JP2003078467A - 信号伝送システム - Google Patents

信号伝送システム

Info

Publication number
JP2003078467A
JP2003078467A JP2001266578A JP2001266578A JP2003078467A JP 2003078467 A JP2003078467 A JP 2003078467A JP 2001266578 A JP2001266578 A JP 2001266578A JP 2001266578 A JP2001266578 A JP 2001266578A JP 2003078467 A JP2003078467 A JP 2003078467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
equipment
signal
display
transmitting
parabolic antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001266578A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Miyazaki
信一 宮崎
Hiroshi Ando
広 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2001266578A priority Critical patent/JP2003078467A/ja
Publication of JP2003078467A publication Critical patent/JP2003078467A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロ周波数帯に変調し送信された映像、
音声信号を受信するために、送信設備の方向に対して受
信設備の回転パラボラアンテナの向きをより容易に回転
制御できるようにする。 【解決手段】 表示部で地図、受信設備から見た送信設
備の方位角、仰角、及び刻々と伝送されてくる現在の送
信設備の位置を同時に表示するとともに、過去の位置と
現在までの移動軌跡を合わせて表示し、さらに、方位
角、仰角が変化した場合どの方向に変化したかを表示と
音声でもって回転制御を行う操作者に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号伝送システム
において、いろいろな方向から受信設備に向かって信号
を送信することが可能な送信設備と、その信号伝送のた
めのマイクロ波信号の受信用パラボラアンテナを有する
受信設備とを備え、そのパラボラアンテナを送信設備の
方位に手動で向ける上で、高精度でかつ短時間に方向制
御を可能にすることができる信号伝送システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、様々な撮像対象を撮像し、その撮
像映像信号を即時に伝送可能なようにするために、任意
の場所から映像、音声信号をマイクロ周波数帯の信号に
変調し所定の受信設備(FPU受信設備)を介してこれ
らの信号を受信センタ、例えば、テレビ放送局本社に伝
送するための信号伝送システムが、広く利用されてい
る。
【0003】このテレビ放送局では、常に最新の映像、
音声信号情報を得るために、取材用の放送器材、及び取
材した素材をマイクロ周波数帯の周波数に変調し伝送す
るFPU(Field Pick-up Unit)を搭載したヘリコプタ
を送信設備として保有している例がある。そして、この
送信設備であるヘリコプタからは、見通しの良い山頂、
高層ビル等に設置された受信設備へ向けてマイクロ周波
数帯に変調された信号が伝送され、受信設備で復調さ
れ、映像、音声信号に戻された後、その受信設備から固
定回線もしくは光回線を介してテレビ放送局本社のマス
ター(主調整室)にある映像処理部門に伝送される。そ
の映像処理部門では同時に良好な映像、音声信号を得る
ため、ヘリコプタが存する場所から伝送されてくる信号
を、受信設備の備える回転パラボラアンテナで感度良く
受信するために、その回転パラボラアンテナの向きを本
社に設置してある回転パラボラ制御盤設備でもって方向
制御し、その向きをヘリコプタの方位へ正確に合わせる
ようにしている。
【0004】以下、さらに詳しく説明する。送信設備で
あるヘリコプタから映像、音声信号をテレビ放送局本社
へ受信設備を介して伝送する場合、まず、ヘリコプタが
飛行して目的の上空に近づくと、連絡用の無線により本
社へマイクロ周波数帯の信号送出開始等の連絡をすると
ともにマイクロ周波数帯の信号を出力する。これを受け
て本社側ではFPU受信設備の回転パラボラアンテナを
回転パラボラ制御盤設備でもって制御し、飛行している
ヘリコプタの方向に回転パラボラアンテナの方向が向く
ように右、左、上、下それぞれの回転の方向制御を行っ
て、方向合わせを行う。そうすることで、FPU受信設
備でマイクロ周波数帯の信号が受信でき、映像、音声信
号がテレビ放送局本社で受け取ることができるようにな
