JP2005060951A - 踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子用滑り止め部材 - Google Patents

踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子用滑り止め部材 Download PDF

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Abstract

【課題】 明るい室内から暗い屋外に出して使用する時や消灯時または停電時の使用の際などの安全性を向上し、しかも、保管時の安全性および作業性も向上させることができる踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子用滑り止め部材を提供する。
【解決手段】 滑り止め部材の一例として踏み台11の足場板部12に設けられる滑り止めシート12aは、アルカリ土類アルミン酸塩(SrAlO:Eu,Dy)からなる畜光材を混入したポリ塩化ビニル樹脂で形成されており、かつ、格子状の凹凸を有する方形板状に成形されている。滑り止め部材の他の例として踏み台11の支柱12に設けられる滑り止め端具16は、アルカリ土類アルミン酸塩(SrAlO:Eu,Dy)からなる畜光材を混入したポリ塩化ビニル樹脂で形成されており、かつ、金型成型により、有底筒状に成形されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子用滑り止め部材に関する。
例えば、バスのステップとの間の段差を小さくする用途に、踏み台が使用されており、本出願人は、バスで使用されるのに好適な踏み台を特許文献1に開示している。
特願2003−38470
ところで、上記用途の踏み台は、夕方暗くなってから使用されることがあり、この場合に、使用者が踏み台に乗ろうとして踏み外したり、あるいは、踏み台に気づかずにつまずいたりすることが懸念される。
また、上記踏み台だけでなく、作業台、足場板、脚立および梯子なども、屋外および室内を問わずに、夜間だけでなく昼間でも、暗いところで使用されることがあり、この場合でも、作業者が足場板部や踏み桟に乗ろうとして踏み外す可能性があり、また、地面や足元が見えにくいために、作業台、足場板、脚立および梯子などを安全かつ安定して設置できないことも考えられる。
さらにまた、使用中だけでなく、踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子を倉庫や屋外に保管しておく場合にも、倉庫や屋外での作業中に作業者がこれらにぶつかるという問題や、使用の必要が生じた時にこれらがどこにあるかが見つけにくいという問題があった。
この発明の目的は、上記の問題を解決し、明るい室内から暗い屋外に出して使用する時や消灯時または停電時の使用の際などの安全性を向上し、しかも、保管時の安全性および作業性も向上させることができる踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子用滑り止め部材を提供することにある。
この発明による踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子用滑り止め部材は、畜光材を混入した合成樹脂で形成されていることを特徴とするものである。
畜光材は、電灯などの光のエネルギを畜光材内に蓄えておいて、これを暗闇に置いた場合に、発光することができるもので、畜光材としては、例えば、アルカリ土類アルミン酸塩(SrAlO:Eu,Dy)が好適であるが、これ以外のものを使用してももちろんよい。また、合成樹脂としては、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂が例示されるが、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリエステル、ポリスチレンなども使用可能である。
踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子用滑り止め部材は、凹凸を有する方形板状に形成されており、足場板部表面または踏み桟表面に設けられていることがある。また、踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子用滑り止め部材は、帯状に形成されており、足場板部または踏み桟の4辺または1対の長辺部に沿って設けられていることがある。さらにまた、踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子用滑り止め部材は、有底筒状に形成されており、支柱の下端部、支柱の上端部または伸縮脚の下端部に嵌め被せられる端具とされていることがある。
