JP2005074030A - 歩行訓練用歩行器 - Google Patents

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Abstract

【課題】身体に負担をかけずに体重の足にかかる負荷を軽減させて自力歩行できるトレーニング効果の高い歩行訓練用歩行器を提供することを目的とする。
【解決手段】移動用のキャスター1と、U字型に構成された枠3の右側と左側に設置された圧縮空気を貯留するエアータンク4とエアーシリンダ10と、注入口5と、圧縮空気の空気圧を調節又は設定できるレギュレータ6と、空気圧が調節された空気をエアーシリンダー10に送り出す第1開閉バルブ7と、逆流を防止するための第1逆止バルブ8と、エアーシリンダ10に充填された空気圧を固定して歩行するための第2開閉バルブ9と、終了時にエアーシリンダ10内の空気を排出させるための第3開閉バルブ12と逆流を防止するための第2逆止バルブ11とを有することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、患者の様々な状態に対応し、身体に負担をかけずに体重の足にかかる負荷を軽減させ、自力歩行を助け、楽しく容易に歩行訓練ができ、トレーニング効果の高い歩行訓練用歩行器に関するものである。
従来、歩行が困難な患者が歩けるようになるための訓練として、廊下などの手すりにつかまって歩くことや、2本の棒を渡して両手で体重をささえながら歩く平行棒を用いるものや、プールにはいり水の浮力で足に加わる負荷を軽くしながら歩く水中歩行などが行われている。また歩行訓練用の歩行器としては、その場所をグルグル回るタイプのもの、レールを設置して同じ場所をいったりきたり往復するタイプのもの、回転するベルトの上を逆方向に歩くタイプのもの、スプリングで体重を支えながら歩くタイプのもの(特開平2002−58712号公報)、電動リフトに身体を支えながら歩くタイプのもの(特開平9−24077号公報)、コンピューターのプログラム制御で電動モーターでトルクを出し油圧をかけリフトの機械的な力によって体重をささえながら歩くタイプのもの(特開2003−102795号公報)などがあった。
特開平2002−58712号公報 特開平9−24077号公報 特開2003−102795号公報
従来の歩行訓練施設や歩行器は、自立歩行が容易でなく、なにかと介助が必要であり、そのための人件費が非常にかかる。手すりや平行棒の歩行訓練は、腕と足の両方に大きな体重がかかり、そのため歩行訓練は非常につらくて苦痛に感じる場合が多い。この訓練は、ある程度足で立つ力のある人や、介助があれば立てるという患者しか訓練できない。それ以下のレベルの力しかない患者は訓練ができない。水中歩行訓練は水着に着替えなければならず、着替えの介助等の準備が大変であり、訓練中は転倒して溺れないようにする監視と介助が必要であり、またプールという設備のないところではできないし、設備を造るには多額の建造費がかかる。同じ場所を回ったり、往復したり、回転するベルトの上を歩行して移動しないタイプのものは、訓練の場所というものが固定または限定されており自由に歩くことができず、患者が楽しく感じないし、歩いているという感覚を味わいにくい。スプリングで体重を支える場合、力を加えると反動が強いためつまづいて転ぶ等の急激な変化が加わるとスプリングが跳ね返りを起こして危険であり、また、患者が左右のバランスを崩してしまうとその状態から復元しないことがあり、また、スプリングが伸びて戻りにくくなることがあり、また、患者の体重や体力に応じてスプリングの強さや硬さを調節することができない。電動式の歩行訓練用歩行器は、使用するのにたとえば24時間といった長時間の充電が必要であり、充電中は使用することができず、非常に電気代がかかり、しかも短時間で電気を消費し、電気がなくなれば停止し、モーターや大型のバッテリーなどを使用しているため大型で重いため患者が一人で自由に動かせない場合があり、非常に高価である。また、電動リフトや油圧式は遊びがないため歩行時に患者の上下動に対応した体重支持ができない。一般の家に歩行訓練設備設備を設けたり歩行訓練用歩行器を置くことは、広い場所を必要とするので、むずがしい。手すりや平行棒やプールや従来の歩行器は、身体を自力で支えられない患者や腰の曲がっている患者には使用することができない。筋力の回復には、自力で立ち、自力で身体を支え、自力で歩いている感覚を与えることが非常に重要であるが、従来の歩行訓練設備や歩行器にはそれがなかった。