る。
【0005】ヘリコプタは常に移動しながら送信してく
る場合があり、そのため本社側では、一例として、オペ
レータが常時ヘリコプタの位置を連絡無線で確認し、そ
の確認内容に応じて受信電界が最大となるようヘリコプ
タ方向に回転パラボラアンテナを正確に向けるように操
作する。この操作は、例えば、回転パラボラ制御盤に貼
り付けてあるペーパー地図とその地図上でFPU受信設
備を中心とした回転パラボラアンテナの方位を示す指針
を設け、この指針の向きを適宜更新するようにし、さら
に、方位角指示値、仰角指示値を確認しながら現在のヘ
リコプタの飛行位置を予測することで、回転パラボラア
ンテナの方向制御を左、右、上、下の各回転制御スイッ
チを手動でオン/オフすることで行っている。このよう
な回転パラボラアンテナの方向制御である追尾制御を行
う場合は、オペレータの判断により追尾の適否が左右さ
れる恐れがある。例えば、慣れないオペレータが操作す
るとなると、回転パラボラアンテナの方向が一度ずれた
場合などに、その後回転パラボラをどの方向に制御する
か判断できなくなって、思考錯誤が生じて追尾ができな
くなる。
【0006】このような事態を回避するため、最近は、
送信設備の位置を視覚的に表示するようにし、そうする
ことで、追尾制御をより容易に行うようした信号伝送シ
ステムが採用され始めてきた。以下、この装置の構成を
説明する。まず、送信設備に、現在の位置を常に計測し
得られた緯度、経度、高度情報を含む位置データ信号を
伝送する。次にこの信号をFPU受信設備で受信し固定
回線もしくは光回線を介して本社へ伝送する。そして伝
送された位置データ信号を基に座標計算処理を行い、そ
の処理結果に応じて送信設備であるヘリコプタ等の位置
を位置表示装置のディスプレイの地図上に現在の送信設
備の一と、その位置を受信設備から見た方位角の表示と
を行う。この表示を見ながらオペレータが回転パラボラ
制御盤設備を手動で操作して追尾制御を行う。
【0007】次に図3、図4により上述の従来の信号伝
送システムについて説明する。図3は従来の伝送システ
ムの構成図を示す。この図において、送信設備1側には
任意に移動可能な送信設備1の現在位置を常に計測する
位置データ計測部12を備える。この位置データ計測部
12としては、例えば、現在よく利用されているGPS
(Global Positioning System)受信機がある。このG
PS受信機から得られた緯度、経度、高度情報および属
性データの中から必要なデータを位置データ加工変調部
13で所定のデータ配列に加工し、音声信号に変調して
送信FPU11で伝送する。なお、上述のデータ加工に
ついては、システムの規模によってはGPS受信機から
得られる信号データを加工せずそのまま変調のみ行う場
合もある。
【0008】次に受信設備2側では、マイクロ波周波数
帯の映像、音声信号を回転パラボラアンテナ22を介し
て受信する受信FPU21、回転パラボラアンテナ22
の方向制御を行うための被制御処理部23を有し、位置
データが付加されているマイクロ波周波数帯の信号が受
信FPU21で映像、音声信号とともに受信され、その
受信した位置データが本社であるセンタ3の回転パラボ
ラ制御盤設備に所定の回線を介して伝送される。
【0009】回転パラボラ制御盤設備としては、センタ
3の制御監視処理部52と、センタ3および受信設備2
間のデータ通信処理を行うためのデータ通信処理部51
とから構成される。
【0010】受信FPU21から得られた緯度、経度、
高度情報が含まれる位置データ信号はセンタ3の位置デ
ータ復調抽出部31で取り出される。次に取り出された
位置データと、予め登録された受信設備2の緯度、経
度、高度情報とから方位角演算部33で座標計算処理を
行ない、その処理結果を基に、表示部32で、回転パラ
ボラアンテナ22設置場所周辺を含む地図と、回転パラ
ボラアンテナ22の方位と、及び刻々と伝送されてくる
現在の送信設備1の位置とが地図上に同時に表示され
る。そして、この表示を見ながらオペレータは回転パラ
ボラ制御盤設備を手動で操作して追尾制御を行う。特に
テレビ放送局本社社屋の屋上に受信設備2がある場合
は、データ通信処理部51を介さずに回転パラボラ制御
を行うことがあるため、回転パラボラ制御盤設備の構成
はより簡素化される。
【0011】次に図4により図3の表示部32における
表示のようすを説明する。図4はディスプレイの表示の
状態を示す。ここで、ディスプレイに地図表示エリアが
あり、その地図上に受信設備2の位置表示と、その表示
を中心とした現在のアンテナの方位角を示す線分図形表
示と、送信側設備の現在位置表示とが表示されている。
これら表示の表示位置関係を参照して、オペレータは回
転パラボラ制御盤で回転パラボラアンテナ22の方位角
を合わせるようにする。
【0012】また、従来の技術としては、特開2000
−91830号公報に記載の信号伝送システムや特開2
001−94329号公報に記載の信号伝送システムが
ある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術におけ
