JP2005063344A - ストップウォッチとその競技記録システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 発進時間に時間差のある競技において、先頭と最後尾の競技者が不公平な時間差がないようにする。公平で確度の高い記録データを提供する。
【解決手段】 デジタルストップウォッチ時計にレーザービームで動作するパスワードと競技記録を保持する回路を組み込み、非接触でパソコンを中心とした装置、機器類とストップウォッチ時計との間で記録データの交換を容易にこない、少人数で競技管理を目的とするストップウォッチとその競技記録システム。
【選択図】 図1
【解決手段】 デジタルストップウォッチ時計にレーザービームで動作するパスワードと競技記録を保持する回路を組み込み、非接触でパソコンを中心とした装置、機器類とストップウォッチ時計との間で記録データの交換を容易にこない、少人数で競技管理を目的とするストップウォッチとその競技記録システム。
【選択図】 図1
Description
この発明は、長距離走、駅伝リレー等、発進時に時間差をおいて行う競技に関するものである。
従来、時間を競う競技等においては、立会人ないし審判員がストップウォッチを押して、タイムを計測していた。又は競馬場のようにゲートに起動装置を設置するかあるいはスタート号砲に起動装置を連動させて発進する競技、また冬季のスキー回転競技、ボブスレー競技のように高度な記録を要求する競技があるが、みな管理者が競技記録を管理していた。
マラソンの様な競技で大勢の競技者が同時に発進する場合等で、先頭で発進する人と後方で発進する人では数秒以上の時間差が生じていた。また駅伝リレーのような競技においても、競技者個人が自身のストップウォッチを押して自己の競技タイムは参考タイムとして自己管理していた。
この発明が提供する、ストップウォッチ時計はムーブメントの中にデジタルストップウォッチ時計回路の表示切替え及び、ストップウォッチ回路のON OFFを制御するマイクロコンピューター素子と、パスワードと競技記録を保持し、またパスワードと競技記録を外部にパルス信号で出力するメモリー素子を組み込んだ、ストップウォッチ時計を競技者各自がそれぞれに所持する。
スタートゲートを通過すると時間の計測が始まり、ゴールゲートを通過することで計測が停止することで、競技区間のタイム計測が正確に測定できる。
対応するアプリケーションソフトを組み込んだパソコンを中心とした一連の装置、パスワード送信装置、レーザービーム発信装置、ラップタイム入出力装置、データ、パスワード入力装置で構成される機器類でネットワークを組み、一元的に管理することにより少人数の管理者で管理できる、あるいはごく小規模の練習程度の競技においては競技者自身が機器類を設置及び操作すれば管理者が無人でも対応できる。
この発明の提供するストップウォッチ時計は、従来のデジタルストップウォッチ時計の基板の一部に、パスワードと競技記録を保持できる素子と、レーザービームを受信してストップウォッチ回路の起動、停止を制御できる機能及びパスワードと競技記録を外部にパルス信号で出力する機能を持った素子で構成されるストップウォッチ時計。
パソコンを中心とした機器類、競技者が持っているストップウォッチ時計にパスワードを入力する送信装置、競技者が通過するとストップウォッチ時計のスイッチをON、OFFさせるレーザービーム発信ゲート、ラップタイムを受信し競技者にゲート通過タイムを送受信する装置、競技データとパスワードを受信してパソコンに処理をさせる入力装置で構成されるネットワークシステム。
上記ストップウォッチ時計と対応するアプリケーションソフトを組み込んだパソコンを中心とした機器類で構成されるネットワークシステムの組合せによる競技計測及び競技記録システム。
図1は競技の流れを示すフローチャート図である、破線内はストップウォッチの内部の流れを示す,競技者が競技開始前にパスワード発生装置(P)よりパスワードを入力してスタート位置につく、パスワードが入力されるとストップウォッチは通常時計部の現在時間表示(2)から、00:00表示(3)に切り替わる、競技者は決められたレーザービーム発信装置のゲート(M)から発信される方に向かって、身体側面の上腕あるいは腰部等の決められた箇所に、ストップウォッチを固定しておく、競技が開始され縦の面状に発信されているレーザービームの照射されているゲートを通過するとストップウォッチ回路のスイッチ部分がONになり競技タイムの計測(4)が開始される。