たとえば従来の歩行器では、単につっかえ棒のようにして体重を乗せて身体を支えた状態で中腰のまま足だけを前後に動かして前進するのであるから、歩行訓練をしても足や腰の筋力が回復するといった効果はあまりなかった。足だけを動かし身体は地面にそって水平に進むだけで動かさないのと同じことになる。歩行動作における身体の重心移動は上下にも左右にも固定されているため、足を前に出すには腿の筋肉で思いっきり引き上げなければならないし、後ろに踏ん張った足を戻すにには引きずるようにしなければならず、非常に歩きにくいものであった。スプリングの場合は、強さも硬さも同じなので、患者の体重と体力と歩調にあわせて微妙に体重の支持と足への負荷を調整することはできなかった。また、従来の歩行訓練は体重を支えるために腕の力を必要としたり、腋の下で支えて血管を強く圧迫して血行を滞らせたり、上体を固定して下半身がぶら下がり身体が引っ張られた状態であったり、身体に大きなストレスと負担がかかっている。足を痛めることがある。以上述べたような理由から、従来の歩行訓練用歩行器を用いたリハビリでは高いトレーニング効果が得られていないのが実情である。
本発明は、上記した従来の歩行訓練用歩行器の問題点を解決し、安くて、簡単で、様々な患者の状態に対応でき、自立歩行が容易にでき、いつでもどこでも自宅でも屋外でも場所を選ばず使用でき、安全性が高く、筋力回復のトレーニング効果が高く、収納が簡単な歩行訓練用歩行器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の歩行訓練用歩行器は、移動を可能とするキャスターと、キャスター上に設置され前方が閉じて後方に利用者が出入りできる空間部を有したU字型に構成された枠と、U字型に構成された枠の右側と左側に設置された圧縮空気を貯留するためのエアータンクと、すべてのエアータンクに連通していて圧縮空気を補充する際にはコンプレッサーと連結することのできる注入口と、入口側はすべてのエアータンクと連通していてエアータンク内と同じ空気圧であり出口側は大気圧以上エアータンクの空気圧以下の範囲内で空気圧の調節又は設定が可能であるレギュレータと、レギュレータの出口側の空気路に配設されたスタート用の第1開閉バルブと、第1開閉バルブの出口側で二手に分かれた空気路にそれぞれ配設された第1逆止バルブと、2つある第1逆止バルブの出口側の空気路にそれぞれ配設された空気圧固定用の第2開閉バルブと、U字型に構成された枠の右側と左側に1本づつ縦向きに設置され2つある第2開閉バルブの先の空気路に配設されたエアーシリンダと、2つある第1逆止バルブと第2開閉バルブの間の空気路から横に出ている空気路にそれぞれ配設された第2逆止バルブと、2つある第2逆止バルブの出口側の空気路を一本に合流させた空気路に出口側を大気中に開放して配設された圧縮空気排出用の第3開閉バルブとを有しており、利用者は第1開閉バルブを操作して左右に配されたエアーシリンダに圧縮空気を溜め第2開閉バルブを操作してエアーシリンダの空気圧を固定しエアーシリンダの力で体重の一部又は全部を支持しこれによって利用者は立つことと及び歩くこととが可能となることを特徴とする。
また、請求項2記載の歩行訓練用歩行器は、移動を可能とするキャスターと、キャスター上に設置され前方が閉じて後方に利用者が出入りできる空間部を有したU字型に構成された枠と、U字型に構成された枠の右側と左側に設置された圧縮空気を貯留するためのエアータンクと、すべてのエアータンクに連通していて圧縮空気を補充する際にはコンプレッサーと連結することのできる注入口と、入口側はすべてのエアータンクと連通していてエアータンク内と同じ空気圧であり出口側は大気圧以上エアータンクの空気圧以下の範囲内で空気圧の調節又は設定が個別に可能である複数個のレギュレータと、すべてのレギュレータの出口側の空気路にそれぞれ配設されたスタート用の第1開閉バルブと、すべての第1開閉バルブを出口側で連通させて二手に分かれた空気路にそれぞれ配設された第1逆止バルブと、2つある第1逆止バルブの出口側の空気路にそれぞれ配設された空気圧固定用の第2開閉バルブと、U字型に構成された枠の右側と左側に1本づつ縦向きに設置され2つある第2開閉バルブの先の空気路に配設されたエアーシリンダと、2つある第1逆止バルブと第2開閉バルブの間の空気路から横に出ている空気路にそれぞれ配設された第2逆止バルブと、2つある第2逆止バルブの出口側の空気路を一本に合流させた空気路に出口側を大気中に開放して配設された圧縮空気排出用の第3開閉バルブとを有しており、各レギュレータで異なる空気圧に調節又は設定することができ、利用者は自分に合った空気圧を選びそのレギュレータに配設された第1開閉バルブを操作して左右に配されたエアーシリンダに圧縮空気を溜め第2開閉バルブを操作してエアーシリンダの空気圧を固定しエアーシリンダの力で体重の一部又は全部を支持しこれによって利用者は立つことと及び歩くこととが可能となることを特徴とする。
