JP2005073250A - 再構成された送信窓および再構成された受信窓の外側でデータ編成を縮小するために、無線通信システムにおいてデータの伝送を制御する方法ならびに装置 - Google Patents

再構成された送信窓および再構成された受信窓の外側でデータ編成を縮小するために、無線通信システムにおいてデータの伝送を制御する方法ならびに装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明にしたがった方法は、ある無線ベアラに対応するメモリブロックが満杯のときに、その無線ベアラを通して伝送することを要求されたSDUを処理しないように送信器をブロックし、受信器によって受信されたあらゆるPDUを、新しい無線ベアラに対応するメモリブロックに確実に受け入れられるようにする。
【解決手段】 データの伝送に関しては、送信バッファが再構成された後、以前に確立された無線ベアラを通して伝送するように要求されたPDUは保持され、受信器によって徐々に受信される。新しい無線ベアラは、これらの占有されたストレージスペースを徐々に確実に掌握することができる。データの受信に関しては、受信器は、新しい無線ベアラのための送信窓の大きさを動的に調整するために、送信器に宛ててWINDOW SUFIを出力するので、送信器から伝送されたPDUが廃棄されることはない。その結果、無線伝送効率は大幅に向上し、データのスループットは最適化される。
【選択図】 図9

Description

本発明は、無線通信システムにおいてデータの伝送を制御する方法および装置に関するものである。本発明は、より具体的には、再構成された送信窓および再構成された受信窓の外側でデータ編成を縮小するために、二つの端末間のデータの伝送を制御する方法ならびに装置に関するものである
図1は、周知の第3世代移動体通信システムの標準化プロジェクト(3GPP)の仕様によって規定された、従来技術による無線通信システム10の概略を示したブロック図である。無線通信システム10は、第2の端末14との間で無線通信を行う第1の端末12を備える。例えば、第1の端末12は携帯電話などの子局で、第2の端末14は基地局である。第1の端末12および第2の端末14は、バッファメモリ16aおよびバッファメモリ16bをそれぞれに有する。バッファメモリ16aは、送信バッファ17aおよび受信バッファ18aを有する。同様に、バッファメモリ16bも、送信バッファ17bおよび受信バッファ18bを有する。
第1の端末12は、複数の無線ベアラを通して第2の端末14との間で通信を行う。各無線ベアラは、自身の受信窓および送信窓を有する。したがって、送信バッファ17a,17bおよび受信バッファ18a,18bは、各無線ベアラが送信バッファ17a,17bおよび受信バッファ18a,18bを使用してデータを格納できるように適切に構成する必要がある。図2は、図1に示されたバッファメモリ16aの概略図である。簡単のため、バッファメモリ16aは、合計18のプロトコルデータ編成(PDU)を格納できるものと仮定する。バッファメモリ16aに関し、送信バッファ17aの容量は10PDUに相当し、受信バッファ18aの容量は8PDUに相当する。
先ず、第1の端末12と第2の端末14との間に第1の無線ベアラRB1が確立される。したがって、バッファメモリ16aは、その全ての容量を無線ベアラRB1に割り当てられる。つまり、メモリブロックTW1は、10に等しい大きさを有するように構成され、これは、無線ベアラRB1に対応する送信窓を表している。また、メモリブロックRW1は、8に等しい大きさを有するように構成され、これは、無線ベアラRB1に対応する受信窓を表している。一定期間の後に、送信バッファ17aは、第2の端末14に送信されるのを待っている状態にあるPDU1〜PDU8を格納し、受信バッファ18aは、第2の端末14から送信されたPDU’2〜PDU’8を格納する。PDU1〜PDU8は、第2の端末14から肯定応答を得るまでの間、送信バッファに一時的に格納される。また、順次送信の構成がとられる場合は、PDU’2〜PDU’8は、欠落しているPDU’1の受信が成功するまでの間、受信バッファに一時的に格納される。なお、受信バッファ18aのストレージスペース19は、欠落しているPDU’1のために残してある。
以上の説明では、メモリブロックTW1,RW1がそれぞれ送信窓および受信窓を表すものと記載した。しかしながら、これは説明の便宜に過ぎない。実際の実装形態では、メモリブロックTW1の大きさが、送信窓を満杯にするだけのPDUを受け入れるために必要な大きさを上回っても良い。メモリブロックRW1についても同様である。
前述のように、第1の端末12は、第2の端末14との間で複数の無線ベアラを通して通信を行うことができる。したがって、通信システム10が、第1の端末12と第2の端末14との間に新しく無線ベアラRB2を追加することを決定した場合は、バッファ16aは、再構成が必要になる。つまり、新しく確立された無線ベアラと、前から確立されていた無線ベアラとは、バッファメモリ16aを共用する。図2とあわせて図3を参照せよ。図3は、図1に示されたバッファメモリ16aを再構成した結果を示した概略図である。ここで、無線ベアラRB1,RB2は、第1の端末12の送信バッファ17aおよび受信バッファ18aを等しく共用するものと仮定する。つまり、無線ベアラRB1に対応するメモリブロックTW1の大きさは5に減少し、同じく無線ベアラRB1に対応するメモリブロックRW1の大きさは4に減少する。新しい無線ベアラRB2に関しては、対応するメモリブロックTW2は5に等しい大きさを有するように構成され、同じく対応するメモリブロックRW2は4に等しい大きさを有するように構成される。なお、基本的に、メモリブロックTW2は無線ベアラRB2の送信窓を構成し、メモリブロックRW2は無線ベアラRB2の受信窓を構成する点に留意せよ。前述のように、メモリブロックTW2,RW2の大きさは、それぞれの窓に必要とされる大きさを上回っても良い。
図3に示されるように、送信バッファ17aの再構成後は、無線ベアラRB1に属するPDU6〜PDU8が、新しい無線ベアラRB2に割り当てられたストレージスペースの一部を占有している。一方で、受信バッファ18aの再構成後は、無線ベアラRB1に属するPDU’5〜PDU’8が、新しい無線ベアラRB2に割り当てられたストレージスペースの全部を占有している。従来の方法の一つは、再構成の完了時にこれらのPDU(PDU6〜PDU8およびPDU’5〜PDU’8)を廃棄していた。しかしながら、このような方法は、永久的なデータ損失を招く可能性があった。例えばデータの受信を例にとると、廃棄されたPDUすなわちPDU’5〜PDU’8は、第1の端末12による受信が成功しなかったものとみなされる。したがって、廃棄されたこれらのPDUは、あとで第2の端末14から送信しなおす必要がある。しかしながら、廃棄されたこれらのPDUは、再構成の前に肯定応答を返していた可能性がある。したがって、第2の端末14は、肯定応答を返されたこれらのPDU’5〜PDU’8を廃棄していた可能性がある。したがって、第2の端末14は、これらを送信しなおすことができない。その結果、PDU’5〜PDU’8は永久に失われる。同様に、PDU6〜PDU8が廃棄されたと仮定する。この場合は、第2の端末14によるPDU6〜PDU8の受信が失敗し、再送信を要求されても、第1の端末12は、これらのPDUを送信しなおすことができない。
