JP6246108B2 - コンセントホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、被設置物に設けられた開口部に設置されるコンセントホルダに関する。
従来、この種のコンセントホルダとしては、収容体としてのコンセントボックスをデスク等の被設置物の開口部に埋め込み、コンセントをこのコンセントボックス内に収容し、コンセントボックスの上部開口を蓋で閉鎖する。そして、コンセントボックスの上面に設けられコンセントボックスより外側へ突出したつば部分をデスクの開口部の縁部に引っ掛けて埋込状態を保持する構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、机の天板等の被設置物の開口の内面上方部に上方を向く突片が設けられ、この突片に取付枠が取り付けられて、取付枠にコンセントボックスが取り付けられる構成が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平11−164738号公報 特開平10−14667号公報
しかしながら、上述の特許文献1の構成では、コンセントボックスの上面のつば部を被設置物の開口部の周縁に引っ掛けるだけの構成であるため、固定力が弱く取付後にがたつき等が発生する可能性があり、被設置物に対して安定して固定できない問題が考えられる。
また、上述の特許文献2の構成では、被設置物に対して安定して固定できるが、被設置物の開口部に突片および取付枠を取り付ける必要があるため、構成が煩雑で簡単に取り付けられないという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、被設置物に対して安定して固定でき、簡単に取り付けることができるコンセントホルダを提供することを目的とする。
請求項1に記載されたコンセントホルダは、被設置物に設けられた周囲に縁部を有する開口部に設置されるコンセントホルダであって、開口部に挿入可能な収容体と、この収容体に収容され差込プラグを接続可能なコンセントを有するコンセント装置と、収容体に取り付けられ被設置物に対して収容体を固定する固定部材とを具備し、収容体は、被設置物の開口部に挿入される周囲の一部に設けられた凹状の取付部を有し、固定部材は、取付部に回転可能に取り付けられた本体部と、この本体部の外周面における回転方向の一部の領域のみにわたって設けられ本体部の外周面から回転方向に沿って突出した固定爪部とを有するとともに、固定爪部が取付部内に位置し収容体の周囲より突出しておらず収容体とともに開口部に挿入可能な非突出状態と、固定爪部が開口部の縁部側に位置し収容体の周囲より開口部の縁部へ向かって突出して開口部内で収容体を被設置物に固定する突出状態とを有し、固定爪部は、本体部からの突出長さが本体部の回転方向に沿って漸次長くなるように形成され、非突出状態から本体部を回転させることによって突出状態となるものである。
請求項に記載されたコンセントホルダは、請求項記載のコンセントホルダにおいて、収容体は、取付部から固定部材の軸方向に貫通し固定部材を回転操作するための貫通孔を有するものである。
本発明によれば、収容体を開口部に挿入した後に、固定部材を非突出状態から突出状態にするだけで、突出状態の固定部材によって収容体を被設置物に固定できるため、被設置物に対して安定して固定でき、簡単に取り付けることができる。
(a)および(b)は、本発明の第1の実施の形態に係るコンセントホルダの構成を示す斜視図である。 同上コンセントホルダにおいて固定部材が収容体から分解された状態を示す斜視図である。 同上コンセントホルダの構成を示す断面図である。 本発明の参考技術の形態に係るコンセントホルダにおいて固定部材が収容体から分解された状態を示す斜視図である。 同上コンセントホルダの構成を示す断面図である。
以下、本発明の第1の実施の形態の構成について図1ないし図3を参照しながら詳細に説明する。
図1ないし図3において、1はコンセントホルダであり、このコンセントホルダ1は、被設置物としてのデスクの天板2を貫通した矩形状の開口部3に挿入され、天板2に埋め込まれるように設置される。
コンセントホルダ1は、開口部3の縁部に沿って挿入可能な箱状の収容体4を備えている。
