JP2005059195A - 工具及び係止部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 工具又は係止部材に装着されている木製の柄においては複雑な形状を作り出すのには高度な加工技術と時間が必要である。その木柄に機能部を強固に固定する作業においてはビスなどの部品数が多くなり、工程面で相当な手間が必要とされるばかりでなく木柄が割れたりして無駄も多く、耐用年数も短い。樹脂の柄についてはインサート成型やアウトサート成型における収縮問題にまつわる冷却時間及び原料費などの難点と成型に必要とされる金型製作における肉厚や偏肉などの問題などがある。よって、多種多様なデザインで強固に装着された仕様の工具又は係止部材を提供することが課題である。
【解決手段】 機能部と柄部とから構成され、当該機能部の一端が当該柄部に挿入されてなる工具又は係止部材において、当該柄部がセメント、モルタル又はコンクリートのいずれかから形成されてなることを特徴とする工具又は係止部材。
【選択図】 図3

Description

本発明は、金属、セラミックス等の機能部と柄部とが強固に結合し、かつ前記柄部の形状の自由度が高い工具及び係止部材に関するものである。
やすりやドライバー、左官用こて等の工具の柄はその用途に応じて回転、押し引き運動に耐える強固な結合を必要とするため、木製又は金属製の柄部に金具で機能部をビス留めしたり、機能部の一端を挿入したまま樹脂による多重成型又はインサート成型によって柄部を形成したりすることによって、このような工具を提供している。例えば、実開平7−660号には木柄ドライバーが開示されている。さらに、複数の部材を固定する際の締め付けに用いられる係止部材も、上記工具と同様にして提供されている。
しかし、上記のような柄部では、加工やコスト面でその形状が限定されてしまうという課題があった。例えば、木製の柄は主に旋盤で加工製造するために対称な形に制限され、使用者の手になじむ形状にすることが難しく、複雑な形状を作り出すのには高度な加工技術と時間が必要である。その木柄に機能部を強固に固定する作業においてはビスなどの部品数が多くなり、工程面で相当な手間が必要とされるばかりでなく木柄が割れたりして無駄も多く、耐用年数も短い。また、金属製の柄は鋳造によれば自由な形状にすることは可能であるが、コストが極めて高くなり、量産には不向きである。さらに、樹脂製の柄は、樹脂の厚さに制限があるため(すなわち、厚くなるほど樹脂内部が硬化しにくくなり、機能部と強固に結合することが困難となるため)、肉厚の形状とするには複数の部材を成型した後に各部材を組み合わせるといった工程が必要となる。また、インサート成型やアウトサート成型における収縮問題にまつわる冷却時間及び原料費などの難点と成型に必要とされる金型製作における肉厚や偏肉などの問題などがある。
従って、本発明の目的は、機能部と柄部との強固な結合を維持しつつ、前記柄部の形状の自由度が高く目的に応じて自由にデザインすることができる工具及び係止部材を提供することにある。
即ち、本発明の要旨は、
〔1〕機能部と柄部とから構成され、当該機能部の一端が当該柄部に挿入されてなる工具において、当該柄部がセメント、モルタル又はコンクリートのいずれかから形成されてなることを特徴とする工具、
〔2〕当該柄部の外周の少なくとも一部が金属、樹脂及び木材からなる群より選ばれる一種以上のもので覆われている前記〔1〕に記載の工具、
〔3〕当該機能部の一端にねじやまが設けられ、当該機能部の一端が挿入される当該柄部に当該機能部の一端が螺合可能なねじやまが設けられてなる前記〔1〕又は〔2〕に記載の工具、
〔4〕機能部と柄部とから構成され、当該機能部の一端が当該柄部に挿入されてなる係止部材において、当該柄部がセメント、モルタル又はコンクリートのいずれかから形成されてなることを特徴とする係止部材、
〔5〕当該柄部の外周の少なくとも一部が金属、樹脂及び木材からなる群より選ばれる一種以上のもので覆われている前記〔4〕に記載の係止部材、
〔6〕機能部と、柄部の外周を覆うための部材とを含んでなる、前記〔2〕に記載の工具を組み立てるための工具キットに関する。
本発明の工具及び係止部材は、その柄部がセメント、モルタル又はコンクリートのいずれか一種から形成されたものであるため、機能部と柄部との結合が強固であり、かつ前記柄部の形状の自由度が高い。