前述のような永久的なデータ損失を回避するための改良方法が、従来から開示されていた。この従来の改良方法は、送信窓および受信窓の大きさが減少された後も、新しい無線ベアラに割り当てられたストレージスペースに以前から格納されていたPDUを廃棄せず、そのまま保持する。つまり、再構成の完了後も、送信バッファ17aはPDU6〜PDU8を保持し、受信バッファ18aはPDU’5〜PDU’8を保持する。この従来の改良方法にしたがうと、無線ベアラRB1,RB2は、発信できるようになったデータ編成を格納するために、送信バッファ17aの中の使用可能なストレージスペースの使用権をめぐって争う。したがって、新しく確立された無線ベアラRB2は、送信バッファ17aからストレージスペースの割り当てを得られる保証はない。データの受信に関しては、無線ベアラRB1のための受信バッファRW1は、第2の端末14から無線ベアラRB1を通して送られてきた最小SNのPDUだけは確実に受信窓に受け入れることができる。したがって、受信バッファ18aが満杯のときは、第2の端末14から無線ベアラRB1を通して第1の端末12に出力されたPDUのうち、少なくとも最小SNのPDUだけは確実に処理され格納される。これは、欠落していた最小SNのPDUのためにストレージスペース19を確保していたことによって達成される。しかしながら、新しく確立された無線ベアラRB2に関しては、無線ベアラRB2に割り当てられたバッファが無線ベアラRB1によって占有されているので、結果として、受信窓に受け入れることが望ましいPDUが廃棄される。つまり、無線ベアラRB2のための受信バッファRW2は、第2の端末14から無線ベアラRB2を通して送られてきたPDUのうち、最小SNのPDUですら受信窓に受け入れられる保証がない。その結果、無線伝送効率は低下する。
特表2004−521577号公報 「TS-3GA-25.322(R99)v3.17.0 Radio Link Control (RLC) protocol specification」(2004 年2 月27 日制定、社団法人・情報通信技術委員会)
したがって、本発明の主な目的は、再構成された受信窓および再構成された送信窓の外側でデータ編成を縮小するために、無線システムにおいて第1の端末とそれと同位の第2の端末との間のデータの伝送を制御する方法ならびに装置を提供することにある。
データの伝送に関し、本発明の方法は、ある無線ベアラに対応するメモリブロックが満杯であるときに、その無線ベアラを通して伝送するように要求されたSDUを処理しないように送信器をブロックする。また、新しい無線ベアラの確立によって送信バッファが再構成された後も、以前に確立された無線ベアラを通して伝送するように要求されたこれらのPDUは廃棄されずに保持される。そして、これらのPDUは、上記の送信器と同位の受信器によって徐々に受信される。したがって、本発明の方法にしたがうと、新しい無線ベアラは、以前に確立された無線ベアラによって占有されているストレージスペースを徐々に確実に掌握することができる。
データの受信に関し、本発明の方法は、受信器によって受信されたあらゆるPDUを、新しく確立された無線ベアラに対応するメモリブロックに確実に受け入れることができる。したがって、受信器は、新しい無線ベアラに対応する送信窓の大きさを動的に調整する目的で、送信器に宛ててWINDOW SUFIを出力する。つまり、本発明の方法にしたがうと、送信器から伝送されたPDUが廃棄されることは決してない。その結果、無線伝送効率は大幅に向上し、データのスループットは最適化される。
本発明の上記およびそれ以外の目的は、当業者にならば、各種の図面に例示された以下の好ましい実施形態の詳細な説明から明らかである。
図1および図3とあわせて図4を参照せよ。図4は、第1の端末12と第2の端末14との間のデータ伝送を制御する本発明による方法を示したフローチャートである。本発明にしたがった上記の方法は、図1に示した無線通信システム10に適用される。以下では、再構成された送信窓の外側でデータ編成を縮小する処理を説明する。ここで、無線ベアラRB1は第1の端末12と第2の端末14との間に既に確立され、無線ベアラRB1の送信窓を規定するメモリブロックTW1は図2に示されるものと仮定する。先ず、無線通信システム10は、第1の端末および第2の端末14を駆動し、新しい無線ベアラRB2を確立する(ステップ100)。新しい無線ベアラRB2が確立されると、第1の端末12は、無線ベアラRB1の送信窓および受信窓の大きさを再構成し、無線ベアラRB2の送信窓および受信窓を構成する(ステップ102)。また、送信バッファ17aにもとから格納されているPDUは保持される。再構成の後、第1の端末12は、無線ベアラRB1にTW1およびRW1のためのメモリブロックを再度割り当て、新しく確立された無線ベアラRB2にストレージスペース(TW2およびRW2のためのメモリブロック)を割り当てる(ステップ104)。図3に示されるように、メモリブロックTW1の大きさは減少し、もとの大きさの半分になる。なお、送信バッファ17aが再構成された後も、第1の端末12は、無線ベアラRB2に割り当てられたストレージスペースの一部をPDU6〜PDU8によって占有している。
第1の端末12は、次に、無線ベアラRB1またはRB2による伝送を要求する新しいデータ編成を待つ(ステップ106)。新しいデータ編成の伝送が要求されると、第1の端末12は、その新しいデータ編成の伝送を要求された無線ベアラに対応するメモリブロックが満杯であるか否かをチェックする(ステップ108)。例えば、メモリブロックTW2がまだ満杯でない場合は、新しいデータ編成を無線ベアラRB2に乗せることが可能である。したがって、無線ベアラRB2を通して第2の端末14に伝送する必要のあるデータ編成が処理され、メモリブロックTW2に引き渡される(ステップ112)。反対に、メモリブロックTW1が満杯である場合は、入ってくるデータ編成を受け入れることができない。したがって、無線ベアラRB1を通して第2の端末14に伝送する必要のあるデータ編成はメモリブロックTW1に引き渡されない(ステップ110)。例えば、第1の端末12は、上位層から引き渡されたサービスデータ編成(SDU)の処理を停止する。したがって、無線ベアラRB1に対応するデータ編成は、いっさいメモリブロックTW1に引き渡されない。この好ましい実施形態に関し、バッファメモリ16aの再構成後にデータが廃棄されないことは明らかである。
図3に示されるように、再構成後のメモリブロックTW1は、初めは明らかに満杯である。したがって、無線ベアラRB1を通して第2の端末14に伝送する必要のあるデータ編成はメモリブロックTW1に引き渡されない。しかしながら、第1の端末12は、まだ、送信バッファ17aに格納されているPDU1〜PDU8を処理している最中であり、それらを無線ベアラRB1を通して第2の端末14に伝送しようとしている。PDU1〜PDU8の一つが第2の端末14に伝送されると、無線ベアラRB2に使用できるストレージスペースは増大する。したがって、PDU1〜PDU8のうちの四つが第2の端末14に伝送されると、メモリブロックTW1は新しいデータ編成を受け入れることが可能になる。このとき、第1の端末12は、上位層から引き渡されたSDUを処理するように駆動され、PDUを一つ、メモリブロックTW1に引き渡すことができる。したがって、PDU1〜PDU8のうちの三つが第2の端末14に伝送されると、メモリブロックTW2は無線ベアラRB1に占有されなくなる。