る手動追尾制御での問題について述べる。送信設備とし
て、特に、ヘリコプタのようなホバリング可能な飛行体
を用いた場合、その送信設備の飛行経路は、取材の状況
によっては、必ずしも一定には保たれていない。当然の
ことながら2次元的な移動にとどまらず上下方向の移動
が伴い3次元的な移動でもって、不足の飛行経路をとな
る恐れが大きいものである。
【0014】しかしながら、従来の方式ではヘリコプタ
の表示が方位角表示のみであって、仰角表示がないため
に、受信設備から約20〜30Kmはなれたヘリコプタが
多少上下に移動してもほとんど仰角が変わらないエリア
で使用することを前提として運用せざるを得ないもので
あった。
【0015】一方、ヘリコプタでの取材形態は多種多様
であて、特に、ヘリコプタが緊急取材のため受信設備の
近傍の目標物に近接しリアルタイムで映像、音声信号の
伝送を行うとした場合も考えられるが、この場合、回転
パラボラアンテナの追尾制御が対応できなくなって、突
然に受信設備2での受信信号レベルが急激に所定値以下
となってしまい、以後しばらく手動追尾制御が断絶して
しまう恐れがある。
【0016】このことは、ヘリコプタの移動にオペレー
タの操作が追従できていないために引き起こされるもの
で、特に、ヘリコプタが受信設備の近傍を飛行する場合
は、ヘリコプタと受信パラボラアンテナとの位置関係が
大きく変化することで、上述の方位角、仰角の値が急激
に変化する。そのため、オペレータはディスプレイの表
示の方位角になるように回転パラボラ制御盤で回転パラ
ボラアンテナの方位角を合わせようとするが、そのディ
スプレイの方位角の表示が上述の急激な変化に追随せず
に、例えば、ヘリコプタが急速にターンしたとすると、
ディスプレイの表示が現にヘリコプタが存する方向とは
異なった方向を示す場合が生じ、このためオペレータは
誤って逆方向に回転パラボラアンテナの方向を向けるよ
うに操作してしまい、手動追尾が不能となってしまう。
また、仰角についても、思考錯誤で操作するため、やは
り、急激な変化に追随できずに受信信号レベルが低下す
る要因となる。
【0017】また、ヘリコプタからの信号が受信基地局
に到達する前に途中にある山などの障害物に阻まれ伝送
ができなくなることがある。このような状況においても
センタ側のオペレータは、ヘリコプタが移動しており、
その移動に対する追尾制御が正しくないために受信レベ
ルが低下していると判断する恐れがあり、この場合、セ
ンタ側では回転パラボラアンテナの方位を制御して信号
レベルがより高くなる方向を探す操作を行うことを優先
してしまう場合がある。しかしなから、この原因が障害
物に阻まれたことによる受信信号レベルの低下であるこ
とをオペレータが即座に判断することは、特に、経験を
積んでいないオペレータにとっては甚だ困難なことであ
る。そこで、障害物に阻まれて受信信号レベルが低下す
る場合は、センター側の操作では受信感度を回復させる
ことは不可能であり、そのためヘリコプタが所定の高度
以上を飛行するようセンタ側から指示を出す必要があ
る。さらに、そのような判断を行うには、オペレータが
その伝送路に係わる地形について、十分な把握を行って
いることが要求される。
【0018】なお、受信レベルの低下は映像、音声信号
が劣化するため、伝送品質をなるべく維持するために、
極力短時間で高い受信レベルに戻す必要がある。特に、
取材内容をリアルタイムで放送に使用している場合は映
像、音声信号が劣化することは深刻な問題となる。
【0019】本発明は、ヘリコプタの如く任意の位置よ
り映像、音声信号をマイクロ周波数帯の信号に変調し送
信する送信設備からの送信信号を受信設備で受信する為
に、回転パラボラアンテナを回転パラボラ設備で手動追
尾を行う際に、ヘリコプタのような移動体の移動方向を
把握し正確に手動で追従できる手段を提供することを目
的とする。
【0020】また、本発明は、受信レベル低下により伝
送不能となった場合に、その原因が地形的な要因である
ことを本社側のオペレータが即座に判断できるようにし
て、オペレータ側からヘリコプタへ飛行高度を上げるよ
う迅速に指示できるようにして、再び手動追尾ができる
手段を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、映像、音声信号をマイクロ周波数帯の信号
に変調し送信する送信設備であって送信側の位置情報を
計測する手段とその得られた位置情報信号を伝送する手
段とを具備する送信設備と、前記送信設備より出力され
たマイクロ周波数帯の信号を受信する受信設備であって
前記送信設備の方向へ向くよう制御できる回転パラボラ
アンテナを具備する受信設備と、前記回転パラボラアン
テナを介して前記送信設備より得られる位置情報信号を
抽出する手段と、前記抽出された位置情報信号を基に前
記受信設備から見たときの前記送信設備の方位角および
仰角と前記送信設備の位置とを地図上に表示する手段
と、前記方位角の変化を判断する手段と、前記方位角変
化判断手段の判断による変化に応じた前記回転パラボラ
アンテナの回転方向である右回転または左回転または左
右回転なしのいずれか一つの表示を行う第1の表示手段