この発明の踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子用滑り止め部材によれば、踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子を明るい室内から屋外の暗い場所に持ち込んだり、消灯や停電などによって一時的に暗闇になった状態での使用に際し、滑り止め部材が暗闇の中で発光するので、踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子がどこにあるかが認識でき、それらを使用する作業の安全性を向上させることができる。また、倉庫保管時等においても、暗がりで滑り止め部材が認識でき、これにより、踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子がどこにあるかが認識できるので、より一層安全性および作業性が向上する。
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。
図1は、この発明の滑り止め部材が好適に使用される1実施形態としての踏み台を示している。
この踏み台(11)は、バスに乗り降りする際に、地面とバスのステップとの間の段差を小さくすることを目的として使用するもので、足場板部(12)と、足場板部(12)の左右両端に配されたアルミニウム製左右枠部材(13)と、足場板部(12)の前後両縁に配されて左右枠部材(13)と突き合わされたアルミニウム製前後枠部材(14)と、左右枠部材(13)と前後枠部材(14)との突き合わせ部にそれぞれ設けられた断面がL字状の4本のアルミニウム製支柱(15)と、各支柱(15)の下端部に被せられた滑り止め端具(16)とからなる。
左右および前後枠部材(13)(14)は、その端面が45°に切断されており、45°の端面同士が突き合わせられるようにして、足場板部(12)の左右端部および前後縁部に嵌め合わせられている。そして、これらの突き合わせ部に支柱(15)の上端部がそれぞれ差し込まれて、リベット止めされることにより、足場板部(12)と支柱(15)とが左右および前後枠部材(13)(14)を介して強固に結合されている。
足場板部(12)は、左右に長い長方形状のアルミニウム板(図2には現れず)の上面に滑り止めシート(12a)が接着されることにより形成されている。この滑り止めシート(滑り止め部材)(12a)は、アルカリ土類アルミン酸塩(SrAlO:Eu,Dy)からなる畜光材を混入したポリ塩化ビニル樹脂で形成されており、かつ、格子状の凹凸を有する方形板状に成形されている。
滑り止め端具(16)は、アルカリ土類アルミン酸塩(SrAlO:Eu,Dy)からなる畜光材を混入したポリ塩化ビニル樹脂で形成されており、かつ、金型成型により、有底筒状に成形されている。
この踏み台(11)によると、昼間の使用では、滑り止め端具(16)によって、踏み台(11)の地面に対する移動が阻止されるとともに、足場板部(12)の滑り止めシート(12a)によって、足場板部(12)に乗ったときに足が滑ることが阻止されるので、バスの乗り降りを安心して行うことができる。そして、夜間にバス内から外に出して使用する時では、バス内で与えられたエネルギによって、滑り止め端具(16)および滑り止めシート(12a)が発光することから、足を載せる場所がはっきり認識できるとともに、踏み台(11)近くを歩いているときに誤って踏み台(11)にぶつかることも防止される。
なお、滑り止めシート(12a)は、方形板状に成形されているが、帯状に成形されてもよく、この場合に、滑り止めシートは、足場板部(12)の長辺部だけ、短辺部だけ、または、長辺部および短辺部の両方のいずれに設けてもよい。
図2は、この発明の滑り止め部材が好適に使用される他の実施形態としての作業台を示している。
この作業台(20)は、左右支柱(23)およびこれらの間に渡し止められた少なくとも1つの踏桟(24)よりなる前後一対の脚(21)(22)と、前後脚(21)(22)の上端部間に渡されて前後端部が前後脚(21)(22)の上端部に回動可能に支持された逆V字状に二つ折り可能な足場板部(25)と、前後脚(21)(22)間にX字状に渡されて、作業台使用時における前後脚(21)(22)の開き止めを行いかつ足場板部(25)を逆V字状に二つ折りにした際に前後脚(21)(22)同士を互いに近づけるように動く一対の斜め部材(26)とを備えている。