図5は、本発明によるメモリブロックTW1,TW2の管理を示した図である。ここで、送信バッファ17aは、時刻t0において再構成されるものと仮定する。したがって、新しくメモリブロックTW2として割り当てられたストレージスペースは、二つのPDUを受け入れることが可能である。また、メモリブロックTW1はこの時点では満杯なので、第1の端末12は、無線ベアラRB1を通して伝送する予定のSDUを処理しないようにブロックされる。時刻t1では、第1の端末12は、PDU”1およびPDU”2を相次いでメモリブロックTW2に格納する。こうして、メモリブロックTW2は満杯になるので、第1の端末12は、無線ベアラRB2を通して伝送する予定のSDUを処理しないようにブロックされる。同様に、第1の端末12は、まだ、無線ベアラRB1を通して伝送する予定のSDUを処理することもできない。
第1の端末12は、時刻t2において、無線ベアラRB1を通してPDU1を第2の端末14に伝送することに成功する。したがって、メモリブロックTW2のストレージスペースは、占有されていた場所を一つだけ解放される。このとき、第1の端末12は、まだ、無線ベアラRB1を通して伝送する予定のSDUを処理しないようにブロックされている。しかしながら、メモリブロックTW2は新しいPDUを受け入れることができるので、第1の端末12は、上位層から引き渡されたSDUであって且つ無線ベアラRB2を通して伝送するように要求されたSDUの処理を開始する。したがって、時刻t3ではSDU”3がメモリブロックTW2に格納される。図5に示されるように、メモリブロックTW2は時刻t3において満杯になる。また、第1の端末12は、時刻t3ではまだ、無線ベアラRB1を通して伝送する予定のSDUを処理しないようにブロックされている。
第1の端末12は、時刻t4において、PDU2およびPDU3を第2の端末14に伝送することに成功する。したがって、占有されていた更に多くのストレージスペースが無線ベアラRB2用に解放される。このとき、第1の端末12は、まだ、無線ベアラRB1を通して伝送する予定のSDUを処理しないようにブロックされている。しかしながら、メモリブロックTW2は、新しいPDUを受け入れることができる。したがって、第1の端末12は、上位層から引き渡されたSDUであって且つ無線ベアラRB2を通して伝送するように要求されたSDUの処理を開始する。なお、時刻t4では、PDU6〜PDU8はもはや、メモリブロックTW2のストレージスペースを占有していない。つまり、無線ベアラRB2は、メモリブロックTW2を無線ベアラRB1と共用することなく完全に掌握している。
第1の端末12は、時刻t5においてPDU4を第2の端末に伝送する。図5に示されるように、メモリブロックTW1は、このとき、新しいPDUを格納できるストレージスペースを有する。したがって、第1の端末12は、上位層から引き渡され且つ無線ベアラRB1を通して伝送するように要求されたSDUの処理を開始する。この好ましい実施形態では、無線ベアラRB2に割り当てられたメモリブロックTW2のストレージスペースを占有するPDUが、無線ベアラRB1によるデータ伝送によって徐々に縮小され、無線ベアラRB2によって制御されるストレージスペースの大きさが、その都度に増大する。一定期間の後に、無線ベアラRB1によって占有されていたストレージスペースが全て解放されると、無線ベアラRB1,RB2は、自身に割り当てられたメモリブロックTW1,TW2をそれぞれバッファとして使用してデータを格納するようになる。別のメモリブロックを占有しているPDUは保持され、既に満杯のメモリブロックは新しいPDUを引き渡されないので、送信バッファ17aの再構成後にPDUが破棄されることはない。
本発明の上記の実施形態では、各無線ベアラは自身のメモリブロックをそれぞれに割り当てられる。なお、図3ではTWとRWとが分けて配置されているが、これは必須の要件ではない。メモリブロックの大きさが、送信窓および受信窓に必要とされる大きさを上回る場合は、メモリブロックTWおよびRWは、各無線ベアラごとに一つのメモリブロックにまとめて使用することができる。したがって、メモリブロックの使用方法の柔軟性および効率を増大させることが可能である。さらに、全ての無線ベアラに割り当てられた全てのメモリブロックを一つにまとめることによって、メモリブロックの使用方法の柔軟性および効率をさらに増大させることも可能である。全ての無線ベアラのメモリブロックを一つにまとめる本発明の別の実施形態は、図6に示されている。この第2の実施形態では、各無線ベアラの送信窓および受信窓として割り当てられたストレージスペースに高い優先順位を持たせることができる。残りのメモリスペースは、伝送するように要求されたデータ編成に使用するべく、確立された全ての無線ベアラによって等しく共用される。
図1および図2とあわせて図6を参照せよ。図6は、第1の端末12と第2の端末14との間のデータの伝送を制御する本発明による別の方法を示したフローチャートである。本発明にしたがった上記の方法は、図1に示された無線通信システム10に適用される。以下では、送信バッファ17aをまとめて扱ったうえで、再構成された送信窓の外側でデータ編成を縮小する処理を説明する。なお、無線ベアラRB1は第1の端末12と第2の端末14との間に既に確立され、無線ベアラRB1の送信窓を規定するメモリブロックTW1は図2に示されているものと仮定する。先ず、無線通信システム10は、第1の端末12および第2の端末14を駆動し、新しい無線ベアラRB2を確立する(ステップ160)。無線ベアラRB2が確立されると、第1の端末12は、無線ベアラRB1の送信窓および受信窓の大きさを再構成し、無線ベアラRB2の送信窓および受信窓を新たに構成する(ステップ162)。また、送信バッファ17aにもとから格納されているPDUは保持される。構成された送信窓に必要なストレージスペースを除く残りのメモリスペースは、個々の無線ベアラに割り当てられるのではなく、ひとつにまとめて使用される。ここで、送信窓TW1の大きさは、10から4に減少したと仮定する。なお、第1の端末12は、再構成された送信窓TW1に必要なストレージスペースに収まりきらないPDU5〜PDU8も保持している。
第1の端末12は、次に、無線ベアラRB1またはRB2による伝送を要求する新しいデータ編成を待つ(ステップ164)。新しいデータ編成の伝送を要求されると、第1の端末12は、送信バッファ17aが全体で満杯であるか否かをチェックする(ステップ166)。例えば、図2に示されるように送信バッファ17aがまだ満杯でない場合は、新しいデータ編成を無線ベアラRB1またはRB2に乗せることが可能である。また、無線ベアラRB1による伝送を要求する新しいデータ編成および無線ベアラRB2による伝送を要求する新しいデータ編成の両方がある場合は、第1の端末12は、送信窓が満杯でない無線ベアラによる処理を待っているデータ編成を優先的に処理するように駆動される(ステップ170)。したがって、無線ベアラRB2を通して第2の端末14に伝送する必要のあるデータ編成が優先的に処理され、送信バッファ17aに引き渡される。反対に、送信バッファ17aが満杯である場合は、送られてくるデータ編成を受け入れることができず、それらは送信バッファ17aに宛てた処理を停止される(ステップ168)。つまり、第1の端末12は、上位層から引き渡されたサービスデータ編成(SDU)の処理をいっさい停止する。したがって、送信バッファ17aが満杯である場合は、データ編成はいっさい送信バッファ17aに引き渡されない。この好ましい実施形態に関し、バッファメモリ16aの再構成後にデータが廃棄されないことは明らかである。