とを有し、前記第1表示手段の表示に応じて、前記送信
設備の方向に前記回転パラボラアンテナを方向制御する
ようにしたものである。
【0022】ほんはつめいはさらに、前記仰角の変化を
判断する手段と、前記仰角変化判断手段の判断による変
化に応じた前記パラボラアンテナの回転方向である上向
き回転または下向き回転または上下回転なしのいずれか
一つの表示を行う第2の表示手段とを有し、前記第2表
示手段の表示に応じて、送信設備の方向に前記回転パラ
ボラアンテナのを方向制御するようにしてもよく、さら
に、前記方位角変化判断手段と仰角判断手段のいずれか
あるいは両方の判断による変化に応じた前記送信設備の
位置が変化した前記パラボラアンテナの回転方向に係わ
る音声メッセージを出力する手段を有し、前記音声メッ
セージ出力手段の音声に応じて、前記送信設備の方向に
前記回転パラボラアンテナを方向制御するようにしても
よく、さらに、前記送信設備の位置を前記地図上に表示
するときに、過去の送信設備の位置を含めて表示する手
段を有し、前記表示点灯手段の表示に従って、前記送信
設備の方向に前記回転パラボラアンテナを制御するよう
にしてもよい。
【0023】また、補間発明は、映像、音声信号をマイ
クロ周波数帯の信号に変調し送信する送信設備であって
送信側の位置情報を計測する手段とその得られた位置情
報信号を伝送する手段とを具備する送信設備と、前記送
信設備より出力されたマイクロ周波数帯の信号を受信す
る受信設備であって前記送信設備の方向へ向くよう制御
できる回転パラボラアンテナを具備する受信設備と、前
記回転パラボラアンテナを介して前記送信設備より得ら
れる位置情報信号を抽出する手段と、前記抽出された位
置情報信号を基に前記受信設備から見たときの前記送信
設備の方位角および仰角と前記送信設備の位置とを地図
上に表示すると共に、前記受信設備の位置と前記送信設
備の位置の間の標高断面図を表示する手段と、前記送信
設備の位置を前記地図上に表示するときに、過去の送信
設備の位置を含めて表示する手段とを有し、前記表示手
段の表示に応じて、前記送信設備の方向に前記回転パラ
ボラアンテナを方向制御するようにしたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1、図2を
用いて説明する。図1は本発明による伝送システムの構
成を表わす図である。この図において、送信設備1は、
任意に移動可能な送信設備1の現在位置を計測可能な位
置データ計測部12を備える。この位置データ計測部1
2としては、例えば、現在よく利用されているGPS
(GlobalPositioning System)受信機がある。このGP
S受信機から得られた緯度、経度、高度情報および属性
データの中から必要なデータを位置データ加工変調部1
3で所定のデータ配列に加工し、音声信号に変調して送
信FPU11で伝送する。なお、上述のデータの加工に
ついては、システムの規模によってはGPS受信機から
得られる信号データを加工せずそのまま変調のみ行う場
合もある。
【0025】次に受信設備2側では、マイクロ波周波数
帯の映像、音声信号を回転パラボラアンテナ22を介し
て受信する受信FPU21、回転パラボラアンテナ22
の方向制御を行うための被制御処理部23を有し、位置
データが付加されているマイクロ波周波数帯の信号が受
信FPU21で映像、音声信号とともに受信され、その
受信した位置データが本社であるセンタ3の回転パラボ
ラ制御盤設備に所定の回線を介して伝送される。
【0026】回転パラボラ制御盤設備としては、センタ
3の制御監視処理部52と、センタ3および受信設備2
間のデータ通信処理を行うためのデータ通信処理部51
とから構成される。
【0027】受信FPU21から得られた緯度、経度、
高度情報が含まれる位置データ信号はセンタ3の位置デ
ータ復調抽出部31で取り出される。次に取り出された
位置データと、事前に登録された受信設備2の緯度、経
度、高度情報が方位角演算部33へ入力され、そこでそ
れらを基に受信設備2から見た送信設備1の方位角を求
めるための座標計算処理を行う。同様にそれら位置デー
タと緯度、経度、高度情報が仰角演算部34へ入力さ
れ、そこでそれらを基に受信設備2から見た送信設備1
の仰角を求めるための演算処理を行う。仰角の基準とな
る受信設備2の高度データとしては、受信設備2の標高
データのみ、あるいは地上高と回転パラボラアンテナの
輻射高まで加算した値を使用する。
【0028】さらに、水平差分判定部35において、方
位角演算部33で演算された結果を基に、例えば、現在
の方位角と所定期間前の方位角との比較を行うようにし
て方位角の変化量とその変化方向を判定する。同様に垂
直差分判定部36において、仰角演算部34で演算され
た結果を基に、例えば、現在の仰角と所定期間前の仰角
との比較を行うようにして仰角の変化量とその変化方向
を判定する。
【0029】方位角演算部33、仰角演算部34、水平
差分判定部35、垂直差分判定部36によって得られた
上述の方位角と仰角の変化量およびそれらの変化方向の
データを元に、表示部(ディスプレイ)32では、地図
