JP2005073007A - 受信方向表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 方向調整を行いながら電波伝搬遮蔽地帯を簡単に確認可能なFPUリモコンシステムにおける受信アンテナの受信方向表示方法を提供する。
【解決手段】 映像信号を送信する送信装置と、送信された信号を受信アンテナで受信する受信装置と、受信アンテナの受信方向をリモートコントロールする制御装置とを有するFPUリモコンシステムにおいて、制御装置が備える画面上に、受信アンテナの垂直角度線と受信アンテナの水平角度に該当する縦断面を表示し且つ受信アンテナの受信方向を変えたとき変えた受信方向に対応する受信アンテナの水平角度に該当する縦断面図を表示することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 映像信号を送信する送信装置と、送信された信号を受信アンテナで受信する受信装置と、受信アンテナの受信方向をリモートコントロールする制御装置とを有するFPUリモコンシステムにおいて、制御装置が備える画面上に、受信アンテナの垂直角度線と受信アンテナの水平角度に該当する縦断面を表示し且つ受信アンテナの受信方向を変えたとき変えた受信方向に対応する受信アンテナの水平角度に該当する縦断面図を表示することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、映像信号を送信する送信装置と、送信された信号を受信アンテナで受信する受信装置と、前記受信アンテナの受信方向をリモートコントロールする制御装置とを有するFPU(Field Pick-up Unit)リモコンシステムにおける受信アンテナの受信方向表示方法に関する。
従来、映像信号を放送する放送局などでは、放送するニュース番組などで使用する映像素材をテレビジョンカメラ等で撮影して得、その得られた映像素材をマイクロ波で中継車などから送信して、その送信電波を受信基地局(例えば、見通しのよい山頂などに設置された受信設備であって、通常は回転式アンテナがあり、その周囲一円からの受信が可能にされている)で受信され、その受信電波の放送素材を専用TSL回線によって本社スタジオへ伝送し、そこで収録または放送される。
ここで、従来からあるアナログ方式のFPUリモコンシステムの場合、受信基地局の受信状態は、受信電界の強弱を表すためのメータが、例えば、本社の制御装置であるパソコンの画面上に表示されて、操作者がその表示を見て良否判定する方式としていた。
一方、地上波デジタル放送として、近年開発されてきている放送方式に用いるデジタル信号受信方式のFPUリモコンシステムでは、受信電界の強弱を表すメータだけでは、受信状態の良否判定を正確に行うことはできない。
図4は、従来の技術に関わるFPUリモコンシステムにおけるリモートコントロール制御装置の画面の例を示す図である。図4において、101はFPUリモコンシステムにおけるリモートコントロール制御装置の画面の例で、受信基地局の回転パラボラアンテナを載置した回転台や受信機の電源・周波数を制御操作する。102は受信基地局付近の平面地図表示エリアである。103は真北を0度としたときの平面地図表示エリア102上において、受信基地局の回転パラボラアンテナの水平角度線である。104は水平角度と垂直角度のデジタル表示エリアである。105は受信基地局の回転アンテナで受信された電波の受信電界強度を表すメータである。通常、操作者はこのメータ105を見ながら回転パラボラアンテナを動かし受信電界が最も強い方向へ調整する(例えば、特許文献1参照)。
また、中継車などと受信基地局との間には、電波を遮る障害物のない良好な電波伝播経路を設定する必要がある。そのため送信装置を有する中継車などを設置するのに適した送信地点の割出しを行っているが、この割出しは、過去に実績のある送信地点のうちから選択したり、あるいは、例えば、市販されている50mメッシュあるいは250mメッシュで日本全国の地表面を区切った地表高データを使用して送信地点および受信地点間の地形的なプロファイルを作成および表示し、障害物の有無を判定する方法等が使用されている。
具体的に受信基地局の遠方監視制御装置(例えば、特許文献2参照。)には、FPU受信基地局を中心とした地図面を表示し、これに高度データファイルからの高度データをもとに地形隆起パターンを生成し、中継回線ルートと共にマイクロルート見通し判定表示部に表示する技術が知られている。
また、電波伝播経路の地形的なプロフィール計算結果の表示方法(例えば、特許文献3参照。)には、送信地点、受信地点の経度および緯度とアンテナ設置高度を入力し、これらに地形標高データを用いて電波伝播経路の地形的なプロフィールを計算し、表示装置に表示する技術が示されている。
これら従来の技術は、地形断面図表示装置で平面地図上に送信地点および受信地点の2地点を指定し、平面地図上に2地点間の線及び地形断面図を表示し、この平面地図と断面図とを基にして、電波伝播経路をオペレータが平面地図をスクロールしながら電波伝播経路の見通し状況を確認している状況である。