図7を参照せよ。図7は、本発明の第2の実施形態にしたがった送信バッファ17aの管理を示した図である。なお、再構成された送信窓TW1,TW2以外にも他のスペースが存在する点に留意せよ。ここで、送信窓TW1,TW2は、時刻t0において4の大きさを有するように再構成されたものと仮定する。送信窓17aは、全部で2つのPDUを新しく受け入れることができる。また、無線ベアラRB1の送信窓TW1はこのとき満杯なので、無線ベアラRB2は新しいデータ編成を無線ベアラRB1に優先して処理することができる。時刻t1において、第1の端末12は、RDU”1〜PDU”2を相次いで送信バッファ17aに格納する。このとき、送信バッファ17aは満杯なので、第1の端末12は、無線ベアラRB1および無線ベアラRB2のいずれを通して伝送する予定の新しいSDUも処理しないようにブロックされる。
時刻t2では、第1の端末12は、無線ベアラRB1を通してPDU1を第2の端末14に送ることに成功する。したがって、送信バッファ17aは、占有されていたストレージスペースをそれに応じて解放される。このとき、無線ベアラRB1の送信窓はまだ満杯なので、第1の端末12は、無線ベアラRB2を使用する新しいデータ編成を無線ベアラRB1を使用する新しいデータ編成に優先して処理することができる。したがって、時刻t3では、無線ベアラRB2を使用するPDU”3が送信バッファ17aに格納される。図7に示されるように、時刻t3のときの送信バッファ17aは満杯である。したがって、第1の端末12は、時刻t3において、無線ベアラRB1および無線ベアラRB2のいずれを通して伝送する予定の新しいSDUも処理しないようにブロックされる。
時刻t4において、第1の端末12は、PDU2〜PDU5を無線ベアラRB1によって、そしてPDU”1〜PDU”2を無線ベアラRB2によって、それぞれ相次いで第2の端末14に宛てて伝送する。したがって、送信バッファ17aは、占有されていた更に多くのストレージスペースを解放される。この時点で、無線ベアラRB1,RB2の送信窓はいずれも満杯でなくなるので、いずれの無線ベアラを必要とする新しいデータ編成も送信バッファ17aに格納することが可能になる。
時刻t5において、送信窓TW1は、無線ベアラRB1を使用するPDU9によって満杯になる。また、送信窓TW2は、無線ベアラRB2を使用するPDU”4〜PDU”5によってスペースを満たされる。このとき、無線ベアラRB2は、入ってくる新しいデータ編成を無線ベアラRB1に優先して処理することができる。しかしながら、無線ベアラRB2を必要とする新しいデータ編成がないことから、送信バッファ17aは、無線ベアラRB1を必要とするPDU10〜PDU11によって送信窓TW1,TW2の外側のメモリスペースを占有される。なお、PDU10〜PDU11が格納されるのは、無線ベアラRB1の送信窓TW1の範囲外ではあるが送信バッファ17aの範囲内である。この好ましい実施形態では、送信バッファ17aのうち、送信窓の再割り当て後に無線ベアラRB1によって一時的に過剰に占有されていたストレージスペースが、無線ベアラRB1によるデータ伝送によって徐々に縮小され、無線ベアラRB2に使用できるストレージスペースは、その都度に増大する。一定期間の後、無線ベアラRB1によって過剰に占有されていたストレージスペースが解放されると、無線ベアラRB1,RB2は、自身の送信窓TW1,TW2に割り当てられたメモリスペースをそれぞれバッファとして使用してデータを格納するようになる。割り当てられた送信窓を除く部分のメモリスペースは、無線ベアラRB1,RB2によって等しく共用することができる。このように、新しく確立された無線ベアラRB2は、自身の送信窓用に割り当てられたストレージスペースを、送信バッファ17aから徐々に確実に確保することができる。
受信バッファ18aの再構成後のデータの受信に関し、本発明にしたがった上記の方法は、WINDOW SUFIなどの制御メッセージを利用することによって、受信バッファ18aの容量不足が原因で第1の端末12によって廃棄されるであろうPDUが第2の端末14から送信されるのを阻止する。図1および図3とあわせて図8を参照せよ。図8は、第1の端末12と第2の端末との間のデータの受信を制御する本発明による方法を示したフローチャートである。本発明にしたがった上記の方法は、図1に示される無線通信システム10に適用される。以下では、再構成された受信窓の外側でデータ編成を縮小する処理を説明する。ここで、無線ベアラRB1は第1の端末12と第2の端末14との間に既に確立され、無線ベアラRB1の送信窓を規定するメモリブロックRW1は図2に示されるものと仮定する。先ず、無線通信システム10は、第1の端末および第2の端末14を駆動して、新しい無線ベアラRB2を確立する(ステップ200)。新しい無線ベアラRB2が確立されると、第1の端末12は、メモリブロックRW1を再構成して、新しく確立された無線ベアラRB2にメモリスペースを割り当てなくてはならない(ステップ202)。また、受信バッファ18aにもとから格納されているPDU(PDU’2〜PDU’8)は保持される。図3に示されるように、メモリブロックRW1の大きさは減少し、もとの大きさの半分になる。なお、受信バッファ18aが再構成された後も、第1の端末12は、無線ベアラRB2に割り当てられたストレージスペースの一部をPDU’5〜PDU’8によって占有している。
第1の端末12は、次に、無線ベアラRB2に割り当てられたメモリブロックRW2が、少なくとも部分的に無線ベアラRB1によって占有されているか否かをチェックする(ステップ204)。つまり、受信バッファ18aが再構成されたときに、第1の端末12は、無線ベアラRB2に使用できるストレージスペースが、無線ベアラRB2に割り当てられたメモリブロックRW2の総容量に満たないか否かをチェックするように駆動される。無線ベアラRB2に使用できるストレージスペースが、メモリブロックRW2の総容量に満たない場合は、第1の端末12は、無線ベアラRB2に対応する送信窓の大きさを減少させるために、WINDOW SUFIなどの制御メッセージを同位エンティティ(第2の端末14)に宛てて出力するように駆動される(ステップ206)。図3に示されるように、無線ベアラRB2の確立によって再構成されたときに、メモリブロックRW2は、PDUを格納することが一時的に不可能になる。したがって、もしこのときに、無線ベアラRB2を通して第2の端末14から第1の端末12にPDUが送られたとしても、第1の端末12は送られてきたPDUを全て破棄する。したがって、この好ましい実施形態の第1の端末12は、WINDOW SUFIを使用することによって、第2の端末14から出力されるPDUの量を制御する。例えば図3では、受信バッファ18aが再構成されたとき、メモリブロックRW2は、無線ベアラRB2を通して送られてきたPDUをいっさい格納することができない。したがって、第1の端末12は、窓サイズ番号が0に等しいWINDOW SUFIを送ることによって、第2の端末の送信窓の設定を行う。つまり、第2の端末14は、無線ベアラRB2を通して第1の端末12にPDUを送ることを一時的に禁止される。