各斜め部材(26)は、V字状に二つ折り可能に連結された長尺部(27)および短尺部(28)よりなり、その上下端部が対応する前後脚(21)(22)にそれぞれ回動可能に支持されるとともに、各斜め部材(26)の長尺部(27)同士が互いに回動可能に連結されている。
左右支柱(23)の下端部には、滑り止め端具(29)が嵌め被せられており、この滑り止め端具(29)は、アルカリ土類アルミン酸塩(SrAlO:Eu,Dy)からなる畜光材を混入したポリ塩化ビニル樹脂で形成されており、かつ、金型成型により、有底筒状に成形されている。
この作業台(20)によると、足場板部(25)を逆V字状に二つ折りするとともに、前後脚(21)(22)同士を互いに近づけることにより、作業台(20)をコンパクトに折り畳むことができる。また、昼間の使用では、滑り止め端具(29)によって、作業台(20)の地面に対する移動が阻止されるので、安心して作業を行うことができる。そして、例えば、明るい室内から暗い屋外に出して使用する時では、室内で与えられたエネルギによって、滑り止め端具(29)が発光することから、地面や足元が見えやすくなり、作業台(20)が傾かないように設置できる場所を見つけることが容易となり、作業台(20)を安全かつ安定して設置できるとともに、作業台(20)の近くで作業する者が、滑り止め端具(29)や左右支柱(23)の下端部につまずくことが防止される。
なお、足場板部(25)に、上記踏み台(11)に設けた滑り止めシート(12a)を接着するようにしてもよい。また、踏桟(24)にも滑り止めシートを接着するようにしてもよい。
図3は、この発明の滑り止め部材が好適に使用される他の実施形態としての他の作業台を示している。
この作業台(31)は、前後に長い足場板部(32)と、足場板部(32)の前後両端部に設けられた折畳み可能な前後一対の脚(33)(34)とを備えている。
前後脚(33)(34)は、同一の構成で、左右一対の支柱(35)と、左右支柱(35)間に渡し止められた4段の踏桟(36)と、各支柱(35)の下部に摺動自在に嵌め入れられた伸縮脚(37)と、伸縮脚(37)の下端部に嵌め被せられた滑り止め端具(38)とよりなる。前後脚(33)(34)は、各伸縮脚(37)の引出し量を調整することにより、その長さが支柱(35)ごとに調整できるようになっており、これにより、傾斜地、凹凸のある地面、屋根、階段等における作業台(31)の使用を可能としている。
前後脚(33)(34)は、使用状態では、足場板部(32)に対して直角よりも大きい開脚角度とされており、保管時には、前後脚(33)(34)が足場板部(32)とほぼ平行となるように作業台(31)が折り畳まれる。
伸縮脚(37)の下端部に嵌め被せられた滑り止め端具(38)は、アルカリ土類アルミン酸塩(SrAlO:Eu,Dy)からなる畜光材を混入したポリ塩化ビニル樹脂で形成されており、かつ、金型成型により、有底筒状に成形されている。
したがって、この作業台(31)によると、昼間の使用では、滑り止め端具(38)によって、作業台(31)の地面に対する移動が阻止されるので、安心して作業を行うことができる。そして、例えば、明るい室内から暗い屋外に出して使用する時では、室内で与えられたエネルギによって、滑り止め端具(38)が発光することから、地面や足元が見えやすくなり、各伸縮脚(37)の引き出し量を調整して、作業台(31)が傾かないように設置することが容易となり、作業台(31)を安全かつ安定して設置できるとともに、作業台(31)の近くで作業する者が、滑り止め端具(38)や伸縮脚(37)の下端部につまずくことが防止される。
なお、足場板部(32)に、上記踏み台(11)に設けた滑り止めシート(12a)を接着するようにしてもよい。また、踏桟(36)にも滑り止めシートを接着するようにしてもよい。
図4は、この発明の滑り止め部材が好適に使用される他の実施形態としてのさらに他の作業台を示している。
この作業台(41)は、方形の足場板(42)と、足場板(42)の前縁を支える左右の傾斜状前部支柱(43)と、前部支柱(43)よりも垂直に近い傾斜状とされ足場板(42)の後縁を支える左右の後部支柱(44)と、左右の前部支柱(43)の中程と左右の後部支柱(44)の下端部との間に渡された左右の下部補強材(46)と、左右の前部支柱(43)の上端寄り部分と足場板(42)の後縁寄り部分との間に渡された左右の上部補強材(47) と、左右の前部支柱(43)に沿って設けられた左右のタラップ手摺(48a)と、足場板(42)を左右および後の三方から囲むように設けられた左右足場手摺(48b)および後部足場手摺(48c)とを備えている。
左右の前部支柱(43)間には、複数段の踏桟(45)が渡し止められており、左右の後部支柱(44)の下端部には、左右のキャスタ(49)が後方突出状に設けられている。各支柱(43)(44)の下端部には、滑り止め端具(50)が嵌め被せられている。