この収容体4には、例えば電気機器への電力供給のための差込プラグを接続可能なコンセントとしての電源コンセント5と、LANやモジュラ等の情報通信用の差込プラグを接続可能なコンセントとしての情報コンセント6とを有するコンセント装置7が収容されている。
また、収容体4には、天板2に対して収容体4を固定する例えば金属製等の固定部材8が取り付けられている。
収容体4は、天板2の上面側に位置する上面部11と、この上面部11から下方に延び開口部3の縁部に沿って挿入される四角筒状の側部12と、側部12を介して上面部11とは反対側すなわち天板2の下側に位置する底部13とを有している。
収容体4の上面部11は、収容体4を開口部3に挿入した状態にて天板2の上面と略面一になる上面縁部14と、この上面縁部14の内側に位置する略矩形状の上面開口部15とを有している。
収容体4の周囲である側部12には、角部から収容体4の内側へ向かって上下方向を軸方向として円弧凹状に形成された取付部16が設けられている。そして、この取付部16には固定部材8を取付可能である。
コンセント装置7は、収容体4に対して回動可能に軸支され上面開口部15から収容体4内に挿脱自在な枠体21を有している。
この枠体21は、収容体4内に挿入された状態で上側となる上面に、上面開口部15を閉塞可能な蓋体22が設けられている。
また、枠体21には電源コンセント5のコネクタ23、および、情報コンセント6のコネクタ24が設けられている。これらコネクタ23,24は、上面開口部15が開放され枠体21の一部を収容体4から露出させた図1(a)に示す状態にて、差込プラグを差込可能な差込口25,26が収容体4から露出されるように枠体21に取り付けられている。
さらに、枠体21には、上面開口部15が開放され各差込口25,26が露出する方向に枠体21を付勢する図示しない付勢手段と、付勢手段による付勢力に抗して蓋体22で上面開口部15を閉塞した状態を保持する図示しない保持手段とが設けられている。この保持手段は、いわゆるプッシュ式のモダンラッチである。すなわち、図1(a)に示す各差込口25,26が露出した開放状態では、蓋体22にて上面開口部15が閉塞される方向へ枠体21を回動させるとともに、蓋体22を上面開口部15内へ向かって一旦押し込むことにより保持手段の保持力が作用する状態となり、図1(b)に示す上面開口部15が蓋体22にて閉塞された閉塞状態が保持される。また、図1(b)に示す閉塞状態では、蓋体22を上面開口部15内へ向かって一旦押し込むことにより、保持手段による保持作用が解除されて付勢手段の付勢力により枠体21および蓋体22が回動して図1(a)に示す開放状態となる。
図2に示すように、固定部材8は、円筒状の本体部31を有している。この本体部31は、上下方向を軸方向とし周方向に沿って回転可能な状態で取付部16に取り付けられている。
本体部31には、外周面から突出した複数、例えば4つの固定爪部32が設けられている。これら固定爪部32は、本体部31の外周面において回転方向である周方向の一部の領域、例えば周方向の半分の領域のみに亘って本体部31の回転方向に沿って突出して設けられている。
また、固定爪部32は、本体部31からの突出長さが、本体部31の回転方向に沿って漸次長くなるように形成されている。すなわち、固定爪部32の一方側の突出長さは他方側の突出長さより長くなっている。
固定部材8には、取付部16に取り付けられた状態で底部13側となる本体部31の下側端部から軸方向に突出し、本体部31より小径の円筒状の突出部33が設けられている。また、この突出部33の先端部には、例えばねじ回し等の工具に対応した図示しない十字状等の溝が設けられている。
ここで、収容体4は、角部において上面縁部14から取付部16内へ突出する突起部34と、取付部16から底部13側へ固定部材8の軸方向に貫通する貫通孔35とが設けられている。
そして、固定部材8は、突起部34が上部から本体部31内へ挿入されるとともに、突出部33が貫通孔35内に挿入されることにより、取付部16において本体部31が回転可能に軸支される。
また、貫通孔35に突出部33が挿入された状態では、突出部33の先端部に設けられた十字状等の溝が貫通孔35内に位置する。そのため、収容体4の底部13側から貫通孔35にねじ回し等の工具を挿入し溝に係合することで、工具を使って本体部31を回転できる。すなわち、貫通孔35は固定部材8を回転操作する際に使用される。