また、請求項3記載の歩行訓練用歩行器は、前記請求項1又は2記載の歩行訓練用歩行器において、第1開閉バルブから左と右のエアーシリンダまでの空気路のそれぞれの長さが異なる場合、長い方の空気路の一部又は全部の断面積を短い方の空気路よりも広くすることにより、第1開閉バルブを開いて左右のエアーシリンダに流れ込む空気の流量を同じにしたことを特徴とする。
また、請求項4記載の歩行訓練用歩行器は、前記請求項1、2又は3記載の歩行訓練用歩行器において、左右のエアーシリンダの角度が横方向に調節可能であり、エアーシリンダの角度を調節することにより左右のエアーシリンダの上方における間隔を利用者の身体の横幅に合わせて調節できることを特徴とする。
また、請求項5記載の歩行訓練用歩行器は、前記請求項1、2、3又は4記載の歩行訓練用歩行器において、U字型に構成された枠が前方の右部と左部と中央部でM字状に折畳み可能な構造であり、各折畳部分にはエアー起動式ロックを有しており、枠をU字型に広げた状態でエアータンクの圧縮空気でエアー起動式ロックを作動させることで形を固定させることができることを特徴とする。
また、請求項6記載のの歩行訓練用歩行器は、前記請求項1、2、3、4又は5記載の歩行訓練用歩行器において、枠の左右の上部にそれぞれ着脱可能で上下の位置調節と前後の位置調節が可能である腕載枕を有し、腕載枕の前方には角度調節可能な握ハンドルを有し、利用者は体格や歩行訓練時の姿勢にあわせて腕載枕の位置と握ハンドルの角度を調節できることを特徴とする。
また、請求項7記載の歩行訓練用歩行器は、前記請求項1、2、3、4又は5記載の歩行訓練用歩行器において、左右のエアーシリンダの上方にそれぞれ前方を1本の横バーで横方向にスライド自在に連結された左右の肘当枕を有し、利用者は左右の肘当枕に両腕を当てエアーシリンダの力で体重の一部又は全部を支えることを特徴とする。
また、請求項8記載の歩行訓練用歩行器は、前記請求項1、2、3、4又は5記載の歩行訓練用歩行器において、左右のエアーシリンダの上方にそれぞれ着脱可能な腋当枕を有し、利用者は左右の腋当枕を両腋下に当ててエアーシリンダの力で体重の一部又は全部を支えることを特徴とする。
また、請求項9記載の歩行訓練用歩行器は、前記請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の歩行訓練用歩行器において、股の下を通して下半身を吊り支えるための布部と、布部の前と後の左と右に取り付けられた4本のベルトを有し、利用者は布部で下半身を吊って左右のエアーシリンダの上方にそれぞれ前からと後ろからと着脱可能であるベルトを装着してエアーシリンダの力で体重の一部又は全部を支えるを特徴とする。
上記請求項1記載の発明によれば、コンプレッサーでエアータンクに圧縮空気を貯留するだけで使用できる状態になる。圧縮空気の注入以外は、患者自身で簡単に操作ができるため、1人で歩行訓練ができる。エアータンクの総容量によって多少違うが、僅か2、3分で圧縮空気の貯留は完了する。一回圧縮空気を貯留すれば、1日は十分にもつ。コンプレッサーを動かす僅かな電気代だけで、他には費用がかからない(1日約1円)。エアータンクに圧縮空気を貯留し、あとは体重を支えるのに必要な分だけの空気をエアーシリンダに送って充填させるので、エアータンク内の圧縮空気が無くなるまで何度でも使用でき、非常に経済的である。レギュレータであらかじめエアーシリンダへ送り込む空気圧を調節又しておくことができるので、使用する人に合わせた設定とすることができる。軽量小型なので自立歩行が容易である(アルミとステンレス材を用いて軽量化が図れる)。利用者は枠の後から空間部に入り、エアーシリンダのシリンダロッドを通してエアーシリンダに体重に加わるようにし、第1開閉バルブと第3開閉バルブが閉じられて第2開閉バルブが開いた状態にしてから、エアーシリンダの力で利用者が必要としている体重の一部又は全部を支持した状態になるまで第1開閉バルブを開き、足で立てる状態になったところで第1開閉バルブと第2開閉バルブを閉じれば、後は歩行訓練をするだけである。第1開閉バルブは開始スイッチの役割を有している。第1逆止バルブは、空気の流れを一方通行とすることにより、装置の信頼性と安全性を高める。万一何かがあっても空気が逆流しないので、予想できないような事態はならず安心できる。