JP2005073488A - 格納式コンセント差込口 - Google Patents

Abstract

【課題】 コンセント差込口周辺に埃等が堆積することにより発生する可能性のあるトラッキング現象を防止する他、幼児が異物を挿入する等して起こりうる感電事故を防止するコンセント差込口を提供する。
【解決手段】 コンセント差込口（２）を左右に並列に設置し、それぞれに回転機構を設けた上で、上面に開閉蓋（３）を設置することにより、コンセントを差し込んだ状態でも蓋を閉じることを可能とする他、コンセントを使用していない状態でも蓋を閉じることにより、コンセント差込口を閉鎖することを可能とする。
【選択図】図６

Description

発明の詳細な説明

本発明は、コンセント差込口周辺に埃等が堆積することにより発生する可能性のあるトラッキング現象を防止する他、コンセント未使用時において、コンセント差込口に幼児が異物を挿入する等して起こりうる感電事故を防止するために、コンセントを差し込んだ状態での開閉蓋の閉鎖と、コンセントを使用していないときのコンセント差込口の閉鎖を可能としたコンセント差込口に関するものである。

従来は、コンセントを差し込んだ状態で開閉蓋を閉じる事が可能なコンセント差込口、およびコンセント未使用時にコンセント差込口の閉鎖ができるコンセント差込口はなかった。

発明が解決しようとする課題

従来のコンセント差込口は、コンセントを差し込んでいると、コンセント周辺に埃が堆積し、トラッキング現象が発生する可能性が生じた。
また、従来のコンセント差込口は、使用していない状態ではコンセント差込口が露出しているため、幼児等が異物を挿入する等して感電する事故が発生する可能性があった。本発明は、この課題を解消するためになされたものである。

課題を解決するための手段

上下方向への回転機構を設けたコンセント差込口（２）を、本体（１）に左右に並列に設置し、それぞれの上面に開閉蓋（３）を設置したことにより、コンセントを差し込んだ状態でも蓋を閉じることを可能とした。
本発明は、以上の構成よりなる、コンセント差込口周辺への埃等の堆積によって発生する可能性のあるトラッキング現象を防止する他、コンセント未使用時においてコンセント差込口に幼児が異物を挿入する等して起こりうる感電事故を防止するコンセント差込口である。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）上下方向に回転可能となるよう回転機構を設けたコンセント差込口（２）を本体（１）に並列に設置する。
（ロ）コンセント差込口（２）を設置した本体（１）に、開閉蓋（３）を、左右それぞれのコンセント差込口（２）の前面に設置する。

発明の効果

コンセント差込口が上下方向に回転し、更に開閉蓋が設置されることにより、コンセントを差し込んでいる状態でも、開閉蓋を閉じることが可能となった。このことにより、長時間にわたりコンセントを差し込んで使用している場合であっても、コンセント周辺への埃の堆積を防ぐことができ、トラッキング現象の発生を防止できる。また、コンセントを使用していない場合においては、開閉蓋を閉鎖することでコンセント差込口が露出しないため、幼児が異物を挿入する等して起こりうる感電事故を防止することができる。

本発明の斜視図である。 本発明の正面図である。（開閉蓋閉鎖時） 本発明の正面図である。（開閉蓋開放・コンセント差込口上向時） 本発明の正面図である。（開閉蓋開放・コンセント差込口下向時） 本発明の断面図である。（開閉蓋閉鎖・コンセント差込口下向時） 本発明の使用状態を示す斜視図である。

符号の説明

（１）本体、（２）コンセント差込口、（３）開閉蓋、（４）コンセント差込口回転軸、（５）（コンセント）

Claims (1)

1. コンセント差込口（２）を回転可能とし、併せて開閉蓋（３）を設けることにより、コンセント差込口周辺への埃等の堆積によって発生する可能性のあるトラッキング現象を防止する他、コンセント未使用時においてコンセント差込口に幼児が異物を挿入する等して起こりうる感電事故を防止するコンセント差込口。

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