取付部16の円弧状の内周面には、取付部16に取り付けられた状態の固定部材8の回転方向に沿って延びる複数、例えば4つの溝部36が設けられている。
これら溝部36は、形状および大きさが固定爪部32に対応しており、溝部36内に固定爪部32を挿入可能である。
そして、図3における収容体4の左側に位置する固定部材8のように、固定爪部32が取付部16内に位置した状態では、固定爪部32は、溝部36内に挿入されて収容体4の側部より突出していない非突出状態となる。
このような非突出状態にて本体部31を回転すると、固定爪部32は、溝部36内を移動し溝部36から取付部16外へ露出し天板2の開口部3の縁部側に配置されて、図3における収容体4の右側に位置する固定部材8のように、収容体4の側部より開口部3の縁部側へ向かって突出した突出状態となる。
また、固定部材8は、固定爪部32の突出長さが本体部31の回転方向に沿って漸次長くなっているため、固定部材8を非突出状態から突出状態にする過程では、固定爪部32が開口部3の縁部に徐々に噛み込むようにして入りこみ、固定爪部32が開口部3の縁部に引っ掛かって収容体4が天板2に固定される。
すなわち、固定部材8は、本体部31を取付部16内で回転させることによって、固定爪部32が収容体4の側部12より突出せず収容体4を開口部3に挿入可能な非突出状態と、収容体4が開口部3に挿入された状態にて一部、すなわち固定爪部32が非突出状態より開口部3の縁部側へ突出し開口部3内で収容体4を天板2に固定する突出状態とに切替可能である。
次に、上記第1の実施の形態の作用および効果等を説明する。
コンセントホルダ1をデスクの天板2に設置する際には、まず、固定部材8を非突出状態にして収容体4を天板2の開口部3に挿入する。収容体4を開口部3に挿入すると、収容体4の上面部11が天板2の上面と略面一な状態となる。
このように収容体4の上面部11と天板2の上面とが略面一な状態にて、天板2の下面側すなわち収容体4の底部13側から貫通孔35に工具を挿入し貫通孔35内に位置する突出部33の先端の溝部に係合させて本体部31を回転させる。
本体部31を回転させると、固定爪部32が溝部36に沿って移動し取付部16から露出して、収容体4の側部12より突出した突出状態となる。
このように固定部材8を非突出状態から突出状態にすると、本体部31の回転方向に沿って突出長さが長くなるように形成された固定爪部32は、突出長さの短い方の端部から徐々に開口部3の縁部に食い込み、突出長さの最も長い部分が開口部3の縁部に食い込んで引っ掛かる。
このように各固定部材8を非突出状態から突出状態に切り替えることで、開口部3内において収容体4が天板2に固定されて、収容体4の上面と天板2の上面とが面一な状態が保持される。
また、天板2に設置された状態のコンセントホルダ1のコンセント装置7に差込プラグを接続する際には、上面開口部15を閉塞する蓋体22を上面開口部15内へ一旦押し込んで、保持手段により保持作用を解除する。
保持作用を解除すると、付勢手段による不勢力で枠体21および蓋体22が回動して、図1(a)に示すようなコネクタ23,24の差込口25,26が露出した状態となる。
このようの差込口25,26が露出した状態にて、所望の目的に応じて差込プラグを差込口25,26差し込んでコンセント装置7に接続する。
また、コンセント装置7を使用する必要がなくなった場合は、差込プラグを差込口25,26から抜き取り、蓋体22を上面開口部15へ向かって押しコンセント装置7を収容体4内に押し込んで収容する。
さらに、蓋体22を上面開口部15内へ向かって一旦押し込むことで保持手段の保持力が作用し、図1(b)に示す蓋体22によって上面開口部15が閉塞されて収容体4の上面部11と天板2の上面とが略面一な状態が保持される。
このような収容体4の上面部11と天板2の上面とが略面一な状態では、天板2とコンセントホルダ1とで段差が生じにくく、他の作業の妨げになりにくい。
そして、上記コンセントホルダ1によれば、収容体4を開口部3に挿入した状態で固定部材8の固定爪部32を開口部3の縁部に食い込むように引っ掛けることによって、開口部3内で収容体4を天板2に対して固定できる。そのため、例えば上述の特許文献1のように天板2に上面につば部を引っ掛けるだけの構成に比べて、天板2に対する固定力が強力で、天板2に対して安定して固定できるとともに、つば部が不要で天板2の上面に対して略面一に取り付けることができる。