表示60、受信設備2の位置表示61、アンテナの方位
を線分でもって表す表示図形62、及び刻々と伝送され
てくる現在の送信設備1の位置を表す位置表示63と方
位角の角度を表示する方位角表示欄53、仰角の角度を
表示する仰角表示欄54とを同時に表示する。さらに、
ディスプレイ32では、上述の方位角と仰角の変化方向
のデータをに応じて、回転パラボラアンテナ22の方位
角あるいは仰角を左右かまたは上下かのいずれかの方向
に動かすことで追尾制御を継続することができるのかを
表す表示、すなわち、方位角については右回転をするの
か、あるいは、左回転をするのか、または、左右回転し
ないとするかを表すための回転方向表示55を表示す
る。また、同じく仰角については上回転をするのか、あ
るいは、下回転をするのか、または、上下回転しないと
するかを表すための回転方向表示56を表示する。い
ま、この図の例では、回転方向表示55は右回転をあら
わし、回転方向表示56は上回転を表している。
【0030】さらに、これら回転方向表示55,56と
は別に、水平差分判定部35、垂直差分判定部36によ
って得られた上述の方位角と仰角の変化量およびそれら
の変化方向のデータを元に、音声発生部37が上述の各
表示内容を表す音声信号を発生し、その音声信号を基
に、図示しないスピーカから、例えば、上述の変化の方
向を表す音声メッセージを発生するようにする。
【0031】また、送信設備1の位置が、刻々と変わる
場合に、その変化の様子を移動軌跡でもって表示するよ
うにして、その移動の予測ができるようにする。そのた
め、送信設備1の現在位置表示だけでなく、過去の位置
表示も合わせて表示して、さらに、それら位置表示どう
しを順番に線分で結ぶように表示しすることで移動軌跡
表示を行う。ここで、表示する過去位置については現在
の時間からさかのぼって所定時間までに限定して表示す
ることも用途により設定ができるように表示部32で表
示制御処理を行う。
【0032】このディスプレイ32の表示の状態を図2
に示す。図2はディスプレイに地図表示領域60があ
り、その地図上に受信設備2の位置表示61とそこを中
心として現在の回転パラボラアンテナ22の方向に応じ
て向きを変えるアンテナ方向を示す表示図形62と、方
位角、仰角、また送信側設備の現在位置表示63及び過
去の位置表示と現在までの移動軌跡とを表示しているも
のである。さらに送信側設備が移動した場合右、左、
上、下の何れに変化したかの表示と音声メッセージが出
力される。この図では、方位角は右に変化し仰角は下に
変化したことが即座に読み取れる。図2のように送信設
備1であるヘリコプタが刻刻とその送信場所を変えると
すると、これに応じ回転パラボラアンテナ22が手動追
尾により常に方位が変化させられている。そのような場
合でも、送信設備1のこれまでの位置とその移動軌跡が
表示されているため、送信設備の現在位置や将来位置が
比較的容易に推定できる。さらに送信設備1が移動した
場合でも、どの方位に回転パラボラアンテナの向きを制
御しなければならないかを示す表示である回転方向表示
55,56が表示されるため、追尾制御操作内容が視覚
的にすぐ判断できる。
【0033】以上のようにして表示された内容やあるい
は音声メッセージを視聴することによって、ヘリコプタ
の位置、飛行高度にあわせて、回転パラボラ制御盤の回
転パラボラアンテナ方向制御用の右、左、上、下動作オ
ン/オフの各スイッチを手動で押下して回転パラボラア
ンテナをヘリコプタの方向に制御する。
【0034】次に、本発明の別の一実施例について、図
5、図6、図7を用いて説明する。図5は本発明による
伝送システムの構成を表わす図である。この図におい
て、上述した図1に関連して説明したものには、図1に
おける符号と同一の符号が付されており、ここではそれ
らの説明を省略する。
【0035】センタ3の位置データ復調抽出部31で取
り出された位置データは、上述のように方位角演算部3
3や仰角演算部34へ入力されると共に、標高断面演算
部38へ入力され、そこで、事前に登録された受信設備
2の緯度、経度、高度情報とその位置データとを基に受
信設備2と送信設備1間の標高断面データを生成する。
なお、基準となるデータは、例えば、国土地理院から発
行されている数値地図データが用いられる。そのデータ
は各緯度、経度における標高データが集約されたものと
なっている。そこで前述の2点間の緯度、経度を元に2
点間を結ぶ線分上の標高データが抽出されることで、上
述の標高断面データが生成される。
【0036】そして、方位角演算部33、仰角演算部3
4、標高断面演算部35で得られたデータを元に表示部
(ディスプレイ)32では、地図、アンテナの方位、及
び刻々と伝送されてくる現在の送信設備1の位置と方位
角、仰角を同時に表示する。さらに、2点間の標高断面
図を作成し表示を行う。
【0037】また、送信設備1の位置が、刻々と変わる
場合に、その変化の様子を移動軌跡でもって表示するよ
うにして、その移動の予測ができるようにする。そのた
め、送信設備1の現在位置表示だけでなく、過去の位置
表示も合わせて表示して、さらに、それら位置表示どう