本発明の工具は、機能部と柄部とから構成され、当該機能部の一端が当該柄部に挿入されてなる工具である。このような工具の例としては、ハンマー、のみ、のこぎり、きり、ドライバー、左官用こて、へら、やすり、小刀、彫刻刀、砥石等が挙げられる。さらに、本発明における工具には、上記のような工作に使われる道具である一般的な工具だけでなく、はさみ、カッターナイフ等の文房具、農作業に使われるショベル、鎌、根切り、レーキ、根起し、ホー等の農具、園芸に使われる移植ごて、フォーク、草抜き、くま手、草削り、草カキ等の園芸具、土木・建築現場で使われる杭等の表示具が含まれる。さらには、あかすり用軽石等の浴室洗面用品、ナイフ、包丁、ワインオープナー、栓抜き、卵泡立て器等の台所用品、ミニほうき、金ブラシ、刷毛、肩たたき等の日用雑貨、筋力トレーニング用のダンベル等の運道具、さらには玩具であっても、機能部と柄部とから構成される道具であれば、本発明における工具に包含される。
工具の機能部とは、ナイフ、包丁、のみ、のこぎり、きり、やすり、彫刻刀、小刀、カッターナイフ、はさみの刃の部分、ハンマーのヘッド、栓抜きの栓と接触する部分、卵泡立て器の食品素材と接触する部分、ダンベルの両端のおもり(金属)の部分、ドライバーのねじと接触する部分、ミニほうき、左官用こて、移植ごてくま手及びショベルの土と接触する部分、ワインオープナーのコルクを刺す部分、かま、根切り、フォーク、草抜き、草削り、レーキ、根起し、ホー、草カキの植物体と接触する部分、へらの目地と接する部分、あかすり用軽石、肩たたきの人体と接触する部分、刷毛の塗料等を付着させる部分、砥石、金ブラシの金属材料と接する部分、杭の地中に突き刺す部分をいう。ここで、ダンベルにおいて、柄部とは手で握る部分である。さらには、肩たたき等のように、機能部の外周をさらに別の部材、たとえば、セメント等、樹脂、金属、木材等で覆ってもよい。なお、あかすり用軽石の機能部としては、セメント等をそのまま利用してもよい。また、杭の柄部に適切な意匠を施して目印としたり、さらに平面状・球体状等に加工して標識や看板等に用いることもできる。このような杭を用いての目印、標識および看板も、本発明の工具に包含される。杭の機能部と柄部との接続をネジ式として、運搬を容易にすることができる。
機能部の材質としては、鉄、チタン等の金属、セラミックス等が挙げられるが、さらに、樹脂、動物の毛等を用いることもできる。ここで、機能部の不都合な回転・上下動を防止するために、機能部の柄部に挿入される箇所にリブ、切り込み、貫通孔等を設けることが好ましい。かかる機能部は、工具を製造しているメーカーの既製品を利用できメーカーは新しい商品構成を得られる。もしくは購入することにより、安価でオリジナルな商品を作ることができる。
本発明の係止部材は、機能部と柄部とから構成され、当該機能部の一端が当該柄部に挿入されてなる係止部材である。本明細書において係止部材とは、例えば、1)機械の締め付け部分等、複数の部材を締め付けて固定する際に用いられる部材(例えば、扇風機やいす等の高さ調節に用いられる調節ネジ等)、2)床等の設置面を保護するための、物品の底部に設けられる部材(例えば、机、テーブル、台座等の家具等の足等)、3)物品の移動・把持の際に利用される、物品の側面部等に設けられる部材(例えば、家具等の取手、つまみ等)、4)紙片等を壁面等に固定する際に用いられる部材(例えば、飾り釘等)等が挙げられる。
係止部材の機能部とは、鉄、チタン等の金属棒、セラミックス棒等の棒状の部材が挙げられる。このような機能部には、必要に応じてねじやまを設けてもよい。
本発明の工具及び係止部材の柄部はセメント、モルタル又はコンクリート(これらを「セメント等」とする)のいずれかから形成される。セメントは市販のセメントを用いることができる。また、商品たるセメントに添付の説明書に従って、これらセメント等の調製方法や各成分の配合比を設定すればよい。セメント等は安価であり、型枠の形状に応じて所望の形状に容易に成型でき、しかも肉厚でも内部まで強固に硬化するため、工具及び係止部材の機能部を固定する目的に適している。しかも、硬化したセメント等そのものも柄部を構成する。セメント等には、通常配合される石や砂のほかに、金属(片)、木(片)、樹脂(片)等を配合してもよい。