第2開閉バルブは、エアーシリンダに充填された空気の量を一定に保持することができ、空気の流れを止めることでエアーシリンダに充填された空気の力が弱まったり強くなったりすることなく維持でき、使用中に誤って第1開閉バルブや第3開閉バルブを開けてしまったとしても第2開閉バルブが閉じられていれば、エアーシリンダにはまったく影響が出ない。逆にもし左右のエアーシリンダを結ぶ空気路が開いたままであれば、利用者が横方向に傾いだ場合、倒れるほうのエアーシリンダから反対側のエアーシリンダへ空気が移動して左右のバランスは大きく崩れ、起き上がれない事態が発生する。しかし、左右のエアーシリンダにそれぞれ第2開閉バルブがあるため、左右のバランスが崩れることはなく、利用者が横方向に傾いだ場合、倒れたほうのエアーシリンダには押し戻そうとする力が発生し、反対側のエアーシリンダには引き戻そうとする力が発生して、すぐに復元することができる。第2開閉バルブは安全スイッチの役割を有している。立つことのできた利用者は、キャスターが付いているのでそのまま家の中でも外でも歩くことができる。枠はU字型に構成されているので、狭いところでも小回りが効く。歩行器自体は地面にそって水平に進むが、利用者は左右のエアーシリンダの空気圧に支えられて右足と左足を交互に出し身体を自然に左右に揺らして上下しながら歩くことができる。自力で身体を支える力のない人でも利用できる。空気のばねは身体の動きに対して自然に反応するので無理な負荷がかからず歩行訓練にともなう苦痛もなく、強い跳ね返りも起こらない。2つのエアーシリンダは独立懸架方式で身体を支えているため、身体の微妙な動きに対応できるし、転倒もしにくい構造である。胴体の重心移動が極めて自然に近いため、足を後ろに踏ん張ると身体が浮き上がって反対の足が前に倒れるようにして自然と簡単に前に出、前の足に重心を移すと後ろに踏ん張っていた足が振り子のように自然に戻る。自然に近い歩行動作で歩けるため、利用者は非常に楽しく歩行訓練をすることができ、リハビリの訓練効果が高い。自力で立ち、自力で身体を支え、自力で歩いている感覚で歩行訓練ができるので、筋力の回復が速い。足だけでなく歩行に必要な筋肉全体が自然に鍛えられるようになる。介助なしで自立歩行が容易にでき回復が速いので人件費もかからない。軽量化したことによって、患者の弱った力でも容易に歩行器を前進させることができる。左右のエアーシリンダの圧縮空気の働きで一定の体重が支持された状態になると、足に大きな負担がかからなくなり、足を前に出すことが楽にできるので介助なしで自立歩行が容易におこなえるようになり、歩こうとする意欲が旺盛になり、歩行訓練を楽しみにする人が多くなる。移動が楽になり、平行棒を使って1日2往復の歩行訓練をしていた人が、その20倍〜50倍の歩行訓練をするようになり、回復も早まる。エアーシリンダのクッション作用によって歩行にともなう上下の動きから生じる荷重変化は吸収され、常に一定の力で体重を支えることができ、足に負担がかからない状態で歩行訓練ができるので、リハビリの効果が大きい。自立歩行にいたるまでの要介助期間が短縮され、歩行訓練を補助する介助がいらなくなるので、人件費を大きく節約できる。これまでなら歩行訓練に入るのは早いと判断された人であっても、早期に自立歩行訓練を始めることができるようになる。エアーシリンダで支えることにより体重を約10kgぐらい軽くすると大抵の人は歩行できるようになる。軽症の人から重症の人まで利用することができる。早期歩行訓練が実現すれば、その分介助の人手を減らすことができる。歩行訓練を終了する場合、まず安全装置である左右の第2開閉バルブを開き、次に第3開閉バルブを開いて、エアーシリンダに充填されていた空気を大気中に放出する。するとエアーシリンダは体重を支えられなくなるので、体重は元に戻り足にかかる荷重も元に戻る。それから利用者は枠の空間部から外へと出る。第2逆止バルブは、大気中に放出される空気の流れを一方通行にすることで安全性を高めている。第3開閉バルブは、第1開閉バルブを開いてエアーシリンダに充填された空気をリセットする役割を有している。終了時にエアーシリンダ内の気圧の高い空気をリセットしてしまう以外に、開始時に圧縮空気をエアーシリンダに充填しすぎてしまった場合などの圧抜きにも利用する。歩行器の大きさは、利用者が中に入れる空間部が確保された枠の大きさしかないので、普通の玄関から出し入れできるし、収納スペースが小さくてすむ。製造コストはプール建造費とは比較にならないほど安く、電動油圧式の歩行器の10分の1程度である。