また、収容体4を開口部3に挿入した後に、固定部材8を非突出状態から突出状態にするだけで、突出状態の固定部材8によって収容体4を天板2に固定できる。そのため、上述の特許文献2のように開口部3に固定するための枠体等の別部材が不要であり、簡単に取り付けることができる。
特に、固定部材8は、収容体4の取付部16に回転可能に取り付けられた本体部31と、この本体部31の外周面における回転方向の一部の領域のみに設けられた固定爪部32とを有する構成であるため、本体部31を回転させるだけで非突出状態から突出状態にでき、容易かつ確実に取り付けることができる。
また、収容体4は、取付部16から固定部材8の軸方向である下方へ貫通し固定部材8を回転操作するための貫通孔35を有するため、この貫通孔35を介して工具により本体部31を回転操作でき、非突出状態と突出状態との切替作業が容易である。
さらに、取付部16に固定爪部32に対応する溝部36が設けられたことにより、固定力を向上させるために本体部31からの固定爪部32の突出長さを長くしても、固定部材8を回転させる際には固定爪部32は溝部36内を移動できるため、凹状の取付部16を比較的小さく設計しても回転中に固定爪部32が取付部16に接触せずスムーズに回転できるとともに、取付部16と本体部31との隙間を小さくできる。
固定部材8は、固定爪部32の本体部31からの突出長さが回転方向に沿って長くなるように形成されているため、本体部31の回転に伴って固定爪部32が徐々に開口部3の縁部に食い込ませることができ、比較的小さな力で固定爪部32を開口部3の縁部に食い込ませることができる。
なお、上記第1の実施の形態では、コンセントホルダ1は、被設置物としてのデスクの天板2に設置された構成としたが、設置する対象である被設置物は天板2に限定されず、開口部3に収容体4が挿入された状態にて固定部材8の非突出状態と突出状態とを切替可能に設置できるものであれば、適宜適用できる。
また、コンセントホルダ1は、いわゆる上向きに設置される構成には限定されず、例えばデスクの側板や脚部等に設置される場合には、いわゆる前向きに設置される構成にしてもよい。
コンセント装置7は、電源コンセント5と情報コンセント6とを有する構成としたが、このような構成には限定されず、コンセントの構造や組み合わせは適宜選択できる。
次に、本発明に関する参考技術の形態を図4および図5を参照して説明する。なお、上記第1の実施の形態と同一の構成及び作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
図4および図5に示すように、この参考技術の形態では、収容体4の角部に位置する取付部41に固定部材42が設けられている。
取付部41は、収容体4の内側へ向かって円弧凹状に形成されている。また、取付部41には、収容体4の底部13側へ貫通した貫通孔43が設けられている。さらに、取付部41の円弧状の内周面には、底部13側から上面部11側へ向かって上下方向に延びる溝部44が形成されている。
固定部材42は、底部13から上面部11側へ向かって立設された突出片45と、取付部41内において突出片45より内側に設置されたブロック部材46とを有している。
突出片45は、例えば合成樹脂等の可撓性を有する材料にて形成され、取付部41側である内側面が基端部から先端部へ向かって薄いテーパ状になっている。そして、突出片45は、外側すなわち取付部41から離間する方向へ向かって力が加えられて撓むことにより、先端側が外側へ開くように変形可能である。
また、突出片45における取付部41とは反対側である外側面には、外側へ突出した複数、例えば5つの突起部47が上下方向に互いに離間して設けられている。
ブロック部材46は、平面視で取付部41に倣った略扇形に成形されている。
また、ブロック部材46は、取付部41内にて収容体4の上面部11と底部13との間で上下方向に移動可能なように、軸方向の寸法である高さ寸法が、取付部41の高さ寸法より短い。
さらに、ブロック部材46の円弧状の外周面には、溝部44に係合可能な凸部48が上下方向に沿って設けられている。
また、ブロック部材46の内部には、上下方向に貫通したねじ穴49が設けられている。