しを順番に線分で結ぶように表示しすることで移動軌跡
表示を行う。ここで、表示する過去位置については現在
の時間からさかのぼって所定時間までに限定して表示す
ることも用途により設定ができるように表示部32で表
示制御処理を行う。
【0038】このディスプレイ32の表示の状態を図6
に示す。図6はディスプレイに地図表示領域60があ
り、その地図上に受信設備2の位置表示61とそこを中
心として現在の回転パラボラアンテナ22の方向に応じ
て向きを変えるアンテナ方向を示す表示図形62と、方
位角、仰角、また送信側設備1の現在位置表示63及び
過去の位置と現在までの移動軌跡とを表示しているもの
である。図6のように送信設備1であるヘリコプタはが
刻刻と送信場所を変えるとすると、これに応じ回転パラ
ボラアンテナ22が手動追尾により常に方位が変化させ
られている。
【0039】次に図7に急激に受信レベルが低下し回転
パラボラアンテナ22の方位を示す線の延長線上から送
信設備1の位置が外れた場合について述べる。この場合
でも送信設備1のこれまでの過去の位置表示とその移動
軌跡とが表示されているため、送信設備1の位置が比較
的容易に推定できる。このため急に受信レベルが低下し
たとしても、どの方位に回転パラボラアンテナ22を方
向制御しなければならないかが視覚的に判断可能となっ
ている。また、ヘリコプタが山影に隠れることが事前
に、かつ、容易に判断できるため、ヘリコプタ側に無線
で連絡をとって飛行高度を上げるよう指示を行ない、ヘ
リコプタが山陰に隠れるのを未然に防ぐことができるよ
うにすることも可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の信号伝送シ
ステムでは、手動追尾機能によりヘリコプタなどの常に
移動する送信設備からの信号を捕捉する上で、本社のセ
ンタにあるディスプレイ表示を確認することで、地図上
の送信設備(ヘリコプタ)の現在の位置と受信設備から
見た方位角、仰角を同時に表示し、さらに、方位角、仰
角が変化した場合どの方向に変化したかを表示と音声で
知らせることで、この表示と音声を確認しながら回転パ
ラボラアンテナ制御盤を操作し手動で追尾制御を容易に
行うことができる。これらの判断は熟練した経験を必ず
しも必要とせずに容易に判断し操作することができる。
また、送信設備の過去からの移動軌跡を合わせて表示す
ることで、より容易に追尾制御することができる。
【0041】また、さらに、送信設備と受信設備の2点
間の標高断面図を作成し表示を行う。この表示を確認し
ながら回転パラボラアンテナ制御盤を操作し手動で追尾
を行う。また、受信レベル低下となった場合でもその原
因がヘリコプタの飛行高度を下げたことで山影に入った
ことによる影響であることも容易に判断できる。この場
合、オペレータはヘリコプタ側に飛行高度を上げるよう
的確な指示ができる。また、この場合も、送信設備の過
去からの移動軌跡を合わせて表示することで、より容易
に追尾制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号伝送システムのブロック構成例を
表わす図
【図2】本発明による表示部32の表示内容の一例を説
明するため図
【図3】従来の技術を用いた信号伝送システムのブロッ
ク構成例を示した
【図4】従来の技術による表示部32の表示内容の例を
説明するための図
【図5】本発明の信号伝送システムの別のブロック構成
例を表わす図
【図6】本発明による表示部32の表示内容の一例を説
明するため図
【図7】本発明による表示部32の表示内容の一例を説
明するため図
【符号の説明】
1:送信設備(ヘリコプタ) 2:受信設備 3:センタ 11:送信FPU 12:位置データ計測部 13:位置データ加工変調部 21:受信FPU 22:回転パラボラアンテナ 23:被制御処理部 31:位置データ復調抽出部 32:表示部(ディスプレイ) 33:方位角演算部 34:仰角演算部 35:水平差分判定部 36:垂直差分判定部 37:音声発生部 38:標高断面演算部 51:データ通信処理部 52:制御監視処理部 53:方位角表示欄 54:仰角表示欄 55、56:回転方向表示 60:地図表示領域 61:受信設備2の位置表示 62:アンテナ方向を示す表示図形 63:送信設備1の現在位置表示

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像、音声信号をマイクロ周波数帯の信号
    に変調し送信する送信設備であって送信側の位置情報を
    計測する手段とその得られた位置情報信号を伝送する手
    段とを具備する送信設備と、前記送信設備より出力され
    たマイクロ周波数帯の信号を受信する受信設備であって
    前記送信設備の方向へ向くよう制御できる回転パラボラ
    アンテナを具備する受信設備と、前記回転パラボラアン
    テナを介して前記送信設備より得られる位置情報信号を
    抽出する手段と、前記抽出された位置情報信号を基に前
    記受信設備から見たときの前記送信設備の方位角および