工具及び係止部材の柄部の外周は、セメント等がそのままむき出しの状態でもよく、塗装してもよく、ラミネート加工してもよく、適切な部材で覆われていてもよい。手触りを良好にしたり、滑りを押さえる観点から、適切な部材、例えば金属、樹脂及び木材からなる群より選ばれる一種以上のもので柄部の外周の少なくとも一部を覆うことがより好ましい。樹脂としては、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等の一般に使用される樹脂の他に、ゴム、発泡樹脂(発泡スチロール、スポンジ等)が挙げられる。適切な部材で柄部の外周を覆う場合、セメント等が所望の形状となるように型枠で機能部と一緒に硬化させた後、別途作製した、所望の形状を有する適切な部材でセメント等を覆うように両者を組み合わせて柄部を形成したり、あるいは、内部を中空とした適切な部材にセメント等を注入し、機能部と一緒に硬化させることによって柄部を形成する。部材として樹脂を用いることは、予めブロー成型や押し出し成型、インジェクション成型等の方法にて所望の形状に容易に加工することができ、しかもその形状に応じてセメント等を注入して容易に成型できるため、特に好ましい。セメント等を覆うために栓を用いてもよく、この場合の栓は既製品をそのまま利用できる。
本発明の工具及び係止部材は、機能部が抜けないように機能部と柄部とが完全に固着していてもよく、機能部と柄部とが着脱自在であってもよい。後者の場合、例えば、機能部の一端にねじやまを設け、機能部の一端が挿入される柄部に機能部の一端が螺合可能なねじやまを設ければよい。このとき、硬化したセメント等そのものにねじやまが設けられていてもよく、ねじやまが設けられた金属、樹脂、木材等をセメント等に固定してもよい。
さらに本発明は工具キット、即ち、機能部と、柄部の外周を覆うための部材とを含んでなる、本発明の工具を組み立てるための工具キットを包含する。このような部材としては、予め適切な形状に成型された物が用いられる。かかるキットの購入者は、セメント等を別途購入して、本明細書に記載された方法で本発明の工具を組み立てることができる。かかる本発明のキットには、セメント等や組み立てのための説明書が含まれていてもよい。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の工具の一態様の正面図である。図2は図1で示される工具の平面図である。図3は図2で示される工具のA−A断面図である。ここで、この工具はマイナスドライバーである。この態様の工具は機能部(ドライバー金具)3と柄部21とから構成される。機能部3には軸の回転防止のためのリブ5が設けられている。リブ5の役割においては、機能部3に一体に形成されている従来品を用いることができる。柄部21はセメント1とブロー成型品2とから構成される。ブロー成型品2の中空部にセメント1が注入されており、機能部3が挿入されている。セメント1がブロー成型品2の中空部で硬化するため、機能部3が固定され、リブ5によって回転が防止される。凹み4はセメント1がブロー成型品2の中空部で回転又は上下するのを防止すると同時に、本発明品を使用する時の滑り止めとして機能する。ブロー成型品2の頂部には、樹脂製の栓17が螺合可能なねじやま18が設けられている。
図4は本発明の工具の一態様の側面断面図である。ここで、この工具はマイナスドライバーである。本態様において、柄部は金属加工品6aとゴムのインジェクション成型品6bとから構成される。本態様では、ドライバーの軸の回転防止・抜け落ち防止のために、機能部3に貫通孔11が設けられ、その孔に抜け落ち防止棒12が差し込まれた構成としている。また、セメント1の回転・上下動を防止するための凹み4がインジェクション成型品6bに設けられている。
図5は本発明の工具の一態様の正面図である。図6は図5の柄部13の側面断面図である。ここで、この工具は移植ごてである。この態様の工具は機能部(移植ごて)10と縦穴8により補強された柄部13とから構成される。機能部10の抜け落ち防止のために、機能部10に貫通孔11が設けられている。この場合、貫通孔11を貫くようにセメント1が硬化するため、機能部10の抜け落ちが防止できる。また、この態様では、ブロー成型品7にはリベット9を嵌めるための孔を設け、この孔からセメント1を注入する。この孔はセメント1の硬化を促進する機能も有する。リベット9をゴムや樹脂で作製すれば、こてを使用する時の滑り止めとなる。