上記請求項2記載の発明によれば、前記した請求項1記載の発明と同じ効果が得られるが、これに加えて、空気回路に複数のレギュレータを併設したことにより、レギュレータの個数分の空気圧の調節又は設定ができるようになる。たとえば、一台の歩行器に対して複数の利用者がいて交互に使用する場合、各自の空気圧の調節又は設定は一人づつ異なっている場合がほとんどで、このとき利用者ごとに専用のレギュレータを決めてあらかじめ空気圧の調節又設定をしておくことにより、利用者は自分の空気圧が設定されたレギュレータに配設されている第1開閉バルブを開くだけで、自分に最適な歩行訓練用歩行器とすることができる。
上記請求項3記載の発明によれば、第1開閉バルブから左と右のエアーシリンダまでの空気路の長さが異なっても流量を同じにできるので、第1開閉バブルを開いて空気を充填する時の右と左のエアーシリンダのシリンダロッドが上がってゆく速度を一致させた歩行訓練用歩行器とすることができる。歩行器で利用者を支える時に、片方のエアーシリンダだけが上がってしまったり、片方のエアーシリンダだけが高速で突き上げるといった危険を防止することができる。
上記請求項4記載の発明によれば、利用者の身体の横幅に応じて左右のエアーシリンダの横方向の角度を調節することができる歩行訓練用歩行器とすることができる。痩せた人ほどエアーシリンダの上方における間隔を狭くし、太った人ほど広くする。こうすることで、身体にかかる無理な負担をなくすことができる。
上記請求項5記載の発明によれば、枠を折畳部分でM字状に折畳める歩行訓練用歩行器とすることができる。狭い出入り口を通すこともできるし、狭いスペースに収納することもできるようになる。使用する時は、U字型に広げてエアー起動式ロックで折畳部分を固定させることができる。
上記請求項6記載の発明によれば、枠の上部に握ハンドルの付いた腕載枕を設置して、利用者の身体や姿勢に合わせて上半身を安定させることが可能な歩行訓練用歩行器とすることができる。背が高くてまっすぐ立てる人は握ハンドルを握るだけでよいし、背中の曲がった人や前かがみのほうが楽な人の場合は腕載枕に腕を載せた状態で握りハンドルを持つようにする。腕載枕の高さも前後の位置も調整できるので、背丈に合わせることもできるし、上半身が前に大きく倒れている人には前方に動かして合わせることもできる。握ハンドルは握りやすい角度に調節することができる。
上記請求項7記載の発明によれば、エアーシリンダの上方に腋当枕を装着して、利用者の両腋下で体重の一部又は全部を支える歩行訓練用歩行器とすることができる。
上記請求項8記載の発明によれば、エアーシリンダの上方に肘当枕を装着して、利用者の両肘で体重の一部又は全部を支える歩行訓練用歩行器とすることができる。手は肘当枕をつかんでもよいし横バーを握ってもよい。横バーと肘当枕は横方向にスライド自在なので、利用者の身体の幅に合わせて左右の肘当枕の間隔を調節できるし、収納時は取り外して小さくすることができる。
上記請求項9記載の発明によれば、エアーシリンダの上方にベルトを装着して、利用者の股下を前後に通した布部で下半身を吊って体重の一部又は全部を支える歩行訓練用歩行器とすることができる。ベルトと布部で下半身を吊るため、自力で歩行している感覚が実感として沸いてくる。利用者の腰が曲がってエアーシリンダよりも後ろに下半身がある場合でも、エアーシリンダの上方から吊り下げることにより、体重を支えることができる。この方式は、単独でもよいし、前記した請求項6記載の腕載枕や、請求項7記載の腋当枕や、請求項8記載の肘当枕等の上半身で支持する方式と併用することもできる。上半身と下半身を同時に支持することによって、利用者の身体の安定性を高める、身体への負担を分散させて非常に軽くさせることができる。腋当枕は単独では、松葉杖と同様に、腋下の血管を圧迫する危険があるが、この方式と併用することによりその危険を解消することができる。
以下、添付図面に基づき本発明に係わる歩行訓練用歩行器について説明するが、本発明は以下の実施例にのみ限定されるべきものではないことはいうまでもない。
図中1は歩行器の移動を可能ならしめるキャスターである。機動性をよくするために、前輪は自在型、後輪は固定型が用いられている。図中4はキャスター1の上にのったU字型に構成された枠である。枠4の幅は限定しないが、車椅子の前輪が入る幅にしておくと、車椅子から直接歩行器の空間部2に入ることができて便利である。枠の後ろの空間部2から中に入ることができる。図3、図4、図20、図21、図22、図24の枠3は常にU字型で変化しない。図5、図6、図7、図8、図9、図10、図14、図15、図16、図17、図23の枠3はU字型に構成されたものをM字状に折畳むことができ(図8参照)、図中13が枠3の折畳部分であり、折畳部分13を広げた状態でエアー起動式ロック14により固定することができる構造である(図9、図10、図11参照)。