a corrected reference pulse number P (0) ′ for newly setting in place of the reference pulse number P (0) is set as a corrected reference pulse number P (0). ) ′ = P (0) −p (x), and the corrected reference pulse number P (0) ′ is set instead of the set reference pulse number P (0) (S15). Then, the
図8のフローを参照して、図1を適宜参照して、カード処理装置1の補正値を設定する動作の詳細について説明する。まず、搬送量換算部22は、搬送量記憶部34に記憶されたパンチ位置を読み出し、さらに搬送パターン記憶部32に記憶された、読み出したパンチ位置に対応する駆動機45の駆動量であるパルス数P(f)を取得する(S21)。さらに、搬送量換算部22は、取得したパルス数P(f)が、補正基準パルス数P(a)より大きいかを判定することで、パルス数P(f)に補正が必要か否かを判定する(S23)。この判定で、搬送量換算部22は、パルス数P(f)に補正が必要と判定したときには(S23がYes)、補正量算出部23へ換算駆動量としてパルス数P(f)を出力する。また補正の必要が無い判定したときには(S23がNo)、補正は行なわずにそのままパルス数P(f)をパンチ位置制御部24へ換算駆動量として出力し、終了する。
With reference to the flow of FIG. 8, the details of the operation of setting the correction value of the
補正量算出部23は、パルス数P(f)を入力すると、補正値記憶部33に記憶された補正値である補正パルス数p(x)を読み出して、カード2の端部がA1に位置にあるところから13番目のパンチ位置まで搬送するパルス数P(c)を用いて、X=P(c)/(P(c)+p(x))により補正係数(X)を算出する(S25)。
When the number of pulses P (f) is input, the correction
次に、補正基準パルス数P(a)とパルス数P(f)の差(P(y)=P(f)−P(a)))から補正が必要なパルス数P(y)を算出する(S27)。そしてさらに、パルス数P(y)に対する補正したパルス数であるパルス数P(g)を算出する(S29)。パルス数P(g)は、パルス数P(y)と補正係数(X)とから、P(g)=P(y)×Xにより算出する。さらに、算出したパルス数P(g)を用いて、補正駆動量P(h)=P(a)+P(g)により、補正駆動量P(h)を算出する(S31)。補正量算出部23は、算出した補正駆動量P(h)をパンチ位置制御部24へ補正駆動量として出力し、終了する。
Next, the pulse number P (y) that needs to be corrected is calculated from the difference between the correction reference pulse number P (a) and the pulse number P (f) (P (y) = P (f) −P (a))). (S27). Further, a pulse number P (g) that is a corrected pulse number with respect to the pulse number P (y) is calculated (S29). The pulse number P (g) is calculated from P (g) = P (y) × X from the pulse number P (y) and the correction coefficient (X). Further, using the calculated pulse number P (g), the correction drive amount P (h) is calculated by the correction drive amount P (h) = P (a) + P (g) (S31). The correction
なお、本実施の形態では、補正駆動量の算出は、穿孔の処理を行なう毎に補正量算出部23に記憶された補正量を用いて補正係数を算出し、さらにその補正係数を用いて補正駆動量を算出する場合で説明したが、予め各パンチ位置での補正駆動量を算出しておき、穿孔の際には、算出しておいた補正駆動量を読み出して用いるようにしてもよい。このようにすることで、補正を必要とする際の処理を単純化できる。また、補正値記憶部33に補正係数を記憶させておいてもよい。この場合には搬送量換算部22は、補正係数の基づいて補正駆動量を算出することになる。即ち補正係数の算出を穿孔の処理を行なう毎に行なう必要がなくなる。
In the present embodiment, the correction drive amount is calculated by calculating a correction coefficient using the correction amount stored in the correction
以上のように、本実施の形態のカード処理装置1は、第1の搬送部40と、第2の搬送部50と、パンチ部10と、制御部20とを備え、制御部20は、パンチ部10によりカード2上のパンチ位置に穿孔をするためにカード2を置くべき、パンチ部10に対して相対的に定まる位置まで、カード2が搬送されるように、搬送の量を制御するので、例えば、第1の搬送部40と第2の搬送部50によるカード2の搬送で発生してしまう搬送のズレをカード2の搬送の量を補正することにより意図するパンチ位置が穿孔ピン12にくるまで搬送することができ、正確な位置に穿孔することが可能となる。このように、小型でありながら、カード2への穿孔を正確な位置に行なえるカード処理装置1とすることができる。
As described above, the
さらに、カード処理装置1は、第1の搬送部40と第2の搬送部50のそれぞれを駆動する駆動機45の駆動量に対するカード2の搬送の量を、第1の搬送部40と第2の搬送部50とで独立に設定できるように構成されていることで、例えば、カード2が第1の搬送部40により搬送された状態と、第2の搬送部50だけで搬送された状態とで駆動量に対するカード2の搬送の量を別に設定できる即ち補正できるので、カード2への穿孔を正確な位置に行なえる。
Furthermore, the
また、カード処理装置1は、第1の搬送部40と第2の搬送部50とが共通の駆動機45で駆動され、駆動機45の駆動量に対するカード2の第1の搬送部40による搬送の量である第1の搬送率と、駆動機45の駆動量に対するカード2の第2の搬送部50による搬送の量である第2の搬送率との間で補正をするように構成されているので、例えば第1の搬送部40での駆動機45の駆動量に対する搬送の量を基準とし、第2の搬送部50での駆動量に対する搬送の量を補正することで、効率良く補正が行なえる。
In the
さらに、制御部20は、補正を、カード2上のパンチ位置のカード2の端部からの距離に基づいて行なうので、例えば、パンチ位置のカード2の端部からの距離により、補正が必要か否かの判定や、補正の量を算出することが容易に行なえる。即ち補正を効率良く行える。
Furthermore, since the