この好ましい実施形態では、新しく確立された無線ベアラRB2のストレージスペースのうち、占有されているスペースが減少すると(ステップ210)、第1の端末12は、さらに、無線ベアラRB2のストレージスペースが完全に解放されたか否かをチェックする(ステップ214)。結果が否である場合は、第1の端末12は、無線ベアラRB2に対応する送信窓を増大させるために、第2の端末14にWINDOW SUFIを送り(ステップ212)、ステップ210に進む。例えば、複数のPDU(図3に示されたPDU’1〜PDU’8)の一つが第1の端末12の上位層に引き渡されると、無線ベアラRB2に使用できるストレージスペースはそれに応じて増大する。したがって、メモリブロックRW2は、無線ベアラRB2を通して第2の端末14から送られてきたPDUを受け入れることができる。メモリブロックRW2は、PDUを一つ受け入れることができるので、第1の端末12は、第2の端末14に宛ててWINDOW SUFIを出力し、対応する送信窓の大きさに1に等しい値を割り当てる。無線ベアラRB1に属するPDUが、第1の端末12によって徐々に縮小されるにつれて、第1の端末12は、それに応じてWINDOW SUFIを出力し、占有されていたストレージスペースが解放された旨を第2の端末14に通知する。つまり、無線ベアラRB2の使用できるストレージスペースが増大するので、第2の端末14は、無線ベアラRB2に対応する送信窓を増大させることができる。占有されていた無線ベアラRB2のストレージスペースが完全に解放されると、第1の端末12はWINDOW SUFIを出力し、対応する送信窓の大きさを構成された大きさまで増大させる(ステップ216)。ステップ216の後は、WINDOW SUFIの出力は不要である。ステップ216の後は、通常のデータ受信手続き(ステップ218)が進められる。
前述のように、第1の端末12は、無線ベアラRB2に割り当てられたメモリブロックRW2を占有しているPDUの量が1だけ減少したときに、新しいWINDOW SUFIを送信する。しかしながら、第1の端末12は、無線ベアラRB2に割り当てられたメモリブロックRW2を占有しているPDUの量が1より大きい所定の値だけ減少したときも、新しいWINDOW SUFIを送信することが可能である。つまり、第1の端末12は、第2の端末14に宛てて頻繁にWINDOW SUFIを送信しなくてすむ。この場合も、第1の端末12において無線ベアラRB2に使用できるストレージスペースの量にしたがって、第2の端末14において対応する送信窓の大きさを徐々に増大させるという、同じ目的を達成することができる。
一方で、受信バッファ18aが再構成されたときに、無線ベアラRB2に使用できるストレージスペースがメモリブロックRW2の総容量に等しい場合は、第2の端末14は、大きさがメモリブロックRW2の総容量に等しい現行の送信窓にしたがって、PDUを送信する。したがって、メモリブロックRW2は、無線ベアラRB2を通して第2の端末14から伝送されてきたPDUの格納を開始する。つまり、無線ベアラRB2を使用するデータ編成に対し、良く知られた通常のデータ受信手続きが実施される(ステップ208)。
この好ましい実施形態では、メモリブロックRW2のストレージスペースのうち、もとから占有されていたストレージスペースが減少したか否かを検出するステップ210が連続的に実施される。しかしながら、ステップ210は、連続的ではなく周期的に実施することも可能である。例えば、第1の端末12は、ステップ206の実施後にタイマを使用して、一定の時間を計時することができる。タイマが期限切れになると、ステップ210がトリガされ、所定の動作を実行する。占有されていたストレージスペースが減少しなかった場合は、再びタイマを使用して同じ時間を計時する。反対に、占有されていたストレージスペースが実際に減少した場合は、ステップ214が実施される。ステップ214からステップ212に進んだ場合は、ステップ212による所定の動作の完了後に、再びタイマを使用して同じ時間を計時する。この場合も、第1の端末12において無線ベアラRB2に使用できるストレージスペースの量にしたがって、第2の端末14において対応する送信窓の大きさを徐々に増大させるという、同じ目的を達成することができる。
図9を参照せよ。図9は、本発明にしたがった上記の方法を実施するために使用される第1の端末52および第2の端末62を示したブロック図である。第1の端末52は、第2の端末62との間で無線通信を行う。図9に示されるように、第1の端末52は、バッファメモリ54と、通信インターフェース56と、決定ロジック回路58とを備える。第2の端末62には、バッファメモリ64が備わっている。バッファメモリ54は送信バッファ59と受信バッファ60とを含み、バッファメモリ64は送信バッファ65と受信バッファ66とを含む。なお、送信バッファ59,65は図1に示された送信バッファ17a,17bと同様の機能を有し、受信バッファ60,66は図1に示された受信バッファ18a,18bと同様の機能を有する。送信バッファ17a,17bおよび受信バッファ18a,18bの動作は既に詳述されているので、簡単のため、ここでは長い説明を繰り返さない。
なお、第1の端末52が第2の端末62に宛ててデータを出力するときは、第1の端末52は「送信器」になり、第2の端末62は「受信器」になる。しかしながら、第1の端末52が第2の端末62からのデータを受信するときは、第1の端末52は「受信器」になり、第2の端末62は「送信器」になる。つまり、「送信器」および「受信器」という名称は、第1の端末52および第2の端末62の動作に依存する。
図4のフローチャートに関しては、第1の端末52は送信器として機能する。通信インターフェース56はステップ100,102,104,106,110,112の実施に使用され、決定ロジック回路58はステップ108の実施に使用される。つまり、新しいデータ編成を処理するか否かは、決定ロジック回路58で生成されるチェック結果にしたがって決定される。
図6のフローチャートに関しては、第1の端末52は送信器として機能する。通信インターフェース56はステップ160,162,164,168,170の実施に使用され、決定ロジック回路58はステップ166の実施に使用される。つまり、新しいデータ編成を処理するか否かは、決定ロジック回路58で生成されるチェック結果にしたがって決定される。
図8のフローチャートに関しては、第1の端末52は受信器として機能する。通信インターフェース56はステップ200,202,206,208,212,216,218の実施に使用され、決定ロジック回路58はステップ204,210,214の使用に実施される。したがって、送信バッファ65の中で送信窓用に規定された送信窓の大きさは、通信インターフェース56が決定ロジック回路58で生成されたチェック結果にしたがって機能することによって調整される。