足場板(42)の前縁部は、左右の前部支柱(43)の上端部間に渡し止められた最上段の踏桟(45)に受け止められており、足場板(42)の後縁部は、後部支柱(44)の上端部に回動自在に取り付けられている。下部補強材(46)および上部補強材(47)の各端部は、対応する支柱(43)(44)に回動自在に取り付けられている。
タラップ手摺(48a)、左右足場手摺(48b)および後部足場手摺(48c)は、角パイプにより形成されたもので、タラップ手摺(48a)は、頂部が前部支柱(43)と平行な逆U字状、左右足場手摺(48b)および後部足場手摺(48c)は、頂部が水平な逆U字状とされている。前部支柱(43)および後部支柱(44)には、各手摺(48a)(48b)(48c)の下端部を受ける手摺受け(43a)(44a)が固定されて、これらの手摺受け(43a)(44a)に各手摺(48)(49)(50)の下端部が着脱自在に嵌め入れられている。
そして、作業台(41)を折り畳むには、まず、各手摺(48a)(48b)(48c)を上方に持ち上げて、手摺受け(43a)(44a)から外し、次いで、上部補強材(47)をその中程で逆V字状に折り畳むとともに、足場板(42)の後縁部および下部補強材(46)の下端部を共に前部支柱(43)に近づけていく。これにより、足場板(42)と後部支柱(44)とがほぼ直線状になり、手摺取外し後の作業台を折り畳むことができる。ここで、足場板(42)と前部支柱(43)とは、互いに平行となり、この結果、前部支柱(43)と足場板(42)および後部支柱(44)とが平行となり、下部補強材(46) が前部支柱(43)と後部支柱(44)との間、上部補強材(47) が前部支柱(43)と足場板(42)との間にそれぞれ収まり、作業台がコンパクトに折り畳まれる。
滑り止め端具(50)は、アルカリ土類アルミン酸塩(SrAlO:Eu,Dy)からなる畜光材を混入したポリ塩化ビニル樹脂で形成されており、かつ、金型成型により、有底筒状に成形されている。
したがって、この作業台(41)によると、昼間の使用では、滑り止め端具(50)によって、作業台(41)の地面に対する移動が阻止されるので、安心して作業を行うことができる。そして、例えば、明るい室内から暗い屋外に出して使用する時では、室内で与えられたエネルギによって、滑り止め端具(50)が発光することから、地面や足元が見えやすくなり、作業台(41)を安全かつ安定して設置できるとともに、作業台(41)の近くで作業する者が、滑り止め端具(50)や支柱(43)(44)の下端部につまずくことが防止される。
なお、足場板部(32)に、上記踏み台(11)に設けた滑り止めシート(12a)を接着するようにしてもよい。また、踏桟(36)にも滑り止めシートを接着するようにしてもよい。
図5は、この発明の滑り止め部材が好適に使用される他の実施形態としての足場板を示している。
この伸縮足場板(51)は、長手方向(左右方向)に相対移動可能な第1および第2足場板構成部材(52)(53)と、第2足場板構成部材(53)に設けられて第1足場板構成部材(52)に対する第2足場板構成部材(53)の長手方向移動を使用時に阻止し伸縮作業時に許容するロック装置(54)とからなる。
各足場板構成部材(52)(53)は、1つの形材(56)の幅分の間隔をおいて前後に複数列並べられた並列状形材(56)と、並列状形材(56)の長手方向外端部に設けられた形材結合用兼端部閉鎖用カバー(57)と、並列状形材の長手方向内端部に設けられた形材結合用兼案内用枠部材(58)とからなる。
そして、2つの足場板構成部材(52)(53)は、一方の足場構成部材(52)の形材(56)と他方の足場構成部材(53)の形材(56)とが若干の間隙をおいて対向した状態で、これらの対向面および枠部材(58)の内面を案内面とし、互いに長手方向に移動可能とされている。
各形材(56)は、アルミニウム合金製の押出形材であり、その表面には、適宜、アルカリ土類アルミン酸塩(SrAlO:Eu,Dy)からなる畜光材を混入したポリ塩化ビニル樹脂で帯状に形成された滑り止めシートが接着されている。
各足場板構成部材(52)(53)のカバー(57)は、幅方向を押し出し方向とする押出形材で形成されており、その左右端部には、滑り止めコーナー部材(59)が嵌め合わせられている。この滑り止めコーナー部材(59)は、アルカリ土類アルミン酸塩(SrAlO:Eu,Dy)からなる畜光材を混入したポリ塩化ビニル樹脂で形成されており、かつ、金型成型により、略半円筒状に成形されている。