図7は本発明の工具の一態様の断面図である。ここで、この工具はくま手である。この態様の工具は機能部(くま手)15と、柄部を構成するセメント1、発泡樹脂14及びゴムの栓19とからなる。機能部15の抜け落ち防止のために、機能部15に貫通孔11が設けられている。
図8は本発明の工具の一態様の断面図である。ここで、この工具は貫通式ドライバーである。この態様の工具は機能部(貫通式ドライバー金具)20と、柄部を構成するセメント1、樹脂製の栓19及びゴム16とからなる。機能部20は柄部を貫いて柄部の頂部に達している。よって、この工具をのみのように用いることも可能である。また機能部20の抜け落ち防止のために、機能部20に貫通孔11が設けられている。ゴム16には、滑り止めのため及びセメント1のゴム16内での回転・上下動を防止するために凹み4が設けられている。
図9は本発明の工具の一態様の側面図である。ここで、この工具は左官用こてである。この態様の工具は機能部(左官用こて)22と、柄部を構成するセメント1(図示せず)、インジェクション成型品6b及びブロー成型品2とからなる。本態様の左官用こてでは、機能部22の一端は柄部と直角に結合している。
図10は本発明の工具の一態様の正面図である。ここで、この工具はマイナスドライバーである。この態様の工具は機能部(ドライバー金具)3と、柄部を構成するセメント1(図示せず)及びブロー成型品2とからなる。ブロー成型品2を成型した後、所定の位置でブロー成型品2を切断し、次いで機能部3を挿入してセメント1を硬化させる。硬化後に切断した残りのブロー成型品2を嵌合して本発明の製品を得る。
図11は本発明の係止部材の一態様の正面図である。ここで、この係止部材はいすの高さ調節に用いられる調節ネジである。この態様の係止部材は機能部(金属棒)23と、柄部を構成するセメント1(図示せず)及びブロー成型品2とからなる。本態様の係止部材は、機能部23にねじやまが設けられている。
図12は本発明の工具の一態様の正面図である。図13は図12で示される工具の正面断面図である。ここで、この工具はマイナスドライバーである。本態様において、柄部26はブロー成型品27a、ブロー成型品27b、成型品28、セメント1、35及びステンレス筒25から構成される。ステンレス筒25は回転自由となるように、柄部26と間隙を設けて具備されている。本態様では、ドライバーの軸の回転防止・抜け落ち防止のために、機能部(ドライバー金具)3に貫通孔11が設けられ抜け落ち防止棒12が挿入されている。乾燥孔24は成型品28により封印される。成型品28はセメント35により固定され乾燥孔28aによりセメント35が硬化する。
マイナスドライバーを用いて長いビスを締める際、最初のうちはビスの安定が悪いため締めにくいことがある。その場合、このような態様のマイナスドライバーを用いて、ステンレス筒25を抓むことによってビスを直立させ、柄部26を回転させることによって、長いビスの初期段階(仮止め)での締め付けが可能となる。
本態様の工具は、例えば以下のようにして製造することができる。
ブロー成型品27bにステンレス筒25を嵌め込んだブロー成型品27aを被せて機能部3を挿入し、貫通孔11に抜け落ち防止棒12を差し込み決められた分だけ機能部3をもどしセメント1を乾燥孔24より注入する。この場合、より強固な接合が必要とされるため後記に述べる2回注入法で行う。セメント1が硬化して機能部3が固定されたら、再び乾燥孔24よりセメント35を注入し同時に成型品28を嵌め込む。セメント35は成型品28に設けられた乾燥孔28aにより硬化が促進され成型品28とブロー成型品27aに強固に接合される。これで、ブロー成型品27aとブロー成型品27bと成型品28により図12の柄部26が形成される。これにより、優れた結合を可能にするとともに柄部26を強固なものに構成できる。
図14は本発明の工具の一態様の正面断面図である。ここで、この工具はショベルである。この態様の工具は機能部(ショベル)37と、柄部を構成するセメント1、ブロー成型品27a、ブロー成型品27b及び金属板29とからなる。機能部22の抜け落ち防止のために、機能部22に切り込み33が設けられている。切り込み33は鍛造、鋳造における型によるものでも既製品にてグラインダーなどで後加工してもよい。ブロー成型品27aの所定の位置に金属板29を設置して、セメント1の注入量を調整する。