枠3は上の部分と下の部分があり、その間をエアータンク4や支柱が連結している。本実施例では、上部の枠3の内部に図示しない空気路の穴を開けて左右のすべてのエアータンク4を連通させている。エアータンク4の本数や形状は限定されていない。図5、図6、図7、図8、図14、図15、図16、図17、図23のエアータンク4は左右2本づつ計4本ある。図3、図4、図20、図21、図22、図24のエアータンク4は左右6本づつ計12本ある。エアータンク4の本数に決まりはないが、同じ容量なら本数を増やして枠4上に並べたほうがスリム化できる。図中5はすべてのエアータンク4に連通している注入口である。枠3の上部にはさまざまなものをオプションとして装着できる。図3、図4、図22、図24の枠3の上部前方には手すり式のハンドルが装着されている。図5、図6、図7、図8、図23の枠3の上部前方にはT字型のハンドルが装着できるようになっている。図20、図21の枠3の上部には高さ調節と前後の位置を調節できる腕載枕15が装着されている。腕載枕15の前部分には角度調節ができる握ハンドルが付いている。図3、図4、図20、図21、図22、図24の枠3上部前方と、図5、図6、図7、図8、図14、図15、図16、図17、図23の枠3上部右側には、操作ボックスが取り付けられており、その内部にはエアータンク4とエアーシリンダ10と注入口5以外の図1又は図2に示した空気回路が格納されており、その表面にはレギュレータ6の調節ツマミや第1開閉バルブ7と第2開閉バルブと第3開閉バルブのそれぞれのスイッチが付いている。図1の空気回路の場合、注入口5がすべてのエアータンク4に連通し、すべてのエアータンク4はレギュレータ6に通じ、レギュレータ6の出口方向に第1開閉バルブ7が配設され、第1開閉バブル7の出口は二手に分かれてそれぞれ第1逆止バルブ8が配設され、第1逆止バルブ8の出口方向に第2開閉バルブ9を配設し、一方の第2開閉バルブ9から操作ボックスを出た空気路は右のエアーシリンダ10に達し、もう一方の第2開閉バルブ9から操作ボックスを出た空気路は左のエアーシリンダ10に達し、2つある第1逆止バルブ8と第2開閉バルブ9の間の空気路から横に出ている空気路にそれぞれ第2逆止バルブ11が配設され、2つある第2逆止バルブ11の出口側の空気路を一本に合流させた空気路に出口側を大気中に開放した第3開閉バルブ12が配設されている。図2の空気回路の場合、レギュレータ6と第1開閉バルブ7が配設された空気路が3本併設されている点が図1と違うだけで、その以外は同じである。図1の空気回路では一つの空気圧しか設定できないが、図2の空気回路を用いると3つの空気圧を設定できる。図中10は左右1本づつのエアーシリンダであり、前後方向には垂直で角度は変わらないが、横方向には角度調節が可能であり、身体の横幅に応じてエアーシリンダ10上方における間隔を調節することもできる。折畳可能な枠3の場合は、操作ボックスを枠3上部の左右いずれかに寄せなければならないことになる。図面では右手で操作することを想定して右側に取り付けてあるが、この場合第1開閉バルブ7から右側のエアーシリンダ10までの空気路の長さよりも左側のエアーシリンダ10までの空気路の長さが長くなり、その分空気抵抗が強く働くため流量が低下する。これを解決するために本実施例では第1開閉バルブから左側のエアーシリンダまでの空気路の一部を太くすることによって空気抵抗を低くして流量を右側と同じにしてある。エアーシリンダ10で体重を支持するための人体と直接接する手段には様々な種類があり、単独で使用できるもの、他の手段と組み合わせると有効なものなど、バリエーションも多い。図3、図4、図5、図6、図7ではエアーシリンダ10の上方に図13に示す腋当枕を装着し、松葉杖のように両腋下に当てる。図14、図15、図16、図17ではエアーシリンダ10の上方に図18図19に示す肘当枕を装着し、両肘を当てる。図20、図21、図22、図23、図24では垂直に立てたエアーシリンダ10の上方に図25に示すアーチ形アームを設け、これに図22に示す布部20と4本のベルト21からなる吊り下げ手段を利用者の股下を通した状態で装着して、下半身を吊る。図3、図4、図5、図6、図7では、エアーシリンダ10の上方に、前記した腋当枕17を装着してこれに両腋を当て、腋当枕17の前と後ろに前記した吊り下げ手段のベルト21を装着して利用者の股下を通した布部20で下半身を吊る。このようにして下半身と上半身を同時に支持するやりかたは、利用者の身体の安定性を高めるだけでなく、歩行訓練による身体への負担を分散させて非常に軽くさせることができる。