したがって、本発明にしたがった決定ロジック回路58の助けがあれば、通信インターフェース56は、バッファメモリ54を適切に扱い、第1の端末52と第2の端末62との間のデータ取引の向上という目的を達成することができる。
従来技術と異なって、本発明にしたがった上記の方法は、ある無線ベアラに対応するメモリブロックすなわち送信窓が満杯のときは、その無線ベアラを通して伝送するように要求されたSDUを処理しないように第1の端末をブロックする。また、新しい無線ベアラの確立によって送信バッファが再構成された後も、以前に確立された無線ベアラを通して伝送することを必要とするこれらのPDUは、廃棄されることなく保持される。そして、これらのPDUは、同位の第2の端末によって徐々に受信される。したがって、本発明による上記の方法にしたがえば、新しい無線ベアラは、占有されていたストレージスペースを徐々に確実に掌握することができる。データの受信に関しては、本発明にしたがった上記の方法は、第1の端末で受信されたあらゆるPDUを、新しく確立された無線ベアラに対応するメモリブロックに確実に受け入れることができる。つまり、第1の端末は、新しい無線ベアラに対応する送信窓の大きさを動的に調整するために、第2の端末に宛ててWINDOW SUFIを出力する。したがって、本発明による上記の方法にしたがえば、第2の端末から伝送されたPDUが廃棄されることはない。その結果、無線伝送効率は大幅に向上し、データのスループットは最適化される。
当業者ならば、本発明の教示内容から逸脱することなしに、前述のデバイスに対して様々な変更および置き換えを容易に行うことができる。したがって、前述の開示内容は、添付の特許請求の範囲によってのみ範囲を限定されることが望ましい。
従来技術の無線通信システムの概略を示したブロック図である。 図1に示したバッファメモリの概略図である。 図1に示したバッファメモリを再構成した結果を示した概略図である。 第1の端末と第2の端末との間のデータの伝送を制御する本発明による方法を示したフローチャートである。 本発明によるメモリブロックの管理を示した説明図である。 第1の端末と第2の端末との間のデータの伝送を制御する本発明による別の方法を示したフローチャートである。 本発明による送信バッファの管理を示した説明図である。 第1の端末と第2の端末との間のデータの受信を制御する本発明による方法を示したフローチャートである。 本発明にしたがった上記の方法を実現するために使用される第1の端末および第2の端末を示したブロック図である。
符号の説明
10…無線通信システム
12…第1の端末
14…第2の端末
16a,16b…バッファメモリ
17a,17b…送信バッファ
18a,18b…受信バッファ
19…ストレージスペース
52…第1の端末
54…バッファメモリ
56…通信インターフェース
58…決定ロジック回路
59…送信バッファ
60…受信バッファ
62…第2の端末
64…バッファメモリ
65…送信バッファ
66…受信バッファ

Claims (42)

  1. 第1の端末と第2の端末との間の無線通信を制御するための方法であって、
    前記第1の端末は、バッファメモリを有し、前記バッファメモリの第1のメモリブロックは、第1の無線ベアラを通して前記第2の端末に伝送するように要求されたデータ編成を格納するために前記第1の無線ベアラに割り当てられ、前記方法は、
    (a)前記第1の端末と前記第2の端末との間に第2の無線ベアラを確立するステップと、
    (b)前記第1のメモリブロックを再構成するとともに、前記第2の無線ベアラを通して前記第2の端末に伝送するように要求されたデータ編成を格納するために前記バッファメモリの第2のメモリブロックを前記第2の無線ベアラに割り当てるステップと、
    (c)前記第1のメモリブロックが、前記第1の無線ベアラを通して前記第2の端末に伝送するように要求された第1のデータ編成を受け入れることができない場合は、前記第1の端末による前記第1のメモリブロックへの前記第1のデータ編成の引き渡しをブロックするステップと
    を備える方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、さらに、
    前記第2のメモリブロックが、前記第2の無線ベアラを通して前記第2の端末に伝送するように要求された第2のデータ編成を受け入れることができない場合は、前記第1の端末による前記第2のメモリブロックへの前記第2のデータ編成の引き渡しをブロックするステップを備える方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、
    前記第1の端末は、前記第1のメモリブロックが満杯である場合は前記第1のデータ編成の処理を停止し、前記第2のメモリブロックが満杯である場合は前記第2のデータ編成の処理を停止する方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、
    前記ステップ(b)は、さらに、前記バッファメモリの中の前記第1のメモリブロックを、前記第1のメモリブロックの再構成のために減少させる方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、
    前記ステップ(b)は、さらに、前記第2のメモリブロックを割り当てるときに、前記バッファメモリに格納されているデータ編成を保持することを含む方法。
  6. 第1の端末と第2の端末との間の無線通信を制御するための方法であって、
    前記第1の端末は、バッファメモリを有し、前記バッファメモリの第1のメモリブロックは、第1の無線ベアラを通して前記第2の端末から伝送されたデータ編成を格納するために前記第1の無線ベアラに割り当てられ、前記方法は、
    (a)前記第1の端末と前記第2の端末との間に第2の無線ベアラを確立するステップと、
    (b)前記第2の無線ベアラを通して前記第2の端末から伝送されたデータ編成を格納するために前記バッファメモリの第2のメモリブロックを前記第2の無線ベアラに割り当てるステップと、
    (c)前記第2の無線ベアラに使用できる前記第2のメモリブロックの容量が、前記第2の無線ベアラに割り当てられた前記第2のメモリブロックの総容量に満たない場合は、前記第2の無線ベアラのための前記第2の端末の送信窓の大きさを調整するために、前記第1の端末による前記第2の端末への制御メッセージの出力を駆動するステップであって、前記送信窓は、前記第2の無線ベアラで伝送することを許可された、以下でPDUと称されるプロトコルデータ編成の数の範囲を定めるステップと
    を備える方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、さらに、
    前記第2のメモリブロックを割り当てるときに、前記バッファメモリに格納されているデータ編成を保持するステップを備える方法。
  8. 請求項6に記載の方法であって、
    前記第2の端末が、前記第1の端末から前記制御メッセージを受信するときに、前記第2の無線ベアラのための前記第2の端末の前記送信窓の前記大きさは、前記第2の無線ベアラに使用できる前記第2のメモリブロックの前記容量に等しくなるように調整される方法。
  9. 請求項6に記載の方法であって、