次にラップタイム測定位置に設置したパスワード、パルス信号受信機能(G)を有するレーザービームゲート(MT2)を通過することによりストップウォッチに表示されている現在タイムと固有のパスワードをパスワード、パルス信号受信装置(MT)に送信する。
受信したデータはパソコンで処理されて、UHF波等(MT)で数秒間後に当該競技者に送信する、競技者は送られてきた正確なラップタイムデータが時計デスプレイ(6)で確認できる、送られてくるデータはパスワードで保護されているので他の競技者は認識できない。
競技者が確認したデータは設定された時間を経過後に現在競技タイムに切り替わる。距離の長い競技においてはラップタイム測定ゲート(MT)を複数箇所設置しておけばそのつどラップタイムが確認できる。
最後のゴールラインゲート(M2)を通過すると回路スイッチ部分がOFFになり計測が停止(8)され、競技記録が表示される、停止したデータは記録データ及びパスワード出力部(15)を介してデータ、パスワード入力装置(T)に送信する。
送られてきたデータ、パスワードは装置(T)を経てパソコンに送信する、パソコンでデータを処理すれば正確な競技記録、順位、ラップタイムが確定する、パソコンと各装置類のネットワークは電話線を利用するまた電話回線のない山間部等では多少の時間の遅延が有るが携帯電話等を利用する。
競技終了の競技者はゴールラインゲート(L3)を通過して次に移る場合、スイッチ(21)を手動で操作する、操作の違いで競技終了とともにパスワードを開放(17)して終了するか、練習等でパスワードのみを残して記録タイムのみをリセット(16)して引き続き競技を継続するかを選択できる、パスワードを開放(17)した場合通常時計部の現在時間(2)が表示される、記録タイムのみをリセット(16)を選択した場合のストップウォッチは00:00表示(3)に移行し前回と同じパスワードが確保されているのですぐにスタートラインのゲートを通過して競技を開始することができる、以上がこのストップウォッチとその競技記録システムの流れである。
図3は競技者の流れを説明する図である、競技者Aはパスワードを入力する、競技者(B2)と(B1)はゲート(L)を通過するのに(h)の時間差で発進したとすると、ゲート(L3)を通過した競技者(C2)と(C1)が(h2)の時間差になった場合、その差違が競技の順位となる、競技者(D)は競技終了後のデータをシステムへ出力する、競技者(R2)はラップタイムを受信中である。
図2のシステム図はラップタイム入出力装置の機能(MT)を省略することにより小さな競技等でも対応できる、また図4のようにトラック競技で使用する場合はあらかじめトラックn周分の設定した回数を通過するようにしておけばトラック競技の中長距離競技に使用できる。
また図5のように折り返し地点を設けておけば、スタートゲート(M)をゴールゲートと兼用でき、中高生等の校内マラソン程度の競技に於いても計測及び記録管理にも対応できる。
以上説明したように、本発明は、競技者自身がストップウォッチ時計を所持して記録管理するので、確度の高い記録データが得られる、パソコンで記録管理をするので対応するアプリケーションソフトを組み込んだパソコンに入力すればスタートの時間、ゴールの時間に関係なく記録順位が確定でき、なおかつそのパソコンを使用した競技等においては,競技種類を分類しておけば全ての記録が管理できる。
システム部分は管理者側の所有とし、ストップウォッチ時計を競技者個人の所有物としておけば、その競技者が他の競技に参加する場合でもその競技固有のパスワードを入力することによりすぐに対応できる、また管理者側としても参加競技者が大勢でも、パスワードを入力した競技者ならば即座に記録管理ができる、市民マラソンの様な競技には最適である。
A パスワード入力中の競技者
B1,B2 スタート前の競技者
C1,C2 競技終了の競技者
D データ出力中の競技者
R 競技中の競技者
R2 ラップタイム受信中の競技者
L1,L3 レ−ザービームゲート
L2 ラップタイム用レ−ザービームゲート
M1,M3 レ−ザービーム発生装置
M2 ラップタイム用レ−ザービーム発生装置
P パスワード送信装置
G パスワード、パルス信号受信機能
MT ラップタイム入出力装置
MT2 パルス信号受信機能付レ−ザービームゲート
PC パソコン
T データ、パスワード入力装置
1 ストップウォッチ部
2 通常時計部
11 パスワード入力部
12 レーザービーム受信部
13 ラップタイム入力部
14 ラップタイム出力部
15 競技記録データ及びパスワード出力部
21 押しボタンスイッチ
B1,B2 スタート前の競技者