したがって、この足場板(51)によると、昼間の使用では、滑り止めシートおよび滑り止めコーナー部材(59)によって、足場板(51)の地面に対する移動が阻止されるので、安心して作業を行うことができる。そして、例えば、明るい室内から暗い屋外に出して使用する時では、室内で与えられたエネルギによって、滑り止めシートおよび滑り止めコーナー部材(59)が発光することから、地面や足元が見えやすくなり、足場板(51)を安全かつ安定して設置できるとともに、足場板(51)の近くで作業する者が、足場板(51)につまずくことが防止される。さらにまた、足場板(51)同士を積み重ねた際には、滑り止めシートおよび滑り止めコーナー部材(59)によって、その荷崩れが防止される。
なお、上記足場板は、伸縮可能な構成とされているが、伸縮できない足場板を上記のような構成にしてももちろんよい。
図6は、この発明の滑り止め部材が好適に使用される他の実施形態としての脚立を示している。
この脚立(60)は、前後一対の脚(61)(62)と、各脚(61)(62)の間隔が所定量開いた状態で回動を阻止する開き止め(67)とを有している。各脚(61)(62)は、左右支柱(63)と、左右支柱(63)間に渡し止められた複数の踏桟(64)と、各支柱(63)の下端部に嵌め被せられた滑り止め端具(65)とを有しており、前後に対応する支柱(63) の上端部同士が、2つの連結部材(66) を介して回動自在に連結されている。したがって、前脚(61)を後脚(62)に対して180°回動させることにより、梯子としての使用が可能となる。
滑り止め端具(65)は、アルカリ土類アルミン酸塩(SrAlO:Eu,Dy)からなる畜光材を混入したポリ塩化ビニル樹脂で形成されており、かつ、金型成型により、有底筒状に成形されている。
したがって、この脚立(60)によると、昼間の使用では、滑り止め端具(65)によって、脚立(60)の地面に対する移動が阻止されるので、安心して作業を行うことができる。そして、例えば、明るい室内から暗い屋外に出して使用する時では、室内で与えられたエネルギによって、滑り止め端具(65)が発光することから、地面や足元が見えやすくなり、脚立(60)を安全かつ安定して設置できるとともに、脚立(60)の近くで作業する者が、滑り止め端具(65)や支柱(63)の下端部につまずくことが防止される。
なお、踏桟(64)に滑り止めシートを接着するようにしてももちろんよい。
図7は、この発明の滑り止め部材が好適に使用される他の実施形態としての梯子を示している。
この梯子は、二連梯子(70)であり、左右一対の支柱(72)および複数の踏桟(73)からなる下梯子(71)と、左右一対の支柱(75)および複数の踏桟(76)からなり下梯子(71)の後に摺動自在に連結された上梯子(74)と、両梯子(71)(74)に渡された上梯子昇降ロープ(77)と、使用状態で下梯子(71)に対する上梯子(74)の下方への移動を阻止するとともに、この状態から上梯子(74)を所定量以上上方へ移動させたときにその移動を許容する梯子ロック・アンロック装置(78)とを備えている。
下梯子(71)の左右支柱(72)下端部には、回動可能な滑り止め端具(79)が設けられており、上梯子(74)の左右支柱(75)の上端部には、回動不可能な滑り止め端具(80)が設けられている。
回動可能な滑り止め端具(79)は、アルカリ土類アルミン酸塩(SrAlO:Eu,Dy)からなる畜光材を混入したポリ塩化ビニル樹脂で形成されており、かつ、金型成型により、溝状に成形されている。また、回動不可能な滑り止め端具(80)は、アルカリ土類アルミン酸塩(SrAlO:Eu,Dy)からなる畜光材を混入したポリ塩化ビニル樹脂で形成されており、かつ、金型成型により、有底筒状に成形されている。下梯子(71)の滑り止め端具(79)を回動可能に支柱(72)に取り付ける構成は、公知のものであり、特に限定されるものではない。また、滑り止め端具(79)(80)の形状は、図示したものに限られるものではない。
したがって、この梯子(70)によると、昼間の使用では、下梯子(71)の滑り止め端具(79)によって、梯子(70)の地面に対する移動が阻止されるとともに、上梯子(74)の滑り止め端具(80)によって壁等に対する移動が阻止されるので、安心して作業を行うことができる。そして、例えば、明るい室内から暗い屋外に出して使用する時では、室内で与えられたエネルギによって、滑り止め端具(79)(80)が発光することから、地面や足元が見えやすくなり、梯子(70)を安全かつ安定して設置できるとともに、梯子(70)の近くで作業する者が、滑り止め端具(79)や支柱(72)の下端部につまずくことが防止される。