    仰角と前記送信設備の位置とを地図上に表示する手段
    と、前記方位角の変化を判断する手段と、前記方位角変
    化判断手段の判断による変化に応じた前記回転パラボラ
    アンテナの回転方向である右回転または左回転または左
    右回転なしのいずれか一つの表示を行う第1の表示手段
    とを有し、前記第1表示手段の表示に応じて、前記送信
    設備の方向に前記回転パラボラアンテナを方向制御する
    ようにしたことを特徴とする信号伝送システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の信号伝送システムにおい
    て、前記仰角の変化を判断する手段と、前記仰角変化判
    断手段の判断による変化に応じた前記パラボラアンテナ
    の回転方向である上向き回転または下向き回転または上
    下回転なしのいずれか一つの表示を行う第2の表示手段
    とを有し、前記第2表示手段の表示に応じて、送信設備
    の方向に前記回転パラボラアンテナのを方向制御するよ
    うにしたことを特徴とする信号伝送システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の信号伝送システ
    ムにおいて、前記方位角変化判断手段と仰角判断手段の
    いずれかあるいは両方の判断による変化に応じた前記送
    信設備の位置が変化した前記パラボラアンテナの回転方
    向に係わる音声メッセージを出力する手段を有し、前記
    音声メッセージ出力手段の音声に応じて、前記送信設備
    の方向に前記回転パラボラアンテナを方向制御するよう
    にしたことを特徴とする信号伝送システム。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3に記載の信号伝送システム
    において、前記送信設備の位置を前記地図上に表示する
    ときに、過去の送信設備の位置を含めて表示する手段を
    有し、前記表示点灯手段の表示に従って、前記送信設備
    の方向に前記回転パラボラアンテナを制御するようにし
    たことを特徴とする信号伝送システム。
  5. 【請求項5】映像、音声信号をマイクロ周波数帯の信号
    に変調し送信する送信設備であって送信側の位置情報を
    計測する手段とその得られた位置情報信号を伝送する手
    段とを具備する送信設備と、前記送信設備より出力され
    たマイクロ周波数帯の信号を受信する受信設備であって
    前記送信設備の方向へ向くよう制御できる回転パラボラ
    アンテナを具備する受信設備と、前記回転パラボラアン
    テナを介して前記送信設備より得られる位置情報信号を
    抽出する手段と、前記抽出された位置情報信号を基に前
    記受信設備から見たときの前記送信設備の方位角および
    仰角と前記送信設備の位置とを地図上に表示すると共
    に、前記受信設備の位置と前記送信設備の位置の間の標
    高断面図を表示する手段と、前記送信設備の位置を前記
    地図上に表示するときに、過去の送信設備の位置を含め
    て表示する手段とを有し、前記表示手段の表示に応じ
    て、前記送信設備の方向に前記回転パラボラアンテナを
    方向制御するようにしたことを特徴とする信号伝送シス
    テム。
JP2001266578A 2001-09-03 2001-09-03 信号伝送システム Pending JP2003078467A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001266578A JP2003078467A (ja) 2001-09-03 2001-09-03 信号伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001266578A JP2003078467A (ja) 2001-09-03 2001-09-03 信号伝送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003078467A true JP2003078467A (ja) 2003-03-14

Family

ID=19092842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001266578A Pending JP2003078467A (ja) 2001-09-03 2001-09-03 信号伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003078467A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7505082B2 (en) 2004-06-18 2009-03-17 Funai Electric Co., Ltd. Broadcasting receiver using a directivity-switching antenna