しかしながら、送信地点を変えたときそのたびに送信地点および受信地点の2地点を指定し直して変えた送信地点および受信地点の2地点間の地形断面図を表示する必要があるため、方向調整を行いながら電波伝搬遮蔽地帯を認識するのに時間がかかるとともに、回転パラボラアンテナの実垂直角度がイメージとして捕まえにくいものであった。
本発明の課題は、方向調整を行いながら電波伝搬遮蔽地帯を簡単に確認可能なFPUリモコンシステムにおける受信アンテナの受信方向表示方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために、映像信号を送信する送信装置と、送信された信号を受信アンテナで受信する受信装置と、前記受信アンテナの受信方向をリモートコントロールする制御装置とを有するFPUリモコンシステムにおいて、前記制御装置が備える画面上に、前記受信アンテナの垂直角度線と前記受信アンテナの水平角度に該当する縦断面を表示し且つ前記受信アンテナの受信方向を変えたとき変えた受信方向に対応する前記受信アンテナの水平角度に該当する縦断面図を表示することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、方向調整を行いながら電波伝搬遮蔽地帯を簡単に確認可能なFPUリモコンシステムにおける受信アンテナの受信方向表示方法を得ることができる効果を奏する。
本発明に係る実施の形態について、図1〜図3を用いて詳述する。
図1は、本発明に係る実施の形態に関わるFPUリモコンシステムにおけるリモートコントロール制御装置の画面の例を示す図である。図1において、101はFPUリモコンシステムにおけるリモートコントロール制御装置の画面の例で、受信基地局の回転パラボラアンテナを載置した回転台や受信機の電源・周波数を制御操作する。102は受信基地局付近の平面地図表示エリアである。103は真北を0度としたときの平面地図表示エリア102上において、受信基地局の回転パラボラアンテナの水平角度線である。104は水平角度と垂直角度のデジタル表示エリアである。105は受信基地局の回転アンテナで受信された電波の受信電界強度を表すメータである。106は回転パラボラアンテナの垂直角度表示エリアである。107は回転パラボラアンテナの垂直角度線である。108は回転パラボラアンテナの水平角度に該当する縦断面図である。
図3は、本発明に係る実施の形態に関わるFPUリモコンシステムにおけるリモートコントロール制御装置の構成図である。図3において、301は、平面地図および地形断面等を表示するための画面101が表示される表示部、302は、地図データファイルであって、例えば、市販されている緯度LA、経度LOおよび等高線のデータが蓄積されている。303は、高度データファイルであって、例えば、国土地理印発行の高度データが蓄積されている。この高度データは、日本全国の地表面を250mあるいは50mのメッシュ(格子状)に区切られ、それぞれのメッシュには、緯度LAおよび経度LOと、各メッシュにおける平均高度データAが付けられている。304は、マイコンのようなコンピュータ(CPU)で、地図断面図生成部305と処理部306を有する。307はメモリであって、地図断面図生成部305で生成した縦断面図を記憶している。308は、キーボードまたはマウス等の入力部である。
而して、メモリ307には、受信基地局の回転パラボラアンテナの水平角度に該当する縦断面図しかも該アンテナの向きを1度づつ回転させた際の各回転角度における全ての回転パラボラアンテナの水平角度に該当する縦断面図を記憶している。
次に、メモリ307への、各回転角度における全ての回転パラボラアンテナの水平角度に該当する縦断面図の記憶について説明する。
まず、受信基地局の緯度および経度をマウス(所要押しボタンの選択)とキーボード(数値の入力)を使用して指定する。次に、受信基地局から例として10Km離れた地点を仮想点としてその仮想点の緯度および経度を同様に指定する。受信基地局の緯度、経度および仮想点の緯度および経度が指定されると、受信基地局と仮想点を結ぶ線即ちアンテナの水平角度線上の緯度および経度が地図データファイル302から読み出され、断面図生成部305に出力される。一方、CPU306は、地図データファイル302から読み出された緯度および経度情報を基に、高度データファイル303からそれぞれの(緯度、経度)の情報に対応する、例えばそれぞれの50mメッシュの平均高度データを断面図生成部305に出力する。断面図生成部305では、これら緯度、経度および高度データを基に地形断面表示線を演算し、地形断面図としてメモリ307に記憶する。