    前記ステップ(b)は、さらに、前記バッファメモリの中の前記第1のメモリブロックを、前記バッファメモリの中の前記第2のメモリブロックを割り当てるために減少させることを含む方法。
  10. 請求項6に記載の方法であって、
    前記ステップ(c)は、さらに、前記第2の無線ベアラに使用できる前記第2のメモリブロックの前記容量が、所定量のスペースだけ増大した場合は、前記第2の無線ベアラのための前記第2の端末の前記送信窓の前記大きさを増大させるために、前記第1の端末による前記制御メッセージの出力を駆動することを含む方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、前記所定量だけ増大した前記第2のメモリブロックの前記容量が、前記第2のメモリブロックの前記総容量に達した場合は、前記第1の端末は、前記制御メッセージを出力することによって、前記第2の無線ベアラのための前記第2の端末の前記送信窓の前記大きさを、前記第2の無線ベアラが確立されたときに設定された大きさに等しくなるように調整する方法。
  12. 請求項10に記載の方法であって、
    前記ステップ(c)は、さらに、前記第1の端末を駆動することによって、前記第2の無線ベアラに使用できる前記第2のメモリブロックの前記容量が増大したか否かを周期的にチェックすることを含む方法。
  13. 請求項6に記載の方法であって、
    前記第2のメモリブロックが、前記第2の無線ベアラを通して前記第2の端末から伝送されたデータ編成を格納しはじめる前に、前記第2の無線ベアラに使用できる前記第2のメモリブロックの前記容量が、前記第2の無線ベアラに割り当てられた前記第2のメモリブロックの前記総容量に満たない場合は、前記第1の端末は、前記第2の無線ベアラのための前記第2の端末の前記送信窓の前記大きさを減らすために、前記制御メッセージを出力する方法。
  14. 第1の端末と第2の端末との間の無線通信を制御するための方法であって、前記第1の端末は、バッファメモリを有し、第1の送信窓は、第1の無線ベアラを通して前記第2の端末に伝送することを許可されたデータ編成を受け入れるために前記バッファメモリの中に構成され、前記第1の送信窓に受け入れられないデータ編成は、前記第1の送信窓に受け入れられている少なくとも一つの最小シーケンス番号のPDUが受信を肯定応答されるまでは、前記第1の無線ベアラを通して伝送することを許可されず、前記方法は、
    (a)前記第1の端末と前記第2の端末との間に第2の無線ベアラを確立するステップと、
    (b)前記第1の送信窓を再構成するとともに、前記第2の無線ベアラを通して前記第2の端末に伝送することを許可されたデータ編成を受け入れるために前記バッファメモリの中に第2の送信窓を構成するステップと、
    (c)前記第2の送信窓を除く部分の前記バッファメモリが、前記第1の無線ベアラを通して前記第2の端末に伝送するように要求された第1の新しいデータ編成を受け入れることができない場合は、前記第1の端末による前記バッファメモリへの前記第1の新しいデータ編成の引き渡しをブロックするステップと
    を備える方法。
  15. 請求項14に記載の方法であって、さらに、
    前記第2の送信窓を除く部分の前記バッファメモリが、前記第1の新しいデータ編成を受け入れることができる場合は、前記第1の新しいデータ編成を前記バッファメモリに格納するステップを備える方法。
  16. 請求項15に記載の方法であって、さらに、
    前記第1の送信窓が、前記第1の新しいデータ編成を受け入れることができる場合は、前記第1の新しいデータ編成を前記第1の送信窓に格納するステップを備える方法。
  17. 請求項14に記載の方法であって、さらに、
    前記第1の送信窓を除く部分の前記バッファメモリが、前記第2の無線ベアラを通して前記第2の端末に伝送するように要求された第2の新しいデータ編成を受け入れることができない場合は、前記第1の端末による前記バッファメモリへの前記第2の新しいデータ編成の引き渡しをブロックするステップを備える方法。
  18. 請求項17に記載の方法であって、さらに、
    前記第1の送信窓を除く部分の前記バッファメモリが、前記第2の新しいデータ編成を受け入れることができる場合は、前記第2の新しいデータ編成を前記バッファメモリに格納するステップを備える方法。
  19. 請求項18に記載の方法であって、さらに、
    前記第2の送信窓が、前記第2の新しいデータ編成を受け入れることができる場合は、前記第2の新しいデータ編成を前記第2の送信窓に格納するステップを備える方法。
  20. 請求項14に記載の方法であって、
    前記第1の端末は、前記バッファメモリが満杯である場合は前記新しいデータ編成の処理を停止する方法。
  21. 請求項14に記載の方法であって、
    前記ステップ(b)は、さらに、前記第2の送信窓を構成するときに、前記バッファメモリに格納されているデータ編成を保持することを含む方法。
  22. 受信器との間で無線通信を行う送信器であって、前記送信器は、第1の無線ベアラを通して前記受信器に伝送するように要求されたデータ編成を格納するために第1のメモリブロックを前記第1の無線ベアラに割り当て、前記送信器は、
    前記第1のメモリブロックを割り当てるためのバッファメモリと、
    前記バッファメモリに電気的に接続された通信インターフェースであって、前記送信器と前記受信器との間に第2の無線ベアラを確立し、前記第1のメモリブロックを再構成し、前記第2の無線ベアラを通して前記受信器に伝送するように要求されたデータ編成を格納するために前記バッファメモリの第2のメモリブロックを前記第2の無線ベアラに割り当てるための通信インターフェースと、
    前記通信インターフェースに電気的に接続された決定ロジック回路であって、前記第1のメモリブロックが、前記第1の無線ベアラを通して前記受信器に伝送されるように要求された第1のデータ編成を受け入れることができない場合は、前記通信インターフェースによる前記第1のメモリブロックへの前記第1のデータ編成の引き渡しをブロックするための決定ロジック回路と
    を備える送信器。
  23. 請求項22に記載の送信器であって、
    前記第2のメモリブロックが、前記第2の無線ベアラを通して前記受信器に伝送されるように要求された第2のデータ編成を受け入れることができない場合は、前記決定ロジック回路は、前記通信インターフェースによる前記第2のメモリブロックへの前記第2のデータ編成の引き渡しをブロックする送信器。
  24. 請求項23に記載の送信器であって、
    前記通信インターフェースは、前記決定ロジック回路によって前記第1のメモリブロックが満杯であることを検出した場合は前記第1のデータ編成の処理を停止し、前記決定ロジック回路によって前記第2のメモリブロックが満杯であることを検出した場合は前記第2のデータ編成の処理を停止する送信器。
  25. 請求項22に記載の送信器であって、
    前記通信インターフェースは、前記バッファメモリの中の前記第1のメモリブロックを、前記第1のメモリブロックの再構成のために減少させる送信器。
  26. 請求項22に記載の送信器であって、
    前記通信インターフェースは、前記第2のメモリブロックを割り当てるときに、前記バッファメモリに格納されているデータ編成を保持する送信器。