C1,C2 競技終了の競技者
D データ出力中の競技者
R 競技中の競技者
R2 ラップタイム受信中の競技者
L1,L3 レ−ザービームゲート
L2 ラップタイム用レ−ザービームゲート
M1,M3 レ−ザービーム発生装置
M2 ラップタイム用レ−ザービーム発生装置
P パスワード送信装置
G パスワード、パルス信号受信機能
MT ラップタイム入出力装置
MT2 パルス信号受信機能付レ−ザービームゲート
PC パソコン
T データ、パスワード入力装置
1 ストップウォッチ部
2 通常時計部
11 パスワード入力部
12 レーザービーム受信部
13 ラップタイム入力部
14 ラップタイム出力部
15 競技記録データ及びパスワード出力部
21 押しボタンスイッチ
Claims (9)
- レーザービームゲートを通過することにより、ストップウォッチ回路部の動作時間をON、OFFする機能を有する、ストップウォッチ時計。
- パスワードが入力できる機能、及び上記ストップウォッチ回路で発生した競技記録が保持できる機能を併せて持ち、なおかつそのパスワードと競技記録のデータをパルス信号に変換し、時計外部の競技記録システムに送り出す機能を有する請求項1に記載するストップウォッチ時計。
- ラップタイム計測用ゲートを通過時のタイムと自己のパスワードをゲート受信部に送り出し、競技記録システムで処理されたその通過タイムを受信して時計デスプレイに一定時間表示される機能を合わせて持つのを、機能を特徴とする請求項1に記載するストップウォッチ時計。
- 受信したパスワードを時計デスプレイの時間表示の桁範囲で表示できる機能を特徴とする請求項1に記載するストップウォッチ時計。
- 時計デスプレイの桁範囲で生成したパスワードを、パルス信号を介してストップウォッチ時計に送信する機能と、同時にその生成したパスワードをパソコンに送り出す機能を特徴とするパスワード送信装置。
- ストップウォッチ時計のデスプレイの時間進行を、ON、OFFさせるために発生したレーザービームを、発信するレーザービーム発信装置。
- 競技者が保持している、ストップウォッチ時計から発信されたパスワードとゲートを通過時に記録したラップタイムを受信し、受信したデータをパソコンに取り込んで処理し、決定したラップタイムを、競技者が保持しているストップウォッチ時計のデスプレイに電磁波を介して表示させる機能を特徴とするラップタイム入出力装置。
- 競技者が終了したストップウォッチ時計から発するデータ及びパスワードをパソコンへ入力させることを特徴とするデータ、パスワード入力装置。
- パスワード送信装置、レーザービーム発信装置、ラップタイム入出力装置、データ、パスワード入力装置で構成される長距離走、駅伝リレー等、発進時に時間差をおいて行う競技に提供される、各個が所持するストップウォッチ時計へパスワード及び記録データを受け取りパソコンで処理して送り出す機能を有するのを特徴とする競技記録システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003295852A JP2005063344A (ja) | 2003-08-20 | 2003-08-20 | ストップウォッチとその競技記録システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003295852A JP2005063344A (ja) | 2003-08-20 | 2003-08-20 | ストップウォッチとその競技記録システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005063344A true JP2005063344A (ja) | 2005-03-10 |
Family
ID=34371938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003295852A Pending JP2005063344A (ja) | 2003-08-20 | 2003-08-20 | ストップウォッチとその競技記録システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005063344A (ja) |
-
2003
- 2003-08-20 JP JP2003295852A patent/JP2005063344A/ja active Pending
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