図15は本発明の工具の一態様の正面断面図である。ここで、この工具はプラスドライバーである。この態様の工具は機能部3(ドライバー金具)と、柄部を構成するセメント1、ブロー成型品27b、成型品28とからなる。機能部3の抜け落ち防止のために、機能部3にリブが設けられている。一体成型されたブロー成型品27aとブロー成型品27bは切り離すことによってブロー成型品27aは機能部3の安全キャップとしての役割を有する。また、セメント1の硬化促進のために、成型品28には乾燥孔(すり合わせ)28aが設けられている。
図16は本発明の工具の一態様の正面断面図である。図17は図16で示される工具のB−B断面図である。ここで、この工具はマイナスドライバーである。本態様において、柄部はブロー成型品(透明)31、成型品28と印刷された薄板(プラスチック)32とセメント1から構成される。機能部(ドライバー金具)3はセメント1により抜け落ち防止棒12で固定されている。印刷された薄板(プラスチック)32は弾力性を利用してをブロー成型品(透明)31の内側に圧着されている。薄板32に宣伝文を印刷することによりオリジナルな工具を提供できるとともに販促品などにすることができる。
図18は本発明の工具の一態様の正面図である。ここで、この工具はワインオープナーである。本態様において、柄部13は外側のブロー成型品2と成型品28と内部のセメント(図示せず)から構成される。機能部(ワインオープナー)34は抜け落ち防止棒12(図示せず)と共にセメントで固定されている。
図19は本発明の係止部材の一態様の図である。Aは正面断面図であり、Bは正面図である。ここで、この係止部材は台座の足である。本態様において、柄部13はブロー成型品2とセメント1から構成される。機能部(金属棒)23は抜け落ち防止棒12が設けられ、セメント1での固定をより強固なものとしている。外観処理のためにプラスチック板30を嵌め込んだり塗装してもよい。
図20は本発明の係止部材の一態様の図である。Aは正面断面図であり、Bは正面図である。ここで、この係止部材は取手である。
本態様において、柄部13はブロー成型品7、金属板29、セメント1及び機能部(金属棒)23から構成される。
機能部(金属棒)23はセメント1で固定されている。金属板29は柄部13を軽量化するためにセメント1を減量する。
図21は本発明の工具の一態様の正面図である。ここで、この工具はやすりである。本態様において、柄部13は外側のブロー成型品2、成型品28及び内部のセメント(図示せず)から構成される。機能部(やすり)36は挿入部に施された切り込み(図示せず)と共にセメントで固定されている。
図22は本発明の工具の一態様の側面図である。ここで、この工具はやすりである。本態様において、柄部13は外側のブロー成型品2、成型品28及び内部のセメント(図示せず)から構成される。機能部(やすり)36は挿入部に施された切り込み(図示せず)と共にセメントで固定されている。
図23は本発明の工具の一態様の側面図である。ここで、この工具はやすりである。本態様において、柄部13は外側のブロー成型品27a、27bと内部のセメント(図示せず)から構成される。機能部(やすり)36は挿入部に施された切り込み(図示せず)と共にセメントで固定されている。
図24〜図26は本発明の工具の一態様の側面図である。ここで、この工具は左官用こてである。これらの態様の工具は、ブロー成型又はインジェクション成型された多種多様の形状を有する外部と、セメント(図示せず)から構成される柄部21と、機能部(左官用こて)22とリベット9から構成される。このように、ブロー成型又はインジェクション成型によって形状が自由に成型でき、しかもセメント等により安価でかつ強固に機能部22を固定できる。
図27は本発明の工具の一態様の側面図である。ここで、この工具はのこぎり(金ノコ)である。本態様において、柄部13には二箇所の機能部(金属棒)23が設けられている。この柄部13は、従来の金ノコの柄部と保持部の両者の機能を兼ねる部材であり、本態様の金ノコはハンディタイプである。また、これらの機能部23により、のこぎりの刃38が固定される。このように、機能部23を介して刃38を固定しても良い。