次に、受信基地局からの上記仮想点を受信基地局を軸に1度(1°)回転させたときの次の仮想点の緯度、経度を指定する。受信基地局の緯度、経度および次の仮想点の緯度および経度が指定されると、受信基地局と次の仮想点を結ぶ線即ちアンテナの水平角度線上の次の緯度および経度が地図データファイル302から読み出され、断面図生成部305に出力される。一方、CPU306は、地図データファイル302から読み出された次の緯度および経度情報を基に、高度データファイル303からそれぞれの(緯度、経度)の情報に対応する、例えばそれぞれの50mメッシュの平均高度データを断面図生成部305に出力する。断面図生成部305では、これら次の緯度、経度および高度データを基に地形断面表示線を演算し、次の地形断面図としてメモリ307に記憶する。
以下、同様にして、順次1度(1°)づつ回転させ、360度(1°)回転させた際の各回転角度における全ての回転パラボラアンテナの水平角度に該当する地形断面表示線を演算し、地形断面図としてメモリ307に記憶する。
かくして、メモリ307には、受信基地局の回転パラボラアンテナの水平角度に該当する縦断面図しかも該アンテナを1度(1°)づつ回転させた際の各回転角度における全ての回転パラボラアンテナの水平角度に該当する縦断面図を記憶している。
本発明に係る実施の形態においては、このようなメモリ307を有することにより、方向調整を行いながら電波伝搬遮蔽地帯を簡単に確認可能なFPUリモコンシステムにおける回転パラボラアンテナの受信方向表示方法を得ることができる。
図2は、本発明に係る実施の形態におけるFPUリモコンシステムにおけるリモートコントロール制御装置の画面101(図1)上の回転パラボラアンテナの垂直角度表示エリア106を示し、回転パラボラアンテナの受信方向を方向調整する際の様子を示す図である。図2において、(a)は図1と同じで初期状態であり、107は回転パラボラアンテナの垂直角度線、108は回転パラボラアンテナの水平角度に該当する縦断面図である。(b)は(a)の状態から回転パラボラアンテナを水平角度のみ変えた場合で、変えた回転パラボラアンテナの水平角度に該当する縦断面図108Aが、メモリ307から読み出され、表示される。(c)は(b)の状態から回転パラボラアンテナを垂直角度のみ変えた場合で、変えた回転パラボラアンテナの垂直角度線108Aが表示される。
また、(d)は(b)の状態から回転パラボラアンテナをさらに水平角度のみ変えた場合で、変えた回転パラボラアンテナの水平角度に該当する縦断面図108Bが、メモリ307から読み出され、表示される。この場合、回転パラボラアンテナの垂直角度線107の途中が回転パラボラアンテナの水平角度に該当する縦断面図108Bによって遮蔽されることが一目瞭然に確認することができる。
このように本実施の形態によれば、回転パラボラアンテナを水平角度に変えるだけの方向調整を行うだけで、回転パラボラアンテナの垂直角度線107が遮断される電波伝搬遮蔽地帯を簡単に一目瞭然に確認することができる。
101:画面、102:平面地図表示エリア、103:受信基地局の回転パラボラアンテナの水平角度線、104:水平角度と垂直角度のデジタル表示エリア、105:メータ、106:回転パラボラアンテナの垂直角度表示エリア、107,107A:回転パラボラアンテナの垂直角度線、108,108A,108B:回転パラボラアンテナの水平角度に該当する縦断面図、301:表示部、302:地図データファイル、303:高度データファイル、304:コンピュータ(CPU)、305:地図断面図生成部、306:
処理部、307:メモリ、308:入力部。
処理部、307:メモリ、308:入力部。
Claims (1)
- 映像信号を送信する送信装置と、送信された信号を受信アンテナで受信する受信装置と、前記受信アンテナの受信方向をリモートコントロールする制御装置とを有するFPUリモコンシステムにおいて、前記制御装置が備える画面上に、前記受信アンテナの垂直角度線と前記受信アンテナの水平角度に該当する縦断面を表示し且つ前記受信アンテナの受信方向を変えたとき変えた受信方向に対応する前記受信アンテナの水平角度に該当する縦断面図を表示することを特徴とするFPUリモコンシステムにおける受信アンテナの受信方向表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003300845A JP2005073007A (ja) | 2003-08-26 | 2003-08-26 | 受信方向表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012078172A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Panasonic Corp | 無線通信装置 |
JP2015062267A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-04-02 | 株式会社日立国際電気 | 回線予約制御システム |
-
2003
- 2003-08-26 JP JP2003300845A patent/JP2005073007A/ja active Pending
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