JP2010136282A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Hitachi Kokusai Electric Inc データ伝送システム
WO2010114065A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 マスプロ電工株式会社 レベルチェッカ
JP2010239540A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Maspro Denkoh Corp レベルチェッカ
JP2011101312A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Hitachi Kokusai Electric Inc 放送用電波自動追尾装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7505082B2 (en) 2004-06-18 2009-03-17 Funai Electric Co., Ltd. Broadcasting receiver using a directivity-switching antenna
JP2010136282A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Hitachi Kokusai Electric Inc データ伝送システム
WO2010114065A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 マスプロ電工株式会社 レベルチェッカ
JP2010239539A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Maspro Denkoh Corp レベルチェッカ
JP2010239540A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Maspro Denkoh Corp レベルチェッカ
JP2011101312A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Hitachi Kokusai Electric Inc 放送用電波自動追尾装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11241969B2 (en) Unmanned aerial vehicle drive testing and mapping of carrier signals
US10971022B2 (en) Drone user equipment indication
JP5767731B1 (ja) 空撮映像配信システムおよび空撮映像配信方法
JP4453796B2 (ja) 位置情報表示端末の地図表示方法およびそのシステム
JP2011240745A (ja) 無人飛行体の着陸を支援する方法、及び無人飛行体
EP1638227A2 (en) Apparatus and method for receiving satellite DMB
KR20120069510A (ko) 무인 장치 및 그의 주행 방법
KR20030070553A (ko) 촬영영상 처리방법
JP2695393B2 (ja) 位置特定方法および装置
JP2003078467A (ja) 信号伝送システム
JP3841489B2 (ja) マイクロ波の回線ルート表示装置
US7643787B2 (en) Receiver system and method for receiving broadcasting
JP2007134915A (ja) 遠隔制御システム
JPH10221108A (ja) ヘリコプター航法用運航情報装置および制御方法
JP5148747B2 (ja) 無線伝送システム
EP3707524B1 (en) Transmission detection using line of sight
JP2001094329A (ja) 信号伝送システム
JP2002250762A (ja) アンテナ指向装置
JPH07336567A (ja) テレビジョン中継システム
JP6481082B2 (ja) 伝搬路障害確認装置
JP2000091830A (ja) 伝送システム
KR101661874B1 (ko) 표시 시스템
JP2001175329A (ja) Gpsを利用した無人飛行体の無線操縦システム
JPS63278179A (ja) 地球観測装置
WO2023189534A1 (ja) 無人移動体、情報処理方法及びコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060719

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060911

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070227