レギュレータ用空気路が1本の場合の説明図である。 レギュレータ用空気路が3本の場合の説明図である。 腋当枕と吊り下げ手段が付いた歩行訓練用歩行器をあらわす斜視図である。 腋当枕と吊り下げ手段が付いた歩行訓練用歩行器の使用状態をあらわす説明図である。 腋当枕と吊り下げ手段が付いた折畳可能な歩行訓練用歩行器をあらわす左側面図である。 腋当枕と吊り下げ手段が付いた折畳可能な歩行訓練用歩行器をあらわす正面図である。 腋当枕と吊り下げ手段が付いた折畳可能な歩行訓練用歩行器をあらわす斜視図である。 折畳んだ状態の歩行訓練用歩行器をあらわす斜視図である。 折畳部分をあらわす側面図である。 折畳部分をあらわす説明図である。 エアー起動式ロックをあらわす平面図である。 握ハンドルを有した腕載枕をあらわす説明図である。 腋当枕の平面図である。 肘当枕の付いた折畳可能な歩行訓練用歩行器をあらわす左側面図である。 肘当枕の付いた折畳可能な歩行訓練用歩行器をあらわす右側面図である。 肘当枕の付いた折畳可能な歩行訓練用歩行器をあらわす正面図である。 肘当枕の付いた折畳可能な歩行訓練用歩行器をあらわす背面図である。 左右の間隔を広げた状態の肘当枕の平面図である。 左右の間隔を狭めた状態の肘当枕の平面図である。 握ハンドルを有する肘当枕と吊り下げ手段の付いた歩行訓練用歩行器をあらわす説明図である。 握ハンドルを有する肘当枕と吊り下げ手段の付いた歩行訓練用歩行器をあらわす説明図である。 吊り下げ手段の付いた歩行訓練用歩行器をあらわす斜視図である。 吊り下げ手段の付いた折畳可能な歩行訓練用歩行器をあらわす正面図である。 吊り下げ手段の付いた歩行訓練用歩行器をあらわす説明図である。 吊り下げ手段をエアーシリンダの上方に装着した状態の説明図である。 吊り下げ手段の平面図である。
符号の説明
1 キャスター
2 空間部
3 枠
4 エアータンク
5 注入口
6 レギュレータ
7 第1開閉バブル
8 第1逆止バルブ
9 第2開閉バルブ
10 エアーシリンダ
11 第2逆止バルブ
12 第3開閉バルブ
13 折畳部分
14 エアー起動式ロック
15 腕載枕
16 握ハンドル
17 腋当枕
18 横バー
19 肘当枕
20 布部
21 ベルト

Claims (9)

  1. 移動を可能とするキャスター(1)と、キャスター(1)上に設置され前方が閉じて後方に利用者が出入りできる空間部(2)を有したU字型に構成された枠(3)と、U字型に構成された枠(3)の右側と左側に設置された圧縮空気を貯留するためのエアータンク(4)と、すべてのエアータンク(4)に連通していて圧縮空気を補充する際にはコンプレッサーと連結することのできる注入口(5)と、入口側はすべてのエアータンク(4)と連通していてエアータンク(4)内と同じ空気圧であり出口側は大気圧以上エアータンク(4)の空気圧以下の範囲内で空気圧の調節又は設定が可能であるレギュレータ(6)と、レギュレータ(6)の出口側の空気路に配設されたスタート用の第1開閉バブル(7)と、第1開閉バブル(7)の出口側で二手に分かれた空気路にそれぞれ配設された第1逆止バルブ(8)と、2つある第1逆止バルブ(8)の出口側の空気路にそれぞれ配設された空気圧固定用の第2開閉バルブ(9)と、U字型に構成された枠(3)の右側と左側に1本づつ縦向きに設置され2つある第2開閉バルブ(9)の先の空気路に配設されたエアーシリンダ(10)と、2つある第1逆止バルブ(8)と第2開閉バルブ(9)の間の空気路から横に出ている空気路にそれぞれ配設された第2逆止バルブ(11)と、2つある第2逆止バルブ(11)の出口側の空気路を一本に合流させた空気路に出口側を大気中に開放して配設された圧縮空気排出用の第3開閉バルブ(12)とを有しており、利用者は第1開閉バブル(7)を操作して左右に配されたエアーシリンダ(10)に圧縮空気を溜め第2開閉バルブ(9)を操作してエアーシリンダ(10)の空気圧を固定しエアーシリンダ(10)の力で体重の一部又は全部を支持しこれによって利用者は立つことと及び歩くこととが可能となることを特徴とする歩行訓練用歩行器。