図28は本発明の工具の一態様の側面図である。ここで、この工具は杭である。本態様において、柄部はセメント(図示せず)とブロー成型品2とから構成される。機能部23は金属棒であり、一方の先端を尖らせて地中に突き刺しやすい形状としている。
図29は本発明の係止部材の一態様の側面断面図である。ここで、この係止部材はテーブルの足である。本態様において、柄部はセメント1とブロー成型品2とから構成される。このように、表面をブロー成型品等の樹脂とすることにより、デザイン上の自由度が増すだけでなく、さらに子供の手足がテーブルの足に当たった時の衝撃を和らげることができる。機能部23は金属棒であり、この金属棒の一端で天板39を固定している。
図30は本発明の工具の一態様の側面断面図である。ここで、この工具はダンベルである。本態様において、柄部はセメント1とブロー成型品2とから構成される。機能部40はおもり(金属)であり、凸状に突き出た機能部40の一端が柄部に挿入され、固定されている。
本発明の工具の一態様の正面図である。 図1で示される工具の平面図である。 図2で示される工具のA−A断面図である。 本発明の工具の一態様の側面断面図である。 本発明の工具の一態様の正面図である。 図5の柄部13の側面断面図である。 本発明の工具の一態様の断面図である。 本発明の工具の一態様の断面図である。 本発明の工具の一態様の側面図である。 本発明の工具の一態様の正面図である。 本発明の係止部材の一態様の正面図である。 本発明の工具の一態様の正面図である。 図12で示される工具の正面断面図である。 本発明の工具の一態様の正面断面図である。 本発明の工具の一態様の正面断面図である。 本発明の工具の一態様の正面断面図である。 図16で示される工具のB−B断面図である。 本発明の工具の一態様の正面図である。 本発明の係止部材の一態様の図である。 本発明の係止部材の一態様の図である。 本発明の工具の一態様の正面図である。 本発明の工具の一態様の側面図である。 本発明の工具の一態様の側面図である。 本発明の工具の一態様の側面図である。 本発明の工具の一態様の側面図である。 本発明の工具の一態様の側面図である。 本発明の工具の一態様の側面図である。 本発明の工具の一態様の側面図である。 本発明の係止部材の一態様の側面断面図である。 本発明の工具の一態様の側面断面図である。
符号の説明
1 セメント
2 ブロー成型品
3 機能部(ドライバー金具)
4 凹み
5 リブ
6a 金属加工品
6b インジェクション成型品
7 ブロー成型品
8 縦穴
9 リベット
10 機能部(移植ごて)
11 貫通孔
12 抜け落ち防止棒
13 柄部
14 発泡樹脂
15 機能部(くま手)
16 ゴム
17 栓
18 ねじやま
19 栓
20 機能部(貫通式ドライバー金具)
21 柄部
22 機能部(左官用こて)
23 機能部(金属棒)
24 乾燥孔
25 ステンレス筒
26 柄部
27a ブロー成型品
27b ブロー成型品
28 成型品
28a 乾燥孔(すり合わせ)
29 金属板
30 プラスチック板
31 ブロー成型品(透明)
32 印刷された薄板(プラスチック)
33 切り込み
34 機能部(ワインオープナー)
35 セメント
36 機能部(やすり)
37 機能部(ショベル)
38 (のこぎりの)刃
39 天板
40 おもり(金属)

Claims (5)

  1. 機能部と柄部とから構成され、該機能部の一端が該柄部に挿入されてなる工具において、該柄部がセメント、モルタル又はコンクリートのいずれかから形成されてなることを特徴とする工具。
  2. 該柄部の外周の少なくとも一部が金属、樹脂及び木材からなる群より選ばれる一種以上のもので覆われている請求項1に記載の工具。
  3. 機能部と柄部とから構成され、該機能部の一端が該柄部に挿入されてなる係止部材において、該柄部がセメント、モルタル又はコンクリートのいずれかから形成されてなることを特徴とする係止部材。
  4. 該柄部の外周の少なくとも一部が金属、樹脂及び木材からなる群より選ばれる一種以上のもので覆われている請求項3に記載の係止部材。
  5. 機能部と、柄部の外周を覆うための部材とを含んでなる、請求項2に記載の工具を組み立てるための工具キット。
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