また、カード処理装置1は、カード2への穿孔を正確な位置に行なえるので、例えば利用者が、カード2に穿孔位置によりカード2の残金が確認しやすくなり、円滑にカードを利用できるようになる。さらにカード処理装置1は、例えばプリペイドカード(ストアードフェアカード含む)に残金等の情報を穿孔位置により示すものであれば、自動券売機に限らず例えば自動改札機に用いてもよい。
Further, since the
1 カード処理装置
2 カード
10 パンチ部
11 パンチ装置
12 穿孔ピン
15 検知器
20 制御部
22 搬送量換算部
23 補正量算出部
24 パンチ位置制御部
25 搬送駆動部
26 パンチ駆動部
31 記憶部
32 搬送パターン記憶部
33 補正値記憶部
34 搬送量記憶部
40 第1の搬送部
45 駆動機
50 第2の搬送部
100 カード処理装置
110 搬送装置
130 エンコード部
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記第1の搬送部で搬送される券類を受け取って該券類をさらに搬送する第2の搬送部と;
前記第1の搬送部と前記第2の搬送部とにより搬送される前記券類に穿孔をする穿孔部と;
前記第1の搬送部と前記第2の搬送部とによる前記券類の搬送の量を制御する制御部とを備え;
前記制御部は、前記穿孔部により前記券類上の所定の位置に穿孔をするために前記券類を置くべき、前記穿孔部に対して相対的に定まる位置まで、前記券類が搬送されるように、前記搬送の量を制御するように構成され、
さらに、前記第1の搬送部と前記第2の搬送部のそれぞれを駆動する駆動機の駆動量に対する前記券類の搬送の量を、前記第1の搬送部と前記第2の搬送部とで独立に設定できるように構成された;
券処理装置。 A first transport unit for transporting tickets;
A second transport unit that receives the tickets transported by the first transport unit and further transports the tickets;
A punching unit for punching the tickets transported by the first transporting unit and the second transporting unit;
A control unit that controls the amount of transport of the tickets by the first transport unit and the second transport unit;
The control unit transports the tickets to a position determined relative to the punching unit where the tickets should be placed in order to punch a predetermined position on the tickets by the punching unit. And is configured to control the amount of transport,
Furthermore, the amount of conveyance of the bills relative to the drive amount of the driving machine that drives each of the first conveyance unit and the second conveyance unit is determined between the first conveyance unit and the second conveyance unit. Configured to be set independently;
Ticket processing device.
請求項1に記載の券処理装置。 A first conveyance rate that is an amount of conveyance of the tickets by the first conveyance unit with respect to a driving amount of the drive unit, in which the first conveyance unit and the second conveyance unit are driven by a common driving machine. And a second conveyance rate that is the amount of conveyance of the tickets by the second conveyance unit with respect to the driving amount of the driving machine;
The ticket processing apparatus according to claim 1.
請求項2に記載の券処理装置。 The control unit performs the correction based on a distance from an end of the ticket at a predetermined position on the ticket;
The ticket processing apparatus according to claim 2.
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の券処理装置。
The control unit controls the driving amount of the driving device by the number of pulses;
The ticket processing apparatus of any one of Claim 1 thru | or 3.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003311135A JP2005074611A (en) | 2003-09-03 | 2003-09-03 | Ticket handling device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003311135A JP2005074611A (en) | 2003-09-03 | 2003-09-03 | Ticket handling device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005074611A true JP2005074611A (en) | 2005-03-24 |
Family
ID=34412774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003311135A Pending JP2005074611A (en) | 2003-09-03 | 2003-09-03 | Ticket handling device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005074611A (en) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2003
- 2003-09-03 JP JP2003311135A patent/JP2005074611A/en active Pending
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