  2. 移動を可能とするキャスター(1)と、キャスター(1)上に設置され前方が閉じて後方に利用者が出入りできる空間部(2)を有したU字型に構成された枠(3)と、U字型に構成された枠(3)の右側と左側に設置された圧縮空気を貯留するためのエアータンク(4)と、すべてのエアータンク(4)に連通していて圧縮空気を補充する際にはコンプレッサーと連結することのできる注入口(5)と、入口側はすべてのエアータンク(4)と連通していてエアータンク(4)内と同じ空気圧であり出口側は大気圧以上エアータンク(4)の空気圧以下の範囲内で空気圧の調節又は設定が個別に可能である複数個のレギュレータ(6)と、すべてのレギュレータ(6)の出口側の空気路にそれぞれ配設されたスタート用の第1開閉バブル(7)と、すべての第1開閉バブル(7)を出口側で連通させて二手に分かれた空気路にそれぞれ配設された第1逆止バルブ(8)と、2つある第1逆止バルブ(8)の出口側の空気路にそれぞれ配設された空気圧固定用の第2開閉バルブ(9)と、U字型に構成された枠(3)の右側と左側に1本づつ縦向きに設置され2つある第2開閉バルブ(9)の先の空気路に配設されたエアーシリンダ(10)と、2つある第1逆止バルブ(8)と第2開閉バルブ(9)の間の空気路から横に出ている空気路にそれぞれ配設された第2逆止バルブ(11)と、2つある第2逆止バルブ(11)の出口側の空気路を一本に合流させた空気路に出口側を大気中に開放して配設された圧縮空気排出用の第3開閉バルブ(12)とを有しており、各レギュレータ(6)で異なる空気圧に調節又は設定することができ、利用者は自分に合った空気圧を選びそのレギュレータ(6)に配設された第1開閉バブル(7)を操作して左右に配されたエアーシリンダ(10)に圧縮空気を溜め第2開閉バルブ(9)を操作してエアーシリンダ(10)の空気圧を固定しエアーシリンダ(10)の力で体重の一部又は全部を支持しこれによって利用者は立つことと及び歩くこととが可能となることを特徴とする歩行訓練用歩行器。
  3. 第1開閉バブル(7)から左と右のエアーシリンダ(10)までの空気路のそれぞれの長さが異なる場合、長い方の空気路の一部又は全部の断面積を短い方の空気路よりも広くすることにより、第1開閉バブル(7)を開いて左右のエアーシリンダ(10)に流れ込む空気の流量を同じにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の歩行訓練用歩行器。
  4. 左右のエアーシリンダ(10)の角度が横方向に調節可能であり、エアーシリンダ(10)の角度を調節することにより左右のエアーシリンダ(10)の上方における間隔を利用者の身体の横幅に合わせて調節できることを特徴とする請求項1、2又は3記載の歩行訓練用歩行器。
  5. U字型に構成された枠(3)が前方の右部と左部と中央部でM字状に折畳み可能な構造であり、各折畳部分(13)にはエアー起動式ロック(14)を有しており、枠(3)をU字型に広げた状態でエアータンク(4)の圧縮空気でエアー起動式ロック(14)を作動させることで形を固定させることができることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の歩行訓練用歩行器。
  6. 枠(3)の左右の上部にそれぞれ着脱可能で上下の位置調節と前後の位置調節が可能である腕載枕(15)を有し、腕載枕(15)の前方には角度調節可能な握ハンドル(16)を有し、利用者は体格や歩行訓練時の姿勢にあわせて腕載枕(15)の位置と握ハンドル(16)の角度を調節できることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の歩行訓練用歩行器。
  7. 左右のエアーシリンダ(10)の上方にそれぞれ着脱可能な腋当枕(17)を有し、利用者は左右の腋当枕(17)を両腋下に当ててエアーシリンダ(10)の力で体重の一部又は全部を支えることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の歩行訓練用歩行器。
  8. 左右のエアーシリンダ(10)の上方にそれぞれ前方を1本の横バー(18)で横方向にスライド自在に連結された左右の肘当枕(19)を有し、利用者は左右の肘当枕(19)に両腕を当てエアーシリンダ(10)の力で体重の一部又は全部を支えることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の歩行訓練用歩行器。
  9. 股の下を通して下半身を吊り支えるための布部(20)と、布部の前と後の左と右に取り付けられた4本のベルト(21)を有し、利用者は布部(20)で下半身を吊って左右のエアーシリンダ(10)の上方にそれぞれ前からと後ろからと着脱可能であるベルト(21)を装着してエアーシリンダ(10)の力で体重の一部又は全部を支えることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の歩行訓練用歩行器。
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