  27. 送信器との間で無線通信を行う受信器であって、前記受信器は、第1の無線ベアラを通して前記送信器から伝送されたデータ編成を格納するために第1のメモリブロックを前記第1の無線ベアラに割り当て、前記受信器は、
    前記第1のメモリブロックを割り当てるためのバッファメモリと、
    前記バッファメモリに電気的に接続された通信インターフェースであって、前記送信器と前記受信器との間に第2の無線ベアラを確立し、前記第2の無線ベアラを通して前記送信器から伝送されたデータ編成を格納するために前記バッファメモリの第2のメモリブロックを前記第2の無線ベアラに割り当てるための通信インターフェースと、
    前記通信インターフェースに電気的に接続された決定ロジック回路であって、前記第2の無線ベアラに使用できる前記第2のメモリブロックの容量が、前記第2の無線ベアラに割り当てられた前記第2のメモリブロックの総容量に満たない場合は、前記第2の無線ベアラのための前記送信器の送信窓の大きさを調整するために、前記通信インターフェースによる前記送信器への制御メッセージの出力を駆動するための決定ロジック回路であって、前記送信窓は、前記第2の無線ベアラで伝送することを許可された、以下でPDUと称されるプロトコルデータ編成の数の範囲を定める、決定ロジック回路と
    を備える受信器。
  28. 請求項27に記載の受信器であって、
    前記通信インターフェースは、前記第2のメモリブロックを割り当てるときに、前記バッファメモリに格納されているデータ編成を保持する受信器。
  29. 請求項27に記載の受信器であって、
    前記制御メッセージは、前記第2の無線ベアラのための前記送信器の前記送信窓の前記大きさを、前記第2の無線ベアラに使用できる前記第2のメモリブロックの前記容量に等しくなるように調整するために使用される受信器。
  30. 請求項27に記載の受信器であって、
    前記通信インターフェースは、前記バッファメモリの中の前記第1のメモリブロックを、前記バッファメモリの中の前記第2のメモリブロックを割り当てるために減少させる受信器。
  31. 請求項27に記載の受信器であって、
    前記第2の無線ベアラに使用できる前記第2のメモリブロックの前記容量が、所定量のスペースだけ増大した場合は、前記決定ロジック回路は、前記第2の無線ベアラのための前記送信器の前記送信窓の前記大きさを増大させるために、前記通信インターフェースによる前記制御メッセージの出力を駆動する受信器。
  32. 請求項31に記載の受信器であって、
    前記所定量のスペースだけ増大した前記第2のメモリブロックの前記容量が、前記第2のメモリブロックの前記総容量に達した場合は、前記通信インターフェースは、前記制御メッセージを出力することによって、前記第2の無線ベアラのための前記送信器の前記送信窓の前記大きさを、前記第2の無線ベアラが確立されたときの大きさに等しくなるように調整する受信器。
  33. 請求項31に記載の受信器であって、
    前記決定ロジック回路は、前記第2の無線ベアラに使用できる前記第2のメモリブロックの前記容量が増大したか否かを周期的にチェックする受信器。
  34. 請求項27に記載の受信器であって、
    前記第2のメモリブロックが、前記第2の無線ベアラを通して前記送信器から伝送されたデータ編成を格納しはじめる前に、前記第2の無線ベアラに使用できる第2のメモリブロックの前記容量が、前記第2の無線ベアラに割り当てられた前記第2のメモリブロックの前記総容量に満たない場合は、前記通信インターフェースは、前記第2の無線ベアラのための前記送信器の前記送信窓の前記大きさを減少させるために、前記制御メッセージを出力する受信器。
  35. 受信器との間で無線通信を行う送信器であって、前記送信器は、第1の無線ベアラを通して前記受信器に伝送することを許可されたデータ編成を受け入れるために構成された第1の送信窓を有し、前記第1の送信窓に受け入れられないデータ編成は、前記第1の送信窓に受け入れられている少なくとも一つの最小シーケンス番号のPDUが受信を肯定応答されるまでは、前記第1の無線ベアラを通して伝送することを許可されず、前記送信器は、
    前記第1の送信窓を割り当てるためのバッファメモリと、
    前記バッファメモリに電気的に接続された通信インターフェースであって、前記送信器と前記受信器との間に第2の無線ベアラを確立し、前記第1の送信窓を再構成し、前記第2の無線ベアラを通して前記受信器に伝送することを許可されたデータ編成を受け入れるために前記バッファメモリの中に第2の送信窓を構成するための通信インターフェースと、
    前記通信インターフェースに電気的に接続された決定ロジック回路であって、前記第2の送信窓を除く部分の前記バッファメモリが、前記第1の無線ベアラを通して前記受信器に伝送するように要求された第1の新しいデータ編成を受け入れることができない場合は、前記通信インターフェースによる前記バッファメモリへの前記第1の新しいデータ編成の引き渡しをブロックするための決定ロジック回路と
    を備える送信器。
  36. 請求項35に記載の送信器であって、
    前記決定ロジック回路が、前記第2の送信窓を除く部分の前記バッファメモリが前記第1の新しいデータ編成を受け入れることができると検出した場合は、前記通信インターフェースは、前記第1の新しいデータ編成を前記バッファメモリに格納する送信器。
  37. 請求項36に記載の送信器であって、
    前記第1の送信窓が、前記第1の新しいデータ編成を受け入れることができる場合は、前記通信インターフェースは、前記第1の新しいデータ編成を前記第1の送信窓に格納する送信器。
  38. 請求項35に記載の送信器であって、
    もし、前記決定ロジック回路が、前記第1の送信窓を除く部分の前記バッファメモリが前記第2の無線ベアラを通して前記受信器に伝送するように要求された第2の新しいデータ編成を受け入れることができないと検出した場合は、前記決定ロジック回路は、前記通信インターフェースによる前記バッファメモリへの前記第2の新しいデータ編成の引き渡しをブロックする送信器。
  39. 請求項38に記載の送信器であって、
    前記第1の送信窓を除く部分の前記バッファメモリが、前記第2の新しいデータ編成を受け入れることができる場合は、前記通信インターフェースは、前記第2の新しいデータ編成を前記バッファメモリに格納する送信器。
  40. 請求項39に記載の送信器であって、
    前記第2の送信窓が、前記第2の新しいデータ編成を受け入れることができる場合は、前記通信システムは、前記第2の新しいデータ編成を前記第2の送信窓に格納する送信器。
  41. 請求項35に記載の送信器であって、
    もし、前記決定ロジック回路が、前記バッファメモリが満杯であることを検出した場合は、前記通信インターフェースは、前記新しいデータ編成の処理を停止する送信器。
  42. 請求項35に記載の送信器であって、
    前記第2の送信窓が構成されるとき、前記通信インターフェースは、前記バッファメモリに格納されているデータ編成を保持する送信器。
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