なお、この実施形態においても、踏桟(73)(76)に滑り止めシートを接着するようにしてもよい。また、この実施形態では、二連梯子(70)としたが、一般的な一連の梯子において、梯子の左右支柱下端部に、回動可能な滑り止め端具が、同上端部には、回動不可能な滑り止め端具がそれぞれ設けられているようにしてもよいのはもちろんである。二連梯子(70)でも一連の梯子でも、滑り止め端具を回動可能とするかまたは回動不可能とするかは適宜選択可能である。
上記各実施形態では、滑り止め部材(12a)(16)(29)(38)(50)(59)(65)(79)(80)に加えて、支柱(15)(23)(35)(43)(44)(63)(72)(75)の側面、足場板部(12)(25)(32)(42)(51)の側面、その他の補強部材(46)(47)等の側面に、畜光材を使用したラベルを貼り付けることにより、暗闇における認識性をより向上させることができる。また、図6の連結部材(66)および開き止め(67)やこれに類似の連結金具に畜光材を塗装することによっても、暗闇における認識性をより向上させることができ、滑り止め部材(12a)(16)(29)(38)(50)(59)(65)(79)(80)と畜光材のラベルまたは塗料との両方を使用することにより、より一層安全性および作業性を向上させることができる。
図1は、この発明の滑り止め部材が好適に使用される1実施形態としての踏み台を示す斜視図である。 図2は、この発明の滑り止め部材が好適に使用される1実施形態としての作業台を示す斜視図である。 図3は、この発明の滑り止め部材が好適に使用される1実施形態としての作業台を示す斜視図である。 図4は、この発明の滑り止め部材が好適に使用される1実施形態としての作業台を示す斜視図である。 図5は、この発明の滑り止め部材が好適に使用される1実施形態としての足場板を示す斜視図である。 図6は、この発明の滑り止め部材が好適に使用される1実施形態としての脚立を示す斜視図である。 図7は、この発明の滑り止め部材が好適に使用される1実施形態としての梯子を示す斜視図である。
符号の説明
(11) 踏み台
(12) 足場板部
(12a) 滑り止めシート(滑り止め部材)
(15) 支柱
(16) 滑り止め端具(滑り止め部材)
(20) 作業台
(23) 支柱
(24) 踏み桟
(25) 足場板部
(29) 滑り止め端具(滑り止め部材)
(31) 作業台
(32) 足場板部
(35) 支柱
(38) 滑り止め端具(滑り止め部材)
(41) 作業台
(42) 足場板部
(43)(44)支柱
(45) 踏み桟
(50) 滑り止め端具(滑り止め部材)
(51) 足場板(足場板部)
(59) 滑り止めコーナー部材(滑り止め部材)
(60) 脚立
(63) 支柱
(64) 踏み桟
(65) 滑り止め端具(滑り止め部材)
(70) 二連梯子(梯子)
(72)(75)支柱
(74)(76)踏み桟
(79) 滑り止め端具(滑り止め部材)
(80) 滑り止め端具(滑り止め部材)

Claims (4)

  1. 踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子で使用される滑り止め部材であって、畜光材を混入した合成樹脂で形成されていることを特徴とする踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子用滑り止め部材。
  2. 凹凸を有する方形板状に形成されており、足場板部または踏み桟の表面に設けられている請求項1の踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子用滑り止め部材。
  3. 帯状に形成されており、足場板部または踏み桟の表面の少なくとも対向する長辺部に沿って設けられている請求項1の踏み台、作業台、足場板、脚立および梯子用滑り止め部材。
  4. 有底筒状に形成されており、支柱の下端部、支柱の上端部または伸縮脚の下端部に嵌め被せられる端具とされている請求項1の踏み台、作業台、脚立および梯子用滑り止め部材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101525893B1 (ko) * 2014-02-25 2015-06-03 (주) 우석디앤씨 절첩식 사다리
CN107605146A (zh) * 2017-09-14 2018-01-19 无锡市白马机械设备有限公司 具备照明辅助的脚手架踏板
WO2020015543A1 (zh) * 2018-07-16 2020-01-23 江苏宙际杰智能科技股份有限公司 一种梯子

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