このブロック部材46は、貫通孔43とねじ穴49とが同一直線上となるように取付部41内に配置された状態にて、ねじ部材50が貫通孔43を介してねじ穴49に螺着されることによって取り付けられる。
具体的には、ブロック部材46は、ねじ部材50のねじ山部分の約半分がねじ穴49に螺着された状態で取付部41内に設置される。このようにねじ部材50がねじ穴49に完全に螺着されていない状態では、取付部41における上面部11側に位置する。また、ブロック部材46が取付部41における上面部11側に位置した状態では、固定部材42は、突出片45が外側に開いておらず収容部41より外側に突出していない非突出状態となる。
また、非突出状態において、ねじ部材50をねじ穴49に螺着していくことにより、ねじ穴49とねじ部材50との螺着の進行にともなって、取付部41内でブロック部材46が底部13側へ移動する。このようにブロック部材46が取付部41内で底部13側へ移動すると、突出片45は、内側面がテーパ状であるため、下降するブロック部材46により外側へ押圧されて突出片45の先端が外側へ開くように変形する。すなわち、固定部材42は、突出片45の先端側が、非突出状態より開口部3の縁部側である外側へ突出した突出状態となる。
したがって、固定部材42は、ねじ穴49とねじ部材50との螺着具合を操作することにより、非突出状態と突出状態とを切替可能である。
そして、開口部3内に収容体4が挿入された状態で各固定部材42を非突出状態から突出状態にすると、各突出片45が開口部3の縁部と接触して突っ張るように収容体4が天板2に固定される。
このような固定部材42によれば、ねじ穴49とねじ部材50との螺着にてブロック部材46を取付部41内で移動させることにより、非突出状態と突出状態とを切替可能であるため、切替作業が容易で簡単に取り付けることができる。
また、ねじ穴49とねじ部材50とが螺着しているため、取付部41内でブロック部材46が不意に移動しにくく、ブロック部材46が突出片45を押圧することによる突っ張り力が解除されにくい。
突出片45の外側面に突起部47が設けられていることにより、突出状態では突起部47が開口部3の縁部に接触して滑り止め作用を奏し、固定部材42による固定力を向上できる。
取付部41に溝部44が設けられ、ブロック部材46の外側面に凸部48が設けられたことにより、取付部41内にブロック部材46が配置された状態では、凸部48と溝部44とが係合するため、ブロック部材46が溝部44にガイドされるように取付部41内で安定して移動でき、非突出状態と突出状態とを正確に切り替えることができる。
1 コンセントホルダ
2 被設置物としての天板
3 開口部
4 収容体
5 コンセントとしての電源コンセント
6 コンセントとしての情報コンセント
7 コンセント装置
8 固定部材
16 取付部
31 本体部
32 固定爪部
35 貫通孔
41 取付部
42 固定部材

Claims (2)

  1. 被設置物に設けられた周囲に縁部を有する開口部に設置されるコンセントホルダであって、
    開口部に挿入可能な収容体と、
    この収容体に収容され差込プラグを接続可能なコンセントを有するコンセント装置と、
    収容体に取り付けられ被設置物に対して収容体を固定する固定部材とを具備し、
    収容体は、被設置物の開口部に挿入される周囲の一部に設けられた凹状の取付部を有し、
    固定部材は、取付部に回転可能に取り付けられた本体部と、この本体部の外周面における回転方向の一部の領域のみにわたって設けられ本体部の外周面から回転方向に沿って突出した固定爪部とを有するとともに、固定爪部が取付部内に位置し収容体の周囲より突出しておらず収容体とともに開口部に挿入可能な非突出状態と、固定爪部が開口部の縁部側に位置し収容体の周囲より開口部の縁部へ向かって突出して開口部内で収容体を被設置物に固定する突出状態とを有し、
    固定爪部は、本体部からの突出長さが本体部の回転方向に沿って漸次長くなるように形成され、
    非突出状態から本体部を回転させることによって突出状態となる
    ことを特徴とするコンセントホルダ。
  2. 収容体は、取付部から固定部材の軸方向に貫通し固定部材を回転操作するための貫通孔を有する
    ことを特徴とする請求項記載のコンセントホルダ。
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